JPH0291635A - 複写機の階調制御装置 - Google Patents

複写機の階調制御装置

Info

Publication number
JPH0291635A
JPH0291635A JP63243253A JP24325388A JPH0291635A JP H0291635 A JPH0291635 A JP H0291635A JP 63243253 A JP63243253 A JP 63243253A JP 24325388 A JP24325388 A JP 24325388A JP H0291635 A JPH0291635 A JP H0291635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
pulse
exposure
photosensitive material
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63243253A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Horiguchi
堀口 昌史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63243253A priority Critical patent/JPH0291635A/ja
Publication of JPH0291635A publication Critical patent/JPH0291635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀塩写真式の複写機、例えば写真焼付機や1聾
%%に用いられる階調制御装置に関するものである。
〔従来の技術] 銀塩写真式の複写機においては、複写画像の階調は、使
用する感光材料の特性曲線に依存しているから、原稿の
種類や複写目的等に応じて、感光材料を選択することが
必要である。例えば、文字や線画等のように高コントラ
ストが要求されるものでは硬調の感光材料が用いられ、
また中間調画像のようにコントラストがそれほど要求さ
れないものでは軟調な感光材料が用いられる。
このように感光材料を選択して使用するには、多種類の
感光材料を用意しておかなければならない等の不都合が
ある。そこで、感光材料を選択する代わりに、露光の前
又は後に感光材料に弱い光を与えて複写画像の調子再現
を調節する方法(副露光)が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した副露光では、同じ種類の感光材料を使用して階
調を調節することができるという利点があるが、副露光
装置が必要となるとともに、露光を2回行わなければな
らない等の問題がある。
本発明は、階調制御を簡単に行うことができるようにし
た複写機の階調制御装置を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、複写光学系のほぼ
瞳位置に配置されており、電圧印加に応答して光透過率
が変化する電子シャッタと、この電子シャッタに加える
パルスを発生する手段と、このパルスの周波数を調節す
る手段とを設け、間欠露光の周期を調節することにより
、感光材料の相反則不軌を利用して階調制御を行うよう
にしたものである。
また、カラー複写を行う場合は、独立して光透過率が変
化する3個のエリアを備えた電子シャッタと、この電子
シャッタの各エリアに対応するように配置される3種類
の色フィルタとを用いて、色毎に階調制御を行えばよい
。このように色毎に階調を調節することで、カラーバラ
ンスを補正することができる。パルスのデユーティサイ
クルを制御する手段を設ければ、露光量を制御すること
ができる。
〔作用〕
高コントラストが要求される原稿に対しては、周波数調
節手段からは周波数の高いパルスが出力される。他方、
高コントラストが要求されない原稿に対しては、周波数
の低いパルスが出力される。
この電子シャッタは、印加電圧に応じて光透過率が変化
するため、パルスの周期に応じてON(光透過状態)と
OFF (光遮断状態)とを繰り返し、感光材料を間欠
露光する。この周波数の変更は、感光材料の相反則不軌
が発生する範囲内で行うため、感光材料の階調が変化す
る。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
〔実施例〕
