JPH0290030A - トルク検出装置 - Google Patents

トルク検出装置

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JPH0290030A
JPH0290030A JP24322888A JP24322888A JPH0290030A JP H0290030 A JPH0290030 A JP H0290030A JP 24322888 A JP24322888 A JP 24322888A JP 24322888 A JP24322888 A JP 24322888A JP H0290030 A JPH0290030 A JP H0290030A
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JP
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shaft
measured
torque
detection device
torque detection
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JP24322888A
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Inventor
Katsuji Tanizaki
谷崎 勝二
Junichi Maruyama
丸山 旬一
Munekatsu Shimada
宗勝 島田
Hiroyuki Aoki
青木 博幸
Shinichiro Yahagi
慎一郎 矢萩
Takanobu Saitou
斉藤 貴伸
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Daido Steel Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) 本発明は、被測定軸に加えられるトルクを検出するのに
利用される磁歪方式のトルク検出装置に関するものであ
る。 (従来の技術) この種の磁歪方式、のトルク検出装置としては、例えば
、第1図に示すようなものがあった。 第1図に示すトルク検出装置1は、磁気ひずみ効果を有
する被測定軸2の表面部分に、中心軸方向に対して+4
5°方向をなす円周方向に複数の部分らせん状溝3(3
a)と、同じく中心軸方向に対して一45°方向をなす
円周方向に複数の部分らせん状溝3(3b)とを左右に
おいて対称となるように設け、この被測定軸2の近傍に
、前記各部分らせん状溝3 (3a 、3b)と対向す
るようにして励磁兼検出用のコイル4(4a、4b)を
配、没し、前記コイル4 (4a 、4b)の外周に、
被測定軸2との間で間隙5をおいて、高透磁率材料より
なるヨーク6を設けた構造をなすものである(例えば、
特開昭62−185136号公報参照)。 このような構造をなすトルク検出装置1において、被測
定軸2に加えられたトルク(T)を検出するに際しては
、例えば、第2図に示す回路を用いていた。 すなわち、コイル4a 、4bは抵抗14a。 14bと組み合わされてブリッジ回路を構成し。 このブリッジ回路にバランス用の可変抵抗15を設ける
と共に、ブリッジ回路の接続点A−C間に励磁用発振器
16を接続して被測定軸2に対する励磁方向を同一方向
に合わせ、接続点B−B’間には差動増幅器17を接続
して、出力端子18.19より検出出力を取り出すよう
にしている。 そこで、被測定軸2に加えられたトルク(T)の測定に
際しては、励磁用発振器16よりコイル4a、4bに−
・定振幅および周波数の交流を通電する。この通電によ
って、被測定軸2→間隙5呻ヨーク6→間隙5→被測定
!112を磁路とする磁力線がコイル4a、4bを取り
囲むようにして発生する。このとき、磁力線は被測定軸
2の表面部分を流れ、部分らせん状溝3 (3a 、3
b)のところで形状磁気異方性の効果があられれる。 そして、被測定軸2の軸心方向に対して+45°方向の
部分らせん状溝3aが形成されているところでは最大引
張応力+σが作用して透磁率が増加し、反対に一45°
方向の部分らせん状hη3bが形成されているところで
は最大圧縮応力−σが作用して透磁率が減少し、透磁率
が増加した部分のコイル4aのインダクタンスL、が増
加するとともに透磁率が減少した部分のコイル4bのイ
ンダクタンスL2が減少するので、第2図に示したブリ
ッジ回路のバランスがくずれ、差動増幅器17を経て出
力端子18.19間にI・ルク(T)に対応した検出出
力が生じる。 また、トルク(T)が逆方向に付加された場合には、」
−述したと逆の作用により、一方のコイル4aのインダ
クタンスL+が減少するとともに他方のコイル4bのイ
ンダクタンスL2が増加するので、この場合にもwS2
図に示したブリッジ回路のバランスがくずれ、差動増幅
器17を経て出力−子18.19間にトルク(T)に対
応した検出出力が生じる。 したがって1例えば第3図に示すようなトルクと検出出
力との関係をもつ特性が得られる。 (発明が解決しようとする課題) このようなトルク検出装置1において、被測定軸2とし
