JPH029379B2 - - Google Patents

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JPH029379B2
JPH029379B2 JP12870679A JP12870679A JPH029379B2 JP H029379 B2 JPH029379 B2 JP H029379B2 JP 12870679 A JP12870679 A JP 12870679A JP 12870679 A JP12870679 A JP 12870679A JP H029379 B2 JPH029379 B2 JP H029379B2
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JP
Japan
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key
amount
counting
cash
banknote
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JP12870679A
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Shinya Uchida
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication of JPS5652468A publication Critical patent/JPS5652468A/ja
Publication of JPH029379B2 publication Critical patent/JPH029379B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は銀行の夜間金庫に納められた現金を
精算処理する精算システムに関する。
周知のように銀行には夜間金庫が設置されてお
り、銀行と契約している一般の店舗の従業員らが
閉店後手作業にて集計処理した現金(その日の売
上げ金)を現金袋に入れて投函するようになつて
いる。この場合、現金袋内には現金のほかに入金
票が収納されているが、この入金票には店舗名の
ほかに紙幣や硬貨の各合計金額、入金総額等が記
入されている。またこのような現金袋は一晩に多
い銀行では300袋近く投函されるが、銀行では翌
日数人の行員がこれらの現金袋を開封して手作業
で現金を数え、その総額等が前記入金票に記載さ
れている総額等と一致するか否かの精算処理を行
つている。この精算処理は従来行員の手作業によ
つて行うため非常な労力と時間とを要していた。
また、前記入金票に記入された紙幣や硬貨の各合
計金額、入金総額と、実際に現金袋に入れられた
現金とが一致しない場合行員は繁雑な後処理をす
る必要があつた。このためこれら業務を出来るか
ぎり機械化し人手を介さずに処理することが要望
されていた。
この発明は上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは精算業務を自動化し
て合理的且つ正確、迅速な処理を行えるようにす
ると共に、入金票に記入された金額と現金とが一
致しない場合の後処理を合理的かつ効率よく行え
るようにした精算システムを提供することであ
る。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第1図において、この実施例の精算シス
テムは、2台の硬貨選別計数機1a,1b、4台
の紙幣計数機2a,2b,2c,2d、1台のキ
ヤツシユターミナル(集計機)3とから成り、硬
貨選別計数機1a,1b、紙幣計数機2a〜2d
はともにキヤツシユターミナル3にバスライン4
を介して接続され、相互間のデータの授受を可能
とされている。
次に第2図ないし第7図を参照して、硬貨選別
計数機1a,1b等の個々の機能等を説明する。
先ず、第2図と第5図を参照して硬貨選別計数機
1a,1bを説明する。硬貨選別計数機1a,1
bは、計数部5と操作部6とから成つている。計
数部5は5金種(百円、五十円、十円、五円、一
円)の硬貨が混合した混合硬貨が現金袋から取り
出されてホツパ7内に入れられると、金種別に分
類し、且つ計数して金種別の合計金額を算出し、
且つ金額表示部8に表示し、また分類した各金種
の硬貨を集積箱9内に集積するものである。この
ため硬貨選別計数機1a,1bの操作部6の機体
内には、計数部6からの金種別の計数信号を入力
して前記合計金額を算出し、また一時記憶するた
めの演算回路、記憶回路、制御回路(図示略)等