銀塩写真式複写機の概略を示す第1図において、カラー
原稿1は透明なステージlO上にセットされ、ランプユ
ニット2からのスリット光で照明される。このランプユ
ニット2は、ランプ3とリフレクタ4とミラー5とから
構成されており、カラー原稿1の複写を行う際に、第1
図に示した位置から矢線方向に一定速度で移動する。カ
ラー原稿1の反射光は、ミラー5で横方向に反射されて
がらミラーユニット7に入射する。このミラーユニット
7は、ミラー8,9を備え、ランプユニット2と同期し
、かつその半分の速度で移動して、レンズユニット13
の物点距離を一定に保つ。
前記ミラー9で反射された光は、レンズユニッ)13を
介してカラー感光材料例えばカラーオートポジ感光材料
(以下、カラーポジ感材という)14に入射する。レン
ズユニット13は、前群15と後群16とを備え、その
間にPLZT17が配置されている。このPLZT17
の片面には、色フィルタ18が接合若しくは蒸着されて
おり、この色フィルタ18がレンズ系の瞳位置となるよ
うに、PLZT17が配置されている。
前記PLZT17は、第2図に示したように、ランタン
でドープした鉛ジルコニウム・チタン酸塩類のセラミッ
ク材料であるPLZT素子19と、この両側に配向軸が
直交するように配置された偏間予20.21とから構成
されている。なお、偏向子20.21の偏向軸は矢線で
示しである。このPLZT素子19は、その両側に例え
ば矩形状に3分割された3組の透明電極19a、19b
19cが形成されている。この3組の透明電極19a〜
19cに電圧を印加すると、入射光の偏向方向がそれぞ
れの部分で回転するため、偏向子20.21との偏向作
用によって入射光の透過率が調節される。なお、偏向子
20.21の偏向軸を一致させておけば、常時開タイプ
の電子シャッタとなる。
前記色フイルタ1日は、第3図及び第4図に示すように
、矩形状をしたイエローフィルタ18a。
マゼンタフィルタ18b、シアンフィルタ18cから構
成されており、第2図に示した3個の透明電極19a〜
19cに対応するように設けられている。この色フィル
タ18は、レンズ系の瞳位置に近接して配置されている
ため、スリット光が部分的に色づくことはない。なお、
イエローフィルタ、マゼンタフィルタ、シアンフィルタ
の代わりに、赤色フィルタ、緑色フィルタ、青色フィル
タを使用してもよい。
露光位置には、感光材料14を平坦に保持するための圧
板24と、スリットマスク23とが配置されており、こ
れらの両側には2組の露光搬送ローラ25.26が配置
されている。マガジン27内には、ロール形態をしたカ
ラーポジ感材14が収納されており、引出しローラ28
で一定長引き出され、そしてカッター29で切断される
。この切断されたカラーポジ感材14は、センサー3゜
で先端が検出された後に一定距離だけ搬送され、先端が
露光搬送ローラ25にニップされた位置で一時停止され
る。露光、スタート信号により、カラー原稿1のスキャ
ンが開始されると、これに同期して露光搬送ローラ25
,26が回転してカラーポジ感材14を移送する。この
カラーポジ感材14は、移送中にスリット露光され、次
に写真現像処理部31に送られ、現像処理されてがらト
レイ32に排出される。
複写機本体(図示せず)には操作パネル34が設けられ
ている。この操作パネル34は、複写画像の濃度を調節
するだめの濃度キー35と、カラーポジ感材14の階調
を調節するための階調キー36と、複写キー37とを備
えており、入力されたデータをコントローラ38に送る
。このコントローラ38は、パルス信号発生器39に信
号を送って、イエロー、マゼンタ、シアンに対応してい
る3種類のパルスの周波数とデユーティサイクルとを制
御する。このパルス信号発生器39は、周波数を色毎に
調節することが可能なパルス発振回路40と、3種類の
パルスのデユーティサイクルをそれぞれ調節するデユー
ティサイクル調節回路41とから構成されている。この
デユーティサイクル調節回路41は、例えばパルス幅が
可変なワンショットマルチバイブレークで構成され、あ
るいは遅延時間が可変な遅延回路と、この出力と遅延さ
れないパルスとの論理積を求めるAND回路とで構成さ
れている。
ドライバ42は、定電圧電源43から電力を供給され、
パルス信号発生器39から出力された各色のパルスに応
じて電力増幅を行ない、得られた3種類の駆動パルスを
PLZT素子19の透明電極19a〜19cにそれぞれ
送る。
次に、間欠露光効果について説明する。連続露光と同じ
