JPH0293923A

JPH0293923A - 計算機システム

Info

Publication number: JPH0293923A
Application number: JP63247688A
Authority: JP
Inventors: Yukiyoshi Hirose; 広瀬　幸義; Noriyasu Takahashi; 範泰高橋
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1988-09-30
Filing date: 1988-09-30
Publication date: 1990-04-04
Anticipated expiration: 2013-05-06
Also published as: JP2748438B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、ワークステーションなどの計算機システム
に関し、特に、プリンタに図形データを転送する際の図
形データの処理方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、図形データをプリンタに転送する場合、計算機シ
ステムのプロセッサ部では、図形データを図形ごとにプ
リンタの解釈できるコマンドに変換する描画処理を行な
っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、図形データに多くの図形が含まれている
場合、すなわち、複雑な図形の場合、上述した描画処理
が繁雑となり処理時間が長くなるという問題点があった
。

この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、図形データに多くの図形が含まれている場合の描画
処理を簡素化し、処理時間を短縮することができる計算
機システムの図形データ処理方法を提供することを目的
とする。

〔課題を解決するための手段及び作用〕上記課題を解決
するため、この発明に係わる図形データ処理方法では、
プロセッサの主記憶装置内にビットマップバッファを設
け、前記ビットマップバッファ上で図形データの描画処
理行うと共に、１ページ分の描画処理が終了した時点で
前記ビットマップバッファ上の図形データをプリンタへ
転送するようにしている。したがって、図形データを図
形ごとにプリンタの解釈できるコマンドに変換して転送
する場合に比べて、データ変換の手順が少なくてすみ、
描画処理を簡素化することができる。

〔実施例〕

この発明に係わる図形データ処理方法の第１の実施例を
説明する。

第２図は、この発明に係わる図形データ処理方法を実施
するための計算機システムの基本構成を示すブロック図
である。この計算機システムは、図形データの描画処理
を行うプロセッサ１と、文字、図形又は入力されたデー
タ等を表示するデイスプレィ２と、プロセッサへの指示
やデータ等を入力するキーボード３と、レーザプリンタ
等のプリンタ４とから構成されている。

上述したプロセッサ１は、システム全体の制御とデータ
の演算処理を行う中央処理装置（ＣＰＵ）１１と、図形
データを描画するビットマップバッファが設けられた主
記憶装置１２と、前記ビットマップバッファ上において
、１ページ分の描画処理が終了した時点で、前記ビット
マップバッファ上の図形データをプリンタへ転送する画
像処理装置１３とから構成されている。

第１図は、上記画像処理装置１３の構成を示す詳細ブロ
ック図である。この画像処理装Ｗ、１３は、画像処理用
のプロセッサであって、入力された文字／図形データを
、文字データと図形データに振り分けるデータ分類部２
１と、文字データの出力位置の計算と指定、及びプリン
タへの文字データの出力を行う文字印字処理部２２と、
後述するビットマップバッファに図形データを描画する
図形描画処理部２３と、図形データの出力位置の計算と
指定、及びプリンタへの図形データの出力を行うビット
マツプ印字処理部２４とから構成されている。なお、２
５は主記憶装置１２内に設けられたビットマップバッフ
ァである。このビットマップバッファ２５は、主記憶装
置内においてプリンタ４のドツト数と同じサイズだけ確
保される０例えば、２４０　Ｄ　Ｐ　Ｉ　［ｄｏｔｓ／
１ｎｃｈ）でＡ４サイズの用紙を具えたレーザプリンタ
では、２１０ｎｎｘ２９７１ｍ　　１９８４　（ｄｏｔ
ｓ）ｘ　２８０６　（ｄｏｔｓ）分のビットマップバッ
ファが設定される。

次に、第３図に示す様な印字例を、上述した画像処理装
置１３によりプリンタ４に転送する場合について説明す
る。第３図に示す印字例の印字ブタは、次の様なコマン
ド列で表される。

