JPH0290286A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、例えば払込み用紙等の紙葉類を用いて自動
納入する自動料金払込み機に内部構成されるような紙葉
類処理装置に関し、さらに詳しくは紙葉類の搬送処理性
能を高めな紙葉類処理装置に関する。

（ロ）従来の技術 一般に、自動料金払込み機を使って払込み処理する場合
、機械に払込み用紙と払込み料金を挿入および投入すれ
ば、機械が自動的に払込み事項をチエツクし、それが適
正であれば、払込み用紙および料金の取込み処理を行な
う。

このとき、払込み用紙に対しては内部の搬送過程で切断
して切離した一方の領収証部分を顧客に返却し、他方の
請求書部分を収納部に収納処理している。

しかし、切離されて返却、収納される用紙の搬送過程で
ジャム等による搬送障害が発生すると、直ちにｔｌ！１
Ｉｉｉｌｌがダウンして取引停止となり、復旧するまで
取引ができず、稼動率が低下する問題を有していた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は、搬送障害が発生しても機械が容易にダウン
せず、取引許容能力の高い紙葉類処理装置の提供を目的
とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は、挿入口より挿入された紙葉類を内部の切断
部で切断し、切断して切離された一方を挿入口へ返却し
、他方を内方の収納部に収納処理する紙葉類処理装置で
あって、前記挿入口と切断部とを接続する挿入経路と、
切断部と収納部とを接続する収納経路とを各々独立して
構成し、かつ挿入経路を駆動する挿入系駆動部と収納経
路を駆動する収納系駆動部とを独立して設けた紙葉類処
理装置である。

（ホ）発明の作用 この発明によれば、独立して設けられた挿入経路と収納
経路との両経路を、例えば返却側と収納側の処理別に応
じて別々に並行駆動して同時に搬送処理することができ
、この搬送処理時に異常が発生した場合は、この処理対
応する挿入経路か収納経路の一方が駆動停止し、他方の
搬送経路をそのまま有効に駆動許容して取引することが
できる。

（へ）発明の効果 このため、仮にジャム等の発生によって搬送障害が生じ
ても、一方の搬送経路を介した取引処理が停止するのみ
で、他方の搬送経路を介した取引処理をそのまま使用で
き、常に一方の取引処理を可能にし、装置のダウンによ
る復旧待ち時間を回避した高処理能力、高稼動率を維持
して利用客の混雑化を未然に防止することができる。

（ト）実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

第２図は自動料金払込み機の外観図を示し、前面パネル
部分に顧客（払込み人）に機器操作を案内するＣＲＴＩ
と請求書の挿入口２と、払込み料金を投入するための紙
幣人出口３および硬貨人出口４と、取扱い表示器５とが
備えられる。６は顧客が係員を呼ぶための呼出しボタン
、７は係員／管理者のキー、８は顧客接近検知センサで
ある。

この自動料金払込み機に用いる請求書Ａは、その−例と
して第３図に示すように、収入金額領収控と払込み通知
書の両請求書部分ａｌ、ａ２と、領収証部分ａ３とが一
体となった払込み用紙であり、後述するように請求書は
両請求書部分ａｌ。

Ｃ２に収納済み印ｂｉ、ｂｔが押印され、領収証部分ａ
３に領収済み印ｂ２と税務署承認済み印ｂ３とが押印さ
れたのち、カッタにより３枚に切断され、領収証部分ａ
３のみが顧客に返却され、他の２枚は機器内に別々に収
納される。尚、この請求書Ａは公共設備（第３図の場合
は電信電話設備）の利用者に公共設備会社から郵送され
てくるもので、払込みに必要な請求金額等の各種の払込
み情報が記載されている。

第１図は自動料金払込み機の内部の概略構成を示し、図
面左端の請求書挿入口２から機器内部に装備されたカッ
タ９までの挿入経路として、上下のベルトコンベヤ１０
ａ、１０ｂによる請求書搬送経路１０がほぼ直線状に構
成されている。そして、この請求書搬送経路１０には、
請求書挿入口２からカッタ９にかけて税務署承認済み印
用スタンプユニット１１、ＯＣＲヘッド１２、プリンタ
ユニット１３、領収および収納済み印用スタンプユニッ
ト１４の順で各処理要素が配置されている。

ＯＣＲヘッド１２は、光学的に請求書Ａの文字を認識す
るもので、挿入された請求書Ａは、先ずＯＣＲヘッド１
２の位置まで進み、該ヘッドが請求書Ａの記載内容を読
取ってチエツクを行なう。

税務署承認済み印用スタンプユニット１１は、請求書Ａ
の記載内容が上記チエツクで正常であり、かつ所要の料
金が投入された場合に、領収証部分ａ３に税務署承認済
み印ｂ３を、第３図の如く押印する。

その押印後、請求書Ａは領収および収納済み用スタンプ
ユニット１４に向けて図面右方に搬送されるが、その途
中でプリンタユニット１３を通過する。このプリンタユ
ニット１３は、第３図に示す領収日付けＣ２と収納日付
けＣ１とを印字するもので、その印字は後に押印される
領収済み印ｂ２、収納済み印ｂ１の押印位置で、これら
印の内部に収まる位置を選んで押印する。

領収および収納済み印用スタンプユニット１４は、先行
して印字された領収日付けＣ２、収納日付けＣ１の上に
、これらを囲んで領収済み印ｂ２、収納済み印ｂ１のそ
れぞれを押印する。

カッタ９は、その後に請求書Ａを３枚に切断し、切断後
、請求書搬送経路１０を介して領収証部分ａ３のみが請
求書挿入口２に送り返され、顧客に返却される。他の２
枚の請求書部分ａｌ、ａ２は、収納経路としてのカッタ
後段の分岐搬送路１５゜１６を経て上下の収納箱１７．
１８にフラッパ１つを介して別々に振分は収納される。