光(同一波長、同一強度)を使用して間欠露光を行なっ
た場合に、露光時間を同じ値に保っても、連続露光に対
して感光効果が小さかったりあるいは大きかったりする
。このような現象は、間欠露光効果と称されている。こ
の間欠露光では、カラーポジ感材14上の任意の点がス
リットマスク23を通過する間に受ける露光iHは次式
で表される。
H=  E  X  T  X(Tl/T2)=  E
  X  TIX  N   ・−・−(1)ここで、
各記号は次の通りである。
E  :  PLZT17を透過してカラーポジ感材1
4に入射するパルス光の照度 T : カラーポジ感材14の任意の点がスリットマス
ク23を通過するに要する時間 TI= パルス光の幅 T2: 周期 Tl/T2:  デユーティサイクル N ; スリットマスク23を通過する間に受けるパル
スの個数 第5図は相反則不軌と間欠露光効果の関係を示すもので
あり、間欠露光の周波数fと露光効果との関係について
、一定規像濃度を得るための露光量と周波数との関係と
して示しである。
間欠露光の光の強さをEとし、光が作用する時間の合計
をΣtki=t+ とじ、間欠露光が始まってから終わ
るまでの時間をt2とすると、t2時間の連続露光によ
る露光量が間欠露光の露光量(E・Σtki)となる光
の強さを暮とすると、間欠露光の感光効果は、E−t、
Iの連続露光とR・t2の連続露光の中間の感光効果と
なる。
Eが低照度相反則不軌の領域にある場合、すなわちEL
の場合には、周波数fを大きくすると、感光効率はド、
・t2の連続露光に近づき、感光効率が低下する。高照
度相反則不軌の領域にある光EHでは、間欠露光の周波
数を大きくすると、感光効率はEl(・t2の連続露光
に近づき、感光効率は向上する。なお、臨界周波数fp
以下及びfc以上では感光効率は変化しない。
第6図は同一濃度に仕上げるために必要な間欠露光量と
連続露光量との関係を示すものであり、縦軸に露光量を
、横軸に照度をとっである。実線で示すように露光時間
1.がLoomsの場合には、D−0,15を得るため
の照度は、高照度相反則不軌領域にある。D=2.Oを
得るための照度は、低照度相反則不軌領域にある。ここ
で、三角マークを施した各露光量は第8図ないし第13
図に示しである。この第8図は原稿の低濃度部を一定の
光量(原稿面照度30万lx)で照射し、露光面照度E
X =100j!x、t+ =100msで連続露光す
る状態を示す。また、第9図は、En=100j2x、
デユーティサイクルが「1:IJ  (tkt =1/
2T)、tz =200ms。
Σtki=100msの間欠露光を行い、第8図と同じ
露光量を与える場合を示す。第10図は、露光面照度f
!o 、  tz =200msの間欠露光を示す。な
お、第11図〜第13図は、El(の高照度相反則不軌
の領域の連続露光と間欠露光とを示す。
第6図に示すように、低照度相反則不軌の領域では、E
LはELより小で、更に低照度不軌が大きく、この中間
の間欠露光(El、  ・Σtki)の効果は、連続露
光(EL ’t+)より感光効率が低く、低照度不軌が
大きい。また、間欠露光の1回の光が作用する時間と、
光が作用しない時間が等しいとき(デユーティサイクル
が1のとき)、間欠露光はEL−tIの連続露光の効果
と、1/2E・2t、の連続露光の中間の効果となる。
1回の露光時間を短くして、周波数fの間欠露光を行な
う場合に、臨界周波数fcより大きくなると、1/2E
・2Lzの連続露光と同一の感光効果となる。そこで、
周波数rを臨界周波数f、から臨界周波数fcO間で変
えることにより、シャドー部の階調が変化する。
一方、高照度EIIでは、EIIはiZ +1よりも大
きいので、連続露光(EH−tI )よりも高照度不軌
が小さく、間欠露光(E、  ・Σtk、)は連続露光
EH−t+よりも感光効率は高くなる。そこで、周波数
fを臨界周波数f、から臨界周波数fCの間で変えるこ
とにより、ハイライト部の階調が変化する。
第7図は感光材料として反転感光材料を用い、間欠露光
の周波数を変えた場合の特性曲線を示すものである。こ
の図から明らかなように、臨界周波数fpと臨界周波数
feとの間で、間欠露光の周波数を変えることより、ハ
イライト部とシャド一部との階調が変化する。すなわち
、臨界周波数fpでは、ハイライト部とシャド一部とが
軟調化し、臨界周波数fcではハイライト部とシャドー
部とが硬調化する。
実験によると、f、−100Hz、T=10ms、tk
