JPH02941A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH02941A
JPH02941A JP63201333A JP20133388A JPH02941A JP H02941 A JPH02941 A JP H02941A JP 63201333 A JP63201333 A JP 63201333A JP 20133388 A JP20133388 A JP 20133388A JP H02941 A JPH02941 A JP H02941A
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Azuma Miyazawa
東 宮沢
Eiji Otsuka
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はマイクロコンピュータを内蔵し、同じくマイ
クロコンピュータを有する外部装置と接続され、外部装
置との通信により種々の動作を制御するカメラに関する
〔従来の技術〕
このようなカメラとしては、同一出願人による特願昭8
1−311097号、特願昭62−158551号に記
載の全自動カメラがある。
特願昭61−311897号に記載の全自動カメラでは
、外部装置に種々のプログラムを内蔵しておいて、外部
装置をカメラに接続した時、外部装置からカメラに所望
のプログラムを転送しCPUのRAMを書換え、このプ
ログラムを実行させる。これにより、カメラのCPUに
は内蔵されていなかった機能を外部装置により実現可能
となり、カメラの機能が拡大する。
特願昭[12−158551号に記載の全自動カメラで
は、外部装置がカメラ内部のCPUのサブルーチンをア
クセスできる構成になっている。これにより、外部装置
が所望のサブルーチンを組合わせて実行することにより
、カメラに所望の動作を実行させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した2つの全自動カメラでは、外部
装置との通信のサブルーチンがカメラのメインルーチン
の中にプログラムされていた。すなわち、外部装置との
通信サブルーチンが一度実行されると、メインルーチン
の他の処理が終わってからでないと、外部装置との通信
サブルーチンを再び実行することができなかった。
このため、上述した2つの全自動カメラでは、複数のサ
ブルーチンを連続して実行し1つの機能を実現すること
は不可能であった。そのため、サブルーチンの組合せに
より実現できる機能が限定されている。
また、特願昭61−311697号に記載の全自動カメ
ラにおいては、カメラのメインルーチンで使用されるR
AMを使用するサブルーチンは実行できず、外部装置か
らカメラに自由にプログラムを転送することはできなか
った。
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもので、
その目的は外部装置からの指令によりカメラと外部通信
とを連続通信し、カメラに内蔵のマイクロコンピュータ
のサブルーチンを所望の順番で組合せて連続して実行で
きるカメラを提供することである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕この発明による
カメラの通信モードは外部装置からのモード信号に応じ
て連続モードと非連続モードとに切換え可能であり、外
部装置から連続モード設・定信号が供給されると外部装
置との通信サブルーチンを連続して実行し、外部装置か
ら連続モード解除信号が供給されると外部装置との通信
サブルーチンを実行後メインルーチンに戻る。
また、この発明によるカメラシステムでは、外部装置は
カメラとの連続通信において、任意のサブルーチンを任
意の順番に読出し実行させる命令をカメラに通信するプ
ログラムを具輸する。
また、この発明によるカメラは外部装置から指定される
サブルーチンを組合わせて実行することにより調整デー
タを書換え可能な記憶部に書込むことができ、記憶部の
データをマイクロコンピュータのメモリに転送し書込む
サブルーチンと、メモリに書込まれたデータに基づいて
各カメラ機能を調整するサブルーチンを具備する。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの発明によるカメラの一実施例
を説明する。
第1図は一実施例の概略を示すブロック図である。1チ
ツプマイクロコンピユータからなるCPU10を有する
カメラ1に外部装置2が着脱自在に接続される。CPU
l0はカメラ1の種々の動作を制御するプログラムをサ
ブルーチンとして有する。カメラ1は外部(EXT)端
子3を有し、このEXT端子3を介してカメラ1と外部
装置2とが接続される。これにより、カメラCPU10
と外部装置CPU4とが通信可能となる。
外部装置2はCPU4以外に、操作スイッチ5と表示部
6を有する。外部装置2としては出荷前のカメラの調整
機器や特殊な撮影を可能とするオプションのアダプタ機
器等が考えられる。
第2図にカメラCPUl0と外部装置2との接続を示す
。カメラCPUl0のCHECKI端子は通常は“H“
レベルであり、外部装置2はカメラと通信を行なう前に
CHECKI端子を“L″レベルする。このため、CP
U10はCHECKI端子のレベルを検出することによ
り、外部装置2が通信要求を出したかどうか判定できる
通信のためのクロックCLKはカメラ1から発生され、
外部装置2はこのクロックCL Kに同期して、データ
ラインDATAを介して通信内容(コード化データ)を
CPUl0に送信する。このデータラインDATAは双
方向のシリアル通信ラインである。
カメラ1の詳細を第3図に示す。CPUl0はカメラ全
体の動作を制御し、基本クロックは発振回路20より供
給され、リセット回路22からのリセットにより動作開
始される。リセット回路22は電池挿入時、及びパワー
スイッチ(図示せず)のオン/オフ動作時に動作する。
E2−PROM24は駒数、カメラ状態データ(巻上げ
中、巻戻し中等)、異常データ(故障箇所)、調整デー
タ(シャッタ制御補正データ、オートフォーカス補正デ
ータ、バッテリチェックデータ等の各カメラ毎のデータ
)を記憶している不揮発性メモリである。このため、交
換のために電池が一旦抜かれ゛ても、これらのデータは
有効である。また、E2−PROM24へのデータ書込
み中はリセット回路22のリセット動作は禁止されてい
る。
E2−PROM24を読出しモードにすると、まずDX
コードがDX端子26がら人力され、シリアルライン2
8を介してCPUl0に入力される。つづイテ、E2−
PROM24(7)データがCPUl0に転送される。
AF”セン”t (AF I C)30は、例えば位相
差方式のセンサであり、距離データをCPUl0に供給
する。CPUl0は測光値が一定値以下の暗い場合には
、AP I C30の動作に合せて補助光源32を点灯
する。
E2−PROM24、EXT端子3、 AF I C30はCPUl0の入出力ボートを有効利
用するために、同一のシリアルライン28に接続され、
CPUl0とデータのやりとりをシリアル通信で行なう
操作スイッチ群34はカメラの種々の操作スイッチから
なり、レリーズスイッチ、モード切換えスイッチ等から
なる。LED群36はファインダ内のLEDであり、ス
トロボ発光予告、合焦表示等のLEDからなる。LCD