が設けられている。また記憶回路に一時記憶され
た金種別の金額データは後述するように操作部6
の登録ボタンを押下操作することによりキヤツシ
ユターミナル3内のメインメモリに転送されて記
憶(登録)され、つぎに紙幣計数機2a,2b,
2c,2dの後述する照合動作の際にキヤツシユ
ターミナル3内のメインメモリから転送され、さ
らにキヤツシユターミナル3にて所定の精算処理
を受けるものである。なおこの計数部5に関して
は公知技術であるので詳細な説明は省略する。操
作部6は計数部5に前記分類、計数動作を開始さ
せる前などに係員が各種のキー操作を行うために
設けられたものである。第5図により操作部6の
構成を説明すると、この操作部6はキーボード1
0と表示部11とにより構成されている。キーボ
ード10上には、数値データ入力用の数字キー1
2、金種指示キー13、損貨キー14、+キー1
5、クリアキー16、クリアエントリキー17、
手入力用の枚キー18、計数完了キー19、登録
キー20、項目キー21、店番キー22、区分キ
ー23、処理番号キー24、データ完了キー25
が設けられている。なおこれらキーの各機能につ
いては、後述する操作例にて説明する。また図中
26はアラームキーで、ホツパー7内に投入され
た硬貨に変造硬貨が検出された場合に用いられる
ものである。表示部11には第1表示部27と第
2表示部28とが設けられている。第1表示部2
7にはキーボード10から入力した機械ナンバ、
項目、店番、区分、処理番号がそれぞれ表示され
るようになつている。また第2表示部28には金
額が表示されるようになつている。なお表示部1
1の各表示態様についても後述する操作例にて説
明する。
次に第3図および第6図を参照して紙幣計数機
2a,2b〜2dを説明する。紙幣計数機2a,
2b〜2dは計数部50と操作部51とから成つ
ている。計数部50は、予め金種別(一万円券、
五千円券、千円券、五百円券の4金種別)に仕分
けされた紙幣束(図示略)を計数機構52Aにセ
ツトするとその枚数が計数されて合計金額が算出
され、表示部53に表示するようにされたもので
ある。なお、この実施例においては予め紙幣を仕
分けして計数する構成につき説明するが、既に出
願人においては予め仕分けしなくとも各種紙幣を
自動的に仕分けする装置を特願昭53−157076号
「紙葉類計数機の異種券判別装置」及び特願昭54
−51932号「異状判別機能付紙葉類計数機」にお
いて出願済みである。紙幣計数2a,2b〜2d
の操作部51の機体内には、計数部50からの金
種別の計数信号を入力して前記合計金額を算出
し、一時記憶するための演算回路、記憶回路、制
御回路(図示略)等が設けられている。またこの
記憶回路に一時記憶された金種別の金額データ
は、前述した硬貨選別計数機1a,1bによつて
計数されてキヤツシユターミナル3内のメインメ
モリに記憶(登録)された硬貨合計金額データと
加算されて硬貨と紙幣の計数金額の合計データが
計数されそして予め紙幣計数機2a,2b〜2d
に入力されていた入金票に記入された総合計金額
と前記計数金額の合計データとの一致・不一致が
判別され、さらにキヤツシユターミナル3にて所
定の精算処理を受けるものである。操作部51は
計数部50に前記計数動作を開始させる前などに
係員が各種のキー操作を行うために設けられると
共に、前記した入金票に記入された総合計金額と
前記計数金額の合計データとの一致・不一致を判
別する照合動作に伴う各種のキー操作を行うため
に設けられたものである。第6図により操作部5
1の構成を説明すると、この操作部51はキーボ
ード52と表示部53とにより構成されている。
キーボード52上には、数字キー54、金種指示
キー55、クリアキー56、クリアエントリーキ
ー57、プルーフキー58、紙幣小計キー59、
計数完了キー60、照合キー61、手入力用の枚
キー62、合計キー63、登録キー64、項目キ
ー65、店番キー66、区分キー67、処理番号
キー68、データ完了キー69、スピンアウトキ
ー70が設けられている。なお、これらキーの各
機能については、後述する操作例にて詳細に説明
する。また第3図中71は処理棚である。この処
理棚71は紙幣束の処理中に、たとえば処理済の
ものを一時載せておくためなどに使用される。こ
の処理棚71には、照合が不一致の際に銀行の管
理者に通知するためのランプ72が設けられてい
る。表示部53は第1表示部73と第2表示部7
4とにより構成されている。第1表示部73には
キーボード52から入力した機械ナンバ、項目、
店番、区分、処理番号がそれぞれ表示されるよう