= =5ms、tz =200ms、パルス数n=20
の間欠露光と、fc=500Hz、T=10ms、tk
l =1ms、t、=200ms。
パルス数n=100の間欠露光とは、同じ濃度に仕上が
った。
また、デユーティサイクル調節回路41を調節して駆動
パルスのデユーティサイクルを変更すると、カラーポジ
感材14に与えられる露光1iHが変化するため、カラ
ーポジ感材14に記録した複写画像の濃度を補正するこ
とができる。
次に、第1図に示す実施例の作用について説明する。前
回の複写が終了すると、引出しローラ28が回転してマ
ガジン27内のカラーポジ感材14を引き出す。このカ
ラーポジ感材14が一定長引き出されると、カッター2
9が作動してシートに切断する。この切断されたカラー
ポジ感材14は、その先端がセンサー30で検出された
後に、一定距離だけ搬送され、先端が露光搬送ローラ2
5に1釘えられた位置で停止する。
複写に際しては、ステージ10上にカラー原稿1をセッ
トし、操作パネル34の複写キー35を操作すると、コ
ントローラ38はランプユニット2及びミラーユニット
7とを移動させるとともに、露光搬送ローラ25,26
を回転してカラーポジ感材14を一定速度で移送させる
。すなわち、ランプユニット2が矢線方向に一定速度で
移動するとともに、ミラーユニット7がランプユニット
2に対して1/2の速度で移動を開始し、カラー原稿1
をスリット照明する。このスキャン開始から所定の時間
遅れを持って露光搬送ローラ25.26が回転してシー
ト状のカラーポジ感材14をランプユニット2と同期し
た速度で搬送する。
他方、コントローラ38は、パルス発振回路40に制御
指令を送って、各色に対して標準の周波数のパルスを発
生する。この標準周波数のパルスは、デユーティサイク
ル調節回路41に送られ、ここで標準的なデユーティサ
イクル例えば50%に変換される。ドライバ42は、デ
ユーティサイクル調節回路41から出力された3種類の
パルスを増幅した駆動パルスを発生する。この駆動パル
スは、PLZT素子19の各透明電極19a〜19Cに
供給されるから、3分割されたPLZTI7の各エリア
は入射光の透過と遮断とを交互に繰り返す。
前記カラー原稿1の反射光は、ミラー5.8および9で
反射され、レンズユニット13に入射する。このレンズ
ユニット13には、3個のエリアに分割されたPLZT
17と、各エリアに対応するようにイエローフィルタ1
8a、マゼンタフィルタ18 b、  シアンフィルタ
18cとが設けられているから、イエロー、マゼンタ、
シアン光のパルス光に変換される。この際に、各色のパ
ルス光は、パルス信号発生器39から出力された各色の
パルスの周期とデユーティサイクルにそれぞれ対応して
いる。このスリット状のパルス光は、スリットマスク2
3を通って、移送中のカラーポジ感材14に入射し、こ
れにポジのカラー画像を記録する。
前記ランプユニット2が所定位置まで移動して、カラー
原稿1のスリット照明が終了すると、ランプユニット2
及びミラーユニット7とが第1図に示す位置に復帰し、
またPLZT17の作動が停止する。露光が終了したカ
ラーポジ感材14は、写真現像部31に送られ、この写
真現像部31で発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処
理が施されてから、トレイ32に排出される。この写真
現像処理により、カラーポジ感材14には、カラー原稿
1の複写像がポジ像として記録される。
階調を調節する場合には、操作パネル34の階調キー3
6を操作する。例えば、調節したい色がイエローの場合
には、イエローのギーを操作すればよい。この階調キー
36を操作すると、コントローラ38から信号がパルス
発振回路40に送られ、イエローのパルスの周波数(周
M)が変更される。例えば、硬調を望む場合には、イエ
ローに対しては、周波数の高いパルス例えば臨界周波数
fcのパルスが出力される。逆に、軟調を希望する場合
には、臨界周波数f、のパルスが出力される。この周波
数が変更されたパルスに応じて、PLZT素子19の透
明電極19aが駆動されるため、第7図に示すように、
相反則不軌を利用してイエローに対して階調を修正する
ことができる。
なお、マゼンタ、シアンに対して同様に階調を修正する
ことができる。また、色毎に階調を修正することができ
るから、カラーバランスの補正を行うこともできる。な
お、色毎に階調修正を行う代わりに、三色の階調を同時