38はカメラの表面のLCDであり、駒数、カメラモー
ド等を表示する。
インターフェース(IFIC)40はモータドライバ5
0や測光ユニット42との信号の伝授、LCD38への
電源の供給、ストロボ64に対するチャージ、及びバッ
テリチェック等を行なう。
なお、第3図では電源は図示を省略している。また、イ
ンターフェース4oはCPUl0がらの命令によりシャ
ッタモータ(Ms)44、巻上げモータ(Mw)46、
ズームモータ(Mz)48を選択するデコード機能等も
持ったインタフェースである。なお、デコード機能はa
pl先ユニット42での平均Al1j光とスポット測光
との切換えも含む。
これらのモータ44,46.48はインターフェース4
0のデコード信号にょリモータドライバ50を介して駆
動される。
シャッタモータ44は正転時にオートフォーカスのため
のレンズ駆動、逆転時にシャッタ駆動する。ここでは、
シャッタはレンズシャッタが採用されているとする。
オートフォーカシングの際、CPUl0はAF I C
30で求めた距離データとE2PROM24の調整デー
タを演算して求めた目標位置までモータ44を正転し、
フォーカシングレンズを駆動する。ここで、フォーカシ
ングレンズのリセット位置はスイッチ(AFs)52の
オン状態で確認され、レンズ位置は、フォーカシングレ
ンズの単位移動量当り1パルス発生されるフォトインタ
ラプタ(Pls)54のパルス数で確認される。
すなわち、CPUl0はフォトインタラプタ(Pis)
54の出力を参照してモータ44の正転、ブレーキ、オ
フのIil 御を行ない、目標位置にフォーカシングレ
ンズを停止させる。
シャッタ制御時のモータ44のリセット位置はスイッチ
(AEs)56のオン状態で確認され、E2−FROM
24の調整データによりデユーティ駆動の比率を変化さ
せることにより一定開口波形が保たれるように制御され
る。
巻上げモータ46は正転時にフィルム巻上げを、逆転時
にフィルム巻戻しを行なう。フィルムの一駒巻上げ制御
はフォトインクラブタ(Plw)58のパルス数をカウ
ントすることにより行われる。
フォトインクラブタ54,58はそれぞれシャッタモー
タ44、巻上げモータ46が選択された時のみオンとな
り、フォトインタラプタ54゜58の出力はIFIC4
0を介してディジタル的にノイズを除去してCPUl0
に入力される。これは、フォトインクラブタ54,58
の出力を直接CPUl0に入力すると、ノイズによりカ
ウント値に誤差が生じることがあるからである。
ズームモータ(Mz)48はレンズをズーミングし、ズ
ーム位置はズームエンコーダ60により知ることができ
る。
デートモジュール62は日付、時刻等のデータをフィル
ムに写し込むものである。ストロボ64もCPUl0に
接続される。
次にこの実施例の動作を説明する。先ず、第4図乃至第
23図を参照してカメラ側のCPUI Oの動作を説明
し、次いで、第24図乃至第27図を参照して外部装置
側のCPU4の動作を説明する。
第4図はカメラCPU10の「パワーオンリセット」ル
ーチンのフローチャートであり、このルーチンはリセッ
ト回路22のリセット動作により開始する。すなわち、
電源が投入されるか、パワースイッチのオン/オフ動作
を行なうと、カメラは先ずこのルーチンを実行する。
ステップ1G2でCPUl0の入出力ポート、および内
蔵RAMの初期セットを行なう。
ステップ104でCHECKI端子が“L°レベル、す
なわち外部装置から通信要求が発生されているかどうか
判定する。CHECKI端子が“L”レベルの場合は、
ステップIO6でサブルーチン「外部装置との通信1」
 (第22図(a)(b))を実行する。
CHECKI端子が“L”レベルでない場合、またはサ
ブルーチンr外部装置との通信1」が終了した場合、ス
テップ108でサブルーチンrE2−FROM読出し」
 (第12図)を実行し、E2−FROM24からカメ
ラ状態データ、調整データ等がCPUl0のRAMに書
込まれる。ここで始めてカメラ動作が可能な状態となる
。もし、巻上げ、巻戻し、空送り中において電池がなく
なったり、パワースイッチをオフにした場合は、動作が
中断するが、電源再投入時に、中断前の状態を知る必要
がある。
E2−FROM24から読出したバッテリチェックデー
タを参照して、ステップ110でサブルーチン「バッテ
リチェック」 (第17図)を実行する。
次に、E2−FROM24から読出したカメラ状態デー
タを参照して、カメラの動作状態をチエツクする。ステ
ップ112でカメラの裏蓋の開閉に連動する裏蓋スイッ
チの出力により裏蓋が閉じているかどうか判定する。閉
じている場合は、ステップ+14で巻戻し中かどうか判
定する。巻戻し中の場合は、ステップ111mでサブル
ーチン「巻戻し」を実行する。
巻戻し中でない場合は、ステップ11Bで空送り中かど
うか判定する。空送り中の場合は、ステップ120でサ
ブルーチン「空送り」を実行する。
空送り中でない場合は、ステップ122で巻上げ中かど
うか判定する。巻上げ中の場合は、ステップ124でサ
ブルーチン「−駒巻上げ」 (第11図)を実行する。
カメラの裏蓋が閉じていない場合、サブルーチン1巻戻
し」、「空送り」、または「−駒巻上げ」が終了した場
合、または巻上げ中でない場合は、ステップ12Gでパ
ワースイッチがオンかどうか判定する。
パワースイッチがオンの場合は、ステップ128でLC
D38をオンし、ステップ130でサブルーチン「スト
ロボチャージ」を実行する。これは、いつでもストロボ
撮影可能な状態にしておくためである。ステップ132
で90秒タイマをセットする。このタイマはLCD38
の表示時間を90秒に制限するものである。ただし、後
述するように、表示中にユーザが何らかのスイッチ操作
をした場合、その時点で再び90秒タイマがセットされ
る。
ステップ134で裏蓋スイッチ(BK)による割込み、
巻戻しスイッチ(RW)による割込み、モード指定スイ
ッチ等の各種操作スイッチ(、K E Y G )によ
る割込み、及びタイマ(65,5ミリ秒)による割込み
の受付を許可する。
ステップ13Gでホルトモードにする。ホルト動作中は
、CPUl0の動作は停止しているが、発振回路20の
クロック発振は行われ、LCD3gも90秒間は表示可
能である。このホルト動作中のスタンバイ解除は上述し
たステップ134で許可された割込みが発生した場合の
み有効とされる。
パワースイッチがオンでない場合は、ステップH8でL
CD38をオフし、ステップ140でBK割込み、RW
割込みのみを許可し、ステップ142でストップモード
になる。ストップ動作でのスタンバイ解除はステップ1
40で許可された割込みが発生した場合のみ有効とされ
る。
第5図(a)、(b)は「スタンバイ解除」ルチンのフ
ローチャートであり、ホルト動作(ステップ1313 
) 、ストップ動作(ステップ142)において割込み
が発生した時に開始される。このように、この実施例で
は、ホルトモード、ストップモードにかかわらず、スタ
ンバイ解除後は同一のルーチンに移行する。これは、ベ
クタ割込みでスタンバイ解除後の動作をそれぞれ定義す
ると、割込みはノイズによっても発生するので、誤動作
を防止するためと、誤ってスタイバイ解除された場合の
処理を簡単にするためである。
ステップ150で、ステップ【02と同様にCPUl0
の入出力ポート、および内蔵RAMの初期セットを行な
