JPH02946A - 高画質画像の得られるハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

高画質画像の得られるハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPH02946A
JPH02946A JP7465389A JP7465389A JPH02946A JP H02946 A JPH02946 A JP H02946A JP 7465389 A JP7465389 A JP 7465389A JP 7465389 A JP7465389 A JP 7465389A JP H02946 A JPH02946 A JP H02946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver halide
halide grains
solution
grain
grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7465389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2864246B2 (ja
Inventor
Hiroshi Okusa
洋 大草
Yukio Oya
大矢 行男
Masashi Matsuzaka
松坂 昌司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Publication of JPH02946A publication Critical patent/JPH02946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2864246B2 publication Critical patent/JP2864246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances
    • G03C1/12Methine and polymethine dyes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/015Apparatus or processes for the preparation of emulsions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり
、更に詳しくは広いラチチュードを有し、かつ高画質画
像を与えるハロゲン化銀写真感光材料に関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、写真感光材料のスモールフォーマット化に伴い、
写真材料として粒状性、鮮鋭性等の画質向上が要望され
ている。
また現在カラー写真分野においては通常、カラーネガフ
ィルムで被写体をIi彰し、カラーペーパに引伸しカラ
ープリントとするいわゆるネガ−ポジ方式が広く普及し
ている。この1つの理由としては、カラーネガフィルム
が非常に大きな露光寛容度(ラチチュード)を有してい
るため、V&形影時失敗する確率が非常に低く、専門知
識のない一層ユーザでも容易にカラー写真が撮れるとい
う事があげられる。すなわち、カラーネガフィルムにお
いては上述の粒状性、鮮鋭性の向上とともに、巾広いラ
チチュードを有することが必要とされている。
従来、ラチチュードを広げる方法として、単に感度の異
なる2種類以上のハロゲン化銀乳剤を混合して用いる方
法があるが、感度の異なる2種類以上のハロゲン化銀乳
剤を混合すると支持体上への銀材】を一定にしても各々
の乳剤を単独で用いた場合に比べ、粒状性が劣化し、ま
た感度が低くなってしまう。また、このような性能劣化
を防ごうとして銀材量を上げると、膜厚が厚(なり、こ
の結果、鮮鋭性が劣ってしまい、好ましくない。
このため画質の劣化がなく高感度でかつ広い露光ラチチ
ュードを有するハロゲン化銀感光材料が求められていた
[発明の目的] 本発明の目的は広い露光ラチチュードを有し、高い感度
を有するハロゲン化銀写真感光材料を提供することにあ
る。
また、本発明の目的は粒状性及び鮮鋭性に優れた画像を
与えるハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある
更に本発明の目的は製造コストの低いハロゲン化銀写真
感光材料を提供することにある。
〔発明の構成] 本発明の上記目的は支持体上に少なくとも一層のハロゲ
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層が実質的
に感度の異なる少なくとも2族のハロゲン化銀粒子を含
み、かつ該受なくとも2族のハロゲン化銀粒子の少なく
とも1つが、2種以上のハロゲンを混有するハロゲン化
銀粒子(1)であって、粒子成長過程の少なくとも一期
間、成長中のハロゲン化銀粒子よりも溶解度積の小さい
ハロゲン化銀粒子(2)の存在下に成長せしめられたハ
ロゲン化銀粒子であることを特徴とするハロゲン化銀写
真感光材料、支持体上に、減感剤含有率が実質的に異な
る少なくとも2族のハロゲン化銀粒子を含有する少なく
とも1層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写
真感光材料であって、該受なくとも2族の粒子の少なく
とも1つが2種以上のハロゲンを混有するハロゲン化銀
粒子(1)であって、粒子成長過程の少なくとも一期間
、成長中のハロゲン化銀粒子よりも溶解度積の小さいハ
ロゲン化銀粒子(2)の存在下に成長せしめられたハロ
ゲン化銀粒子であることを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料(以下、感光材料Aと略す。)、支持体上に、
実質的に感度の異なる少なくとも2族のハロゲン化銀粒
子を含有する少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有
するハロゲン化銀写真感光材料であって、該粒子族のう
ち最高感度を有しないハロゲン化銀粒子族の少なくとも
一部が減感剤を含有する粒子族であり、かつ、該受なく
とも2族の粒子の少なくとも1つが、2種以上のハロゲ
ンを混有するハロゲン化銀粒子(1)であって、粒子成
長過程の少なくとも一期間、成長中のハロゲン化銀粒子
よりも溶解度積の小さいハロゲン化銀粒子(2)の存在
下に成長せしめられたハロゲン化銀粒子であることを特
徴とするハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光材料B
と略す。)又は支持体上に、減感剤含有率の異なるハロ
ゲン化銀粒子群を含有する少なくとも1層のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料であって、
該粒子群の5重量%であり、かつ、残余の95重儂%よ
りも該含有率の高い部分粒子群の平均減感剤含有率が、
該粒子群の5重量%であり、かつ、残余の95重量%よ
りも該含有率の低い部分粒子群の平均減感剤含有率の1
0倍以上であり、更に該粒子群の少なくとも1部が、2
種以上のハロゲンを混有するハロゲン化銀粒子(1)で
あって、粒子成長過程の少なくとも一期間、成長中のハ
ロゲン化銀粒子よりも溶解度積の小さいハロゲン化銀粒
子(2)の存在下に成長せしめられたハロゲン化銀粒子
であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料(以
下、感光材料Cと略す。)によって達成された。
[発明の具体的構成] 以下に本発明を更に具体的に説明する。
AoX粒子(1)中に混有される2種以上のハロゲンは
、粒子中に均一に分布していてもよいし、不均一に分布
していてもよいが、例えばコア/シェル型、エピタキシ
ャル型の如き不均一な場合が好ましく、特にコア/シェ