に修正することもできる。
プリント濃度を修正したい場合には、濃度キー35を操
作すればよい。この場合には、コントローラは、デユー
ティサイクル調節回路41に指令を送って、各色のデユ
ーティサイクルを同時に変更する。これにより、パルス
光の幅が変化してカラーポジ感材14への露光量が変化
するため、仕上がり濃度を変更することができる。なお
、デユーティサイクルだけを変更した場合には、周波数
が同じであるから、階調が変わることはない。また、デ
ユーティサイクルを色毎に調節してもよい。
前記実施例は、矩形状に3分割した色フィルタを使用し
ているが、この代わりに第14図に示すように、円形3
分割した色フィルタ45を用いてもよい。この場合には
、透明電極19a〜19cも円形3分割に形成される。
以上の説明では、階調と濃度の修正をマニュアルで行っ
ているが、これは自動的に行うこともできる。この場合
には、スリットマスク23の手前にミラーシャッタを配
置し、複写に先立ってカラー原稿をプレスキャンし、こ
のプレスキャン時にミラーシャッタを介してカラー原稿
1の反射光を取り出して測光する。この測光結果を統計
処理することで、カラー原稿の種類を判別し、例えば線
画原稿に対しては硬調を選択し、中間調画像に対しては
軟調を選択する。また、カラー原稿1の濃度の調べ、複
写画像の仕上がり濃度が適正になるように、濃度を自動
的に修正する。
また、デユーティサイクルの調節は、シアン。
マゼンタ、イエローに対して同時に行っているが、デユ
ーティサイクルを色毎に独立して調節してもよい。
上記実施例は反射原稿を固定し、ランプユニットおよび
ミラーユニットを移動させる構造であるが、反射原稿を
移動してこれをスリット露光する構造でもよい。更に、
カラーポジ感材について説明したが、その他の銀塩感光
材料例えば拡散転写感光材料、カラー印画紙、熱転写感
光材料等に対4゜ しても本発明を利用することができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、複写光学
系に電子シャッタを配置し、この電子シャッタをパルス
駆動するとともに、相反則不軌が発生する範囲内でパル
スの周波数を調節するから、相反則不軌を積極的に利用
して階調補正を簡単に行うことができる。
また、三個のエリアに分割した電子シャッタを用いると
ともに、各エリアに色フィルタを配置し、これらの各エ
リアを独立に駆動するようにしたから、色毎に階調修正
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した銀塩写真式カラー複写機の
概略を示す図である。 第2図は、PLZTの構成を示す分解図である。 第3図はレンズユニットの概略を示す斜視図である。 第4図は、矩形状に3分割した色フィルタを使用した実
施例の正面図である。 第5図は、間欠露光と相反則不軌との関係を示すグラフ
である。 第6図は、同一濃度を得るための照度と露光量との関係
を示すグラフである。 第7図は、周波数を変えた場合の反転感光材料の特性曲
線を示すグラフである。 第8図は、露光面照度EHの連続露光を示すタイムチャ
ートである。 第9図は、露光面照度EHの間欠露光を示すタイムチャ
ートである。 第10図は、露光面照度R工の間欠露光を示すタイムチ
ャートである。 第11図〜第13図は、高照度相反則不軌の領域の連続
露光と間欠露光とを示す第8図〜第10図と同様な図で
ある。 第14図は、円形に3分割した色フィルタを用いた実施
例を示す正面図である。 ■・・・・カラー原稿 13・・・レンズユニット 14・・・カラーポジ感材 17・・・PLZT 18・・・色フィルタ 19・・・PLZT素子 19a〜19c・・透明電極 20.21・・・偏向子 35・・・濃度キー 36・・・階調キー 45・・・色フィルタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スリット照明された原稿からの反射光を複写光学
    系を通して感光材料に結像させるようにした複写機にお
    いて、 前記複写光学系のほぼ瞳位置に配置されており、電圧印
    加に応答して光透過率が変化する電子シャッタと、この
    電子シャッタに加えるパルスを発生する手段と、このパ
    ルスの周波数を調節する手段とを設け、間欠露光の周期
    を調節することにより、感光材料の相反則不軌を利用し
    て階調制御を行うようにしたことを特徴とする階調制御