う。ステップ152でサブルーチンrE2−FROM読
出し」 (第12図)を実行する。これは、ノイズによ
りRAMの内容が変化した場合を補償するためである。
ステップ154でこのルーチンを開始した割込みはB 
K割込みかどうか判定する。BK割込みの場合は、ステ
ップ15Bで裏蓋が閉じているかどうか判定する。裏蓋
が閉じている場合は、ステップ15gでサブルーチン「
空送り」を実行する。サブルーチン「空送り」が終了し
た場合はステップ12Bに戻り、パワースイッチの状態
をチエツクする。
裏蓋が閉じていない場合は、ステップ160でサブルー
チン「裏蓋間」を実行し、駒数、カメラ状態データをリ
セットする。サブルーチン「裏蓋間」の終了後はステッ
プ126に戻る。裏蓋が開でも閉でもない場合は、ノイ
ズが有ると判定する。
BK割込みでない場合、あるいはノイズが有ると判定し
た場合は、ステップ1B2でRW割込みかどうか判定す
る。RW割込みの場合は、ステップ184で巻戻しスイ
ッチかオンかどうか判定する。
巻戻しスイッチがオンの場合は、ステップ166でサブ
ルーチン1巻戻し」を実行する。サブルーチン1巻戻し
」の終了後はステップ126に戻る。
RW割込みでない場合、あるいは巻戻しスイッチかオン
でないの場合は、ステップ168でタイマ割込みかどう
か判定する。タイマ割込みの場合は、ステップ170で
サブルーチン「表示タイマカウント」(第6図)を実行
する。すなわち、サブルチン「表示タイマカウント」は
65,5ミリ秒毎に実行される。サブルーチン「表示タ
イマカウント」の終了後はステップ134に戻る。
タイマ割込みでない場合は、ステップ172で巻戻し終
了、または空送り失敗であるかどうか判定する。巻戻し
終了、空送り失敗でない場合は、ステップ174でパワ
ースイッチがオンかどうか判定する。巻戻し終了、空送
り失敗の場合、またはパワースイッチがオンでない場合
は、ステップ1213に戻る。
パワースイッチがオンの場合は、ステップ17BでKE
YG割込みかどうか判定する。KEYG割込みでない場
合は、ステップ178でLCD表示中かどうか判定する
。LCD表示中でない場合は、ステップ180でBK、
RW、KEYG割込みを許可し、ステップ182でスト
ップモードになる。このモードは、パワースイッチはオ
ンであっても、90秒間ユーザが同も操作しなかったた
めに、LCD38が消える場合である。パワースイッチ
がオンであれば、ユーザが何らかの操作をすると、LC
D38は再び表示状態となる。
KEYG割込みである場合は、ノイズでKEYGのポー
トの状態が変化していてもスイッチ入力を受付けられる
ようにするため、KEYGのポートをステップ184て
人力ポートに切換える。
ステップ18BでLCD38をオンする。
ステップ188てレリーズボタンが1段押込まれた(1
段口レリーズ)かどうか判定する。1段目レリーズの場
合は、ステップ190でサブルーチン「レリーズ処理」
 (第8図)を実行する。
1段目レリーズでない場合は、ステップ192でマクロ
状、聾かどうか判定する。マクロ状態でない場合は、ス
テップ194でズームアツプ、またはズームダウンかど
うか判定する。ズームアツプ、またはズームダウンの場
合は、ステップ19Bでサブルーチン「ズーム処理jを
実行する。
サブルーチン「レリーズ処理」、または「ズーム処理」
が終了した場合は、ステップ197でサブルーチンrレ
ンズリセット」を実行し、フォーカシングレンズをリセ
ット位置まで戻す。
サブルーチン「レンズリセット」が終了した場合はステ
ップ12Bに戻る。
マクロ状態である場合、またはズームアツプ、ズームダ
ウンではない場合は、ステップ198でマクロ切換えス
イッチがオンかどうか判定する。スイッチがオンの場合
は、ステップ200でサブルーチン「マクロ処理」を実
行する。サブルーチン「マクロ処理」が終了した場合は
ステップ12Bに戻る。
マクロ切換えスイッチがオフの場合は、カメラモードス
イッチをチエツクし、ステップ202で第1モードスイ
ツチがオンかどうか判定し、第1モードスイツチがオン
の場合は、ステップ204でサブルーチンrセルフモー
ド」を実行する。サブルーチン「セルフモードjは撮影
モードを通常モード、セルフモードに順次切換える。サ
ブルーチン「セルフモード」が終了した場合はステップ
12Bに戻る。
第1モードスイツチがオフの場合は、ステップ20Bで
第2モードスイツチがオンかどうか判定し、第2モード
スイツチがオンの場合は、ステップ208でサブルーチ
ン「測光モード」を実行する。
サブルーチン「側光モード」はat+光方式を平均測光
、スポットn1光、スポットハイライト測光、スポット
シャドーalll光に順次切換える。サブルーチン「測
光モード」が終了した場合はステップ126に戻る。
第2モードスイツチがオフの場合は、ステップ210で
第3モードスイツチがオンかどうか判定し、第3モード
スイツチがオンの場合は、ステップ212でサブルーチ
ン「ストロボモード」を実行する。サブルーチン「スト
ロボモード」は発光モードを自動発光、強制発光(日中
シンクロ)、発光票止に順次切換える。サブルーチン「
ストロボモード」か終了した場合はステップ12Bに戻
る。
第3モードスイツチがオフの場合は、ステップ214で
第4モードスイツチがオンかどうか判定し、第4モード
スイツチがオンの場合は、ステップ2113でサブルー
チン「カメラモード」 (第7図)を実行する。サブル
ーチン「カメラモード」では、カメラモードを標41!
(−駒)、オートズーム、速写、多重露光(2枚)撮影
、■モードに順次切換える。サブルーチン「カメラモー
ドJが終了した場合はステップ12Bに戻る。
第4モードスイツチがオフの場合はステップ134に戻
る。
第6図はサブルーチン「表示タイマカウント」(第5図
(a)のステップ170)のフローチャートである。ス
テップ230でCHECKI端子が“Loかどうか判定
する。CHECK1端子が“Loの場合は、ステップ2
32でサブルーチン「外部装置との通信1」 (第22
図(a)(b))を実行する。このため、サブルーチン
「外部装置との通信1」は65.5ミリ秒毎に実行可能
であり、このプログラムではサブルーチン「外部装置と
の通信1」を連続して実行することは不可能である。後
述するように、サブルーチン「外部装置との通信1」を
連続して実行するプログラムは別に設けられている。
CHECKI端子が“Loでない場合、またはサブルー
チン「外部装置との通信1」が終了した場合、ステップ
234で90秒経過したかどうか判定する。90秒経過
した場合はステップ180(第5図(a))に戻り、ス
トップモードになる。
90秒経過しない場合はステップ236でサブルーチン
rLCD点滅処理」を実行する。ここでは、LCD38
の警告表示等が65.5ミリ秒を一定量分周した間隔で
オン/オフされ点滅する。サブルーチンrLCD点滅処
理」の終了後はステップ134に戻る。
第7図はサブルーチン「カメラモードj (第5図(b
)のステップ216)のフローチャートである。ステッ
プ240でモードRAM (MRAM)をインクリメン
トする(MRAM−MRAM+1)。
ステップ242でMRAMが5以上かどうか判定する。
MRAMが5以上の場合はステップ244でモトRAM
がリセットされる(MRAM−0)。
すなわち、MRAMのデータ0,1,2,3.4が標準
、オートズーム、速写、多重露光、■の各カメラモード
に対応する。