１−ｆＨＯＶＥＴｏ　２００，２０００）２・・・（Ｐ
ＲＩＮＴ“へＢＣＤＥＦＧ旧邦１ＮＮ”　）３・・・Ｄ
ＲＯＷＬＩＮＥ　２００２００１８００２５００）４・
・・（ＤＲＯ讐ＣＩＲＣＬＥ　８００１３００５００）
５　・（ＨＯＶＥＴｏ　２００，１０００）６　・（Ｐ
ＲＩＮＴ″０ＰＱＲ３ＴＵ″）７−（ＤＲＡＷＳＱｔｌ
ＡＲ７００７００１５００１５００）８・・・ＮＥ１４
ＰＡＧＥ）上述した各コマンドの意味を次に示す。

１・・・座標をＴ２０Ｑ、２０００）に設定する。

２・・・“ＡＢＣＤＥＦＧＨＩＪＫＬＨＮ”をプリント
する。

３・・・ｆ２００，２００）から（１８００，２５００
）へ直線を描く。

４・・・ｆ８００１３００）を中心とする半径５００の
円を描く。

５・・・座標をｆ２００．１０００）に設定する。

６・・・“０ＰＱＲ３ＴＵ″をプリントする。

７・・・ｆ７００．７００）と（１５００，１５００）
を対角とする四角形を描く。

８・・・改ページする。

いま、このような印字データが主記憶装！１２から、あ
るいはユーザー側から第１図の画像処理装置１３に入力
されると、印字データはデータ分類部２１において文字
データと図形データに振り分けられる。このうち文字デ
ータは文字印字処理部２２へ送られ、文字データの出力
位置の計算と、その出力位置の指定が行われた後、プリ
ンタ４へ転送される。一方、図形データは図形描画処理
部２３により主記憶装置１２内のビットマップバッファ
２５に展開される０図形描画処理部２３では、図形デー
タを逐次読み込んでビットマップバッファ２５に描画す
るが、１ページ分の図形データの処理が終了するまでビ
ットマツプバッファ２５からデータは送出されない、そ
して、第４図に示すように１ページ分の図形データの処
理が終了しな時点で図形データはビットマツプ印字処理
部２４に送られる。ビットマツプ印字処理部２４では、
図形データの出力位置の計算と、その出力位置の指定が
行われ、図形データはラスターデータとしてプリンタ４
に転送される。

上述した画像処理装置１３における処理手順を第５図の
フローチャートに基づいて説明する。

画像処理装置１３は、印字データを読み込むと（ステッ
プ１０１）、そのデータにページ送り記号が含まれてい
るかどうかを判断する（ステップ１０２）。

ここで、ページ送り記号が含まれてないときは、読み込
んだデータが図形データかどうかを判断する（ステップ
１０３）。ここで、読み込んだデータが図形データであ
るときは、ビットマップバッファ２５に図形の描画を行
ない（ステップ１０４）、次のデ〜りがあるかどうかを
判断する（ステップ１０６）、ここで、次のデータがあ
るときはステップ１０１に戻り、１ページ分のデータが
描画されるまで上述した処理を繰り返す、また、ステッ
プ１０３において読み込んだデータが図形データでない
ときは、文字データをプリンタ４に転送しくステラ７１
０５）、上記ステップ１０６に移る。

一方、ステップ１０２において、読み込んだデータにペ
ージ送り記号が含まれていたときは、ビットマツプバッ
ファ２５内に図形があるかどうかを判断しくステップ１
０７）、図形があるときはビットマップバッファ２５に
描画された１ページ分の図形データをプリンタ４に転送
する（ステップ１０８）、そして、ビットマップバッフ
ァ２５内のデータを全てクリアした後（ステップ１０９
）、ステップ１０６に郡る。また、ステップ１０７にお
いて、ビットマップバッファ２５内に図形がないときは
、そのままステップ１０６に移る。

