JPH029371A - ヒトがん胎児性抗原に対するキメラ抗体 - Google Patents

ヒトがん胎児性抗原に対するキメラ抗体

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JPH029371A
JPH029371A JP1057673A JP5767389A JPH029371A JP H029371 A JPH029371 A JP H029371A JP 1057673 A JP1057673 A JP 1057673A JP 5767389 A JP5767389 A JP 5767389A JP H029371 A JPH029371 A JP H029371A
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dna
plasmid
amino acid
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acid sequence
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JP1057673A
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Dennis J Carlo
デニス・ジェイ・カルロ
Gary Samuel David
ゲイリー・サミュエル・デイビッド
Mary Jacqueline Johnson
メアリー・ジャクリン・ジョンソン
Catherine Brautigam Beidler
キャサリン・ブローティガム・ベッドラー
James Richard Ludwing
ジェームズ・リチャード・ラドウィグ
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Hybritech Inc
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    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
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    • C12N15/85Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for animal cells
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/28Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • C07K16/30Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants from tumour cells
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    • C07K2317/00Immunoglobulins specific features
    • C07K2317/20Immunoglobulins specific features characterized by taxonomic origin
    • C07K2317/24Immunoglobulins specific features characterized by taxonomic origin containing regions, domains or residues from different species, e.g. chimeric, humanized or veneered
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 不発明は、ヒトがん胎児性抗原に対するモノクローナル
抗体に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、
インビトロまたはインビナでの利用のためのヒトかん胎
児性抗原に対する新規なモノクローナル抗体、および該
抗体をコードしているDNA構築物に関するものである
[従来技術とその課題] モノクローナル抗体は、インビトロにおいてはイムノア
ッセイでの利用、インビボにおいては疾患の診断および
治療にますます重要性を増しつつある。ヒトがん胎児性
抗原(CEA)に対するモノクローナル抗体は、結腸直
腸がんや乳がんなどのある種のがんに伴う腫瘍のインビ
ボイメージ形成および治療にとくに有用である。臨床面
への適用に応じて、これらのモノクローナル抗体は、一
般に放射性核種、薬物またはトキシン(毒素)と結合(
フンシュゲート)させる。
しかしながら、最も利用可能なモノクローナル抗体はネ
ズミ、即ちマウスのハイブリドーマから導かれたもので
ある。インビトロでのイムノアッセイへのネズミ抗体の
適用には、血清成分とネズミ免疫グロブリンとの反応に
よる偽陽性に関連した問題が起こり得る。しかしながら
、さらに重要なことは、ネズミ抗体のヒト用医薬中への
インビボ適用は、それに固有の免疫原性によってしばし
ば制限されるということである。ネズミ抗体の適用は、
多くの患者で免疫応答を誘導し、多数回投与治療の間に
抗体の効果が徐々に減少してしまう。
効果の減少は、少なくとも、部分的には循環系からの迅
速なりリアランス(清掃)、または患者の免疫応答によ
るネズミ抗体の薬物動態学的性質の変化に帰することが
できる。したがって、不ズミモノクローナル抗体は関連
の免疫原性により、長期的な複数回投与から除外される
こととなり、実質上、その潜在的な治療上の価値は打撃
を受ける。
ヒトモノクローナル抗体を臨床使用すると、不ズミモノ
クローナル抗体の使用に伴う制限を克服し得ることが示
唆された。しかしながら、腫瘍関連抗原、たとえばヒト
がん胎児性抗原に対する所望の特異性および親和性を有
するヒトモノクローナル抗体の製造は技術的に困難であ
る。
[課題を解決するための手段] 1つの種から導かれた抗体の結合または可変領域と、他
の種から導かれた抗体の不変領域とが結合しているキメ
ラ抗体が、組換えDNA法で構築されている。キメラ抗
体は、たとえば、ヨーロッパ特許公開第173494号
;ショーら(Shav)、ジャーナル・オブ・イムノ、
(J、1m1lun、)、138:4534(1987
);サンら(Sun L、に、)、プロンーディングズ
・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシイ
ズ(P roe、 N at 1. A cad。
Sci、USA)、84:214 218 (1987
); =、−バーガーら(N euberger、 M
 、 S 、 )、ネイチャー(N ature)、3
14:268(1985):ブリアンら(Boulia
nne、 G、 L、)、ネイチャー312:643−
646(1984);およびモリフンら(Morris
on、 S 、 L、 )、プロシーディングズ・オブ
・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシイズ、8
1:6851−6855(1984)、に記載されてい
る。通常は、ネズミ抗体の可変領域とヒト抗体の不変領
域とが結合されている。そのようなキメラ抗体の大部分
はヒト成分であるために、実質上、ネズミ抗体よりも免
疫原性が低いと考えられる。したがって、インビボでの
適用にはキメラモノクローナル抗体が極めて望ましい。
キメラ抗体に関する一般的な概念に関する記述はあるが
、特定の興味ある抗原、とりわけヒト胎児性がん抗原に
特異的であって、アミノ酸配列が定義されている(分か
っている)可変領域を有する新規なキメラモノクローナ
ル抗体の開発が必要とされている。さらに、軽鎖および
重鎖可変領域をコードする定義されたDNA配列を有す
る新規なキメラ抗体を含むDNA構築物であって、真核
性細胞内でこれらの新規な牛メラタンパク質を発現する
ことができるDNA構築物の開発が要望されている。本
発明は、これらの要望に応えるものである。
本明細書に開示し、特許請求する発明の目的に従い、下
記のとおり略語を定義する。
アミノ酸     三文字略語 アラニン      Ala アルギニン      Arg アスパラギン     Asn アスパラギン酸    Asp システィン      Cys グルタミン酸      Glu グルタミン グリノン アミノ酸 ヒスチジン イソロイシン ロイノン リンノ メチオニン フェニルアラニン プロリン セリン スレオニン トリブトファン チロシン バリン 核  酸 デオキシアデニル デオキシグアニル デオ牛ノ/チジル ln ay 三文字略語 is re eu ys et he Pr。
cr hr rp yr aJ チミジル        T 本発明は、ヒト胎児性かん抗原(CEA)に対する新規
なキメラモノクローナル抗体を提供するものである。本
発明に関しては「キメラ抗体」という語句は、第1の鼎
乳頒種から導かれた抗原特異的可変領域と、第2の他の
浦乳頌種から導かれた不変領域からなる抗体を指すもの
とする。したがって、本発明のキメラ抗体はCE Aに
特異的な可変領域と、天然状態では該可変領域に伴って
いない予め定められた構造および生理特性を有する不変
領域とをコードしている融合遺伝子の所産物である。
本明細書中、「可変領域」という語句は、CEAに結合
することができる、軽鎖および重鎖抗体分子領域を指す
。可変領域のアミノ酸配列はそれが結合する抗原決定基
および抗原決定基の認識の仕方によって様々に変化する
。この多様性は可変領域をコードしている、遺伝子のエ
クソン配列に関係がある。
本明細書中、「不変領域」という語句は、構造安定性お
よびその他の生物学的機能を与えるが、CEAとの結合
には無関係な、軽鎖および重鎖抗体分子領域を指す。不
変領域のアミノ酸配列および対応する遺伝子中のエクソ
ン配列はそれが導かれた種に依存するが、アミノ酸配列
の変化は、1つの棟内での特定の不変領域に関しては比
較的限定されている。
また、本発明は、CEAに対するキメラ抗体の軽鎖およ
び重鎖を含有するキメラポリペプチドのための新規なり
 N A構築物を提供するものである。
し1こがって、本発明の[) N A構築物は、それぞ
れ、キメラポリペプチドの可変領域をコードしている第
1DNA配列を含有している。便宜上、本明細、寸には
、2本鎖DNAの暗号鎖のみを示した。本発明のDNA
構築物はキメラポリペプチドの不変領域をコードしてい
る第2DNA配列をも念汀しているう 本発明においては、CEAに対するキメラ抗体の軽鎖領
域のためのDNA構築物は、実質上、式:%式% で示される配列と同一の軽鎖可変領域をコードする第1
 DNA配列を含有している。
また、本発明においては、CEAに対するキメラ抗体の
重鎖領域ためのDNA構築物は、実質上、式: %式% TAC−TAC−GCT −AAC−AAC−TAC−
TGG −TAC−TTCGAT −GTC−TGG 
−GGC−GCA −GGG −ACC−ACG −G
TCACC−GTC−TCC−TCA −GCCで示さ
れる配列と同一の重鎖可変領域をコードする第1 DN
A配列を含有している。
軽鎖および重鎖可変領域をコードしている第1DNA配
列は、これらのポリペプチドが真核性宿主則胞によって
発現されるために、リーダーペプチドをコードするDN
A配列をも含有していることが好ましい。本明細書中に
は、便宜上、2本漬D N Aの暗号績のみを示した。
可変軽鎖ポリペプチドのリーダーペプチドをコードする
DNA配列は、実質上、式: %式% で示されるDNA配列と同一であることが好ましい。
可変重鎖ポリペプチドの発現のためには、リーダーペプ
チドのDNA配列は、実質上、式:%式% で示されるDNA配列と同一であることが好ましい。
開示したリーダーペプチドのDNA配列は翻訳開始シグ
ナル、すなわち、機能的なポリペプチドの翻訳を開始す
るDNA配列をも含んでいる。当業者ならば、リーダー
ペプチドはCEAとの結合に機能しないので、他の真核
性リーダーペプチドをコードしているDNA配列も本発
明における使用に適していることを認めるであろう。し
たがって、本発明は特定の真核性リーダーペプチドの使
用に限定されない。
また、当業者ならば、本発明のD N A fR構築物
含まれる第1 DNA暗号配列を、たとえば部位特異的
突然変異誘発により改変し、実質上、同等のDNA構築
物を得ることができることを認めるであろう。これらの
修飾されたDNA暗号配列は、本明細書に記載のものと
実質上、同一のキメラポリペプチドに翻訳されるならば
、本発明の範囲内に包含される。ある場合には、突然変
異誘発の使用によって得られたキメラポリペプチドは、
CEAに対する親和性に変化を来しているかもしれない
本発明のDNA構築物の第1 D N A暗号配列は、
CEAに対するモノクローナル抗体を発現するネズミハ
イブリドーマに由来するゲノムDNAから導かれること
か好ましい。CEAに対する所望の特異性および親和性
を有する抗体を発現する、OEM23i、6.7と命名
されたネズミハイブリドーマを用いることがとくに好ま
しい。ネズミハイブリドーマCEM231.6.7は、
1988年1月、アメリカ/・タイプ・カルチャー・コ
レンヨン、ロックビレ、メリーランド(America
n TypeCulture Co11ection、
