JPH0295633A - 薄板部品用の真空吸着器、薄板部品の取扱方法、薄板部品取扱装置、半導体ウエハ移し替え装置 - Google Patents

薄板部品用の真空吸着器、薄板部品の取扱方法、薄板部品取扱装置、半導体ウエハ移し替え装置

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JPH0295633A
JPH0295633A JP63245189A JP24518988A JPH0295633A JP H0295633 A JPH0295633 A JP H0295633A JP 63245189 A JP63245189 A JP 63245189A JP 24518988 A JP24518988 A JP 24518988A JP H0295633 A JPH0295633 A JP H0295633A
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thin plate
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鹿野 英男
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斉須 好一
Kiyotaka Kano
狩野 清隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数に積み重ねられた薄板部品を1枚ずつ分
離して、他の場所などに移し替える場合等に用いる薄板
部品用の真空吸着器、薄板部品取扱装置、及び半導体ウ
ェハ移し替え装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば、半導体ウェハなどのように表面状態が極めて良
好に仕上げられた薄板部品(以下ワークと称する)は、
密着させて積み重ねた状態にすると、ワーク相互間に空
間がなくなって真空状態となることから、お互いに付着
力が発生する。このため、例えば1枚目のワークを真空
吸着により持ち上げようとすると、2枚目以降のワーク
も連れ上がりが発生し、1枚ずつ分離して持ち上げるこ
とができない場合がある。このような問題を解決する方
法として、実開昭62−44534号公報に記載された
技術が提案されている。
同公報に示された技術は、積み重ねたワークを水に漬け
た状態で取り扱うものであり、これによれば毛細管現象
によってワーク相互間がぬれた状態になり、ワークを面
方向に滑動させやすくなるから、吸着装置によりワーク
を吸着し、面方向に移動させて1枚分の厚みに相当する
幅のスリットを通して、1枚ずつ分離するようにしたも
のである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の技術によれば、水の中で取り扱わな
ければならないので、ワークの種類等によっては適用で
きない場合がある。また次の工程がぬれた状態のままで
よい場合はよいが、乾いた状態が要求される場合には、
別途乾燥工程を設けなければならないという問題がある
また、上記従来の技術によれば、スリットを通過させる
ことにより、1枚ずつ分離する方法をとっていることか
ら、例えば半導体ウェハのような薄い部品の場合には、
スリットの幅も極めて狭くなる(例えば、0.2〜0.
5III11)、コノタメ、通過の際にウェハの周辺部
が欠けたり、表面に擦過傷をつけるなど、ワークを損傷
させる恐れがある。
さらに、ワーク全体を積み重ね方向にバネにより押しつ
けなければならない構成としていることから、ワークの
積み重ね量によって押付は力が強力になることがあり、
これがワーク損傷の要因となり得る。
また、ワークを分離した後の次工程の取扱又は処理装置
との関係については何ら配慮されておらず、例えば分離
したワークを所定のワーク収納治具などに移し替える場
合を考えると、関連する全体構成が複雑になる恐れがあ
る。
本発明の目的は、積み重ねられた薄板部品を大気中で1
枚ずつ確実に分離して吸着できる薄板部品用の真空吸着
器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記真空吸着器を用い、積
み重ねられた薄板部品を1枚ずつ分離して移送するに好