    装置。
  2. (2)前記電子シャッタは、PLZTであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の階調制御装置。
  3. (3)スリット照明されたカラー原稿からの反射光を複
    写光学系を通してカラー感光材料に結像させるようにし
    た複写機において、 前記複写光学系のほぼ瞳位置に配置されており、独立し
    て光透過率が変化する3個のエリアを備えた電子シャッ
    タと、この電子シャッタの各エリアに対応するように設
    けた3種類の色フィルタと、前記電子シャッタの各エリ
    アを駆動するためのパルスを発生するパルス発生手段と
    、このパルスの周波数をエリア毎に独立して調節する手
    段とを設け、色毎に間欠露光の周期を調節することによ
    り、カラー感光材料の相反則不軌を利用して色毎に階調
    制御を行うようにしたことを特徴とする階調制御装置。
  4. (4)パルスのデューティサイクルを変える手段を各エ
    リア毎に設け、階調制御の他に露光量制御を色毎に行う
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の階調制御
    装置。
JP63243253A 1988-09-28 1988-09-28 複写機の階調制御装置 Pending JPH0291635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63243253A JPH0291635A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 複写機の階調制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63243253A JPH0291635A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 複写機の階調制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0291635A true JPH0291635A (ja) 1990-03-30

Family

ID=17101121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63243253A Pending JPH0291635A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 複写機の階調制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0291635A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5895358A (ja) 可変倍率静電複写方法
JPS63254438A (ja) 露光制御装置
JPH0291635A (ja) 複写機の階調制御装置
JPH0273340A (ja) 複写機の色調節装置
JPH0273341A (ja) 複写機の露光制御装置
JPS62203150A (ja) 複写機の露光量制御方法
JPH0291634A (ja) 複写機の露光量制御装置
JPS59210433A (ja) 複写装置
JPH1073887A (ja) 種々の条件下でのフィルムの複写
JP2957814B2 (ja) 画像形成装置
JPH0614211B2 (ja) 両面原稿モードおよび自動露光制御装置を備えた複写機
JPS6340135A (ja) 色調調節手段を有するカラ−複写装置
JPH03142431A (ja) 画像形成装置
JPS6365435A (ja) 複写機の自動露光装置
JPS63208031A (ja) 光量調節装置
JPS63259633A (ja) カラ−複写装置
JPH03191336A (ja) 多面付け用走査露光型カメラ
JPS61151559A (ja) 画像形成装置
JPH0255347A (ja) 画像形成装置
JPH0519381A (ja) 画像形成装置
JPH0466932A (ja) 画像記録装置
JPH04152331A (ja) プロジェクタ
JPS59208537A (ja) 露光方法
JPH0463335A (ja) 画像記録装置
JPS63158533A (ja) スリツト露光式銀塩感材使用複写装置