JPH029149Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH029149Y2 JPH029149Y2 JP1983158376U JP15837683U JPH029149Y2 JP H029149 Y2 JPH029149 Y2 JP H029149Y2 JP 1983158376 U JP1983158376 U JP 1983158376U JP 15837683 U JP15837683 U JP 15837683U JP H029149 Y2 JPH029149 Y2 JP H029149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jack
- rubber
- engine
- frame
- elastic member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動車等の車輌に於てエンジンを車
体より弾性的に支持するマウント装置に係る。
体より弾性的に支持するマウント装置に係る。
考案の背景
自動車等の車輌に用いられるマウント装置は、
一般に、防振ゴム装置を含み、該防振ゴム装置に
よつてエンジンを車体より弾性的に支持し、防振
ゴム装置の吸振効果によりエンジン振動及びエン
ジンに接続されたトランスミツシヨンのギアノイ
ズが車体へ伝わることを防止している。
一般に、防振ゴム装置を含み、該防振ゴム装置に
よつてエンジンを車体より弾性的に支持し、防振
ゴム装置の吸振効果によりエンジン振動及びエン
ジンに接続されたトランスミツシヨンのギアノイ
ズが車体へ伝わることを防止している。
ところで、自動車等の車輌は、タイヤ交換、そ
の他の修理に際してジヤツキにより車体を路面よ
り持上げるために、車体にジヤツキアツプポイン
ト用受台を有しており、該ジヤツキアツプポイン
ト用受台は、多くの場合、フレームの下面に設け
られている。ジヤツキアツプポイント用受台は車
幅方向中央にあつて可及的に路面に近い位置に設
けられていることが好ましい。
の他の修理に際してジヤツキにより車体を路面よ
り持上げるために、車体にジヤツキアツプポイン
ト用受台を有しており、該ジヤツキアツプポイン
ト用受台は、多くの場合、フレームの下面に設け
られている。ジヤツキアツプポイント用受台は車
幅方向中央にあつて可及的に路面に近い位置に設
けられていることが好ましい。
エンジン横置き式車輌は、一般に、車幅方向中
央部にエンジンを車体より支持するフロントマウ
ント或いはリヤマウントと称されるマウント装置
を有しており、前記マウント装置の防振ゴム装置
の一方の枠体がブラケツトによりクロスメンバの
如きフレーム構成部材の下底部に取付けられたも
のがある。
央部にエンジンを車体より支持するフロントマウ
ント或いはリヤマウントと称されるマウント装置
を有しており、前記マウント装置の防振ゴム装置
の一方の枠体がブラケツトによりクロスメンバの
如きフレーム構成部材の下底部に取付けられたも
のがある。
考案の目的
本考案は、フロントマウント或いはリヤマウン
トの如きマウント装置の配置位置がジヤツキアツ
プポイント用受台の配置位置として好適であるこ
とに着目すると共に、エンジンマウントが一般に
車体に装着される環状の枠体と、前記枠体の環の
内部に装着されたゴム状弾性部材と、前記ゴム状
弾性部材の一部を貫通し前記枠体の環に交差する
構成を有するエンジン支持部材とを有する構造で
あることから、もしかかる環状の枠体にジヤツキ
アツプポイント用受台を組合せれば、エンジンの
重量に比して遥かに大きい車体重量をジヤツキア
ツプに際して支える支持構造をエンジンの緩衝支
持のためのゴム状弾性部材に何等の負荷を与える
ことなくエンジンマウントを利用して便利且合理
的に達成し得ることに着目し、そのような効果を
得ることのできる車輌用エンジンのマウント装置
を提供することを目的としている。
トの如きマウント装置の配置位置がジヤツキアツ
プポイント用受台の配置位置として好適であるこ
とに着目すると共に、エンジンマウントが一般に
車体に装着される環状の枠体と、前記枠体の環の
内部に装着されたゴム状弾性部材と、前記ゴム状
弾性部材の一部を貫通し前記枠体の環に交差する
構成を有するエンジン支持部材とを有する構造で
あることから、もしかかる環状の枠体にジヤツキ
アツプポイント用受台を組合せれば、エンジンの
重量に比して遥かに大きい車体重量をジヤツキア
ツプに際して支える支持構造をエンジンの緩衝支
持のためのゴム状弾性部材に何等の負荷を与える
ことなくエンジンマウントを利用して便利且合理
的に達成し得ることに着目し、そのような効果を
得ることのできる車輌用エンジンのマウント装置
を提供することを目的としている。
考案の構成
上述の如き目的は、本考案によれば、車体に装
着される環状の枠体と、前記枠体の環の内部に装
着されたゴム状弾性部材と、前記ゴム状弾性部材
の一部を貫通し前記枠体の環に交差するよう構成
されたエンジン支持部材と、前記枠体に装着され
たジヤツキアツプポイント用受台とを有すること
を特徴とするエンジンのマウント装置によつて達
成される。