上述した第１の実施例においては、プリンタ４の１ペー
ジ分のビットマツプに対応するビットマップバッファ２
５を主記憶装置内に設け、図形をプリンタ４に描画する
際に、このビットマップバッファ２５に図形データを展
開し、１ページ分の図形データをまとめてプリンタ４に
送るようにしたため、複雑な図形の描画処理を簡単に、
且つ高速に行うことができる。なお、ビットマップバッ
ファ２５での描画処理は、デイスプレィ２上での描画処
理と共通にすることができるので、システムの構成を簡
素化することも可能となる。

次に、この発明に係わる図形データ処理方法の第２の実
施例について説明する。

なお、第２の実施例では、ビットマツプ印字処理部２４
の前段に新たにビットマップバッファを設け、後述する
拡大操作用のビットマップバッファとして用いる以外は
、上述した第１の実施例と同一の装置構成とする。

第６図、は上述した第１の実施例におけるビットマップ
バッファの基本構成を示す説明図である。

図において、３１は主記憶装置１２内に確保されている
ビットマップバッファであり、ここには斜線に示す様な
プリントデータが書き込まれている。

また、３２はプリンタ内に実装されているプリントデー
タ保持用のビットマップバッファであり、ここには転送
されたプリントデータが保持される。

通常、レーザプリンタにおける解像度は、ＣＲＴデイス
プレィに比べて数倍程度優れている。そこで、ＣＲＴデ
イスプレィ上に表示されたデータを同一サイズに近い大
きさでレーザプリンタにプリントするような場合、上記
第１の実施例による図形データ処理方法では、第６図に
示す様にレーザプリンタでの１ドツトが１ビツトに対応
するビットマ・ｙプバッファ３１を設け、これにレーザ
プリンタでのプリントイメージと同等の画像を縦横方向
に拡大して描画し、これをそのまま転送してプリント処
理を行なうことになる。

第７図は、この発明の図形データ処理方法の第２の実施
例におけるビットマツプ領域の基本構成を示す説明図で
ある。なお、第７図において、３３は上述した拡大操作
用のピットマップバッファであり、その他第６図と同一
符号は同等部分を示すものとする。

第７図において、ビットマツプ領１１１１３１の大きさ
は第６図の場合に比べて縦横共に整数分の１（この例で
は２分の１）であり、入力された図形データは、縦横共
に整数分の１に縮小された後に、主記憶装置１２のビッ
トマップバッファ３１に描画される。そして、この整数
分の１に縮小して描画されたデータは、縦１ビット、横
４ビツト毎に取り出され、横方向が整数倍に拡大された
後、画像処理装置内の拡大操作用のビットマップバッフ
ァ３３に描画される。この図形データは、さらに縦１ビ
ット、横８ビツト毎に取り出され、縦方向に１ビツトず
らして同一データが２度転送され、プリンタ４内に実装
されているプリントデータ保持用のビットマップバッフ
ァ３２に描画される。

上述した画像処理装置１３におけるデータの拡大処理の
手順を、第７図の説明図を参照しながら、第８図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。

