JPH0289656A - 記録ヘッドの駆動方法 - Google Patents

記録ヘッドの駆動方法

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JPH0289656A
JPH0289656A JP63240761A JP24076188A JPH0289656A JP H0289656 A JPH0289656 A JP H0289656A JP 63240761 A JP63240761 A JP 63240761A JP 24076188 A JP24076188 A JP 24076188A JP H0289656 A JPH0289656 A JP H0289656A
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dots
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JP63240761A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kuwabara
伸行 桑原
Yasuyuki Tamura
泰之 田村
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0289656A publication Critical patent/JPH0289656A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は画信号に応じて複数の発熱素子をJjf沢的に
発熱さセで熱記録を行うに際し、各発熱素子への通電エ
ネルギーを制御する記録ヘッドの駆動方法に関する。
〈従来の技術〉 近年、情報産業の2.速な発展に伴い、種々の情報処理
システムが開発され、また夫々の情報処理ノステムに適
した記録方法が開発されている。このような記録方法の
中に熱記録方法があD、この方法は使用する装置が軽量
且つ小型で騒音が少なく、また操作性や保守性にも借れ
ていることから最近広く使用されている。
前記熱記録方法には感熱記録式と熱転写記録式とがある
。感熱記録式は、発色剤と顕色剤とを含有する発色型の
感熱記録紙を記録媒体として使用し、これに通電により
発熱する?M数の発熱素子をヘッド基板に配列してなる
記録ヘッドから与えられる熱信号によって記録画像を得
るものである。
また熱転写記録式は、フィルム状の支持体トに、熱熔融
性バインダー中に着色剤を分散させてなる熱転写性イン
クを塗工してなる感熱転写材を使用し、この感熱転写材
をその熱転写性インク層がIt?通紙等の記録媒体に接
するように重畳し、感熱転写材の支持体側から前記記録
ヘッドにより熱信号を与えることによって、前記熱転写
性インクを記録媒体上に転写するものである。
このような熱記録を行う際の記録ヘッドの駆動方法とし
ては、画信何が非発熱信号(以下単に「白Jという)の
ドツトに於いては、発熱素子に通電せず、画信号が発熱
信号(以下単にr黒jという)のドツトに於いては、発
熱素子に通電することで発熱の切り換えを行っている。
そしてシリアル型の装置にあっては、記録ヘッドの走行
方向に沿って白がしばらく続いた後に黒がいくつか出て
くるような場合、黒の先頭ドツトは、画像のエツジ部を
明確に記録することと、その時点に於いては記録ヘッド
内の蓄熱量が少ないということから、当該ドツト以降の
ドツトよりも通電エネルギーを大きくし、+Bの先頭以
外のドツトでは、記録ヘッド内の蓄熱を考慮して通電エ
ネルギーを前記先頭ドツトよりも小さく卯える駆動方法
が一般的に用いられている。