適な薄板部品取扱装置を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、上記目的に加え分離
した薄板部品を他の収納部などに移し替えるに好適な薄
板部品取扱装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の真空吸着器は、凸状
の曲面を有してなる吸着面と、一端が負圧源に連通可能
に形成されてなる少なくとも2つの通孔を有し、該通孔
の他端が前記吸着面に距離をおいて開口されてなるもの
としたのである。
なお、前記吸着面を円柱面の一部とし、前記通孔の開口
が吸着面の中心母線に対して対称位置に穿設するのが望
ましい。
また、上記他の目的を達成するため、本発明の薄板部品
取扱装置は、薄板部品を積み重ね状態で保持するワーク
保持具と、凸状の曲面を有してなる吸着面に少なくとも
2つの通孔が距離をおいて開口されてなる真空吸着器と
、該真空吸着器の吸着面を前記ワーク保持具に保持され
た薄板部品の板面に接離可能に保持する吸着器保持手段
と、前記真空吸着器と前記ワーク保持具の間隙位置に挿
入退避可能に設けられたワーク搬送手段と、を含んでな
るものである。
また、上記更に他の目的を達成するため、本発明の薄板
部品取扱装置は、薄板部品を積み重ね状態で保持するワ
ーク保持具と、凸状の曲面を有してなる吸着面に少なく
とも2つの通孔が距離をおいて開口されてなる真空吸着
器と、該真空吸着器の吸着面を前記ワーク保持具に保持
された薄板部品の板面に接離可能に保持する吸着器保持
手段と、前記真空吸着器と前記ワーク保持具の間隙位置
に挿入退避可能に設けられた第1のワーク搬送手段と、
該ワーク搬送手段の挿入位置にて連係可能に配置された
第2のワーク搬送手段と、前記薄板部品が収納される多
段の棚を有してなるワーク収納治具を保持可能に形成さ
れ、かつ該ワーク収納治具の各欄の位置を前記第2の搬
送手段の終端搬送面位置に調節する位置決め手段を有し
てなる治具保持手段と、を含んでなるものとしたのであ
る。
また、次の構成どすることにより、半導体ウェハをウェ
ハ保持具から自動的に次工程の処理(例えば、洗浄処理
等)に用いるウェハ収納治具に移し替えることができる
すなわち、積み重ねられた半導体ウェハを収納可能な少
なくとも半割状の筒状体と、該筒状体内に軸方向に移動
可能に設けられたウェハ載置台とを有してなるウェハ保
持具と、与えられる指令により前記載置台をウェハの積
重ね方向に移送するリニアアクチュエータと、該リニア
アクチュエータにより移送されるウェハが所定位置に達
したことを検出して、当該リニアアクチュエータに停止
指令を出力するウェハ位置検出手段と、凸状の曲面を有
してなる吸着面に距離をおいて少なくとも2つの通孔が
開口されてなる真空吸着器と、該真空吸着器の吸着面を
前記ウェハ保持具に保持されたウェハ面に接離可能に当
該真空吸着器を保持する吸着器保持手段と、前記真空吸
着器の通孔に連通された真空吸引手段と、与えられる指
令により前記真空吸着器の吸着面を所定位置のウェハに
接する位置まで移動させた後原位置に復帰させる吸着器
駆動手段と、前記真空吸着器と前記ウェハ保持具の間隙
位置に挿入退避可能に設けられた第1のウェハ搬送手段
と、前記吸着器保持手段の復帰信号により前記第1のウ
ェハ搬送手段を所定の位置まで挿入した後原位置に復帰
させる搬送手段能動手段と、前記第1のウェハ搬送手段
の挿入位置において連係可能に配置された第2のウェハ
搬送手段と、前記ウェハが収納される多段の棚を有して
なるウェハ収納治具を保持する複数の保持具が周縁部に
配置された回転体と、与えられる指令により前記回転体
を回転して前記ウェハ収納治具を前記第2の搬送手段の
終端位置に順次移動させる体駆動手段と、該位置に移動
されたウェハ収納冶具の各欄の位置を前記ウェハ位置検
出信号に基づいて当該搬送手段の終端搬送面位置に移動
する位置決め手段と、を含んで構成する。
〔作用〕
上記の構成を有することから、本発明によれば以下の作
用により、目的が達成される。
上記真空吸着器によれば、ワークに対向接触する吸着面
が曲面で形成され、この曲面に少なくとも2つの通孔が
距離をおいて開孔されていることから、この通孔を介し
て真空吸着器を真空状態にすると、ワークは両端がめく
り上げられるように持ち上がり、これにより2枚目のワ
