JPH0291001A - 臓器保存装置 - Google Patents

臓器保存装置

Info

Publication number
JPH0291001A
JPH0291001A JP24067088A JP24067088A JPH0291001A JP H0291001 A JPH0291001 A JP H0291001A JP 24067088 A JP24067088 A JP 24067088A JP 24067088 A JP24067088 A JP 24067088A JP H0291001 A JPH0291001 A JP H0291001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organ
perfusion
chamber
driving unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24067088A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tatsumi
巽 康一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP24067088A priority Critical patent/JPH0291001A/ja
Publication of JPH0291001A publication Critical patent/JPH0291001A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、人や動物から摘出した心臓、肝臓等の臓器を
他の患者や動物へ移植するに際し、−時的に臓器を潅流
保存するための臓器保存装置に関するものである。
〔従来の技術〕
摘出した臓器を保存するには単純冷却保存法がある。こ
れは、単に容器内で臓器を冷凍或いは冷温状態で保存す
るというものだが、この方法によると保存時間に限界が
ある。
このため低温潅流保存法という方法が用いられている。
これは潅流液の循環回路を形成して臓器を保存するとい
うものであり、米国特許筒3.632゜473号、同第
3,753,865号、同第3,772.153号、同
第3,881,990号、同第4,186,565号な
どに示されている。
しかしながら、従来の低温潅流保存法による場合、装置
の大型化が避けられず重量負担も大きいため、自動車、
飛行機、ヘリコプタ等で緊急事態に間に合わせるように
運搬しようとしても不可能であり、装置の小さい単純゛
冷却保存法に依存せざるを得なかった。このため前述の
ごとく保存時間に限界があり、輸送距離に限界を生じ必
要な医療行為を為し得ないという問題があった。
このため低温潅流保存法による装置ではあるが、運搬可
能な構成としたものが提案されている。これは基本的に
は運搬ユ丹ットと駆動ユニットとに分は両者を着脱自在
としたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記運搬ユニットと駆動ユニットとを分
は両者を着脱自在としたものでも、運搬ユニットは、運
搬中も駆動ユニットに装着した据え置き時と同様の状態
で潅流するための装置である人工肺、熱交換器等を有し
ている。このため運搬ユニットが重量化、大型化してし
まうとともに、運搬時に運搬ユニット自体を稼動させる
ための作業が繁雑になってしまいその作業に要する時間
が、臓器保存に悪影響を及ぼしてしまうという問題があ
る。
本発明は、12時間程度までの臓器運搬時間では臓器の
適性な保存のためには冷却よりも潅流が影響をもつとい
う点を考慮して、臓器の適正な潅流を維持できるととも
に軽量、小型の簡便な作業で運搬できる臓器保存装置を
提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明は、上
記目的を達成するため輸送可能な運搬ユニットを駆動ユ
ニットに着脱自在とした臓器保存装置において、運搬ユ
ニットには一時的潅流に必要な少なくとも臓器収納用チ
ャンバ及び潅流液貯留用リザーバ及びポンプを設けて一
時的潅流回路を形成できるようにし、駆動ユニットには
少なくとも前記潅流回路と連結して潅流回路を形成する
熱交換器及び人工肺を設けたものである。
このように運搬ユニットに潅流回路に必要なチャンバ、
リザーバ、ポンプを設け、熱交換器、人工肺は駆動ユニ
ット側に設けたので、運搬ユニットの運搬が容易となり
ひいては臓器移送をより適正に行なえる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の第1実施例を示したもので、運搬ユ
ニッ)lは輸送手段を介して運搬可能にされている。大
別して断熱可能な室A2とそれ以外の室B3とに分かれ
ており、室A2は内壁に沿って補室4を形成し氷5を入
れるなどして断熱、低温維持を図るようにしている 室A2内には潅流回路を収納している。この潅流回路は
、保存する臓器6を収納するチャンバ7、潅流液を貯え
ておくリザーバ8、ポンプ9、バブルトラップ10、フ
ィルタ11をチューブで連結した閉回路である。更に潅
流回路には潅流液温度を測定する温度センサ12、潅流
液圧力を測定する圧力センサ13、潅流fPi、pHを
測定するpHセンサ14を設けている。
潅流回路は外部にコネクタ15を設けて駆動ユニットと
接続できるようにしである。運搬ユニット1を運搬する
際は、サブ・フローパス16を介して閉回路を形成する
室3Bは、室A2に隣接して設けてあり、前記温度セン
サ12、圧力センサ13、pHセンサ14と接続してい
る計測部17、各センサからの信号に応じた値を表示す
る表示部18を具えている。なお、前記ポンプ9、計測
部17には制御線19を設け、外部のコネクタ20を介
して駆動ユニットの制御部と接続できるようにしである
運搬ユニットlには、更にポンプ9、計測部17、表示
部18と接続しているバッテリ21を設けている。
一方、駆動ユニット22にはチューブで連結している熱
交換器23と人工肺24を設けてあり、それぞれはコネ
クタ25を介して運搬ユニット1と接続しである。さら
に熱交換器23は冷却水循環装置26と連結してあり、