  Rockville、  Maryland)に、
受託番号ΔTCCHB9620の下、寄託された。しか
しながら、可変軽鎖および重鎖領域は、D N A配列
および翻訳後のアミノ酸配列が実質上、本発明で開示し
た配列と同等のものであれば、ウサギ、ヤギ、ウマ、ウ
シ、およびヒト以外の霊長類などの他の補乳類種から得
ることらでき本発明に用いるゲノムDNAは、通常の方
法および様々な方法で得、クローニングすることができ
る。そのような方法は、デイビス(L、G、DaviS
)、デイブナ−(M、 D 、 D 1bner)およ
びバッチイー編(J 、 F 、 B atteylベ
イシック・メソッド・イン・モレキュラー・バイオロジ
ー(Basic Method in Mo1ecul
ar B iology)、エルスピア−(Elsev
ier)発行、ニューヨーク(New York)、(
1986);フェダーら(F eder、 J 、 )
、アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒユーマン・ジェ不
テイックス(A m、 J 、 Hum、 G er+
et 1cs)、37:635−649(1985);
およびステ7y −(S tefTer、 D、)、ウ
ィンバーブら(Weinberg、 R,A、)、セル
(Ce11)、15:1O03−1010(1978)
、に記載されている。たとえば、ハイブリドーマ細胞の
DNAは標準的な方法、すなわち、制限エンドヌクレア
ーゼによりゲノムDNAを断片化して制限断片とし、得
られた断片を適当な組換え[)NAクローニングベクタ
ーにクローニングし、放射性標識または酵素標識プロー
ブを用いて、本発明で開示したDNA配列の存在に関し
てスクリーニングすることにより、単離される。本明細
書中、1−制限断片」という語句は、1またはそれ以上
の制限工、ンドヌクレアーゼ酵素の作用によって生じT
こ線状D N A配列を指す。不明1llI11グ中、
「組換えDNAクローニングベクター」という語句は、
lまたはそれ以−LのDNAセグメントを付加すること
かできる、あるいは既に付加されている自律的に復製可
能な物質であって、プラスミドおよびフプージを倉むが
それらに限定されない。ゲノムD N Aから得られた
DNA配列はポリペプチドをコードしていない介在配列
または1′ントロンをも含んでいる。これらの配列は、
次いで、標準的な方法によるヌクレオチドの欠失または
置換により、改変することができる。例えば、クラマー
ら(K rataer。
W、)、ニュークレイツク・ア・ノシズ・リサーチ(N
ucleic r〜cids Res、)、12:94
41(1984):およびクンケル(Kunkel、 
T、 A、)、プロシーデイングズ・オブ・ナショナル
・アカデミ−・オブ・す1”エンス、82:488(1
985)参照。
本発明のDNA購築物の内、キメラ抗体の可変軽鎖およ
び重鎖領域であるポリペプチドをコードしている第1D
NA配列はcDNAから得ることもできる。cDNAを
得、クローニングする方法は周知であり、オカヤマ(O
kayama、 H、)およびバーブら(B ery、
、 P 、 )、モレキュラー・アンド・セルラー・バ
イオo /−(Mo1. Cell B iol、 )
、2161(i 982):キュブラー(G uble
r、 H、)およびホフマンら(Hoffman、 B
、 J、)、ンエ−7(Gene)、25:263(1
983)、によって記・威されている。したがって、1
2W的な方法てcDNAをクローニングし、得られたク
ロー/を不明fliJ書中に明示した可変領域をコート
シているcDNt〜に関して適当なプローブでスクリー
ニングする。
所望のクローンを単離したのち、基本的にはゲ7ムDN
Aと同じ方法でcDNAを処理することができる。
別法として、CEAに特異的な可変軽鎖および重鎖領域
について必要な遺伝情報を含有し−でいる第1DNA配
列は、常法により合成的に123fiすることもてきる
。D N !’、 合成法は、シナら(Shina。
N、D、)、二、、L−クレイツク・アノシズ・リサー
チ、12:4359(1984);およびボカージュ(
B eaucags、 S 、 L 、 )、カルザー
ズら(Caruthers。
M、H,)、テトラヘドロン・レターズ(T etra
hedron Letters)、20:1859(1
981)、によって記載されている。したがって、軽鎖
および重鎖可変領域をコードしている第1DNA配列は
、通常のD N A合成法により、本明細書に記載のポ
リペプチドとXT!J上同−のポリペプチドに翻訳され
得るD N A暗号配列をヌクレオチドモノマーから合
成することによって合成することができる。この合成り
NA配列は、縮重コドンで元のコドンが置換されていて
も、翻訳された時に同じアミノ酸をコードしている限り
、クローニングした遺伝子と同一である必要はない。
本発明のD N A構築物のキメラ抗体の不変軽鎖およ
び重鎖領域をコードしている第2 D N A配列は、
ゲノムD N Aおよびc D N Aからクローニン
グすることができ、あるいは合成することかできる。不
変領域ポリペプチドをコードする第2DNA配列it、
ヒトリンパ細胞、たとえば末梢血リンパ細胞から導かれ
ることが好ましい。ヒト不変領域をコードしているDN
/〜配列を使用することにより、免疫原性を最小にする
キメラ軽鎖および重鎖ポリペプチドが得られると予測さ
れる。とくに好ましいのは、ヒト軽鎖(カッパ)遺伝子
およびヒト重鎖(ガンマ、または池のクラス、およびそ
の様々なアイソタイプまたはアロタイプ)遺伝子から導
かれたDNJA記列、とりわけガンマ−1遺伝子から導
かれたD N A配列の使用である[)\イターら()
(eiter、 P 、 A 、 )、セル、22:1
97−207(1980)およびタカ/%シら(T a
kahash iN、)、 セ Iし、  29:67
 1−679(+  982)i  。
しかしながら、本発明は、軽鎖および重鎖キメラポリペ
プチドのためのヒト不変領域をコードしている特定の第
20 N 7”l配列によって制限されるものではない
。また、当業音ならば、選択した種か可変領域を14だ
種と異なるならば、不変領域遺伝子は池の補乳類種から
導かれたものであってよいということを理解し得るであ
ろう。たとえば、不変領域は、抗体がインビトロまたは
インビボ適用のいずれであるかにより、ウサギ、ヤギ、
ウシ。
ウマ、ブタおよび非ヒト霊長類から導かれ得る。
本発明のキメラD N A構築物を調製し、適当な組換
えDNAクローニングベクターおよび組換えDNA発現
ベクターに導入するのに必要な組換えDNA技術は、今
日では当業者周知であり、数多くの文献に記載されてい
る。グラズマン編(亡G 1uzIllan)、ユーカ
リティック・バイラル・ベクター(Eukarytic
 Viral Vectors)、コールド・スプリン
グ・ハーバ−・ラボラトリーズ(CardSpring
 Harbor Laboratories)発行、ニ
ューヨーク(1982):グラズマン編、ユーカリティ
ック・トランスクリプション(E ukaryot i
c T ranscription)、コールド・スプ
リング・ハーバ−・ラボラトリーズ(Cold Spr
ing Harbor Laborat。
ries)発行、ニューヨーク(1985);カレンダ
ー (R,Calendar)およびゴールドm(L、
Gold)、セキュエンス・スペシフィンティー・イン
・トランスクリブション・アンド・トランスレーション
(Sequence 5pecificity in 
Transcription &T ranslati
on)、アラン・アール・リス、インフーポレーテッド
(A l1an R,L iss、 I nc、 )発
行、ニューヨーク(1985);レズニコフ(W、 R
eznikoff)およびゴールドm(L、Gold)
、マキシマイジング・ジェーン・エクスプレッション(
Maximizing Gene Expressio
n)、バターワーシイーズ(B utterworth
s)発行、ニューヨーク(1986);およびシリー編
(W、 G、 Th1lly)、バターワーシイーズ発
行、二ニーヨーク(1986)参照。本明細書中、「#
1換えDNA発現ベクターJという語句は、DNAのR
NAへの転写を指令するプロモーター配列、並びにRN
Aからポリペプチドへの翻訳の開始および終止のための
適当な調節配列を含有しているクローニングベクターを
指す。本発明においては、軽鎖および重鎖ポリペプチド
をコードしているDNA構築物を発現ベクターの一部と
して適当な真核性宿主細胞に導入する。これらの構築物
は単一の真核性発現ベクターとして含有させることがで
きるが、−個のキメラ遺伝子構築物を含有する別々の発
現ベクターとして分けて維持してもよい。しかしながら
、キメラポリペプチドの発現のためには、選択した真核
性宿主細胞内で機能的な転写および翻訳調節配列を含有
していることが必要である。したがって、キメラ遺伝子
は、5′および3°非翻訳領域並びにイントロン(介在
)配列を含有し、すべて真核性宿主細胞内で機能する、
プロモーター、、エンハンサー1およCf li写ター
ミネータ−並びにポリアデニル化部位(potYA部位
)等のホモローガスな調節配列を包含する大きいDNA
断片から単離することができる。
本明細書中、「プロモーターJおよび「、エンハンサー
Δという語句は、それぞれ、DNAのRNAへの転写を
指令するDNA配列、およびDNAからRNAへの転写
を促進するDNA配列を指す。「転写ターミネータ−」
という語句は、DNAのRNAへの転写を終了させるD
NA配列を指す。rpoly八部位」へいう語句は、p
oly−Aテール配列の付加位置を指示するDNA配列
を指す。あるいは、ウィルス性プロモーター、、エンハ
ンサー1転写ターミネータ−およびpolyA部位を含
有する周知のSV40およびHerpes T K (
ヘルペスTK)ウィルス配列などの様々なヘテロローガ
ス(異種の)調節領域とキメラ遺伝子とを組換えて結合
させてもよい。キメラ遺伝子構築物はまた、それらの要
素が真核性宿主細胞内で機能的であり、該キメラ遺伝子
と適切に融合するかぎり、合成調節要素と結合させるこ
とができる。cDNAクローンまたは合成遺伝子も、ポ
リペプチドとして発現されるために、ホモローガスまた
はへテロローガス、いずれかの調節配列と結合させるこ
とができる。ゆえに、当業者ならば、本発明のキメラ遺
伝子の発現のためには、ホモローガス、ヘテロローガス
または合成調節配列を相互変換可能に用い得ることを理
解するであろう。
広範囲におよぶ組換え発現ベクターが周知であり、それ
らを本発明に用いることができる。pS■2型ベクター
の使用が好ましい。psvz型べフターは、SV4Qゲ
ノムの、明確にされている真核性転写単位を構成するセ
グメントを含有しており、哺乳類および他の真核性宿主
細胞の宿主細胞染色体DNAに組み込むことにより、こ
れらの細胞を形質転換する。SV40プロモーターによ
って挿入遺伝子の転写か指令される様々なプラスミドp
sv2型ベクター、たとえばプラスミドpSV2−gp
t、 pS V 2−neo、 pS V 2−dhf
r、 ps V 2β−グロビンが構築されている[グ
ラズマン編、ユーカリティック・バイラル・ベクター、
コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリーズ発行
、コールド・スプリング・ハーバ−ニューコーク(+9
82)参照コ。これらのベクターは、アメリカン・タイ
プ・カルチャー・コレクンヨン(ATCC)、ロックビ
レ、メリーランドおよびノーイン・リージョナル・ラボ
ラトリ−ペオリア、イリノイス(Northern R
egional Laboratory(NRRL)、
  Peoria、  l1linois)から入手す
ることができる。あるいは、ウシ乳頭腫ウィルスに基(
発現ベクターおよびエプスタイン−バールウィルス発現
ベクターのごとくエビソーム的にi[l持される、すな
わち染色体外で維持され得る発現ベクターを選択するこ
ともできる。グラズマン編、ユーカリティック・バイラ
ル・ベクター、コールド・スプリング・ハーバ−・ラボ
ラトリーズ発行、コールド・スプリング・ハーバ−ニュ
ーヨーク(1982);ハウリー(P、M、 Hotv
ley)およびブローカーl(T 、 R、B rok
er)、バピロマビラシイズ(Papi Ilomav
iruses)、アラン・アール・リス、インコーボレ
ーテンド発行、ニューヨーク(] 985)サノデンら
(S ugden、 B、 )、モレキュラー・アンド
・セルラー・バイオロジー、5:410−413 (1
985):および牛オーシスら(Kioosis。
D、)、エンボ(EMBO)、6:355−361(1
987)参照。
pS v zクラスのベクターから構築された発現ベク
ターからSV40エンハンサーを除去することにより、
より高レベルの発現を達成することができる。殆どすべ
てのゲノム性免疫グロブリン遺伝子が、エンハンサー配
列を含有している。ネズミのカッパ可変領域遺伝子はほ
ぼ300塩基対のヒト力、パエンハンサー配列と結合し
てプラスミドpGCEMK上に見いだされ、ネズミのガ
ンマ可変領域は、はぼ180塩基対の不ズミエンノ\ン
サー配列と結合してプラスミドpNCEMGl上に見い
だされる。当業者ならば、免疫グロブリン鎖を産生ずべ
