JPH0258658B2 - - Google Patents

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JPH0258658B2
JPH0258658B2 JP4807881A JP4807881A JPH0258658B2 JP H0258658 B2 JPH0258658 B2 JP H0258658B2 JP 4807881 A JP4807881 A JP 4807881A JP 4807881 A JP4807881 A JP 4807881A JP H0258658 B2 JPH0258658 B2 JP H0258658B2
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JP
Japan
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cash
amount
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transaction
temporary storage
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JP4807881A
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English (en)
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JPS57162063A (en
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Isamu Hagiwara
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP4807881A priority Critical patent/JPS57162063A/ja
Publication of JPS57162063A publication Critical patent/JPS57162063A/ja
Publication of JPH0258658B2 publication Critical patent/JPH0258658B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/04Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、銀行などの金融業において預金、
引出しなどの取引のために用いられ、とくにテラ
ーの用いる取引処理装置における現金取扱装置に
関する。
取引処理装置には、通常現金入金機が設けられ
ている。この現金入金機は、投入された現金の鑑
別装置、鑑別された現金をその取引が終了するま
で保管する現金一時保管機構、および保管された
現金を取引終了後に収納する現金収納箱を備えて
いる。現金一時保管機構は、取引終了前に取引が
キヤンセルされた場合または取引処理装置が故障
した場合などにおいて、入金された現金をそのま
ま返却できるようにし、顧客との間のトラブルを
未然に防止するために設けられている。
ところが、現金一時保管機構の配置スペースに
はおのずと限界があり、一時保管しうる現金の最
大量(取引限度額)が、たとえば紙幣であれば50
枚と、あらかじめ定まつている。このため、取引
限度額以上の取引を一度に行なうことはできな
い。
そこで従来は、取引限度願以上の金額の場合に
は、2回以上に分けて取引を行なつていた。そう
すると、顧客は2枚以上の入金伝票にそれぞれ記
入しなければならないのでめんどうである、これ
を解消するために1枚の入金伝票に取引限度額以
上の金額を記入するようにし、取引操作および処
理を2回以上に分けて行なうようにすることもで
きるが、そうすると通帳には2行以上にわたつて
取引データが印字されることになり、銀行がわの
処理が煩雑になる、またセンタ交信を2回以上に
分けて行なつた場合に1回目は取引可でも2回目
が取引不可となつたときに不都合が生じるといつ
た問題がある。
この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、
現金入金機における現金一時保管機構の保管現金
最大量以上の現金の受入を可能とし、取引処理装
置の取引限度額以上の現金取引が行なえる現金取
扱装置を提供することを目的とする。
以下、図面にもとづいてこの発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は、取引処理装置の外観を示している。
この取引処理装置1は、銀行の店内に設けられた
カウンタ2の切欠かれた箇所もしくはカウンタ2
の上、またはカウンタ2に隣接してテラーT側に
配置される。そして、顧客CとテラーTとが取引
処理装置1を挾んで向い合い、両者が相互に操作
することにより取引が進行する。取引処理装置1
には、テラー用取引データ表示器3、テラー用キ
ーボード4、通帳挿入口5、伝票挿入口6、紙幣
投入口7、紙幣返却口8、紙幣放出口9、硬貨投
