JP3313139B2 - 交流電動機の電流制御装置 - Google Patents

交流電動機の電流制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電動機の電流制御
装置に関し、特にソフトウエア制御(ディジタル制御)
によって交流電動機を制御する電流制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来行われている3相交流電動機
の電流制御部のブロック図である。図2において、1は
位相補正回路、2R ,2S ,2T はR相,S相,T相の
電流ループ回路であり、IP(積分比例)制御によって
電流制御が行われている。3は電流ループの積分要素で
あり、K1は積分ゲイン、4は比例要素でK2は比例ゲ
インである。また、要素5は電動機の伝達関数の項であ
り、Rは巻線の抵抗、Lは巻線インダクタンスである。
なお、図2にはR相の電流ループのみを詳細に記載し、
他のS相,T相の電流ループはR相と同じであるので省
略して図示している。
【0003】速度ループ等から出力される電流指令Iに
対して、位相補正回路1はロータの電気角位置α、及び
電動機の速度フィードバック値fvより各相の電流指令
IR,IS ,IT を求め出力する。すなわち、ロータの
電気角位置αに電動機の速度に応じて位相進み量(角)
βを加算し、その角度の2π/3位相差のある正弦波信
号を電流指令Iに乗じて各相の電流指令を出力する。例
えば、IR =Isin(α+β),IS =Isin[α
+β+(2π/3)],IT =Isin[α+β−(2
π/3)]のR,S,T相の電流指令を出力する。
【0004】電流ループの動作をR相について説明する
と、R相の電流指令IR から電流検出器等で検出された
R相の実電流のフイードバック値fRIを減じて電流偏差
を求め、この電流偏差を積分し積分ゲインK1を乗じ
(要素3)、得られた値からフイードバック値fRIに比
例ゲインK2を乗じた(要素4)値を減じてPWM指令
を求め、このPWM指令でPWM処理を行い電動機を駆
動する。なお、S相,T相の電流ルー処理も同様であ
る。
【0005】電流ループの積分ゲインK1,比例ゲイン
K2の値は、PWM制御を行うインバータの供給電圧V
cc,電動機の諸定数すなわち巻線抵抗R及び巻線インダ
クタンスL,駆動アンプの最大許容電流Imax ,その他
諸定数の関数として求められる。すなわち、PWM制御
を行うインバータの供給電圧Vccに注目して積分ゲイン
K1,比例ゲインK2を表すと、次の式で表される。
【0006】 K1=k1・Vcc K2=k2・Vcc ただし、k1=k1(R,L,Imax ,etc ),k2=
k2(R,L,Imax,etc )である。
【0007】上記電動機の諸定数は電動機の構造、特に
磁気回路の構造によって大きく影響を受けることから、
従来、上記積分ゲインK1,比例ゲインK2の値は、実
際の電動機の使用状態で、評価試験を行い適宜修正しな
がら最適値を求める方法がとられ、電流ループが安定に
保たれる範囲内で最大のゲインにし、電流ループの特性
を最大限にする(周波数帯域を最大限に延ばす)ように
設定される。
【0008】また、位相補正回路1による位相進め量
は、従来、図3に示すように、電動機の速度が所定値に
なるまでは速度に比例して直線的に進め量βを増大さ
せ、所定値以上はこの進め量βをクランプして位相進め
制御を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、電流ループの積分ゲインK1,比例ゲインK2の値
は、PWM制御を行うインバータの供給電圧Vccに比例
する。そのため、この電圧Vccが決まらなければ、最適
の積分ゲインK1,比例ゲインK2は設定できないこと
を意味する。例えば、供給電圧Vccを200Vとして最
適の積分ゲインK1,比例ゲインK2を設定し、電動機
加速時の電流(1相)波形を求めると、図7のようにな
る。図7において、横軸は時間、縦軸は電流値及び速度
である。一方、積分ゲインK1,比例ゲインK2を供給
電圧Vccを200Vで最適にしたまま、インバータの供
給電圧を253Vにすると、図8に示すような電流波形
となり、駆動電流が加速開始時に(a)に示すように発
振していることが分かる。
【0010】また、位相補正回路1による位相進め量β
の値もインバータの供給電圧によって最適値があり、図
4に示すように、該供給電圧が高い場合には、位相進め
量βをクランプする速度は高く、かつクランプ位相進め
量βは小さい。しかし、インバータの供給電圧が低い
と、位相進め量βをクランプする速度は低く、かつクラ
ンプする位相進め量βは大きい。
【0011】例えば、インバータの供給電圧Vccが22
0Vで最適なように、位相進め量βを図3のように設定
して位相進め制御を行うようにした場合において、イン