ル型の場合が好ましい。
AgX粒子(1)のハロゲン組成としては、沃臭化銀、
塩臭化銀、塩沃臭化銀が好ましく、特に沃臭化銀が好ま
しい。
AOX粒子(1)は、感光材料中の少なくとも1層のA
OX乳剤層中に用いられていればよいが、全ての乳剤層
中に用いられることが好ましい。
Agx乳剤層中に含まれ、る全A(IX粒子の内、少な
(とも30モル%以上がA(IIX粒子(1)であるこ
とが好ましく、特に60モル%以上であることが好まし
い。
本発明は、A(IX粒子成長のために供給される水溶性
銀塩溶液及び水溶性ハロゲン溶液の一部をA!l X 
(2)として供給して成長させたA(IX粒子(1)を
用いる点に特徴を有する。
A(IX粒子(1)の成長工程について更に詳細に説明
する。
第1の方法は、AoX種粒子を用い、核種粒子を水溶性
銀塩溶液及び水溶性ハロゲン溶液を用いて成長させてA
gX粒子(1)を得る方法であり、又、別の方法はA(
IX種粒子を用いることなく、上記二つの溶液(以下、
粒子成長組成物と称す)によりAgx核を形成した後、
粒子成長させてAoX粒子(1)を得る方法である。A
aX粒子(1)の粒径の再現性という点で前者の方法が
有利である。
AgX粒子(2)は、遅くともA(JX粒子成長が終゛
了するまでにAQX粒子調製の場となる懸濁系(以下、
母液と称す)中に存在せしめることが必要である。
AoX種粒子を用いる場合には、AgX粒子(2)はA
oX種粒子より前に母液中に存在せしめてもよいし、A
oX種粒子を含む母液中に粒子成長組成物に先立って添
加してもよいし、粒子成長組成物を添加している途中に
添加してもよいし、上述の添加時期の内、2以上の時期
に分けて添加してもよい。
AoX種粒子を用いずA(IX核形成後、粒子成長を行
う場合には、AOX核形成後にA(IX粒子(2)を添
加することが好ましく、粒子成長組成物の添加前であっ
ても、添加の途中でもよく、2以上の時期に分けてもよ
い。
又、AgX粒子(2)及び粒子成長組成物の添加法とし
ては、−括して添加してもよいし、連続的に、又は断続
的に添加してもよい。
AgX粒子(2)及び粒子成長組成物は、粒子成長に適
合した速度でI)H,DA(1、温度等をコントロール
した条件下でダブルジェット方式の如き多ジェット方式
により母液に添加することが好ましい。
AOX粒子(2)及びACIX種粒子は、母液中で調製
してもよいし、母液外で調製した侵、母液に添加しても
よい。
AOX粒子(2)の調製に用いる水溶性銀塩溶液として
は、アンモニア性銀塩溶液が好ましい。
AgX粒子(2)のハロゲン組成としては、例えばAa
X粒子(1)が沃臭化銀である場合には、沃化銀又は成
長中の沃臭化銀粒子よりも沃素含有率の高い沃臭化銀が
好ましく、例えばAIJX粒子(1)が塩臭化銀である
場合には、臭化銀又は成長中の塩臭化銀粒子よりも臭素
含有率の高い塩臭化銀が好ましい。AOX粒子(1)が
沃臭化銀の場合、AgX粒子(2)は沃化銀であること
が特に好ましい。
AOX(1)が沃臭化銀又は塩沃臭化銀である場合には
、粒子成長に用いられる沃素が全てAaX粒子(2)と
して供給されることが好ましく、沃臭化銀の場合、沃化
銀粒子の存在下に水溶性銀塩溶液と水溶性臭化物溶液を
ダブルジェットで添加するのが特に好ましいが、本発明
の効果を損なわない範囲で沃素の一部をハロゲン水溶液
として供給してもよい。
AaX粒子(2)は単分散性が良好であることが好まし
い。又、その平均粒径は必ずしも微細である必要はない
が、0.001〜0.7μ糟が好ましく、o、 oos
〜0.3μmが更に好ましく、特に0.01〜0.1μ
mが好ましい。
Agx種粒子の組成としては、塩化銀、臭化銀、塩臭化
銀、塩沃化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀など種々のものが
用いられる。
前記AIIIX粒子(1)のw4製工程に於て、母液の
温度は10〜70℃が好ましく、より好ましくは20〜
60℃、DA(lは6〜11が好ましく、より好ましく
は7.5〜10,5、pHは5〜11が好ましく、より
好ましくは7〜10である。
AQX乳剤の調製時(種乳剤の調製時も含む)にAgX
粒子に対して吸着性を有するゼラチン以外の物質を添加
してもよい。
所定の粒子条件を備え終った仕上り乳剤についてはAg
X粒子形成後公知の方法により脱塩される。脱塩の方法
としては特開昭63−243936号、特願昭63−9
047号に記載の種粒子としてのA(IX粒子の脱塩で
用いる凝集ゼラチン剤等を用いてもかまわないし、また
ゼラチンをゲル化させて行なううターデル水洗法を用い
てもよくまた多価アニオンよりなる無機塩類例えば硫酸
ナトリウム、アニオン性界面活性剤、アニオン性ポリマ
(例えばポリスチレンスルホン酸)を利用した凝析法を
用いてもよい。
このようにして12塩されたAgX粒子はゼラチン中に
再分散されてAgx乳剤が調製される。
AgX(1)の平均粒径は特に制限はなく用途により異
ならしめてよいが好ましくは0.03μm〜3,0μl
であり、更には0.1μm〜2.0μm10.15 u
ra 〜1.5μm 、 0.15 ura 〜1.2
μmが好ましい。ここでいう平均粒径は立方体のAaX
粒子の場合は、その−辺の長さ、立方体以外の形状の場
合は、同一体積を有する立方体に換算したときの一辺の
長さであってこのような意味における個々の粒径がri
であり、測定した粒子の総個数をnとしたとき 単分散性の良好なAoX粒子は大部分のAQX粒子が同
一晶相を呈し粒子サイズが揃っている。
単分散性の良好なA(JX粒子群は粒径の分布の標準偏
差を平均粒径で割った値(変動係数)が0.20以下と
なる。
本発明でいう実質的に感度の異なる2族以上のハロゲン
化銀粒子を含有せしめる方法としては、上記のようにし
て調製したハロゲン化銀乳剤と従来から知られている粒
子内部のハロゲン組成が均一なハロゲン化銀乳剤で感度
の異なるものを混合してもよい。また、平均粒径の異な
る2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合してもよい。また
、乳剤に添加する化学増感剤又は分光増感色素の量をか
えて作製した感度の異なる乳剤を2種以上混合してもよ
い。更に減感剤(例えば金属イオン)によって感度の異
なる乳剤を製造し、これを2種以上混合する方法、減感
剤aの異なる種乳剤を2種以上混合し、これを成長する
方法も可能である。
本発明における「実質的に感度が異なる」とは少なくと
も2種の乳剤の感度が異なっていればよいが、少なくと
も2族の粒子が特性曲線におけるカブリ+0.1の濃度
を与える露光量(J2uxx時間二H)の対数(It 
0(IH)で表した場合の感度の差が0.1以上である
ことが好ましく、更に0.2以上の差を有することが好
ましく、特に0,4〜2.0の差を有することが好まし
い。
感光材料Aにおいて、減感剤含有率が実質的に異なると
は、5倍以上異なることをいい、好ましいのは100倍
以上異る場合である。
又、感光材料Bにおいて、最高感度を有する粒子族と最
低感度を有する粒子放間の感度差は0.25以上が好ま
しく、特に0.5以上が好ましい。
感光材料Cにおいて、高濃度部分粒子群の平均減感剤含
有率は、低濃度部分粒子群の平均減感剤含有率の100
0倍以上であることが好ましい。
又、感光材料A及び已において、減感剤含有率の最も高
い粒子族の含有率は、減感剤含有率の最も低い粒子族の
含有率の10倍以上であることが好ましく、特に100
0倍以上であることが好ましい。
感光材料A、B及びCにおいて、減感剤含有率の最も低
い粒子族または部分粒子群(感光材料Bにおいては、例
えば最高感度を有する粒子族)は、減感剤を含有してい
てもよいが、含有していない場合が好ましい。
又、減感剤含有率の最も高い粒子族又は部分粒子群は、
減感剤を含有することにより、感度が0.3以上低下す
る示の減感剤を含有していることが好ましく、特に0.