第8図はサブルーチン「レリーズ処理」 (第5図(b
)のステップ190)のフローチャートである。ステッ
プ250でCHE CK 1端子が“L“かどうか判定
する。CHECKI端子が“Loの場合は、ステップ2
52でサブルーチン「外部装置との通信2」 (第22
図(a)、(b))を実行する。
CHECKI端子が“Loでない場合、またはサブルー
チン「外部装置との通信2」が終了した場合、ステップ
254でサブルーチン「測光」を実行する。
ステップ25Gで■モードかどうか判定する。
■モードの場合は、ステップ258で距離データとして
■データをセットする。ステップ260でサブルーチン
「4−1距Jを実行する。
距離データとして■データがセットされた場合、または
サブルーチン「4p1距」が終了した場合、ステップ2
62でオートズームモードかどうか判定する。オートズ
ームモードの場合は、ステップ264でサブルーチン「
オートズームjを実行する。サブルーチン「オートズー
ムjは撮影距離にかかわらず常に人物が一定の大きさで
撮影されるように、距離データに応じて自動的にズーム
位置を設定する。
オートズームモードでない場合、サブルーチン「オート
ズーム」が終了した場合、ステップ266でサブルーチ
ンrAF(レンズ繰出し)」(第9図)を実行し、フォ
ーカスレンズを合焦位置まで駆動する。ステップ268
でサブルーチン「露出演算」を実行する。
ステップ270でレリーズボタンが全部押込まれた(2
段目レリーズ)かどうか判定する。2段目レリーズでな
い場合は、ステップ272で1段目レリーズかどうか判
定する。1段目レリーズの場合はステップ270に戻る
。この状態は、AFロックの状態である。1段目レリー
ズを解除するともとのルーチンに戻る。
2段目レリーズの場合は撮影動作に入り、先ず、ステッ
プ274でサブルーチン「バッテリチェック」(第17
図)を実行する。後述するが、バッテリがない場合はこ
こで動作を停止する。
ステップ276でセルフモードかどうか判定する。
セルフモードの場合は、ステップ278で第1モードス
イツチがオンかどうか判定する。第1モードスイツチが
オンの場合はステップ12B(第4図)に戻り、パワー
スイッチの状態をチエツクする。
すなわち、第1モードスイツチをオンすることにより、
セルフ待ち状態を途中解除することかできる。
第1モードスイツチがオフの場合は、ステップ280で
セルフタイマ(12秒)がカウントアツプ(終了)かど
うか判定する。カウント終了でない場合はステップ27
8に戻る。
セルフモードでない場合、またはカウント終了の場合は
、ステップ282でサブルーチン「露出」を実行し、シ
ャッタ動作を行なう。ストロボ発光モードの場合は、こ
こで、ストロボが発光する。
ステップ284で多重露光モードかどうか判定する。多
重露光モードの場合は、ステップ28Gで多重1枚フラ
グがセットされているどうか判定する。
多重1枚フラグがセットされていない場合は、ステップ
286で多重1枚フラグをセットする。
ステップ290でサブルーチンrE2−FROM書込み
J(1m16図)を実行し、もとのルーチンに戻る。こ
れにより、多重1枚フラグをE2FROM24に書込む
。多重1枚フラグがセットされている場合は、ステップ
292で多重1枚フラグをリセットする。
多重露光モードでない場合、または多重1枚フラグをリ
セットした場合、ステップ294でフィルムaりかどう
か判定する。フィルム有りの場合は、ステップ296で
サブルーチン「−駒巻上げ」 (第11図)を実行する
フィルム有りでない場合、またはサブルーチン「−駒巻
上げ」が終了した場合、ステップ298で連写モードか
どうか判定する。連写モードの場合はステップ270に
戻り、レリーズボタンが押込まれている限り速写が継続
する。連写モードでない場合はもとのルーチンに戻る。
第9図はサブルーチンrAF(レンズ繰り出し)」(第
8図のステップ266)のフローチャートである。ステ
ップ302でタイマリセットする。
ステップ303で測距データとE2−PROMの調整デ
ータによりレンズ繰出し目標位置を決定する。
ステップ304でシャッタモータMsを正回転し、フォ
ーカシングレンズを駆動する。
ステップ30f3でフォトインタラプタPisの出力が
立下った(パルスが1つ発生された)かどうか判定する
。立下った場合は、ステップ308でカウンタをカウン
トアツプする。このカウント値を用いて、ステップ31
0でフォーカシングレンズが目標位置まで繰り出された
かどうか判定する。目標位置まで繰り出されていない場
合は、ステップ30Bに戻る。
目標位置まで繰り出された場合は、ステップ312でシ
ャッタモータMsの回転を停止する。ステップ314で
AFレンズフラグをリセットする。
ステップ31BでサブルーチンrE2−FROM書込み
」 (第16図)を実行する。この後、もとのルーチン
に戻る。
ステップ306でフォトインタラプタPlsの出力が立
下っていない場合は、ステップ31111で、フォトイ
ンタラプタの立下がりから1秒経過したかどうか判定す
る。1秒経過していない場合はステップ306に戻る。
1秒経過した場合は異常と判定し、ステップ320でシ
ャッタモータMsの回転を停止する。異常を示すAFレ
ンズフラグをステップ322でセットする。
ステップ324でサブルーチンrr:2−FROM書込
みJ(fS16図)を実行する。ステップ32Bでサブ
ルーチン「ダメージ処理」 (第10図)を実行する。
第10図はサブルーチン「ダメージ処理」のフローチャ
ートである。ステップ332で全てのアクチュエータを
オフする。ステップ334でポートを初期セットする。
ステップ336で90秒タイマをセットする。ステップ
338で90秒経過したかどうか判定する。
90秒経過した場合は、ステップ340でストップモー
ドとなる。ステップ340はエンドレスループを構成し
ていて、ノイズでストップモードが解除されても、再び
ストップモードにすることによりストップモードが解除
できない構成となっている。当然、このエンドレスルー
プの中にポートの初期セット及びストップ解除不許可命
令を入れておけばさらに良いことは言うまでもない。
90秒経過していない場合は、ステップ342でCHE
 CK 1端子が“L“かどうか判定する。
CHECKI端子が“Loの場合は、ステップ344で
サブルーチン「外部装置との通信3」 (第22図(a
)、(b))を実行する。これにより、カメラ異常中で
も、外部装置と通信が可能である。
CHECKI端子が“Loでない場合、またはサブルー
チン「外部装置との通信3Jが終了した場合、ステップ
364でタイマ割込みを許可し、ステップ366でホル
トモードになる。タイマ割込みによりホルトモードが解
除されると、ステップ338に戻る。このサブルーチン
はパワーオンリセットまで動作する。
第11図はサブルーチン「−駒巻上げ」 (第4図のス
テップ124、第8図のステップ296)のフローチャ
ートである。ステップ370で巻上げ中かどうか判定す
る。巻上げ中でない場合は、ステップ372で巻上げカ
ウンタをリセットする。ステップ374で巻上げ中フラ
グをセットする。ステップ376でサブルーチンrE2
−FROM書込み」(第16図)を実行し、巻上げ中フ
ラグをE2FROM24に書込む。これは、巻上げ中に
電源がオフになった場合でも、前の状態を復元するため
である。
巻上げ中の場合、またはサブルーチン「E2PROM!