くトランスフェクトされた細胞の能力を変化させること
な(、これらの、エンハンサー配列を発現ベクター上、
種々の部位に移動させ得ることを理解し得るであろう。
しかしながら、発現ベクターpGCEMKまたはpNC
EMKからSV・10、エンハンサーを除去すると、S
 P 210細胞からのキメラCEM抗体の発現レベル
が顕著に増大する。
プラスミドpGCEMK上に見いだされるCENjカッ
パプロモーターもまた、ヘテロローガス免疫グロブリン
鎖の発現レベルを増大するのに有用である。たとえば、
CHA255はインジウムのE D T Aキレートを
持巽的に認識するモアクローナル抗体である。ネズミハ
イブリドーマCHA 255由来のラムダおよびガンマ
可変領域をコードしている遺伝子がクローニングされて
いる[たとえば、ジョンソン(M、 J 、 J oh
nson)、キメリックアンチボディーズ・ブイレフテ
ッド・アゲインスト・メタル・キレート(Chille
ric AntibodiesDirected Ag
ainst Metal Chelates)、同日出
願の米国特許出願筒274,106号(1988年11
月17日)参照]。SV40、エンハンサー含有ベクタ
ー上のCEMカッパプロモーターによって作動(ドライ
ブ)されるネズミラムダCHA可変領域とヒト不変領域
とを含有するプラスミドpG CHA K −2は実施
例7記載の方法に従って構築すした。SV40エンハン
サーを欠如するベクター内のCEMプaモーターによっ
て作動される不ズミラムタCHA可変領域とヒト不変領
域とを含有するプラスミドpGCHAK−3も、実施例
7記載の方法に従って構築された。これらのプラスミド
のいずれか一方でトランスフェクトしたのち、ヒトガン
マ不変領域と結合したネズミCHAガンマ可変領域をコ
ードしているベクターでトランスフエクトした5P21
0細胞は、CHAラムダプロモーターを含有するベクタ
ーでトランスフェクトされた細胞より、はるかに高い発
現レベルを示した。事実、これらの、CHAキメラ遺伝
子を発現させるOEMカッパプロモーターを含有スるS
V40エンハンサー欠如ベクターでトランスフェクトさ
れた細胞は、カッパ発現レベルにおいて、CHAラムダ
プロモーターによって発現されるC1−IA牛メラ遺伝
子を含有するSV40、エンハンサー(プラス、含有)
ベクターでトランスフェクトされた細胞の10倍増を示
した。次いで、これらのカッパ高産生細胞をキメラ重鎖
遺伝子を含有するベクターでトランスフェクトすると、
それに対応して全抗体生産は、カッパ鎖ベクター内でC
HAプロモーターを用いる細胞よりも増加した。最も発
現率の高い細胞をサブクローニングし、次いでこれらの
高発現サブクローンを明確に定義された血清不含培地で
培養することにより、より高い発現レベルが達成され得
る。高発現クローンの培養にはHH2ハイブリテ1り・
インフーポレイテソド、サンジエゴ、カリフォルニア(
Hybritech Inc、、  San Dieg
o、 CA)あるいは広範囲におよぶ市販品(Vent
rex I nc、またはGibco r nc、)か
ら人手可能な培地すべてを用いることができる。
このことから、CEMカッパプロモーターはホモローガ
ス(OEM)配列およびヘテロローガス(CHAその他
)配列の両者を高レベルに発現させる特異的機能を有す
ることが明らかである。実施例7の方法では約2.2k
b C1aI/5spl制限断片上にCEMカッパプロ
モーターが存在しているが、当業者にとって、カッパプ
ロモーター配列の誘導は容易なことである。
本発明に用いられる真核性宿主細胞としては、ハイブリ
ドーマ、骨髄腫、形質細胞腫、リンパ腫細胞等が好まし
い。しかしながら、哺乳類宿主細胞がキメラ遺伝子の発
現のための転写および翻訳DNA配列を認識し、リーダ
ーペプチドをプロセッシングしてリーダー配列を切断し
、キメラタンパク質を分泌させ、キメラタンパク質の翻
訳後修飾(例、グリコジル化)を行うことができるるな
らば、他の真核性宿主細胞も使用に適する。
したがって、本発明は、本明細書に開示したキメラ遺伝
子構築物を含有する組換え発現ベクターで形質転換され
た真核性宿主細胞であって、本発明のキメラタンパク質
を発現することができる宿主細胞を提供するものである
。本明細書中、「形質転換」という語句は、DNAを受
容細胞に導入することにより宿主細胞のゲノムに変化を
もたらすことをいう。したがって、本発明の形質転換さ
れた宿主細胞は、本明細書に記載のキメラ軽鎖および重
鎖遺伝子、および軽鎖および重鎖をコードするD N 
A配列に関し、これらのキメラタンパク質を発現させる
ような位置にある転写および翻訳配列とを含有する少な
くとも1個のDNA構築物を含有している。
本発明の宿主細胞は、当業者周知の標準的なトランスフ
ェクション法を用い、様々な方法で形質転換することが
できる。標準的なトランスフェクション法の内、電気穿
孔法、プロトプラスト融合法、およびりん酸力ルソウム
沈澱法を用いることができる。そのような方法は、以下
の文献に記載されている。ト不グッゾーら(T one
guzzo、 F 、 )、モレキュラー・アンド・セ
ルラーΦバイオロジー6:703−706(1986)
;チョーら(Chu。
G、)、二ニークレイツク・アッシズ・リサーチ、15
:1311−1325(1987);ライスら(Ric
e、D、)、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・
アカデミ−・オブ・サイエンシイズ、79ニア862−
7865(1979);およびオイら(Oi、 v、)
、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミ−
・オブ・サイエンシイズ、80:825−829(19
83)。
本発明のキメラ構築物を含有する組換え発現ベクターで
、宿主細胞を連続的にトランスフェクトすることが好ま
しい。たとえば、宿主細胞をまず、キメラ軽鎖D N 
A構築物でトランスフェクトし、キメラ軽鎖ポリペプチ
ドを発現する形質転換宿主細胞を当業者周知の方法で選
択する[エングボール(E ngvall、 E、)お
よびパールマンら(P erlmanp、)、イムノケ
ミストリー(r mmunocheIIlistry)
、8°871−874(1971)コ。その後、選択し
た宿主細胞を、キメラ軽鎖D NA構築物を金白゛する
発現ベクターでトランスフェクトする。しかしなから、
キメラ軽鎖および重鎖発現ベクターを同時に宿主細胞に
導入してもよいことは、認められるであろう。別法とし
て、両キメラ遺伝子構築物を宿主細胞のトランスフェク
ションに用いる単一の発現ベクター上に結合することも
できる。トランスフェクションおよび選択の後、標準的
な分析を行い、CEAに対する抗体を検出し、本発明に
より明確にされたキメラ軽鎖および重鎖遺伝子の両方を
発現する宿主細胞を同定する。
本発明の新規なキメラ抗体を含有する牛メラボJペプチ
ドのアミノ酸配列は、本明細書で開示したD N 、A
、配列から推定される。したがって、CEAに対する新
規なキメラ抗体は、下記の式で示されるアミノ酸配列と
実質上同一のアミノ酸配列を有する可変軽鎖領域を含有
するものである。
Asp −11e −Val −Mec−Thr −G
in −Set −GlnPhe  −Mec −Se
r  −Thr  −Ser  −Val  −GLy
  −AspVal −Ser −11e −Thr 
−Cys −Lys −Ala −5erAsn −V
aL −Arg −Thr −ALa −Val −A
la −TrpGin −Gin −Lys −Pro
 −Gly −Gla −Ser −Pr。
Ala −Leu −11e −Tyr −Leu −
Ala −Ser −AsnTyr −Thr −Gl
y −Val −P’ro −Asp −Arg −P
heGly −Ser −Gly −Ser −Gly
 −Thr −Asp −PheLeu −Thr −
11e −Thr −Asn −Val −Gin −
5erAsp −Leu −Ala −Asp −Ty
r −Phe −Cys −LeuHis −Trp 
−Asn −Tyr −Pro −Leu −Thr 
−1’heAla −Gly −Thr −Lys −
Leu −Glu −Leu −[、ysさらに、CE
 Aに特異的な新規なキメラ抗体は下3己の式で示され
る7−/酸配列と実質上、同一のアミノ酸配列を汀する
可変重鎖領域を含aする。
Asp −Val −Gln −Leu −Val −
Glu −Ser −Gly −GlyGly −Le
u −Val −Gin −Pro −Gly −Gl
y −Ser −Argf、ys −Leu −Ser
 −Cys −Ala −Ala −Ser −Gly
 −PheThr −Phe −Ser −Aso −
Phe −Gly −Met、 −His −Trpl
le −Arg −G1r+ −Ala −Pro −
Glu −Lys −Gly −LeuGlu −Tr
p −Val −Ala −Tyr −11e −Se
r −Gly −GlySer  −Ser  −丁h
r  −11e  −Tyr  −Tyr  −Ala
  −Asp  −TbrVal −Lys −Gly
 −Arg −Phe −Thr −11e −Ser
 −ArgAsp −Asn −Pro −Arg −
Asn −Thr −Leu −Phe −LeuGi
n −Met −Thr −Ser −Leu、−Ar
g −Ser −Glu −AspThr −Ala 
−Met −Phe −Tyr −Cys −Ala 
−Arg −AspTyr −Tyr −Ala −A
sn −Asn+τyr −Trp −Tyr −Ph
eAsp  −Val  −Trp  −Gly  −
Ala  −Gly  −Thr  −丁hr  −V
alTht −Val −Ser −Ser −Ala
上記のごとく、可変軽鎖および重鎖領域は、真核性リー
ダー配列を含有していることもある。可変II重鎖領域
ためのリーダー配列のアミノ酸配列は、下記の式で示さ
れるアミノ酸配列と実藺上同−であることが好ましい。
Mec −Glu −Phe −Gin −Thr −
Gin −Val −Phe −ValPhe −Va
l −Leu −Leu −Trp −Leu −Se
r −Gly −ValAsp −Gly 可変重鎖領域のだめのリーダーペプチドのアミノ酸配列
は、実質上、式 %式% で示される配列と同一であることが好ましい。
しかしながら、当業者ならば、池の分泌性タンパ7質か
ら導かれるペプチドなど、本発明で明らかにした可生軽
消および重鎖領域のためのリーダー配列として機能する
別のアミノ酸配列も本発明に用いるのに適することを理
解するであろう。
さらに、本発明で開示したキメラボ゛51ペプチドのア
ミノ酸配列を僅かに修飾し、CEI〜との結合において
実質上、同等の可変領域を得ることかできることが分か
るであろう。これらの修飾は、必要なCEAに対する特
異性が保持されるかぎり、本発明の範囲内に包含される
本発明によって提供される新規なキメラ抗体は、インビ
ボおよび1′ンビトロの両方に適用可能である。たとえ
ば、本発明のキメラ抗体をCE Aの検出お上びl!I
Ii瘍関連抗原の監視(例、治療中)のためのインビト
ロイム、/アッセイに用いることかできる1、また、実
質的な免疫原性の低下が子側さ11るので、本R1iE
Iのキメラモノクローナル抗体は、診断および治療への
インビボ適用に極めて好ましい9したかイL s ”’
F 発明によって提供されるキメラモノクローナル抗体
は、胃腸管、肺、卵巣、およびすい臓などの呻瘍と同様
、結腸直腸かんや乳がんに関連した腫瘍のイメーノ形成
お、よひ治療に実質」二、インビボで用いることかでき
る。本発明のキメラ抗体は、:1子飾されていない抗体
として、東たはインビボのイメーン形l戊または1台療
のために2凶当な放射性核種、薬物または毒素と結合(
コンジュゲート)させて用い得る。さらに、本発明の+
メラ抗体の基本的な発見機能を保持している抗体断片、
または抗体含有混合物を、本発明の特定の臨床適用にし
たがって利用することができる。
以下に実施例および図面にしたがって本発明の詳細な説
明する。これら実施例および図面は本発明を例示するこ
とを目的とするものであり、いかなる意味においても発
明の範囲を限定するものではない。
第1図ニブラスミドルMLCE−10およびプラスミド
pHKF−1の制限部位および機能地図。
本発明の目的から、図面は等尺で描かれていない。
第2図ニブラスミドpHKCE−10およびプラスミド
pGCEMKの制限部位および機能地図。
第3図ニブラスミドルMICE−30およびプラスミド
pHGIZの制限部位および機能地図。
第4図ニブラスミドpHGCEM−30およびプラスミ
ドpNCEMGlの制限部位および機能地図。
第5図ニブラスミドルi 9HANCHの構築模式図。
第6図ニブラスミドルc CHA K −3の制限部位
および機能地図。
第7図ニブラスミドpUcVHInc −IA、 pH
Gl−CHAおよびpNcHAGlの制限部位および機
能地図。
第8図;プラスミドpMLCH−L pMLCHldB
およびpGCHAKの制限部位および機能地図。
実施例 下記実施例では、可変軽鎖および重鎖可変領域を得るた
めにゲノムDNAを誘導し、クローニングするのにOE
M231.6.7と命名されたネズミハイブリドーマ細
胞を用いた。ネズミハイブリドーマCEM231.6.