入口11、硬貨返却口12および硬貨放出口13
が設けられている。表示器3としては、CRT表
示器、プラズマ・デイスプレイなどが用いられ
る。この実施例ではCRT表示器が用いれている
ので、表示器3を以下CRTと略記する。この実
施例では紙幣および硬貨を用いた取引が可能であ
る。
第2図は、取引処理装置1の内部構成の概略を
示している。取引処理は中央処理装置(たとえば
マイクロプロセツサ、以下CPUという)10に
よつて制御される。CPU10は、そのプログラ
ムを記憶したPROM14、ならびに各種の取引
データを記憶するとともに後述するレジスタ群が
設けられたRAM15を備えている。CPU10は
その入出力器機として、CRT3、キーボード4、
紙幣入金機21、紙幣出金機22、硬貨入金機2
3、硬貨出金機24、ならびに通帳および伝票に
印字する帳票印字機25を備えている。さらに取
引処理装置1には回線制御装置26が設けられ、
この回線制御装置26を介してセンタと取引デー
タの交信を行なう。第2図においては、各入出力
器機のインターフエイスおよびCRT3の制御回
路などが省略されている。
第3図は紙幣入金機21の概要を示している。
紙幣入金機21は、紙幣投入口7の、この投入口
7の紙幣を繰出しローラ46によつて繰出し一時
保管機構33まで搬送する紙幣搬入路31、この
搬入路31の途上に設けられ、紙幣の種類と真偽
とを判別する紙幣鑑別装置32、鑑別装置32に
よつて正規の紙幣と判別された紙幣を一時的に貯
えておく一時保管機構33、各処理ののち一時保
管機構33の紙幣を収納する入金紙幣収納箱3
4、紙幣返却口8、取引不成立の合などに一時保
管機構33の紙幣を返却口8まで搬送する第1紙
幣返却路35、および鑑別装置32によつて正規
の紙幣とは判別し得なかつた紙幣を返却する第2
紙幣返却路36から構成されている。投入口7お
よび返却口8には、シヤツタ41,42、シヤツ
タ41,42の開閉状態検知器43、紙幣検知器
44、紙幣抜取検知器45がそれぞれ設けられて
いる。シヤツタ41,42は、自動開閉されると
ともに手動で閉じることができる。紙幣搬送路3
1,35,36はいずれも、紙幣の巾方向の両側
をその長手方向にそつて挾むベルトから構成され
ており、適所に紙幣通過検知器47が設けられて
いる。ベルトは多数のプーリに掛けられている。
各通過検知器47間を紙幣が通過するのに要する
時間をタイマ等によつて鑑視することにより、紙
幣の詰りすなわちジヤムを検知することができ
る。第2返却路36が搬入路31から分岐する箇
所には搬送路切替器48が設けられている。第2
返却路36は第1返却路35の途中に合流してい
る。一時保管機構33は、搬入路31の下方にあ
りプーリに掛けられたベルト上に紙幣を保持する
ものであり、紙幣の落下防止アーム49を備えて
いる。一時保管している紙幣を返却する場合に
は、このベルトが点Qを支点として動き、搬入路
31のベルトとの間で紙幣を挾むことにより、そ
の紙幣を送り出す。また、一時保管機構33は、
両側をベルトによつて支持された紙幣の中央部を
上から押し下げることにより紙幣を収納箱34内
に突き落す押下げ部材50、および保留紙幣検知
器51を備えている。一時保管機構33に保留さ
れうる紙幣の最大枚数(NS)は、たとえば50枚
とあらかじめ定まつている。紙幣収納箱34に
は、箱34内の紙幣があふれるほど多量になつた
ことを検知する紙幣過剰検知器52が設けられて
いる。第3図の構成では、すべての種類の紙幣が
一時保管機構33に保留され、そして収納箱34
内に混入するようになつているが、紙幣の種類ご
とにその紙幣の一時保管機構および収納箱を設け
ることが好ましい。また、必要ならば紙幣の種類
ごとに、紙幣投入口と紙幣入金機とを備えるよう
にしてもよい。
第4図は硬貨入金機23の概要を示している。
硬貨入金機23は、硬化投入口11、投入された
硬貨の種類と真偽を判別する硬貨鑑別装置61、
鑑別装置61によつて正規の硬貨と判別された硬
貨の一時保管機構62、一時保管されたのち硬貨
をその種類別に収納する入金硬貨収納機構63、
取引不成立の場合に一時保管硬貨を返却口12に
冷却する第1返却路64、鑑別機構61によつて
正規の硬貨とは判別されなかつた硬貨を返却する
第2返却路65、および各搬送路に設けられ、硬
貨の詰りを検出するための硬貨通過検知器66か
ら構成されている。各搬送路は硬貨を包むように
して挾んで搬送するベルトを含んでいる。投口1
1および返却口12には、シヤツタ67,68、
シヤツタの開閉検知器69、硬貨検知器70、硬
貨抜取検知器71が設けられている。また、投入
口11にはその底部に、投入された硬貨を鑑別装
置61に送り出すためのシヤツタ72が設けられ
ている。一時保管機構62には、一時保管されて
いる硬貨を送り出すためのシヤツタ73および保
管硬貨検知器74が設けられている。鑑別装置6
1の出口側および保管機構62の出口側には、そ
れぞれ送り出す硬貨を保管機構62または第2返
却路65、収納機構63または第1返却路64に
切替えるための切替器75,76が設けられてい
る。収納機構63は、硬貨をその外径によつて選
別する選別通路87と、硬貨をその種類別に、す