また記録ヘッドの走行方向に沿って、黒がいくつか連続
した後で、白に変わるようなとごろでの最後の黒に於い
ては、熱の立ち下がりを速くして、後続の白の部分に画
像が尾引きしたりする影響を及ぼさないようにするため
に、他の黒の通電エネルギーよりも小さくする駆動方法
がよく用いられている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来からある前記記録ヘッドの駆動方法
では以下の如き課題がある。
即ち、記録〜・ラドの走行方向に沿って白がしばらく続
いた後に黒が出て来たときに、その黒を正確に記録媒体
上に記録させるため、その男に対応する発熱素rへの通
電エネルギーを、他の位置のドツトよりも大きくするが
、このときに前記先頭の黒ドツトを含む画像の開始の端
部のドツトの並びが記録ヘッドの走行方向に平行か、垂
直な直線の一部であれば、画像の開始端部が強調されて
一様に明瞭に記録されるので好ましい。しかし、前記先
頭の黒ドツトを含む画像の端部のドツトの並びが前記の
ようなドツトの並びでなく、例えば斜線や曲線の輪郭線
の一部である場合に於いては、画像のドツト構成通トで
段差があったりする。このようなとき、前記段差の突出
部のドツトにも通電エネルギーを大きくして該当ドツト
を明瞭に記録すると、ドツト構成通りの記録となD、こ
の輪郭線が階段状に現れ、滑らかな斜線や曲線とならず
、記録画像の品位としては好ましくない。
また記録ヘッドの走行方向に沿って、しばらく里が続い
た後に白が出てきたときに、この最後の黒を含む画像の
終了の端部のドツトの並びが、斜線や曲線の輪郭線の一
部である場合も、全ての終了端部のドツトの通電エネル
ギーを同一にすると、突出部のドツトのところで階段状
に記録され、画像品位としては好ましくない。
前記状態を、シリアルヘンドで第4図に示す如きrR3
パターンを記録する場合を例にとって具体的に説明する
第4図のドツト■、■、■、■は何れも記録へンドの走
行方向に沿った黒の先頭ドツトであるが、ドツト■及び
■は記録ヘッドの走行方向に垂直な直線の一部をなして
いるために、これらのドツトへの通電エネルギーを、そ
れ以降の黒の通電エネルギーよりも大きくして明瞭に記
録することは、画像エツジ部がシャープになるので好ま
しい。
これに対し、ドツト■、■はこれらを含む画像端部が曲
線或いは斜線であって、ドツト■、■はどちらもドツト
構成上の段差の突出部となっている。従って、これらド
ツト■、■を前記直線部のドツト■、■と同し大きな通
電エネルギーとすると、階段状のドツト構成が強調され
、記録後の画像に於いて曲線や斜線の輪郭が滑らかに現
れなくなるので好ましくない。
このことは画像の終了ドツトについても同様である。例
えば、第4図のドツト■、■は何れも記録ヘッドの走行
方向に沿った黒の終了ドツトであるが、ドツト■は記録
ヘッドの走行方向に垂直な方向の直線の一部であるが、
ドツト■は曲線の一部である。従って、前記2つのドツ
ト■、■についても同じ通電エネルギーを印加したので
は、ドツト■の突出部が階段状に強調され、記録後の曲
線の輪郭が滑らかにならないので好ましくない。
本発明の目的は前記従来の課題を解決し、画像の直線部
は勿論のこと、斜線部や曲線部を滑らかに記録し、非常
に画像品位の高い記録像を得ることが出来る記録ヘッド
の駆動方法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための手段は、通電により発熱する
複数の発熱素子を一列に配してなる記録へンドを用いて
、ドツトマトリクス状に画像を形成する熱記録の際に、