この上下の収納箱１７．１８は、１つの縦長の内部スペ
ースを平板状の上下スライダ１７ａ、１８ａで上下方向
に一定間隔に仕切り、この仕切った上部スペース側を上
収納箱１７に設定し、下部スペース側を下収納箱１８に
設定して上下スライダ１７ａ、１８ａを共通スライダ駆
動機構２０を介して、各々の上部側に対向する収納ガイ
ドローラ２１．２１に向けて押圧付勢し、この間に導か
れた請求書部分ａｌ、ａ２を上向きに抑圧支持して集積
する。

尚、請求書挿入口２に送り返された領収証部分ａ３を顧
客が取り忘れることがあるので、その時は再び領収書部
分ａ３を取込み、フラッパ２２を介して回収箱２３に収
納動作させる。

第４図は自動料金払込み機の制御回路ブロック図を示し
、ＣＰＵ２４はＯＣＲヘッド１２の読取りデータをチエ
ツクし、その結果が正常であればＲＯＭ２５に格納され
たプログラムにしたがって前述のようにスタンプユニッ
ト１１，１４、プリンタユニット１３、カッタ９、挿入
経路駆動部２６、収納経ＦＩ＠駆動部２７を制御して請
求書Ａ及び料金の取込み処理、返却処理を行ない、かつ
ＲＡＭ２８に必要なデータを記憶させる。

この場合、挿入経路駆動部２６は、独立して設けられた
請求書搬送経路１０を正逆転自在に駆動制御して、請求
書挿入口２に挿入された請求書Ａを内部のカッタ９の位
置まで挟持搬送し、このカッタ位置で切断された領収書
部分ａ３を請求書挿入口２に返却して顧客に渡すように
設けている。

また、収納経路駆動部２７は、独立して設けられた分岐
搬送路１５．１６を駆動制御して、内部のカッタ９の位
置で切断された請求書部分ａ　１　＋ａ２を、さらに内
方の上下の収納箱１７．１８に分離収納するように設け
ている。

また、スタンプユニット１１による税務署承認済み印ｂ
３の押印は、ＯＣＲヘッド１２が３万円を超える払込み
料金であることを読出すことによって施され、このとき
ＣＰＵ２４は取引きジャーナル印字装置２９により取引
きジャーナルにその払込み取引きについて税務署承認済
み印ｂ３を押印したことを印紙税情報と共に印字して記
録する一方、印紙税カウンタ（不揮発性メモリ）３０に
税務署承認済み印ｂ３の押印回数をカウントさせる。

次に、自動料金払込み機を用いて請求書の払込み処理動
作を次に説明する。

今、請求書Ａが挿入されて、ＯＣＲヘッド１２による読
取りがなされ、読取りデータに異常がなければ、投入さ
れた紙幣、硬貨の収納がなされ、異常がない限り、その
払込み取引きが成立する。

同時に読取りデータをチエツクし、異常がなければ、既
述したような領収及び収納日付は印字動作と領収済み印
の押印動作がなされ、また必要に応じて税務署承認済み
印が押印される。

そして、押印された請求書Ａは、カッタ９で３枚に切断
され、このうち１枚の領収証部分ａ３は独立して設けら
れた前段の請求書搬送経路１０により逆方向に送り返さ
れて顧客に返却され、これと並行して池の２枚の請求書
部分ａｌ、ａ２は、独立して設けられた後段の分岐搬送
路１５．１６を経て上下の収納箱１７．１８に別々に振
分は収納される。

このとき、仮にジャム等の発生によって搬送障害が生じ
ても、カッタ前段側の請求書搬送経路１０側か、あるい
はカッタ後段側の分岐搬送路１５゜１６側かの一方の搬
送処理が停止するのみで、他方の搬送経路の搬送処理を
そのまま使用でき、常に一方の取引処理を可能にしてい
る。このため、装置のダウンによる復旧待ち時間を回避
した高処理能力、高稼動率を維持して利用客の混雑化を
未然に防止することができる。

この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、 この発明の紙葉類は、実施例の請求書Ａに対応し、 以下同様に、 挿入口は、請求書挿入口２に対応し、 切断部は、カッタ９に対応し、 挿入経路は、請求書搬送経路１０に対応し、収納経路は
、分岐搬送路１５．１６に対応し、収納部は、上収納箱
１７と下収納箱１８とに対応し、 挿入系駆動部は、挿入経路駆動部２６に対応し、収納系
駆動部は、収納経路駆動部２７に対応するも、 この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定されるも
のではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図は自動料金払込み機の内部概略構成図、第２図は
自動料金払込み機の外観図、 第３図は請求書の一例を示す表面図、 第４図は制御回路ブロッ ２・・・請求書挿入口 １０・・・請求書搬送経路 １７・・・上収納箱 ２６・・・挿入経路駆動部 り図である。 ９・・・カッタ １５．１６・・・分岐搬送路 １８・・・下収納箱 ２７・・・収納経路駆動部 ２・・・請求書挿入口 第２図 自叡ｊセ艷裁み綴のグ１慧図 ２７・・・双納経ｇ８−駆動部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）挿入口より挿入された紙葉類を内部の切断部で切
   断し、切断して切離された一方を挿入口へ返却し、他方
   を内方の収納部に収納処理する紙葉類処理装置であって
   、 前記挿入口と切断部とを接続する挿入経路と、切断部と
   収納部とを接続する収納経路とを各々独立して構成し、
   かつ挿入経路を駆動する挿入系駆動部と収納経路を駆動
   する収納系駆動部とを独立して設けた紙葉類処理装置。