7は、1988年1月7日にアメリカン・タイプ・カル
チャー・フレクシジン、ロックビレ、メリーランドに寄
託1号A T CCHB 9620の下に寄託されてい
る。ネズミハイブリドーマOEM231.6.7からク
ローニングしたゲノムDNAおよびヒト抹消血リンパ細
胞をキメラ遺伝子の構築に用いた。
キメラ遺伝子のトランスフェクションは実質上、トネグ
ノゾーら、モレキュラー・アンド・セルラー・バイオロ
ジー、6:703−706(1986);およびチコー
ら、二ニークレイツク・アッシズ・リサーチ、15.:
1311−1325(1987)に記載の方法に従い、
電気穿孔法で行った。宿主細胞S P 210−Agl
 4ハイブリドーマ細胞をキメラ遺伝子の受容細胞とし
た。用いたSP210−Ag14ハイブリドーマ細胞は
、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション、ロ
ックビレ、メリーランドに寄託番号ATCCCRL  
1581から入手可能である。
(以下余白) 実施例I A、OEM231.6.7、ネズミハイブリドーマから
のDNAの単離 実質上、ペルサーら(P ellecer)、セル、4
1二133(1978)の記載に従いOEM231.6
゜7からゲノムDNAを単離した。遠心(10分間、8
00rpi[ECクリニカル遠心機)して約1×10’
IIEl胞を収穫した。次いで、細胞をりん酸緩衝化食
塩水(PBS)で2回洗浄した。次いで、細胞を、10
mM Tris−H(J!(pH8,0)、2mMED
TA、40mM NaC12(T E N)42&に再
懸濁し、1o%SDS  200μQおよびプロテアー
ゼK(シグマケミカルス、S t、 Louis、 M
issouri)42μQを加えて20R9/xQとし
た。試料を37℃で一夜インキユベートした。等容量の
フェノール:クロロホルム:イソアミルアルコールii
&(25:24:1)で2回抽出し、io+l1lVI
 Tris−HCR(pH8,0)、1+nM  ED
TA(TEバッファー)に対して一夜透析した。次いで
、DNAをRNA5eA(シグマケミカルス、S t、
 LouisSMissouri)により50μg/=
Qで2時間処理した後、200μq、l’、=u)プO
f7−ゼKにより、37°Cで1時間処理した。Lで詳
述した如くにしてDNAを抽出し、−夜透析した。透析
の後、1/10、容量の2M酢酸ナトリウムと2容量の
95%エタノールとを加えてD N Aを沈、殿させた
。−20℃で30分間放置した後、8000 rpmで
30分間遠心した。
ペレットをTEバッファーに、nt4fX 955μ9
7/1Qで再懸濁した。
B、CEM231.6.7のためのゲノムライブラリー
の構築 CEM231ゲ/ムDNA  10μ7をTEバッフy
−11μQ5水20μρ、10、Xコア(Core)制
限消化バッファー(500!tM pH8,0,100
ll1M M g CQ !、500mM NaC4り
 l 5 Illにとり、試験管に分注することにより
、DNAの部分消化を行った。容管に制限酵素MboI
をO0O38単位から0.5単位/′μaに増加させな
がら加え、37°Cで1時間、放置した。次いで、試料
の一部をとり、07%T B E C89rnM Tr
is、 39mMホウ酸塩、2mMEDTA)アガロー
スケルにより、40ポルトで一夜電気泳動させた。
このゲルの写真から、正しい分子量域(12−24kb
)のDNAを倉をする消化断片を決定した。次いで、上
記の実験で定義したMbol  l単位(20倍にスケ
ールアップ)を用い、37°Cで一夜インキユベートす
ることによりゲノムD N A 200μ9を消化した
。このDNAを用い、ストラノタ/−ン・インコーボレ
ーテ、ド(S tratagene I nc、 )(
L aJolla、  Ca)から購入可能なEMBL
−3フアージD N Aをストラノタシーン(S tr
atagene)教示のプロトコールに従って使用して
EMB!、−3フアージライブラリーを構築した。この
ストラ、タジーンのプロトコールは、幾つかの実M手引
[例、分子生物学の基本的操作(Basic Meth
ods in Mo1ecular Biology)
、デイビス(L、C,Davis)、デイブナ−(M、
 D 、 D 1bner)およびパティ−(J。
F 、 B attey)、Elsvier、 Nev
York(1986)]記載の方法に従っている。ショ
糖勾配により単離した後、大きい分子量のCEM231
.6.7DNA (12−24kb)を、DNA100
n9、予め単離しておいたE M B L −3フアー
ジアーム100r+9.10Xリガーゼバッフy−(5
00mM Tris−HCジ(pH8,0)、7 t)
+aM MgCf1!t、l0mM  ジチすスレイト
ール(dtt))およびT4  DNAリガーゼ(2単
位)を用い、4℃で一夜、E M B L −3フアー
/アームとライゲート(結合)させた。パッケージング
はストラノタジーンから購入可能なギガバック−ゴール
ド(G igapack −G old)インビトロバ
ノケージングンステムを製品プロトコールに従って使用
し、ストラ1、クジーン供給の宿主細胞大腸菌(E、c
oli)株P2.392、G igapack −Go
ldバノケージングミノクスおよびライゲートしたファ
ージ5μジを22°Cで2時間インキコベートすること
により、行った。ファージ希釈バッファー(IR中にN
aC!! 5.89. MgSO46H2029、IM
  Tris−HC(!、pH7,5(50z()、2
%ゼラチン5虞の0.5y(!を加えた。次いで、標準
的な手法「分子クローニング(八1olecular 
CIoning)、マニアティス<T、 Maniat
is’)、フリ、チ、(E、FF ritsch)およ
、びサンブロック(J 、 S ambrook)ら、
Co1d Spring Harbor  Labor
atOries、  ColdSpring Harb
or NevYork(1982)コでファージの力価
を検定した。検定の後、ファージライブラリーをP2.
392細胞を用い、密度20.000プラ一ク/loo
mMプレートで37℃にて一夜平板培養した。
C,ネズミCEM231.6.7Vカッパ遺伝子を含有
している組換えファージφMLCE−10の同定および
単離 CE〜1231 6 7軽鎖(カッパ)を得るために、
ストラノタジーン Inc、(La Jolla、 C
A)から購入可能な大腸菌P2.392中の4.8X1
05の組換えファージを分子クローニング(前掲)の記
載に従ってスクリーニングした。この操作は、マーク・
7ユルマ/博±[(Dr、Marc Shulman)
、トロント大学、トロント、カナタ]から人手したネス
゛ミカノパブローフ゛およびネズミJLブローフあるい
はジェネラルパンクチ゛−タベース(G cnera!
 Bank DataBase、  N I HAcc
ession # J00545)から得た配列を有す
る合成プローブを用いて行われた。用いたカッパオリゴ
ヌクレオチドプローブは、式: %式% で示され、モレキュラー・パイオンステムズ、インコー
ポレーテノド(Molecular B iosyst
ems。
Inc、)、サン・ディエゴ、カリフォルニア(San
Diego、  CA)によって合成されたものである
重複フィルターリフトを作り、モレキュラークローニン
グ(前掲)記載の方法に従い、32P放射性標識したネ
ズミカッパおよびJLプローブによるブロービングによ
って、両プローブとハイブリライズ(雑種形勢)するフ
ァージを分析した。ノ\イブリザイゼーシコンは、分子
クローニング(前掲)記載の方法で行った。軽鎖可変領
域遺伝子がCカッパ遺伝子領域と直接、隣接した位置に
再配列されたことを示す、両プローブとのハイブリライ
ズに基いて単一のOEM231.6.7フアージクロー
ンを選択した。この組換えファージをφM L CE1
0、と命名した。
D、CEM231.6.7不ズミVカツパ遺伝子を含有
している組換えプラスミドpMLCE  IQの構築 φMLCE−10DNAを単離し、その20μ2をギブ
コ(G 1bco −B RL、  Gaithers
berg、 Maryland)供給の反応バッフy−
(React BufTer)#3を用い、全ff12
20 tt(lとしてBamHI(I単位/μg)で消
化した。BamHI消化DNAを、臭化エチジウム0.
5μLi/x(lを含んだ0.75%TBEアガロース
ゲルにより、40Vで一夜電気泳動することによってl
 Okb BamHI断片を単離した。UV透過光ボッ
クス上で観察し、1okb断片をDEAE81ろ紙上に
電気泳動し[シライヒャ−(S chleicher)
およびシニエル(S chuel l)、牛−ン(K 
eene)、二ニー牽ハンプシャー(New Hamp
shir6)]、次いで、1MNaC4で溶離し、エタ
ノール沈殿に付した。次いで、溶出断片をTEバッファ
ー6μaに再懸濁した。断片を、実施例IB記載のごと
(、pBR322DNA  1.cl(50r+9)、
BamHI  10kbフアージDNAリガーゼ6μ1
2(300n9)を用い、BamHI消化pB R32
2DNΔ(アメリカン・タイプ・カルチャー・コレツ/
a 7(American Type Cu1ture
 Co11ecti。
n)からATCC受託番号31344の下で入手可能)
50ngとライゲートした。ギブコーBRL(G ai
thersberg、 Maryland)から入手可
能な、大imHBto+コンピテント細胞を標準的な手
法で形質転換した。まず、HBIOI細胞を水の上で解
凍し、ライゲーション反応物10μeを細胞200μQ
と混合し、水上で30分間インキュベートした。次いで
、細胞を、42°Cで45秒間熱/ヨ、りに付し、2分
間、水上に戻した。LBグロス(1(中、NaCQI0
9、酵母工牛ス 52、トリプトン lo9)1m(を
加え、N ev B runswick空気振d賎中で
1時間、細胞をインキュベートした(225 rpIl
l、37°C)。次いで、200μQをアンピシリン(
50μ9/i&)含仔LB−アガロース上で37°Cで
一夜インキユベートすることにより平板培養した。分子
クローニング(前掲)、およびグルンンユタイン(G 
runstein、 M、 )およびホブ不ス(Hog
ness、 D、 )のProc、Natl、Acad
、Sci、、USA、72:3961(1975)に詳
しく記載されているコロニースクリーニング法でアンピ
シリン耐性コロニーをスクリーニングした。再びJLお
よびカッパネズミブローブを用いて組換えpBR322
プラスミド(pMLCE−10と命名)を同定し、ブダ
ペスト条約に基づき、アメリカン・タイプ・カルチャー
・コレクションに1988年3月4日(A T CC受
託番号#67639)に寄託した。プラスミドpMLC
E−10の制限部位および機能地図を添付の第1図に示
す。
E、ヒトDNAの単離 ヒトガンマハブロタイブfbnおよびazgにホモ接合
性の個体から、303112の全血試料を採取した。
ソーボール(Sorvall) GIC−2B中、25
00rpIQにおいて、22℃で遠心することにより血
液試料からバフイー(Bu4fy)コート細胞を収穫し
た。
パスツールピペットでバフィーコート細胞を取り、PB
Sで1回洗浄した。細胞ペレットをlomMTris−
Hci2(pH8,0)500μC140mMNaCC
に再懸濁し、10%SDS  30μQと20πり/′
7gプロテアーゼK(/グマケミカルス、s t、 I
又Uis、 M 1ssouri) 6 tt i2を
加えて溶解した。試料を37°Cで15時間インキュベ
ートした。DNAを等容量のフ二/−ル:クロロホルム
:イソアミルアルコール(25:24 : I ’)混
液で2回抽出し、さらにクロロホルム:イソアミルアル
コール(24:l)混液て2回抽出したのち、l Om
M T ris −HcO。
(pH8,0)、1mMEDTAに対して透析した。
次いで、D N Aを50μy/xcのRNA5eA(
シグマケミカルス)で2時間処理し、200μg/yQ
O)プロテアーゼにで1時間再調化した。上記の如くD
NAを抽出し、透析し、OD、。でa度測定を行った結
果100−200η/スσであった。
F、ヒトゲノムファージライブラリーの構築rbnハブ
ロタイブのヒトDNA(実施例IEで単離した210μ
g)をMboIで部分消化し、分子量域12−24kb
の断片を単離し、実施例IB!a載のごとくにしてEM
BL−3フアージにクローニングした。
G、組換えプラスミドpHK F −1の単離ヒトカッ
バネ変領域遺伝子を単離するために、実施例IB記載の
ごと(、ヒーター博士(Dr、  Hieter)(ジ
ョン・ホブ牛ンス大学、バルチモア、メリーランド)か
ら提供されたヒトカッパプローブ(その配列はN I 
Hデーターベースから受託番号JOO241の下で入手
可能)を用いてEMBL−3ライブラリーをスクリーニ
ングした。実施例I C記載のごとくにして、合計5X
10、’fflの組換えファージをスクリーニングした
。単一のクローンを単離し、φHK F−1と命名した
。φHKF−IDNA  15μffを反応バッファー
(Reaet B uffer) # 3 (G 1b
co −B RL 、ガイザーズバーグ、メリーランド
)中、BamHIおよびHindlIIで消化した。D
EAE81ろ紙上で5.2kb断片を単離し、実施例I
D記載のごとく、クローニングベクターpB R322
とライゲートした。ヒト力。