ークとは極めて僅かな面積で接触した状態となる。この
結果、1枚目と2枚目のワーク間の真空力が破れ、いわ
ゆる連れ上がりが防止され、確実に1枚ずつの分離がで
きる。また、分離のためにスリットなどを用いていなく
てよいことから、ワークの周辺部を損傷させたり、表面
に擦過傷をつけることがない。
また、上記の薄板部品取扱装置によれば、吸着器保持手
段を操作して真空吸着器を薄板部品の板面に接触させ、
吸着器を真空状態にして薄板部品を吸着する。そして真
空吸着器を元の位置に戻すと、最上層の薄板部品のみが
分離される。次にワーク搬送手段を真空吸着器の下方に
挿入し、吸着器を大気開放状態に戻すと、吸着されてい
た薄板部品が重力によりワーク搬送手段上に落下する。
ワーク搬送手段上に落下した薄板部品は、必要に応じて
次の工程に搬送される。
また、ワーク保持具内の薄板部品全体を積み重ね方向に
移送するワーク送り手段と、薄板部品が所定位置に達し
たことを検出してワークの送りを停止させるワーク位置
検出手段を設ければ、真空吸着器の吸着分離動作に合わ
せて、吸着すべき薄板部品が次々と吸着位置に供給され
る。薄板部品が前記所定位置に供給されると、吸着器駆
動手段が動作し、これにより真空吸着器が薄板部品に接
する位置まで移動され、所定位置に供給された最上層の
薄板部品を吸着する。その後真空吸着器が原位置に復帰
されるとワーク搬送手段が挿入される。これにより真空
吸引手段が動作して真空吸着器の通孔を大気に開放する
ので、吸着されていた薄板部品は重力によりワーク搬送
手段に落下し、次の工程に搬送される。このようにして
、積み重ねられている薄板部品は自動的に次々と1枚ず
つ吸着分離され、次の工程に移送される。
また、上記のワーク搬送手段(第1のワーク搬送手段)
に連係させて第2のワーク手段を設け、この第2のワー
ク搬送手段の終端位置にワーク収納治具を配置し、かつ
その位置決め手段を設けたものによれば、真空吸着器に
より1枚ずつ分離して第1のワーク手段により搬送され
てくる薄板部品が、ワーク収納治具の所定の位置に次々
と収納される。
また、本発明の半導体ウェハ移し替え装置によれば、半
導体ウェハが積み重ねて収納されているウェハ保持具か
ら、自動的にウェハが1枚ずつ分離され、次の処理工程
に適した状態で半導体ウェハを保持するウェハ収納治具
に自動的に、また損傷させることなく、短時間で移し替
えられる。
〔実施例〕
以下1本発明を実施例に基づいて説明する。第1図に、
本発明の薄板部品取扱装置の一例である半導体ウェハ移
し替え装置の一実施例の概略構成図を示す。図において
、半導体ウェハであるワーク1を保持するワーク保持具
2は、ワーク1の外径寸法にほぼ一致した円径を有する
半円筒状の筒状体3と、この筒状体3の内部に軸方向移
動可能に設けられた載置台4と、この載置台4を軸方向
に進退させるリニアアクチュエータ5を含んで構成され
ている。リニアアクチュエータ5は、載置台4に連結さ
れたロッド5aを、ラック・ピニオン機構を介してモー
タ5bにより伸縮離動する構成となっている。
ワーク1は載置台4の上面に設けられた緩衝材4aの上
に多数枚が積み重ねて載置されている。
筒状体3の内周面は円滑に仕上げられており、またワー
ク保持具2全体は筒状体3の半円筒側を下にして一定角
度θ傾斜して設けられている。このように傾斜させるこ
とによって、ワーク1を自重により筒状体3の内周面に
沿って整列させるようにしている。ワーク位置検出手段
6はワーク1全体の上限所定位置を検出するものであり
、例えば反射型の光センサが適用されている。
真空吸着器10はその吸着面11をワーク1の表面に対
峙させて吸着器保持手段12に支持されている。吸着器
保持手段12は真空吸着器10をワーク1の表面に接離
可能に形成されており、吸着器保持手段13によって駆
動されるようになっている。真空吸着器10は第2図に
示すように円柱面の一部を吸着面11として形成されて
いる。
また真空吸着器10には2つの通孔14a、14bが穿
設されており、これら2つの通孔14a。
14bの一端は負圧源に接続されるノズル15に連通さ
れ、他端は吸着面11に距離をおいて開口されている。
なお、図示実施例では吸着面11の中心母線を挟んで対
称的に、吸着面11の端部に開口されている。真空吸着
