JPH0292552A - 感熱記録方法と感熱記録ヘッド並にそのヘッド駆動用ic - Google Patents

感熱記録方法と感熱記録ヘッド並にそのヘッド駆動用ic

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JPH0292552A
JPH0292552A JP63242583A JP24258388A JPH0292552A JP H0292552 A JPH0292552 A JP H0292552A JP 63242583 A JP63242583 A JP 63242583A JP 24258388 A JP24258388 A JP 24258388A JP H0292552 A JPH0292552 A JP H0292552A
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thermal
common electrode
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driving
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JP63242583A
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Hirosuke Kurihara
啓輔 栗原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ装置やプリンタ等において高精
細にして感熱記録が行なわれるようにした感熱記録方法
、更にほこの感熱記録方法を可能ならしめるための感熱
記録ヘッドとヘッド駆動用ICに関するものである。
[従来の技術] 感熱記録に関しては、これまでに特開昭62−2111
57号公報に記載のように、駆動用IC(以下、DV−
ICと称す)での出力端子配置や制御端子配置が異なる
場合であっても、基本的には記録電源供給ラインとして
の共通電極と、DV−ICでの出力端子各々との間には
発熱抵抗体が1個のみ接続されるようになっている。発
熱抵抗体各々は画像データによって通電制御されること
で、感熱記録が行なわれるようになっているわけである
因みに、そのような感熱記録を可能ならしめるDV−I
Cは特開昭62−222859号公報に示されているよ
うに、1ライン分相当のシリアル画像データを直並列変
換するシフトレジスタ群、シフトレジスタ各々からのパ
ラレル画像データを一時記憶するラッチ回路群、記録タ
イミング時に画像データ各々より駆動制御データを作成
するゲート群、ゲート各々からの駆動制御データにもと
づき発熱抵抗体を発熱駆動する駆動素子群などにより構
成されるようになっている。
より詳細に以上の全ドツト直接駆動形感熱記録ヘッドに
ついて説明すれば、第7図(A)はその−例でのヘッド
構成を、また、第7図CB)はそれに用いられている駆
動用ICの内部構成を示したものである。図示のように
、i (本例では1=8)個の駆動用IC(IC1〜I
C,)各々によってはn個の発熱抵抗体(R81〜Ri
、、 R,、〜atnt’・・・・・・・・、R1、〜
R+n)が、その一端が共通電極(COM)を介し記録
電源(VH)に接続された状態で発熱駆動されるものと
なっている。iXnビットの1ライン分相当シリアル画
像データ(DATA  IN)は、駆動用IC(IC,
〜I C+ )内部のシフトレジスタ(SR1〜S R
,)にクロック信号(CLOCK)をシフトパルスとし
て順次シフト転送された後、ラッチ信号(LAT  C
H)によりラッチ回路(LA、〜L An)にラッチさ
れるようになっている。その後データストローブ信号(
DSTBI〜DSTB4)が順次出力され、シリアル画
像(DATA  IN)は2XnXnピットに順次ゲー
トを介し駆動素子(DV1〜D Vn)を駆動制御する
ことによって、発熱抵抗体(R1□〜R1n、 R,1
〜R2n、 ・−・−・−・−・、 R,、〜R1n)
はブロック(1ブロツクは2Xn個の発熱抵抗体より構
成)単位に発熱駆動されるようになっているものである
ところで、ここで特に注目すべきは、DV−IC各々で
駆動される発熱抵抗体の数はDV−I C内部での直並
列変換容量や、出力駆動素子形状に基本的には左右され