パブローブを用いてアンピノリン耐性組換えコロニーを
同定し、単一のクローンを単離し、pHKF−1と命名
した。pHKF−1は、ブダペスト条約め規定に従い、
アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクンヨンに19
88年3月4日、ATCC受託番号#67637で寄託
された。プラスミドpHKt−1の制限部位および機能
地図を添付の第1図に示す。
)(、CEM231.6.7 Vi、カッパ遺伝子およ
び1:=I−Cカッパ遺伝子を含有しているプラスミド
p1−f K CE −10の構築 全CEf’v1231.6.7可変カッパ領域を含有す
るpMLCE−IQから得た3、 8 kb H1nd
ll!断片を、実施例ID記載の方法に従い、実施例I
E記械のプラスミドpi−I K F −1のHind
111部位にサブクローニングし、ヒト不変カッパ領域
遺伝子と融合したネズミCEM231.6゜7可変軽蹟
領域を有するキメラプラスミドを構築した。pM L 
CElo  DNA  l119を反応バッフy−(R
eactB ufI’er) # 2 (G 1bco
 −B RL 、ガイザーズバーグ、メリーランド)を
用い、lU/′u9でHindIII消化し、pHKF
−1をも同様に消化した。pM L CE10消化D 
N Aを上記の如く電気泳動にかけ、DEAE8]ろ紙
上で3.8 kb Hrndmr!ff片を単離し、T
E  5μρで溶出した。IOXライゲージコンバッフ
ァー、io+nMATP、およびT4DNAリガーゼ2
単位の存在下、全量10μgとして、[(indII[
消化pMLCE−101μy(2μ&)とHindII
[消化pHKF−1(600ny)とをライゲートした
。12°Cで一夜うイゲーンヨンを行い、実施P+4記
載のごとく、再度、BRL供給のHBIOlコンピテン
ト細胞をプラスミドで形質転換り、f:。
プラスミドD N Aの制限マツピングによってpHK
CE−10と命名されたプラスミドを同定した。
プラスミドpi−(KCE−10の制限部位および機能
地図を第2図に示す。
1、キメラ軽鎖免疫グロブリン遺伝子を含有しているプ
ラスミドpGCEMKの構築 ヒトカッパ遺伝子に融合したネズミV+jii域を含有
する真核性発現ベクターをベクターpSV2gpt(ア
メリカン・タイプ・カルチャー・フレ7シゴン、A T
 CC番号#37145)を用いて構築した。反応バッ
フy−#3(Gibco−BRL、ガイザ−ズバーグ、
メリーランド)中、r)SV2gptDNAlμyを、
制限酵素EcoRIをIU/μgDNAの割合で用いて
消化した。次いで、各5mMの4種のデオキシリボヌク
レオチド類、dTTP、dGTP、dCTPおよびdA
TP10μQ、フレノウ酵素2単位およびIOXバッフ
ァ −(0,5M T ris −HcQ(pH7、5
)、O,IM  MgC(h、110l11ジチオスレ
イトール)中、全量50μQとなるように加え、分子ク
ローニング(前掲)記載の方法でEcoRI末端を平滑
末端化した。室温で30分間反応させたのち、ライゲー
ジコン反応を行い、りん酸化C1arリンカ−(2μ9
′)(二ニー・イングランド・バイオラボ、ベバリー、
マサチューセッツ)をEaoRI平滑末端化pS V 
2gpt 500n9とライゲートし、本発明のキメラ
ベクターを得るために、新しいClal部位を創造した
。C1alリンカ−配列はd(pCATCCGATG)
である。ライゲーション反応は、実施例IB記載の方法
に従って行なわれた。ライゲーションの後、DNAを電
気泳動に付して過剰のリンカ−を除去し、実施例ID記
載のごとくにして線状pS V 2gpt−C1a断片
をDEAE81ろ紙上に単離した。実施例IB記載の試
薬を用いて単離したDNAを自己ライゲーションさせた
。HBIOIコンピテント細胞を実施例ID記載のごと
くにして形質転換し、アンピシリン耐性コロニーを制限
酵素消化によって分析した。
次いで、得られたベクターpS V 2 gpt −C
IaをC1arおよびBamHI制限酵素で消化した(
1単位/μ9DNA)。これらの2制限酵素でキメラベ
クターpHKCE−10をも消化した。実施例1D記載
のごとく、pSV2gptの4.5kbCIa−Bam
断片とpHKCE−10の9 kbCla −B am
断片をDEAE81ろ紙で単離した。9kb断片挿入体
DNA375r+9と4.5kbベクターDNA200
n9を用い、上記のごとくにして標準的なライゲーショ
ン反応を行った。HBIOIの形質転換に続いて、pG
CEMKと命名した組換えプラスミドをプラスミドDN
Aの制限マツピングによって同定した。CEMキメラ軽
鎖ポリペプチドの製造に用いる発現ベクターである、こ
のプラスミドの制限部位を添付の第2図に示す。
J、CEM231.6.7Vh遺伝子を含有している組
換えファージφMHCE−30の単離CEM231.6
.7ガンマ鎖の同定のために、実施例IB記載のEMB
L−3ライブラリーを2個のネズミ重鎖プローブでスク
リーニングした。
プローブの内、1mはJh3 4SJ域を示し、フィル
・タッカ−博士(Dr、 Ph1l Taucker)
、(テキサス大学、ダラス、テキサス)から提供された
もう1個はネズミガンマーl遺伝子配列を示す。
後者のプローブは、ジェネラルバンクデータベース(G
eneral Bank Data Ba5e)(N 
I H受託番号JOO453)によって決定された式:
%式% で示される配列を有し、モレキュラー・バイオシステム
社(サンジエゴ、CA)によって合成されたものである
。合計4.8XIO51のamえファージプラークを、
これらの2種のプローブを用いて重複スクリーニングし
、Jh領領域ガンマ領域の両方を含有するクローンを同
定した。これもまたカッパクローンを有するので、これ
らの2領域の配列を含有するファージは、DNAが再配
列されていることを示し、かくして細胞系統(セルライ
ン)OEM231.6.7内で発現された免疫グロブリ
ン遺伝子が同定された。再配列に基づいて1個のCEM
231.6.7クローンを選択し、φMHCE−30と
命名した。
K、CEM231.6.7Vh遺伝子を含有しているp
MHCE−30の構築 重鎖可変領域配列とネズミ重鎖、エンハンサーを包含す
る大きいイントロンとを含有するφMHCE−30の5
.6kbSstI断片を制限マツピングによって同定し
た。この断片をプラスミドでサブクローニングするため
に、ファージDNAl0μ7を、反応バッフy−#2(
Gibco−BRL、ガイザーズバーグ、メリーランド
)中、制限酵素5sLIで消化し、実施例ID記載のD
EAE81法で電気泳動することにより、5.6kb断
片を単離した。
ストラソタジーン(う・ジョーク、CA)から購入可能
なり Iuescril)tベクターIV113−SK
+を5stl消化した。実施例IBに詳述したように、
ベクターと単離した5、6kb挿入体DNAとを、11
0の比率で、全量10μρとしてライゲートさせた。H
BIOIコンピテント細胞の形質転換の後、制限消化マ
ツピングし、適切な組換体を同定し、pMHCE  3
0と命名した。pMHCE−30は、ブダペスト条約の
規定に従い、アメリカン・タイプ・カルチャー・フレク
ションに1988年3月4日、ATCC受託番号#67
640で寄託された。プラスミドpMHCE−30の制
限部位および機能地図を添付の第3図に示す。
L、ヒトDNAの単離 上記実施例IE記載のごとくにしてヒ)DNAを単離し
た。
M、ヒトプラスミドライブラリーの構築azgハブロタ
イブのヒトDNA各10μ7を制限エンドヌクレアーゼ
BamHIおよびHindIIlを用い、リアクション
・バッファー# 3 (G 1bco −BRL、ガイ
ザーズバーグ、メリーランドX501MTris−Hc
Q、 pH3,Q、l OmM MgCQ2.100m
M NaC(り中、全ff1200 ttQとし、制限
酵素BarQHIおよびHindllI各30単位で消
化した。エタノール沈殿により、消化断片を20μaに
濃縮し、0.6%低ゲル化温度アガロース(FMC)ゲ
ルを用い、50+nAmp(ミリアンペア)で15分間
泳動させた。6−7 kbの大きさのD N A断片を
ゲルから切り取った。クローニングベク9−pUC18
[ヤニノシュ・ペロンら(Y anisch −P e
rron、 C、)、Gene 33:103(198
5月も上記の如< BamHIおよびHindI[Iで
消化した。30+++M Tris−Hc(1,pH7
,6、l OIIIM MgCQt、5mM ジチオス
レイトール、1mMATP、およびlμQT4DNAリ
ガーゼ(2単位)をamする全量400μQの反応溶液
中で15°Cで72時間、pUc18ベクター(50r
+yX二ニー・イングランド・バイオラボ、ベバリー、
マサチューセ、ツ)にヒトDNA断片(150n9)を
ライゲートした。
ライゲートしたDNA試料の半!(100n9)を用い
、新しく調製したコンピテントな大腸11Ml5細胞5
00μρを形質転換し、得られた形質転換体をX−ga
l、I PTG、AMPプレー)(4μy/xQ X−
gaL 2u9/z(l I PTG、100uv/1
12アンピシリン)で平板培養した。
N9組換えプラスミドpHGIZの単離ホンジヨウ(T
、 HonjoX大阪大学、日本)から提供されたヒト
ガンマ2プローブを用イ、タカハンら(T akaha
shL N、 )、セル(Cell)、29 :57l
−679(1982)記載のごとくにして組換体ヒトD
 N Aを含有するアンピシリンi性pUc18コロニ
ーをスクリーニングした。ヒトガンマ1遺伝子にt目当
する7、5kb挿入体を含有するクローンを同定し、H
yHGlと命名した。次いで、実施例IG記載の方法を
用い、ヒトガンマ不変領域遺伝子を含有するこの同じ7
.5kb Hindlll −BagIHI断片をpB
R322に再クローニングした。ヒトガンマ1遺伝子を
含有するpB R322ベクターをpHGIZと命名し
、ブダペスト条約の規定に従い、アメリカン・タイプ・
カルチャー・フレクションに1988年3月4日、AT
CC受託番号#67638で寄託した。プラスミドpH
GIZの制限部位および機能地図を添付の第3図に示す
0、CEM231.6.7V、遺伝子およびヒトガンマ
−1遺伝子を含有しているpHGCEM−30の構築 次のようにしてネズミ可変重鎖領域をヒトガンマ−1遺
伝子と融合させた。pA4HCE−30(10μg)を
C1al(1単位/μy) テ消化L、次イテ、Hin
d[で部分消化し、Vhおよび大きいイントロンを含ん
だ5.3kb断片を得た。D N Aの部分消化はわず
か0.lln位/μ9を用い、37°Cで1時間の消化
時間を要して行った。また、ヒトガンマ1遺伝子を含有
する実施例IN記載のプラスミドpHGZ−1の1μ9
をC1alおよびHinduで消化した。実施例ID記
載のDEAE81プロトフールを使用し、TBEゲルか
らpMHCE−3Qの5.3kb断片を単離した。この
断片を、挿入体500 nyとベクターDNA200n
9を用い、全量1OuQO’)ライゲーショ7 ’rn
 合物中、pHGZ−1のC1a−Hind部位にライ
ゲートした。ライゲーション反応は、実施例IBの記載
に従って行った。
HBIOlの形質転換の結果、生成された紐換えプラス
ミドを制限消化マツピングによって分析し、ヒトガンマ
l遺伝子と融合したネズミ■ゎ領域を含有するプラスミ
ドを同定し、pHGCEM−30と命名した。プラスミ
ドpHGOEM−30の制限部位および機能地図を添付
の第4図に示す。
P、キメラ重鎖免疫グロブリンを含有しているpNCE
MCIの構築 実質上、実施例IH記載の方法に従い、真核性発現ベク
ターにキメラrg遺伝子を挿入した。用いたベクターは
、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションから
人手可能なpS V 2 neo(ATCC番号#37
149)である。プラスミドpSV2gptに関して記
載したと全く同様にして、このベクターにClal部位
を付加した。次いで、pSV2neo−C1a DNA
を酵素C1alおよびBagHlを1単位/μgDNA
の割合で用いて消化した。プラスミドpHGOEM−3
0をC1afで消化した後、BamHI(0,1単位/
μいで部分消化し、キメラVhおよびガンマ1領域を含
有する12.7kb断片を得た。この断片をDEAE8
1ろ紙上で単離しTEバッファー 10μQで溶出した
ライゲーションは、ベクターDNA  50ng、12
.7kb挿入体DNΔ 400ng、IOXライゲーシ
ョンバッファー、lQmMATP、およびT4DNAリ
ガーゼを用い、実施例IB記載のごとくにして12°C
で一夜行った。HBIOI細胞を形質転換し、キメラ発
現ベクターpNCEMG]を構成する適正な組換えプラ
スミドを同定した。キメラ重鎖免疫グロブリン遺伝子の
発現に用いられる組換え発現ベクターを構成するプラス
ミドpNCEMGIの制限部位および機能地図を第4図
に示す。
Q、プラスミドpNCEMKの構築 プラスミドpNCEMKは、プラスミドpHKCE−1
0(実施例」Iで単#)の約9.0kbCIal/Ba
mHI断片をClaI / BamHI消化プラスミド
ルS V 2 neo −Claにライゲートするほか
は、プラスミドpNCEMGlと実質上、同一の方法で
構築された。
R,プラスミドpGcEMG1の構築 プラスミドpGcEMG1は、プラスミドpHGCEM
−30(実施例5C参照)の約12.7kbC1a I
 / Ba1lIHI (部分)制限断片をC1al/