記録しようとするドツトを中心にして所定範囲の画信号
を検出し、その検出結果に応じて発熱素子への通電エネ
ルギーを制御する記録ヘッドの駆動方法に於いて、前記
ドツトマトリクスを、通電しようとするドツトをEとし
たとき、前記記録へンドの記録媒体に対する相対的な走
行方向に向かって前記ドツトEに対し、斜め左後方のド
ツトをA、左側のドツトをB、斜め左前方のドツトをC
1後方のドツトをD、前方のドツトをF、斜め右後方の
ドツトをG、右側のドツトをH1斜め右前方のドツトを
1とし、少なくとも前記ドツトマトリクスの発熱信号及
び非発熱信号を検出し、前記ドツトマトリクスの夫々の
ドツトが、発熱信号に該当するときは1、非発熱信号に
該当する七きはOとしたとき、前記画信号の検出結果に
基づき、前記記録ヘッドの走行方向に沿って少なくきも
1ドツト以上の連続した発熱信号の開始ドツトに与える
通電エネルギーのうち、入・IIT −D −E −F
 −H・(C+G)=1B−D−E・Fl−FT・ (
A+1)=1の何れかの論理式が成立するときの通電エ
ネルギーを、前記検出範囲内に於いて、前記2つの論理
式が成立しない他の連続した発熱信号の開始ドツトに与
える通電エネルギーの50%以上90%以下に設定し、
前記画信号の検出結果に基づき、前記記録ヘッドの走行
方向に沿って少なくとも1ドツト以上の連続した発熱信
号の終了ドツトに与える通電エネルギーのうち、 Fr−C−D・a−7?’−H・(A+I)=IB  
D−E−11’T・T・ (C+C;) =1の何れか
の論理式が成立するときの通電エネルギを、前記検出範
囲内に於いて、前記2つの論理式が成立しない他の連続
した発熱信号の終了ドツトに与える通電エネルギーの3
0%以上90%以下に設定することを特徴としてなる。
〈作用〉 前記手段によれば、発熱素子に通電する際に、少なくと
も通電しようとするドツトの周囲8個のドツトの画信号
を検出し、通電しようとするドツトが、画像の斜線部或
いは曲線部を形成するドットであって、且つ記録ヘッド
の走行方向の黒の開始ドツト或いは終了ドツトであるか
否かを検出し、前記斜線部等の開始或いは終了ドツトで
あるときは、通電エネルギーを他の黒の開始或いは終了
のドツトよりも小さくすることで、斜線部等のドツト構
成の段差での突出部を明瞭に転写せず、逆にやや不明瞭
に転写する。これによD、前記段差のドツトは隣接する
ドツトとの境界がぼやけた記録となD、斜線部等が滑ら
かな画像を得ることが出来る。
〈実施例〉 次に前記手段を熱転写記録方式に適用した一実施例を図
面を参照して説明する。
〔第一実施例〕
第1圀は前述した手段を実施例するための熱転写記録装
置の斜視説明図であD、第2図は記録ヘッドの発熱素子
の配列を示す模式説明図である。
先ず記録装置全体の概略構成を説明すると、lは加熱さ
れると熔融して記録シートに転写性を有するインクを、
長尺状のベースフィルムに塗布したインクリボンであっ
て、カセット2内に収納され、このカセット2がキャリ
ッジ3に着脱自在に装填される如く構成されている。そ
して前記キャリッジ3にはプーリ4a、4b間に掛は渡
されたヘルド4Cが接続され、前記プーリ4aと連結し
たキャリッジモーター4dの駆動によって、ガイド軸5
に沿って往復移動可能に構成されている。
また前記キャリッジ3には多数の発熱素子を一列に配列
した記録ヘッド6が搭載され、記録時に記録ヘンドロが
ヘッドダウンすると、裏面をプラテン7で支持された記
録シート8に前記インクリボン1が押圧され、この状態
で前記キャリッジ3が矢印六方向(主走査方向)に走行
すると、インクリボン1が供給リール9aから矢印B方
