JPH0296049A - Frc版の取付方法、並びに該方法に用いるfrc版および取付具 - Google Patents
Frc版の取付方法、並びに該方法に用いるfrc版および取付具Info
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- JPH0296049A JPH0296049A JP24399288A JP24399288A JPH0296049A JP H0296049 A JPH0296049 A JP H0296049A JP 24399288 A JP24399288 A JP 24399288A JP 24399288 A JP24399288 A JP 24399288A JP H0296049 A JPH0296049 A JP H0296049A
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- slab
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、FRC(繊維補強コンクリート)版を建築物
の躯体に取り付けるための取付方法、並びに該方法に用
いるFRC版および取付具に関する。
の躯体に取り付けるための取付方法、並びに該方法に用
いるFRC版および取付具に関する。
本発明において用いられるFRCとは、セメント系分散
質(ペースト、モルタル、コンクリート)中に繊維を分
散させたものをいう。狭義の意味では、分散質をモルタ
ルおよびコンクリートに限り、ガラス繊維補強セメント
等の繊維補強セメントを繊維補強コンクリートに含めな
い場合もあるが、本明細書ではFRCの語を繊維補強セ
メントを含む広義の意味とする。
質(ペースト、モルタル、コンクリート)中に繊維を分
散させたものをいう。狭義の意味では、分散質をモルタ
ルおよびコンクリートに限り、ガラス繊維補強セメント
等の繊維補強セメントを繊維補強コンクリートに含めな
い場合もあるが、本明細書ではFRCの語を繊維補強セ
メントを含む広義の意味とする。
第7図は、FRC版1を建築物の躯体2に取り付ける場
合の従来の方法の一例を示す。FRC版1には埋込みナ
ツト8が埋め込まれており、この埋込みナツト8にボル
ト3を螺合し、さらにこのボルト3にL字型金具4に設
けられたボルト穴5を嵌合した上、ボルト3に取付ナツ
ト6を螺合し、該取付ナツト6と埋込みナツト8との間
にL字型金具4を挟持する。そして、このL字型金具4
を別のL字型金具7を介して躯体2に取り付ける。
合の従来の方法の一例を示す。FRC版1には埋込みナ
ツト8が埋め込まれており、この埋込みナツト8にボル
ト3を螺合し、さらにこのボルト3にL字型金具4に設
けられたボルト穴5を嵌合した上、ボルト3に取付ナツ
ト6を螺合し、該取付ナツト6と埋込みナツト8との間
にL字型金具4を挟持する。そして、このL字型金具4
を別のL字型金具7を介して躯体2に取り付ける。
しかし、前記従来のFRC版の取付方法では、次のよう
な欠点があった。
な欠点があった。
(a)埋込みナツト8を埋め込む部分においてFRC版
1の厚さを厚くしなければならず、FRC版1の厚さが
均一でなくなるので、FRC版1に強度上の問題を生じ
る。
1の厚さを厚くしなければならず、FRC版1の厚さが
均一でなくなるので、FRC版1に強度上の問題を生じ
る。
(b)埋込みナツト8の位置に取付位置が限定されてし
まうので、取付位置の自由度がない。
まうので、取付位置の自由度がない。
(c)取付作業の作業能率が悪い。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、F
RC版の厚さを均一にし、FRC版の強度を高めること
ができるとともに、取付位置の自由度が大きく、しかも
取付作業の作業能率を向上することができるFRC版の
取付方法、並びに該方法に用いるFRC版および取付具
を提供することを目的とする。
RC版の厚さを均一にし、FRC版の強度を高めること
ができるとともに、取付位置の自由度が大きく、しかも
取付作業の作業能率を向上することができるFRC版の
取付方法、並びに該方法に用いるFRC版および取付具
を提供することを目的とする。
本発明による取付具は、
互いに平行に延びる複数の連結棒と、これらの連結棒に
固定された金属製の取付板とを有してなり、 前記取付板は横断面溝形状をなしていて、該溝形の開口
側において前記連結棒に固定されており、前記開口と反
対側の外面と前記連結棒との間には所定の間隔が設けら
れているものである。
固定された金属製の取付板とを有してなり、 前記取付板は横断面溝形状をなしていて、該溝形の開口
側において前記連結棒に固定されており、前記開口と反
対側の外面と前記連結棒との間には所定の間隔が設けら
れているものである。
また、本発明によるFRC版は、
前記FRC版取付具の連結棒および取付板を埋め込まれ
たFRC版であって、 前記取付板の前記外面は該FRC版から露出されている
ものである。
たFRC版であって、 前記取付板の前記外面は該FRC版から露出されている
ものである。
さらに、本発明によるFRC版の取付方法は、前記FR
C版の取付板の外面と建築物の躯体に取り付けられた金
具とを溶接することにより前記FRC版を前記躯体に取
り付けるものである。
C版の取付板の外面と建築物の躯体に取り付けられた金
具とを溶接することにより前記FRC版を前記躯体に取
り付けるものである。
本発明においては、取付具は薄くできるので、取付具の
埋込み部においてFRC版が厚くなるようなことはなく
、FRC版を均一の厚さとすることができる。
埋込み部においてFRC版が厚くなるようなことはなく
