JPH0295179A - インバータの制御方法 - Google Patents

インバータの制御方法

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JPH0295179A
JPH0295179A JP63243838A JP24383888A JPH0295179A JP H0295179 A JPH0295179 A JP H0295179A JP 63243838 A JP63243838 A JP 63243838A JP 24383888 A JP24383888 A JP 24383888A JP H0295179 A JPH0295179 A JP H0295179A
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JP
Japan
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inverter
output
voltage
component
voltage command
Prior art date
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Application number
JP63243838A
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English (en)
Inventor
Shinji Sato
伸二 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0295179A publication Critical patent/JPH0295179A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、インバータの出力側にトランスを持つ直流/
交流電力変換装置(以下インバータ装置と記す)の、出
力電圧の制御方法に関する。
(従来の技術) PWMインバータの出力側にトランスを持つインバータ
装置は、主に定電圧・定周波数インバータ装置として用
いられており、該トランスはインバータ装置の入力電位
と、該インバータ装置の交流出力の電位の絶縁、および
交流フィルタコンデンサを組み合わせPWM周波数付近
の高調波を除去するために用いられる。
第9図に従来方式の主回路および制御の構成を示す。1
は直流電圧源、2は平滑コンデンサ、3は3相インバー
タ、4はトランス、5は交流フィルタコンデンサ、6は
負荷、7は電圧検出器、8は電圧基準発生器、9は加算
器、10は電圧指令発生器、11は搬送波発生器、12
は信号発生器である。
またV*は電圧振幅基準、θは出力電圧の位相基準、■
υr VV+ vwはそれぞれU相、■相、W相の電圧
検出値、■υ−VV’+ Vlil*はそれぞれU相、
 ■相、W相の出力電圧基準、VR’l VS*l V
T*はそれぞれU相、■相、W相の電圧指令値、 es
は搬送波である。各相の出力電圧基準Vu*+ y、、
*、 yw*は電圧振幅基準V*および位相基準θから
■式で与えられる。
vU*=■京*5IN(θ) Vv’=V*傘SIN (O−2* π/ 3)vw’
=v末傘5IN(θ+2*π/3)   ・=  ■電
圧指令演算器10では、出力電圧基準■υ” yv* 
■−とそれぞれの検出値Vυ、 Vvt vWの偏差Δ
VU+ΔVV+△VvがヒステリシスレベルΔV*を越
えないような電圧指令VR*、 VS’、 VT*を演
算する。
搬送波発生器11はインバータの出力周波数f。より充
分高い周波数fsで振動する3角波8Sを出力する。
信号発生器12は各相の出力電圧指令値■R*、vS*
vT*は搬送波esを比較し、その符号によってインバ
ータにPWMパターンvRGt VsGt VTGを出
力する。VB’+ VS*+ yT*と es+ VR
GI Vsa+ VTG(7)関係を第10図に示す。
ここでは出力電圧■。r VV+ vwを検出信号とし
ているが、交流フィルタコンデンサ5に流れる電流Io
U+ ■CV+ ICWを検出信号とすることもある。
このときの構成を第11図に示す。13は電流検出器、
14は電流基準発生器、他の番号の要素は第9図で示し
た要素と同一番号のものに対応する。各相のコンデンサ
電流基準ICU−ICV*+ :cc−は電圧振幅基準
v*、位相基準θ、フィルタコンデンサ容量C[F]、
およびインバータ出力角周波数ω[rad/slから0
式で与えられる。
ICLI末= (11C*V*傘CO3(θ)ICV*
: (1) C’s v** CO5(θ−2牢π/3
)Iにy’=(+)C傘v**cos(θ+2*x/3
)−■(発明が解決しようとする課題) 3相の電圧指令をディジタルで制御しようとする場合、
指令値の打ち切り誤差から電圧指令に直流分が重なるこ
とがある。その場合、インバータからトランスに向かっ
て直流電流がながれ、トランスが飽和することがある。
特にハードウェアの関係で電圧指令のビット数を余り大
きくできない場合、打ち切り誤差によって発生する直流
分は大きくなるおそれがある。トランスが飽和するとト
ランスの1次側から2次側に電力が充分に伝送できず、
出力電圧が歪んだり、また、インバータからトランスに
過電流が流れて、最悪の場合、インバータの故障につな
がることになる。
本発明は以上の点を考慮し、インバータの出力側から直
流成分が発生しないように制御し、トランスの飽和を起
こりにくくすることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) インバータの交流出力電圧は、インバータの直流電圧が
一定の場合、インバータに与える電圧指令とほぼ等しい
ことからインバータの電圧指令から直流成分を除去すれ
ば、インバータの交流出力に直流分が発生しなくなる。
上記の目的を達成するために、インバータ装置の出力電
圧指令を1周期分記憶する記憶装置をインバータ装置に
もたせ、1周期の間に出力した電圧指令値の総和をフィ
ードバックし出力電圧指令値を補正することによって出
力電圧指令値から直流成分を除去し、インバータの交流
出力に直流分が重なるのを防ぐ。
(作  用) インバータの出力電圧の直流分を除去することによって
インバータに付随するトランスが偏磁しなくなり、イン
バータをより安定に制御することができる。
(実 施 例) 第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。
15は直流成分検出器、16は演算器である。他の番号
の要素は第9図で示した要素と同一番号のものに対応す
る。
直流成分検出器15は入力信号を1周期分加算するもの
で、入力を■、出力をSvとすると、Svは0式で表せ
る。
ただし、Z は遅延演算子であり、■傘z でVのにサ
ンプル前の要素を示す。また、1周期はn個で構成され
、 −nで1周期前の同位相のものを示すことになる。
Svの演算を図示すると第2図のような構成で示される