5以上の場合が好ましい。
本発明で問題とする露光ラチチュードとは有意差ある露
光効果が発現する受光量幅であり、特性曲線に於るハイ
エストライトからディープシャドウに到る露光域であっ
て、写真化学、393頁(写真工業出版社、1982年
)で定義される方法で決定される。
すなわち横軸をff1oqH,$1軸を透過濃度で表し
た特性曲線の足の部と肩の部での接線の傾斜が0.2に
なる2点のffiogHの差である。
本発明の感光材料は、上記方法によって測定された露光
ラチチュードが3.0〜8.0のものが好ましい。
又、かかる特性曲線は互に異る感度分布、濃度効果を有
する複数のハロゲン化銀粒子族又は部分粒子群を所望の
特性曲線を形成するよう選択して組合せて得ることがで
きる。
本発明の感光材料は、複数のハロゲン化銀粒子族又は部
分粒子群を含有する。各粒子族又は各部分粒子群のハロ
ゲン化銀粒子の平均粒径は同じでも、異なっていてもよ
いが、最小平均粒径のハロゲン化銀粒子族または部分粒
子群の平均粒径(r2)と最大平均粒径のハロゲン化銀
粒子族または部分粒子群の平均粒径(rl )との粒径
比(’r 2 /r +  )が、0.5〜1が好まし
く、0,7〜1がより好ましく、0.8〜1が更に好ま
しく、0.9〜1が特に好ましい。
又、同−感色性層に含まれるハロゲン化銀粒子全体とし
て粒径の標準偏差(S)と平均粒径(rlとの比S/r
で定義される変動係数が0.4以下が好ましく、0.3
3以下がより好ましく、0.25以下が更に好ましく、
0.20以下が特に好ましい。
本発明においては、減感剤を用いた場合には、各粒子放
間又は部分粒子群間の平均粒径の差を小さくしても広い
露光ラチチュードを得ることができ、又、粒子全体とし
ての変動係数を小さくすることができる。従って、封込
まれ同一環境に曝されるこれら変動係数の小さいA(I
X粒子は、経時変化及び現像処理の変動に対する写真性
能が安定化され好ましい。更に生産技術の面から見ると
、同化学増感の下で各AgX粒子族または部分粒子群毎
にその感度資質が伸され、かつ同時に化学平衡に到る挙
動を示し、各A(IX粒子族または部分粒子群の混合系
を同バッチで化学増感することも可能となる。
本発明における減感剤としては、金属イオンの他、カブ
リ防止剤、安定剤、減感色素等、種々のものが使用でき
る。
本発明においては、金属イオンドーピング法が好ましい
。ドーピングに用いる金属イオンとしては、元素周期律
表におけるIb族、■b族、 lla族、 ll[b族
、■b族、Va族、■族の金属イオンが挙げられる。好
ましい金属イオンとしては、Au、Zn、Cd、Tl、
Sc、Y、Bi 、Fe。
Ru、Os、Rh、Ir、Pd、Pr、Sm。
Ybの金属イオンが挙げられる。特に好ましくは、Rh
、Ru、Qs、lrである。これらの金属イオンは例え
ばハロゲノ錯塩等として用いることができ、又ドーピン
グ中のAJX懸濁系のpHは5以下であることが好まし
い。
又、これら金属イオンのドーピング量は金属イオンの種
類、ハロゲン化銀粒子の粒径、金属イオンのドーピング
位置、目的とする感度等により種々異なるが、Agx1
モルに対して1Q−17〜10−2モルが好ましく、更
にI Q−12〜10−3モルが好ましく、特に10−
9〜1〇−吟モルが好ましい。
又、金属イオンがRhイオンの場合はi Q−M〜10
−2モルが好ましく、特にI Q−11〜10−4モル
が好ましい。
各AoX粒子族又は部分粒子群に対し夫々にドーピング
金属種、ドーピング位置及びドーピング量を選ぶことに
より各AQX粒子族又は部分粒子群に対し異なる感度資
質を与えることができる。
ドーピング量が10−2モル/Aa Xモル以下では粒
子の生長に大きな影響を与えることが少ないので、同一
の粒子生長条件としても粒径分布の小さいAaX粒子族
または部分粒子群を調製することができ好ましい。
ドーピング条件を異にした各AoX粒子族又は部分粒子
群毎に粒子を実用に供する条件に整えた後、これらを所
定量比で混合し同一バッチに調え化学増感にかけること
も可能である。各A(IX粒子族又は部分粒子群はその
資質に基いて増感効果を受容し、各族又は群の感度、混
在比によって所定のラチチュードを有する乳剤がえられ
る。
更に本発明に於ては前記金属イオンドーピング法の外に
当技術分野でかぶり防止剤、安定剤或は減感色素として
知られている化合物を用いることにより感度資質を異に
するA(IX粒子族又は部分粒子群を調えることもでき
る。かかるAg×粒子族又は部分粒子群は露光ラチチュ
ード設計に応じて所定比で混合され、露光ラチチュード
調部の目的を達する。
前記かぶり防止剤あるいは安定化剤としてはアゾール類
(たとえばベンズチアゾリウム塩、インダゾール類、ト
リアゾール類、ベンズトリアゾール類、ベンズイミダゾ
ール類など) ヘテロ環メルカプト化合物(たとえばメルカプトテトラ
ゾール類、メルカプトチアゾール類、メルカプトチアジ
アゾール類、メルカプトベンズチアゾール類、メルカプ
トベンズイミダゾール類、メルカプトピリミジン類など
) アザインデン類(たとえばテトラアザインデン類、ペン
タアザインデン類など) 核酸分解物(たとえばアデニン、グアニンなど)ベンゼ
ンチオスルホン酸類、チオケト化合物等が挙げられる。
また減感色素としては、シアニン色素、メロシアニン色
素、複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポ
ーラシアニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素お
よびヘミオキソール色素が挙げられる。
減感剤の存在する位置としては、感光材料の保存性、塗
布液の停滞安定性等の点から、ハロゲン化銀粒子の内部
に混入されていることが好ましく、その分布は均一であ
っても、粒子中心部又は中間位置等に局在していても、
粒子中心部から外側へ向けて徐々に減少していてもよい
生産効率の観点からは、粒子中心部に局在している場合
が好ましく、変動係数の小さい種粒子を用いる方式を用
いれば、粒子成長以降の工程を同一バッチで進めること
ができる。
即ち所定ラチチュードを与える各Ag×粒子族または部
分粒子群毎に夫々の感度域を招来する感度資質を定める
に必要充分な減感剤(例えばドーピング金属イオン)を
含有する種粒子及び必要に応じて、減感剤を含有しない
種粒子を調製し、これらを滑かな特性曲線を形成しうる
混在比に従って混合して同一バッチの懸濁系とし、これ
にA(I×を追加沈澱させ、各AgX粒子族又は部分粒
子群を同等に生長せしめ、感度資質を異にするA。
×粒子族又は部分粒子群からなる複合乳剤を調製し、該
複合乳剤を化学増感処理にかけることができる。
尚前記Ag×粒子の形成には結晶制御剤(特開昭60−
122935号等参照)を用いて晶相を制御してもよい
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は撮影用カラー
ネガフィルムに用いることが好ましい。
本発明がフルカラーハロゲン化銀写真感光材料として用
いられる場合は3種の光に感光する少なくとも3層以上
のハロゲン化銀感光層が支持体上に設けられる。通常青
感光性ハロゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤
層、赤感光性ハロゲン化銀乳剤層である。
感色性を同じくする層は複数存在してもよいが、少なく
とも1つの感色性層は画質及び処理条件の変動に対する
写真性能の安定性の点から単一層構成であることが好ま
しい。
感色性層が単一層であるとは、乳剤層に含有されるカプ
ラーの種類、ハロゲン化銀粒子の粒径、ハロゲン組成及
び晶癖、並びにカプラーとハロゲン化銀の比率を同じく
する複数の感色性を同じくする乳剤層が連続層として配
置されている場合をも包含する。
ここに「感色性を同じくする」又は[同一感色性Jとは