バータの供給電圧が185Vであると図9に示すように
位相進み不足が生じ高速領域での最大トルクが減少す
る。また、インバータの供給電圧Vccが253Vである
と、図10に示すように、位相進み過剰となり低速領域
から最大トルクの減少が生じる。
【0012】インバータの電圧供給源の電圧は、日本に
おいては、200Vでほぼ統一されているが、米国で
は、230Vと高く、変電所付近ではさらにこれよりも
高い、また、僻地ではこれより低いという地域格差もあ
る。さらに、アンプがトランス接続を想定して設計され
ている場合があり、この場合には、日本においては、ト
ランス出力として185Vが一般的である。
【0013】これらのことを考えると、米国の場合±1
0%の電圧変動があると考えて、インバータへの供給電
圧源の電圧は185Vから230×1.1=253Vま
での約70Vの幅があると考えた方がよい。そのため、
供給電圧Vcc=185Vで最適の電流ループの各ゲイン
K1,K2を設定した場合には、供給電圧Vcc=253
Vでは制御不能が生じる。逆に、供給電圧Vcc=253
Vで電流ループの各ゲインK1,K2を設定したときに
は、供給電圧Vcc=185Vのとき周波数帯域が降下
し、制御系の遅れを生じることとなる。
【0014】そこで、本発明の目的は、インバータの供
給電圧がどの様なものでも、最適の電流制御ができる交
流電動機の電流制御装置を提供することにある。
【0015】
【問題を解決するための手段】本発明は、インバータに
供給する最大電圧及び最小電圧に対する位相進み量のク
ランプ値及び該クランプ値に対応する電動機のクランプ
速度の最適値を記憶しておき、該最適値より実際に使用
する供給電源電圧に対する位相進み量のクランプ値及び
電動機のクランプ速度を求め、該クランプ値、クランプ
速度より位相進め制御を行い交流電動機を駆動する。こ
れにより、インバータの供給源電電圧が上記最大電圧と
最小電圧の間にある限り、最適の位相進め制御ができ
る。
【0016】また、インバータに供給する基準電圧での
電流ループゲインの最適値をも記憶しておき、実際に使
用するインバータへの供給電源電圧が設定されることに
よって、最適の位相進み量のクランプ値及び電動機のク
ランプ速度を自動的に求め、このクランプ値、クランプ
速度より位相進め制御を行うと共に、電流ループ処理に
よって得られたPWM指令に上記基準電圧を上記設定供
給電源電圧で除した値を乗じて補正されたPWM指令と
して出力し交流電動機を駆動するようにした。これによ
り、電流ループのゲインを最適の値にすることができ
る。
【0017】
【作用】使用するインバータの供給源電に応じて位相進
め量のクランプ値及びクランプ速度が求められ、このク
ランプ値、クランプ速度によって速度に応じた位相進め
量によって位相進め制御が実施される。そのため、位相
進み不足、位相進み過剰の現象は生じなく、最適の位相
進め制御ができる。 さらに、該基準電圧より使用供給電
圧が大きい場合には、補正されたPWM指令は補正前の
指令より小さくなり、電流ループの周波数帯域を最適な
ものにする。また、該基準電圧より使用供給電圧が小さ
い場合には、補正されたPWM指令は補正前の指令より
大きくなり、この場合も電流ループの周波数帯域を最適
なものにする。
【0018】
【実施例】図1は本発明の1実施例の電流制御部のブロ
ック図であり、図2に示す従来の電流制御部と相違する
点は、各相の電流ループ回路において、IP制御されて
出力されたPWM指令に対してゲイン補正のための要素
6が付加されている点である。このゲイン補正要素6に
よって補正されたPWM指令によってPWM制御が実行
されて電動機は駆動されるものである。なお、他の構成
は図2に示す従来の電流制御部の要素と同一であり、参
照符号も同一の符号を使用している。
【0019】このゲイン補正のための要素6はIP制御
されて出力されたPWM指令に対して係数Vcpを乗じて
電流ループのゲインを補正するものである。基準となる
インバータの供給電圧をVsとし、この基準電圧Vsに
おいて最適の電流ループの積分ゲインK1,比例ゲイン
K2を決め設定し、電動機を使用するときにインバータ
の供給電圧Vccを電動機を制御する制御装置に設定し、
この設定値に基づいて、上記係数Vcpを次のように決定
し制御する。 Vcp=Vs/Vcc 例えば、基準電圧Vsを200Vとすれば、上記係数V
cpは200/Vccとなり、使用するインバータの供給電
圧Vccがこの基準電圧Vs=200Vより高ければ、係
数Vcpは「1」より小さくなり電流ループのゲインは小
さくなる。また、基準電圧Vs=200Vより供給電圧
Vccが低くなれば、係数は「1」より大きくなり、電流
ループのゲインは大きくなる。係数Vcpが「1」より小
さくなり補正されたPWM指令の大きさが補正前のPW
M指令の大きさより小さくなると、PWMのオン幅がそ
の分短縮されることになるので、電流ループの帯域を等