着される環状の枠体と、前記枠体の環の内部に装
着されたゴム状弾性部材と、前記ゴム状弾性部材
の一部を貫通し前記枠体の環に交差するよう構成
されたエンジン支持部材と、前記枠体に装着され
たジヤツキアツプポイント用受台とを有すること
を特徴とするエンジンのマウント装置によつて達
成される。
考案の効果
かかる構成によれば、車体のジヤツキアツプに
当つてジヤツキアツプポイント用受台に加えられ
たジヤツキアツプ力は環状の枠体を通つてその内
部に装着されたゴム状弾性部材をバイパスして車
体に伝えられるので、ゴム状弾性部材はジヤツキ
アツプに際して何等の追加荷重を受けることはな
く、かくしてマウント装置は車体にエンジンを懸
架するための緩衝的エンジンマウント装置として
の機能を有すると同時に、マウント装置は当然そ
の分だけ車体下方に突出た構造体をなし、ジヤツ
キアツプに際してジヤツキをあてがうに適した突
出構造をなすことを有効に利用して、エンジンの
緩衝支持に全く影響を及ぼさない構成にてジヤツ
キアツプポイント受け装置としても作用すること
ができる。
当つてジヤツキアツプポイント用受台に加えられ
たジヤツキアツプ力は環状の枠体を通つてその内
部に装着されたゴム状弾性部材をバイパスして車
体に伝えられるので、ゴム状弾性部材はジヤツキ
アツプに際して何等の追加荷重を受けることはな
く、かくしてマウント装置は車体にエンジンを懸
架するための緩衝的エンジンマウント装置として
の機能を有すると同時に、マウント装置は当然そ
の分だけ車体下方に突出た構造体をなし、ジヤツ
キアツプに際してジヤツキをあてがうに適した突
出構造をなすことを有効に利用して、エンジンの
緩衝支持に全く影響を及ぼさない構成にてジヤツ
キアツプポイント受け装置としても作用すること
ができる。
実施例の説明
以下に添付の図を参照して本考案を実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図及び第2図は本考案による車輌用エンジ
ンのマウント装置の一つの実施例を示している。
図に於て、1は防振ゴム装置を示しており、該防
振ゴム装置は、円筒状の外筒2と、前記外筒の内
側に配置された円筒状の内筒3と、外筒2と内筒
3との間に設けられて該両者を互いに接続するゴ
ム或いはゴム類似品により構成されたゴム状弾性
部材4とを有する筒形防振ゴム装置として構成さ
れている。
ンのマウント装置の一つの実施例を示している。
図に於て、1は防振ゴム装置を示しており、該防
振ゴム装置は、円筒状の外筒2と、前記外筒の内
側に配置された円筒状の内筒3と、外筒2と内筒
3との間に設けられて該両者を互いに接続するゴ
ム或いはゴム類似品により構成されたゴム状弾性
部材4とを有する筒形防振ゴム装置として構成さ
れている。
外筒2の外周部にはブラケツト5が溶接等の適
宜の手段により固定されており、該ブラケツトは
ボルト6によつてフレーム構成部材の一部をなす
クロスメンバ7の車幅方向中央部に下底部に固定
されている。即ち、ブラケツト5は外筒2をクロ
スメンバ7の車幅方向中央部に下底部に吊下げ式
に固定している。
宜の手段により固定されており、該ブラケツトは
ボルト6によつてフレーム構成部材の一部をなす
クロスメンバ7の車幅方向中央部に下底部に固定
されている。即ち、ブラケツト5は外筒2をクロ
スメンバ7の車幅方向中央部に下底部に吊下げ式
に固定している。
内筒3はボルト8によつてエンジン9の側壁に
固定されたブラケツト10にボルト11とナツト
12とによつて固定接続されている。
固定されたブラケツト10にボルト11とナツト
12とによつて固定接続されている。
外筒2の外周部のブラケツト取付部とは反対側
には、即ちクロスメンバ7に対する取付状態に於
て下側に位置する部分には、ジヤツキアツプポイ
ント用受台13が溶接等の適宜の手段により固定
されている。ジヤツキアツプポイント用受台13
は、平な下底面を有するジヤツキ当接片部13a
と、前記ジヤツキ当接片部13aの両側端より互
いに同方向に折曲された一対の脚片部13bとを
有するステープル形に形成され、一対の脚片部1
3bの先端部に形成された半円状端縁部13cに
て外筒2の外周面に接合し、該端縁部を溶接等の
適宜の手段によつて外筒2の外周面に固着されて
いる。
には、即ちクロスメンバ7に対する取付状態に於
て下側に位置する部分には、ジヤツキアツプポイ
ント用受台13が溶接等の適宜の手段により固定
されている。ジヤツキアツプポイント用受台13
は、平な下底面を有するジヤツキ当接片部13a
と、前記ジヤツキ当接片部13aの両側端より互
いに同方向に折曲された一対の脚片部13bとを
有するステープル形に形成され、一対の脚片部1
3bの先端部に形成された半円状端縁部13cに
て外筒2の外周面に接合し、該端縁部を溶接等の
適宜の手段によつて外筒2の外周面に固着されて
いる。
ジヤツキアツプポイント用受台13のジヤツキ
当接片部13aにジヤツキ14が係合し、該ジヤ
ツキによつてジヤツキアツプポイント用受台13
が押し上げられることにより、外筒2及びブラケ
ツト5と共にクロスメンバ7が路面より持上げら
れる。ジヤツキ14による車体の持上げ力は、ジ