になつている。また第2表示部74には金額が表
示されるようになつている。なお表示部53の各
表示態様についても後述する操作例にて説明す
る。
次に第4図および第7図を参照してキヤツシユ
ターミナル3を説明する。このキヤツシユターミ
ナル3は硬貨選別計数機1a,1b、紙幣計数機
2a〜2dによつてそれぞれ計数された一取引に
おける硬貨計数合計金額および紙幣計数合計金額
が入力されると両者を合算して総合計額が算出さ
れ、かつ紙幣計数に先立つて予め紙幣計数機2a
〜2dに入力された入金伝票の総合計金額と比較
する機能をもつている。そしてこれが一致しかつ
登録キー20,64の操作がなされると、メイン
メモリにこれらデータが記憶(登録)されるよう
になしてあり、且つ後記する表示、印字する機能
および、精算処理機能とを具備するものである。
すなわち、第4図に示すように、キヤツシユター
ミナル3には操作部100、表示部101、印字
部102、が設けられている。印字部102はプ
リンタ、ジヤーナル等を具備し、精算処理内容を
ジヤーナル上に印字するものである。
ここで第7図を参照して操作部100と表示部
101の構成を具体的に説明すると、操作部10
0のキーボード103上には数字キー104、紙
幣の金種指示キー105、機械番号キー106、
項目番号キー107、店番号キー108、区分番
号キー109、処理番号キー110、クリアキー
111、クリアエントリキー112、キー11
3、加算キー114、エントリキー115、合計
キー116、区分別合計キー117、機械別合計
キー118、プリントキー119、店別合計キー
120、項目別合計キー121、印字停止キー1
22、電源ランプ123、復電ランプ124、ド
ラム待機ランプ125、端末アラームランプ12
6、帰零キー127、修正登録キー128、正常
ランプ129、日付ランプ130、全回金ランプ
131、指定回金ランプ132、コールキー13
3、ジヤーナルフイードキー134が設けられ、
更にモード切換ダイヤル135、電源スイツチ1
36が設けられている。モード切換ダイヤル13
5は日付モード、精算モード、一件明細モード、
オペレーシヨン(精算照合)モード、回金モー
ド、帰零モード、修正モードのうちの何れか1つ
のモードにキヤツシユターミナル3を設定するた
めのダイヤルである。また電源スイツチ136は
係員が使用するオペレータキーまたは管理責任者
が使用する責任者キーによつて操作される。
表示部101は第1表示部137と第2表示部
138とにより構成される。第1表示部137に
は機械ナンバ、項目、店番、区分、処理番号がそ
れぞれ表示され、また第2表示部138には金額
がそれぞれ表示される。なお前記各種キー、ラン
プ、スイツチ104〜136の機能および表示部
101の表示態様の詳細は後述する。
次に前記実施例の動作をその操作例とともに説
明する。まず精算システムを作動状態にするため
に、次の操作を行う。電源スイツチ136をオン
とし精算システムのメモリドラムが正常回転に達
しドラム待機ランプ125が消灯するのを確認し
た後、操作者はキヤツシユターミナル3および各
接続端末機1a,1b,2a〜2dのクリアキー
16,56,111を押下する。このとき各表示
部11,53,101には機械ナンバが表示され
キヤツシユターミナル3の正常キー129が点灯
するので、操作者はこの正常キー129を押下げ
正常キー129のランプが消灯しかつ日付キー1
30が点滅するのを確認した後、モード切換ダイ
ヤル135を“日付”の位置に設定する。このと
き前記日付キー130のランプは点灯している。
そこでその日の日付を数字キー104を操作して
入力し、日付キー130を押下すると日付が入力
されかつキヤツシユレジスタ3に記憶(登録)さ
れる。このとき前記日付キー130は消灯する。
つぎにモード切換ダイヤル135を“帰零”の位
置に設定する。ここで帰零ボタン127を押下す
ると帰零ボタン127を押下すると帰零ボタン1
27のランプが点灯し前日分の精算処理結果が記
憶回路に入力されている場合には合計明細を印字
部102のジヤーナル上に印字し、メモリーをク
リヤすると共に「0…GT」を最後に印字して帰
零ボタン127のランプを消灯する。また記憶回
路に前日分のデータが入力されていない場合には
そのまま「0…GT」を印字し帰零ボタン127
のランプを消灯する。以上の操作によつて精算シ
ステムを稼動させるための前準備が完了したこと
になり、操作者はモード切換ダイヤル135を
“オペレーシヨン”の位置に設定して各接続端末
機1a,1b,2a〜2dの操作受付を可能とす
る。