人工肺24はガス制御装置27を介してガスタンク28
と連結しである。
更に駆動ユニット22は、前記冷却水循環装置26、ガ
ス制御装置27を制御線29を介して接続している制御
部30を設けである。同時にこの制御部30は、コネク
タ31を介して運搬ユニット1のポンプ9、計測部17
と接続しである。駆動ユニット22には更に記録部32
が設けてあり、制御部30と接続しである。
第2図は、臓器を収納するチャンバ7の実施例を詳細に
示したもので、断面図Bに明らかなように本体底部には
臓器定置用の係止部33を複数個形成し、臓器6を定置
する際は、臓器表皮に糸35を穿通し、この糸35を係
止部33に形成しである係止用溝34に係止して行う。
第2図Aは、定置した状態を示した平面図である。
このように構成しである臓器保存装置を使用するには、
先ず運搬前の病院で臓器を保存するために、運搬ユニッ
ト1を駆動ユニット22にコネクタ15と25を結合し
、更に20と31を結合して一体化する。この場合、サ
ブ・フローパス16は遮断して駆動ユニット側の熱交換
器23、人工肺24を加えた閉回路の潅流回路を形成す
る。
保存する臓器6をチャンバ7に収納後、臓器保存用液(
潅流液)を潅流回路内を潅流させるのであるが、この潅
流液は熱交換器23で冷却するとともに人工肺24によ
り酸素の供給およびpl+の調整を行う。熱交換器23
に冷却水を送る冷却水循環装置26、ガス制御装置27
、ポンプ9の制御は制御部30により行う。同時に潅流
液の各測定値は、表示部18で表示するとともに記録部
32で記録する。
次に病院間を臓器6の運搬をするには運搬ユニットを駆
動ユニット22から分離する。この場合、潅流回路はサ
ブ・フローパス16を開くことにより運搬ユニット側の
みで閉回路として形成できる。
潅流液の潅流は、ポンプ9をマニュアル制御して行い、
潅流液冷却は補室4に入れた氷で行う。
ポンプ9の駆動を初め計測部17、表示部18の駆動は
バッテリ21を駆動源として行う。
このように本実施例によれば、従来運搬ユニット1側に
設けていた重量が大でかつ容積占有率が大である熱交換
器23、人工肺24を駆動ユニット側に設けることによ
り、運搬ユニット1の軽量化、小型化を図ることができ
る。また、運搬ユニット1内の管路は潅流液の系統だけ
であるのでセツティングに要する時間の短縮化を図るこ
とができる。
したがって、運搬作業の省力化、運搬時間の短縮化を実
現でき臓器保存に与えるダメージを大幅に削減できる。
また、運搬ユニット1内を冷却しなければならない範囲
が狭くなったため、冷却効果が向上し臓器保存をより効
果的に行うことができる。
なお、チャンバ7内での臓器6は運搬中の振動等により
移動するのを防止できるようにしであるので、臓器6を
損傷せず運搬できる。
第3図は、チャンバ36の他の実施例を示したもので、
この実施例では本体底部に臓器定置用の球面状等の凹部
37を形成している。第3図Aの一部平面部に複数の凹
部37を形成しておけばよいが、第3図Bに示す断面図
のように臓器を定置することができ、臓器6に穿刺傷を
与えずに運搬できることとなる。
第4図は、チャンバ38の他の実施例を示したもので、
この実施例では臓器定置用のバルーン39を設けている
。バルーン39には送気用チューブ40が連結してあり
、外部に設けである開閉用コック41を介して送気、脱
気を行う。このようにして臓器6の定置を行うとより確
実な定置と臓器6のより確実な保護を図れる。
本発明は、以上の実施例に限定されるものではなく、幾
多の変形、変更が可能である。例えば、移動中の運搬ユ
ニット1への電力供給は、車、ヘリコプタ−等の輸送手
段のバッテリから行ってもよい。この場合、運搬ユニッ
ト1へはバッテリの代りにトランスを設けることとなろ
う。これにより運搬ユニット1の一層の軽量化を実現で
きる。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明によれば臓器保存に最も必要な潅
流回路の駆動を確保し、運搬能率の向上を図り臓器に与
えるダメージを最小にした臓器保存装置とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す内部構成図、第2図
は、チャンバの一実施例を示す平面図および断面図、 第3図は、チャンバの他の実施例を示す一部平面図およ
び断面図、 第4図は、チャンバの他の実施例を示す平面図および断
面図である。 1・・・運搬ユニット   7・・・チャンバ8・・・
リザーバ     9・・・ポンプ22・・・駆動ユニ
ット23・・・熱交換器24・・・人工肺 第1図 第2図 第3図 手 続 補 正 書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、輸送可能な運搬ユニットを駆動ユニットに着脱自在
    とした臓器保存装置において、 運搬ユニットには一時的潅流に必要な少なくとも臓器収
    納用チャンバ及び潅流液貯留用リザーバ及びポンプを設
    けて一時的潅流回路を形成できるようにし、 駆動ユニットには少なくとも前記潅流回路と連結して潅
    流回路を形成する熱交換器及び人工肺を設けたことを特
    徴とする臓器保存装置。
JP24067088A 1988-09-28 1988-09-28 臓器保存装置 Pending JPH0291001A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24067088A JPH0291001A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 臓器保存装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24067088A JPH0291001A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 臓器保存装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0291001A true JPH0291001A (ja) 1990-03-30