なわち1円、50円、5円、100円、および10円ご
とに収納する収納器81〜85とから構成されて
いる。そして、各収納器81〜85には、硬貨過
剰検知器86が備えられている。紙幣出金機およ
び硬貨出金機の構成は知られているので図示を省
略する。
第5図はキーボード4を示すものである。キー
ボード4の左半分には、縦2列に配列された取引
科目キーおよび縦3列に配列された取引種別キー
からなる取引設定キーが配置されている。これら
の5列のキーを、右の列から順に第1桁〜第5桁
とする。また、各列の9個のキーに下から順に1
〜9までのコード番号を付ける。これらの取引設
定キーは、各列ごとに9個のキーのうち1個のみ
が押される。そして、設定された取引が5桁の数
字によつて表わされる。9個のキーのすべてが押
されない列についてはその列の数字は0となる。
取引設定キーにはそれぞれ表示灯Pが設けられて
いる。これらの表示灯Pは、対応するキーが押さ
れたときに点灯し、取引終了または各列中の他の
キーの押下によつて消灯する。
キーボード4の右半分には、数値キー、ならび
に現金計数、確認、画面要求、現金返却、取引額
セツトおよび完了の各キーを含む機能キーが設け
られている。数値キーには、0〜9の数字の他
に、千の単位を力するための000キー、点キーお
よびエンター・キーが含まれている。現金計数キ
ーにも表示灯Pが設けられ、この表示灯は現金計
数キーを押下すると点灯し、再度押下すると消灯
する。
第6図はRAM15の内容を示している。
RAM15には、キー入力された口座番号、通帳
印字行および残高を記憶するエリヤ、押下された
取引設定キーを記憶するフラグとして用いられる
エリヤ、押下された機能キーを記憶するフラグと
して用いられるエリヤ、後述するCRT3の表示
画面の第2行から第11行までの、次に力すべき行
(カーソル位置)を記憶するエリヤ(1がカーソ
ルの位置である)、入金機21の一時保管機構3
3に保管される紙幣の枚数を計数する一時保管カ
ウンタとして用いられるエリヤ、現金計数処理に
おいて鑑別した現金の累計を記憶するレジスタと
して用いられるエリヤ、集計エリヤ、ならびにレ
ジスタ群として用いられるエリヤがある。レジス
タ群には次のようなものがある。ここでRはレジ
スタの略であり、IRはやりなおし操作のための
補助レジスタを示している。
取引設定R 取引設定キーによつてキー入力された取引を記
憶する。画面要求キーの押下によりセツトされ
る。
取引設定IR 取引設定キーによつてキー入力された取引を記
憶する。取引設定キーが押下されるたびにセツト
される。
受入額R 顧客から受入れた金額を記憶する。入金機で現
金を鑑別するごとに、その金額が加算され、また
テラーがテラー収納現金としてキーボードによつ
てキー入力した金額も加算される。センタ交信後
にその内容がクリヤされる。
一時保管額R 入金機で鑑別し、一時保管した金額を記憶す
る。入金機で鑑別するごとにその金額が加算され
る。一時保管した現金が収納または返却されたと
きにクリヤされる。
収納済額R 入金額の一時保管機構が一杯になつたときに収
納箱に収納された金額を記憶する。セン交信前の
現金収納時にセツトされ、セン交信後、または現
金返却キーが押され収納済額分の現金放出が完了
したときにクリヤされる。
テラー収納額R テラーが収納した金額を記憶する。テラーによ
つてテラー収納額がキー入力され、入力完了を示
すエンターキーが押されたときにセツトされ、セ
ンタ交信後クリヤされる。
テラー収納額IR テラーが収納した金額を記憶する。受入額を正
しく計算するためのワーク・レジスタである。
取引額R 入出金取引における取引額を記憶する。テラー
によつて取引額がキー入力され、エンターキーが
押下されたとき、または取引額セツトキーが押下
されたときにセツトされ、センタ交信後クリヤさ
れる。
収納集計R 入金機で正常に収納した金額の集計のために用
いられる。
テラー収納集計R テラーが正常に収納した金額の集計に用いられ
る。
特殊収納集計R 現金返却キー押下によつて、収納済現金分の金
額の現金を出金機により放出した場合に、収納済
現金分の金額を集計する。
特殊放出集計R 現金返却キー押下によつて、収納済現金分の金
額の現金を出金機により放出した場合に、この放
出した金額を集計する。
このような取引処理装置を用いた取引処理の手
順が第7図から第12図に示されている。以下、
顧客が普通預金に60万円を預金する場合の2つの
例について説明する。第1の例におけるテラーの
行なう操作および各レジスタの内容が第18図に
示されている。この図において、紙幣の投入、抜
取りなどは顧客が行なつてもよい。第1の例にお
いては、現金計数キーは押下されない。
紙幣入金機21の一時保管機構33に一時保管
しうる最大枚数(NS)は50枚とする。顧客は、
入金伝票に自己の口座番号および氏名、ならびに
預金金額を記入して、この入金伝票と通帳と現金
60万円(1万円札60枚)をテラーに手渡す。する
と、テラーは次の取引処理を行なう。
第7図を参照して、CRT3には初期画面が表
示されている(ステツプ101)。この例では、
初期画面では何も表示されていない。テラーはま