ては種々の構成のものが考えられるが、例えば、動力伝
達軸を被測定軸として当該動力伝達軸に付加されたトル
クを直接検出しようとする場合において、動力伝達軸の
素材として機械構造用鋼(JIS  SC,SCr、S
CM、SNCMなど)を焼入れ焼もどしして使用してい
るときには、第3図に示すようなヒステリシス(最大ヒ
ステリシスHmax)を生じやすいものとなり、正確な
トルクの検出を安定して行うことが難しいことがあると
いう課題があった。 (発明の目的) 本発明は、上述した従来の課題にかんがみてなされたも
のであって、被測定軸の素材として、機械構造用鋼など
からなる磁性体の鋼材を用いているときでも−、トルク
−出力特性図において示されるヒステリシスを減少させ
、この被測定軸に付加されるトルクの検出を正確にかつ
安定して行うことができるようにすることを目的として
いる。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) 本発明は、被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部とす
る磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸を通る
磁歪成分を検出する検出手段を備えたトルク検出装置に
おいて、磁性体である鉄鋼材料を素材とすると共に表面
硬化処理を施した被測定軸を用いた構成としたことを特
徴としており、このようなトルク検出装置の構成をと述
した従来の課題を解決するための手段としている。 本発明に係るトルク検出装置は、被測定軸と、前記被測
定軸を磁路の一部とする磁気回路を形成する励磁手段と
、前記被測定軸を通る磁歪成分を検出する検出を段を備
えた構成を有するものであり、具体的な構成としては、
第1図に例示したものと同様に、被測定軸を磁路の一部
とする磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸を
通る磁歪成分を検出する検出手段とに共通して使用され
る励磁兼検出用コイルを被測定軸の外周部分に配設した
構造を有するものとすることが可能であるが、このよう
な構造のもののみに限定されないことは当然であり、第
1図に示したトルク検出装置においてヨークを用いない
構造のものとすることが可能であるほか、例えば、被測
定軸の外周部に当該被測定軸を磁路の一部とする磁気回
路を形成する励磁コイルまたは励磁ヘッド(励磁手段)
と、前記被測定軸を通る磁歪成分を検出する検出コイル
または検出ヘッド(検出手段)とが別々に設けられてい
る構造のものとすることも可能であり、特に限定されな
い。 そして、被測定軸としては、磁性体である鉄鋼材料を素
材としたものが用いられ、とくに動力伝達軸それ自体が
被測定軸となる場合には、動力伝達軸としての強度が要
求されるので、例えば1機械構造用鋼(JIS  SC
,SCr、SCM。 SNCMなど)が使用される。 本発明者らは、この種の磁歪方式のトルク検jJJ装首
において、被測定軸の素材として、−に記のごとき機械
構造用鋼を用いた場合に比較的大きなヒステリシスを生
ずることがある要因について解析したところ、ヒステリ
シスの発生は磁気的な塑性が原因しているものと考えら
れることから、ヒステリシスを減少させるためには被測
定軸の剛性向上が望ましいという結論に達した。 また、この種の磁歪方式のトルク検出装置においては、
高周波励磁の表皮効果によって被測定軸表面の磁歪を検
出していることから、被測定軸の表面改質が重要である
という結論に達した。 したがって、このような考察から、被測定軸の剛性向上
と表面改質にとって、表面硬化処理を施すことが最も効
果的であると考えた。 このように、本発明に係るトルク検出装置において、被
測定軸には表面硬化処理を施したものが用いられるが、
実施71様においては、表面硬化処理として、浸炭、浸
炭窒化、窒化、高周波焼入れなどの熱処理加工と、ショ
ットピーニング、冷間圧延、冷間鍛伸などの機械加工の
少なくともいずれかによるものを採用することができる
。 そこで、機械構造用クロムモリブデン鋼(JIS  S
CM420)を素材とした被測定軸に異なる熱処理を施
してその表面硬さを変化させたものとしてトルク検出装
置に組み込み1表面硬さとヒステリシスとの関係を調べ
たところ、第4図に示す傾向がみられた。 同様に、機械構造用炭素鋼(JIS  540G)を素
材とした被測定軸に異なる熱処理および機械加工を施し
てその表面硬さを変化させたものとしてトルク検出装置
に組み込み1表面硬さとヒステリシスとの関係を調べた
ところ、第5図に示す傾向がみられた。 そして、実用的に許容されるヒステリシスがlO〜12
%以下程度であると考え、このような許容値をある程度
余裕をもって満足させるようにするためには4表面硬化
処理後の被測定軸の表面硬さがHv600以上、硬さH
v550以上の有効硬化層深さが0.2mm以上である
ものとするのが望ましいものと考えられた。そして、熱
処理加工と機械加工の両方を行う場合には熱処理加工を
行った後に機械加工を行って表面硬さがHv600以1
−1硬さ1(v550以上の有効硬化層深さが0.2m
