JPH0292331A - 食器洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用される食器洗い機に関す
るものである。

従来の技術 従来の食器洗い機の構成を第４図に示す。図において、
１は食器洗い機の本体、２は本体１内部に設置された洗
浄槽、３は洗浄槽２内の洗浄水を循環させる洗浄ポンプ
で、洗浄ポンプモーター４により回転、駆動される。洗
浄槽２の内底部に配しだ残菜フイルタ−５を通して洗浄
ポンプ３に吸込まれた洗浄水はヒーター６により加熱さ
れながら洗浄ポンプ３の吐出側より噴射ノズルγへ送ら
れ噴射穴８により噴射される。この噴射水流が食器カゴ
９にセットした食器１ｏに当たり食器を洗浄するのであ
る。ヒーター６は第５図に示すようにパイプ状に形成さ
れたシーズヒーターであり、ステンレス製の洗浄槽２の
内底部近傍に固定されている。乾燥工程時には洗浄液が
機外に排出され、ヒーター６に間欠的に通電されて空焼
き状態になる。さらにファンモーター１２が回転し、ケ
ーンング１３を通して外気を洗浄槽２内に取り入れ、庫
内の蒸気を排気口１４より機外へ排出させる。

発明が解決しようとする課題 上記従来の構成によれば、ヒーター６がパイプ状である
だめに発熱面積が小さく、洗浄水への伝熱効率が悪かっ
た。また、ヒータ−６自体が洗浄水中に水没しているの
で、長期間使用している間に洗浄水中に含まれる汚染物
等による腐食でヒーター６表面が腐食し易いという課題
を有していた。

さらに乾燥工程中においても、発熱面積が小さいことに
より、ヒーター６の表面温度が非常に高くなるので、火
災等の危険性の面からヒーター６の通電率をあまり上げ
ることができず、乾燥率の向上が難かしかった。また食
器１ｏがヒーター６から受ける輻射熱はヒーターｅの発
熱部近傍の部分的なものであシ、効率の良い乾燥を行う
ことができなかった。

本発明は上記課題に鑑み、加熱効率が良く、かつ、耐久
性の高い食器洗い機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 そして上記目的を達成するために本発明は、洗浄槽の少
なくとも外底部あるいは外側面に密着固定される略板状
の加熱装置を備え、この加熱装置が固定された洗浄槽の
内面に遠赤外線被膜を形成したものである。

作用 本発明の食器洗い機は上記構成により、洗浄槽に密着固
定した略板状の加熱装置を用いているため、その発熱が
洗浄槽の広い面積に伝熱され、よって洗浄工程中におい
ては洗浄水への効率的な伝熱が行われ加熱効率が向上す
る。乾燥工程中においては、加熱装置の通電率を上げて
も伝熱性が高いだめ洗浄槽内面の表面温度を低くおさえ
ることができ、安全性を高めるとともに、洗浄槽内面に
形成された遠赤外線被膜によシ広い面積から輻射熱が効
率良く食器に与えられ、乾燥性向が大幅に向上する。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基いて説明する。

第１図および第２図において、１５は食器洗い機の本体
で、その本体１５内部に洗浄槽１６を設置している。１
アは洗浄槽１６内の洗浄水を循環させる洗浄ポンプで、
洗浄ポンプモーター１７′により回転駆動される。洗浄
槽１６の内底部に配した残菜フイルタ−１８を通して洗
浄ポンプ１７に吸込まれた洗浄水は、洗浄槽１６の外底
部に密着固定されたヒーター１９により加熱されながら
洗浄ポンプ１７の吐出側より噴射ノズル２０へ送られ噴
射穴２１により噴射される。ヒーター１９は熱伝導のす
ぐれたステンレス類の洗浄槽１６の外底部に密着固定さ
れた略板状のヒーターであり、洗浄槽１６の内面側表面
には遠赤外線被膜２２が形成されている。

上記構成における作用を説明すると、先ず洗浄工程中に
おいては、ヒーター１９から発生する熱によって洗浄槽
１６の底面が広い面積で均等に発熱し、洗浄槽１６の底
面に接している洗浄水に熱を伝える。ヒーター１９から
洗浄水への伝熱は、伝熱面積が大きい程効率が良いが、
ヒーター１９を略板状とし、洗浄槽１６底面を伝熱部と
することで面積が大きくとれる。

