JPH0293591A - ベクトルラスタ変換の演算方式 - Google Patents

ベクトルラスタ変換の演算方式

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JPH0293591A
JPH0293591A JP63244238A JP24423888A JPH0293591A JP H0293591 A JPH0293591 A JP H0293591A JP 63244238 A JP63244238 A JP 63244238A JP 24423888 A JP24423888 A JP 24423888A JP H0293591 A JPH0293591 A JP H0293591A
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JP
Japan
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vector
processing
calculation
basic
component
Prior art date
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JP63244238A
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English (en)
Inventor
Katsuya Takakuwa
高桑 勝哉
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LSI Systems KK
Original Assignee
LSI Systems KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、デスクトップ・パブリッシングシステム等に
適用されるベクトルラスタ変換の演算方式に係り、詳し
くは、複数のベクトルにて特定される文字図形について
、各ベクトルに対する加工演算処理を施してドツト表示
情報に変換するベクトルラスタ変換の演算方式に関する
C従来の技術] 文字や図表等をCRTデイスプレィ上で自由にレイアウ
トし、それをそのままレーザプリンタ等にてプリントア
ウトする、いわゆるデスクトップ・パブリッシングシス
テムが近年提案されるに至っている。このようなシステ
ムにおいては、使用可能な文字あるいは図形等(以下、
単に文字図形という)のフォントを予め蓄えておく必要
があるが、そのフォントを蓄える方式に、文字図形をド
ツト情報(ドツトフォント)として蓄える方式と、文字
図形の輪郭を複数のベクトル情報(アウトラインフォン
ト)として蓄える方式がある。
上記文字図形の輪郭を複数のベクトルとして蓄える方式
を採用した場合、文字図形をCRTデイスプレィ上にて
拡大、傾斜等して自由にレイアウトするに際し、対象と
なる文字図形フォントを構成する各ベクトルに対して所
望の拡大、縮小、回転、傾斜等の加工演算処理を施した
後にビットマツプメモリ上にドツト展開し、その展開し
た文字図形ドツトをCRTデイスプレィに供給している
このようなベクトルを加工演算処理してドツト変換する
一連の変換処理、いわゆるベクトルラスタ変換処理は、
一般的に演算処理が複雑かつ膨大な量のものとなるが、
従来、このベクトルラスタ変換に係る演算は、マイクロ
プロセッサ等に代表される汎用の演算器が用いられ、プ
ログラム等で当該演算器を制御することによりなされる
ものであった。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のようなプログラム等で制御する汎用の
演算器によりベクトルンスタ変換の演算処理を行なう従
来の方式にあっては、処理の高速化が図れない。
それは、プログラム制御の関係からベクトルに対する一
連の処理を分割することができず、文字図形を構成する
多数のベクトルについて、−のベクトルに対するベクト
ルラスタ変換処理が終了した後でなければ、次のベクト
ルの処理ができないからである。
また、ベクトルをX成分及びY成分等独立した複数の成
分にて表わした場合、各成分を時分割で処理する必要が
あり、並列処理ができない。
そこで、本発明の課題は、複数のベクトルに対して並列
的な処理を可能にすることである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数のベクトルV1、V2.V3.V4.・
・・にて特定される文字図形1について、各ベクトルv
1V2.V3.V4.・・・に対する加工演算処理を施
してドツト表示情報Idに変換するベクトルラスタ変換
の演算方式を前提としており、当該演算方式にあって、
上記課題を解決するための技術的手段は、第1図に示す
ように、ベクトルラスタ変換に要する演算操作を複数の
基本演算ステップ(1)、(2)・・・1(n)に分解
し、文字図形■を特定する複数のベクトルV1.V2.
V3.V4.・・・を各基本演算ステップ(1)。
(2)、・・・、(n)にてパイプライン演算すること
である。
また、各基本m算ステップでのri4算制御を容易にす
るという観点から、各基本演算ステップでの演算制御を
被処理ベクトルに付加したアトリビュート情報にて行な
うことが好ましい。このアトリビュート情報とは、当該
ベクトルの属性、例えば、ベクトルの符号(+、−)、
輪郭の開始、輪郭の終了等を示す情報である。
文字図形を特定するベクトルを独立した複数の成分にて
表わした場合、更に高速処理を可能にする観点から、対
象となるベクトルの各成分毎にベクトルラスタ変換に要
する演算操作を複数の基本演算ステップに分解し、当該
ベクトルの各成分を並列的に対応する基本演算ステップ
にてパイプライン演算することが好ましい。
上記パイプライン演算とは、−のベクトルについて基本
演算ステップ毎の演算処理を行なう過程で、処理の終了
した基本演算ステップについては順次次のベクトルの処
理を行なってゆく演算方式%式% 一また、基本演算ステップは、加算、減算、乗算、除算
、シフト処理程度の規模で構成される。
[作用] 文字図形Iを構成するーのベクトルv1について初段の
基本演算ステップ(1)から順次最終段の基本演算ステ
ップ(n)に至るまでの演算処理によりベクトルラスタ
変換が行なわれ、対応するドツト情報への変換がなされ
る。その過程で、次のベクトルv2については、基本演
算ステップm1−t、2゜・・・、n)での前のベクト
ルv1の処理が終了する毎に当該基本演算ステップ(i
)での処理を行なって、順次最終段の基本演算ステップ
(n)までの処理を実行する。以後のベクトルvjtj
=1.2.3. a、・・・)についても同様に、前の
ベクトルvj−1について行なっている基本演算ステッ
プ(i)より一段遅れた基本演算ステップ(i−1)を
行なう関係を保ちながら最終段の基本演算ステップ(n
)までの処理を実行する。
文字図形■を構成するベクトルV1、V2.V3.V4
.・・・について上記のような手順に従って各基本演算
ステップでの処理が全て終了すると当該複数のベクトル
にて特定される文字図形に対応したドツト表示情報1d
が得られる。
このような処理においては、最初のベクトルv1につい
てのドツト変換が終了するまでには、基本演算テップ(
1)から(n)までのトータル処理時間がかかるが、そ
れ以後は、各基本演算ステップでの処理の開始タイミン
グは通常同期がとられることから、処理時間が最長とな
る基本演算ステップでの当該処理時間毎に1つのベクト
ルについてのドツト変換が完了することになる。このこ
とから、基本演算ステップの規模はできるだけ小さいこ
とが処理をより高速に行なう観点から好ましい。
アトリビュート情報が各被処理ベクトルに付加された場
合、当該ベクトルについて各基本演算ステップmでの演
算態様(加算、減算、乗算、除算等)がアトリビュート
情報に基づいて選択制御等される。
[実施例1 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は、本発明に係るベクトルラスタ変換の演算方式
が適用される画像処理装置の基本構成例を示すブロック
図である。
同図において、10は全体の統轄的制御を行なうCPU
、12はプログラム、テーブル等が格納されたROM、
14は文字図形のフォントが複数のベクトルの組として
格納されたベクトルフォントメモリ、16は画像情報を
ドツト展開するビットマツプメモリ等の領域を有するR
AM11Bはベクトルフォントメモリ14内のフォント
についてのベクトルラスタ変換処理を行なって、RAM
16のビットマツプメモリ上にフォントのドツト展開を
行なうベクトルラスタ変換プロセッサ(LSI)であり
、これら、CPU10、ROM12、ベクトルフォント
メモリ14、RAM16、ベクトルラスタ変換プロセッ
サ18は夫々バス接続されている。また、20はインタ
フェース回路であり、このインタフェース回路20を介
してCRTデイスプレィ13、プリンタ15と共に、キ
ーボード装置等の入力装置17が接続されている。
なお、上記ベクトルラスタ変換プロセッサ18が本発明
に係る演算方式に従ったベクトルラスタ変換機能を有し
ている。
また、ベクトルフォントメモリ14に格納されるフォン
トは、例えば、第3図に示すように当該文字図形の領域
OGHIが指定され、その中の文字図形、例えば、′V
″の輪郭A→B−1C→D→E−+F−+Aがベクトル
にて特定される。具体的ついては原点Oからの変位、A
BについてはA点からの変位、BCについては8点から
の変位のように、各点のX1Y方向の変位量にて表わさ
れている。この各点の変位量は、例えば4ビツトにプル
)を単位とした可変長フォーマットにてベクトルフォン
トメモリ14に格納されている。即ち、第4図(a)〜
(d)に示すように、ベクトルの大きさに応じて、当該
ベクトルの各成分(X、Y)を4ビツト(1ニブル:1
lH)、8ピツト(2ニブル:H)1、HL )、12
ビツト(3ニブル: HH,HL 18)16ピツト(
4ニブル: HH,HL、LH,LL )にて表現して
いる。そして、そのデータの格納は、例えば、第5図に
示すように、8ビツト(1バイト)単位にてなされる。
この第5図に示す例では、データレングスを表す8ビツ
トコードの後にベクトルデータが配列される構造となり
、8ビツトデータのうち上位4ビツトがX成分で下位4
ビツトがY成分となる。例えば、(FB)(16進表現
)はデータレングス4ビツト(1ニブル)を意味するコ
ードで、続くニブル単位のX成分XIIHとY成分Y8
11にてベクトル(XHH,YHH)を表現しており、
(F9)はデータレングス8ビツト(2ニブル)を意味
するコードで、続くX成分の上位ニブルXHII、Y成
分の上位ニア /L、 Y Hll(7)組(XHH,
YH旧とX成分の下位ニブルXHL、 Y成分の下位ニ
ブルY HL(7)組(XHL、 YHL) ニT I
−)(7)ヘクトルヲ表現している。また、(FA)は
データレングス12ビツト(3ニブル)を意味すコード
で、続くX成分の最上位ニブルXHH,Y成分の最上位
ニブ/1zYHH(7)組(XHH,YHH) 、!:
X成分の上位二フルXHL、 Y成分の上位ニブ/L/
YHH(7)組(XHL、 YHL)とX成分の下位ニ
ブルHLH,Y成分の下位ニブルYLH(7)組(XL
II、 YLH) ニT I−)のベクトルを表現して
いる。更に、(FB)はデータレングス16ビツト(4
ニブル)を意味するコードで、上記12ビツトの場合の
3組のデータに更にX成分の最下位ニブルXLL、Y成
分の最下位ニブルYLLの組(XHH,YLL)を加え
て1つのベクトルを表現している。
一方、ベクトルラスタ変換プロセッサ18の要部基本構
成は、例えば、第6図に示すようになっている。
同図において、100はベクトルのX成分についての演
算を行なうX成分演算器、200はベクトルのY成分に
ついての演算を行なうY成分演算器、300は上記X成
分演算器100及びY成分演算器200の制御を行なう
制御回路である。
X成分演算器100は、ベクトルの入力間隔の大小を緩
衝するバッファ102と、加算、減算等の基本演算を行
なう基本演算器104,108゜112.116と、各
基本演算器の間で一時的に演算結果を蓄えるラッチ10
6,110,114゜118とを備え、Y成分演算器2
00も同様にバッファ202、基本演算器204,20
8゜212.216、ラッチ206,210,214゜
218を備えている。この各基本演算器が直列的に配列
されたX成分演算器100及びY成分演算器200は各
基本演算器での処理を基本演算ステップとしたパイプラ
イン演算器となり、第5図に示す各8ビツトデータの上
位4ビツト(X旧1゜XHL、 XLII、 XLL)
がX成分演算器100に、同下位4ビツト(YHH,Y
HL、 YLH,YLL)がY成分演算器200に夫々
入力データとして並列的に供給されるようになっている
。また、制御回路300もX、Y成分演算器100.2
00のバッファ、基本演算器、ラッチに対応したバッフ
ァ302、演算制御器304,308,312゜316
及びラッチ306,310.314を備え、同様に演算
制御器での処理を基本演算ステップとしたパイプライン
演算器となっている。そして、この演算回路300には
後述するようなベクトルのデータに付加されたアトリビ
ュート情報(タグ)が入力データとして供給される。
fKオ、X、Y成分演算5100.200G、t、X成
分演算器100側のラッチ110からY成分演算器20
0側の基本演算器212への経路、対応するY側のラッ
チ210からX側の基本演算器112への経路、また、
X成分演算器100側のラッチ114からY成分演算器
200側の基本演算器216への経路、対応するY側の
ラッチ214からX側の基本演算器116への経路のよ
うに各成分演算器内での演算結果を他方の成分演算器に
供給する経路も有している。
上記X、Y成分演算器100,200の更に具体的な構
成は、例えば、第7図及び第8図に示すようになってい
る。
なお、説明の便宜上第7図及び第8図に示す演算器をX
成分演算器100として説明する。実際には、Y成分演
算器200もまた同様の構成となっている。
第7図及び第8図において、この演算器は、拡大/縮小
処理のブロック、座標抽出処理のブロック、回転処理の
ブロック、ベクトル化処理のブロック、補間処理のブロ
ック、ビットマツプへの配置処理のブロックに別れてい
る。
拡大/縮小処理ブロックは、ラッチ21.シフタ22.
加算器23の前段部分とラッチ24、加算器25、シフ
タ26、ラッチ27の後段部分にて構成されている。前
段部分のラッチ21には倍率(例えば16ビツト)が設
定され、当該設定倍率に応じてバッファ102からの4
ビツト入カデータ0(tlH,)−IHL等)の下位2
ビツトと上位2ビツトに対応した2系統の出力a、bが
なされるようになっている。各系統の出力a、bは、入
力ビットとの関係で、例えば、 に従っている。シフタ22は2ビツトのシフタであり、
ラッチ21のa出力とシフタ22を介したb出力とが加
算器23にて加算されるようになっている。このラッチ
21、シフタ22、加算器23により入力データと設定
倍率とを乗算する乗算器が構成されている。例えば、設
定倍率が“2 倍”  (・・−0010) l’入カ
フ’−夕XHtlが13°′(1101)の場合、ラッ
チ21のa出力は倍率(・・・0010)がそのままで
(下位2ビツトが01)、b出力が倍率の二倍″’6”
(・・・0110)となる(上位2ビツトが11)。そ
して、b出力を2ビツトシフトしたデータ(・・・01
10(10)と上記a出力(・・・001G)とが加算
され、その結果(・・・011010 =26)、即ち
、入力データ゛13″と倍率112 I+との乗算結果
“26″がラッチ24に格納されることとなる。
ベクトルデータのデータレングスが4ビツト以上の場合
にはより上位の4ビツトXHHから処理を行なっている
。従って、拡大/縮小ブロックの後段部分はベクトル成
分のデータレングスが4ビツト以上の場合に、より上位
の4ビツトについての上記乗算結果を4ビツトシフトし
て(シフタ26)次の4ビツトについての乗算結果と加
算するものである。これにより、4ビツト以上のベクト
ル成分(第4図“(b)(c)(d)の場合)について
の乗算を実現している。
なお、この拡大/縮小処理ブロックにて縮小処理を行な
う場合には、レジスタ21にOく倍率m〈1の条件とな
る倍率mが設定されることになる。
座標抽出処理ブロックは、ラッチ28、加減算器29、
ラッチ30にて構成される。この座標抽出ブロックは、
上記拡大/縮小処理ブロックを経てラッチ28にセット
された変化量で表現されるベクトル成分データを正のデ
ータについては順次加算、負のデータについては順次減
算することによりベクトル先端の座標点データを演算し
ている。
回転処理ブロックは、ラッチ31、減算器32、レジス
タ33、選択器34にて構成されいてる。
レジスタ33には当該文字図形の指定領域(第3図にお
けるOGHI )のX方向の長さ(OG)が格納され、
減算器32がこのレジスタ32に格納されたデータ値か
ら上記座標抽出処理ブロックを経てラッチ31にセット
されたX座標データ値を減算している。そして、選択器
34が、ラッチ31にセットされた座標データ値X、減
算器32からのデータ値X、更にY成分演算器200側
からの座標データ値Y、同Y側の減算器からのデータ値
Yのいずれかを指定される回転の態様に応じて選択し、
新たなX座標値としている。例えば、回転態様に応じた
データの選択は、X側、Y側について X、Y:X、Y座標値 X、Y:X、Y各側の減算器出力値 のようになされる。
ベクトル化処理ブロックは、ラッチ35、減算器36、
ラッチ37にて構成されている。このベクトル化処理ブ
ロックは、上記回転処理ブロックを経てラッチ35にセ
ットされるX座標値について、ラッチ37にセットされ
た前の座標値から次の座標値を減棹することで変化量で
表現されるベクトルのX成分値を演算している。そして
、減算器36にて演算されたベクトル成分値がタイミン
グの緩衝を行な、うバッファ38にセットされる。
第8図の補間処理ブロックは、ラッチ39、補間演算器
40にて構成され、ベクトル化処理ブロックを経てラッ
チ39にセットされたベクトルのX成分値及びY成分演
算器200側からの同Y成分値に基づいて補間演算器4
0が当該ベクトル線分の始点と終点との間において所定
間隔での補間点のX成分値を演算している。
ビットマツプへの配置処理ブロックは、ラッチ41、加
算器42、レジスタ43の前段部分とラッチ44、アド
レス計算器45の後段部分にて構成されている。前段部
分では、レジスタ43に文字図形の指定領域原点のビッ
トマツプメモリM上の座標値がセットされ、上記補間処
理ブロックを経てラッチ41にセットされる補間後の各
点のX成分値に上記レジスタ43にセットされた原点の
移動mが加算され、各点がビットマツプメモリM上の座
標データに変換される。後段部分では、ラッチ44にセ
ットされる前段部分からのX座標データ及びY成分演算
器200側からの同Y座標データをアドレス計算器45
が入力し、予め定めた座標点とアドレスとの関係に従っ
て、上記XY座標データにて特定される座標点のアドレ
スを計算してラッチ46にセットする。
上記ラッチ間での処理は基本演算ステップを構成し、例
えば、−の4ビツトデータに対する拡大/縮小処理ブロ
ックの前段部分での処理が終了すると、その4ごットデ
ータについては当該処理ブロックにおける後段部分での
処理に移行すると共に、次の4ビツトデータについての
拡大/縮小処理ブロックの前段部分での処理が開始され
る。このように、各ラッチ間の演算器では−の4ビツト
データについての当該演算器での処理が終了する毎に次
の4ビツトデータについての処理を行なっている。即ち
、パイプライン演算が行なわれる。
そして、上記のような各ブロックでの処理を経過してX
、Y成分処理演算器100.200から座標点毎にアド
レスデータが出力され、当該アドレスデータにて特定さ
れるビットマツプメモリM上の位置にピッド1″の書込
みがなされる。
なお、基本演算ステップは任意に設定でき、例えば、拡
大/縮小処理ブロック、座標抽出処理ブロック等上記各
処理ブロック毎に設定することも可能である。
上記の例において、ベクトルフォントメモ14から読出
されるフォントに対してベクトルラスタ変換プロセッサ
18は上記処理に先立って各ベクトルデータについて必
要なアトリビュート情報(以下、タグという)を付加し
ており、ベクトルラスタ変換プロセッサ18にて扱われ
るベクトル情報のフォーマットは、例えば、 のようになっている。ここで、タグデータは、例えば、
ベクトルの符号、文字図形の開始、文字図形の終了、輪
郭の開始、輪郭の終了等の情報を表わすものが予め設定
されている。そして、このタグが制御回路300に入力
し、この制御回路300はタグに基づいてX、Y成分演
算器100゜200の各処理ゾロツクを制御している。
例えば、座標抽出処理ブロックについてみると、第9図
に示すように、前述したラッチ28、加減算器29、ラ
ッチ30.30′にて構成される当該処理ブロックに対
して、タグを格納するレジスタ51.52が設けられた
構造となっている。このレジスタ51.52は2ビツト
構成となり、上位ビット51a、52aにはベクトルの
符号を表すタグ(“1″のとき負“)が、下位ビット5
1b。
52bには文字図形の開始を表わすタグ(“°1″のと
き開始)が夫々格納されるようになっている。
そして、当該座標抽出処理ブロックにて、文字図形を表
すタグが“1″の場合にはランチ30がクリアされてそ
れまでの積算値が“0″となる。また、ベクトルの符号
を表すタグが“1″の場合には、通常加算器として機能
する加減算器29が減算機能に切換えられる。
なお、他の情報を示すタグデータについても各処理ブロ
ックでの制御態様が夫々個別に設定されするベクトルを
複数の基本演算器に分けたパイプライン演算にてドツト
変換するようにしたため、各基本演算器で−のベクトル
に対する処理が終了した時点で次のベクトルの処理の実
行が可能となることから、複数のベクトルに対して処理
が異なる基本演算器にて同時に進行することになる。こ
のことから、定常状態においては、最長処理時間の基本
演算器での処理が終了する毎に−のベクトルに対するド
ツト変換処理が終了することになる。
そして、ベクトルのX、Y成分を独立した演算器にて処
理していることから、更に、その処理が並列化され、よ
り高速でのベクトルラスタ変換処理が可能になる。また
、ベクトルにタグを付加し、そのタグデータにてX、Y
成分演算器100゜200の各処理ブロックを制御する
ようにしたため、常時、各ベクトルの属性を監視せずに
そのベクトルの属性に適した処理が可能となる。
なお、本実施例では、ベクトルのXY成分夫々について
演算器を設けたが、このような構成にせず、パイプライ
ン演算器にてX、Y成分を時分割にて処理するようにし
ても所望の基本的な効果は得られる。また、各処理ブロ
ックをベクトルに付加したタグによらず、伯の制御手段
にて行なっても同様に所望の基本的な効果は得られる。
更に、フォントを特定するベクトルの態様は、上述する
ような各点の変位量にて表わすものでなくても本願発明
の適用は当然可能である。例えば、座標データそのもの
でベクトルを特定する場合、大きさと方向でベクトル特
定する場合等も同様に適用できる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、ベクトルラ
スタ変換に要する演算操作を複数の基本演算ステップに
分解し、文字図形を特定する複数のベクトルを各基本演
算ステップにてパイプライン演算するようにしたため、
複数のベクトルに対する処理が異なる基本演算ステップ
にて同時に進行できるようになり、各ベクトルの並列的
処理が可能となる。これにより、定常時の処理において
、−のベクトルについての処理時間が基本演算ステップ
での処理時間となり、その処理の高速化が図れる。
上記演算方式において、各基本演算ステップでの演算制
御を被処理ベクトルに付加したアトリビュート情報に基
づいて行なうようにすると、その制御がより容易なもの
となる。
また、ベクトルを複数の成分にて表わした場合、各成分
毎に同様のパイプライン演算を行なうようにすると、そ
の処理が更に並列化され、より高速な処理が実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、第2図は本発明に係る
ベクトルラスタ変換の演算方式が適用される画像処理装
置の基本構成例を示すブロック図、第3図はベクトルで
表現される文字図形フォントの一例を示す図、第4図は
ベクトルのデータ長の種類の一例を示す図、第5図はベ
クトルデータの格納状態を示す図、第6図はベクトルラ
スタ変換プロセッサの本願発明に係る部分の基本構成例
を示すブロック図、第7図及び第8図はX成分演算器の
詳細構成例を示すブロック図、第9図は座標抽出処理ブ
ロックと制御回路との関係の一例を示す図である。 [符号の説明] 10・・・CPU 12・・・ROM 13・・・CRTディスプレイ 14・・・ベクトルフォントメモリ 15・・・プリンタ 16・・・RAM 17・・・入力装置 18・・・ベクトルラスタ変換プロセッサ20・・・イ
ンタフェース回路 104.204・・・基本演算器 304・・・演算制御器 ■・・・文字図形 Id・・・ドツト表示情報 v1〜v4・・・ベクトル 特許出願人 株式会社エルエスアイシステムズ代 理 
人 弁理士  中村 智廣 (外3名)第 図 10      +−−−−一一一−−−コH第 図 (a) (b) (C) (d) 口】[コ (牝′1〕 口■[工][コ (8?yh)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のベクトル(V1、V2、V3、V4、・・
    ・)にて特定される文字図形(I)について、各ベクト
    ル(V1、V2、V3、V4、・・・)に対する加工演
    算処理を施してドット表示情報(Id)に変換するベク
    トルラスタ変換の演算方式であって、 このベクトルラスタ変換に要する演算操作を複数の基本
    演算ステップ{(1)、(2)、・・・、(n)}に分
    解し、 文字図形(I)を特定する複数のベクトル(V1、V2
    、V3、V4、・・・)を各基本演算ステップ{(1)
    、(2)O・・・、(n)}にてパイプライン演算する
    ことを特徴とするベクトルラスタ変換の演算方式。
  2. (2)請求項1記載のベクトルラスタ変換の演算方式に
    おいて、 各基本演算ステップでの演算制御を被処理ベクトルに付
    加したアトリビュート情報に基づいて行なうことを特徴
    とするベクトルラスタ変換の演算方式。
  3. (3)請求項1または2いずれか記載のベクトルラスタ
    変換の演算方式であつて、 文字図形を特定するベクトルを独立した複数の成分にて
    表わし、 対象となるベクトルの各成分毎にベクトルラスタ変換に
    要する演算操作を複数の基本演算ステップに分解し、 当該ベクトルの各成分を並列的に対応する各基本演算ス
    テップにてパイプライン演算することを特徴とするベク
    トルラスタ変換の演算方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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