次いで複数人の係員が現金袋を順次開封しなが
ら精算処理を実行する。なお、本実施例において
はまず硬貨の精算処理を行い次に紙幣の精算処理
を行うようにしているが、このことは後述するよ
うに入金伝票に記入された現金総合計金額と実際
の現金との照合を紙幣計数機2a〜2dによつて
行うためである。この理由としては、現金袋に投
入される硬貨は紙幣よりも金額がすくないのが常
であり、入金伝票に記入された総合計金額と実際
の現金が不一致の際に行員の後処理を紙幣計数機
2a〜2dによつて合理的にかつ迅速に行えるよ
うにしたためである。以下精算処理の操作を説明
する。たとえば硬貨選別計数機1aの係員が現金
袋を開封すると、先ず現金袋内に同封されている
入金票(第8図参照)の店番号記入欄に店番号が
記入されていなければ記入する。次に処理順を表
わす処理番号を処理番号記入欄に記入する。この
処理番号はその日に精算処理するすべての現金袋
に対して付けられる連続番号の1つである。した
がつて最初に処理する現金袋に処理番号「1」を
付し、以下の現金袋に対しては処理番号「2」、
「3」、…を順に付す。そして硬貨選別計数機1a
に属性データ(項目、店番号、区分、処理番号)
を順次入力していく。この操作は、まずキーボー
ド10の項目キー21を押下する。項目キー21
のランプ(実施例では図中21Aで示される発光
ダイオードを用いている。)が消灯するのを確認
して数字キー12を操作し項目番号を入力する。
正しく項目番号が入力され終ると次の操作を指示
するために店番キー22のランプが点滅する。ま
た誤つて項日番号を入力した場合にはクリアーキ
ー16を操作し項目キー21が再度点滅するのを
確認して入力しなおすことになる。以下同様の操
作によつて順次店番号、区分番号、処理番号を入
力してゆく。最後の処理番号を入力し終るとデー
タ完了キー25が点滅するのでこのデータ完了キ
ー25を押下してデータ完了キー25のランプが
消灯するのを確認する。この時点から硬貨選別計
数機1aが始動し、係員は現金袋内の硬貨をとり
だしてホツパ7内に投入し、分数計数させる。計
数動作が完了すると各金種の合計金額が金額表示
部8に表示され、またこれを目視確認後、計数完
了キー19を操作すると全金種の合計金額が第2
表示部28に表示されると共に、硬貨選別計数機
1aが停止し登録キー20のランプが点灯する。
そこで係員は計数された硬貨と入金票に記入され
た硬貨計数合計金額とを照合することなく、いつ
たん計数された硬貨をキヤツシユターミナル3に
記憶(登録)させるために、登録キー20を押下
する。登録キー20のランプは消灯し、硬貨は集
積箱9に貯留される。集積箱は40,41,42
第2図に3個のみ図示されているが、箱内部は区
別けされていて金種の数に相当する分設けられて
いるものとする。また、符号43は硬貨の一時貯
留部でモータ44により図示しない底板が回動す
るように構成されている。すなわち、硬貨は集積
箱40,41,42内に落下する前に一時貯留部
内に一旦止めおかれているが前記登録キーの押下
げを待つて集積箱40,41,42内に収容され
るようになつている。更にまた、上記一時貯留部
43、集積箱40,41,42等は点線で示すカ
バーにて覆われ、管理者キーでのみ硬貨回収ドア
45、金庫ドア46を開放することができるよう
になされている。
なお、この硬貨選別計数機に、本出願人により
同日出願された『有効硬貨の損貨検出装置』を設
けることにより損貨は前記一時貯留部43に一時
貯留されるので管理者立会いのもとにその処置が
行われ、後処理をスムーズに行うことができる。
また表示部8、第2表示部28に表示されていた
硬貨計数合計金額は0となり、前記項目キー2
1、店番キー22、区分キー23、処理番号キー
24の各々のランプは点滅し次の現金袋の処理を
待つことになる。このようにして硬貨選別計数機
1aによる硬貨の精算処理を終つた現金袋は次
に、たとえば紙幣計数機2aの係員に渡され、紙
幣の精算処理を続いて実行される。
なお、以上の動作説明において、硬貨選別計数
機1a,1bに係る処理は、前述した硬貨選別計
数機1a,1bの操作部6内に設けられた演算回
路、記憶回路、制御回路等により行われる。
紙幣計数機2aの係員は現金袋を受けとると、
まず項目キー65、店番キー66、区分キー6
7、処理番号キー68を前述した硬貨選別計数機
1aにおける操作と同様にして操作し、属性デー
タを紙幣計数機2aに入力する。これら属性デー
タは第1表示部73の各々の欄に表示される。こ
こでデータ完了キー69を押下すると、データ完
了キー69のランプが消灯しプルーフキー58の