ず、「普通」および「入金」のキーを押して取引
を設定するので、ステツプ102でNO、ステツ
プ103でYESとなる。普通キーは第5桁でか
つコード番号が1、入金キーは第1桁でかつコー
ド番号が9であるから、設定された取引を表わす
数字は10009である。この数字は取引設定IRにセ
ツトされる(ステツプ104)。続いてテラーは
画面要求キーを押すのでステツプ102でYES
となり、取引設定IRの内容か取引設定Rに転送
され(ステツプ105)、CRT3に取引ガイダン
スが表示される。
この取引ガイダンス表示の例が第13図に示さ
れている。第1行目には、設定された取引の内容
が表示される。第2行目〜第11行目は取引の各種
データを表示する欄であつて、ステツプ106に
おいてはこれらのデータの項目、たとえば口座番
号、通帳行(印字済最終行または印字すべき行)
(第2行)の文字およびデータが表示される箇所
を示す〔 〕のみが表示され、データはまだ表示
されていない。また、次にデータをキー入力すべ
き項目の〔 〕内右下にカーソル(CU)が表示
される。このカーソル(CU)はデータのキー入
力のたびに、次に入力すべきデータの項目の箇所
に順次移つていく。第12行はメツセージ欄であ
る。
テラーはこの表示を見ながら後述するデータの
キー入力操作、各挿入口6,5への伝票および通
帳のセツト操作(ステツプ107,108)、な
らびに現金のセツト操作を行なう。これらの各操
作はどの順序で行なつてもよいが、完了キーが最
後に押される。各操作が終了し、画面要求キーが
再び押下されていなければ(ステツプ109)、
入力されたデータを編集してセンタに伝送し、セ
ンタとの交信を行なう(ステツプ110)。画面
要求キーは、後述するところから明らかなよう
に、キー入力したデータのキヤンセルまたは各操
作のリセツトの入力として用いられる。したがつ
て、画面要求キーが押されていれば(ステツプ1
09でYES)、その操作がやり直しされる。画面
要求キーが再び押されたことを記憶するフラグは
上述のようにRAM15内にあり、ステツプ10
9ではこのフラグの内容をチエツクしている。
センタには、顧客ごとにその口座番号、氏名残
高等を記憶した顧客別情報フアイルが設けられて
いる。取引処理装置から取引データを含む電文が
伝送されると、センタではそのフアイルを検索し
て口座の有無その他の項目をチエツクして取引の
可否を判定する。そして、この結果を取引処理装
置に伝送する。
取引が可能でれば(ステツプ111でYES)、
取引回数、取引別の取引総額などをRAM15に
集計し(ステツプ112)、入金伝票への確証印
字(たとえば取引年月日や口座番号などの印字)、
および通帳への取引データの印字(ステツプ11
3,114)、ならびに現金支払の各処理を行な
う。この後、テーラは印字された伝票を控として
収納し、通帳を顧客に返却して取引を終える。取
引が不可の場合には(ステツプ111でNO)、
CRT3にエラー・メツセージを表示し(ステツ
プ115)、確認キーが押されれば(ステツプ1
16)、ステツプ106に戻つて、データ・キー
入力操作等がやり直しされる。ステツプ116か
らステツプ101に戻つてもよい。
ステツプ106のガイダンス表示ののち、テラ
ーは、口座番号、通帳行および残高のキー入力操
作を行なう。第8図を参照して、CRT3の画面
においてカーソルCUが口座番号の箇所に表示さ
れているから、テラーはまず口座番号をテンキー
によりキー入力する(ステツプ121)。すると
この入力された口座殿号が〔 〕内に表示される
とともに(ステツプ122)、RAM15内に記
憶される(ステツプ123)。このデータ・キー
入力によつてカーソル(CU)が通帳行の箇所に
移動するので、テラーは同じように通帳行をキー
入力し、続いて残高をキー入力する。これらのデ
ータはCRT3に表示される(第13図参照)と
ともにRM15に記憶される(ステツプ121〜
123の繰返し)。これらのデータが通帳の表紙
に貼付された磁気ストライプに記録されている場
合には、通帳挿入口5内部に磁気ストライプ・リ
ーダを配置しておいてこのストライプ・リーダに
よつて読取らせて、CRT3に表示するようにす
ることもできる。
以上のデータ入力が終了するとカーソル(CU)
は第4行の取引額の箇所に移動している。この例
では、顧客から受取り、あとで紙幣投入口7に投
入する60万円(受入額)が預金額(取引額)と一
致している。このような場合には、後に示すよう
に取引額セツトキーの押下により受入額が取引額
として自動的にセツトされるから、取引額を設定
する必要はない。逆に言えば取引額を設定しない
場合には、受入額がそのまま取引額となる。そこ
でテラーは、取引額のキー入力をスキツプするた
めにエンター・キーを押す。エンター・キーが押
されると(ステツプ124でYES)、取引額デー
タが入力されたかどうかをみて(ステツプ12
5)、取引額は入力されていないからステツプ1
26の処理をすることなく、ステツプ127に進
む。そしてテラー収納額データが入力されたかど
うかをみる。テラー収納箱も入力されていないか
らステツプ128〜130の処理をしない。