なく、あくまでもDV−I C出力端子と発熱抵抗体か
らの端子とを接続するうえでの物理的、実装上での寸法
から制限されていることである。したがって、より記録
密度の高い感熱記録を行なうためには、例えば特公昭6
2−58316号公報に示されているように1発熱抵抗
体を中心として両側にDV−ICを千鳥に配置するなど
の工夫が必要であるが、そのようにDV−I Cを配置
する場合はヘッドの構成規模が非常に大きくなることは
避けられないものとなっている。また、公知例としては
示していないが、前記特開昭62−211157号公報
での実施例の如<DV−ICの幅を小さくして、発熱抵
抗体の片側に実装することが考えられるが、この場合に
もより高精細とするためにはDV−ICを千鳥配置する
必要があり。
結果として同様な不具合を生じるようになっている。し
たがって、これらの観点よりして、DV−IC出力端子
各々で複数の発熱抵抗体が駆動されるとすれば、高精細
記録を可能としつつヘッドの実装規模の大幅な縮小が容
易に図れることになる。
DV−IC出力端子各々で複数の発熱抵抗体が駆動され
る例としては、特開昭61−240770号公報に示さ
れたものが知られているが、第8図(A)は出力端子各
々によって2つの発熱抵抗体が駆動される場合でのヘッ
ド構成を示したものである0図示のように、ゲート機能
および駆動機能を兼ねたナントゲート各々の出力端子と
、2分割された共通電極(COMI、C0M2)各々と
の間には逆流防止用ダイオード(D)を介し2つの発熱
抵抗体(R)が設itられ、J[電極(COMI、C0
M2)はまたそれぞれスイッチ(S工、S、)を介し記
録電源(Vo)に接続されたものとなっている。データ
入力方法が異なるが、特開昭61−240770号公報
に示されたものも基本的にはそのようにして構成されて
いるものである。1ライン相当シリアル画像データのう
ち、先ず奇数番目のものをシフトレジスタを介しラッチ
回路にラッチせしめた状態でスイッチ(Sl)のみをオ
ンせしめた後は、偶数番目のものをシフトレジスタを介
しラッチ回路にラッチせしめた状態スイッチ(S、)の
みをオンせしめるようにすれば、1ライン分相当の感熱
記録が行なわれるものである。ところで、発熱抵抗体対
応に逆流防止用ダイオード(D)が直列挿入されている
のは以下の理由によっている。
即ち、逆流防止用ダイオード(D)が設けられない場合
第8図CB)に示す如く、例えば共通電極(COMI)
に記録電圧を印加した状態で発熱抵抗体(R1)のみを
発熱駆動すべく駆動素子(DV□)をオンさせた場合に
は、−点鎖線で示すように発熱抵抗体(R3〜R,)を
介し、駆動素子(Dvi)に接続された発熱抵抗体(R
1)に電流が流れてしまうからである。この電流は本例
のように廻り込みループが2回路であれば、全ての発熱
抵抗体(R,〜Rs)の抵抗値が等しいとして、発熱抵
抗体(R1)に流れる電流の172であり、したがって
、印加電力は1/4となって記録は行なわれないが、記
録率の少ない場合は多くの廻り込みループが形成され、
最悪の場合には発熱抵抗体(R1)とほぼ等しい電力が
加わり、正規のものとほぼ等しく発熱してしまうという
ものである。
よって、このような不具合を防止すべく逆流防止ダイオ
ード(D)が設けられているものである。
以上のように、DV−IC:出力端子各々にて複数の発
熱抵抗体を発熱駆動する場合に配慮されていない点は記
録電源の供給方法にあり、例えば第8図(B)において
発熱抵抗体(R1)を駆動すべく記録電源(Vo)をス
イッチS1を閉じ共通電極(COMI)に印加した場合
、他の共通電極(00M2)はスイッチS、が開かれて
いることによって浮動状態におかれることにある。とこ
ろで。
特開昭61−240770号公報では記録電源側はマト
リックス状に構成されているが、実開昭61−4305
0号公報に示されるように駆動制御側がマトリックス状
に構成された場合も同様に逆流防止用ダイオードが必要
となっている。
また、以上とは別に、DV−IC出力端子から発熱抵抗
体に至る配線幅も高精細化に伴い細くなり、その形成上
の欠陥が歩留り劣化となっているが、この種のものに関
するものとしては、例えば特開昭61−244566号
公報や、他の特徴形状を示す特開昭62−23765号