、例えば青感光性、緑感光性、赤感光性という点で同じ
であればよく、分光感度特性が全く同一である必要はな
い。
本発明においては、青感光性層が単一層であることが好
ましく、青感光性及び緑感光性のハロゲン化銀乳剤層が
共に単一層であることが更に好ましく、特に青感光性、
緑感光性及び赤感光性のハロゲン化銀乳剤層の全てが各
々単一層であることが好ましい。
同−感色性層が単層構成の場合は、従来の重層構成に比
較し、感光材料の塗設層の数が減少され、薄膜化が可能
となる。従って、生産効率、鮮鋭性が改良され、粒状性
をも改良される。膜厚としては乾燥後の膜厚として20
〜3μmが好ましく、特に15〜5μmが好ましい。
本発明においては前記本発明に係るハロゲン化銀乳剤と
共に通常ハロゲン化銀感光材料に用いられる種々のハロ
ゲン化銀乳剤を併用することができる。
本発明において感光性ハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン
化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀、塩
沃臭化銀および塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使
用される任意のものを用いることができる。
本発明に関る乳剤は、常法により化学増感される。即ち
、銀イオンと反応できる硫黄を含む化合物や、活性ゼラ
チンを用いる硫黄増感法、セレン化合物を用いるセレン
増感法、還元性物質を用いる還元増感法、金その他の貴
金属化合物を用いる貴金属増感法などを単独又は組み合
わせて用いる事が出来る。
本発明にお゛いては、化学増感剤として例えばカルコゲ
ン増感剤を用いることができ、なかでも硫黄増感剤、セ
レン増感剤が好ましい。
硫黄増感剤としては例えばチオ硫酸塩、アリルチオカル
バジド、チオ尿素、アリルイソチオシアネート、シスチ
ン、p−トルエンチオスルホン酸塩、O−ダニンが挙げ
られる。その他、米国特許第1,574,944号、同
第2,410,689号、同第2,278.947号、
同第2,728,668号、同第3.501.313号
、同第3.656.955号、西独出願公開(OLS)
第1.422,869号、特開昭56−24937号、
同55−45016号等に記載されている硫黄増感剤も
用いることができる。
硫黄増感剤の添加量はpH,温度、ハロゲン化銀粒子の
大きさなどの種々の条件によって相当の範囲にわたって
変化するが、目安としてはハログン化銀1モル当り10
4モルから10−1モル程度が好ましい。
セレン増感剤としては、アリルイソセレノシアネートの
如き脂肪族イソセレノシアネート類、セレノ尿素類、セ
レノケトン類、セレノアミド類、セレノカルボン酸塩類
及びエステル類、セレノホスフェート類、ジエチルセレ
ナイド、ジエチルセレナイド等のセレナイド類を用いる
ことができ、それらの具体例は米国特許第1,574,
944号、同第1602592号、同第1,623,4
99号に記載されている。
更に還元増感を併用することもできる。還元剤としては
、塩化第一錫、二酸化チオ尿素、ヒドラジン、ポリアミ
ン等が挙げられる。
また金以外の貴金属化合物、例えばパラジウム化合物等
を併用することもできる。
本発明に係るAaX粒子は金化合物を含有することが好
ましい。本発明に好ましく用いられる金化合物としては
、金の酸化数が+1価でも+3価でもよく、多種の金化
合物が用いられる。代表的な例としては塩化金酸塩、カ
リウムクロロオーレート、オーリックトリクロライド、
カリウムオーリックチオシアネート、カリウムヨードオ
ーレート、テトラシアノオーリックアジド、アンモニウ
ムオーロチオシアネート、ピリジルトリクロロゴールド
、金サルファイド、金セレナイド等が挙げられる。
金化合物はA(IX粒子を増感させる用い方をしてもよ
いし、実質的に増感には寄与しないような用い方をして
もよい。
金化合物の添加量は種々の条件で異なるが、目安として
はハロゲン化銀1モル当り10−8モルから10−1で
あり、好ましくは10−7モルから10−2モルである
。またこれらの化合物の添加時期はA(IXの粒子形成
時、物理熟成時、化学熟成時および化学熟成終了後の何
れの工程でもよい。
本発明に煉る乳剤は、増感色素を用いて、所望の波長域
に分光増感出来る。増感色素は単独で用いても良いが、
2種以上を組み合わせても良い。
増感色素とともにそれ自身分光増感作用を持たない色素
、あるいは可視光を実質的に吸収しない化合物であって
、増感色素の増感作用を強める強色増感剤を乳剤中に含
有させても良い。
多色用A(iX写真感光材料の場合には、減色法色再現
を行うために、通常は写真用カブラとして、マゼンタ、
イエロー及びシアンの各カブラを含有するA(IX乳剤
層ならびに非感光性層が支持体上に適宜の層数及び層順
で積層した構造を有しているが、該層数及び層順は重点
性能、使用目的によって適宜変更しても良い。
本発明のAgX写真感光材料には、更にかぶり防止剤、
硬膜剤、可塑剤、ラテックス、界面活性剤、色かぶり防
止剤、マット剤、滑剤、帯電防止剤等の添加剤を任意に
用いることができる。
また本発明のA(IX写真感光材料は、種々の現像処理
を行うことにより画像を形成することができる。
発色現像液に使用される発色現像主薬は、種々のカラー
写真プロセスにおいて広範囲に使用されているアミノフ
ェノール系及びp−フェニレンジアミン系誘導体が含ま
れる。
該写真感光材料の処理に適用される発色現像液には、第
1級芳香族アミン系発色現像主薬に加えて、既知の現像
液成分化合物を添加することができる。また公害負荷に
問題のあるベンジルアルコールを含有しない系において
も処理可能である。
発色現像液のpH値は、通常は7以上、最も一般的には
約10乃至13である。
発色現像温度は通常15℃以上であり、−殻内には20
℃〜50℃の範囲である。迅速現像のためには30℃以
上で行うことが好ましい。また、従来の処理では3分〜
4分であるが、迅速処理を目的とした乳剤を組めば発色
現像時間は一般的には20秒〜60秒、更に30秒〜5
0秒の範囲とすることも可能である。
本発明のAgX写真感光材料は、発色現像後、漂白処理
、定着処理を施される。漂白処理は定着処理と同時に行
ってもよい。
定着処理の後は、通常は水洗処理が行われる。
また水洗処理の代替として、安定化処理を行ってもよい
し、両者を併用してもよい。
[実施例] 以下に実施例によって本発明を具体的に説明する。
種乳剤のm製 (11合例1)・・・ 温度を40℃にあげた2X10−6モル1七ルAoのに
3 Rh Ce6を含む2.0%ゼラチン水溶液500
1Qに、特開昭50−45437号記載の方法に従って
4M(モル濃度)−AgNO3水溶液250112及び
4M−KBr 、−KI [KBr :KI=98 :
2(モル比)]水溶液25(h+Qをコンドロールドダ
ブルジェット法によりl)A!+を9.0、EIHを2
.0に制御しながら35分間で添加した。全添加銀jの
前記A+7X粒子を含むゼラチン水溶液を炭酸カリウム
水溶液でI)Hを5.5とした後、沈澱剤として正正ア
トラス社製デモールNの5%水溶液3641gと多価イ
オンとして硫酸マグネシウム20%水溶液244 m1
2を加え凝析を起させ静置により沈降させ上澄みをデカ
ントした後、蒸留水1,40(hRを加え再び分散させ
た。1ib 液を36.41Q加え再び凝析させ、沈降させた上澄み
をデカントし、オセインゼラチン28gを含む水溶液で
総量を425112にして40℃で40分間分散するこ
とによりAg×乳剤を調合した。
この乳剤をNE−1とする。
調合例1と同条件で添加剤及びその添加mを表−1に示
すようにして種乳剤NE−2及びNE9を調整した。
次に一2X10−6moQのKa Rh Cff1sを
含む水溶液の添加を4M−AIJ、NO3水溶液の10
%(25i12)を添加した後に一度に添加するように
