JP2022103996A - テープマウンタ - Google Patents

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Hironaga Ozawa
章仁 川合
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Abstract

【課題】テープマウンタにおいて、作業者によるストッカへのフレーム補充作業を無くす。【解決手段】フレームとウェーハとにテープを貼着し一体化する機構47と、フレームを収納する第1ストッカ71と、第1ストッカ71からフレームテーブル477にフレームを搬送する機構30と、フレーム搬送機構30がフレームを搬送している際にフレームの第1ストッカ71への供給を可能としフレームを収納する第2ストッカ72と、第2ストッカ72からフレームを第1ストッカ71に移設させるフレーム移設機構38と、を備え、テープマウンタ1が設置されているエリアを移動可能なロボット100からの指令に基づき第2ストッカ72にフレームを供給可能にする準備機構8を備え、準備機構8は、ロボット100が第2ストッカ72にフレームを供給することを可能にするべく第2ストッカ72をテープマウンタ1の内から外に移動させるストッカ移動部80を備えるテープマウンタ1。【選択図】図2

Description

本発明は、リングフレームとウェーハとにテープを貼着するテープマウンタに関する。
下記特許文献1に開示されているようなリングフレームとウェーハとにダイシングテープを貼着するテープマウンタは、リングフレームの上面を吸引保持するフレーム搬送機構を用いて、フレームストッカに複数枚積み重ねられているリングフレームの最も上のリングフレームの上面を吸引保持してフレームテーブルに搬送している。
そして、フレームストッカのリングフレームが無くなると、作業者がフレームストッカにリングフレームを補充している。また、テープマウント実施中にリングフレームをフレームストッカに補充可能にするために、下記特許文献2に開示されているように、補充用のフレームストッカをテープマウンタ内に配設させ、作業者が補充用のフレームストッカにリングフレームを補充している。
特開2019-110189号公報 特開2016-009786号公報 特開2015-082588号公報 特開2019-140217号公報
このようなリングフレームの補充作業は、作業者の負担になっている。
したがって、テープマウンタにおいては、作業者による補充用のフレームストッカに対するリングフレームの補充作業を無くすという解決すべき課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、開口を有するリングフレームの下面を保持するフレームテーブルと、該リングフレームの開口内でウェーハの下面を保持するウェーハテーブルと、該リングフレームとウェーハとにダイシングテープを貼着して一体化させるテープ貼着機構と、該リングフレームを積み重ねて収納する第1フレームストッカと、該第1フレームストッカから該フレームテーブルに該リングフレームを搬送するフレーム搬送機構と、ウェーハテーブルにウェーハを搬送するウェーハ搬送機構と、を備えるテープマウンタであって、該フレーム搬送機構が該リングフレームを搬送している際に該リングフレームの該第1フレームストッカへの供給を可能とし該リングフレームを積み重ねて収納する第2フレームストッカと、該第2フレームストッカに収納されている該リングフレームを該第1フレームストッカに移設させるフレーム移設機構と、を備え、テープマウンタが設置されているエリアを移動可能なロボットからの指令に基づいて該第2フレームストッカに該リングフレームを供給可能にする準備機構を備え、該準備機構は、該ロボットによって該第2フレームストッカに該リングフレームを供給することを可能にするために該第2フレームストッカをテープマウンタの内から外に移動させるストッカ移動部を備えるテープマウンタである。
本発明に係るテープマウンタは、開口を有するリングフレームの下面を保持するフレームテーブルと、リングフレームの開口内でウェーハの下面を保持するウェーハテーブルと、リングフレームとウェーハとにダイシングテープを貼着して一体化させるテープ貼着機構と、リングフレームを積み重ねて収納する第1フレームストッカと、第1フレームストッカからフレームテーブルにリングフレームを搬送するフレーム搬送機構と、ウェーハテーブルにウェーハを搬送するウェーハ搬送機構と、を備え、さらに、フレーム搬送機構がリングフレームを搬送している際にリングフレームの第1フレームストッカへの供給を可能としリングフレームを積み重ねて収納する第2フレームストッカと、第2フレームストッカに収納されているリングフレームを第1フレームストッカに移設させるフレーム移設機構と、を備え、テープマウンタが設置されているエリアを移動可能なロボットからの指令に基づいて第2フレームストッカにリングフレームを供給可能にする準備機構を備えており、準備機構は、ロボットによって第2フレームストッカにリングフレームを供給することを可能にするために第2フレームストッカをテープマウンタの内から外に移動させるストッカ移動部を備えていることによって、作業者によるリングフレームのテープマウンタ内での補充作業を無くすことが可能となり、また、補充作業のためにテープマウンタにおけるフレームセットの作製動作を停止させる必要が無くなる。
保護テープが貼着されたウェーハ、リングフレーム、及びダイシングテープの一例を示す斜視図である。 テープマウンタの全体の一例を示す平面図である。 搬送ロボットの一例を示す斜視図である。 ウェーハ搬送機構の一例を示す斜視図である。 フレームセット反転部の一例を示す斜視図である。 第1フレームストッカとテープマウンタ内部にある状態の第2フレームストッカとを説明する平面図である。 第1フレームストッカとテープマウンタ内部にある状態の第2フレームストッカとを説明する側面図である。 第1フレームストッカとテープマウンタの外に移動した状態の第2フレームストッカとを説明する平面図である。 第1フレームストッカとテープマウンタの外に移動した状態の第2フレームストッカとを説明する側面図である。
図1に示すウェーハ90は、例えば、外形が円形状のシリコンを母材とする半導体ウェーハであり、ウェーハ90の表面903上には、分割予定ライン901によって区画された格子状の領域に多数のデバイス900が形成されている。そして、表面903には、例えば、研削において表面903を保護する保護テープ95が貼着されている。
なお、ウェーハ90は、シリコン以外にガリウムヒ素、サファイア、セラミックス、樹脂、窒化ガリウム、又はシリコンカーバイド等で構成されていてもよいし、デバイス900が消形成されていなくてもよい。
図1に示すダイシングテープ93は、例えば、ウェーハ90の外径よりも大きい外径を有する円形のテープであり、例えば、PET樹脂等からなる基材層を備えており、基材層上に粘着層を備えている。
下記に説明していく図2に示すテープマウンタ1を用いて、図1においては、上側を向いた状態のダイシングテープ93の粘着層の外周部分が、円形の開口を備えたリングフレーム94の裏面に開口を塞ぐように貼着され、ウェーハ90の裏面904が、リングフレーム94の開口内において露出しているダイシングテープ93の粘着層に貼着される。そして、ウェーハ90の中心とリングフレーム94の開口の中心とは略合致した状態になり、ウェーハ90は、リングフレーム94により支持されリングフレーム94の把持又は吸引によりハンドリングすることが可能となる。即ち、ウェーハ90、リングフレーム94、及びダイシングテープ93からなるフレームセット99が形成される。