f込み」が終了した場合、ステップ378で巻上げモー
タMwを正回転し、フィルムを巻上げる。
ステップ380でフォトインクラブタP1wの出力が立
下った(パルスが1つ発生された)かどうか判定する。
立下った場合は、ステップ382で巻上げカウンタをカ
ウントアツプする。このカウント値を用いて、ステップ
384で一駒巻上げが終了したかどうか判定する。
フォトインクラブタP1wの出力が立下っていない場合
、または−駒巻上げが終了していない場合は、ステップ
394でフィルムエンドかどうか判定する。フィルムエ
ンドはフォトインクラブタP1wの出力が2秒以上変化
しない場合である。
フィルムエンドでない場合はステップ380に戻り、フ
ィルムエンドの場合はステップ396でサブルーチン1
巻戻し」を実行する。
一駒巻上げが終了した場合は、ステップ386で巻上げ
モータMwの回転を停止する。ステップ388で駒数カ
ウンタをカウントアツプする。ステップ390で巻上げ
中フラグをリセットする。ステップ392でサブルーチ
ンrE2−FROM書込み」(第16図)を実行し、巻
上げ中フラグ(リセット)をE2−PROM24に書込
む。この後もとのルーチンに戻る。
なお、サブルーチン「空送りjはフィルムローディング
し裏蓋を閉じた後、自動的に数駒フィルムを巻上げるも
のであり、サブルーチン「−駒巻上げ」を数回連続して
実行するものである。サブルーチン「巻戻し」もサブル
ーチンr−駒巻上げ」と同様に、フィルムが停止するま
で巻上げモータを逆転するものである。
第12図はサブルーチンrE:+ −FROM読出し」
 (第4図のステップ108、第5図(a)のステップ
152)のフローチャートである。ステップ402でE
2−PROM24のアドレスを1にリセットし、ステッ
プ404でE2−PROM24のモードを読出しモード
とする。ステップ40BでCPUl0をシリアル通信入
力モードとし、ステップ408でRAMアドレス(A 
D R)にEPをセットする。
ここで、各RAMアドレスの内容は第13図に示すよう
になっている。各データは8ビツトのデータであり、R
AMアドレスEP+1のカメラ状態データの各ビットの
内容は第14図に、RAMアドレスEP+2の異常デー
タの各ビットの内容は第15図に示すようになっている
ステップ410でE2−PROM24から8つのビット
データをシリアル入力し E2FROM24のアドレス
をインクリメントする。
ステップ4!2でシリアル入力データをRAMアドレス
(ADR)にセットする。ステップ414でRAMアド
レスをインクリメントする。ステップ41GでRAMア
ドレスがE2−PROM24のデータ数を越えたかどう
か判定する。越えた場合はもとのルーチンに戻り、越え
ない場合はステ・ツブ410に戻り、次のアドレスの8
つのビットデータをシリアル人力する。
第16図はサブルーチンrE2−FROM書込みJ (
第8図のステップ290等)のフローチ+ −トである
。ステップ422でE2−PROM24をリセットし、
E2−PROM24のアドレスを1とする。ステップ4
24でE2−PROM24を書込みモードに設定する。
ステップ426でシリアル通信出力モードを設定し、ス
テップ428でRAMアドレス(A D R)にEPを
セットする。
ステップ430でCPUl0のシリアルアウトレジスタ
にADR番地のデータをセットし、ステップ432でシ
リアル出力し、8つのビットデータをE2−PROM2
4に転送する。ステップ434でRAMアドレスをイン
クリメントする。
ステップ436でRAMアドレスがE2FROM24の
データ数を越えたかどうか判定する。越えた場合はもと
のルーチンに戻り、越えない場合はステップ430に戻
り、次のアドレスの8つのビットデータをシリアル出力
する。
第17図はサブルーチン「バッテリチェック」(第4図
のステップ110)のフローチャートである。
バッテリチェックは、第18図に示すように、カメラ内
の電源電圧VDDを抵抗R1,R2で分圧した電圧をC
PUl0に内蔵のA/D変換器でディジタル値に変換し
、これをE2PROM24内に記憶されているバッテリ
チェックデータと比較することにより行われる。ここで
、各カメラ毎に抵抗R1,R2の値にバラツキがあるの
で、カメラの出荷前に各カメラ毎に電源電圧VDDのA
/D変換値を求めて、これから求めた調整値(バッテリ
チェックデータ)をE2PROM24に書込んでおく。
この書込みのプログラムは外部装置に格納しておいて、
外部装置との通信によりこのプログラムを実行する。
A/D変換のための基準電圧V ref’はCPUl0
からの指令によりIFIC40から供給される。
ステップ440でサブルーチン「バッテリ値A/D変換
」を実行する。ステップ442でA/D変換値が調整値
以上かどうか判定する。調整値以上でない場合は、ステ
ップ444でサブルーチン「バッテリなし表示」を実行
する。ステップ44BでKEYロックし、ステップ44
8でストップモードとする。この場合もエンドレスルー
プになっている。これはノイズ等でストップが解除され
ても、すぐに低消費電流モード(ストップ)に戻すため
である。
調整値以上である場合は、ステップ450でA/D変換
値が[調整値子一定値]以上かどうか判定する。〔調整
値子一定値]以上でない場合は、ステップ452でバッ
テリ少フラグをセットし、もとのルーチンに戻る。[2
1整値十一定値1以上である場合は、ステップ454で
バッテリ少フラグをリセットし、もとのルーチンに戻る
次に、外部装置との通信について説明する。
第19図はこの実施例による通信の各種のモードを説明
する図である。先ず、通信モードは太きく別けて、標準
モードとユーティリティモードに分類できる。これは、
外部装置から発生されるモード指定コード5YAD2に
より分類され、5YAD2−0.1.15の場合は標準
モードであり、5YAD2−2の場合はユーティリティ
モードである。5YAD2の0.1.15はそれぞれC
PUl0に内蔵されているRAMの使用可能な上位アド
レスに相当する。標準モードはモード指定コードCKD
Tが“リード°か“ライト“かによりRAM読出しモー
ド、RAM書込みモードに細分される。ユーティリティ
モードはモード指定コード5YADによりサブルーチン
コールモード(SYAD−0) 、ジャンプモード(S
YAD−1)、連続通信モード(SYAD−E) 、連
続通信解除モード(SYAD−D)に細分される。
カメラと外部装置との間の通信データのフォーマットは
一定である。−例として、RAM読出しモードとRAM
書込みモードの際のCPUl0と外部装置との間の通信
データのフォーマットをそれぞれ第20図、第21図に
示す。図中、outとあるのはカメラから外部装置へ通
信されるデータであり、inとあるのは外部装置からカ
メラへ通信されるデータである。
カメラのCPUl0から発生されるクロックCLKに同
期してデータラインDATAを介してデータが通信され
る。ここでは外部装置との通信は、どのルーチン中かに
より通信1〜通信3に分類されていて、先ず、これらを
識別するための同期信号が、RAM読出しモードかRA
M書込みモードかにかかわらずCPUl0から出力され
る。
通信11通信22通信3の同期信号はそれぞれ2゜3.
4個のパルスからなる。
ここで、通信1は「パワーオンリセット」ルーチン(第
4図)中、及び「表示タイマカウント」ルーチン(第6
図)中における通信であり、通信2はサブルーチン「レ
リーズ処理」 (第8図)中における通信であり、通信
3はサブルーチン「ダメージ処理」 (第10図)中に
おける通信である。
このように、同期信号を通信の時点によって変えること
により、例えばオプションでレリーズ中のみ通信を行な
いある特定の制御をするという動作が可能になり、カメ
ラ機能の拡充が図れる。また、通常のカメラシーケンス
中かダメージ処理中かの判断を容易にできる。
RAM読出しモードの際は、第20図に示すように、同
期信号に続いて、モード指定コードCKDT (4ビツ
ト) 、5YAD2  (4ビツト)、5YAD (8
ビツト)が外部装置からカメラに通信される。5YAD
2.5YADがRAMの読出しアドレスとなる。次の人
力データ(8ビツト)は不定であり、その後、RAMか
ら読出したデータがカメラから外部装置に通信される。
RAM@込みモードの際は、第21図に示すように、同
期信号に続いて、モード指定コードCKDT、5YAD
2.5YAD、書込みデータ5YDTが外部装置からカ
メラに通信され、5YAD2.5YADで示されるRA