代えた他は製造例1と同条件で種乳剤NE−10を調製
した。
NE−1〜NE−10は、電子顕微鏡観察の結果、平均
粒径0.093μmの立方体粒子よりなる単分散乳剤で
あった。
なお表−1にはNE−1も合わせて示す。
表−1 傘A:予め反応系中に添加 B:AGNO3水溶液10%添加後に一度に添加(製造
例1) 以下に示す6種類の溶液を用いて平均粒径0.38μm
のコア/シェル型ハロゲン化銀粒子を作成した。
(溶液A−1) ・オセインゼラチン         28.78゜C
H。
平均分子11170Gプロノン(日本油脂製)の10%
エタノール水溶液       16.5d・K I 
               146.5 a・蒸留
水              52871Q(溶液B
−1) ・種乳剤(NE−9) A(l X O,1552モル相当囲 相当−ヒドロキシ−6−メチル− 1,3,3a、7−チトラザインデン (以下TA[という)        247.5mg
・56%酢酸水溶液          72.h12
・28%アンモニア水         97.2nN
・蒸留水で1020v12にする。
(溶液C−1) ・A!J N031774 g ・28%アンモニア水         1447uO
・蒸留水で2983−にする。
(溶液D−1) ・オセインゼラチン          50 (1−
K B r               2082.
5(1・TA  I                
     2.535  (1・蒸留水で5ooo16
にする。
(溶液E−1) ・20%KBr水溶液    りAIJ調整必要吊(溶
液F−1) ・56%酢酸水溶液      pH調整必要凹40℃
において、特開昭57−92523号、同!M−925
24号に示される混合攪拌器を用いて、溶液A−1に溶
液C−1の252 vQを1分間で添加し、A(l 1
粒子を生成させた。A(I 1粒子は電子顕微鏡観察の
結果、粒径が約0.05μmであった。ACl 1生成
につづいて溶液B−1を添加した。次に溶液C−1と溶
液D−1とを同時混合法により、1)AOlpHlla
G−1及ff1lD−117)流mを表−2に示すよう
に制御しながら添加した。なお同時混合中のDAIJl
EIHの制御は流量可変のローラチューブポンプにより
、溶液E−1と溶液F−1の流山を変えることにより行
なった。溶液C−1の添加終了2分後に溶液E−1によ
って1)AIJを10.4に、更に2分後に溶液F−1
によってp)−16,0に調節した。
次に常法により脱塩水洗を行ない、オセインゼラチン1
97.49を含む水溶液に分散したのち、蒸留水で総量
を3000t12に調整し乳剤EM−1をえた。
EM−1の平均粒径は0.38μmであり、平均表−2
粒 成長条件(EM−1) (製造例2) 以下に示す5種類の溶液を用いてまずA(I 1粒子を
作成した。
(溶液A−2) ・オセインゼラチン         242.60・
ブロノンク10%エタノール溶液)   14.611
2・くえん酸ナトリウム        18.21;
1・K I                    
  56.2  !;1水を加えて4,852にする。
(溶液B−2) ・AgN0a              876 g
水を加えて1.471にする。
(溶液C−2) ・K I                891.9
 (1水を加えて1.471にする。
(溶液D−2) ・AgN0a             83.9 g
水を加えて173dにする。
溶液A−2を反応容器中に添加し、40℃にした後プロ
ペラ撹拌機を用いて撹拌しながら、溶液B−2と溶液C
−2を溶液表面より30分かけて添加し、Ag1粒子を
生成させた。平均粒径は0、045μIであった。
次に溶液D−2を添加して、銀電位をpAg13に調整
した。
このようにして調製されたAg1粒子を含む懸濁液は1
2当たり0.709モルのハロゲン化銀を含んでいる。
以下に示す7秤類の溶液を用いて本発明に係るハロゲン
化銀粒子(コア/シェル型)を作成した。
この粒子は平均粒径0.38μmであり平均AgI含有
率は8.4611101%である。
(溶液A−3) ・オセインゼラチン         28.779・
プロノン(10%エタノール溶液)   16.5vf
i・TAIの0.5%水溶液       49.5m
j2水を加えて558hβにする。
(溶液B−3) ・種乳剤N −10,1552モル相当量・くえん酸ナ
トリウム        1.6920水を加えて76
11gにする。
(溶液C−3) ・A!J N 03            1624
 (J・28%アンモニア水         132
51(1水を加えて2731輩にする。
(溶液D−3) ・オセインゼラチン          300−  
KBr                     1
249.5  a・TAIの0.5%水溶液     
  507.12水を加えて3000 v(lにする。
(溶液E−3) ・前述の方法で調製したAg1粒子  1245mg(
銀0.8825モルAoX相当量を含む溶液。)(溶液
F−3) ・20%KBr水溶液    pAa調整必要聞(溶液
G−3) ・56%酢酸水溶液      pHI整必要出溶液A
−3を40℃に保ち、特開昭57−92523号、同5
7−92524号に示される混合撹拌器を用いて撹拌し
ながら、溶液B−3を50℃で60分間撹拌後、溶液A
−3に添加した。次いで28%アンモニア水溶液97t
12及び溶液56%酢酸水溶液72.6.[を添加した
後、溶液F−3及びG−3を用いてpHを9.0、pA
gを8.55に調整した。次に溶液C−3と溶液D−3
を同時混合法により、pAg、pH1流世を表−3に示
すように制御しながら添加した。
一方溶液E−3の流量を表−3に示すように制御しなが
ら液表面に添加した。尚、I)Ag、l)Hの制御は製
造例1と同様に行った。
製造例1と同様にl)Ag、l)H調整後、脱塩水洗、
分散を行い総ωを3000dにした。この乳剤を表−3
粒子成長条件(EM−2) (製造例3〜11) 製造例2において、種乳剤NE−1をNE−2〜10に
各々代える他は同様にして、乳剤EM−3〜11を得た
(製造例12) 製造例2において、溶液E−3を溶液C−3の添加開始
から2分後に全量を1分間で添加する他は、全く同様に
行った。
このようにして調製された乳剤をEM−12という。
(製造例13)・・・比較乳剤 以下に示す7種類の溶液を用いて粒子内部から順次15
モル%、5モル%及び3モル%のAo I含有率のコア
/シェル型で平均粒径0.38μm、平均AIJ l含
有率8.46モル%の沃臭化銀乳剤(比較)を作成した
(溶液A−4) ・オセインゼラチン         28.6 Q命
プロノン(10%エタノール溶液)   16.51Q
・T A 1              247.5
+eg・56%酢酸水溶液 ・28%アンモニア水溶液 ・種乳剤(NE−9)AaX ・蒸留水で6600m12にする。
(溶液B−4) ・オセインゼラチン ・KBr ・Kl ・TAI ・蒸留水で1300mQにする。
(溶液C−4) ・オセインゼラチン ・KBr ・KI ・TAI ・蒸留水で1700tj2にする。
(溶液D−4) ・オセインゼラチン ・KBr ・K1 72.6tN 97.2m12 0、1552モル相当間 3  G 460.2  Q 113.3  Q 665fflll1 7 g 672.6  Q 49、39(7 70m0 8g 323.2 1J 13、94!II ・TAI                   40
91g・蒸留水で8001gにする。
(溶液E−4) ・ALJNOa            1773.6
 g・28%アンモニア水         1470
tj2・蒸留水で2983−にする。
(溶液F−4) ・20%KBr水溶液    1)At)調整必要量(