器10のノズル15は負圧源としての真空吸引手段20
に連通されている。真空吸引手段20は電磁弁21と開
閉弁22と真空ポンプ23を含んで構成されている。
第1のワーク搬送手段としてのワーク受取台25は、搬
送手段駆動手段としての受取台旺動手段26を介して固
定台16に取り付けられている。
ワーク受取台25は第3図に示した部分拡大斜視図のよ
うに、上面にワーク1の外径寸法に合わせた幅を有する
凹溝25aが形成されており、この溝25aの底部に複
数の空気吹き出し穴25bが穿設されている。このよう
に形成されたワーク受取台25は、受取金駆動手段26
によって、真空吸着器1oとワーク1の対向する間隙の
所定位置に挿入されるとともに、退避されるようになっ
ている。このワーク受取台25が挿入された位置におい
て連係可能に第2のワーク搬送手段としてのシュート2
8が設けられている。このシュート28は、ワーク受取
台25と同様に、ワーク1の外径に応じた幅の凹溝を有
し、かつその底部に空気吹き出し穴28bが穿設されて
なる空気浮上式のシュートとされている。このシュート
の終端位置に、第4図に示す構造のワーク収納治具30
が配置されるようになっている。図に示すようにワーり
収納治具30は対向する2つの側面3Qa、3obの内
面に、ワーク1の周縁部が係止可能な複数の溝状の棚3
0cを一定間隔で形成したものとなっており、これによ
りワーク1を一定の間隔を有して多段に収納するように
なっている。このワーク収納治具30は回転開動手段3
1によって適宜回転される回転体32の周縁部に設けら
れた保持具33に保持されるようになっている。また、
位置決め手段としてのリニアアクチュエータ34によっ
てワーク1が収納される棚30cの位置を、前記シュー
ト28の搬送面位置に調整できるようになっている。な
お、真空吸着器10、ワーク受取台25、シュート28
、ワーク収納治具3o等は前記筒状体3の傾斜角θに合
わせて傾けて設けられている。また保持具33はワーク
収納治具30の位置決め時のガイドの機能を有して形成
されている。
次にこのように構成される実施例の動作について説明す
る。
まず、真空吸着器10によるワーク1の吸着分離動作に
ついて説明する。第2図で説明したように、真空吸着器
10の形状は、直方体の6面のうち、1面のみを凸状の
曲面を有する吸着面11としており、この吸着面は本実
施例では一定の曲率を有する円柱面の一部とされている
。そして、曲面11の両端端部に近い位置に少なくとも
2個の通孔14a、14bが開孔されている。このよう
な真空吸着器10をワーク1の表面に接触させて通孔1
4を真空に吸引すると、第5図(a)〜(c)に示すよ
うにワーク1が吸着面11に吸着される。すなわち、ワ
ーク1は通孔14a、14bの開口部に作用する真空力
により接触点を中心として曲げモーメントを受け、その
周縁部から徐々に反りが発生し、1枚目と2枚目のワー
ク密着面の真空が破壊され、周縁部の間隙δは図示のよ
うにδ。からδ1.δ2と拡大し、1枚目のワーク1の
みが吸着面11に吸着分離される。
従って、本実施例の真空吸着器1oによれば、積み重ね
られたワークを大気中で1枚ずつ確実に吸着分離できる
。また、ワーク1の積み重ね方向に吸着分離しているこ
とから、ワーク面方向に滑らして分離する場合に生じる
擦過傷や、ワーク1枚分のスリットを通過させることに
より生ずる周辺部の欠けなどの損傷を受けることなく分
離できる。
ここで、吸着面11の曲率について説明する。
第6図に示すように、吸着面11の曲率半径をRとし、
ワーク1の半径をrとし、ワーク1の湾曲量をh、吸着
面11の曲率の中心から吸着面11を見込む角度を20
とすると、hは次式(1)で表わすことができる。
h = R−Rcosθ= R(1−cosθ)・・・
・・・(1)ここで、θ=360” Xr÷2πRであ
るから、(1)式は次式(2)のようになる。
πR いま、R= 500wl1.  r = 25mmとす
ると、h=0.5mmとなり、極めて僅かな湾曲量(h
/2r=1/100)ではあるが、径50III11ノ
シリコンウエハ(厚さ0.2mm)を確実に吸着分離す
ることかできた。なお第2図実施例では直方体の一面を
円柱面の一部を適用して凸状の吸着面11を形成したも
のについて説明したが、本発明はこれに限られるもので