Mのアドレスに5VDTが書込まれる。その後、チエツ
クコードP OF CKが外部装置からカメラに通信さ
れる。これは、チエツクコードはCPUl0内のRAM
を操作するため、通信が最後まで正常に行われたかどう
かを確認するものである。
このようなフォーマットによる外部装置との通信のフロ
ーチャートを第22図(a)、(b)に示す。第22図
(a)、(b)はサブルーチン「外部装置との通信1」
、「同2」、「同3」をまとめて示すものである。外部
装置との通信1の場合はステップ502でNに2をセッ
トし、外部装置との通信2の場合はステップ504でN
に3をセットし、外部装置との通信3の場合はステップ
50BでNに4をセットする。この後、ステップ508
で同期パルスをN回出力する。
ステップ510でCPUl0をシリアル通信入力モード
とし、ステップ512でクロックCLKを8個発生し、
外部装置からのビットデータを8個シリアル入力する。
ステップ514でシリアル入力データをRAMのCKD
T、5YAD2アドレスに書込む。ステップ516で次
のデータをシリアル入力する。ステップ518でシリア
ル入力データをRAMの5YADアドレスに書込む。ス
テップ520で次のデータをシリアル入力する。ステッ
プ522でシリアル入力データをRAMの5YDTアド
レスに書込む。
ステップ524でCKDTに基づき読出しくリード)モ
ードか、書込み(ライト)モードかを判定する。リード
モードの場合は、ステップ526で5YAD2,5YA
Dアドレスのデータをシリアルバッファにセットする。
ステップ528でシリアル通信出力モードにセットし、
ステップ53Gでデータ(第20図の読出しデータ)を
外部装置にシリアル出力し、その後もとのルーチンに戻
る。
ライトモードの場合は、ステップ532で次のデータを
シリアル入力し、ステップ534で入力データがチエツ
クコード(POCKF)であるかどうか判定する。入力
データがチエツクコードでない場合は、シリアル通信エ
ラーとし、もとのルーチンに戻る。
人力データがチエツクコードの場合は、ステップ536
で5YAD2が0.1.15のいずれであるかどうか判
定する。5YAD2が0.1.15のいずれかである場
合は標準モードと判定し、ステップ538で5YAD2
,5YADアドレスに5VDTアドレスのデータを書込
み、その後もとのルーチンに戻る。
5YAD2が0.1.15のいずれでもない場合は、ス
テップ540で5YAD2−2かどうか判定される。5
YAD2−2でない場合は、シリアル通信エラーとし、
もとのルーチンに戻る。
5YAD2−2である場合はユーティリティモードと判
定し1、ステップ542で5YAD−0であるかどうか
判定する。
5YAD−0の場合はサブルーチンコールモードと判定
し、ステップ544でRAMバッファのデータをレジス
タに移す。ステップ546でサブルーチンrサブルーチ
ンコール」 (第23図)を実行する。ステップ548
でレジスタのデータをRAMバッファに移した後、もと
のルーチンに戻る。ここで、RAMバッファを使用する
のは、後述する連続通信モードで連続してサブルーチン
を実行する場合に、前のサブルーチンの実行直後のレジ
スタの内容を次のサブルーチン実行時に引きつぐように
するためである。すなわち、レジスタの値を引数とした
サブルーチンを続けて実行できることとなる。
5YAD−0でない場合は、ステップ550でS Y 
A D −1かどうか判定する。5YAD−1の場合は
ジャンプモードと判定し、ステップ552で連続モード
中かどうか判定する。連続モード中の場合は、スタック
が1サブル一チン分(後述する連続モード中の「外部装
置との通信1」 (ステップ582 ) )増えている
ので、ステップ554でスタックポインタを1サブル一
チン分だけ戻して、ステップ556に移る。連続モード
中でない場合は、すぐステップ55Bに移る。ステップ
556でスタックにRAMアドレス(BRADR)で示
されるデータをセットする。その後、リターン命令があ
ると、スタックに移されていた(BRADR)の内容を
プログラムカウンタに移すことにより、(BRADR)
で示されている番地にジャンプする。
5YAD−1でない場合は、ステップ558で5YAD
−Eかどうか判定する。5YAD−Hの場合は連続通信
モードと判定し、ステップ500で連続モード中かどう
か判定する。連続モード中でない場合は、ステップ56
2でサブルーチン「外部装置との通信1」を実行する。
ステップ564でCHECKI端子が“L”かどうか判
定する。
CHECKI端子が“L“の場合は、ステップ562を
再度実行する。これにより、カメラと外部装置とが連続
して通信可能となる。すなわち、連続モード中となる。
連続モード中の場合は更に連続モードになることを禁止
するため、またはEXT端子3がはずれたり、外部装置
2が通信をやめたりしてCHECKI端子が“L”では
ない場合は、もとのルーチンに戻る。
5YAD−Eでない場合は、ステップ56Bで5YAD
−Dかどうか判定する。5YAD−Dの場合は連続通信
解除モードと判定し、ステップ568で連続モード中か
どうか判定する。連続モード中の場合は、ステップ57
0でスタックポインタを1サブル一チン分(連続モード
中の「外部装置との通信1」 (ステップ5B2 ) 
)だけ戻して、もとのルーチンに戻る。5YAD−Dで
ない場合、または連続モード中でない場合は、すぐにも
とのルーチンに戻る。
第23図はサブルーチン「サブルーチンコール」(第2
2図(b)のステップ546)のフローチャートである
。ここでは、ステップ574に示すようにスタックにR
AMアドレス(BRADR)で示されるデータをセット
し、リターン命令により、直前にスタックにセットされ
た(BRADR)の内容に従ってプログラムカウンタを
(BRADR)で示された番地に変化させることにより
、(BRADR)で示されたサブルーチンを実行する。
スタックには、まだ「サブルーチンコール」(ステップ
54B)を呼んだ戻り番地が残っているので、(BRA
DR)で示された番地のサブルーチン終了時のリターン
命令により「サブルーチンコール」 (ステップ546
)の次のステップ548にプログラムは移る(戻る)。
次に、以上のようなカメラCPUl0のプログラムを利
用して種々の機能を実現する外部装置側のCPU4の動
作例を説明する。
第24図は外部装置CPU4のサブルーチン「バッテリ
チェック電圧調整」のフローチャートである。これは、
カメラCPUl0のサブルーチン「バッテリチェック」
で参照する調整値を出荷前にカメラ毎にE2−PROM
24に書込む機能である。
ステップ602でCHE CK I F!子を“L”に
し、カメラ側に通信要求を送信する。ステップ604で
連続通信モードをセットする。すなわち、CKDT−“
ライト“、5YAD2閣2゜5YAD−Eとする。ステ
ップ606で通信条件を1 (N−2)にする。ステッ
プ608でカメラにリセットをかけ、カメラCPUl0
にサブルーチン「パワーオンリセット」を開始させる。
ステップ810でサブルーチン「カメラとの通信」 (
第26図)を実行する。
これにより、カメラのCPUl0はパワーオンリセット
後の1回目の通信(第4図のステップ106)で連続通
信モードになる。ここで、連続通信モードにしないと、
カメラ側のプログラムはステップ108 、110と進
んで、まだ調整されていない調整値でサブルーチン「バ
ッテリチェック」を行なうことになる。もし、調整値が
大きい値になっていた場合には、カメラ動作はステップ
448(第17図)でロックしてしまう。
ステップ612でIFIC40をオンするデータをセッ
トする。゛ステップ614で書込みモードをセットする
。すなわち、5YAD2−15CIFIC用出力上位番
地)  5YAD−“I F I C用出力下位番地”
  5YDT−I F I Cy!−ンデータ’、CK
DT−“ライト”とする。ステップ816でサブルーチ
ン「カメラとの通信」を実行する。
これにより、IFIC40からは第18図に示したA/
D変換のための基準電圧Vrefが出力される。
ステップ81g で5YAD2,5YADi:(BRA
DR)のRAMアドレスを、5YDTにサブルーチンr
A/D変換」の先頭アドレスをセットした後、ステップ
620でサブルーチン「カメラとの通信」を実行する。
すなわち、サブルーチンrA/D変換」の先頭アドレス
をRAMアドレス(BRADR)にセットする。ステッ
プ622でサブルーチンコールモードをセットする。す