価とするような働きとなる。係数Vcpが「1」より大き
いときにはPWMのオン幅は大きくなり同様に、電流ル
ープの周波数帯域を等価とする。その結果、電流ループ
のゲインはインバータの供給電圧Vccが変わっても、常
に最適のゲインに保持される。
【0020】図5は交流電動機を制御する制御装置のプ
ロセッサが電流ループ処理周期毎に実施する処理のフロ
ーチャートである。この実施例では、上記基準電圧Vs
を200Vとし、この基準電圧に対して最適の電流ルー
プの積分ゲインK1,比例ゲインK2が設定されている
ものとする。そこで、まず、使用するインバータの供給
電圧Vccを制御装置に設定し、電動機を駆動すると、制
御装置のプロセッサは、電流ループ処理周期毎、図5の
処理を実施する。
【0021】各相電流指令を読取ると共に各相の電流フ
ィードバック値を読取り、従来と同様に各電流ループ処
理を行い各PWM指令を算出する(ステップS1〜S
3)。次に、算出されたPWM指令に設定された供給電
圧Vccに基づいて算出される係数Vcp(=200/Vc
c)を乗じて補正されたPWM指令を算出しこの補正P
WM指令を出力しPWM処理を実行させ(ステップS
4,S5)、電流ループの当該処理を終了する。
【0022】上記実施例では、電流ループのゲインをイ
ンバータの供給電圧Vccに応じて変化させたものである
が、上述したように、インバータの供給電圧Vccによっ
て位相進め量βの最適値は変動する。そこで、この位相
進め量の補正を行う第2の実施例を以下説明する。使用
するインバータの供給電圧の最大値及び最小値における
進め量のクランプチ及びそのクランプする速度の最適値
を実験等で求める。インバータの供給電圧の最大値が2
53Vとし、その時の最適のクランプする速度がMで進
め量βのクランプ値がφとして求められ、また、インバ
ータの供給電圧の最小値が185Vとし、その時の最適
のクランプする速度がNで進め量βのクランプ値がθと
して求められたとする。そして、これらのデータより、
図4に示すように、インバータの供給電圧がVccのとき
における進め量のクランプ値ψ及びクランプする速度L
を次のように内挿して求める。
【0023】 L=N+(M−N)×(Vcc−185)/(253−185) …(1) ψ=θ+(φ−θ)×(Vcc−185)/(253−185) …(2) そこで、使用するインバータの供給電圧Vccが決まる
と、上記1式及び2式より進め量のクランプ値ψ及びク
ランプする速度Lを求め、これらの値を電動機を制御す
る制御装置に設定する。もしくは、制御装置に上記N,
M,θ,φの値及び1式,2式の演算式をセットしてお
き、インバータの供給電圧Vccを設定することによって
制御装置のプロセッサによって上記1式,2式の演算を
行ってクランプ値ψ及びクランプする速度Lを求めるよ
うにしてもよい。
【0024】図6は、制御装置のプロセッサが実施する
この位相進め処理のフローチャートであり、プロセッサ
は速度ループ処理周期毎(もしくは電流ループ処理周期
毎)に図6に示す処理を実行し、まず、速度ループ処理
で求められる電流指令Iを読取と共に速度フィードバッ
ク値fvを読取る(ステップT1,T2)。さらに、ロ
ータ電気角αを読取る(ステップT3)。そして、ステ
ップT2で読取った速度フィードバック値fvの値が設
定値若しくは計算されたクランプ速度L以上か否か判断
し(ステップT4)、小さければ、設定(もしくは算出
された)クランプ値ψ,クランプ速度L及び速度フィー
ドバック値fvより、次の演算を行って位相進み量βを
求める(ステップST5)。
【0025】β=ψ×fv/L また、ステップT4で速度フィードバック値fvの値が
設定クランプ速度L以上と判断された場合には、位相進
め量βを設定クランプ量ψにセットし(ステップT
6)、ステップT3で求めたロータ電気各αにこの位相
進め量βを加算した電気角(α+β)に対する各相正弦
波を求め、これらの値に電流指令Iを乗じて各相電流指
令を出力する。すなわち、IR =Isin(α+β),
IS =Isin[α+β+(2π/3)],IT =Is
in[α+β−(2π/3)]のR,S,T相の電流指
令を出力する。電流ループ処理利では図5に示す上述し
た処理を実行することになる。
【0026】図11,図12はクランプ速度及びクラン
プ量をインバータの供給電源電圧が200v〜230v
で最適な値に設定して、電動機を駆動したときの、速度
に対する最大出力トルクの関係を実験によって求めた図
であり、図11は、253Vのインバータの供給電源電
圧で本発明を適用せずに電動機を駆動したときの図であ
る。これに対して、図12は、本発明の位相進み制御を
適用して253Vのインバータの供給電源電圧、電動機
を駆動したときの、速度に対する最大出力トルクの関係
を実験によって求めた図である。この図11、図12よ
り分かるように、本発明を適用したときの方が理想的な