m以上の表面硬化層を有するものとするのが、機械加工
による効果が熱処理加工によって減殺されないようにす
るために有効であった。 (発明の作用) 本発明に係るトルク検出装置では、被測定軸として、磁
性体である鉄鋼材料を素材とすると共に表面硬化処理を
施したものを用い4より望ましくは、被測定軸の表面硬
さがHv600以上、硬さHv550以上の有効硬化層
深さが0.2mm以上であるものとしたから、被測定軸
の素材として強度の確保が容易になしうる機械構造用鋼
を用いたときでも、トルク−検出出力特性におけるヒス
テリシスは小さなものとなる。 (実施例) 足置A」 第1図に示したと同じように、トルク検出装置1として
、被測定軸2の表面部分に、中心軸方向に対して+45
°方向をなす円周方向に複数の部分らせん状1s3(3
a)と、同じく中心軸方向に対して一45゛方向をなす
円周方向に複数の部分らせん状t+13(3b)とを左
右において対称となるように設けて形状磁気異方性部を
形成し、この被測定軸2の近傍に、前記各部分らせん状
溝3(3a、3b)と対向するようにして励磁兼検出用
のコイル4(aa、4b)を配設し、前記コイル4 (
4a 、4b)の外周に、被測定軸2との間で間隙5を
おいて、高透磁率材料よりなるヨーク6を設けた構造を
なすものであり、この実施例1においては、被測定軸2
の素材として機械構造用クロムモリブデン鋼(S 0M
420)を用い、軸素材に対して部分らせん状溝3 (
3a 、3b)を加工したのち900℃で浸炭して焼入
れし、170″Cで焼もどしを施した被測定軸2を用い
た。この被測定軸2の表面硬さは約Hv730であり、
第2図に示した回路に接続してヒステリシスの測定を行
ったところ、第1表に示す結果であった。 χムAヱ 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用クロムモリブデン鋼(S
 0M420)を用い、軸素材に対して部分らせん状溝
3 (3a 、3b)を加工したのも900℃で浸炭し
て焼入れし、170℃で焼もどしを施し、さらに第4表
の実施例2の欄に示したショットピーニング条件でショ
ットピーニングを施した被測定軸2を用いた。この被測
定軸2の表面硬さは約Hv760であり、第2図に示し
た回路に接続してヒステリシスの測定を行ったところ、
同じく第1表に示す結果であった。 ル邊む1↓ 実施例1と同じ4W造のトルク検出装置1において、被
測定軸2の素材として機械構造用クロムモリブデン鋼(
S 0M420)を用い、軸素材に対して部分らせん状
溝3 (3a 、3b)を加工したのも870℃で焼入
れし、170℃で焼もどしを施した被測定軸2を用いた
。この被測定軸2の表面硬さは約Hv240であり、第
2図に示した回路に接続してヒステリシスの測定を行っ
たところ、第1表に示す結果であった。 皮敷Aヱ 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用クロムモリブデン鋼(S
 0M420)を用い、軸素材に対して部分らせん状溝
3 (3a 、3b)を加工したのち850℃で焼なま
しを施した被測定軸2を用いた。この被測定軸2の表面
硬さは約Hv170であり、第2図に示した回路に接続
してヒステリシスの測定を行ったところ、第1表に示す
結果であった。 第1表に示すように、機械構造用クロムモリブテン鋼か
ら作製した軸素材に表面硬化処理として浸炭焼入れ焼も
どしく実施例1の場合)や浸炭焼入れ焼もどし後にショ
ットピーニング(実施例2の場合)を施した被測定軸2
を用いたトルク検出装置1では、ヒステリシスが著しく
小さなものとなっていた。 Xム亘l 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用炭素鋼(S 40 C)
を用い、軸素材に対して部分らせん状&W3(3a、3
b)を加工したのち周波数30KHz、出力150KW
−t’高周波焼入れし、170℃で焼もどしを施した被
測定軸2を用いた。この被測定軸2の表面硬さは約Hv
680であり、第2図に示した回路に接続してヒステリ
シスの測定を行ったところ、第2表に示す結果であった
。 Xム湾1 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用炭素鋼(540C)を用
い、軸素材に対して部分らせん状溝3 (3a 、3b
)を加工したのち1周波数30KHz、出力tsoKw
−t’高周波焼入れし、170℃で焼もどしを施し、さ
らに第4表の実施例4の欄に示したショットピーニング
条件でショットピーニングを施した被測定軸2を用いた
。この被測定軸2の表面硬さは約Hv720であり、第
2図に示した回路に接続してヒステリシスの測定を行っ
たところ、第2表に示す結果であった。 塩箆亘ユ 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用炭素鋼(S 40 G)
を用い、軸素材に対して部分らせん状溝3 (3a 、
3b)を加工したのち850℃で焼入れし、170℃で
焼もどしを施した被測定軸2を用いた。この被測定軸2