公報が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、これまでにあっては、複数に分割した共
通電極への記録電源の供給方法については配慮がなされ
ておらず、そのために生じる非指定発熱抵抗体への電流
の逆流を防止すべく発熱抵抗体対応にダイオードが直列
挿入される必要があり、結果としてヘッドはその構成が
複雑化、大形化するばかりでなく、安価に得られないも
のとなっている。
本発明の目的は、DV−IC出力端子各々に複数の発熱
抵抗体が接続されたうえその出力端子によって選択的に
発熱駆動される場合に、逆流防止用ダイオード不要にし
て高精細感熱記録を行ない得る感熱記録方法、更にほこ
の方法の実施上好適とされた感熱記録ヘッドおよびヘッ
ド駆動用ICを供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、DV−IC出力端子に一端が共通に接続さ
れた発熱抵抗体のうち、指定された発熱抵抗体のみに記
録電圧が印加され、それ以外の発熱抵抗体の他端はほぼ
グランド電位におかれるようにしつつ感熱記録を行なう
ことで達成される。
更に他の目的は、分割された共通電極各々に一端が接続
された複数の発熱抵抗体は、その他端がDV−IC出力
端子に共通に接続されるべく構成することで、更にまた
、IC内部において、ラッチされた1ライン相当シリア
ル画像データはセレクタを介し駆動素子に与えられるべ
く構成することで達成される。
[作用] 感熱記録ヘッド自体は共通電極各々に一端が接続され、
他端はDV−IC出力端子に共通に接続される複数の発
熱抵抗体を単位として、多数の単位より構成されるよう
になっている。しかして、単位各々において、共通電極
各々を介し、更新可として指定された発熱抵抗体の他端
のみに記録電圧が印加され、それ以外の発熱抵抗体の他
端はほぼグランド電位におかれるようにするとともに、
指定された発熱抵抗体に対応するデータで駆動素子を制
御すれば、逆流防止用ダイオード不要にして高精細感熱
記録が可能となるものである。単位としての複数の発熱
抵抗体の形成は、これは全体としての1つの発熱抵抗体
を複数に分割し、分割された部分の他端は共通電極各々
に引き出されるようにすればよいものである6例えば2
つの発熱抵抗体より単位が構成されるとして、実際に感
熱記録が行なわれる場合には、1ライン分相当シリアル
画像データのうち、先ず奇数番目データが。
次には偶数番目データが駆動用ICに転送されるように
すれば、1ライン分の感熱記録が行なわれることになる
が、駆動用IC内部のラッチ回路と駆動素子との間に2
人力1出力のセレクタを単位対応に設ける場合は、1ラ
イン分相当シリアル画像データは駆動用ICに一括転送
されることで、1ライン分の感熱記録が行なわれること
になるものである。何れにしても共通電極各々には順次
記録電圧が印加されるが、次の共通電極への印加までに
適当な休止時間が設けられる場合は、その間発熱抵抗体
は冷却されることによって、記録品質が向上されるもの
である。
[実施例] 以下、本発明を第1図から第6図により説明する。
先ず本発明による感熱記録ヘッドの構成上での概念につ
いて説明すれば、第1図はその構成を模式的に示したも
のである。図示のように、DV−ICにおける駆動素子
(DV1〜DV3)各々には複数(本例では2つ)の発
熱抵抗体(R□、R1、R−* R4−Rs、Rs)の
一端が接続され、他端は共通電極(COMI、C0M2
)にそれぞれ接続されたものとなっている。また、共通
電極(CoMl、C0M2)にはトーテンポール形式駆
動回路としてのスイッチ(sl、s、、s1’、s、’
)によって記録電圧が印加可とされているばかりか、グ
ランド電位が供給可となっている1本例では図示のよう
に、共通電極(COMI)には記録電圧が印加された状
態で、駆動素子(DVよ)がオン制御されることで発熱
抵抗体(R□)が発熱駆動される場合が想定されており
、共通電極(C0M2)にはグランド電位が供給される
ようになっている。
よって、発熱抵抗体(R工)には共通型% (COMl
)を介し電流が流れることで正規に発熱駆動されること
になるが、発熱抵抗体(R1)には共通型11i (C
0M2)がグランド電位におかれていることから電流は
流れなく0発熱駆動されることはないものである。しか
しながら、他の発熱抵抗体(R,〜Rl )には−点鎖