図2に示すテープマウンタ1は、例えばクリーンルーム内に配設されている。
テープマウンタ1は、開口を有するリングフレーム94の下面を保持するフレームテーブル477と、リングフレーム94の開口内でウェーハ90の下面となる表面903側を保持するウェーハテーブル478と、リングフレーム94とウェーハ90とにダイシングテープ93を貼着して一体化させるテープ貼着機構47と、リングフレーム94を積み重ねて収納する第1フレームストッカ71と、第1フレームストッカ71からフレームテーブル477にリングフレーム94を搬送するフレーム搬送機構30と、ウェーハテーブル478にウェーハ90を搬送するウェーハ搬送機構5と、を備える。
例えば、テープマウンタ1の上方の空間には、OHT(Overhead Hoist Transfer:天井吊下式搬送機構)が配設されており、例えば研削後のウェーハ90が棚状に複数枚収納されたウェーハカセット62が、OHTによって図3に示すテープマウンタ1のウェーハカセットステージ133に搬送される。
テープマウンタ1のY軸方向を長手方向とする装置ベース10の正面側(-Y方向側)には、フレームセットカセットステージ131、及びウェーハカセットステージ133がX軸方向に並べて設けられており、フレームセットカセットステージ131には、図1に示す保護テープ95が表面903から剥離されたウェーハ90のフレームセット99が収納されるフレームセットカセット61が載置され、ウェーハカセットステージ133には裏面904が研削され所望の厚さまで薄化されたウェーハ90を棚状に複数枚収納したウェーハカセット62が載置される。
ウェーハ90を収納したウェーハカセット62、及びフレームセット99を収納するフレームセットカセット61は、例えば、密閉型又はオープン型のフープ(Foup:Front Opening Unified Pod)であり、フレームセットカセット61(ウェーハカセット62)の内部には、複数の棚が上下方向に所定の間隔を空けて形成されている。フレームセットカセット61の棚は、リングフレーム94の外周部分を支持した状態で一枚ずつフレームセット99を収納することが可能となっている。ウェーハカセット62の棚は、ウェーハ90の外周部分を支持した状態で一枚ずつウェーハ90を収納できる。
テープマウンタ1は、例えば、リングフレーム94を保持するフレーム保持部21とウェーハ90を保持するウェーハ保持部22を有し、ウェーハカセットステージ133に載置したウェーハカセット62からウェーハ90を取り出し、かつ、フレームセットカセットステージ131に載置したフレームセットカセット61にフレームセット99を収納できる搬送ロボット2を備えている。
図2、3に示す搬送ロボット2は、多関節ロボットであり、フレーム保持部21及びウェーハ保持部22を水平方向に移動させる保持部水平移動機構23と、フレーム保持部21及びウェーハ保持部22を上下方向に移動させる電動アクチュエータ等の保持部上下移動機構24と、を備えている。
保持部水平移動機構23は、例えば、複数の板状アーム部材等で構成され内部にプーリ機構を備える旋回アームを旋回モータによってそれぞれ旋回させる構造となっている。即ち、保持部水平移動機構23は、旋回モータが生み出す回転力により、複数の板状アーム部材を軸方向がZ軸方向(鉛直方向)である回転軸を軸にして互いに旋回させることで、例えばウェーハ保持部22を水平面内(X軸Y軸平面内)において旋回移動させることができるとともに、複数の板状アーム部材を互いが交差した状態から互いが直線状となる状態等に変形させることができ、ウェーハ保持部22を水平面内において直動させることができる。
保持部水平移動機構23の下部側には保持部上下移動機構24が接続されており、保持部上下移動機構24は、保持部水平移動機構23と共にウェーハ保持部22をZ軸方向において上下動させ、ウェーハ保持部22を所定高さに位置づけできる。
保持部上下移動機構24の下側には、図2に示す電動スライダ249が配設されており、搬送ロボット2全体をX軸方向に往復移動させることが可能となっている。
図3に示すように、保持部水平移動機構23の板状アーム部材には、柱状のアーム連結部259を介して、ウェーハ保持部22を支持するハウジング25が接続されている。
ウェーハ保持部22は、例えば、略長方形の平板状に形成されており、その内部には、吸引路220が長手方向に延びるように形成されている。吸引路220の一端は、真空発生装置等からなる図示しない吸引源に連通しており、もう一端は、ウェーハ保持部22の先端側の吸引面において吸引口221として開口している。なお、吸引口221には、ゴム樹脂等からなり吸着力を高めるための吸着パッドを配設していてもよい。なお、吸引口221は、ウェーハ保持部22の上面及び下面の両面に開口しており、該両面が吸引面となってもよい。
図3に示すように、ウェーハ保持部22の後端は、ホルダ251を介してハウジング25によって支持されている。ハウジング25内には、例えば、スピンドルやモータ等からなるウェーハ保持部反転機構252が内蔵されており、ウェーハ保持部反転機構252によって、ウェーハ保持部22の吸引口221が形成された吸引面を上下に反転させることができる。
フレーム保持部21は、支持アーム部26によって支持されており、そのプレート間にリングフレーム94を挟み込むための上プレート211と、下プレート212とを備えている。下プレート212は、例えば、平板状の鋼板やカーボネート板の外周の一部を略円弧状に切欠くことで、外周の一部が環状のリングフレーム94の外周に略沿うような形に形成されている。
図1に示す略環状のリングフレーム94は、例えばその外周に、外周の一部をフラットに切欠くことで、位置決め用の平坦面949が形成されている(図1の例においては、4面形成されている)。
図3に示す下プレート212の上面には、リングフレーム94に突き当てられる突き当てブロック213が、下プレート212の上面の中心線を基準として対称に1つずつ計2つ配設されている。突き当てブロック213は、例えば、その外形が略直方体状に形成されており、リングフレーム94が突き当てられる前面は平坦に形成されている。フレーム保持部21においては、リングフレーム94の位置決め用の平坦面949に対して、突き当てブロック213の前面を突き当てることで、リングフレーム94の位置決めを行うことができる。
下プレート212の上面には、上プレート211をリングフレーム94に対して近づける方向(図3の例においては、Y軸方向)に送り出すプレート送り出し機構215が配設されている。プレート送り出し機構215は、例えばエアシリンダであり、内部に図示しないピストンを備える筒状のシリンダチューブ2151と、シリンダチューブ2151に挿入され一端がピストンに取り付けられたピストンロッド2152とを備える。ピストンロッド2152のもう一端には、上プレート211を支持する支持バー2153が接続されている。支持バー2153は、下プレート212の上面上にピストンロッド2152と平行に配設された一対のガイドレール2154に対して、その底部が緩嵌合しており、一対のガイドレール2154上を摺接することができる。
なお、プレート送り出し機構215は、エアシリンダに限定されるものではなく、例えば、電動シリンダ等であってもよい。