。第2図は第3図のように簡約化できる。
演算器16は、Svにある関数をかけるもので、最も一
般的な比例積分制御とする場合、第4図のように示され
る。ただしKPは比例ゲイン、K□は積分ゲインとする
。第4図のようなフィードバックを行うことによって、
同図のV′の直流分を除去することができる。この様な
制御を電圧指令VR*+ VS*+vT*に行うことに
よって、直流分を除去された電圧指令VR”l V8*
*l VT*水を得ることができる。
本方式は、直流成分除去ループを、電圧波形改善制御な
どのメインループと独立におくことができるため、その
結果、打ち切り誤差によって発生する直流分を気にする
ことなく種々の制御できる。
第5図は、他の実施例であり、単相インバータで本制御
を行った場合である。17は単相インバータ、他の要素
は第1図および第9図の同一番号のものに対応する。ま
た、voは出力電圧検出値、vo′は出力電圧基準値、
vl:*は出力電圧基準、■x*木は直流分を除去した
出力電圧基準、VIGはインバータの供給するPWMパ
ターンである。なお、動作原理および各ブロック定数は
、前実施例と同一であるので詳細は省略する。
第6図は、他の実施例であり、3相インバータで直流電
圧の利用率を向上させる目的で、2ア一ム変調方式を行
った場合もある。18は電圧指令補正器、そのほかの要
素は第1図および第9図の同一番号のものに対応する。
電圧補正器18は搬送波esの振幅と各相の電圧指令V
R*+ VS*+ VT’を比較し、各相の中の1つで
も電圧指令esを越えたら、その相の指令esの振幅で
リミッタをかけ、他の2つの相を該リミッタで削られた
分だけ減じる動作をする。これを図示すると第7図のよ
うになる。
ただし、yR*+ 、 Vs*l 、 VT*Iは、そ
れぞれVRxr vs木。
vT*を電圧指令補正値18で補正した出力結果である
。第7図を見て明らかなように、電圧指令補正器18ノ
入力VR*l VS*l VT*と出力VR木t VB
” 、 VT*1は、それぞれに対応する線間電圧が互
いに等しい。
また、この様な補正を行うことによって、行わないとき
に比べ、同一のインバータの直流電圧で最大出力電圧が
約15%増える。しかし、この方式はリミッタにかかる
タイミングによって、VR” + vs幻、y丁*に直
流成分が乗りやすいという欠点がある。しかし、本方式
のように直流成分除去ループを加えることによって、V
R*l 、 Vs*l 、 VT幻の直流分を除去する
ことができる。
第8図は、他の実施例であり、インバータ装置からトラ
ンスおよび交流フィルタコンデンサを外し、3相インバ
ータの負荷として誘導電動機を用いた例である。19は
誘導電動機、そのほかの要素は第1図および第9図と同
一番号のものに対応する。誘導電動機はトランスと同様
に供給電力の直流分に敏感である。誘導電動機に直流成
分を持つ電力を供給した場合、その直流成分によって誘
導電動機のトルクが脈動する。しかし、第9図のように
供給電圧から直流分を除去することによってトルク脈動
を抑えることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明ではインバータから直流成
分を出さないように制御するため、デジタル制御特有の
打ち切り誤差による影響を最小限に抑えることができ、
ハードウェアの関係で電圧指令の有効ビット長を大きく
できない場合でも良好な波形を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図、第3
図は直流成分検出器、第4図は直流成分検出器の出力を
比例積分によってフィードバックしたもの、第5図、第
6図、第8図は他の実施例、第7図は電圧指令補正器1
8の動作説明図、第9図、第11図は従来のインバータ
制御構成図、第10図は信号発生器の動作説明図である
。 1・・・直流電圧源    2・・・平滑コンデンサ3
・・・3相インバータ  4・・トランス5・・・交流
フィルタコンデンサ 6・・・負荷       7・・・電圧検出器8・・
・電圧基準発生器  9・・・加算器10・・・電圧指
令発生器  11・・・搬送波発生器12・・・信号発
生器    13・・・電流検出器14・・・電流基準
発生器  15・・・直流成分演算器16・・・演算器
      17・・・単相インデータ18・・・電圧
指令補正器 19・・・誘導電動機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  インバータの出力側にトランスを持つPWMインバー
    タ装置において、出力電圧の指令値を1周期分記憶でき
    る記憶装置を具備し、その指令値の1周期分を加算した
    値をPI制御によってフィードバックして出力電圧の指
    令値を補正することにより、出力電圧の直流分を除去し
    、トランスの偏磁を起こりにくくすることを特徴とする
    インバータの制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0475709A2 (en) * 1990-09-12 1992-03-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Inverter control device capable of suppressing DC magnetization in three-phase transformer
JP2011114963A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Panasonic Corp インバータ制御方法およびインバータ制御加工装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0475709A2 (en) * 1990-09-12 1992-03-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Inverter control device capable of suppressing DC magnetization in three-phase transformer
US5177428A (en) * 1990-09-12 1993-01-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Inverter control device capable of supressing dc magnetization in three-phase transformer
JP2011114963A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Panasonic Corp インバータ制御方法およびインバータ制御加工装置

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