なわち、CKDT−“ライト”、5YAD2−2゜5Y
AD−0とする。ステップ624でサブルーチン「カメ
ラとの通信」を実行する。
これにより、サブルーチンrA/D変換」が実行され、
カメラの電源電圧VDDがCPUl0でA/D変換され
る。
ステップ62Bで読出しモードをセットする。すなわち
、CKDT−“リード”とする。ステップ628で5Y
AD2,5YADにA/D変換値から求めた調整値(バ
ッテリチェックデータ)をセットする。ステップ630
でサブルーチン「カメラとの通信」を実行する。
これにより、バッテリチェックデータが一旦外部装置側
に読出される。
ステップ632で5YAD2.5YADにバッテリチェ
ックデータの書込みRAMアドレス(EP+3)をセッ
トする。また、ステップ630で読出されたバッテリチ
ェックデータを5YDTにセットする。ステップ636
で書込みモードをセットする。すなわち、CKDT−“
ライト”とする。ステップ638でサブルーチン「カメ
ラとの通信」を実行する。
これにより、l −PROM書込み用のRAMアドレス
(EP+3)にバッテリチェックデータが書込まれる。
ステップ640で5YDTにサブルーチン「E2−PR
OM書込み」の先頭アドレスをセットする。
また、5YAD2,5YADに(BRADR)のRAM
アドレスをセットする。ステップ844でサブルーチン
「カメラとの通信」を実行する。ステップ646でサブ
ルーチンコールモードにする。ステップ648でサブル
ーチン「カメラとの通信」峨実行する。
これにより、E2−FROM24にバッテリチェックデ
ータが書込まれる。
この後、もとのルーチンに戻る。
第25図はサブルーチンrAFレンズ駆動調整」のフロ
ーチャートである。上述したカメラCPUl0のサブル
ーチンrAF(レンズ繰出し)」ではモータがオンして
から1秒経過してもフォーカシングレンズが動かない場
合、異常であると判定していたが、バッテリチェックデ
ータと同様に、この判定基準時間を出荷前にカメラ毎に
調整する場合に、サブルーチンrAFレンズ駆動調整」
を実行する。
ステップ652で5YDTにサブルーチンrAF(レン
ズ繰出し)」の先頭アドレスをセットする。
また、5YAD2,5YADに(BRADR)のRAM
アドレスをセットする。ステップ654でサブルーチン
rカメラとの通信」を実行する。ステップ656でサブ
ルーチンコールモードをセットする。ステップ658で
サブルーチン「カメラとの通信」を実行する。
これにより、サブルーチンrAF(レンズ繰出し)」か
実行される。この時、他の測定装置でフォーカシングレ
ンズ駆動の基準とするスイッチ(AFs)52からレン
ズ基準位置までにフォトインクラブタ(Pls)54の
出力が何パルス出るかを測定しておく。
ステップ660で同期信号の数を検出する。ステップ6
62で同期信号の数が4であるかどうか判定する。4で
ある場合は、ステップ664で異常表示を行なって、エ
ンド処理する。すなわち、レンズ駆動異常となったので
、調整できない。
4でない場合は、ステップ66Bで5VDTにAF調整
データを、5YAD2,5YADに(EP+5)のRA
Mアドレスをセットする。ステップ070で書込みモー
ドをセットする。ステップ672でサブルーチン「カメ
ラとの通信jを実行する。
これにより、E2−PROM14F込み用のRAMアド
レス(EP+3)にAF調整データが書込まれる。
ステップ674で5VDTにサブルーチン「E2−PR
OM!込み」の先頭アドレスをセットする。
また、5YAD2,5YADに(BRADR)のRAM
アドレスをセットする。ステップ878でサブルーチン
「カメラとの通信」を実行する。ステップ680でサブ
ルーチンコールモードにする。ステップ682でサブル
ーチン「カメラとの通信」を実行する。
これにより、E2−FROM24にAP調整データが書
込まれる。
この後、もとのルーチンに戻る。
第26図は第24図、第25図に示されるサブルーチン
「カメラとの通信」のフローチャートである。ステップ
673で同期信号があるかどうか判定する。同期信号が
ある場合は、ステップ675で同期信号の数が2.3.
4のいずれかであるかどうか判定する。同期信号の数が
2.3.4のいずれでもない場合は、ステップ673に
戻る。同期信号の数が2.3.4のいずれかである場合
は、ステップ677でシリアル通信出力モードが設定さ
れる。
ステップ679でCKDT、5YAD2データをシリア
ルバッファにセットする。ステップ681でシリアルバ
ッファのデータをカメラCPUl0からのクロックCL
Kに同期して、シリアル出力する。ステップ683で5
YADデータをシリアルバッファにセットする。ステッ
プ684でシリアルバッファのデータをシリアル出力す
る。ステップ686で5YDTデータをシリアルバッフ
ァにセットする。読出しモードの場合は、5YDTはダ
ミーデータでよい。ステップ688でシリアルバッファ
のデータをシリアル出力する。
ステップ690で読出しモード(CKDT−“リード“
)かどうか判定する。読出しモードでない場合は、ステ
ップ692でPOFCKデータをシリアルバッファにセ
ットする。ステップ694でシリアルバッファのデータ
をシリアル出力する。その後、もとのルーチンに戻る。
読出しモードである場合は、ステップ69Gでシリアル
通信人力モードをセットする。ステップ698でカメラ
からのデータ(第20図の読出しデータ)シリアル入力
する。その後、もとのルーチンに戻る。
これ以外の調整データ(シャッタ調整データ等)につい
ても、同様に外部装置のCPUをプログラムしておくこ
とにより、カメラ出荷前に各カメラ毎に調整可能である
。これにより、部品等によるカメラのバラツキに無関係
に種々の判定を正確に実行できる。
次に、撮影モードを拡張するオプション機器としての外
部装置の動作を説明する。−例として、第27図を参照
して、サブルーチン「多重4枚撮り」を説明する。この
プログラムは外部装置により多重−枚撮影フラグを操作
して、カメラCPUのサブルーチン「レリーズ処理」で
多重撮影ルチン(第8図のステップ286〜290)を
何度も実行させるものである。すなわち、通常は、最初
の露光が行われると多重−枚撮影フラグがセットされ、
次の露光終了後多重−枚撮影フラグがセットされている
と、フィルム巻上げが実行される。そのため、露光終了
後にセットされた多重−枚撮影フラグを外部装置がクリ
アすることにより、任意の枚数の多重撮影が可能となる
ステップ702で枚数(多重枚数)カウンタをリセット
する。ステップ704でCHECKI端子を“L″にし
、カメラ側に通信要求を出力する。ステップ706で通
信条件を2(N−3)とし、レリーズ待機状態とする。
ステップ708で連続通信モードをセットする。
ステップ710でサブルーチン「カメラとの通信」を実
行する。これにより、ユーザがレリーズスイッチを押し
た時に実行されるサブルーチン「レリーズ処理」 (第
8図)においてカメラとの連続通信か開始される。この
時、カメラは多重露光モトに設定されているとする。
ここで、連続通信モードになっているので、カメラ内の
プログラムは進まず、サブルーチン「レリーズ処理」の
最初でカメラの状態を自由に変更することができる。
ステップ712で通信条件を1(N−2)に戻す。
ただし、カメラとの連続通信は続行している。
ステップ714でRAM読出しモードをセットする。ス
テップ71Bで5YAD2,5YADにRAM読出しア
ドレスEP+1をセットする。ステップ71gでサブル
ーチン「カメラとの通信」を実行し、RAMからカメラ
状態データを読出す。
ステップ720で多重−枚撮影フラグ(カメラ状態デー
タの6ビツト)をクリアする。
ステップ722でRAM書込みモードをセットする。ス
テップ723で5YAD2,5YADにRAMアドレス
EP+1を、5YDTには多重−枚撮影フラグをリセッ
トしたカメラ状態データをセットする。ステップ724
でサブルーチン「カメラとの通信」を実行する。多重−
枚撮影フラグがリセットされたカメラ状態データをRA
Mに書込む。これにより、多重4枚露光が可能になる。
ステップ726で連続通信解除モードをセットする。
ステップ728でサブルーチン「カメラとの通信」を実
行し、カメラのプログラムをサブルーチンrレリーズ処
理」に戻す。この後、カメラとの通信が中断する。ここ
で、カメラ側では、2段目レリーズが押されている場合
は、−多重の一枚目として露出動作を行ない、レリーズ
がすでに離された場合は、露出せずにもとのルーチンに