支持バー2153の長手方向(図3の例においては、X軸方向)の両端には、挟持シリンダ216がそれぞれ配設されている。挟持シリンダ216のZ軸方向に可動な各ピストンロッドの下端には、平板状に形成された各上プレート211の上面が接続されている。上プレート211は、略長方形の外周の一部を円弧状に切欠くことで、その外周の一部が図1に示すリングフレーム94の外周に略沿うような形に形成されている。フレーム保持部21は、上プレート211と下プレート212との間にリングフレーム94を位置づけ、挟持シリンダ216により上プレート211を降下させることで、上プレート211と下プレート212とにより、リングフレーム94を上下両側から挟み込み保持できる。
例えば、図3に示すように、下プレート212の略円弧状に切欠かれた外周の側面部分に、リングフレーム94の有無を確認するための感知センサ217を配設するものとしてもよい。
図3に示すように、フレーム保持部21は、ウェーハ保持部22を支持するハウジング25上に旋回軸266を介して取り付けされた支持アーム部26の前面に取り付けられている。そして、フレーム保持部21は、ウェーハ保持部22に対して相対的に水平面に平行に旋回移動可能となっている。
図3に示すテープマウンタ1の装置ベース10の後方側(+Y方向側)に配設されリングフレーム94とウェーハ90とにダイシングテープ93を貼着して一体化させるテープ貼着機構47は、例えば、ウェーハ90及びリングフレーム94を吸引保持可能なテープ貼着テーブル470を備えている。テープ貼着テーブル470は、ボールネジ機構473によってY軸方向に往復移動可能となっている。ガイドレール4782に沿ってY軸方向に直動するテープ貼着テーブル470の移動経路の上方には、予め円形にプリカット等されたダイシングテープ93が貼着された図示しない帯状シートをテープロール935から引き出す引き出しローラ472、帯状シートからダイシングテープ93を剥離するピールプレート475、及びX軸方向の回転軸回りに回動する貼着ローラ474が配設されている。
テープ貼着テーブル470は、開口を有するリングフレーム94の下面を保持するフレームテーブル477と、リングフレーム94の円形の開口内でウェーハ90の下面を保持するウェーハテーブル478とを備えている。
フレームテーブル477とウェーハテーブル478とは一体となってY軸方向に往復移動可能であり、ウェーハテーブル478は、ポーラス部材等で構成される平坦な保持面を備えており、保持面に連通する図示しない真空発生装置等の吸引源が生み出す吸引力によってウェーハ90を吸引保持する。フレームテーブル477は、ウェーハテーブル478を囲繞しており、リングフレーム94の下面を支持する支持面を備え、支持面に複数の吸盤を配置して、吸盤に連通する図示しない真空発生装置等の吸引源が生み出す吸引力によってリングフレーム94の下面を吸引保持するとともに支持面でリングフレーム94の下面を支持する。
引き出しローラ472によってテープロール935より引き出された帯状シートからピールプレート475がダイシングテープ93を剥離しつつ、貼着ローラ474の下方をY軸方向に移動するテープ貼着テーブル470上に保持されたウェーハ90及びリングフレーム94に対して、貼着ローラ474がテープ貼着を実行する。
なお、図2に示す例においては、+Y方向側から-Y方向側に向かって順に、テープロール935、引き出しローラ472、ピールプレート475、及び貼着ローラ474が配設されているが、-Y方向側から+Y方向側に向かって順に上記各構成が並べて配設されていてもよい。
図3に示すように、テープ貼着テーブル470の移動経路の上方には、第1フレームストッカ71からフレームテーブル477にリングフレーム94を搬送するフレーム搬送機構30が配設されている。
フレーム搬送機構30は、例えば搬送パッド300を備えており、搬送パッド300は、平面視円形板状の基部301と、基部301の外周から例えば4本放射状に水平に延在する吸盤支持部302と、吸盤支持部302の先端下面に配設されリングフレーム94を吸着する吸盤303とを備えている。各吸盤303は、吸着力を生み出す図示しない吸引源に連通している。
基部301は水平に延在する旋回アーム305の先端に取り付けられており、該旋回アーム305の後端側にはモータ及び旋回軸等からなる旋回機構306が接続されており、旋回アーム305は水平面内を360度旋回可能となっている。また、旋回アーム305はアクチュエータ等によってZ軸方向に上下動可能となっている。そして、フレーム搬送機構30は、テープ貼着テーブル470から後述する保護テープ剥離機構43の剥離テーブル436にフレームセット99を搬送することができる。
ウェーハテーブル478にウェーハ90を搬送する図4に示すウェーハ搬送機構5は、例えば、図2に示す搬送ロボット2の近傍に配設されており、フレームテーブル477とウェーハテーブル478とからなるテープ貼着テーブル470の上方を例えばY軸方向に移動可能となっている。
図4に具体的な構造を示すウェーハ搬送機構5は、例えば、装置ベース10上の-X方向側の領域に立設されたコラム51に配設された吸引パッド移動機構52と、吸引パッド移動機構52と吸引パッド55とを接続するとともに吸引パッド55を上下動する吸引パッド上下動機構53と、搬送ロボット2のウェーハ保持部22が保持するウェーハ90を受け取る吸引パッド55と、を備えている。
吸引パッド移動機構52は、Y軸方向の軸心を有するボールネジ520と、ボールネジ520と平行に配設された一対のガイドレール521と、ボールネジ520の一端に連結しボールネジ520を回動させるモータ522と、内部のナットがボールネジ520に螺合し側部がガイドレール521に摺接する可動ブロック523とを備えており、モータ522がボールネジ520を回動させると、これに伴い可動ブロック523がガイドレール521にガイドされてY軸方向に直動し、可動ブロック523上に吸引パッド上下動機構53を介して配設された吸引パッド55をY軸方向に移動させることができる。
吸引パッド上下動機構53は、Z軸方向の軸心を有するボールネジ530と、ボールネジ530と平行に配設されたガイドレール531と、ボールネジ530の上端に連結しボールネジ530を回動させるモータ532と、内部のナットがボールネジ530に螺合し側部がガイドレール531に摺接する昇降アーム533と、を備えており、モータ532がボールネジ530を回動させると、これに伴い+X方向に延びる昇降アーム533がガイドレール531にガイドされてZ軸方向に往復移動し、昇降アーム533の先端に配設された吸引パッド55がZ軸方向に上下動する。
例えば昇降アーム533の先端側下面に、固定ボルト541、スプリング支持部材542、及びウェーハ90に接触時の衝撃を吸収するためのスプリング等を備える支持ピン543を介して上面が取り付けされた吸引パッド55は、その外形が平面視円形板状であり、ポーラス部材等からなりウェーハ90を吸引保持可能な保持面(下面)550を備えている。保持面550は吸引パイプ553や継手等を介して、真空発生装置等の図示しない吸引源に連通している。
Y軸方向に直動する吸引パッド55の移動経路下方に図2に示すウェーハテーブル478が位置している。