BamH11肖化プラスミドpS V 2 gpt −
Claにライゲートするほかは、実質上、プラスミドp
GCEMK(実施例II参照)と同一の方法で構築され
た。
実施例2 クローニングした遺伝子のDNA配列決定 クローニングした可変軽鎖および重鎖遺伝子の配列決定
は、配列決定キット、S equenase(U 、 
S 。
バイオケミカルス、クリーブランド、オハイオから購入
可能)、ならびにB 1uescript/ D N 
A配列決定ンステム(ストラッタジーン社、う・ジョー
ク、CAから購入可能)に示されたプロトコールを用い
、1本鎖および2本鎖の両鋳型のための標準的手法によ
り行われた。クローニングしたCEM可変軽鎖および重
鎖領域遺伝子に関して得られたDNA配列から、コンピ
ューター・ソフトウェア−・プログラム、MAPSEQ
(DNAStar。
マディフン、ライスコンシンから購入可能)により、コ
ードされているポリペプチドのアミノ酸配列を推定した
実施例3 A、キメラ構築物pGCEMKを用いるキメラ軽鎖遺(
m 子のトランスフェクション 上記実施例1記載のごとく、トランスフェクンヨンに用
いた軽鎖免疫グロブリンプラスミドはpGCE M K
である。ヒトカッパ遺伝子と融合したキメラ可変軽鎖(
Vk)CEM遺伝子を含有するpGCEMKプラスミド
を、まず上記の電気穿孔法により、5P210ハイブリ
ドーマ細胞にトランスフェクトした。S P210−A
gl 4細胞を5%FC8含有培地で培養し、電気穿孔
法適用前3日間、増殖の対数期に保持した。プラスミド
ベクターpGCEMK 20 tt9を制限酵素Pvu
f(lu/μg)およびリアクション・バッフy  #
 7 (G 1bco −BRL、ガイザーズバーグ、
メリーランド)で線核化した。トランスフェクションに
際しては、■ECクリニカル遠心1(800rpm、 
 I 0分間、室温)により、5P210細胞を採取1
7た。次いで、【I胞を、6n〜1デキストロースを含
んたH ankの援iii化食塩水(G 1bco L
 aboratories、ゲランドア、イランド、ニ
ューヨーク)を用いて3回洗浄し、終4m閥 0XIO
’細胞/z(lで再懸濁した。キュヘノトニ細胞0.3
xNを7a度I X 10’10.3m&で分注し、線
状化DNAを加えた。混合物を水上にIO分間装いた。
0,8ズ肩ギヤノブの電極(P/ N 472 )およ
びBTXloo)ランスフエフター(BTX  Inc
、サンジエゴ、CA)を用いて電気穿孔を行った。条件
は、300ボルトで、100μsecごとに3パルスで
ある。次いで、電気穿孔した細胞を濃度2X10’/z
ff(T75フラスコ中)で培地に72時間、再浮遊さ
せた(37°C15%Co、)。次いで、細胞を、24
ウエル中の適当な抗生物質に、密度5X10’/2i2
でプレートし、pGCEMKを含有する5P210細胞
をHMAX l O培地(50n9/jl& ヒボキサ
ンチン、250 ny/ z(lマイコフェ/−ル酸お
よび50tn/rQキサンチン、シグマ、セントルイス
、ミゾノーから入手可能)に1μ9/r、Qでプレート
した。
)(M AX耐性コロニーを含有する各ウェルから上清
200μQを収集した。次いで、この上清を、pGCE
MKのキメラ免疫グロブリン遺伝子の発現を示唆する、
ヒトカッバネ変領域遺伝子の存在に関して分析した。
(以下余白) B、キメラCEM231.6.7を分泌する5P210
細胞の同定 キメラCEMヒトカッパ遺伝子を発現するトランスフェ
クトされた5P210細胞を、エングバルおよびバール
マン[Engvall、 E、 and Per1ma
r+n、 P、、  I +u+unochemist
ry、  8 : 871 874 (1971)]記
aのごとく、ヒトカッパを対象とする標・店的な酵素結
合イムノアブソーパントアノセイ(イライザ、ELIS
A)により、同定した。
このアッセイの目的は、ネズミハイブリドーマCEM2
31.6.7からC10離し、ヒトガンマ1遺伝子と融
合させたネズミ可変領域から溝築されたp GCE M
 kプラスミドベクターによってコードされているキメ
ラカッパ鎖ポリペプチドを分泌する細胞を同定すること
にある。10 mMりん酸ナトリウム(pH7−8)中
、ヤギ抗−ヒトカノパ鎖(Tago # 4106)の
5μy/x&溶液を調製した。
96ウエルプレートの各ウェルをこの溶液50μジで層
っだ。次いで、プレートを37°Cで一夜イ7・キユヘ
ートした。次いで、プレートを水およびPBS+Q、1
%T ween(w / v )中でよく洗浄した。土
浦画分50μgを各ウェルに入れ、室温で2時間インキ
ュベートした。上で詳述したように、プレートを再度洗
浄した。上清物質の培地と同じ培地でヤギ抗−ヒトカノ
バ鎖アルカリホスファターセ結合物(コンジュゲート、
Tago#2496)を1/1000希釈した。ウェル
あたり100μQを加え、室ぶて1時間インキュベート
した。上記のごとくにしてプレートを洗浄した。包装容
器の指示に従い、アルカリホスファターセの基質をA製
し、各ウェルに、錠剤1個あたりに留水31とこの基質
150μeとを加え、37°Cて30分間インキュベー
トした。300mM  EDTA(50μのを加えて反
応を停止(クエンチ)し、405n〜1の吸光度を測定
した。最高レベルのカッパ発現を示す−L清を同定し、
対応するウェルから細胞を分取し、キメラ構築物pNC
EMG1の誘導のために増殖させた。
C中鎖キメラ構築物pNCEMGlによるキメラカ、バ
産生剛胞のトランスフェク/ヨン実施例1に詳述した構
築物から導かれた重鎖免疫グロブリンプラスミド、pN
CEMGlを用いて5P210細胞をトランスフェクト
した。次いで、分取した牛メラCEM−ヒトカッパ遺伝
子を発現する細胞集団(ポピユレーション)をキメラC
EM重鎖遺伝子を含有するプラスミド構築物と一緒に電
気穿孔に付した。カッパ遺伝子の電気穿孔については、
5P210キメラカツパ産生細胞(SP210−K)を
電気穿孔処理の前、3日間対数増殖期に維持しておいた
。プラスミドDNA、pNCEMCI(20μg)をリ
アクトバッファー#6(Gibco−BRL、  Ga
ithersburg、 Maryland)中、酵素
PvuIで線状化した。細胞を集め、洗浄し、実施例2
Aに詳述したように、密度3X10’細胞/11eで再
懸濁した。DNAを加え、電気穿孔の前に、混合物を氷
上に10分間放置した。条件は、lパルス/ 51se
c、250■である。細胞を、密度2.5X10’細胞
/xQで、HMAX 1.0を添加した5%FCSを含
有するHH2などの哺乳類の組m培養培地(その他、D
MEMまたはRPMlなトテモヨイ)中、37°Cで5
%co、存在下、72時間培養した。次いで、これらの
細胞を、HMAXl、0および有効濃度500μ9/ス
QのG418抗生物質(ジx’l−テシン、G 1bc
o −B RL。
G aithersburg+ Maryland)を
含有する24ウエルのプレートに5X10’/[12で
プレートした。
14日間、選択を維持した時点で、以後の分析のために
HMAX/G418耐性コロニーを同定した。
実施例4  CEM牛メラメラ抗体泌するキメラ抗体5
P210細胞の同定および分析 A、抗原結合 キメラCEM軽鎖および重鎖の両方の免疫グロブリン遺
伝子を発現し、CEAと結合する抗体を発現するトラン
スフェクトされたSP2/11胞を同定するためにスク
リーニングアッセイを行った。CEA抗体の検出に用い
たアッセイは、ウオンら(Wang、 R、) I m
munol、 M ethods、18:157−16
4(1977)が詳細に示した標準的な固相ラジオイム
ノアッセイである。
マイクロタイタープレートのウェルに以下の試薬を加え
、撹拌しながら、室温で一夜インキユベートシた。細胞
培養上清25μQ、”’I−CEA(アフィニティー精
製)50μe1セフアロ一ス結合ヤギ抗−ヒトIgG2
0μρおよび細胞培養培地25μQ0セファロース−抗
−ヒトIgGと結合した免疫コンプレックスをろ紙上に
採取した。ろ紙をガンマカウンターで計数した。ラジオ
イムノア、。
セイの結果、キメラ抗CEA特異抗体が同定され、それ
をXCEM449と命名した。
B、抗体アフィニティー キメラ抗体XCEMのCEAに対するKaを求めるため
にアフィニティーアッセイを行った。キメラ抗体XCE
MのCEAに対する親和性を実施例4A記載の標準的な
ラジオイムノア、ッセイおよびスキャッチャード分析(
Scatchard、G、、  Ann。
New York Acad、 Sci、、(1949
))lこよって1111定した。
抗原結合アッセイは実施例4A記載のごとくにして行っ
た。阻害曲線の作成のために、各反応混合物に細胞培養
培地25μeの代わりにCEA25μeを加えた。競合
物質の添加量はll−1O0nである。スキャッチャー
ド分析を行うためには結合/遊離を結合抗原に対してプ
Clノ)し、線の傾きのメガティプ(megaLjve
)から、アフィニティ一定数を算出した。キメラ抗体の
親和性は少なくとも本発明のキメラ抗体を誘導するのに
用いたネズミ抗体対応物と適合していた。
当業者にとって、本発明の思想および範囲から逸脱する
ことなく、本発明を修飾あるいは変化させることが出来
るということは自明である。後述の特許請求の範囲は、
そのような修飾および変化のすべてを包含すべ(意図し
たものである。
実施例5  SV40エンハンサー不含クローニングシ
ステムの構築 A、プラスミドpsV2g+)む(E−)の構築ブ5ス
ミ)’pSV2gpt−Cla(実施fIIIrでfi
t築)約20 μ&(10μy)を水21 aO,、G
ibco反応バッファー#6(5μQ)、制限酵素Pv
uU2μgおよび制限酵素5phlI2μQと混合し、
37°Cで2時間インキュベートした。次いで、反応混
合物を0.5%TBEゲル電気泳動にかけ、実質上、実
施例ID記載の方法に従ってDEAE81ペーパーから
約4.9kb Pvull/5phlI消化ベクター断
片を精製した。これら制限部位の3′突出部を充填する
ために、PvuII/5phIl消化pSV2gPtC
1aベクター約20aQを、1OXT4ポリメラーゼバ
ッフy−(700i+M Tris(pH7,4)、1
00mM MgCl2t、50mM DTT)3μC,
dNTP混合物(各0.5a+rviのdATPSdT
TP。
dCTP、dGTP、pH7,0)3μ&、水3μgお
よびT4DNΔポリメラーゼ(B RL)l ttg(
5[J)と混合した。得られた混合物を37℃で15分
間インキュベートしたのち、70℃で10分間加熱した
。フェノール抽出およびエタノール沈澱の後、D N 
AをTEバ、ファー5μeに再懸濁した。このDNA断
片約lμe(約500 ng)を水 10μQ、5xラ
イゲーシヨンバツフアー 5μff、100μMATP
2μQ、およびT4リガーゼ2μaと混合した。室温で
2時間インキュベートしたのち、実質上、実施例IPの
方法に従って、ライゲーション混合物で大腸菌HBIO
I細胞を形質転換した。
形質転換体からプラスミドDNAを単離し、〜0゜2k
bのSV40、エンハンサー領域の適切な欠失ヲ示すプ
ラスミドをプラスミドpS V 2gpt(E −)と
命名した。
B プラスミドpS V 2 neo(E−)の構築5
v40エンハンサー不含pSV2neoをも構築した。
プラスミドpS V 2 neo −Cla(実施例I
Pで構築)約20 tt ((10μg)をGibco
反応ハソファー#3中、制限酵素BamHIおよびHi
ndlI[により、実質上、上記と同様にして消化した
。電気泳動にかけたのち、ネオマイシン耐性付与遺伝子
を含有する約2.3 kb H1ndf[[/ Bam
HI断片をDEAE81ペーパーから単離、精製した。
同様に、プラスミドp S V 2gpt(E−)を、
制限酵素BagH1およびHindIIIで消化し、電
気泳動にかけて大きいベクター断片を精製した。次いで
、実質上、上記の節に記載の方法に従ってプラスミドp
SV2neo−C1aの約2.3 kb H1ndII
I/ BamHI ne。
含有断片をプラスミドpS V 2 gpt(E−)の
HindI11/BamHI消化ベクター断片とライゲ
ートさせた。大腸菌FiBtous胞を形質転換し、プ
ラスミドDNAを単離したのち、プラスミドpSV2n
eo−C1aの約2.3kb Hindlll/Ba1
HEneo含有断片がプラスミドpS V 2gpt(
E−)ベクターバ。
クボーンと結合してなるこれらのプラスミドをpSV2
neo(E−)と命名した。
C,プラスミドpGCEMK(E−)およびpGCEM
G(E−)の溝蘂 ブラフ、 ミFpS V 2gpt(E  )D N 
A約Ion(2t)μj)を水4 μi!、 Gibc
o反応バッファー#1(12μfり、制限酵素C1al
  2μ(lおよび制限酵素BamHI  2μ+2と
混合し、37℃で一夜インキユベートした。DEAE3
1ペーパーに電気泳動したのち、大きいベクター断片を
精製し、TE10μぐに再び濁した。プラスミドpHK
CE−10(実施例IHで構築)約20μQ(5μg)
を水23ttQ、 Gibco反応バッファ   #B
5μの、制限酵素C1a12μQと混合した。37°C
で5時間経過したのち、反応混合物をフェノール/クロ
ロホルム抽出し、エタノール沈澱に付した。次いで、消
化したDNAを水25μeに再懸濁し、Gibc。
反応バッファー#3(3μのおよび、制限酵素BaII
II(12μρと混合した。37°Cで2時間インキュ
ベートしたのち、消化DNAを電気泳動にかけ、約9.