溶液G−4) ・56%酢酸水溶液      pH調整必要140℃
において製造例1と同じ混合攪拌器を用い、溶液A−4
に溶液E−4と溶液B−4とを同時混合法によって添加
し、B−4添加終了と同時にC−4を添加し、C−4の
添加終了と同時にD−4を添加した。同時混合中のEI
ACI、I)Hの1iIlIIl及び溶液E−4、溶液
B−4、溶液C−4、及び溶液D−4の添加速度は表−
4に示すように行なった。
EIAO及びl)Hの制御は流】可変のローラチューブ
ポンプより溶液F−4と溶液G−4の流量を変えること
により行なった。
溶液E−4の添加終了後、製造例1と同様にしてpH,
I)A(l調整、脱塩水洗、再分散を行なった。この乳
剤をEM−13という。
EM−13は平均粒径0.38μlでコア/シェル構造
をもつ8.46 son%のAa I含有率粒子で表−
4粒子 長条性(EM−13) (製造例14) 製造例13において、種乳剤NE−9をNE−3に代え
る他は同様にして行ない、EM−14を得た。
(製造例15) 製造例1と同様にして、平均粒径0.27μ−1平均A
(l r含有率8.46 moffi%のAOX粒子を
作成した。
(溶液A−5) ・オセインゼラチン ・Kl ・プロノン(10%エタノール溶液) ・蒸留水で5400tj2にする。
(溶液B−5) ・種乳剤(NE−9)    0.4328・TAI ・56%酢酸水溶液 ・28%アンモニア水 ・蒸留水で3645m12にする。
(溶液C−5) ・AgNO3 ・28%アンモニア水 ・蒸留水で2903mgにする。
(溶液D−5) ・オセインゼラチン ・KBr ・TAI 3  Q 142.6  (1 0m12 モル相当量 30mg 1051ffi 76t12 1726  Q 0 g 2082.5 0 5、37(1 ・蒸留水で5000.i12にする。
(溶液E−5) 溶液E−1と同じ (溶液F−5) 溶液F−1と同じ 製造例1と同様に40℃において、製造例1と同じ混合
攪拌器を用いて溶液A−5に溶液C−5の245.5d
を1分間で添加し、A(l 1粒子を生成させた。Ag
Iの平均粒径は製造例1と同様に約0.05μmであっ
た。AgI生成につづいて溶液8−5を添加した。
次に溶液C−5と溶液D−5とを同時混合法により、I
)AQ、pH1溶液C−5及び溶液D−5の流量を表−
5に示すように制御しながら添加した。I)AIJ、1
1Hの制御は製造例1と同様に行なった。
製造例1と同様にE)A(1、pH調整後、脱塩水洗、
分散を行ない総量を3000112にした。この乳剤を
EM−15という。
表−5粒子成長条 (EM−15) (製造例16) 製造例13を参考にして、平均粒径0.27μm1平均
Aa I含有率8.46モル%のコア/シェル型沃臭化
銀乳剤を作成した。この乳剤をEM−16という。なお
、種乳剤にはNE−9を用いた。
(製造例17) 製造例1と同様にして平均粒径0.65μm1平均A(
l 1含有率7.16 mo1%のコア/シェル型Ag
X粒子を作成した。
(溶液A−6) ・オセインゼラチン          459・プロ
ノン(10%エタノール水溶液)30112・K 1 
              116.8 g・蒸留水
で919h12にする。
(澄液B−6) ・種乳剤 平均粒径0.21μm 平均Aa 1含有色2モル% AQ X 0.759モル相当童 112.5.Q 175.5mR 60G+ag ・56%酢酸水溶液 ・28%アンモニア水 ・TAI ・蒸留水で2608dにする。
(溶液C−6) ・A(INOs ・28%アンモニア水 ・蒸留水で2810顧にする。
1691  Q 1363 vQ (溶液D−6) ・オセインゼラチン          so g−K
Br               2082.50・
TA I               5.3389
・蒸留水で5ooo112にする。
(溶液E−6) 溶液E−1と同じ (溶液F−6) 溶液F−1と同じ 40℃において、溶液A−6に溶液C−6の20hNを
1分間で添加してAg ■微粒子を生成させる他は製造
例1と同様に行なった。
1)HS I)Ag、流量は表−6に示した。
表−6粒子成長条件(EM−17) (製造例19) 製造例2で用いた種乳剤NE−1のかわりにNE−3、
NE−9を1=1の等モルの割合で混合したものを用い
る他は製造例1と全く同じ方法で乳剤EM−19を得た
(製造例18)・・・比較乳剤 製造例13を参考にして、粒子内部から順次15モル%
、5モル%、3モル%のAIJ I含有率を有するコア
/シェル構造を有し、平均粒径0.65μmの沃臭化銀
乳剤を作成した。この乳剤をEM−18という。なお、
種乳剤には平均粒径Q、27 μmのAOBr I (
平均Ag!含有率2モル%)乳剤を用いた。
表−7 (註) D−1 (増感色素) 3g−4偽め2%の高At) I含有層が存在すること
が確認された。
〈実施例1〉 上記製造例で作製したEM−1〜EM−18に金硫黄増
感を施し、下記の増感色素(1)、増感色素(2)を添
加し、緑感性に分光増感した。次いでTAr及び1−フ
エ°ニルー5−メルカプトテトラゾールを加えて安定化
した。
更に下記のマゼンタカプラー(M−1)を酢酸エチル、
及びジノニルフタレート(DNP)に溶解し、ゼラチン
を含む水溶液中に乳化分散した分散物、及び延展剤、硬
膜剤等の一般的な写真添加剤を加えて塗布液を作成し、
下引きされたセルロースアセテート支持体上に常法によ
り塗布、乾燥して感光材料試料101〜118を得た。
増感色素(1) 増感色素(2) マゼンタカプラー(M−1 各試料は常法に従いウェッジ露光し、 工程で処理した。
処理工程:(38℃) 発色現像 漂    白 水   洗 定    着 水   洗 安定化 3分15秒 6分30秒 3分15秒 6分30秒 3分15秒 1分30秒 下記処理 乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成を下記に示す。
発色現像液 4−アミノ−3−メチル−N−エチル −N−(β−ヒドロキシエチル)− アニリン・硫酸Jg           4.75(
1無水亜硫酸ナトリウム        4.25(1
ヒドロキシルアミン1/2硫酸塩    2.0g無水
炭酸カリウム         37.5 (]臭化カ
リウム            1.39ニトリロトリ
酢酸・3ナトリウム塩 (1水塩)              2.5(1水
酸化カリウム           1.0g水を加え
て11とする 漂白液 エチレンジアミンテトラ酢酸鉄 アンモニウム塩          100.0gエチ
レンジアミンテトラ酢H2 アンモニウム塩          10.0Q臭化カ
リウム           150.01;1氷酢H
10゜Og 水を加えて12とし、アンモニア水を用いてpH6,0
に調整する。
定着液 チオ硫酸アンモニウム       175.0 (1
無水亜硫酸アンモニウム       8.6gメタ亜
硫酸ナトリウム        2.3g水を加えて1
yとし、酢酸を用いてpH6,0に調整する。
安定化液 ホルマリン(37%水溶液)       1.5.Q
コニダックス(コニカ株式会社製)   7.5m12
水を加えて12とする。
このようにして得られた試料について感度を評価した。
その結果を表−8に示す。
なお、感度は特性曲線上でかぶり+0.1の濃度の点で
の値で表わし、試料101の感度を100とする相対感
度で示した。
表−8 表−8の結果から明らかなように、乳剤中に金属イオン
、減感色素等の減感剤をドープすることにより、平均粒
径が同じでありながら感度の異なる乳剤をI[できるこ
とがわかる。また、試料110、 102〜105の結
果からドープ伍を変化することにより感度は任意にコン
トロールできることがわかる。
また、本発明に係る乳剤は同粒径の比較の乳剤に比較し