次に乾燥工程中においては、洗浄水が洗浄槽１６の外に
排出されヒーター１９を間欠通電させて食器２３を洗浄
槽１６の底面より暖ためるとともに、ファンモーター２
４が回転しケーシング２６を通して外気を洗浄槽１６内
に取り入れ庫内の蒸気を排気口２６より機外に排出させ
る。ここで洗浄槽１６の底面２７が伝熱面積となシ、こ
の広い伝熱面積によりヒーター１９の通電率を上げても
底面２７０表面温度を低くおさえることができ、たとえ
ばプラスチック容器等の可熱性の食器２３が底面２７上
に落下しても発火等を起こす危険性が少なくなって安全
性を高めている。また、底面２７の表面に形成した遠赤
外線被膜２２により、食器２３に向けて発せられる輻射
熱が増加し効率的な乾燥が可能となる。

また、洗浄、乾燥両工程においてもヒーター１９は、洗
浄槽１６の外底部に固定されているために洗浄水と触れ
ない構成であり、長期間使用しても腐食等の発生を抑え
信頼性を高めるヒーターとなる。

次にヒーター１９を洗浄槽１６の外側面に設けた他の実
施例を第３図に示す。図に示すように、略板状のヒータ
ー１９は洗浄槽１６の側面２８の庫外側に密着固定され
、側面２８の庫内側表面には遠赤外線被膜２２が形成さ
れている。洗浄工程中においては噴射穴２１から噴射さ
れた洗浄水が洗浄槽１６の側面２８に当たり、ヒーター
１９から発生した熱が側面２８を通して洗浄水に伝熱さ
れ加熱される。まだ、乾燥工程中においては、送風ファ
ン２４の回転により外気がケーシング２５内に送り込ま
れ、ヒーター１９表面から熱をうぽい温風になって洗浄
槽１６内に送られ食器２３を暖めると同時に洗浄槽１６
の側面２８からも輻射熱が効率よく発生し、乾燥性能を
向上できるのである。

なお、実施例においては洗浄槽の底部あるいは側面の一
方にヒーターを固定したが、底部および側面の両方にヒ
ーターを固定してもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、略板状のヒーターを洗浄
槽の少なくとも外底部あるいは外側面の一方に密着固定
させ、ヒーターが固定された洗浄槽の内面に遠赤外線被
膜を形成することにより、伝熱面積が広くとれ、ヒータ
ー表面温度も低くおさえることができ、乾燥中の輻射効
率も向上する。

これによって洗浄中の加熱効率、乾燥効率が高く、火災
等の危険性が低くて、腐食等の起きにくい信頼性の高い
食器洗い機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す食器洗い機の縦断面図
、第２図は同ヒーターの要部断面図、第３図は本発明の
他の実施例を示す食器洗い機の縦断面図、第４図は従来
の食器洗い機の縦断面図、第５図は同ヒーターの平面図
である。 １６・・・・・・洗浄槽、１７・・・・・・洗浄ポンプ
、１９・・・・・・ヒーター、２０・・・・・・噴射ノ
ズノペ２２・・・・遠赤外線被膜、２３・・・・・・食
器、２７・・・・・・洗浄槽底面、２８・・・・・・洗
浄槽側面。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名図 ／６−　洗浄槽 ／７−”ｒ’！、　沖ｆｒＸ＠ン−ｙ １９−　　ヒーター ＺＯ−−一慣躬ノズル ？２−−−式に示タトＳ艮不灸〃実 ？３−　喉箔、 Ｚ７・・う九沖樗底面 第 図 ＩＱ−ヒーター ２２−−一　式１席　タト季容（液廖町２７−５九浄禮
春面 ／ｑ 沈帰禮併■面 ｚ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 食器を収納する洗浄槽と、洗浄槽内から洗浄水を吸引し
   洗浄ノズルから食器に向って噴射させる洗浄ポンプと、
   前記洗浄槽の少なくとも外底部あるいは外側面のいずれ
   か一方に密着固定される略板状の加熱装置とを備え、前
   記加熱装置は洗浄水加熱時および乾燥工程時に動作する
   構成とし、前記加熱装置が固定された洗浄槽の内面に遠
   赤外線被膜を形成した食器洗い機。