0kbのネズミ可変、ヒト不変カッパをコードしている
C1al/Ba1Hr制限断片をDEAE81ベーパー
から精製した。次いで、この約9゜Okb断片を上記の
ごとく、C1al/BamHI消化プラスミドpS V
 2 gpt(E−)とライゲートさせ、大腸菌細胞に
導入した。プラスミドを単離したのち、正しい制限地図
を有するプラスミドをプラスミドpGCE〜4K(E−
)と命名した。
同様に、プラスミドpHGCE−30(実施例1Oで構
築)約40μQ(5μg)を水3μL Gibc。
反応バッファー#l(5μの、制限酵素CIam)μジ
と混合した。37°Cで5時間経過したのち、反応、昆
合物をフェノール/クロロホルム抽出し、エタノ−ル沈
澱に付した。次いで、消化したDNAを水26μCに再
懸濁し、Gibco反応バッファー#3 (3μe)お
よび、制限酵素BamHIlμaとa合した。37℃で
2分間経過後、反応混合物L5a(lをとり、250μ
M  EDTA  Iμf2と混合した。37°Cで5
分間経過後、反応混合物の残余15μQをとり、250
μM EDTA  lμQと混合した。このBamH1
部分消化により、すべての可能なC1al/Ba1HI
制限断片が得られた。
0.5%TBEゲル電気泳動にかけ、約12.7kbC
1al/BamHI制限断片をDEAE31ペーパーか
ら精製した。この制限断片は、ネズミ可変、ヒト不変ガ
ンマをコードしている遺伝子を含有している。次いで、
CIaI/BamHI制限断片をDEAE81ペーパー
から精製した。次いで、約12.7kb C1al/B
aaHI(部分)制限断片をC1a1/BamH夏消化
プラスミドpS V 2gpt(E −)とライゲート
させ、大腸菌細胞に導入した。再度、単離し、制限部位
のマツピングを行い、適正な制限地図を有するプラスミ
ドをプラスミドpGCEMG(E−)と命名した。
D、プラスミドpNCEMK(E−)およびpNCEM
GI(E−)の構築 実質上、実施例5C記載の方法に従い、ブラスミ ドp
S V 2neo(E−)DNA  約10μ9(10
0μe)を制限酵素C1alおよびBamHIで消化し
、ベクター断片を単離し、精製した。次いで、ネズミ可
変、ヒト不変カッパをコードしている遺伝子を含有する
プラスミドpHKCE−10(実施例5Cで単離)の約
9.0kb C1aI/BamHI制限断片を、実質上
、実施例5C記載の方法に従い、プラスミドpS V 
2 neo(E−)のCIaI/BamHI消化ベクタ
ー断片にライゲートさせ、プラスミドpNCEMK(E
−)を構築した。また、実施例5Cの記載に従い、プラ
スミドpHGCE−30の約12.7kb C1al/
BamHI(部分)制限断片をプラスミドpS V 2
 neo(E  )のC1al/BamHI消化ベクタ
ー断片にライゲートすることによりプラスミドpNCE
MG1(E−−)を構築した。したがってプラスミドp
NCEMG 1(E−)はネズミ可変、ヒト不変ガンマ
をコードする遺伝子をSV40エンハンサー不含発現ベ
クター上に含有するものである。
実施例6  SV40エンハンサー不含全不含発現ベク
ターキメラ軽鎖および重鎖遺伝子のトランスフェクショ
ン 実質上、実施例3A記載の方法に従い、5v40工ンハ
ンサー不含発現ベクター類(pG CE M K(E−
)、pGCEMG(E−)、pNCEMK(E−)およ
びpNCEMG1(E−  )を用い、電気穿孔法でS
 P 210ハイブリドーマ細胞をトランスフェクトし
た。各プラスミドを単独で、あるいは同時に細胞にトラ
ンスフェクトしてよいが、カンパ鎖とgptマーカーと
を含有するベクターで細胞をまずトランスフェクトし、
次いでガンマ鎖とneoマーカーとを含有するベクター
で第2のトランスフェクションを行うと、最良の結果が
得られる。FC85%を含有するHH2または任意の市
販の培地を用いて培養したのち、適当な抗生物質(gp
tベクター含有細胞についてはHMAXSneoベクタ
ー含有細胞についてはG418)を用いて選択し、実質
上、実施例3記載の方法に従い、細胞をカッパ鎖分泌に
関して分析した。これらの分析結果を表1に示す。
表−↓ SV40エンハンサーを含有する、または含有
しないクローン(宿主:5P210)における平均のカ
ッパ鎖産生レベル プラスミド    μy/10’細胞 pGCEMK(E−)     20 pGCEMK        10 pNCEMK(E−)      5 pNCEMK         2 最も高レベルに全キメラ抗−CEA抗体を産生ずるトラ
ンスフェクシント・セルラインを証明するための分析を
も行った。これらの分析は、実質上、実施例4記載の方
法に従って行われた。結果を表2に示す。
表 2 SV40エンハンサーを含Hするおよび含有し
ないクローン(宿主: S P 210)における平均
のヒトIgG産生レベル プラスミド pNCEMKおよびpGcEMGl pGCEMKおよびpNCEMGl pNCEMKおよびpGCEMG(E−)pGCEMK
およびpNCEMG1(E−−)pNCEMK(E−)
およびpGcEMGlpGCEMK(E−)およびpN
CEMGlpNcEMK(E−)およびpGCEMG(
E−)pGCEMK(E −)およびpNCEMG1(
E−−)μ9/io”細胞 1.8 2.0 0.8 1.7 2.8 4.2 2.5 3.9 実掩例7 ヘテロローガスな免疫グロブリン鎖の発現のための高レ
ベル発現システムの構築 A、プラスミドpi 9HANCHの構築まず、式: %式% で示されるDNA配列を有するオリゴヌクレオチドポリ
リンカーを製造することにより、中間体プラスミドpi
 9HANCHを構築した。上記のリンカ−は、当業者
周知の方法で1本鎖デオキシオリゴヌクレオチドから合
成された。1本鎖デオキシオリゴヌクレオチドは、バイ
オサーチ(Biosearch)8700 DNA6成
装置EB 1osearch社供給、San Raph
ael CAコのような、ホスホラミダイトの化学を利
用する市販の装置を用いて合成することができる。DN
A合成の他の方法も当業者には既知である。1本鎖DN
A合成のための、伝統的な改良ホスホトリエステル法は
、イタクラら(Itakura)、サイエンス(S c
ience)、198:1056(1977)およびフ
レアら(Crea)、プロシーディングズ・オブ・ナシ
ョナル・アカデミ−・オブ・サイエンシイズ、75:5
765(1978)により示された。加えて、特に好ま
しいDNA合成法は、ヒスイングら(Hsiung)、
ニュークレイツク・アノンズ・リサーチ、11:322
7(1983)およびナラシら(Nrang)、メソッ
ズ・イン・エンザイモロジ−(Methods in 
Enzymology)、68:90(1980)によ
り開示された。約2,5μ9の2つのオリゴヌクレオチ
ド鎖を2×ア二一リノグバソフ7   (0,2M N
aCQ、2QmMTris−HC(!(pH7,8) 
、および2mMEDTA)50μeおよび水50μジと
混合した。反応混合物を70℃で5分間加熱したのち、
2本の一本鎖がアニールして一本のリンカ−セグメント
となるよう、室温まで徐々に放冷する。プラスミドpU
C19(二ニー・イングランド・バイオラボ)約1μ9
を、実質上、既述の方法に従い、制限酵素EcoRIお
よびHindIIIで消化した。約2.6kbのベクタ
ー断片を精製したのち、E coRI /H1ndll
l消化プラスミドpUc19に合成ポリリンカーをライ
デートさせた。大腸菌を形質転換し、再度、プラスミド
を単離し、リンカ−領域内に適切な1(+ndl、5s
pl、Pstl、5stUおよびEcoRI部位を有す
るプラスミドをプラスミドpi 9HANと命名した。
プラスミド5(−)CHAVLを構築するにあたり、最
初にB IuescripLベクター、M 13 (−
)SK(ストラッタジーン)を制限酵素BamHIおよ
び5stlで消化し、実質上、既述の方法に従い、大き
いベクター断片を単離した。次いで、プラスミドpML
CH−1を制限酵素BamHlおよび5stlで消化し
、ネズミcHA可変領域をコードしている遺伝子を含有
する約1100bp断片を単離した。
プラスミドpMLCH−1は、Northern Re
gional Re5earch Laborator
y+  l 815 North Universit
y  5treet、  Peoria、  I L 
 61604に1988年11月14日、寄託されその
永久保aカル千ヤーフレクンヨンの一部を構成する大腸
mK12 HBIOI/pMLcH−1から好都合に単
離することができる。大腸菌に12  HBIo 1/
pMLCH−1は受託番号NRRLB−18432の下
で入手可能である。プラスミドpMLCH−1の約11
00bp BamHI/5stl制限断片をBam1(
I / S st I消化ベクター断片3(−)SKと
ライゲートさせ、得られたプラスミドで実質上、上の実
施例記載の方法に従い、大腸菌を形質転換した。再単離
および制限マツピングの後、適正な約1100bpのB
aa+)II/5stl断片を含有するプラスミドをプ
ラスミド5(−)CHAVLと命名した。実質上、既述
の方法に従い、プラスミド5(−)CHAVL約1μ9
を制限酵素Pstlで消化した。ネズミCIA可変領域
を含有する約900bpPstr制限断片を単離し、制
限酵素Pstrでポリリンカー領域に切断を施しておい
たプラスミドp19HANとライゲートさせた。形質転
換、再単離および制限マツピングにより、ポリリンカー
のHindI[[部位と最も近接してCHA遺伝子のJ
領域を含有しているプラスミドをプラスミドpi 9H
ANCHと命名した。プラスミドp19HANCHの構
築模式図を第5図に示す。
B1発現ベクターpG CHA K −2およびpGC
HAK−3の構築 実質上、既述の方法に従い、プラスミドpGCEMK(
実施例1で構築)約5μ9を制限酵素C1arおよびS
 sp Iで消化し、OEMカッパプロモーターを含有
する約2.2kb C1al/5spl制限断片を精製
した。この約2.2kb C1ar/5spl制限断片
はCEMカッパプロモーターを含有する。OEMカッパ
プロモーター領域のDNA配列を以下に示す。
CCM TAGACTrGTGGTTTCAGAGCTTGAT
GACTAmTGCATAGATGATrTATAAA
CCATGT CTrTGCAGTAGA丁CTAAAATACAτC
AGACCAGCATGGGCAτCAAG別の反応で
、プラスミドpGCEMKを制限酵素C1aIおよび5
stIIで消化し、約9.4kbベクタ一断片を単離し
た。さらに、プラスミドp19HANCHを制限酵素S
sp!および5stIIで消化し、ネズミカッパCIA
可変領域をコードする遺伝子を含有している約931b
p制限断片を単離した。3成分ライゲーンシコン反応に
より、プラスミドpGCEMKの約9.4kb C1a
T/5stUベクタ一断片、プラスミドpGCEMKの
CEMプロモーター含有約2.2kb C1al/5s
pI制限断片、およびネズミカッパCHA可変領域をコ
ードする遺伝子を含有しているプラスミドp19HAN
CHの約931bp 5spl /5stlI制限断片
のすべてを一緒に、同時にライゲートさせ、実質上、既
述の方法に従い、大腸菌を形質転換した。プラスミドを
単離し、制限マツピングに付した後、制限断片のサイズ
が適切であるプラスミドをプラスミドpGcHAK−2
と命名した。
同様の方法でプラスミドpGCEMK(E−)(実施例
5Cで構築)を制限酵素C1alおよび5stIIで消
化し、約9.2kb制限断片(SV40、エンハンサー
不含)を単離した。次いで、この断片をプラスミドpG
CEMKのCEMカッパプロモーターを含有する約2.