受入額と取引額が一致しない場合または一致す
るかどうか不明の場合(手渡された現金を計数し
ていないので)にはテラーは、取引額をキー入力
してエンター・キーを押す。するとこの入力され
た取引額データが取引額Rにセツトされる(ステ
ツプ126)。この場合には一般に釣銭が計算さ
れ、かつ放出されるがその処理の説明は省略す
る。
取引額入力のスキツプによりCRT3の画面上
のカーソル(CU)は第5行の適要の箇所に表示
されている。適要および起算日のデータ入力をす
る必要がない場合には、テラーはエンター・キー
を押してこれらの入力をスキツプする。起算日デ
ータが入力されない場合には、取引の行なわれて
いる日付の取扱いとなる。第6行の受入額につい
てはテラーがキー入力する必要はない。カーソル
(CU)は第7行のテラー収納額の箇所に移る。
この例では取引額セツト・キーは最後に押され
るが、便宜上ここで説明しておく。取引額セツ
ト・キーが押されると(ステツプ131)、受入
額Rの内容が取引額Rにセツトされ(ステツプ1
32)、CRT3の画面の第4行に取引額が表示さ
れる(ステツプ133)。
データ・キー入力操作の途中で取引設定キーに
よつて取引の種類が再設定されることがある。こ
れは、操作の途中で取引の種類に変更があつた場
合である。取引が再設定されると(ステツプ13
4でYES)、設定された取引が取引設定IRにセツ
トされる(ステツプ135)。
データ入力のやりなおしをする場合および取引
の再設定のうち(ステツプ134)には画面要求
キーが押される(ステツプ136)。この場合に
は、画面要求キーが押されたことをRAM15の
フラグに記憶し、取引額Rをクリヤし(ステツプ
137)、取引設定IRの内容を取引設定Rに転送
して記憶しておいて(ステツプ138)、CRT3
に取引ガイダンスを表示する(ステツプ139)。
この処理ののちはステツプ109でYESとなる
から各操作(少なくともデータ入力操作)のやり
なおしが行なわれる。ステツプ134〜139は
上述のステツプ102〜106とほぼ同じ処理で
ある。
完了キーは、すべての操作が終了したときに押
される(ステツプ140)。
テラーはCRT3上のカーソル(CU)を第7行
のテラー収納箱の箇所に移したのちに、現金セツ
ト操作を行なう。第9図を参照して、取引設定R
の内容が入金であるかどうかをみて(ステツプ1
51)、入金であれば、現金を投入させるために、
紙幣入金機21の投入口7のシヤツタ41(硬貨
入金機23についても同じ)を開く153)。テ
ラーは投入口7に紙幣を投入したのちシヤツタ4
1を手動で閉じるのでステツプ154でYESと
なり、ステツプ155でもYESであり、また現
金計数キーが押されていないからステツプ156
でNOとなり、現金収納処理に移る。
第10図を参照して、現金収納処理では、投入
口7に投入された紙幣を1枚ずつ取込んで鑑別装
置32によつて判定する(ステツプ211)。鑑
別の結果、正規の紙幣であれば(ステツプ212
でYES)、一時保管機構33に保管されている紙
幣枚数が最大枚数(NS)になつたかどうかを一
時保管カウンタの内容によりチエツクして(ステ
ツプ213)、枚数(NS)になつていなければ鑑
別した紙幣を一時保管機構33に保管しかつ一時
保管カウンタの内容に+1する(ステツプ20
4)。そして、鑑別した紙幣の金額を一時保管額
Rおよび受入額Rの内容にそれぞれ加算して(ス
テツプ215,216)、投入口7にまだ紙幣が
残つているかどうかをみる(ステツプ207)。
投入口7に紙幣が残つていればステツプ211に
戻つて同じように、1枚ずつ紙幣を鑑別し、一時
保管するとともに紙幣の金額を一時保管額Rおよ
び受入額Rに加算していく。ステツプ211〜2
17の処理を50回繰返えすと一時保管放数は
(NS)に達するのでステツプ213でYESとな
り、51枚目の紙幣からは第2返却路36を通して
返却口8に返却する(ステツプ218)。鑑別装
置32で正規の紙幣とは判別し得なかつた紙幣も
また返却される(ステツプ212,218)。
紙幣投入口7には60枚の紙幣が投入されたか
ら、返却口8に返却された紙幣が10枚になつたと
きに投入口7の残り紙幣がなくなり、ステツプ2
17でNOとなつてステツプ219に進む。ステ
ツプ219では、紙幣返却口8に紙幣があるかど
うかを調べて、紙幣があればそのシヤツタ42を
開いて返却紙幣が抜取られるのを持つ(ステツプ
220)。返却紙幣が抜取られると、一時保管紙
幣の枚数が(NS)になつているかどうかをみて
(ステツプ221)、(NS)になつていればCRT
3の第12行に、一時保管が満杯であつてその全額
は50万円である旨のメツセージを表示する(ステ
ツプ222)。第15図参照)。そして確認キーが
押されれば(ステツプ223)、一時保管紙幣を
収納箱34に収納し(ステツプ224)、収納済
額Rの内容に一時保管額Rの内容(50万)を加算
し(ステツプ225)、一時保管額Rの内容をク
リヤする(ステツプ226)。この後、CRT3の
第6行に受入額として50万円を表示し(ステツプ
227)、(第15図参照)ステツプ153に戻つ
て投入口7のシヤツタ41を開く。
第9図において、テラーが返却口8から抜取つ