線で示すように電流が廻り込むことになり、発熱抵抗体
の抵抗値のバラツキと相俟って、これによる記録立上り
特性や記録電源(Vo)の容量が影響されることになる
。しかし、これらについては近年記録紙や、ヘッド構成
の改善によって記録効率が向上されており、また。
発熱抵抗体にしても金属の他に、シリコンSiや二酸化
シリコンSin、が混入されることによって高抵抗化が
図れるようになっている(特開昭53−87242号公
報など)、更に抵抗値のバラツキについてもトリミング
手法の導入によってその精度が大幅に向上されるように
なっている(特開昭62−46658号公報など)、特
に記録効率については、第2図に示すように向上される
ようになっている(当社標準記録紙)。即ち、特性(B
)が現状のもので、8 dot/ mのヘッドについて
のものであり、特性(A)はそれ以前の記録紙で、同様
のヘッドで記録したものである。また、特性(A’)、
(B’)は特性(A)、(B)の記録紙で16dat/
−の高精細ヘッドで記録したものを、更に、特性〔C〕
は前記高精細ヘッドで感熱転写記録を行なった場合での
もので、記録効率の向上や高精細ヘッド、感熱転写記録
方法により印加電力が大きく低減され得るものであるこ
とが判る。
さて、再び第1図に戻り説明すれば、正規に発熱駆動さ
れない発熱抵抗体(R,、R,、R,、R,)(実際に
はその他の正規に発熱駆動されない発熱抵抗体の全て)
を通って廻り込む電流による印加電力は正規の発熱抵抗
体(R1)に加えられる電力の174であり、第2図で
示した記録特性において最低の反射濃度(D=1.2)
が少なくとも確保されるように抵抗バラツキを含め電力
を印加しても。
その廻り込みによる発色は生じない領域の電力となる。
即ち、高効率の記録紙や高精細ヘッドが用いられる程に
、また、転写記録が行なわれる場合程、立上り急峻にし
てより安定に記録を行ない得るものである。
また、電源回路の各スイッチの応答性向上から総合の消
費電流が少ないことが、また、廻り込み電流による損失
の少ない高い記録率の画像記録に適合されるのがよく、
本発明が高精細記録、感熱転写記録、ひいてはこれらに
よるデイザ法等による中間調記録や、カラー記録に好適
であるゆえんである0例えば記録電圧を24Vとして、
第2図に示す特性で使用すれば、発熱抵抗体の抵抗値は
3.7にΩ程度まで高抵抗化され、その際ドツト当りの
記録電流は約5.8mAとなる。万一、画情報がない場
合でもB4高精細(16ドツト/mm)時損失する電流
は6A程度に納まり、電源回路のスイッチ構成としては
そう大きなものとはならない。
以上本発明による感熱記録ヘッドの構成上での概念につ
いて説明したが、第3図(A)はその−例でのヘッド構
成をより具体的に示したものである。
本例ではDV−IC出力端子(01〜O1,)各々には
2つの発熱抵抗体が接続されていることから、1ライン
分相当シリアル画像データのうち、先ず奇数番目データ
について感熱記録が行なわれた後に偶数番目のデータに
ついて感熱記録が行なわれるが、DV−IC各々の内部
にはセレクタ機能が設けられていないことから、第3図
(B)に示すようにして感熱記録が行なわれるようにな
っている。
即ち、1ライン分相当シリアル画像データより抽出され
た奇数番目データが先ずつV−ICに転送され感熱記録
が行なわれるが、その感熱記録が行なわれている間にシ
リアル画像データより抽出された偶数番目データがDV
−ICに転送されたうえ感熱記録が行なわれるようにし
て、1ライン分相当シリアル画像データに対する感熱記
録が行なわれるようになっているものである。第3図(
C)は1ライン分に対する感熱記録動作の概要を示すが
、このような動作は後述する第5図、第6図に示すもの
でも同様となっている。ただ、ここで注意すべきは、第
3図(B)、(C)より判るように共通電極(COMI
、C0M2)には順次記録電圧が印加されるが、共通電
極(COMI、C0M2)の何れへの印加に際しても一
定の休止時間1eが設けられていることである。これは
、データストローブ信号(D S T)が存在しなくな
れば、直前に正規に発熱駆動された発熱抵抗体に対して
も廻り込み電流が流れるようになり、次の感熱記録での
記録品質に影響を与えることから、これを防止すべくそ
の休止期間teの間廻り込み電流を停止せしめ、全ての