向に順次繰り出される如く構成している。更に前記キャ
リッジ3の矢印六方向への走行と同期して記録ヘッド6
が画信号に応じて発熱すると、この熱により溶融したイ
ンクが記録シート8に転写される。
尚、前記インク転写後のインクリボンlは記録シート8
から剥離して巻取り−ル9bに巻き取られる如く構成し
ている。
更に、前記の如くして一行分の転写記録が終了すると、
記録ヘッド6がヘッドアンプしてキャリッジ3をホーム
ポジションに戻すと共に、搬送ローラlOを搬送モータ
ー11によって所定量回転させて記録シート8を矢印C
方向(副走査方向)に−行分搬送し、次行以下の記録を
前記と同様に繰り返す如く構成している。
ここで本実施例に用いた記録へンド6について説明する
と、これは第2図に示すように、インクリボンlと接触
する側のヘッド基板6aの表面に、発熱素子6bを縦一
列に24個配列してなる。この発熱素子6bは通電によ
り個々発熱するものであD、制御系からの発熱信号によ
って駆動する。この制御系は第3図のブロック図に示す
如く、画信号バッファ12aを介して記録するデータが
シーケンス制御器12bより出力されるクロック信号と
同期して記録ヘンドロに転送され、その転送終了後にラ
ッチ信号を与えることでデータがセットされる。一方、
駆動電流制御器12cを介して発熱素子部動電fQ12
dからコモン電流を供給しながら、パルス幅演X器12
eによって演算された駆動パルス幅に対応じてストロー
ブ信号が記録ヘッド6に与えられるものである。そして
ストローブ信号が出力している間、供給されたコモン電
流が発熱素子6bに流れて発熱するものである。
次に画像記録に際し、前記記録ヘンドロを駆動する方法
について、具体的に第4図に示すr RJパターンを記
録する場合で説明する。
尚、第4図に於いて、各発熱素子6bを上から順にD、
、D、、・・・・・・D !3.  D、、とじ、(第
2図参照)、記録ヘッド6の走行方向の各ラインを左か
ら順にL1、Lx 、・・・・・・[+21.Ll4と
する。
先ず前記画像を記録するに当たD、第511Z(A)。
(B)に示す如く、通電しようとするドツトE(D+L
、)に対して本実施例では周囲8個のドツトの白、男を
検出する。
即ち、記録ヘンドロの記録シート8に対する相対的な走
行方向に向かって、斜め左後方のドツトA (D+−+
  LJ−1) 、左側のドツトB(D+−、Lj)、
斜め左前方のドツトC(Dl−6LJ、l)、後方のド
ツトD(DI LJ−1)、前方のドツトF (DiL
5.l)、斜め右後方のドツト(、(D、。+  LJ
−+)、右側のドツトH(D、、、  Lj )、斜め
右前方のドツトI  (D、。、  LJ、、 )の白
、黒を検出する。
通電しようとするドツトEに対して、前記検出範囲で第
4図のrRJパターンに於ける黒の各ドツトを分類して
みると、第6図乃至第16図の夫々に示すようになる。
これらを記録ヘンドロの走行方向に沿って連続した黒の
開始ドツトと終了ドツトに分けると、 開始ドツト・・・・・・第6図、第1O図、第13図、
第14図終了ドツト・・・・・・第7図、第11図、第
15図、第16図がj亥当する。
更に前記開始ドツト又は終了ドツトの中でも、画像の斜
線部或いは曲線部を形成する前記開始ドツト或いは終了
ドツトであるか否かを判別する。
その判別は、検出範囲の各ドラ)A−[について、黒の
ときはr14白のときはr□、とすると、以下の論理式
によって判別し得る。
即ち、開始ドツトに関しては、 入・!’J−15−E−F−H・(c+G) =1・・
・・・・(11B・ri−E−F−(m−Ff・(A−
+1)=1・・・・・・(2)の論理式が成立する場合