た10万円を投入口7に入れ、シヤツタ41を閉じ
ると(ステツプ154)、ステツプ155でYES
となり、ステツプ156でNOであるから、再び
現金収納処理に移る。
第10図の処理において、10枚の紙幣の鑑別が
終了したときに、正規の紙幣と判別できたものが
9枚(9万円)、判別不可能であつたものが1枚
(1万円)であつたとすると、一時保管額Rの内
容は9万、受入額Rの内容は59万になつており、
返却口8に1万円札1枚が返却されている。紙幣
投入口7の紙幣がなくなつたことを検知すると
(ステツプ217でNO)、返却口8にある紙幣が
抜取られるまで待つ(ステツプ219,220)。
一時保管されている紙幣は9枚であるからステツ
プ221でNOとなつてステツプ227に進み、
CRT3の第6行に受入額Rの内容59万を表示す
る(ステツプ227)(第16図参照)。そしてス
テツプ153に戻つて投入口7のシヤツタ41を
開く。
テラーは返却口8から抜取つた1万円札を、そ
れが正規の紙幣であることを確認したのち、テラ
ーに隣接して配置されているテラー紙幣収納箱に
収納し、テラー収納額のキー入力操作を行なう。
第8図において、CRT3の第7行にカーソル
(CU)が表示されているから、テラーが1万円を
キー入力すると(ステツプ121)、テラー収納
額としてCRT3に1万円が表示される(ステツ
プ122)(第16図参照)。テラー収納額データ
についてはステツプ123の処理は行なわれな
い。テラーは続いてエンター・キーを押すのでス
テツプ124でYESとなる。取引額データがキ
ー入力された訳ではないからステツプ125で
NOとなつてステツプ127に進み、このステツ
プ127でYESとなる。キー入力されたテラー
収納額1万円をテラー収納額IRにセツトし(ス
テツプ128)、受入額Rの内容にテラー収納額
IRの内容を加算しかつテラー収納額Rの内容を
減算して、新たな受入額を算出する(ステツプ1
29)。そして、テラー収納額IRの内容をテラー
収納額Rに転送しておく(ステツプ130)。ス
テツプ129でテラー収納額Rの内容を減算して
いるのは、テラー収納額のキー入力のやりなおし
に備えるためである。テラー収納額を一度キー入
力するとステツプ128〜130の処理が行なわ
れ、キー入力されたテラー収納額は最終的にテラ
ー収納額Rにセツトされる(ステツプ130)。
そこで、テラー収納額のキー入力操作が再度行な
われたときに、先にセツトされたテラー収納箱を
差引けば、新たにキー入力されたテラー収納額の
みを受入額に加算したことになる。
テラーは次に取引額セツトキーを押すのでステ
ツプ131でYESとなる。受入額Rの内容を取
引額Rに転送し(ステツプ132)、CRT3の第
4行に取引額を表示する(ステツプ133)(第
16図参照)。センタ交信110)でセンタに伝
送される取引額はこの取引額Rの内容である。
第9図において、ステツプ171,173およ
び181は、データ・キー入力処理(第8図)と
現金セツト処理との同期をとるものである。上述
のように画面要求キーはキー入力操作をやりなお
しするときに用いられ(ステツプ136)、完了
キーはキー入力操作が終了したとき(このときに
は通帳、伝票および現金セツト処理も終了してい
る)に押される(ステツプ140)。そして、こ
れらのキーが押されたことは、RAM15にフラ
グとして記憶されている。ステツプ171で
YESの場合、ならびにステツプ155および1
57でNOの場合にはステツプ180に進む。ス
テツプ173でYESの場合には、投入口7に紙
幣があるかどうかをみて(ステツプ174)、紙
幣がなければ投入口7のシヤツタ41を自動的に
閉じて(ステツプ175)、ステツプ157で
NOであることを条件にステツプ180に進む。
ステツプ180で現金返却キーが押されていなけ
れば、ステツプ181に進みここでYESとなつ
て現金セツト処理が終了する。
現金返却キーは、一時保管機構33に保管され
ている紙幣および一時保管機構33が満杯になつ
たために収納箱34内に収納されてしまつた紙幣
の返却を要求する場合に押される。ステツプ17
2,180でYESであればステツプ191に進
む。ステツプ177でYESの場合には、投入口
7に紙幣があるかどうかをみて(ステツプ17
8)、紙幣がなければ投入口7のシヤツタ41を
閉じて(ステツプ179)、ステツプ191に進。
ステツプ191では、保管紙幣検知器51の出
力信号から一時保管機構33に紙幣が保管されて
いるかどうかを調べて、保管紙幣があればCRT
3の第12行に現金を返却する旨の表示をし(ステ
ツプ192)、第1返却路35を経て保管紙幣を
返却口8に搬出する(ステツプ193)。そして、
返却口8の紙幣が抜取られると(ステツプ19
4)、受入額Rの内容から一時保管額Rの内容を
減算し(ステツプ195)、一時保管額Rの内容
をクリヤする(ステツプ196)。この後および
ステツプ191でNOの場合にステツプ197に
進み、収納済額Rの内容が0かどうかをみる。収
納済額が0であれば現金返却処理は終了する。
一時保管機構33が満杯になつたときには一時
保管紙幣は収納箱34内に収納され、その収納額