発熱抵抗体を冷却しようというものである。
第4図CB)は第3図(A)に示す発熱抵抗体とその近
傍のパターンを示すが、図示のような発熱抵抗体(R)
パターンは第4図(A)に示すそれより容易に得られる
ようになっている。第4図(A)に示すものが8dat
/mmのパターンであるとすれば、それを2分割するこ
とによって、 16dot/mの高精細パターンが第4
図(B)に示す如くに容易に得られるというわけである
。2分割された抵抗体パターン部分の他端はそれぞれス
ルーホール(TH)を介し共通電極(COMI、C0M
2)に接続されるが、発熱抵抗体とその近傍のみを僅か
に加工処理することによって、容易に高精細ヘッドが安
価に得られるというものである。
第5図はDV−IC出力端子各々に4つの発熱抵抗体が
接続される場合でのヘッド構成を示したものである。こ
のヘッド構成は第3図(A)に示すものより容易に類推
されるところであり、第3図(A)に示すものよりも更
にDV−ICの数が少なくて済まされることになる。但
し、1ライン分相当シリアル画像データからは4回に亘
って4ビットおきにデータが抽出されたうえDV−IC
に転送されることによって、1ライン分の感熱記録が行
なわれるものとなっている。
第6図は本発明によるヘッド駆動用ICをDV−工Cと
して用いた場合でのヘッド構成を示したものである1図
示のように、DV−IC出力端子各々には2つの発熱抵
抗体が接続されていることから、DV−IC内部に2人
力1出力のセレクタ(S E L1〜5ELn)が図示
の如くに配される場合は、1ライン分シリアル画像デー
タはDV−ICに一括転送され得るというものである。
シフトレジスタ(SR1〜S Rn)にシフト転送され
たその画像データはラッチ回路(LA□〜L A、)に
ラッチされた後は、奇数番目データ選択用データストロ
ーブ信号(DSTo)、偶数番目データ選択用データス
トローブ信号(o S T e )によって順次選択さ
れることによって、1ライン分の感熱記録が行なわれる
ものである。セレクタ(SEL□〜SE Ln)は一般
に複数入力1出力のものとされるが、IC内部にセレク
タが設けられることでIC自体の大きさは特に変化され
ないものとなっている。これは、基本構成のDV−IC
内部では外部との接続用端子と、駆動素子とが素子占有
面積に占める割合が70%近く非常に大きく、シたがっ
て、セレクタがロジックとして追加されたとしても全体
としての面積増は僅かとなるからである。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項1による場合は、ヘッド駆
動用ICの数少なくして、しかも逆流防止用ダイオード
不要にして高精細感熱記録を行ない得、請求項2による
場合はまたより高品質にして高精細感熱記録が行なわれ
ることになる。更に請求項3による場合は、ヘッド駆動
用IC内のシフトレジスタなどの容量少なくして感熱記
録を行なうことが可能であり、更にまた請求項4によれ
ば、1ライン分相当シリアル画像データはこれまでと同
様ヘッド駆動用ICに一括転送されつつ感熱記録が行な
われることになる。
請求項5においてはまたヘッド駆動用ICの数少なくし
て駆動され得る感熱記録ヘッドが得られ、請求項6では
その感熱記録ヘッドが安価に得られることになる。請求
項7による場合はまた感熱記録ヘッドがより少ない数の
ヘッド駆動用ICで以て発熱駆動されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明による感熱記録ヘッドの一例での構成
上の概念を示す図、第2図は、本発明に係る記録効率を
説明するための図、第3図(A)。 (B)、(C)は、その感熱記録ヘッドのより具体的な
構成とその感熱記録方法を説明するためのシーケンスを
示す図、第4図(A)、(B)は、本発明に係る発熱抵
抗体の形成方法を説明するための図、第5図、第6図は
、それぞれ本発明による感熱記録ヘッドの他の例での具
体的構成を示す図、第7図(A)、(B)は、−殻内な
感熱記録ヘッドの構成とヘッド駆動用ICの内部構成を
示す図、第8図(A)、(B)は、ヘッド駆動用IC出
力端子各々によって2つの発熱抵抗体が発熱駆動される
場合での感熱記録ヘッドの構成と、逆流防止用ダイオー
ドが設けられない場合での不具合とを説明するための図