まず、画像処理装置１３は、ビットマップバッファ３１
に描画された図形データについて、ビットマップバッフ
ァ３１の縦方向の開始位置をＹＯに入れると共に、ビッ
トマップバッファ３２の縦方向の開始位置をＹｌに入れ
（ステップ２０１）、さらに、ビットマップバッファ３
１の横方向の開始位置をＸＯに入れると共に、ビットマ
ップバッファ３２の横方向の開始位置をＸｌに入れる（
ステップ２０２）、そして、（ＸＯ５ＹＯ）の位置にあ
る４ビツト分のデータを横方向に２倍に拡大して拡大操
作用ビットマップバッファ３３に転送する（ステップ２
０３）、次に、拡大操作用ビットマップバッファ３３の
データを、そのまま（Ｘｌ、Ｙｌ）の位置へ転送（ステ
ップ２ｏ４）した後、同一のデータを、そのまま（ＸＩ
、Ｙ１＋１ビット）の位置へ転送する（ステップ２０５
）、そして、（ＸＯモ４ビット）＝ｎビットかどうかを
判断する（ステップ２０６）、ここで、（ＸＯ＋４ビッ
ト）；ｎビットでなければ、ＸＯ＋４ビットをＸＯに入
れると共に、Ｘ１モ８ビツトをＸｌに入れて（ステップ
２０７）　、ステップ２０３からの処理を繰返す、一方
、ステップ２０６において、（ＸＯ＋４ビット）＝ｎビ
ットであれば、（ＹＯ＋１ビット）＝ｎビットがどうか
を判断する（ステップ２０８）、ここで、（ＹＯ＋１ビ
ット）＝ｎビットでないときは、ＹＯ＋１ビットをＹＯ
に入れると共に、Ｙ１＋２ビットをＹｌに入れ（ステラ
７２０９）、ステップ２０２からの処理を繰返す、また
、ＣＹＯ±１ビット）＝ｎビットであれば終了する。

上述した第２の実施例においては、描画処理を行うため
のビットマップバッファとして、縦横共に整数分の１の
大きさのビットマップバッファを主記憶装置内に確保し
、図形データを整数分の１に縮小して描画すると共に、
プリンタに転送する時に整数倍に拡大するようにしたた
め、主記憶装置内のピットマッグバッファを数分の１に
削減することができる。したがって、主記憶装置内の記
憶領域が小さい場合でも、描画処理用のビットマップバ
ッファによる専有領域を必要最少限とすることができ、
主記憶装置内の記憶領域を有効に利用することができる
。なお、この第２の実施例ではビットマップバッファの
サイズを縦横共に２分の１とすることにより、全体とし
て４分の３のバッファが削減できる。また、ビットマッ
プバッファの縮小率は、上記実施例に限定されるもので
はなく、主記憶装置の記憶領域の大きさにより、適宜変
更できることは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明に係わる計算機システム
の図形データ処理方法では、図形データをプリンタに転
送する際に、主記憶装置内に設けたビットマップバッフ
ァで描画処理を行い、図形データを１ページ分まとめて
転送すようにしたため、複雑な図形の描画処理を簡単に
、且つ高速に行うことができ、処理時間の短縮化を図る
ことができる。また、図形データを縮小して描画し、拡
大してプリンタへ転送することにより、主記憶装置内の
ビットマップバッファを数分の１に削減することができ
、このため、主記憶装置内の記憶領域を有効に利用する
ことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は画像処理装置の構成を示す詳細ブロック図、第
２図は計Ｘ機システムの基本構成を示すブロック図、第
３図は印字例を示す説明図、第４図はビットマップバッ
ファ上に描画された印字例を示す説明図、第５図は画像
処理装置における処理手順を示すフローチャート、第６
図は第１の実施例におけるビットマップバッファの基本
構成を示す説明図、第７図は第２の実施例におけるビッ
トマップバッファの基本構成を示す説明図、第８図は画
像処理装置におけるデータの拡大処理の手順を示すフロ
ーチャートである。１１・・・中央処理装置（ＣＰＵ）、１２・・・主記憶装置、１３・・・画像処理装置、２１
・・・データ分類部、２２・・・文字印字処理部、２３
・・・図形描画処理部、２４・・・ビットマツプ印字処理部、２５・・・ビットマップバッファ。第２図文字／図形データ第１図第３図第４図第５図第７図

Claims

【特許請求の範囲】図形データの描画処理を行うプロセッサと、前記図形デ
ータを印字するプリンタを有する計算機システムにおい
て、前記プロセッサの主記憶装置内にビットマップバッファ
を設け、前記ビットマップバッファ上で図形データの描
画処理行うと共に、１ページ分の描画処理が終了した時
点で前記ビットマップバッファ上の図形データをプリン
タへ転送するようにしたことを特徴とする計算機システ
ムの図形データ処理方法。