が収納済額Rに記憶される(ステツプ221〜2
25)。収納済額が0でなければ、CRT3の第12
行に現金を放出する旨のメツセージを表示し(ス
テツプ198)、収納済額の紙幣を紙幣出金機2
4によつて放出する(ステツプ199)。そして、
紙幣放出口9の紙幣が抜取られると(ステツプ2
00)、受入額Rの内容から収納済額Rの内容を
減算し(ステツプ201)、特殊収納集計Rおよ
び特殊放出集計Rのそれぞれの内容に収納済額R
の内容を加算し(ステツプ202,203)、収
納済額Rをクリヤして(ステツプ204)、現金
返却処理を終了する。
上述の現金セツト処理(第9図)および現金収
納処理(第10図)は、紙幣についての処理を例
にして説明されているが、硬貨についての処理、
および紙幣と硬貨の両方を用いた処理についても
全く同じように行なわれるのはいうまでもない。
第12図は現金支払処理の手順を示している。
取引設定Rの内容が入金であれば(ステツプ25
0でYES)、収納集計Rの内容に収納済額Rおよ
び一時保管額Rの内容を加算し(ステツプ25
1)、テラー収納集計Rの内容にテラー収納額R
の内容を加算し(ステツプ252)、受入額R、
取引額R、収納済額R、一時保管額Rおよびテラ
ー収納額Rをクリヤする(ステツプ253)。そ
して、一時保管機構33に紙幣があればこれを収
納箱34に収納し(ステツプ254,255)、
最後に取引額Rをクリヤする(ステツプ258)。
出金の場合には(ステツプ256でYES)、出金
機22,24等により所定額の現金を放出し(ス
テツプ257)、ステツプ258に移る。入金お
よび出金以外の取引の場合には(ステツプ256
でNO)、そのまま処理を終える。
第2の例においては、キーボード4の現金計数
キーが押下される。第2の例におけるテラーの行
なう操作および各レジスタの内容が第14図に示
されている。顧客は、必要事項の記入された入金
伝票、通帳および現金60万円をテラーに手渡す。
テラーによる取引設定、画面要求キーの押下、な
らびに口座番号、通帳行および残高のキー入力操
作は、第1の例におけるものと同じである。
これらのキー操作ののちテラーは、現金計数キ
ーを押して現金60万円を投入口7に投入してシヤ
ツタ41を閉じる。第9図を参照して、シヤツタ
41が閉じられ、(ステツプ154でYES)、投
入口7内に現金があり(ステツプ155で
YES)、さらに現金計数キーが押下されていると
(ステツプ156でYES)、現金鑑別計数処理に
移る。
第11図を参照して、現金鑑別計数処理では、
投入口7の紙幣を1枚ずつ取込んで鑑別装置32
によつて判定し(ステツプ231)、正規の紙幣
であれば(ステツプ232)、その紙幣を第2返
却路36を経て返却口8に返却する(ステツプ2
33)。この紙幣鑑別、返却処理を投入口7の紙
幣がなくなるまで繰返えす(ステツプ234)。
鑑別装置32が正規の紙幣とは判別し得なかつた
ものについては、一時保管機構33が満杯(NS)
枚)にならない限り(ステツプ238)、一時保
管機構33に保管する(ステツプ239)。投入
口7のすべての紙幣についての鑑別が終了する
と、返却口8に紙幣があるかどうかをみて(ステ
ツプ235)、紙幣があればシヤツタ42を開く。
テラーが現金を抜取ると(ステツプ236)、第
17図に示すように、CRT3の第12行に鑑別現
金累計を表示する(ステツプ237)。この例で
は、1万円札60枚のうち58枚までが正規の紙幣と
鑑別され、残り2枚が一時保管機構33に保管さ
れている。
以上で現金鑑別計数処理が終了して、ステツプ
153に戻る。開かれたシヤツタ41が再びテラ
ーによつて閉じられると(ステツプ154)、投
入口7には現金はないからステツプ155からス
テツプ157に移る。現金計数キーは押下済みで
あるからステツプ157でYESとなる。一時保
管機構33には2枚の紙幣が保管されているので
(ステツプ158でYES)、CRT3に不良現金を
返却する旨の表示をし(ステツプ159(第17
図参照)、一時保管現金を第1返却路31を通し
て返却口8に返却して、シヤツタ42を開く(ス
テツプ160)。テラーがこの返却紙幣を抜取れ
ば(ステツプ161)、第9図の処理が終了する。
第11図において、実際にはほとんどあり得な
いが、鑑別し得なかつた不良現金が一時保管機構
33に満杯になつた場合には(ステツプ238で
YES)、返却口8を空にしたのち(ステツプ24
0,241)。CRT3に鑑別現金累計と不良現金
を返却する旨の表示をして(ステツプ242,2
43)(第17図参照)、一時保管不良現金を第1
返却路31を通して返却口8に返却する(ステツ
プ244)。テラーが返却口8の現金を抜取つた
のち(ステツプ245)、投入口7に現金があれ
ばステツプ231に戻り、現金がなければ処理を
終える。
テラーは返却口8から抜取つた正規の紙幣58万
円と(ステツプ236)、不良紙幣2万円(ステ
ツプ161)とを持つている。テラーは不良紙幣
2万円が正規の紙幣であることを確認すると、合
計60万円の紙幣をテラー紙幣収納箱に収納し、テ
ラー収納額のキー入力操作を行なう。第8図を参
照して、CRT3の第7行にカーソル(CU)が表