である。 V、・・・記録電源、S1〜S、、S、’〜s4′・・
・スイッチ、COMI 〜C0M4−・・共通電極、R
,R,。 ・・・、R1,・・・# R1n+!l・・・、 R,
n・・・発熱抵抗体、DV−IC・・・ヘッド駆動用I
C,SR,〜SRn・・・シフトレジスタ、LA1〜L
A、・・・ラッチ回路、5EL1〜SEL、・・・セレ
クタ、DV、〜Dvn・・・駆動素子。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 0.2    0.3     0.4印力口 θ力 
p(W/2ot ) 第 図(C) 第 図 (A) 第 図 (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動用ICにおける出力端子各々に一端が共通に接
    続され、他端はN(2以上の整数)個の共通電極各々に
    接続されてなるN個の発熱抵抗体を単位として、列状に
    配されてなる多数の単位の発熱抵抗体を、駆動用ICに
    転送された画像データにもとづき発熱駆動せしめる感熱
    記録方法であって、単位各々においては、更新可として
    指定される1個の発熱抵抗体のみに共通電極を介し記録
    電圧が印加され、残りのN−1個の発熱抵抗体には共通
    電極を介しグランド電位を供給しつつ感熱記録を行なう
    ことを特徴とする感熱記録方法。2、請求項1において
    、記録電圧が共通電極各々に順次印加されるに際しては
    、次の共通電極への印加までには一定の印加休止時間が
    設けられる感熱記録方法。 3、請求項1、2の何れかにおいて、画像データは、駆
    動用ICにN回に亘って転送された、1ライン相当シリ
    アル画像データよりN−1ビットおきに抽出されたもの
    とされる感熱記録方法。 4、請求項1、2の何れかにおいて、画像データは駆動
    用ICに一括転送された1ライン相当シリアル画像デー
    タより、N−1ビットおきにN回に亘って抽出されたも
    のとされる感熱記録方法。 5、駆動用ICにおける出力端子各々に一端が共通に接
    続され、他端は記録電圧、グランド電位が任意に印加と
    されたN(2以上の整数)個の共通電極各々に接続され
    てなるN個の発熱抵抗体を単位として、多数の単位の発
    熱抵抗体が列状に配されてなる構成を特徴とする感熱記
    録ヘッド。 6、請求項5において、単位を構成するN個の発熱抵抗
    体は、単一抵抗体パターンがN分割されたものとされる
    感熱記録ヘッド。 7、出力端子各々にN(2以上の整数)個の発熱抵抗体
    の一端が共通に接続され、且つ上記出力端子数と同一の
    数の駆動素子と、該端子数のN倍のビット容量のシフト
    レジスタおよびラッチ回路とを内部に含むヘッド駆動用
    ICであって、IC外部よりシフトレジスタを介しラッ
    チ回路にラッチされた1ライン分相当シリアル画像デー
    タより、N回に亘ってN−1ビットおきにデータを選択
    したうえ駆動素子各々を制御すべく、ラッチ回路と駆動
    素子各々との間にはN入力1出力のセレクタが設けられ
    る構成を特徴とするヘッド駆動用IC。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0755796A1 (en) * 1995-07-18 1997-01-29 Graphtec Corp. Thermal head and head drive circuit therefor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0755796A1 (en) * 1995-07-18 1997-01-29 Graphtec Corp. Thermal head and head drive circuit therefor
US5702188A (en) * 1995-07-18 1997-12-30 Graphtec Corporation Thermal head and head drive circuit therefor

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