には画像の斜線部或いは曲線部の開始ドツトとなる。
また終了ドツトに関しては、 B・im−D−E−T’・■1・ (A+I)=1・・
・・・・(3)B−D−E−1”−H−T・ (C+G
)=1・・・・・・(4)の論理式が成立する場合には
斜線部或いは曲線部の終了ドツトとなる。
例えば、開始ドア)の中でも検出結果が第6図及び第1
0図の場合は、前記+11式及び(2)式が成立しない
が、第13図の場合は前記+11式が成立し、第14図
の場合は前記(2)式が成立する。従って、第6図及び
第10図の通電しようとするドツトEは、画像の直線部
の開始ドツトであると′4Jj別出来、第13図及び第
14図の通電しようとするドツトEは、画像の斜線部或
いは曲線部の開始ドツトであると判別出来る。
また同様に、終了ドツトの中でも検出結果が第7図及び
第11図の場合は、前記(3)式及び(4)式が成立し
ないが、第15図の場合は前記(3)式が成立し、第1
6図の場合は前記(4)式が成立する。従って、第7図
及び第11図の通電しようとするドツトEは、画像の直
線部の終了ドツトであると判別出来、第15図及び第1
6図の通電しようとするドツトEは、画像の斜線部或い
は曲線部の終了ドツトであると判別出来る。
そこで、記録ヘンドロを駆動するに当たっては、前記開
始ドツトの中で斜線部或いは曲線部の開始ドツトに対す
る通電エネルギーは、直線部の開始ドツトに対する通電
エネルギーの50%以上90%以下、より好ましくは6
0%以上80%以下と小さくなるように設定する。また
前記終了ドツトの中で斜線部或いは曲線部の終了ドツト
に対する通電エネルギーは、直線部の終了ドツトに対す
る通電エネルギーの30%以上90%以下、より好まし
くは60%以上80%以下と小さくなるように設定する
前記の如く通電エネルギーを設定すると、例えば第4図
のrR」パターンに於いて、■〜■のドツトの検出範囲
は、夫々第17図(1)〜(6)に示す如くなD、第1
7図(4) 、 (5)は他の連続具開始ドツトよりも
通電エネルギーが小さくなるために、階段状に突出部が
ぼやけ、滑らかな曲線部或いは斜線部が現れることにな
る。また第17図(6)は他の連続具の終了ドツトより
も通電エネルギーが小さくなるために、前記と同様に滑
らかな曲線部が現れることになる。
尚、記録へンド6の走行方向に沿った黒の開始ドツト又
は終了ドツトの夫々のドツト構成の段差での突出部のド
ツトに対する通電エネルギーは、前記の如く他の開始ド
ツト又は終了ドツトの50〜90%、30〜90%に設
定するが、この通電エネルギーの範囲よりも小さくする
と、ドツトの転写抜けが生ずることがあD、通電エネル
ギーを小さくすることの効果が現れなくなってしまう。
これらの通電エネルギーの割合は、画像の全体のドツト
構成及び記録媒体の熱特性によって前記範囲で適切な値
に設定する。
前記検出結果に基づいた通電エネルギーの決定の−例は
次のアルゴリズムで行う。
(1)発熱素子への通電エネルギーの制御は、一定の印
加電圧■の下で、1ドットへの記録に要する時間のパル
ス周期T = 2.0w5ec中に於ける通電時間、即
ちパルス幅りで決定する。
(2)通電しようとするドツトEが、記録ヘッド6の走
行に沿って連続した犀の開始ドツトであるとき、論理式
(11及び(囚の何れも成立しないときはL =1.5
ssecに設定し、前記論理式の何れかが成立するとき
は、L =1.0m5ec(前記し−1,5−secの
67%)に設定する。
(3)通電しようとするドツトEが、記録ヘッド6の走
行に沿って連続した黒の終了ドツトであるとき、論理式
(3)及び(4)の何れも成立しないときはL =0.