ランプが点滅するので、このプルーフキー58を
押下しランプを点灯させる。この時点において係
員は入金票に記入されている紙幣合計金額および
硬貨と紙幣との総合計金額とを紙幣計数機2aに
予め入力し以後説明する照合動作に備える。即
ち、入金伝票に紙幣合計金額が記入されている場
合には、この紙幣合計金額を数字キー54を操作
して入力し、第2表示部74に金額が表示されて
いるのを確認した後、紙幣小計キー59を押下す
る。このとき第2表示部74に表示された金額は
0となる。つぎに入金票に記入されている硬貨と
紙幣との総合計金額を数字キー54を操作して入
力し、第2表示部74に金額が表示されているの
を確認した後、合計キー63を押下する。このと
き第2表示部74に表示された金額は0となり、
かつ前記プルーフキー58のランプは消灯する。
これによつて前記入金票の紙幣合計金額および硬
貨と紙幣との総合計金額とが照合のために、紙幣
計数機2aに入力されたことになる。なお、紙幣
合計金額が入金伝票に記入されていない場合には
総合計金額のみを入力しておく。
次に実際の現金である紙幣を計数することにな
る。紙幣を金種別に仕分けて各金種ごとに紙幣計
数機2aの計数機構52Aにセツトし、計数させ
る。この場合、計数機構52Aにセツトされた紙
幣束は2回計数され、両計数値が一致した場合に
のみ次のキー操作を可能とされている。そして計
数した紙幣束がたとえば一万円券の場合、一万円
券の金種指示キー55を押すと、押下された金種
指示キー55のランプのみ点灯し他の金種指示キ
ー55のランプは消灯する。他の金種の紙幣束に
対しても同様な操作を繰返す。なお紙幣の枚数が
少い場合には係員が計数し、その計数枚数を当該
金種の金種指示キー55、数字キー54、枚キー
62を順次操作して紙幣計数機2aに入力でき
る。紙幣のすべての金種に対する計数操作が終る
と次に計数完了キー60を押下すると、照合キー
61のランプが点滅するのでこの照合キー61を
押下する。これによつて実際の現金である紙幣が
計数され紙幣計数機2aにこの計数金額が入力さ
れる。そして前述した硬貨選別計数機1aによつ
て計数され一時記憶されていた硬貨計数金額と前
記紙幣計数金額とが加算され、入金票に記入され
た総合計金額および紙幣合計金額と照合される。
照合が一致した場合には照合キー61のランプ
が点灯するので係員は登録キー64のランプが点
滅するのを確認してこの登録キー64を押下す
る。このとき照合キー61は、登録キー64のラ
ンプは消灯し、かつ各属性データ入力用のキー6
5,66,67,68のランプはすべて点滅し、
キヤツシユターミナル3に紙幣計数金額が入力
(登録)され記憶される。このようにして1個の
現金袋に対する精算処理が完了すると、次の現金
袋に対する精算処理が、同様に実行されるもので
ある。
なお、以上の動作説明において、紙幣計数機2
a〜2dに係る処理は、前述した紙幣計数機2a
〜2dの操作部51内に設けられた演算回路、記
憶回路、制御回路等により行われる。そしてこの
ように各現金袋に対する精算処理データが硬貨選
別計数機1a,1b、紙幣計数機2a〜2dから
順次キヤツシユターミナル3に転送されてくる
と、キヤツシユターミナル3はそれまでに転送さ
れてきたデータとあらたな精算処理データとに対
する精算処理を実行するものである。
なお、以上の動作説明において、キヤツシユタ
ーミナル3に係る処理は、該キヤツシユターミナ
ル3が有する精算処理機能による。
また照合が不一致の場合にはつぎのように動作
する。すなわち前記照合キー61を押下した後に
スピンアウトキー70のランプが点滅し、以下に
述べる二つの動作をその照合の不一致の内容に対
応して行う。まず、紙幣合計金額(即ち入金伝票
に記入されていた金額)と実際の紙幣計数金額と
が一致しているが硬貨および紙幣の総合計金額
(即ち入金伝票に記入された総計金額)と実際の
総計数金額とが不一致の場合には、上記データは
ジヤーナル上に黒字によつて印字される。この場
合係員はスピンアウトキー70を押下しさらに登
録キ64を押下しいつたんこれらデータをキヤツ
シユターミナル3に入力(登録)する。そしてこ
の場合の照合の不一致に対しては事後に管理者等
と協議の上処理することになる。
つぎに、紙幣合計金額と実際の紙幣計数金額と
が不一致の場合には、前記スピンアウトキー70
のランプが点滅するとともに更に警報装置(この
実施例においては処理棚71に設けられた証印者
通報用のランプ72である。なお、図示しないブ
ザーをも同時に作動させるものである。)を作動
させ、上記データはジヤーナル上に赤字によつて
印字される。この場合係員は数字キー54によつ