もどる。露出した場合は、多重−枚撮影フラグがセット
されるので確認できる。
ステップ730でサブルーチンrRAMアドレスEP+
1読取り」を実行する。
ステップ732で多重−枚撮影フラグが“1″(セット
)かどうか判定する。多重−枚撮影フラグか1″でない
場合は、レリーズが中断された(露出していない)ので
、ステップ70Bに戻る。
多重−枚撮影フラグが“1″である場合は、露出された
ので、ステップ734で枚数カウンタをインクリメント
する。
ステップ73Bで枚数カウンタが3かどうか判定する。
枚数カウンタが3である場合は、ステップ706に戻る
。すなわち、次の「レリーズ処理」で巻上げできるよう
にして戻る。枚数カウンタが3でない場合は、ステップ
738で連続通信モードをセットする。ステップ740
でサブルーチン「カメラとの通信」を実行する。ここで
、連続通信モードにするのは、E2−PROMの内容を
変更したいためで、連続通信モードにしないと、カメラ
側のルーチンでE2−FROMの内容をいつもリフレッ
シュ(第5図(a)、ステップ152 ) しているた
め、E2−FROMの内容は変更できない。
ステップ742で多重−枚撮影フラグをリセットする。
ステップ746でRAM書込みモードをセットする。こ
こで、5YAD2,5YADにRAM書込みアドレスE
P+1をセットする。5YDTは多重−枚撮影フラグを
リセットしたカメラ状態データである。ステップ748
でサブルーチン「カメラとの通信」を実行する。
ステップ750で5VDTにサブルーチン「E2−FR
OM書込み」の先頭アドレスをセットし、5YAD2,
5YADにBRARAのRAMアドレスをセットする。
ステップ752でサブルーチン「カメラとの通信」を実
行する。ステップ754でサブルーチンコールモードを
セットする。ステップ756でサブルーチン「カメラと
の通信」を実行する。
ステップ758で連続通信解除モードをセットする。ス
テップ760でサブルーチン「カメラとの通信」を実行
する。
ステップ762で枚数カウンタが4かどうか判定する。
枚数カウンタが4でない場合は、ステップ70Gに戻る
。枚数カウンタが4である場合は、ステップ764でC
HECKIm子を“H“とじ、もとのルーチンに戻る。
これにより、カメラCPUには多重2枚撮影プログラム
しか内蔵されていない場合でも、外部装置によりカメラ
CPUのRAMの内容を制御することにより3枚以上の
多重撮影が実行できる。
なお、この発明は上述した実施例に限定されず、発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、
外部装置、主に撮影オプション用の外部装置はアダプタ
機器としてではなく、ICカードとして構成してもよく
、むしろ、この方が、小形軽量であるので、好ましい。
また、CPUは1チツプのマイクロコンピュータに限定
されない。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、外部装置からの
指令により外部装置と連続通信可能であり、内蔵のサブ
ルーチンを外部装置により所望の順番で組合せて連続し
て実行できるとともに、内蔵のサブルーチンのパラメー
タを格納するRAMの内容を外部装置により制御でき、
機能を容易に拡張できるカメラが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるカメラの一実施例の概略を示す
ブロック図、第2図はカメラと外部装置との接続を示す
図、第3図はカメラの詳細なブロック図、第4図乃至第
23図はカメラ内のCPUの動作を説明する図であり、
第4図は「パワーオンリセット」ルーチンのフローチャ
ート、第5図(a)、(b)は「スタンバイ解除jルー
チンのフローチャート、第6図はサブルーチン「表示タ
イマカウント」のフローチャート、第7図はサブルーチ
ン「カメラモード」のフローチャート、第8図はサブル
ーチン「レリーズ処理」のフローチャート、第9図はサ
ブルーチンrAF(レンズ繰出し)」のフローチャート
、第10図はサブルーチン「ダメージ処理」のフローチ
ャート、第11図はサブルーチン「−駒巻上げ」のフロ
ーチャート、第12図はサブルーチンrE2−PRM読
出し」のフローチャート、第13図は各RAMアドレス
に格納される内容を示す図、第14図はカメラ状態デー
タの各ビットの内容を示す図、第15図は異常データ゛
の各ビットの内容を示す図、第16図はサブルーチンr
E2−PRM書込み」のフローチャート、第17図はサ
ブルーチン「バッテリチェック」のフローチャート、第
18図はバッテリチェックのための回路接続を示すブロ
ック図、第19図はカメラの通信モードの種類を示す図
、第20図はRAM読出しモードの際のカメラと外部装
置との通信フォーマットを示す図、第21図はRAM書
込みモードの際のカメラと外部装置との通信フォーマッ
トを示す図、第22図(a)、(b)はサブルーチン「
外部装置との通信1.2,3Jのフローチャート、第2
3図はサブルーチン「サブルーチンコール」のフローチ
ャート、第24図乃至第27図は外部装置内のCPUの
動作を説明する図であり、第24図はサブルーチン「バ
ッテリチェック電圧調整」のフローチャート、第25図
はサブルーチンrAFレンズ駆動調整」のフローチャー
ト、第26図はサブルーチン「カメラとの通信」のフロ
ーチャート、第27図はサブルーチン「多重4枚撮り」
のフローチャートである。 1・・・カメラ、2・・・外部装置、3・・・外部端子
、4.10・・・CPU、22・・・リセット回路、2
4・・・E2−PRM、28・・・シリアルライン、3
0・・・AFセンサ、34・・・操作スイッチ、40・
・・インターフェース、42・・・ll−1先ユニツト
、44・・・シャッタモータ、46・・・巻上げモータ
、48・・・ズームモータ、54.58・・・フォトイ
ンクラブタ。 出願人代理人 弁理士  坪井 淳 第 図 第10 図 第12 因 第13 図 第14 閃 嬉15 図 第16 図 第 図 第18 因 第23 図 第25図 手 続 ?TI7 正 書 事件の表示 特願昭63 発明の名称 カ 201333号 補正をする者 事件との関係   特許出願人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外部装置と接続可能であり、カメラの種々の動作
    機能をサブルーチンとして有し、メインルーチン中に外
    部装置と通信を行なうサブルーチンを有するマイクロコ
    ンピュータを具備するカメラにおいて、外部装置からの
    モード信号に応じて通信モードが連続モードと非連続モ
    ードとに切換え可能であり、外部装置から連続モード設
    定信号が供給されると外部装置と通信を行なう前記サブ
    ルーチンを連続して実行し、外部装置から連続モード解
    除信号が供給されると前記サブルーチンを実行後メイン
    ルーチンに戻るカメラ。
  2. (2)マイクロコンピュータを有するカメラと、このカ
    メラと接続可能な外部装置からなるカメラシステムにお
    いて、前記カメラのマイクロコンピュータはカメラの種
    々の動作機能をサブルーチンとして有し、メインルーチ
    ン中に外部装置と連続的に通信を行なうサブルーチンを
    有し、前記外部装置はカメラとの連続通信において、任
    意のサブルーチンを任意の順番に読出し実行させる命令
    をカメラに通信するプログラムを具備するカメラシステ
    ム。
  3. (3)外部装置と接続可能であり、カメラの種々の動作
    機能をサブルーチンとして有するマイクロコンピュータ
    を具備するカメラにおいて、外部装置から指定されるサ
    ブルーチンを組合わせて実行することにより調整データ
    を書換え可能な記憶部に書込む手段と、前記記憶部のデ
    ータを前記マイクロコンピュータのメモリに転送し書込
    む転送手段と、前記メモリに書込まれたデータに基づい
    て各カメラ機能を調整する手段を具備するカメラ。
  4. (4)前記書込み手段はバッテリチェック電圧を前記記
    憶部に書込む手段を具備し、前記調製手段は前記メモリ
    に書込まれたデータとカメラの電源電圧の検出値とを比
    較するバッテリチェック手段を具備する請求項3に記載
    のカメラ。
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