フレーム搬送機構30は、テープ貼着テーブル470から後述する保護テープ剥離機構43の剥離テーブル436にフレームセット99を搬送することができる。図2に示す保護テープ剥離機構43は、例えば、フレームセット99を吸引保持可能な剥離テーブル436を備えており、剥離テーブル436の上方には、把持した図示しない剥離テープを保護テープ95に貼着させた状態で電動スライダ等の剥離部移動機構435によってY軸方向に移動することでウェーハ90から保護テープ95を剥離する剥離部431が配設されている。なお、剥離部431は、ウェーハ90の表面903に貼着されている保護テープ95を直に把持した状態で剥がしていく剥離クランプであってもよい。
なお、剥離テープは、例えば、熱を加えることで粘着性を発現するヒートシールであるが、これに限定されるものではない。
例えば、剥離テーブル436は、ボールネジ機構432が生み出す駆動力によって、ガイドレール437に沿ってY軸方向に直動可能となっている。
剥離テーブル436の移動経路の上方には、フレームセット反転部46が配設されている。
図2、図5に示すフレームセット反転部46は、例えば反転パッド460を備えており、反転パッド460は、矩形板状の基部461と、基部461の下面の四隅に配設されリングフレーム94を吸着する吸盤463とを備えている。そして、反転パッド460の直下に図2に示す剥離テーブル436を位置づけ可能となっている。
また、フレームセット反転部46は、反転パッド460をZ軸方向に上下動させる反転パッド上下動機構467と、反転パッド460の上面に接続された反転モータ465と、反転モータ465により回転可能で軸方向がY軸方向であり昇降ブロック4673に接続された回転軸464と、を備えている。各吸盤463は、図示しない吸引源に連通している。反転モータ465が回転軸464を所定角度回転させることに伴って、基部461が回転して、吸盤463で四点吸引保持されているフレームセット99を下方に向けた状態と上方に向けた状態とに切り換えることができる。例えば、反転パッド460の-Y方向側の背後には、反転パッド用コラム469が立設されており、反転パッド用コラム469の前面(+Y方向側面)に反転パッド上下動機構467が配設されている。
なお、反転モータ465の代わりにロータリシリンダで回転軸464を回転させてもよい。また、反転モータ465を昇降ブロック4673に配設させ反転パッド460を回転軸464に接続してもよい。
反転パッド上下動機構467は、Z軸方向の軸心を有するボールネジ4670と、ボールネジ4670と平行に配設された一対のガイドレール4671と、ボールネジ4670の上端に連結しボールネジ4670を回動させるモータ4672と、内部のナットがボールネジ4670に螺合し側部がガイドレール4671に摺接する昇降ブロック4673と、を備えており、モータ4672がボールネジ4670を回動させると、これに伴い回転軸464を図示しないベアリング等を介して回転可能に支持している昇降ブロック4673がガイドレール4671にガイドされてZ軸方向に往復移動し、回転軸464の先端に配設された反転パッド460がZ軸方向に上下動する。
図2に示すフレーム搬送機構30の搬送パッド300の移動経路下方には、リングフレーム94を積み重ねて収納する第1フレームストッカ71が配設されている。また、第1フレームストッカ71の上方を先に説明したテープ貼着テーブル470がY軸方向に移動可能となっている。
図6、図7に示す第1フレームストッカ71は、リングフレーム94を重ねて載置する箱状のストッカステージ712を備えており、ストッカステージ712のリングフレーム94を載置する載置面には、リングフレーム94の内側に沿うように等間隔に4本のポール713が立設されている。リングフレーム94の開口内に各ポール713が入り込むことで、各ポール713の外周面に沿って載置面上にリングフレーム94が下から順に積み重ねられる。複数のリングフレーム94は、中心を揃えた状態で第1フレームストッカ71に収容されており、上下動及び水平面内を旋回移動可能なフレーム搬送機構30によって一番上に位置するリングフレーム94から順番に持ち上げられて、図2に示すフレームテーブル477に搬送される。
図2、6、7に示すように、テープマウンタ1は、フレーム搬送機構30が吸引保持したリングフレーム94を例えばフレームテーブル477に搬送している際にリングフレーム94の第1フレームストッカ71への供給を可能としリングフレーム94を積み重ねて収納する第2フレームストッカ72と、第2フレームストッカ72に収納されているリングフレーム94を第1フレームストッカ71に移設させるフレーム移設機構38(図7のみ図示)と、を備えている。
なお、フレーム移設機構38は、ダイシングテープ93をウェーハ90及びリングフレーム94に貼着していないときにのみ、第2フレームストッカ72に収納されているリングフレーム94を第1フレームストッカ71に移設してもよい。
例えば、第2フレームストッカ72の上方を先に説明したテープ貼着テーブル470がY軸方向に移動可能となっており、第1フレームストッカ71に対してリングフレーム94を供給する第2フレームストッカ72は、装置ベース10内部の-X方向側の領域に位置している。そして、例えば、第1フレームストッカ71と第2フレームストッカ72とは略同様の高さ位置に位置している。
図6、7に示す第2フレームストッカ72は、リングフレーム94を重ねて載置する箱状のストッカステージ722を備えており、ストッカステージ722のリングフレーム94を載置する載置面には、リングフレーム94の内側に沿うように等間隔に4本のポール723が立設されている。リングフレーム94の開口内に各ポール723が入り込むことで、各ポール723の外周面に沿って載置面上にリングフレーム94が下から順に積み重ねられる。複数のリングフレーム94は中心を揃えた状態で第2フレームストッカ72に収容されており、フレーム移設機構38によって一番上に位置するリングフレーム94から順番に持ち上げられて、第1フレームストッカ71に搬送される。
例えば、第1フレームストッカ71、及び第2フレームストッカ72は、重量センサ、光センサ、感圧センサ等のストッカ内のリングフレーム94の有無を検知できる図示しないフレーム検知センサを備えていてもよい。
図7に示すフレーム移設機構38は、フレーム搬送機構30と略同一の構成を備えており、第2フレームストッカ72の上方に配設されている。フレーム移設機構38は、円形板状の基部381と、基部381の外周から例えば4本放射状に水平に延在する吸盤支持部382と、吸盤支持部382の先端下面に配設されリングフレーム94を吸着する吸引力が伝達される吸盤383とを備える搬送パッド380を有している。
搬送パッド380は、水平面内を第2フレームストッカ72の上方から第1フレームストッカ71の上方まで旋回移動できるとともに、Z軸方向に上下動可能となっている。
図7に示すように、テープマウンタ1は、テープマウンタ1が設置されているエリア102(例えば、クリーンルーム内)を移動可能なテープマウンタ1外のAGV等のロボット100(図7のみ図示)からの指令に基づいて第2フレームストッカ72にリングフレーム94を供給可能にする準備機構8を備え、準備機構8は、ロボット100から第2フレームストッカ72にリングフレーム94を供給することを可能にするために第2フレームストッカ72をテープマウンタ1の内から外のエリア102側に移動させる(飛び出させる)ストッカ移動部80を備えている。
例えば、装置ベース10の第2フレームストッカ72が配設されている-X方向側の側壁109には、準備機構8の一部でありスライド移動(図示の例においては、Y軸方向に移動)可能な開閉扉88が形成されている。開閉扉88は、例えば、図示しない開閉ボタンやスイッチをロボット100が押す、ロボット100が図示しない開閉センサに信号を送る、又は図示しない取っ手をロボット100が引くことで開くが、これに限定されるものではなく、開き戸式の開閉扉や、蛇腹が伸縮することで開閉が行われるシャッター式の開閉扉等であってもよい。
図6に示すように、ストッカ移動部80は、例えば、装置ベース10内の開閉扉88の後方側(+X方向側)に配設されX軸方向に延在する一対のスライドレール800と、スライドレール800に緩嵌合し一対のスライドレール800上を各々摺動するスライダ801と、スライダ801に接続され図7に示す台車809に連結されX軸方向に進退する進退バー802と、ストッカステージ722が載せられた台車809とを備える。スライドレール800とスライダ801とによって台車809に載せられた第2フレームストッカ72をX軸方向に直動させることができる。
図7に示す台車809の下面に取り付けられた後輪キャスター805は、後輪キャスター805の移動を規制可能で装置ベース10の底板108に配設された位置決め板806上を移動する。台車809の下面に取り付けられた前輪キャスター804は、底板108を通り貫けてエリア102内の床E1に接地している。
位置決め板806は、後輪キャスター805が転がる上面の後方側(+X方向側)に後輪キャスター805が一時的にはまる位置決め溝8066が形成されており、第2フレームストッカ72がテープマウンタ1内にある場合に位置決め溝8066に後輪キャスター805がはまることで第2フレームストッカ72が装置ベース10内の定位置に収まった状態になる。
また、位置決め板806の上面の前方側(-X方向側)には、ストッパー壁8068が立設されており、第2フレームストッカ72がテープマウンタ1の外に飛び出た際にストッパー壁8068によって後輪キャスター805が止められることで第2フレームストッカ72が装置ベース10外の定位置に収まった状態になる。なお、ストッパー壁8068の代わりに、位置決め板806の上面の前方側の領域に後輪キャスター805がはまる位置決め溝を形成してもよい。
台車809の前面には、例えば、エリア102内を自走するロボット100が把持又は連結できる引手8099が取り付けされており、開閉扉88が開かれた後、該引手8099をロボット100が引っ張って、台車809と共に台車809上の第2フレームストッカ72をテープマウンタ1の外に飛び出させてもよい。
または、台車809の後方にアクチュエータ等の図示しない押し出し機構を配設して、ロボット100からの指令を受けたテープマウンタ1の図2に示す制御部17の制御の下、又はロボット100からの押し出し指令の下で、該押し出し機構が台車809を-X方向に押すことで、台車809上の第2フレームストッカ72をテープマウンタ1の外に飛び出させてもよい。
図2に示すように、テープマウンタ1は、テープマウンタ1の各構成要素を制御する制御部17を備えている。
制御部17は、制御プログラムに従って演算処理するCPU及びメモリ等の記憶素子等から構成されており、図示しない有線又は無線の通信経路を介して、搬送ロボット2をX軸方向に移動させる電動スライダ249、搬送ロボット2、フレーム搬送機構30、フレームセット反転部46等に電気的に接続されており、それぞれのモータ制御やシーケンス制御等を行うことができる。また、例えば、制御部17には、第1フレームストッカ71、又は第2フレームストッカ72のリングフレーム94が空になったことを検知した図示しないフレーム検知センサからの検知信号が送られてきてもよい。
例えば研削後の図1に示すウェーハ90が図2に示すテープマウンタ1によってダイシング可能なフレームセット99とされる場合の一例を、テープマウンタ1の動作とともに以下に説明する。
例えば図示しないOHTが供給源から、保護テープ95が貼着された研削後の複数枚のウェーハ90が収納されたウェーハカセット62を、図2に示すテープマウンタ1のウェーハカセットステージ133に載置する。
例えば、ウェーハカセットステージ133に研削後のウェーハ90が収納されたウェーハカセット62が載置されると、制御部17による搬送ロボット2の制御が行われる。即ち、図2に示す電動スライダ249が、搬送ロボット2をX軸方向に移動させて、ウェーハカセットステージ133に載置されたウェーハカセット62の前方に位置付けされる。さらに、保持部水平移動機構23が、ウェーハ保持部22を旋回させて、ウェーハ保持部22をウェーハカセット62の開口の正面に位置するように位置づけ、ウェーハ保持部22の長手方向(Y軸方向)とウェーハカセット62のウェーハ90の差込方向とを一致させる。また、保持部上下移動機構24が、ウェーハカセット62の棚に収納されている狙いのウェーハ90の高さ位置にウェーハ保持部22を位置づけする。
例えば、図3に示すウェーハ保持部反転機構252がウェーハ保持部22を上下反転して、ウェーハ保持部22の吸引口221が形成された吸引面が上側を向いた状態にセットされる。
次いで、ウェーハ保持部22が-Y方向に移動していき、ウェーハ保持部22が開口からウェーハカセット62の内部の所定の位置まで進入していく。そして、ウェーハ保持部22がウェーハ90の中心を通るように位置づけされる。
さらに、ウェーハ保持部22が上昇して、ウェーハカセット62内においてウェーハ90の下方を向いている表面903に貼着されている保護テープ95に吸引面を接触させる。また、図示しない吸引源が生み出す吸引力が、吸引路220を通り吸引口221まで伝達されることで、ウェーハ保持部22によりウェーハ90が下方から吸引保持される。ウェーハ保持部22に吸引保持されたウェーハ90は、裏面904が上側を向いた状態になっている。次に、ウェーハ90を吸引保持したウェーハ保持部22がウェーハカセット62の内から外まで移動し、ウェーハ90が搬送ロボット2によりウェーハカセット62の内部から搬出される。
搬送ロボット2が、ウェーハカセット62からウェーハ90を吸引保持して搬出し、さらに、例えば、制御部17により、搬送ロボット2のウェーハ保持部22が保持するウェーハ90を図4に示すウェーハ搬送機構5が受け取りウェーハテーブル478に搬送する制御が実施される。
具体的には、制御部17による制御の下で、保持部水平移動機構23によってウェーハ90を保持するウェーハ保持部22が水平移動(旋回移動)され、また、ウェーハ搬送機構5の吸引パッド移動機構52によって吸引パッド55がY軸方向に移動して、ウェーハ保持部22が吸引保持するウェーハ90と吸引パッド55との水平面内における位置合わせが行われる。そして、吸引パッド55の中心とウェーハ90の中心とが略合致せしめられ、吸引パッド55の直下にウェーハ90が位置した状態になる。
吸引パッド上下動機構53によって吸引パッド55の保持面550がウェーハ90の裏面904に接触する高さ位置まで吸引パッド55が降下した後、該高さ位置で降下が停止する。そして、図示しない吸引源から保持面550に伝達される吸引力により、吸引パッド55は保持面550でウェーハ90の裏面904を吸着する。吸引パッド55によるウェーハ90の吸引保持がなされると、搬送ロボット2によるウェーハ90の吸引保持を停止させる制御が行われ、その結果、ウェーハ90のウェーハ搬送機構5への受け渡しが完了する。
制御部17による吸引パッド移動機構52及び吸引パッド上下動機構53の制御の下で、ウェーハ搬送機構5が、吸引パッド55で吸引保持したウェーハ90をテープ貼着テーブル470のウェーハテーブル478上に互いの中心が略合致するように載置し、ウェーハ90が裏面904を上側に露出させた状態でウェーハテーブル478によって吸引保持される。
また、制御部17によるフレーム搬送機構30の制御の下で、図2に示すようにフレーム搬送機構30が第1フレームストッカ71からリングフレーム94を一枚取り出す。具体的には、第1フレームストッカ71の上方から図2に示すテープ貼着テーブル470がY軸方向に退避してリングフレーム94の第1フレームストッカ71からの搬出が可能となった状態で、図2、図6に示すフレーム搬送機構30の旋回機構306によって搬送パッド300が旋回移動して、第1フレームストッカ71の上方に搬送パッド300が位置付けされる。そして、搬送パッド300の中心と第1フレームストッカ71に収納されたリングフレーム94の中心とが略合致せしめられ、搬送パッド300の直下にリングフレーム94が位置した状態になる。
搬送パッド300の吸盤303が第1フレームストッカ71に収納された一番上のリングフレーム94の上面に接触する高さ位置まで搬送パッド300が降下した後、該高さ位置で降下が停止する。そして、図示しない吸引源から吸盤303に伝達されている吸引力により、搬送パッド300はリングフレーム94の上面を吸着する。
リングフレーム94を吸引保持した搬送パッド300が上昇した後旋回移動して、吸引保持したリングフレーム94を図2に示すテープ貼着テーブル470のフレームテーブル477上に互いの中心が略合致するように水平面内において位置合わせする。そして、搬送パッド300が降下して、リングフレーム94がフレームテーブル477に載置され吸引保持される。リングフレーム94の開口の中に、ウェーハ90がその中心を該開口の中心と略合致させて配置された状態になる。ウェーハ90の保護テープ95が貼着された表面903はウェーハテーブル478によって吸引保持されており、ウェーハ90の既に研削されている裏面904が上側を向いており、裏面904とリングフレーム94の上面とは略同一の高さ位置に位置している。
次いで、図2に示す引き出しローラ472によって、引き出しローラ472の近傍に引き出し可能にセットされたテープロール935から帯状シートがピールプレート475に向かって引き出され、ピールプレート475によって帯状シートから図1に示すダイシングテープ93が剥離されつつ、貼着ローラ474が所定の回転速度で回転する。さらに、ボールネジ機構473によってテープ貼着テーブル470がY軸方向に送り出されていくことで、貼着ローラ474によって、フレームテーブル477に吸引保持されたリングフレーム94の上面の外周側、及びウェーハテーブル478に吸引保持されたウェーハ90の裏面904の外周側からダイシングテープ93が両対象に押し付けられる。
そして、貼着ローラ474でダイシングテープ93をリングフレーム94及びウェーハ90に押し付けながら、テープ貼着テーブル470を貼着ローラ474下方を通過し終える所定の位置に至るまでY軸方向に移動させると、ウェーハ90とリングフレーム94とに一枚のダイシングテープ93を貼着することができ、ウェーハ90とリングフレーム94とをダイシングテープ93で一体化させたフレームセット99を作製できる。
次いで、フレーム搬送機構30が、フレームセット99となったリングフレーム94を上面側から吸引保持して上昇してから水平面内を旋回移動して、テープ貼着テーブル470から搬出し、さらに、図2に示すフレームセット反転部46の反転パッド460の上方に位置付ける。フレームセット99のウェーハ90は、保護テープ95で保護された表面903側が下方を向いた状態になっている。
図2、図5に示す反転パッド460は、4つの吸盤463が上側を向けられた状態にセットされており、さらに、反転パッド上下動機構467によって上昇することで、上方に位置付けされたフレームセット99のリングフレーム94の下面に吸盤463を接触させる。
図示しない吸引源が生み出す吸引力が、吸盤463に伝達され、吸盤463がリングフレーム94の下面を吸着することで、フレームセット反転部46によりフレームセット99が吸引保持される。また、フレーム搬送機構30が、フレームセット99の吸引保持を解除して、フレームセット99から離間する。
次いで、反転モータ465が回転軸464を180度回転させることに伴って、基部461が回転して、吸盤463で四点吸引保持されているフレームセット99を上下反転させることで、保護テープ95が貼着されているウェーハ90の表面903が上側を向いた状態になり、フレームセット99は上側から反転パッド460で吸引保持された状態になる。
剥離テーブル436がボールネジ機構432によって+Y方向に移動されて、フレームセット99を吸引保持している反転パッド460の下方に位置付けされる。次いで、反転パッド上下動機構467が反転パッド460を下降させていき、フレームセット99となったウェーハ90の中心と剥離テーブル436の中心とが略合致した状態で、フレームセット99が剥離テーブル436に載置され吸引保持される。反転パッド460が上昇してフレームセット99から離間して、フレームセット99となったウェーハ90は、保護テープ95で保護されている表面903が上側に向けられた状態となる。
図2に示す制御部17による制御の下で、例えば剥離部431が剥離部移動機構435によってY軸方向に移動して、また、ボールネジ機構432によってフレームセット99を吸引保持した剥離テーブル436がY軸方向に移動して、剥離部431の真下にウェーハ90のデバイス面である表面903に貼着されている保護テープ95の外周部分が位置付けられる。続いて剥離部431が剥離テープを保護テープ95に貼着させる。この状態で、剥離部431と剥離テーブル436とを相対的にY軸方向において離間するように移動させ、ウェーハ90の一方の外周縁から中心に、さらに中心から他方の外周縁に向かって表面903から保護テープ95を剥離する。
ウェーハ90から保護テープ95が完全に剥離された後、剥離テーブル436の上方に、フレーム搬送機構30の搬送パッド300がその中心とフレームセット99の中心とを略合致させるように位置付けされる。次いで、下降するフレーム搬送機構30の吸盤303にリングフレーム94の上面が接触し、フレームセット99がフレーム搬送機構30によって吸引保持される。
なお、フレーム搬送機構30が、反転パッド460に吸引保持され反転されてウェーハ90の裏面904が上側を向いた状態のフレームセット99を受け取ってもよい。
次に、制御部17の制御の下で、フレーム搬送機構30が保持するフレームセット99を搬送ロボット2のフレーム保持部21が受け取る。即ち、保持部水平移動機構23によってフレーム保持部21が旋回移動され、また、フレーム搬送機構30の旋回機構306によってフレームセット99を吸引保持する搬送パッド300が旋回移動して、フレーム搬送機構30が保持するフレームセット99とフレーム保持部21との水平面内における位置合わせが行われる。
図3に示すフレーム保持部21がフレーム搬送機構30からフレームセット99を受け取るのをウェーハ保持部22が妨げることを防止するために、例えば、フレーム保持部21の突き出し方向(すなわち、上プレート211の進行方向)がウェーハ保持部22の長手方向に対して直交するように、フレーム保持部21が旋回軸266を軸に旋回してウェーハ保持部22から離間する。
保持部上下移動機構24が、吸引保持されているリングフレーム94の高さ位置にフレーム保持部21を位置づけする。
例えば、下プレート212の上面の中心線とリングフレーム94の直径とが略合致するように、フレーム保持部21が位置づけられており、この位置づけにおいては、図1に示すリングフレーム94の位置決め用の平坦面949に対して、図3に示すフレーム保持部21の突き当てブロック213の突き当て面が対面する。
次いで、リングフレーム94の平坦面949に突き当てブロック213の突き当て面が接触するまで、フレーム保持部21をフレーム搬送機構30が保持するフレームセット99のリングフレーム94に接近させていく。リングフレーム94の平坦面949に突き当てブロック213の突き当て面が接触することで、フレーム保持部21のフレームセット99に対する位置決めが行われ、また、フレーム保持部21の-Y方向の移動が停止する。
さらに、図3に示すプレート送り出し機構215により、例えば、上プレート211の先端位置が下プレート212の略円弧状に切欠かれた外周の位置に至るまで、上プレート211が下プレート212上を-Y方向に移動する。その後、リングフレーム94の下面に下プレート212の上面が接触するまで、フレーム保持部21が上昇する。または、フレーム搬送機構30が降下する。次いで、挟持シリンダ216により上プレート211を降下させることで、上プレート211と下プレート212とにより、リングフレーム94を挟み込み、フレーム保持部21によるフレームセット99の受け取り保持が完了する。
そして、フレーム保持部21がリングフレーム94を保持した後、フレーム搬送機構30によるリングフレーム94の吸引保持が解除される。
次に、例えば、フレームセットカセットステージ131に載置した空のフレームセットカセット61に搬送ロボット2のフレーム保持部21が保持するフレームセット99を収納する制御を制御部17が行う。
図2に示す電動スライダ249が、搬送ロボット2をX軸方向に移動させて、フレームセットカセット61の前方に搬送ロボット2が位置付けされる。さらに、保持部水平移動機構23が、フレームセット99を挟持保持したフレーム保持部21を旋回させて、フレーム保持部21をフレームセットカセット61の開口の正面に位置するように位置づける。また、保持部上下移動機構24が、フレームセットカセット61の狙いの棚の高さ位置にフレーム保持部21を位置づけする。そして、フレーム保持部21がフレームセットカセット61内に進入していき、狙いの棚にフレームセット99を載置した後、フレームセットカセット61内から退出する。
上記のように図2に示すフレームセットカセット61内の棚にフレームセット99が一枚ずつ収納されていき、フレームセットカセット61が例えば満杯になると、図示しないOHTが、フレームセットカセット61を、フレームセットカセットステージ131から図示しない切削装置等に搬送する。そして、図示しない切削装置において、フレームセット99となったウェーハ90は、分割予定ライン901に沿って個々のデバイスチップに分割される。
上記のように、テープマウンタ1においてウェーハ90とリングフレーム94とをフレームセット99にしていくと、図6、図7に示す第1フレームストッカ71に収容されているリングフレーム94の数が減っていき無くなるので、テープ貼着機構47によってウェーハ90をフレームセット99とすることができなくなる。そのため、適切なタイミングで、フレーム搬送機構30がリングフレーム91をフレームテーブル477に搬送している最中やフレームセット99をフレームセットカセット61に搬送している最中において、図7に示すフレーム移設機構38が、第2フレームストッカ72から第1フレームストッカ71内にリングフレーム94を移設する。
具体的には、図6、図7に示すように、第2フレームストッカ72は、テープマウンタ1の装置ベース10内に収納された状態になっている。図7に示すフレーム移設機構38の搬送パッド380が旋回移動して、第2フレームストッカ72の上方に搬送パッド380が位置付けされる。そして、搬送パッド380の中心と第2フレームストッカ72に収納されているリングフレーム94の中心とが略合致せしめられる。
搬送パッド380が下降して第2フレームストッカ72に収納された一番上のリングフレーム94の上面に吸盤383が接触する。そして、吸盤383に伝達されている吸引力により、搬送パッド380はリングフレーム94の上面を吸着する。リングフレーム94を吸引保持した搬送パッド380が上昇後に旋回移動して、第2フレームストッカ72からリングフレーム94を搬出する。さらに、搬送パッド380によって吸引保持されたリングフレーム94が、図6に示す第1フレームストッカ71上で互いの中心が略合致するように水平面内において位置合わせされる。そして、搬送パッド380が降下して、リングフレーム94が4本のポール713に沿って下降していき、第1フレームストッカ71のストッカステージ712に載置された後、搬送パッド380によるリングフレーム94の吸引保持が解除される。このようにして、第2フレームストッカ72から第1フレームストッカ71にリングフレーム94が連続して移設されていく。
第2フレームストッカ72から第1フレームストッカ71にフレーム移設機構38によってリングフレーム94を移設していくと、第2フレームストッカ72に収容されているリングフレーム94の数が減っていき無くなるので、例えば、上記移設作業が完了した後に、図8、図9に示すテープマウンタ1が設置されているクリーンルーム内のエリア102を移動しているロボット100からの指令に基づいて第2フレームストッカ72にリングフレーム94が供給される。
具体的には、制御部17とエリア102内を自走するロボット100とは無線LAN等を用いて無線通信可能となっており、制御部17が第2フレームストッカ72のリングフレーム94が空になった事を例えば第2フレームストッカ72に配設された図示しないフレーム検知センサからの信号によって検知すると、制御部17から無線通信を介してロボット100に信号が送られる。そして、図9に示すように、ロボット100が対象のテープマウンタ1の開閉扉88の近傍まで移動した後、ロボット100が図8、及び図9に示すように開閉扉88を開く。そして、ロボット100とストッカ移動部80とによって台車809がテープマウンタ1の外に引き出される、又はロボット100からの信号を受けた図示しない押し出し機構が台車809を背後から押してテープマウンタ1の外に飛び出させる。ストッパー壁8068に後輪キャスター805が止められることで、第2フレームストッカ72が装置ベース10外でリングフレーム94が補充される定位置に収まった状態になる。
例えば、第2フレームストッカ72は、収容しているリングフレーム94の品種を記憶するRFIDタグ725などを備えていてもよい。そして、例えば複数種類のリングフレーム94を有しているロボット100は、RFIDリーダー等を備えており、これから第2フレームストッカ72に補充するリングフレーム94の種類がどの種類に当たるかを判別して、適切な種類のリングフレーム94を第2フレームストッカ72に補充できるようにしてもよい。
ロボット100から空の第2フレームストッカ72にリングフレーム94が補充されていく。この補充作業の間においても、準備機構8のストッカ移動部80によって第2フレームストッカ72はテープマウンタ1の外に飛び出た状態になっているため、テープマウンタ1内におけるフレームセット99の形成作業が該補充作業によって妨げられることが無い。
なお、ロボット100が、空になった第2フレームストッカ72自体を台車809から取り外し、リングフレーム94が充填されている新たな第2フレームストッカ72と交換するものとしてもよい。
第2フレームストッカ72にリングフレーム94がロボット100によって所定量補充された後、例えば、ロボット100が台車809をテープマウンタ1側に向かって+X方向に押していき、後輪キャスター805がテープマウンタ1内にある位置決め板806の位置決め溝8066にはまることで第2フレームストッカ72が装置ベース10内の第1フレームストッカ71にリングフレーム94を供給可能な定位置に収まった状態になる。そして、開閉扉88が閉じられる。
上記のように、本発明に係るテープマウンタ1は、開口を有するリングフレーム94の下面を保持するフレームテーブル477と、リングフレーム94の開口内でウェーハ90の下面を保持するウェーハテーブル478と、リングフレーム94とウェーハ90とにダイシングテープ93を貼着して一体化させるテープ貼着機構47と、リングフレーム94を積み重ねて収納する第1フレームストッカ71と、第1フレームストッカ71からフレームテーブル477にリングフレーム94を搬送するフレーム搬送機構30と、ウェーハテーブル478にウェーハ90を搬送するウェーハ搬送機構5と、を備え、さらに、フレーム搬送機構30がリングフレーム94を搬送している際にリングフレーム94の第1フレームストッカ71への供給を可能としリングフレーム94を積み重ねて収納する第2フレームストッカ72と、第2フレームストッカ72に収納されているリングフレーム94を第1フレームストッカ71に移設させるフレーム移設機構38と、を備え、テープマウンタ1が設置されているクリーンルー等のエリア102を移動可能なロボット100からの指令に基づいて第2フレームストッカ72にリングフレーム94を供給可能にする準備機構8を備えており、準備機構8は、ロボット100によって第2フレームストッカ72にリングフレーム94を供給することを可能にするために第2フレームストッカ72をテープマウンタ1の内から外に移動させるストッカ移動部80を備えていることによって、作業者によるリングフレーム94の第2フレームストッカ72における補充作業を無くすことが可能となり、また、補充作業のためにテープマウンタ1におけるフレームセット99の作製動作停止させる必要が無くなる。即ち、従来においては、例えば、特許文献3や特許文献4に開示されているように、AGV(Automatic Guided Vehicle:自動搬送装置)やOHT(Overhead Hoist Transfer:天井吊下式搬送機構)等によって、ウェーハ90を収納したウェーハカセット62や、ダイシングテープ93を介してリングフレーム94とウェーハ90とを一体化させたフレームセット99を収納したカセットを搬送しているが、AGV等のロボット100によってテープマウンタ1の内から外に移動させた第2フレームストッカ72にリングフレーム94を供給するので、作業者によるリングフレーム94の第2フレームストッカ72に対する補充作業を不要とすることができる。
本発明に係るテープマウンタ1は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。また、添付図面に図示されているテープマウンタ1の各構成要素の形状等及び配置箇所についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
90:ウェーハ 903:ウェーハの表面 901:分割予定ライン 900:デバイス904:ウェーハの裏面 94:リングフレーム 93:ダイシングテープ 935:テープロール 99:フレームセット 95:保護テープ
1:テープマウンタ 10:装置ベース 109:装置ベースの側壁 108:装置ベースの底板
131:フレームカセットステージ 133:ウェーハカセットステージ
47:テープ貼着機構
470:テープ貼着テーブル 477:フレームテーブル 478:ウェーハテーブル
472:引き出しローラ 475:ピールプレート 474:貼着ローラ
473:ボールネジ機構 4782:ガイドレール
43:保護テープ剥離機構 436:剥離テーブル 435:剥離部移動機構 431:剥離部 432:ボールネジ機構
46:フレームセット反転部
460:反転パッド 461:基部 462:吸盤支持部 463:吸盤 464:回転軸 465:反転モータ 469:反転パッド用コラム 467:反転パッド上下動機構
2:ロボット 21:フレーム保持部 211:上プレート 212:下プレート 213:突き当てブロック 215:プレート送り出し機構 216:挟持シリンダ
22:ウェーハ保持部 220:吸引路 221:吸引口
23:保持部水平移動機構 24:保持部上下移動機構 249:電動スライダ
25:ハウジング 251:ホルダ 252:ウェーハ保持部反転機構
26:支持アーム部
61:フレームセットカセット 62:ウェーハカセット
30:フレーム搬送機構 300:搬送パッド 301:基部 302:吸盤支持部
303:吸盤 305:旋回アーム 306:旋回機構
5:ウェーハ搬送機構 51:コラム 52:吸引パッド移動機構 53:吸引パッド上下動機構 55:吸引パッド
17:制御部
38:フレーム移設機構 380:搬送パッド 383:吸盤
71:第1フレームストッカ 712:ストッカステージ 713:ポール
72:第2フレームストッカ 722:ストッカステージ 723:ポール
102:テープマウンタが設置されているエリア エリア1021:エリアの床 100:ロボット
8:準備機構 80:ストッカ移動部 800:スライドレール 801:スライダ
802:進退バー 809:台車 8099:引手 805:後輪キャスター 804:前輪キャスター
806:位置決め板 8066:位置決め溝 8068:ストッパー壁
88:開閉扉

Claims (1)

  1. 開口を有するリングフレームの下面を保持するフレームテーブルと、該リングフレームの開口内でウェーハの下面を保持するウェーハテーブルと、該リングフレームとウェーハとにダイシングテープを貼着して一体化させるテープ貼着機構と、該リングフレームを積み重ねて収納する第1フレームストッカと、該第1フレームストッカから該フレームテーブルに該リングフレームを搬送するフレーム搬送機構と、該ウェーハテーブルにウェーハを搬送するウェーハ搬送機構と、を備えるテープマウンタであって、
    該フレーム搬送機構が該リングフレームを搬送している際に該リングフレームの該第1フレームストッカへの供給を可能とし該リングフレームを積み重ねて収納する第2フレームストッカと、該第2フレームストッカに収納されている該リングフレームを該第1フレームストッカに移設させるフレーム移設機構と、を備え、
    テープマウンタが設置されているエリアを移動可能なロボットからの指令に基づいて該第2フレームストッカに該リングフレームを供給可能にする準備機構を備え、
    該準備機構は、該ロボットによって該第2フレームストッカに該リングフレームを供給することを可能にするために該第2フレームストッカをテープマウンタの内から外に移動させるストッカ移動部を備えるテープマウンタ。
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