て高感度であることがわかる。
なお、Bi、Ir、Cd、Yb等の金属イオンを各々ド
ープした乳剤を調整したところ、上記と同様に感度の異
なる乳剤を調整できた。
〈実施例2〉 この実施例では露光ラチチュード、感度、粒状性の評価
を行なった。
実施例1の試料101の乳剤に代えて、表−9に示す乳
剤を使用する他は同様に作製して試料201〜203を
得た。
各試料は常法に従いウェッジ露光し、実施例1と同様に
処理した。
このようにして得られた試料について、ラチチュード、
感度及び粒状性(RMS)を評価した。
その結果を表−9に示す。
なお、感度は特性曲線上でかぶり+0.1の点の感度で
あり、試料203の感度を100とする相対感度で示し
た。粒状性(RMS)は最小濃度+ 1.0の濃度を円
形走査口径が25μ閣のマイクロデンシトメータで走査
したときに生じる濃度値の変動の標準値の1,000倍
値で示した。
表−9 表−10 表−9から明らかなように、本発明の試料は露光ラチチ
ュードが充分広く、さらに感度、粒状性が著しく改良さ
れていることがわかる。
〈実施例3〉 実施例1の試料101の乳剤を表−10に示すように代
える他は同様に作製して試料301〜311を得た。各
試料について、実施例2と同様にしてラチチュード、感
度、粒状性を評価した。結果を表−10に示す。尚、感
度は試料301を100とする表−10の結果より、本
発明の試料は露光ラチチュード、感度及び粒状性の点で
優れていることがわかる。
試料311は単一乳剤の使用のため、感度、粒状性は優
れるものの、露光ラチチュードが狭いという致命的な欠
点を有する。試料308 、309は露光ラチチュード
の点では満足されるものの、感度、粒状性の点では不満
足である。
ところが、本発明の試料は露光ラチチュード、感度、粒
状性のすべてに満足できる性能を有していることがわか
る。
試料310は乳剤の製造法及び試料作製法をみてもわか
るように単一乳剤として扱えるため、乳剤製造、化学増
感及び試料作製が簡易で生産効率が高く、本発明の好ま
しい態様である。
実施例4 試料N o、 401の作製(本発明)下引加工したセ
ルロースアセテート支持体上に下記に示す組成からなる
上下層構成の多層カラー感光材料No、401を作成し
た。
塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀当
りのLJ/−1単位で表した階を、また、添加剤及びゼ
ラチンについてはQ/f単位で表した量を、また増感色
素、カブラについては同一層内のハロゲン化銀1モル当
りのモル数で示した。
なお各感色性乳剤層に含まれる乳剤は実施例1増感色素
(3) 増感色素(4) 増感色素(5) 増感色素(6) 増感色素(7) 各層には上記の成分の他に界面活性剤を塗布助剤として
添加した。
0M−1 I C/ UV−1 D−1 UV−2 以下上記組成の各層を上記したHC,IL−1、R−1
、R−2、■し−2、G−1、G−2、YC,B−1、
B−2、Pro −1、Pro −2の略号をもって示
すものとする。
試料402の作製(比較) R−1、G−1、B−1に含まれるEM−15に代えて
EM−16を用い、R−2、G−2、B−2に含まれる
EM−17及びEM−10に代えてEM−18及びM−
13の1=1混合物を用いる他は試料401と全く同様
にして作製した。
得られた試料は各々常法に従い、ウェッジ露光し、実施
例1と同様の現像処理を行ない、実施例1と同様の方法
でラチチュード、粒状性及び感度を評価した。その結果
を表−11に示す。なお、感度は試料402を100と
したときの相対感度で示した。
表−11 表−11の結果から本発明の試料は広い露光ラチチュー
ドと優れた粒状性及び感度を兼ね備えていることがわか
る。
実施例5 下引加工したセルロースアセテート支持体上に下記に示
す組成からなる構成の多層カラー感光材料501を作成
した。
塗布量はハロゲン化銀およびコロイド銀については銀当
りの(J/f単位で表した量を、また、添加剤及びゼラ
チンについてはg/12単位で表した量を、また増感色
素、カプラについては同一層内のハロゲン化銀1モル当
りのモル数で示した。
なお各感色性乳剤層に含まれる乳剤は実施例1と同様に
して最適に増感を施した。
各層には上記の成分の他に界面活性剤を塗布助剤として
添加した。
試料502〜505の作製 試料501に含まれる乳剤を表−12に示すように代え
る他は同様にして作製した。
得られた試料501〜505の各々に常法に従いウェッ
ジ露光し、実施例1と同様の現像処理を行ない、得られ
た各試料について、実施例2と同様の方法でラチチュー
ド、感度、及び粒状性を評価した。緑感色性の結果を表
−12に示す。
但し、感度は試料505を100とした相対感度で示し
た。
表−12 表−12から明らかなように本発明の試料は露光ラチチ
ュードが充分に広く、また粒状性、感度も著しく改良さ
れていることがわかる。
なお、本発明の試料は鮮鋭性が比較に対して約30%改
良され、処理変動に対する安定性も優れていることがわ
かった。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明により、広い露光ラ
チチュードを有し、かつ高い感度を有するハロゲン化銀
写真感光材料を提供することができた。
また、本発明のハロゲン化銀写真感光材料により、画質
、特に粒状性に優れた画像が得られた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層
    を有するハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロ
    ゲン化銀乳剤層の少なくとも一層が実質的に感度の異な
    る少なくとも2族のハロゲン化銀粒子を含み、かつ該少
    なくとも2族のハロゲン化銀粒子の少なくとも1つが、
    2種以上のハロゲンを混有するハロゲン化銀粒子(1)
    であって、粒子成長過程の少なくとも一期間、成長中の
    ハロゲン化銀粒子よりも溶解度積の小さいハロゲン化銀
    粒子(2)の存在下に成長せしめられたハロゲン化銀粒
    子であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
  2. (2)支持体上に、減感剤含有率が実質的に異なる少な
    くとも2族のハロゲン化銀粒子を含有する少なくとも1
    層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光
    材料であつて、該少なくとも2族の粒子の少なくとも1
    つが2種以上のハロゲンを混有するハロゲン化銀粒子(
    1)であって、粒子成長過程の少なくとも一期間、成長
    中のハロゲン化銀粒子よりも溶解度積の小さいハロゲン
    化銀粒子(2)の存在下に成長せしめられたハロゲン化
    銀粒子であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
    料。
  3. (3)支持体上に、実質的に感度の異なる少なくとも2
    族のハロゲン化銀粒子を含有する少なくとも1層のハロ
    ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料であ
    つて、該粒子族のうち最高感度を有しないハロゲン化銀
    粒子族の少なくとも一部が減感剤を含有する粒子族であ
    り、かつ、該少なくとも2族の粒子の少なくとも1つが
    、2種以上のハロゲンを混有するハロゲン化銀粒子(1
    )であって、粒子成長過程の少なくとも一期間、成長中
    のハロゲン化銀粒子よりも溶解度積の小さいハロゲン化
    銀粒子(2)の存在下に成長せしめられたハロゲン化銀
    粒子であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