てあらかじめ暗証として与えられている数値を入
力すると、前記スピンアウトキー70のランプは
消灯すると共に、警報装置の作動も停止する。そ
してこの場合各属性データ入力用のキー65,6
6,67,68のランプはすべて点滅し、次の現
金袋の精算処理のために待機することになるが前
記紙幣計数金額は入力(登録)されない。そして
この場合の照合の不一致に対しては事後に管理者
等と協議の上処理することになる。
なお、上記処理は、前述した紙幣計数機2a〜
2dの操作部51内に設けられた演算回路、記憶
回路、制御回路等により行われる。
以上のようにして精算処理ならびに照合のなさ
れた各取引(すなわち各現金袋)は、すべてキヤ
ツシユターミナル3に記憶(登録)され、モード
切換ダイヤル135を各々のモードに設定して
“精算”、“一件明細”、“回金”、“修正”等の処理
を実行し、かつジヤーナル上に印字することがで
きるものである。
なお、上記処理は、キヤツシユターミナル3が
有する精算処理機能による。
なお、前記実施例では1台のキヤツシユターミ
ナル(集計機)に2台の硬貨選別計数機と4台の
紙幣計数機を接続したがこの数は任意である。
この発明は以上説明したように、硬貨選別計数
機、紙幣計数機、集計機からなる自動化された精
算システムを提供したから、各取引ごと(すなわ
ち各現金袋ごと)の紙幣および硬貨の合計金額が
所定のキー操作や計数操作により自動的に算出さ
れると共に、入金票に記入された金額と現金との
照合処理を自動的になして照合が不一致の場合の
後処理を合理的かつ効率よく行えかつ正確迅速な
精算処理が可能となつて銀行業務の効率を大幅に
向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は同
例の精算システムの構成図、第2図、第3図、第
4図はそれぞれ硬貨選別計数機、紙幣計数機、集
計機の斜視図、第5図、第6図、第7図はそれぞ
れ硬貨選別計数機、紙幣計数機、集計機の各操作
部および表示部の平面図、第8図は入金票の一例
を示す図である。 1a,1b……硬貨選別計数機、2a〜2d…
…紙幣計数機、3……キヤツシユターミナル、1
2,54,104……数字キー、13,55,1
05……金種指示キー、20,64……登録キ
ー、26……アラームキー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホツパに投入された混合硬貨を金種別に分類
    して計数し金種別の硬貨計数金額を算出すると共
    に、操作部のキー操作によつて前記硬貨計数金額
    を登録する硬貨選別計数機と、計数部にセツトさ
    れかつ金種別に仕分けられた複数枚の紙幣を計数
    し金種別の紙幣計数金額を算出すると共に、あら
    かじめ操作部のキー操作によつて入力された入金
    伝票の紙幣合計金額あるいは硬貨と紙幣を合算し
    た総合計金額と、前記計数された計数金額とが一
    致しない場合には警報装置を作動させ、かつ一致
    する場合には操作部のキー操作によつて前記紙幣
    計数金額を登録する紙幣計数機と、前記硬貨選別
    計数機および紙幣計数機によつて登録された前記
    硬貨計数金額および紙幣計数金額を操作部のキー
    操作によつて各取引ごとに呼出し精算処理するキ
    ヤツシユターミナルとからなることを特徴とする
    精算システム。
JP12870679A 1979-10-05 1979-10-05 Cash adjustment system Granted JPS5652468A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687161A (en) * 1979-12-18 1981-07-15 Laurel Bank Mach Co Ltd Accounting system

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JPS51112400A (en) * 1975-03-27 1976-10-04 Glory Ltd Processing device for coin counting
JPS5240398A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Glory Ltd Currency account-clearance equipment

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