示されているから、テラーが60万円をキー入力す
ると(ステツプ121)、テラー収納額として60
万円が表示されるステツプ122)(第17図参
照)。テラーは続いてエンター・キーを押す。ス
テツプ124から128に移つて、テラー収納額
IRに60万円をセツトし、続いて受入額Rおよび
テラー収納額Rにそれぞれ60万円を転送する(ス
テツプ129,130)。テラーは次に、取引額
セツトキーを押すので(ステツプ131)、取引
額Rに60万円が転送され(ステツプ132)、
CRT3に取引額30万円が表示される(ステツプ
133)(第17図参照)。この取引額Rの内容に
もとづいて入金取引が行なわれるのは上述した通
りである。第12図に示す支払処理において、テ
ラー収納額Rの内容60万円は、テラー収納収計R
の内容に加算される(ステツプ252)。
上記の例では、紙幣の取扱いについてのみ説明
されているが、第4図に示す硬貨入金機を用いた
場合にもこの発明は適用されることはいうまでも
ない。
以上のようにこの発明では、一時保管しうる現
金の最大量があらかじめ定められた現金入金機を
備えた取引処理装置において、現金鑑別計数選択
キーの選択に応じて2つのモードで一時保管最大
量以上の現金を取扱うことができる。その1つは
現金鑑別計数選択キーを押さない場合であり、も
う1つは現金鑑別計数選択キーを押して現金入金
機の機能を現金の鑑別と計数のみにしてしまう場
合である。テラーはテラー自身の負荷状況に応じ
ていずれかのモードを選択することができるの
で、テラーの選択度が拡大される。また、第1回
目には上記選択キーを押して現金を計数し、顧客
との間で現金額を確認し合い、その後選択キーを
押さないモードで現金入金機の現金収納箱に現金
を収納するという操作を行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、取引処理装置の外観を示す斜視図、
第2図は取引処理装置の内部構成を示すブロツク
図、第3図は紙幣入金機の概要を示す構成図、第
4図は硬貨入金機の概要を示す構成図、第5図は
キーボードを示す平面図、第6図はRAMの内容
を示す図、第7図は取引処理の全体的な手順を示
すフロー・チヤート、第8図はデータ・キー入力
処理の手順を示すフロー・チヤート、第9図は現
金セツト処理の手順を示すフロー・チヤート、第
10図は現金収納処理手順を示すフロー・チヤー
ト、第11図は現金鑑別計数処理手順を示すフロ
ー・チヤート、第12図は現金支払処理手順を示
すフロー・チヤート、第13図および第14図は
取引操作の手順と各レジスタの内容を示す図、第
15図から第17図はCRTの表示の例を示す図
である。 3…CRT、7,11…投入口、8,12…返
却口、15…RAM、21…紙幣入金機、23…
硬貨入金機、32,61…鑑別装置、33,62
…一時保管機構、34…収納箱、36,65…第
1返却路、81〜85…収納機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 現金の投入口、現金の返却口、投入された現
    金の鑑別装置、鑑別後の現金を一時保管する、一
    時保管最大量があらかじめ定められた一時保管機
    構、鑑別後の現金を返却口に返却する返却路、お
    よび一時保管後の現金を収納する現金収納箱を備
    えた現金入金機、 一時保管機構に保管されている現金量を計数す
    る一時保管量計数手段、 一時保管機構に保管されている現金の金額を記
    憶する一時保管額記憶手段、 一時保管機構から現金収納箱に収納された現金
    の金額を記憶する収納済額記憶手段、 鑑別装置による鑑別の結果、正規の現金と判定
    された現金量を計数する鑑別現金累計手段、 鑑別現金累計手段の内容を表示する表示器なら
    びに、 現金鑑別計数選択キーを含み、 現金鑑別計数選択キーが押されていない場合
    に、1回の取引において現金の一時保管量が一時
    保管最大量に達したときには、一時保管機構の現
    金を現金収納箱に収納しかつその収納現金の金額
    を収納済額記憶手段に記憶し、一時保管額記憶手
    段の記憶金額と収納済額記憶手段の記憶金額との
    和を受入額とし、 現金鑑別計数選択キーが押された場合には、投
    入口に投入された現金を鑑別装置で鑑別し、正規
    の現金であれば返却口に返却し、正規の現金とは
    判定し得なかつた現金を一時保管機構に保管す
    る、 取引処理装置における現金取扱装置。
JP4807881A 1981-03-31 1981-03-31 Cash handling device of transaction processor Granted JPS57162063A (en)

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JP6263116B2 (ja) * 2014-11-28 2018-01-17 富士通フロンテック株式会社 自動取引装置、自動取引システム及び自動取引方法

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