2kb C1al/5spr制限断片わよびプラスミド
pi 9HANCHの約931bpSspl/5sLI
I制限断片とライゲートさせ、プラスミドpGcHAK
−3を構築した。プラスミドpGCHAK−3とプラス
ミドpGCHAK−2とは、プラスミドpGCHAK−
3がSV40エンハンサーを欠如している点でのみ異な
る。プラスミドpGCHAK−3の制限部位および機能
地図を第6図に示す。
C,プラスミドpNcHAGIの構築 プラスミドpUcVHInc−LAは、重金属結合モノ
クローナル抗体CHA255.5のネズミ可変領域をコ
ードする遺伝子を含有している。プラスミドpUCVH
Inc−] AはNRRLのパーマネント・ストック・
カルチャー・コレクションの一部として1988年11
月14日に寄託されており、受託番号NRRL  B−
18433の下で人手可能な大腸菌K 12 HB 1
01/pUCVHrnc−IAから通常の方法で単離で
きる。プラスミドpHGIZはヒトガンマ遺伝子を含有
しており、ATCCから、受託番号ATCC67638
の下で入手可能である。プラスミドpUCVHrnc 
 IA約1μ9を制限酵素Hindll[で消化し、約
3.4kbのHindlII制限断片を単離した。
プラスミドpHGIZ約1μ7を制限酵素Hindll
lで消化し、当業者周知の方法で細菌のアルカリホスフ
ァターゼで処理した。次いで、プラスミドpUCVH1
nc−IAの約3.4 kb H1ndlII制限断片
を、Hind[I消化し、ホスファターゼ処理したプラ
スミドpHG I Zの断片とライゲートし、プラスミ
ドpHGl−CHAを溝築した。
プラスミドpS V 2 neo −Cla(実施例1
で構築)を制限酵素ChiおよびBamHIで消化し、
約50kb C1al/ BamHI制限断片を単離し
た。同様の方法で、プラスミドpHGl−CIAを制限
酵素C1alおよびBam1(Iで消化し、約10.5
kbの制限断片を単離した。プラスミドpS V 2 
ne。
−C1aの約5.0kb C1al/BamHI制限断
片をプラスミドpH0l−CHAの約10.5kbc+
a1/BamHI制限断片とライゲートさせ、プラスミ
ドpNcHAGlを構築した。プラスミドpUCVHI
nc−IA、プラスミドpHGl−CHAおよびプラス
ミドpNcHAG1の制限部位および機能地図を第7図
に示す。
D、プラスミドpGC,HAKおよびpGCHAK(E
−)の溝築 プラスミドpMLCH−1(実施例7A記載)約1μ7
を制限酵素Ba1H[で3分間消化した。エタノール沈
、殿ののち、4種頌の5mMデオキ7リホヌクレオチド
(dTTP、dGTP、dATP、dCTP)  10
μa、フレノウ酵素2単位および10Xバッフy−(0
,5mM Tris−HC(!(pH7゜5)、O,L
M MgCG、およびloa+MDTT)5μQを加え
、全反応容量50μρ中で平滑末端化した。37℃で3
0分間経過後、フェ/−ル、クロロホルム抽出によって
反応を止め、DNAを自己ライゲートさせ、大腸菌細胞
を形質転換した。
構造遺伝子の5′側にあるBaa81部位の欠失を示す
プラスミドをプラスミドpMLcH1dBli名した。
プラスミドpMLCH−1およびpM L CHlld
Bの制限部位および機能地図を第8図に示す。
次いで、プラスミドpMLcH1dBを制限酵素Ba1
HIおよびHinduで消化し、約5.75kbのCH
Aラムダ遺伝子領域を単離した。この断片をHind[
I/ B amHI i肖化プラスミドpBR3221
こうイゲートさせてプラスミドpMLCH2を構築した
。次いで、プラスミドpM L CH2を制限酵素Co
alおよびBaIIIHIで消化し、約5.75kb制
限断片を単離し、プラスミドpS V 2 gpt −
CIa(実施例1で構築)の約4.6kb C1al/
BamHI消化ベクター断片にライゲートしてプラスミ
ドpGCHAを構築した。
プラスミドpGCHAを制限酵素BamHIで消化し、
約11.2kbの制限断片を単離した。プラスミド、)
HKFI(ATCCから受託番号67637の下で入手
可能)を制限酵素HindlIIで消化し、フレノウで
充填し、りん酸化BamHIリンカ−(NEB)を加え
、ベクターをBamHIで切断し、約5.2kbの制限
断片を単離した。このプラスミドpHKFIの5.2k
b BamHI断片をプラスミドpGCHAKの約11
.2kb BamHI断片とライゲートさせ、ヒトガン
マ領域をコードする遺伝子と結合した、不ズミラムダC
HA可¥領域をコードする遺伝子を含有しているプラス
ミドpc CHAKを構築した。プラスミドpc CH
A Kの制限部位および機能地図を第8図に示す。
プラスミドpGCHAK(E  )は、プラスミドps
V2gpt−C1a(E−X実施例5Cで構築)を用い
る外は実質上、プラスミドpGCEMK(E−)の構築
方法に準じて構築された。
実施例8  OEMプロモーターを使用した、ヘテロロ
ーガスなCHA抗体の発現 実質上、実施例3記載の方法に従い、様々なCI−(A
構菓物で5P210細胞をトランスフェクトし、実買上
、実施例4記載の方法に従い、抗体特異性および親和性
を測定した。HM A Xを選択に用いるプラスミドp
G C87〜Kによる最初のトランスフェクション、お
よびHMAX、:GG418の雨音を選択に用いるプラ
スミドpNcHAGlによる第2トランスフエク/ヨン
の結果、上清に低しヘルのキメラCHA抗体が分泌され
た。プラスミドρG CH、〜に2による初期トランス
フエフ/3ンの後、プラスミドpNcHAGlでトラン
スフエクトすることにより、高レベルの抗体産生が認め
られた。このデータはプラスミドpGCEMKから単離
されたプロモーターはヘテロローガスな免疫グロブリン
を高レベルに発現させるのに有用であるということを示
している。さらに、pGCHAK−3によるトランスフ
ェクションの結果、pGCHAKによるトランスフェク
ションの10倍高いレベルでカッパが発現された。した
がって、プラスミドpGCEMK由来のCEMKプロモ
ーターは、最初に用いる発現ベクターがSV40、エン
ハンサーを含有しない場合、最もよくヘテロローガスな
免疫グロブリン配列を発現′させることができる。
組換え2機能性キメラ抗体の発現に関する本発明の実施
態様は、同日出願の米国特許出願第07/274,10
5[ジョンソン(M、 J 、 J ohnson)お
よびフエルプス(J 、 L、 Phelps)、2機
能性キメラ抗体(Bifunctional chim
eric Antibodeies)]を参照されたい
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスミドpMLCE  IQおよびプラスミ
ドpHKF−1の制限部位および機能地図、第2図はプ
ラスミドpHKCE−10およびプラスミドpGCEM
Kの制限部位および機能地図、第3図はプラスミドpM
HCE−30およびプラスミドpHGIZの制限部位お
よび機能地図、第4図はプラスミドpHGCEM−30
およびプラスミドpNCEMGlの制限部位および機能
地図、第5図はプラスミドpi 9HANCHの構築模
式図、第6図はプラスミドpG CHA K −3の制
限部位および機能地図、第7図はプラスミドpUCVH
Inc−IA、pHG1−CHAおよびpNCHAGI
の制限部位および機能地図、第8図はプラスミドpML
CH−1およびpG CHA Kの制限部位および機能
地図である。 特許出願人 ハイプリチック・インコーポレイテッド代
理人弁理士青山 葆(外2名) )+− 」 手続補正書 Iる戎 1年持許願第 57673号 発明の名称 ヒ1−がん胎児性抗原に対するキメラ抗体3、補正をす
る者 事件との関係 特許8願人 乙lap ハイブリチック・インコーポレイテノド4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市中央区域見2丁目1番61号6、補正の対
象二図面の全図 pMLCE・10 2.8 HKF−1 手続補正書 平成 1年特許願第 57673号 2゜ 発明の名称 ヒトがん胎児性抗原に対するキメラ抗体3゜ 補正をする者 事件との関係 特許畠願人 名称 ハイブリチック・インコーボレイテ7・ド4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市中央区域見2丁目1番61号6゜ 補正の対象 二図面の全図 pHKCE−10 F’/Lll  (、!r$1人Icr)pGCεMK 第3図 ρMHCE、30 HG1z 第5図 第4図 ρNCEMG1 第6図 ρGCHAK−3 第7図 pLIcVHlnc−1^ pNcHAG+ 第8図 MLCH1 GCHAK

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キメラモノクローナル抗体の軽鎖可変領域をコード
    している第1DNA配列であって、式:【アミノ酸配列
    があります】 で示されるアミノ酸配列と実質上同一のアミノ酸配列を
    コードしている第1DNA配列を含有するDNA構築物
    。 2、第1DNA鎖暗号配列が、実質上、式:【アミノ酸
    配列があります】 で示されるDNA配列と同一である請求項1記載のDN
    A構築物。 3、第1DNA鎖暗号配列が真核性リーダーペプチドを
    コードするDNA配列をも含有しているものである請求
    項1または2記載のDNA構築物。 4、キメラモノクローナル抗体の軽鎖不変領域をコード
    している第2DNA鎖配列をも含有する請求項1、2ま
    たは3記載のDNA構築物。 5、リーダーペプチドをコードするDNA鎖配列が、実
    質上、式: 【アミノ酸配列があります】 で示されるものである請求項3記載のDNA構築物。 6、キメラモノクローナル抗体の重鎖可変領域をコード
    している第1DNA配列であって、式:【アミノ酸配列
    があります】 で示されるアミノ酸配列と実質上同一のアミノ酸配列を
    コードしている第1DNA配列を含有するDNA構築物
    。 7、第1DNA鎖暗号配列が、実質上、式:【アミノ酸
    配列があります】 で示されるDNA配列と同一である請求項6記載のDN
    A構築物。 8、キメラモノクローナル抗体の重鎖不変領域をコード
    している第2DNA鎖配列をも含有する請求項6または
    7記載のDNA構築物。 9、第1DNA鎖暗号配列が真核性リーダーペプチドを
    コードするDNA配列をも含有しているものである請求
    項6記載のDNA構築物。 10、リーダーペプチドをコードするDNA鎖配列が、
    実質上、式: 【アミノ酸配列があります】 で示されるものである請求項9記載のDNA構築物。 11、第1DNA鎖暗号配列がネズミハイブリドーマか
    ら導かれたものである請求項1〜10のいずれかに記載
    のDNA構築物。 12、ネズミハイブリドーマがCEM231.6.7で
    ある請求項11記載のDNA構築物。 13、第2DNA鎖暗号配列がヒトリンパ細胞から導か
    れたものである請求項4または8に記載のDNA構築物
    。 14、キメラ抗体の軽鎖をコードしている請求項1〜5
    項のいずれかに記載のDNA構築物と、軽鎖をコードす
    るDNA配列に対して、軽鎖の発現を指令する関係をも
    って位置する転写および翻訳用DNA配列とを含有して
    いる、キメラモノクローナル抗体を発現し得る真核性宿
    主細胞。 15、第2DNA構築物が、または第1DNA構築物が
    さらに、キメラ抗体の重鎖をコードする請求項6〜10
    のいずれかに記載の構築物と、重鎖をコードするDNA
    配列に対して、重鎖の発現を指令する関係をもって位置
    する転写および翻訳用DNA配列とを含有している、請
    求項14記載の真核性宿主細胞。 16、実質上、式: 【アミノ酸配列があります】 で示されるアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を有する
    軽鎖可変領域を含有するキメラモノクローナル抗体。 17実質上、式: 【アミノ酸配列があります】 で示されるアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を有する
    重鎖可変領域を含有するキメラモノクローナル抗体。 18、請求項16記載のアミノ酸配列を有する軽鎖可変
    領域と、請求項17記載のアミノ酸配列を有する重鎖可
    変領域とを含有するキメラモノクローナル抗体。 19、鎖の可変領域がネズミハイブリドーマから導かれ
    たものである請求項16、17または18記載のキメラ
    モノクローナル抗体。 20、ネズミハイブリドーマがCEM231.6.7.
    である請求項19記載のキメラモノクローナル抗体。 21、抗体の不変領域がヒトリンパ細胞から導かれたも
    のである請求項16〜20のいずれかに記載のキメラモ
    ノクローナル抗体。 22、抗体がXCEM449である請求項16〜21の
    いずれかに記載のキメラモノクローナル抗体。 23、第1図記載のプラスミドpMLCE−10または
    第2図記載のプラスミドpHKCE−10である請求項
    1または2記載のDNA構築物。 24、第2図記載のプラスミドpGCEMKである請求
    項4記載のDNA構築物。 25、第3図記載のプラスミドpMHCE−30または
    第4図記載のプラスミドpHGCEM−30である請求
    項6記載のDNA構築物。 26、第4図記載のプラスミドpNCEMG1である請
    求項10記載のDNA構築物。 27、トランスフェクトされた細胞内でのキメラ抗体の
    発現を増加させる方法であって、a)SV−40ベクタ
    ーを基に、免疫グロブリン鎖をコードする1またはそれ
    以上の遺伝子を含有しているが、SV−40エンハンサ
    ーを含有していない組換えDNA発現ベクター構築し、 b)該ベクターで哺乳類宿主細胞をトランスフェクトし
    、 c)該宿主細胞を、該免疫グロブリン遺伝子の発現に適
    した条件下で培養する工程からなる方法。 28、エンハンサーを含有しないベクターが、実施例5
    C記載のプラスミドpGCEMK(E−)、実施例5D
    記載のプラスミドpNCEMK(E−)、実施例5C記
    載のプラスミドpGCEMG1(E−)、または実施例
    5D記載のプラスミドpNCEMG1(E−)である請
    求項27記載の方法。 29、プラスミドpGCEMK(E−)、プラスミドp
    NCEMK(E−)、プラスミドpGCEMG1(E−
    )、またはプラスミドpNCEMG1(E−)。 30、プラスミドpGCEMKの約2.2kbClaI
    /SspICEMカッパプロモーター含有制限断片。 31、プラスミドpGCEMKのCEMカッパプロモー
    ター。 32、ヌクレオチド配列が、式: 【アミノ酸配列があります】 で示される配列を含有するものである請求項31記載の
    CEMカッパプロモーター。
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