の表面硬さは約Hv330であり、第2図に示した回路
に接続してヒステリシスの測定を行ったところ、第2表
に示す結果であった。 ル邊むIA 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用炭素鋼(540G)を用
い、軸素材に対して部分らせん状溝3 (3a 、3b
)を加工したのち820℃で焼なましを施した被測定軸
2を用いた。この被測定軸2の表面硬さは約Hv190
であり、第2図に示した回路に接続してヒステリシスの
測定を行ったところ、第2表に示す結果であった。 第2表に示すように、機械構造用炭素鋼から作製した軸
素材に表面硬化処理として高周波焼入れ焼もどしく実施
例3の場合)や高周波焼入れ焼もどし後にシ、フトビー
ニング(実施例4の場合)を施した被測定軸2を用いた
トルク検出装置1では、ヒステリシスが著しく小さなも
のとなっていた。 実施例5 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用クロム鋼(SCr440
)を用い、ib素材に対して部分らせん状溝3 (3a
 、3b)を加工したのも870℃で焼入れし、170
℃で焼もどしを施した被測定軸2を用いた。この被測定
軸2の表面硬さは約Hv620であり、第2図に示した
回路に接続してヒステリシスの測定を行ったところ、第
3表に示す結果であった。 夫ム桝j 実施例1と同じ構造のトルク検出装置1において、被測
定軸2の素材として機械構造用クロム鋼(SCr440
)を用い、軸素材に対して部分らせん状溝3 (3a 
、3b)を加工したのち870℃で焼入れし、170℃
で焼もどしを施し、さらに第4表の実施例6の欄に示し
たショットピーニング条件でショット−ピーニングを施
し・た被測定M2を用いた。この被測定fth2の表面
硬さは約Hv700であり、第2図に示した回路に接続
してヒステリシスの測定を行ったところ、同じく第3表
に示す結果であった。 第3表に示すように5機械構造用クロム鋼から作製した
軸素材に表面硬化処理として焼入れ焼もど17を施した
実施例5の被測定軸2を用いたトルク検出袋g!11で
は、ヒステリシスが10%と許容限界に近いものであっ
たが、焼入れ焼もどし後にショットピーニングを施した
実施例6の被測定軸2を用いたトルク検出装置1では、
ヒステリシスが著しく小さなものとなっていた。
【発明の効果】
本発明によれば、被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一
部とする磁気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸
を通る磁歪成分を検出する検出手段を備えたトルク検出
装置において、磁性体である鉄鋼材料を素材とすると共
に表面硬化処理を施した被測定軸を用いた構成としたか
ら、被測定軸の素材として、機械的強度の確保が比較的
容易なものとなる機械構造用鋼などからなる鉄鋼材料を
用いたときでも、トルク検出の際のヒステリシスを大幅
に減少させることが可能であり、トルクの検出を正確に
そして安定して行うことができるようになるという非常
に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁歪方式のトルク検出装置の構造を例示する説
明図、第2図は第1図のトルク検出装置のトルク検出に
用いる回路を例示する説明図、第3図はトルク検出装置
のトルク検出出力特性を示すグラフ、第4図、は機械構
造用クロムモリブデン鋼(S 0M420)を素材とし
た被測定軸を用いたトルク検出?を置の被測定軸表面硬
さとヒステリシスとの関係を調べた結果を例示するグラ
フ、第5図は機械構造用炭素鋼(340C)を素材とし
た被測定軸を用いたトルク検出装置の被測定軸表面硬さ
とヒステリシスとの関係を調べた結果を例示するグラフ
である。 1・・・トルク検出装置、 2・・・被測定軸。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定軸と、前記被測定軸を磁路の一部とする磁
    気回路を形成する励磁手段と、前記被測定軸を通る磁歪
    成分を検出する検出手段を備えたトルク検出装置におい
    て、磁性体である鉄鋼材料を素材とすると共に表面硬化
    処理を施した被測定軸を用いたことを特徴とするトルク
    検出装置。
  2. (2)表面硬化処理は、浸炭,浸炭窒化,窒化,高周波
    焼入れなどの熱処理加工と、ショットピーニング,冷間
    圧延,冷間鍛伸などの機械加工の少なくともいずれかに
    よるものであり、被測定軸の表面硬さがHv600以上
    、硬さHv550以上の有効硬化層深さが0.2mm以
    上であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に
    記載のトルク検出装置。
JP24322888A 1988-09-28 1988-09-28 トルク検出装置 Pending JPH0290030A (ja)

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