はなく、要はワークに対して曲げモーメントを作用させ
、その周縁部から2枚目のワークと引き離すように作用
するものであればよく、凸状の曲面に距離をおいて少な
くとも2つの通孔が開口されてなるものであれば上記の
作用を奏し得る。但し、吸着面11の曲面を球面の一部
とした場合には、吸着時にワークが絞られることになる
ので、半導体ウェハには好ましくないであろう。
次に、ワーク1を吸着分離してから次の工程に移送する
までの動作について第7図(a)〜(h)に示した工程
図に沿って説明する。
(、)  動作の開始指令が与えられると、リニアアク
チュエータ5は積み重ねられたワーク1全体を第1図の
図示矢印41の方向に送る。これにより、ワーク1全体
は筒状体3の内面に沿って静かに上昇する。
(b)  ワーク全体の最上端が所定の位置に達すると
、ワーク位置検出手段6が動作し、直ちにリニアアクチ
ュエータ5が停止される。
(c)  このとき、真空吸引手段20と吸着器駆動手
段13が起動され、真空吸着器10が所定位置で停止さ
れている1番上のワーク1の表面に接触するまで下降さ
れる。この下降位置は予め吸着器駆動手段13に設定さ
れている。また、真空吸着器10がワーク1に接触する
ときに生ずる圧縮応力については、スポンジなどの材料
からなる緩衝材4aの弾性によって吸収され、ワーク1
の割れなどを防止している。
(d)  真空吸着器10の吸着面に接触した1枚目の
ワーク1は、前述した吸着力により2枚目のワークから
分離して吸着される。
(e) この状態でヘッド駆動手段13は真空吸着器1
0を原位置に引き上げる。
(f)  真空吸着器1oが原位置に復帰した後、受取
台那動手段26を起動してワーク受取台25を真空吸着
器10の下側に挿入する。
(g)  その状態で真空吸引手段2oの電磁弁21を
切り換え、真空吸着器10を大気に開放する。
これによりワーク1はワーク受取台25の上に落下する
。このとき、空気吹き出し穴25bから吹き出される空
気によって衝撃を受けることなくやわらかくワーク受取
台25に落下する。
(h)  ワーク受取台25上に落下したワーク1は吹
き出し空気の作用によって浮上し、傾斜して設けられた
ワーク受取台25上面を滑空しながらシュート28に搬
送される。
シュート28に移送されたワーク1は空気吹き出し穴2
8bから吹き出される空気の浮上作用により、その搬送
面を滑走してワーク収納治具30の所定の棚30cに収
納される。これにより、リニアアクチュエータ34が起
動してワーク収納治具30を一棚分押し上げ次のワーク
1が収納されるのを待機する。
以上のような動作をn回繰り返すことにより、ワーク収
納治具30は満杯となる。満杯となったワーク収納治具
30は回転体駆動手段31によって回転体32を一定角
度回転させることにより、空のワーク収納治具30をシ
ュート28の終端位置に位置決めして停止させる。この
ような動作を繰り返すことにより、筒状体3に保持され
たワーク1を全部ワーク収納治具30に移し替えること
ができる。
上述したように、第1図実施例によれば、積み重ねられ
たワークを大気中で1枚ずつ確実に、ワークを損傷させ
ることなく吸着分離することができる。また、吸着分離
したワークをワーク受取台25とシュート28によりワ
ークを損傷させることなく速やかに移送することができ
る。さらに、分離したワークを一速の動作により同一時
にワーク収納治具30に連続的に高速で移し替えること
ができるという効果がある。
なおまた、上記実施例において、リニアアクチュエータ
5、吸着器駆動手段13、真空吸引手段20、受取金駆
動手段26、回転体駆動手段31、リニアアクチュエー
タ34等の各駆動手段を関連させて自動制御装置により
駆動すれば、ワーク1の移し替えを全自動により実現す
ることができる。
すなわち、リニアアクチュエータ5を第1図図示41方
向にワーク1の厚み分ずつ送るようにし、ワーク位置検
出手段6がワークを検出した信号によりリニアアクチュ
エータ5を停止させるようにする。これと同時に、吸着
器駆動手段13に遇区動指令を与え、吸着器即動手段1
3は予め定められた下降量だけ真空吸着器10を下降さ
せる。真空吸着器10がワーク1の表面に接触したタイ
ミングで電磁弁21を真空ポンプ23側に切り換えてワ
ーク1を吸着する。吸着器駆動手段13は吸着終了のタ
イミングを見はからって、真空吸着器10を原位置に引
き上げる。この原位置復帰信号に基づいて受取金駆動手
段26に指令を送り、ワーク受取台25を所定の位置に
挿入させる。ワーク受取台25が所定の位置に挿入され
たタイミングを見はからって、電磁弁21を大気開放側
に切り換え、吸着されたワーク1をワーク受取台25上
に落下させる。これによりワーク1はワーク受取台25
とシュート28上面を滑空してワーク収納治具3oに自
動的に収納される。そして、リニアアクチュエータ34
はワークが収納されたタイミングを見はからってワーク
1を一棚分押し送り次のワークの収納を待機する。この
ようにしてリニアアクチュエータ34がワーク収納治具
35を最上端まで送ったことを検知し、リニアアクチュ
エータ34を元の最下端位置に復帰させると同時に。
回転体駈動手段31に指令を送出し、空のワーク収納治
具30をシュート28の終端位置に位置決めさせるよう
にすればよい。また、第1図図示実施例は、ワーク吸着
1分離、移し替え部を一定角度θ(例えば3o°)傾け
た構成としていることから、ワーク受取台25とシュー
ト28を空気浮上式のシュート構造とすることによって
、ワークは自重により滑空してワーク収納治具30内に
移し替えられることから、簡単な構成で、高速にワーク
位置を移し替えることができるという効果がある。
第8図は本発明の他の実施例を示すもので、第1図図示
実施例と異なる点は、ワークの吸着分離および移送部分
を傾けずに水平としたことにある。
そのために、第2のワーク搬送手段として空気浮上式の
シュートに替えて、ベルトコンベア45が適用されてい
る。すなわち2本の丸ベルト45aを回転することによ
り、ワーク受取台25から空気吹き出し力によって送り
出されるワークを水平方向に強制的に搬送する方式とし
ている。この方式によれば、丸ベルト45aの摩擦力に
よりワークを強制的に搬送するので、全体を傾けなくて
もよいという特徴がある。
なお、本実施例によれば、ワークが載置される筒状体4
6が鉛直に設けられることから、何らかの方法でワーク
を整列状態を保つ必要がある。このため、本実施例の筒
状体46は、第9図に示すように、筒状体46を縦に2
分割にして、内面をワーク1の形状に合わせて円滑に仕
上げ、ヒンジによる開閉可能な構造とする。なおこの場
合、筒状体46の内面径は、ヒンジを閉じた状態におい
て、ワーク1よりも若干大きな真円が得られるように形
成する。これによりワーク1は常に整列状態に保たれる
ことになる。
第10図に本発明のさらに他の実施例を示す。
本実施例は第8図実施例のワーク位置検出手段6に替え
て、空気マイクロセンサ47を設けた点にある。空気マ
イクロセンサ47は、真空吸着器10の吸着面11の中
心部に穿設された細孔48とこれに連通して設けられた
減圧弁49とインクフェイスバルブ50とから構成され
ている。動作は減圧弁49を介して一定圧の空気を細孔
48から吹き出すようにし、その細孔48がワーク1に
よって閉塞されたときに空気供給管51の圧力が上昇す
ることを利用し、その圧力によってインタフェイスバル
ブ5oを切り換え、ホード52に空気圧による検出信号
を得ようとするものである。したがって1本実施例によ
れば、第1図図示実施例と制御が若干異なり、予め真空
吸着器10を所定の下端位置まで下降させておき、この
真空吸着器10に向ってリニアアクチュエータ5を開動
してワーク1全体を押し上げる。これによりワーク1の
上端面が吸着面11に接触すると、細孔48が閉塞され
るから、インタフェイスバルブ50が切り換わって、ポ
ート52がら空気圧による検出信号が検出される。この
検出信号に基づいてリニアアクチュエータ5を停止させ
るようにすればよい。
本実施例によれば、極めて微小(例えば0.05a++
)の隙間で真空吸着器1oとワーク1との間隔を制御で
きるので、非接触状態でも吸着可能であり、ワーク表面
へ傷をつける可能性を極めて小さくすることができる。
なお、第1図、第8図、第10図の各実施例の公正に代
えて、吸着機保持手段12を真空吸着器10が上端の復
帰位置にあるときに、水平面(又はθ斜面)内で旋回可
能に形成し、一定角度(例えば90°)旋回した位置に
第2の搬送手段であるシュート282はベルトコンベア