、FRC版を均一の厚さとすることができる。
また、取付板を横断面溝形状とし、該取付板の前記開口
と反対側の外面と連結棒との間に所定の間隔(第5図の
D)を設けているので、連結棒に対するFRC層の被り
厚さ(Dに対応する厚みとなる)を深くし、FRC版に
取付具を強固に埋め込むことができる。
と反対側の外面と連結棒との間に所定の間隔(第5図の
D)を設けているので、連結棒に対するFRC層の被り
厚さ(Dに対応する厚みとなる)を深くし、FRC版に
取付具を強固に埋め込むことができる。
また、比較的に広い面積を有する取付板を、躯体に取り
付けられた金具に溶接することにより、FRC版を躯体
に取り付けるので、取付位置の自由度が大きい。
付けられた金具に溶接することにより、FRC版を躯体
に取り付けるので、取付位置の自由度が大きい。
また、取付作業の作業能率を向上することができる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1〜6図は本発明の一実施例を示す。このうち第2〜
4図は本実施例における取付具11を単体で示したもの
であり、この取付具11は2本の互いに平行な鋼鉄製の
連結棒12に適当な間隔で鋼鉄製の取付板13を溶接し
てなる。前記取付板13は浅い溝形状の横断面をなして
いて、該溝形の開口側において前記連結棒12に溶接さ
れており、前記開口と反対側の外面13aと前記連結棒
12との間には間隔りが設けられている。
4図は本実施例における取付具11を単体で示したもの
であり、この取付具11は2本の互いに平行な鋼鉄製の
連結棒12に適当な間隔で鋼鉄製の取付板13を溶接し
てなる。前記取付板13は浅い溝形状の横断面をなして
いて、該溝形の開口側において前記連結棒12に溶接さ
れており、前記開口と反対側の外面13aと前記連結棒
12との間には間隔りが設けられている。
第5図は本実施例におけるFRC版14の断面図、第6
図は該FRC版14の正面図であり、これらの図に示さ
れるように、該FRC版14はその適所に前記取付具1
1を埋め込まれている。ただし、取付板13の外面13
aのみはFRC版14から露出されている。
図は該FRC版14の正面図であり、これらの図に示さ
れるように、該FRC版14はその適所に前記取付具1
1を埋め込まれている。ただし、取付板13の外面13
aのみはFRC版14から露出されている。
第1図は、上述のようなFRC版14を建築物の躯体2
に取り付ける方法を示す。L字型金具15の一方の辺1
5aに設けられた、該辺15aの長さ方向に延びる長穴
16にボルト17を挿通して、該ボルト17によりL字
型金具15を躯体2に取り付ける。また、L字型金具1
5の他方の辺15bに設けられた長さ方向に延びる長穴
18およびもう−っのL字型金具19の一方の辺19a
に設けられた穴20にボルト21を挿通し、このボルト
21にナツト22を螺合して締め付けることにより、L
字型金具15にL字型金具19を取り付ける。そして、
L字型金具19の他方の辺19bに取付具11の取付板
13の外面13aを溶接する。これにより、L字型金具
15および19を介してFRC版14が躯体2に取り付
けられる。
に取り付ける方法を示す。L字型金具15の一方の辺1
5aに設けられた、該辺15aの長さ方向に延びる長穴
16にボルト17を挿通して、該ボルト17によりL字
型金具15を躯体2に取り付ける。また、L字型金具1
5の他方の辺15bに設けられた長さ方向に延びる長穴
18およびもう−っのL字型金具19の一方の辺19a
に設けられた穴20にボルト21を挿通し、このボルト
21にナツト22を螺合して締め付けることにより、L
字型金具15にL字型金具19を取り付ける。そして、
L字型金具19の他方の辺19bに取付具11の取付板
13の外面13aを溶接する。これにより、L字型金具
15および19を介してFRC版14が躯体2に取り付
けられる。
本発明においては、取付具11は薄くできるので、取付
具11の埋込み部においてFRC版14が厚くなるよう
なことはなく、FRC版14を均一の厚さとすることが
できる。
具11の埋込み部においてFRC版14が厚くなるよう
なことはなく、FRC版14を均一の厚さとすることが
できる。
また、取付板13を横断面溝形状とし、該取付板13の
外面13aと連結棒12との間に間隔D(第5図参照)
を設けているので、連結棒12に対するFRC層の被り
厚さ(Dに対応する厚みとなる)を深くし、FRC版1
4に取付具11を強固に埋め込むことができる。
外面13aと連結棒12との間に間隔D(第5図参照)
を設けているので、連結棒12に対するFRC層の被り
厚さ(Dに対応する厚みとなる)を深くし、FRC版1
4に取付具11を強固に埋め込むことができる。
また、比較的に広い面積を有する取付板13をL字型金
具19に溶接することによりFRC版14を躯体2に取
り付けるので、取付位置の自由度が大きい。
具19に溶接することによりFRC版14を躯体2に取
り付けるので、取付位置の自由度が大きい。
さらに、従来より、取付作業の作業能率を向上すること
ができる。
ができる。
なお、前記実施例では、L字型金具15および19を介
してFRC版取版取付具合1体2に取り付けているが、
本発明においては、FRC版取付具を他の種の金具を介
して躯体に取り付けてもよい。
してFRC版取版取付具合1体2に取り付けているが、
本発明においては、FRC版取付具を他の種の金具を介
して躯体に取り付けてもよい。
以上のように本発明は、FRC版の厚さを均一にしFR
C版の強度を高めることができるとともに、取付位置の
自由度が大きく、しかも取付作業の作業能率を向上する
ことができるという優れた効果を得られるものである。
C版の強度を高めることができるとともに、取付位置の
自由度が大きく、しかも取付作業の作業能率を向上する
ことができるという優れた効果を得られるものである。
第1図は本発明によるFRC版の取付方法の一実施例を
示す断面図、第2図は該実施例における取付具を示す正
面図、第3図は該実施例における取付具を示す側面図、
第4図は第2図のIV−IV線における断面図、第5図
は該実施例におけるFRC版を示す断面図、第6図は該
実施例におけるFRC版を示す正面図、第7図は従来の
FRC版の取付方法を示す断面図である。 2・・・・・・躯体、11・・・取付具、12・・・連
結棒、13・・・取付板、13a・・・取付板の外面、
14・・・FRC版、19・・・L字型金具。
示す断面図、第2図は該実施例における取付具を示す正
面図、第3図は該実施例における取付具を示す側面図、
第4図は第2図のIV−IV線における断面図、第5図
は該実施例におけるFRC版を示す断面図、第6図は該
実施例におけるFRC版を示す正面図、第7図は従来の
FRC版の取付方法を示す断面図である。 2・・・・・・躯体、11・・・取付具、12・・・連
結棒、13・・・取付板、13a・・・取付板の外面、
14・・・FRC版、19・・・L字型金具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、互いに平行に延びる複数の連結棒と、これらの連結
棒に固定された金属製の取付板とを有してなり、 前記取付板は横断面溝形状をなしていて、該溝形の開口
側において前記連結棒に固定されており、前記開口と反
対側の外面と前記連結棒との間には所定の間隔が設けら
れていることを特徴とするFRC版取付具。 2、請求項1記載のFRC版取付具の連結棒および取付
板を埋め込まれたFRC版であって、前記取付板の前記
外面は該FRC版から露出されていることを特徴とする
FRC版。3、請求項2記載のFRC版の取付板の外面
と建築物の躯体に取り付けられた金具とを溶接すること
により前記FRC版を前記躯体に取り付けることを特徴
とするFRC版の取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24399288A JPH0296049A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | Frc版の取付方法、並びに該方法に用いるfrc版および取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24399288A JPH0296049A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | Frc版の取付方法、並びに該方法に用いるfrc版および取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296049A true JPH0296049A (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=17112104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24399288A Pending JPH0296049A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | Frc版の取付方法、並びに該方法に用いるfrc版および取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0296049A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6245377B1 (en) * | 1999-08-04 | 2001-06-12 | Mars Incorporated | Method of stabilization of rice bran by acid treatment and composition of the same |
ES2694585A1 (es) * | 2018-06-27 | 2018-12-21 | Construcciones Juan Zorzano Blanco, S.L. | Panel, procedimiento de fabricación y de montaje y envolvente aislante |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP24399288A patent/JPH0296049A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6245377B1 (en) * | 1999-08-04 | 2001-06-12 | Mars Incorporated | Method of stabilization of rice bran by acid treatment and composition of the same |
ES2694585A1 (es) * | 2018-06-27 | 2018-12-21 | Construcciones Juan Zorzano Blanco, S.L. | Panel, procedimiento de fabricación y de montaje y envolvente aislante |
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