Family

ID=17062956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24067088A Pending JPH0291001A (ja) 1988-09-28 1988-09-28 臓器保存装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0291001A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616501A (ja) * 1992-05-06 1994-01-25 Tonokura Ika Kogyo Kk 臓器の運搬方法、臓器の運搬装置および臓器運搬装置用ポンプ
JP2013510590A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 ハーバード バイオサイエンス インコーポレーテッド 臓器を形成および/または分析するためのバイオリアクタ、システムおよび方法
JP2013542251A (ja) * 2010-11-09 2013-11-21 バイオメドイノベーションズ,エルエルシー 接合型臓器支持体
WO2019044354A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 株式会社Screenホールディングス 臓器保存容器および灌流装置
JP2019043939A (ja) * 2017-08-29 2019-03-22 株式会社Screenホールディングス 臓器保存容器および灌流装置
JP2020143027A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社Screenホールディングス 灌流装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616501A (ja) * 1992-05-06 1994-01-25 Tonokura Ika Kogyo Kk 臓器の運搬方法、臓器の運搬装置および臓器運搬装置用ポンプ
JP2013510590A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 ハーバード バイオサイエンス インコーポレーテッド 臓器を形成および/または分析するためのバイオリアクタ、システムおよび方法
JP2013542251A (ja) * 2010-11-09 2013-11-21 バイオメドイノベーションズ,エルエルシー 接合型臓器支持体
KR101532535B1 (ko) * 2010-11-09 2015-06-30 바이오메디노베이션스, 엘엘씨 관절식 장기 지지
WO2019044354A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 株式会社Screenホールディングス 臓器保存容器および灌流装置
JP2019043939A (ja) * 2017-08-29 2019-03-22 株式会社Screenホールディングス 臓器保存容器および灌流装置
JP2020143027A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 株式会社Screenホールディングス 灌流装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5434045A (en) Biological support system container
ES2377123T3 (es) Procedimiento y aparato de control de la presión para mantener la viabilidad de los órganos
US7176015B2 (en) Organ preservation apparatus and methods
ES2885752T3 (es) Métodos y aparato para perfusión, diagnóstico, almacenamiento y/o transporte de un órgano o tejido
AU674973B2 (en) Brain resuscitation and organ preservation device and method
US7811808B2 (en) Portable preservation apparatus for a donor organ
CN103442675B (zh) 用于将获取的器官维持能存活且可运输的装置
US20020177117A1 (en) Hyperbaric oxygen organ preservation system (hoops)
JPH0291001A (ja) 臓器保存装置
US8802425B2 (en) Method for the hypothermic perfusion of a cardiac organ, and device for the implementation thereof
JP2019048776A (ja) 臓器及び生体組織の輸送装置
CN117355213A (zh) 用于在外科程序期间或之前调节器官的温度的装置和方法
JPH01261301A (ja) 臓器保存装置
JPH01128901A (ja) 臓器保存装置
JPH0269401A (ja) 臓器保存装置
JP6988286B2 (ja) 臓器及び生体組織の輸送装置
JPH0616501A (ja) 臓器の運搬方法、臓器の運搬装置および臓器運搬装置用ポンプ
US20240000067A1 (en) Devices and methods for regulating temperature of organs during or before surgical procedures
JPH03287501A (ja) 臓器の保存方法および臓器の保存装置
JPH01311001A (ja) 臓器保存装置
JPH0459701A (ja) 臓器保存装置
AU2002333590A1 (en) Organ preservation apparatus and methods
AU2008212023A1 (en) Organ preservation apparatus and methods