45を配置する構成とすれば、ワーク受取台25などの
第1の搬送手段を省略することができ、構成を一層簡単
にすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、真空吸着樹の吸
着面を凸状の曲面にし、真空源に連通される少なくとも
2つの通孔をその吸着面に距離をおいて開口した構成と
していることから、積み重ねられた薄板部品を大気中で
1枚ずつ確実に吸着分離することができる。特に、表面
状態が良好に仕上げられた薄板部品を、大気中で、表面
に傷をつけることなく、また欠けを生じさせることなく
、高速で分離することができる。
また、その真空吸着器を用いた本発明に係る薄板部品取
扱装置によれば、積み重ねられた薄板部品を1枚ずつ分
離して、次の工程に高速で移送することができる。
また、本発明の薄板部品取扱装置又はウェハ移し替え装
置によれば、1枚ずつ分離した薄板部品又は半導体ウェ
ハを他の薄板部品又はウェハ収納具などに簡単に、高速
で移し替えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されてなる一実施例の半導体ウェ
ハ移し替え装置の全体構成図、第2図は本発明の真空吸
着器の一実施例の斜視図、第3図は第1図実施例のワー
ク受取台の部分拡大斜視図、第4図は第1図実施例のウ
ェハ収納治具の拡大斜視図、第5図(a)〜(Q)は真
空吸着器の吸着動作を説明する工程図、第6図は真空吸
着器の吸着面の曲率を説明する図、第7図(a)〜(h
)は第1図実施例のワーク分離・移送の動作を説明する
工程図、第8図は本発明が適用された他の実施例の半導
体ウェハ移し替え装置の全体構成図、第9図は第8図実
施例のワーク保持具の斜視図、第10図は本発明が適用
された更に他の実施例の半導体ウェハ移し替え装置の全
体構成図である。 1・・・ワーク、2・・・ワーク保持具、3・・・筒状
体、4・・・ワーク載置台、5・・・リニアアクチュエ
ータ、6・・・ワーク位置検出手段、10・・・真空吸
着器、11・・・吸着面、12・・・吸着器保持手段、
13・・・通孔、16・・・固定台、20・・・真空吸
引手段、21・・・電磁弁、23・・・真空ポンプ、2
8・・・シュート、30・・・ワーク収納治具、31・
・・回転体暉動手段、32・・・回転体、33・・・保
持具、34・・・リニアアクチュエータ、45・・・ベ
ルトコンベア、46・・・筒状体、47・・・空気マイ
クロセンサ、48・・・細孔。 2へ 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、凸状の曲面を有してなる吸着面と、一端が負圧源に
    連通可能に形成されてなる少なくとも2つの通孔を有し
    、該通孔の他端が前記吸着面に距離をおいて開口されて
    なる薄板部品用の真空吸着器。 2、前記曲面が円柱面の一部であり、前記通孔の開口が
    前記吸着面の中心母線に対して対称位置に穿設されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の真空吸着器。 3、請求項1、2いずれかに記載の真空吸着器の吸着面
    を、積み重ねて載置されている薄板部品の板面に接触さ
    せ、前記通孔に連通された負圧源を駆動して、当該薄板
    部品を吸着することを含んでなる薄板部品の取扱方法。 4、薄板部品を積み重ね状態で保持するワーク保持具と
    、凸状の曲面を有してなる吸着面に少なくとも2つの通
    孔が距離をおいて開口されてなる真空吸着器と、該真空
    吸着器の吸着面を前記ワーク保持具に保持された薄板部
    品の板面に接離可能に保持する吸着器保持手段と、前記
    真空吸着器と前記ワーク保持具の間隙位置に挿入退避可
    能に設けられたワーク搬送手段と、を含んでなる薄板部
    品取扱装置。 5、薄板部品を積み重ね状態で保持するワーク保持具と
    、与えられる指令により前記ワーク保持具の薄板部品全
    体を当該薄板部品の積み重ね方向に移送するワーク送り
    手段と、該ワーク送り手段により移送される薄板部品が
    所定位置に達したことを検出して、当該ワーク送り手段
    に停止指令を出力するワーク位置検出手段と、凸状の曲
    面を有してなる吸着面に距離をおいて少なくとも2つの