  4. (4)支持体上に、減感剤含有率の異なるハロゲン化銀
    粒子群を含有する少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層
    を有するハロゲン化銀写真感光材料であつて、該粒子群
    の5重量%であり、かつ、残余の95重量%よりも該含
    有率の高い部分粒子群の平均減感剤含有率が、該粒子群
    の5重量%であり、かつ、残余の95重量%よりも該含
    有率の低い部分粒子群の平均減感剤含有率の10倍以上
    であり、更に該粒子群の少なくとも1部が、2種以上の
    ハロゲンを混有するハロゲン化銀粒子(1)であって、
    粒子成長過程の少なくとも一期間、成長中のハロゲン化
    銀粒子よりも溶解度積の小さいハロゲン化銀粒子(2)
    の存在下に成長せしめられたハロゲン化銀粒子であるこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP1074653A 1988-03-25 1989-03-27 高画質画像の得られるハロゲン化銀写真感光材料 Expired - Fee Related JP2864246B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121788 1988-03-25
JP63-71217 1988-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02946A true JPH02946A (ja) 1990-01-05
JP2864246B2 JP2864246B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=13454287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1074653A Expired - Fee Related JP2864246B2 (ja) 1988-03-25 1989-03-27 高画質画像の得られるハロゲン化銀写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2864246B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463465A (en) * 1993-07-16 1995-10-31 Japan Elanco Company Limited Apparatus for examining the external appearance of solid articles
WO2004004628A1 (ja) 2002-07-05 2004-01-15 Shionogi Qualicaps Co., Ltd. カプセル充填封緘装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678831A (en) * 1979-12-03 1981-06-29 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Silver halide photographic material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678831A (en) * 1979-12-03 1981-06-29 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Silver halide photographic material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463465A (en) * 1993-07-16 1995-10-31 Japan Elanco Company Limited Apparatus for examining the external appearance of solid articles
WO2004004628A1 (ja) 2002-07-05 2004-01-15 Shionogi Qualicaps Co., Ltd. カプセル充填封緘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2864246B2 (ja) 1999-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0112162A2 (en) Light-sensitive silver halide photographic material
JPH01131544A (ja) 写真用ネガ型ハロゲン化銀乳剤の製造方法
JP2719540B2 (ja) 高感度ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02946A (ja) 高画質画像の得られるハロゲン化銀写真感光材料
JPH05165133A (ja) ハロゲン化銀写真乳剤及びハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2530843B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤の製造方法
JP2907962B2 (ja) 高感度ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62212640A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2681172B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
US5362619A (en) High-speed halide photographic light-sensitive material
JP3680546B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤およびハロゲン化銀写真感光材料
JP2829620B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2921979B2 (ja) 改良光活性粒子生成のための第▲vi▼b族化合物によるハロゲン化銀乳剤のドーピング
EP0445444A1 (en) Photographic emulsions
JPS63305344A (ja) 経時カブリ等の少ない改良されたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0451140A (ja) 圧力かぶり特性の良好なハロゲン化銀写真感光材料
JP2894612B2 (ja) 薄膜化されたハロゲン化銀写真感光材料
JP2882483B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPH02120849A (ja) ハロゲン化銀結晶粒子及びハロゲン化銀感光材料
JPH03182738A (ja) 感光性ハロゲン化銀乳剤
JPH0511381A (ja) ハロゲン化銀写真乳剤およびこれを用いた感光材料
JPH10123646A (ja) ハロゲン化銀粒子の製造方法、平板状高塩化銀粒子の形成方法及び異方成長発生剤
JPH06102604A (ja) ハロゲン化銀乳剤及びハロゲン化銀写真感光材料
JPH03235937A (ja) 感度及び粒状性の改良された感光性ハロゲン化銀乳剤
JPH06102610A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees