JPH029284B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH029284B2
JPH029284B2 JP3549382A JP3549382A JPH029284B2 JP H029284 B2 JPH029284 B2 JP H029284B2 JP 3549382 A JP3549382 A JP 3549382A JP 3549382 A JP3549382 A JP 3549382A JP H029284 B2 JPH029284 B2 JP H029284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner end
flange
strip
peripheral surface
spiral spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3549382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58152949A (ja
Inventor
Isao Myazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKOO SUPURINGU KK
Original Assignee
SEIKOO SUPURINGU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SEIKOO SUPURINGU KK filed Critical SEIKOO SUPURINGU KK
Priority to JP3549382A priority Critical patent/JPS58152949A/ja
Publication of JPS58152949A publication Critical patent/JPS58152949A/ja
Publication of JPH029284B2 publication Critical patent/JPH029284B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/02Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
    • F16F1/04Wound springs
    • F16F1/10Spiral springs with turns lying substantially in plane surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は、帯板を渦巻状に巻回した渦巻スプリ
ングに係り、詳しくは、工業用計器などへの組込
みに際して軸などに取付けするための玉付け方法
に関する。
(2) 従来技術 周知の通り、渦巻スプリングのうち精密な工業
用計器などに組込まれるヘヤースプリングは、計
器の軸などに玉と通称されるリング状の金属筒体
を介して巻端を玉付されている。第1図に示すよ
うに、ヘヤースプリングaの内端bを筒体dのリ
ング状の溝e内に嵌入し、内端bの帯板面を溝底
面fに密着させ、その後に帯板面を湾曲しないよ
うに両鍔部gをかしめて帯板端面c1,c2を固着し
ていた。図中、hは鍔部外部、iは鍔部内側、j
は軸kに嵌挿される軸穴である。
(3) 従来技術の問題点 第1に、筒体dへの玉付けによつて、内端bが
少なくとも鍔部eの外径L以上に拡開させられる
ために、拡開作業の方法如何によつては、内端b
に形状偏差が残つて内端外側のピツチPに狂いが
生じることとなるうえ、内端bの内径lが広がつ
て一定にならない欠点があつた。しかも、拡開当
初では鍔部外側hで内端bの帯板下端面c1への拡
開力が働くのに対し、溝eへの嵌入時には鍔部内
側iで帯板上端面c2への拡開力が働くので、内端
bにおける帯板幅方向の平行度に狂いが生じるも
のであつた。
第2に、かしめに際しては、精密な取付精度が
要求されるが、内端bが溝e内に隠れるので、外
部からはかしめ状態を確認できないものであつ
た。その結果、かしめ過ぎるときは、帯板面が湾
曲して脱落し易い状態となるものであり、正確に
かしめたときでも、内端bが拡開によつて広がつ
て溝底面fに密着しない場合や、平行度が狂つて
いる場合には、内端bが脱落し易いものであつ
た。上記のごとき不完全なかしめ付けは、直ちに
脱落すれば不良品として排除できるが、後日計器
などの欠陥として表われてくる危険性があつた。
第3に、内端bを一旦拡開しなければならず、
その後に嵌入するので、最も面倒で手間のかかる
作業であつた。自動化について検討したが、一旦
拡開させる必要上、簡易に最適加工できる方法が
見当らなかつた。
(4) 発明の目的 しかして、本発明は上記欠点を解消するために
提供されたものであつて、渦巻スプリングの品質
を損なうことなく玉付けの信頼性を高め、玉付け
作業性を改善するようにしたことを、その目的と
する。
(5) 発明の特徴 本発明の特徴は、渦巻スプリングの巻端と略同
径の周面部と周面部の一側から張り出した鍔部と
から成る筒体を形成し、上記周面部の他側から渦
巻スプリングの巻端を取付し、その後に周面部の
他側に鍔部を形成して巻端を固着するようにした
ことにある。
(6) 発明の一実施例 図面第2図A,B,Cは、本発明に係る玉付け
方法の一実施例を示す説明図である。図中同一符
号は従来例と同等部分を示すので重複説明を省略
する。
しかして、図中1は、合成樹脂を素材としてリ
ング状に成型された筒体で、筒体1は、略凸状に
対向して嵌合する雌雄部材2,3から成る。雌部
材2は、リング状の周面部4と、その内部を貫通
する穴6と、周面部4の一側から張り出した鍔部
8とから成る。上記雌部材2の周面部4は、その
外径をヘヤースプリングaの内端bの内径と略同
径とし、かつ、帯板幅と略同幅とする。これに対
して雄部材3は、上記穴6に嵌挿される嵌挿部5
と、嵌挿部の一側に張り出された鍔部9とから成
り、嵌挿部5を雌部材2の幅と同幅または大幅と
する。なお、7は軸などを挿通される穴である。
次に、上記構成に基づいて、まずヘヤースプリ
ングの取付工程を説明すると、上記雌雄部材2の
周面部4にヘヤースプリングaの内端bを挿通す
る。周面部4の外径は内端bの内径lと略同径で
あるので、周面部4の他側に内端bの帯板下端面
c1を当接して押圧すれば、内端bが拡開せずに周
面部4に緊密に巻回して取付けられる。ここで現
在のところ、ヘヤースプリングが、スプリング展
開長の2倍長さの帯板を複数枚重ね合せてその中
央を中心として渦巻状に巻込み製造されているの
で、重ね合せられた内と外では巻込方法に起因す
る偏差が生じているものであり、内端bの内径l
の寸法誤差が避けられないものである。しかも、
帯板中心での切断に伴なつて、内端bの端部にS
形の曲げ部分が残存するので、S形部分の突出に
よつて内径lが更に影響を受けるものである。上
記のごとき内径lの寸法誤差やS形部分の存在を
踏まえて取付精度を高めるために、仮想線で示す
ごときガイド部材10を使用することができる。
ガイド部材10は、径少の案内部11からテーパ
状に形成されており、スムーズな挿入と、S形部
分の矯正作用を果すものである。
上記取付工程後に筒体1の組立工程に移行す
る。上記雌部材2に前記雌雄部材3を対向させ、
雌部材2の穴6に雄部材3の嵌挿部5を嵌挿して
筒体1を形成する。この場合、雄部材3の嵌挿
は、雌部材2の周面部4の幅に規制されるので、
内端bの帯板幅方向への曲げが生じることなく、
正確に位置決めされて組立てられる。
上記組立工程後に固着工程に移行する。雌雄部
材2,3を高周波や超音波などで加熱すれば、周
面部4と嵌挿部5が溶着すると同時に、鍔部8,
9の先端が対向方向に僅かに溶融変形して内端b
を係止固着する。接着などにより固着しても良
い。
この実施例によれば、合成樹脂の雌雄部材2,
3から筒体1を構成したので、加熱などにより内
端bを埋込固着することができ、従来のごときか
しめに伴なう脱落を一掃できた。また、雌雄部材
2,3の嵌合により周面部4の他側に鍔部9を形
成したので、両鍔部8,9を均等に形成すること
ができた。
(7) 発明の他の実施例 第3図は、他の玉付け方法を示す要部説明図で
ある。
図中20は、単独で筒体1′を構成する雌部材
であり、雌部材20は合成樹脂を素材として全体
として略凸状で、かつ、リング状に成型される。
21は周面部で、その一側には鍔部22が張り出
され、その他端からは同一径に変形部23が延長
されている。
上記構成によれば、変形部23を案内として周
面部21に内端bを挿通した後に、加熱などによ
つて変形部23を外周方向に溶融変形させて鍔部
を形成して固着する。この場合、変形部23の外
周面にリング状溝を設けるか、変形部23を薄肉
にすれば、外周方向への良好な方向性が付与され
る。
この実施例によれば、内端bの取付工程と加熱
による固着工程とによつて玉付作素を行なうこと
ができ、玉付けの著しい省略化を達成できる。こ
の場合、変形部23を変形させて鍔部として機能
させることができ、内端bを寸法誤差なく完全に
固着できることが確認された。
上記各実施例において、ヘヤースプリングaの
内端bの玉付けを説明したが、外端を湾曲させれ
ば外端の玉付けにも適用できる。また、筒体1,
1′を金属で構成することができ、この場合には
雌雄部材2,3または雌部材20をかしめれば固
着することが可能となる。
さらに、上記各実施例において筒体の周面部に
巻端を取付けした後に、巻端の外側に切り割りさ
れたリング状部材を被せて強固に結束できるもの
である。
(8) 発明の効果 しかして、本発明よれば、周面部の他端から拡
開せずに渦巻スプリングの巻端を取付けすること
ができ、巻端外側付近のピツチが狂うことなく、
帯板幅方向での平行度も狂いがなく精度の高い玉
付けを行なえる。その結果、玉付けの歩留率を飛
躍的に向上させることができるうえ、渦巻スプリ
ングの組込みを原因とする計器などの故障を可能
な限り未然に防止できた。
また、従来のごとき面倒な拡開取付作業を不要
として玉付け作業を改善できた。特に、周面部へ
の巻端の取付けが一方向運動によつて達成できる
ので、簡単な運動機構によつて自動化を図ること
ができ、従来からの帯板の自動圧延工程と、自動
化が可能な帯板の渦巻工程とに併用すれば、全工
程の自動化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、従来の玉付け方法を示す説明
図、第2図A,B,Cは、本発明に係る玉付け方
法の一実施例を示す断面図、第3図は他の方法を
示す要部断面図である。 a……渦巻スプリング、b……内端、1,1′
……筒体、2,20……雌部材、3……雄部材、
4,21……周面部、8,9,23……鍔部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 帯板を渦巻状に巻回した渦巻スプリングにお
    いて、渦巻スプリングの巻端と略同径の周面部と
    周面部の一側から張り出した鍔部とから成る筒体
    を形成し、上記周面部の他側から渦巻スプリング
    の巻端を取付し、その後に周面部の他側に鍔部を
    形成して巻端を固着するようにしたことを特徴と
    する渦巻スプリングの玉付け方法。
JP3549382A 1982-03-06 1982-03-06 渦巻スプリングの玉付け方法 Granted JPS58152949A (ja)

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JP3549382A JPS58152949A (ja) 1982-03-06 1982-03-06 渦巻スプリングの玉付け方法

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JP3549382A JPS58152949A (ja) 1982-03-06 1982-03-06 渦巻スプリングの玉付け方法

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Publication Number Publication Date
JPS58152949A JPS58152949A (ja) 1983-09-10
JPH029284B2 true JPH029284B2 (ja) 1990-03-01

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ID=12443265

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JP3549382A Granted JPS58152949A (ja) 1982-03-06 1982-03-06 渦巻スプリングの玉付け方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438662U (ja) * 1990-07-31 1992-03-31

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JPS58152949A (ja) 1983-09-10

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