ヤツキアツプポイント用受台13、外筒2及びブ
ラケツト5を経てクロスメンバ7に伝わり、これ
がゴム状弾性部材4に伝わることがないので、ジ
ヤツキアツプ時にゴム状弾性部材4に過大荷重が
作用することがなく、これを傷めることがない。
当接片部13aにジヤツキ14が係合し、該ジヤ
ツキによつてジヤツキアツプポイント用受台13
が押し上げられることにより、外筒2及びブラケ
ツト5と共にクロスメンバ7が路面より持上げら
れる。ジヤツキ14による車体の持上げ力は、ジ
ヤツキアツプポイント用受台13、外筒2及びブ
ラケツト5を経てクロスメンバ7に伝わり、これ
がゴム状弾性部材4に伝わることがないので、ジ
ヤツキアツプ時にゴム状弾性部材4に過大荷重が
作用することがなく、これを傷めることがない。
以上に於ては、本考案を特定の実施例について
詳細に説明したが、本考案は、これに限定される
ものではなく、本考案の範囲内にて他に種々の実
施例が可能であることは当業者にとつて明らかで
あろう。
詳細に説明したが、本考案は、これに限定される
ものではなく、本考案の範囲内にて他に種々の実
施例が可能であることは当業者にとつて明らかで
あろう。
第1図は本考案による車輌用エンジンのマウン
ト装置の一つの実施例示す側面図、第2図は第1
図に示されたマウント装置の背面図である。 1……防振ゴム装置、2……外筒、3……内
筒、4……ゴム状弾性部材、5……ブラケツト、
6……ボルト、7……クロスメンバ、8……ボル
ト、9……エンジン、10……ブラケツト、11
……ボルト、12……ナツト、13……ジヤツキ
アツプポイント用受台、14……ジヤツキ。
ト装置の一つの実施例示す側面図、第2図は第1
図に示されたマウント装置の背面図である。 1……防振ゴム装置、2……外筒、3……内
筒、4……ゴム状弾性部材、5……ブラケツト、
6……ボルト、7……クロスメンバ、8……ボル
ト、9……エンジン、10……ブラケツト、11
……ボルト、12……ナツト、13……ジヤツキ
アツプポイント用受台、14……ジヤツキ。
Claims (1)
- 車体に装着される環状の枠体と、前記枠体の環
の内部に装着されたゴム状弾性部材と、前記ゴム
状弾性部材の一部を貫通し前記枠体の環に交差す
るよう構成されたエンジン支持部材と、前記枠体
に装着されたジヤツキアツプポイント用受台とを
有することを特徴とするエンジンのマウント装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15837683U JPS6065446U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 車輛用エンジンのマウント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15837683U JPS6065446U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 車輛用エンジンのマウント装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6065446U JPS6065446U (ja) | 1985-05-09 |
JPH029149Y2 true JPH029149Y2 (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=30348916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15837683U Granted JPS6065446U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 車輛用エンジンのマウント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6065446U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57209423A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-22 | Nissan Motor Co Ltd | Engine mount for automobile |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP15837683U patent/JPS6065446U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57209423A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-22 | Nissan Motor Co Ltd | Engine mount for automobile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6065446U (ja) | 1985-05-09 |
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