最大出力トルクカーブを得ていることが分かる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、特別なハードウエアを必要と
せず、従来から実施されている交流電動機を制御するプ
ロセッサによって、インバータの供給電源電圧が異なっ
ても最適の電流ループのゲインに設定され、かつ、最適
の位相進め制御が実行することができるので、交流電動
機が使用される国や場所によってインバータの供給電源
電圧が異なっても、特別なハードウエアを付加すること
なく、制御系の特性を低下させることなく交流電動機を
最適に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による交流電動機の電流制御
部のブロック図である。
【図2】交流電動機の従来の電流制御部のブロック図で
ある。
【図3】位相進め制御による位相進め量を説明する説明
図である。
【図4】本発明の一実施例における位相進め量を説明す
るための説明図である。
【図5】本発明の一実施例における速度ループ処理のフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例におれる位相進め制御のフ
ローチャートである。
【図7】インバータの供給電圧が200Vで、該供給電
圧に適した電流ループゲインで交流電動機を駆動したと
きの速度波形と電流波形を示す図である。
【図8】インバータの供給電圧が200Vのとき最適と
した電流ループゲインで、供給電圧を253Vで交流電
動機を駆動したときの速度波形と電流波形を示す図であ
る。
【図9】インバータの供給電圧が低く位相進み不足が生
じていることを示す図である。
【図10】インバータの供給電圧が高く位相進み過剰が
生じていることを示す図である。
【図11】クランプ速度及びクランプ量をインバータの
供給電源電圧が200v〜230vで最適な値に設定し
て、253Vのインバータの供給電源電圧で本発明を適
用せずに電動機を駆動したときの速度に対する最大出力
トルクの関係を実験によって求めた図である。
【図12】図11と同一条件で、本発明を適用したとき
の速度に対する最大出力トルクの関係を実験によって求
めた図である。
【符号の説明】
1 位相補正回路 2R 〜2T 電流ループ回路 3 速度ループの積分要素 4 電流ループの比例要素 5 電動機の伝達関数 6 ゲイン補正要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/408 - 5/412 H02P 7/628 - 7/632 H02P 21/00 H02P 6/00 - 6/24 H02P 5/00 H02P 7/00 - 7/01 H02M 7/42 - 7/98

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電動機のPWM方式による電流制御
    装置において、インバータに供給する最大電圧及び最小
    電圧に対する位相進み量のクランプ値及び該クランプ
    に対応する電動機のクランプ速度の最適値を記憶してお
    最適値より実際に使用する供給電源電圧に対する
    位相進み量のクランプ値及び電動機のクランプ速度を求
    め、クランプ値、クランプ速度より位相進め制御を行
    う交流電動機の電流制御装置
  2. 【請求項2】 交流電動機のPWM方式による電流制御
    装置において、インバータに供給する最大電圧及び最小
    電圧に対する位相進み量のクランプ値及び該クランプ
    に対応する電動機のクランプ速度の最適値を記憶してお
    き、実際に使用する供給電源電圧が設定されると、最適
    の位相進み量のクランプ値及び電動機のクランプ速度を
    自動的に求め、クランプ値、クランプ速度より位相進
    め制御を行う交流電動機の電流制御装置
  3. 【請求項3】 交流電動機のPWM方式による電流制御
    装置において、インバータに供給する基準電圧での電流
    ループゲインの最適値、及びインバータに供給する最大
    電圧及び最小電圧に対する位相進み量のクランプ値及び
    該クランプ値に対応する電動機のクランプ速度の最適値
    を記憶しておき、実際に使用するインバータへの供給電
    源電圧が設定されることによって、最適の位相進み量の
    クランプ値及び電動機のクランプ速度を自動的に求め、
    このクランプ値、クランプ速度より位相進め制御を行う
    と共に、電流ループ処理によって得られたPWM指令に
    上記基準電圧を上記設定供給電源電圧で除した値を乗じ
    て補正されたPWM指令として出力し交流電動機を駆動
    することを特徴とする交流電動機の電流制御装置
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