    通孔が開口されてなる真空吸着器と、該真空吸着器の吸
    着面を前記ワーク保持具に保持された薄板部品の板面に
    接離可能に当該真空吸着器を保持する吸着器保持手段と
    、前記ワーク位置検出信号に基づいて前記真空吸着器の
    吸着面を所定位置の薄板部品に接する位置まで移動させ
    た後原位置に復帰させる吸着器駆動手段と、前記真空吸
    着器と前記ワーク保持具の間隙位置に挿入退避可能に設
    けられたワーク搬送手段と、前記吸着器駆動手段の復帰
    信号により前記ワーク送り手段を所定の位置まで挿入し
    た後原位置に復帰させる搬送手段駆動手段と、前記ワー
    ク搬送手段が所定の位置に挿入されたときに前記真空吸
    着器の通孔を大気開放する真空吸引手段と、を含んでな
    る薄板部品取扱装置。 6、薄板部品を積み重ね状態で保持するワーク保持具と
    、凸状の曲面を有してなる吸着面に少なくとも2つの通
    孔が距離をおいて開口されてなる真空吸着器と、該真空
    吸着器の吸着面を前記ワーク保持具に保持された薄板部
    品の板面に接離可能に保持する吸着器保持手段と、前記
    真空吸着器と前記ワーク保持具の間隙位置に挿入退避可
    能に設けられた第1のワーク搬送手段と、該ワーク搬送
    手段の挿入位置にて連係可能に配置された第2のワーク
    搬送手段と、前記薄板部品が収納される多段の棚を有し
    てなるワーク収納治具を保持可能に形成され、かつ該ワ
    ーク収納治具の各棚の位置を前記第2の搬送手段の終端
    搬送面位置に調節する位置決め手段を有してなる治具保
    持手段と、を含んでなる薄板部品取扱装置。 7、積み重ねられた半導体ウェハを収納可能な少なくと
    も半割状の筒状体と該筒状体内に軸方向に移動可能に設
    けられたウェハ載置台とを有してなるウェハ保持具と、
    与えられる指令により前記載置台をウェハの積重ね方向
    に移送するリニアアクチュエータと、該リニアアクチュ
    エータにより移送されるウェハが所定位置に達したこと
    を検出して、当該リニアアクチュエータに停止指令を出
    力するウェハ位置検出手段と、凸状の曲面を有してなる
    吸着面に距離をおいて少なくとも2っの通孔が開口され
    てなる真空吸着器と、該真空吸着器の吸着面を前記ウェ
    ハ保持具に保持されたウェハ面に接離可能に当該真空吸
    着器を保持する吸着器保持手段と、前記真空吸着器の通
    孔に連通された真空吸引手段と、与えられる指令により
    前記真空吸着器の吸着面を前記所定位置のウェハに接す
    る位置まで移動させた後原位置に復帰させる吸着器駆動
    手段と、前記真空吸着吸着器と前記ウェハ保持具の間隙
    位置に挿入退避可能に設けられた第1のウェハ搬送手段
    と、前記吸着器駆動手段の復帰信号により前記第1のウ
    ェハ搬送手段を所定の位置まで挿入した後原位置に復帰
    させる搬送手段駆動手段と、前記第1のウェハ搬送手段
    の挿入位置において連係可能に配置された第2のウェハ
    搬送手段と、ウェハが収納される多段の棚を有してなる
    ウェハ収納治具を保持する複数の保持具が周縁部に配置
    された回転体と、与えられる指令により前記回転体を回
    転して前記ウェハ収納治具を前記第2の搬送手段の終端
    位置に順次移動させる回転体駆動手段と、該位置に移動
    されたウェハ収納治具の各棚の位置を前記ウェハ位置検
    出手段の出力信号に基づいて当該搬送手段の終端搬送面
    位置に移動する位置決め手段と、を含んでなる半導体ウ
    ェハ移し替え装置。 8、前記ウェハ保持具の筒状体を当該筒状体の半割部分
    側へ一定角度傾斜させて設け、該傾斜角に合わせて、前
    記第1のウェハ搬送手段から第2のウェハ搬送手段に向
    ってそれぞれの搬送面を下向きに傾斜させて設けるとと
    もに、前記吸着器保持手段とウェハ収納治具を傾斜して
    設けたことを特徴とする請求項7記載の半導体ウェハ移
    し替え装置。
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