8yasecに設定し、前記論理式の何れかが成立する
ときは、t =0.6m5ec(前記t =0.8m5
ecの75%)に設定する。
(4)前記(2) 、 (3)に該当しない黒のドツト
(即ち、黒の開始ドツトでも終了ドツトでもないドツト
、例えば第8図、第9図、第12図の場合)に通電する
ときはt =0.8tssecに設定する。
(5)通電しようとするドツトが白であるときは、t=
0+n5ecとする。
前記(1)〜(5)のアルゴリズムに従って、記録ヘン
ドロ中の発熱素子6bへの通電エネルギー量の制御を、
第3図のパルス幅演算器12eで印加パルス幅を制御す
ることにより行う。
前記パルス幅制御は、記録ヘッド6の発熱素子D、〜D
、の夫々について、各ライン上1〜1g4毎に行うが、
このときの演算手順を第18図のフローチャートに示す
この手順を説明すると、先ずステップS1で各ラインL
、の順番を示すカウンタjの値を1にセットし、ステン
ブS2で当1亥ラインに於けるドツトD、の順番を示す
カウンタiの値を1にセットする0次にステップS3で
前記jとjで定まる画像上のドツトDiL、が黒か否か
を判別し、黒でないときは発熱させる必要がないので、
ステップS4に移行してlパルス周期内の通電時間、即
ち1=0を設定してステップS17ヘジヤンブする。
前記ステップS3でトン[)i L、が黒のときは、ス
テップS5に移行してこの通電しようとするドツトD、
Lよの周囲8個のドツト、即ち第5図(B)に於けるド
ツトD+−+  L=−+ 、DI−+  L=Dr−
1LJ−+ 、Dr  L;−+ 、D;  LJ、1
、Dl−ILj−、、D1、、 Lj 、  Di、、
  Lj、、の画信号が夫々黒か白かを検出し、そのデ
ータを1か0で表して、夫々該当する第5図(A)のA
〜1にセットしてステップS6へ移行する。
ステップS6では周囲の画信号の検出結果のうち、ドツ
トEに対して記録ヘッド6の記録シート8に対する相対
的な走行方向に向かって、1ドット後方のドラl−D 
(Di L7−+ )の画信号が黒か白かを判別し、白
の場合は記録ヘッドの走行方向に連続した黒の開始ドツ
トとなるため、ステップS7へ移行する。そしてステッ
プS7では、論理式(+1が成立するか否かを’nlj
別し、成立するときはステップS9へ移行し、成立しな
いときはステップS8へ移行して論理式(2)が成立す
るか否かを判別し、成立するときはステップS9へ移行
し、成立しないときはステップSlOへ移行する。
ステップS9では論理式(1)又は(2)が成立したと
きであD、通電しようとするドツトEが連続する黒の開
始ドツトであって、且つ画像の斜線部或いは曲線部に該
当する場合である。従って、このステップ゛S9ではパ
ルス幅りに1.omsecをセントしてステップS17
ヘジヤンプする。
またステップ310では前記論理式+11及び(2)が
成立しないときであD、通電しようとするドツトEが連
続する黒の開始ドツトであD、且つ画像の直線部に該当
する場合である。従って、このステップS10ではパル
ス幅りに1.5m5ecをセットしてステップS17ヘ
ジヤンプする。
前記ステップS6でドツトDが黒であるときは、ステッ
プSllへ移行して通電しようとするド・7ト已に対し
、記録へソド6の記録シート8に対する相対的な走行方
向に向かって、1ドyト前方のトノ)Fの画信号を検出
し、ドツトFが黒か白かを’4’JI 5:+1 L、
ドツトFが白のときはステップS12へ移行する。この
ステップS12では通電しようとするドツトEが、連続
した黒のドツトの終了ドツトに該当することになるため
、前記論理式(3)が成立するか否かを判別し、成立す
る場合はステップ314へ移行し、成立しない場合はス
テップS13へ移行して論理式(4)が成立するか否か
を判別する。そしてステップS13で論理式(4)が成
立する場合は、ステップSI4へ移行し、成立しない場
合はステップSI5へf多行する。
ステップ314では、論理式(3)又は(4)が成立し
たときであD、通電しようとするドツトEが連続する黒
の終了ドツトであって、且つ画像の斜線部或いは曲線部
に該当する場合である。従って、このステップS14で
はパルス幅りにQ、5vSecをセットしてステップS
I7ヘジヤンプする。
またステ、プSI5では前記論理式(3)及び(4)が
成立しないときであD、通電しようとするドツトEが連
続する黒の終了ドツトであD、且つ画像の直線部に該当
する場合である。従って、このステンブ315ではパル
ス幅りに0.8 m5ecをセットしてステップS17
にジャンプする。
前記ステップSllでドツトFが黒であった場合には、
通電しようとするドツトEが記録ヘッドの走行方向に沿
って連続した場の途中であるため、ステップS16へ移
行してパルス幅りにQ、8m5ecをセットしてステッ
プS17に移行する。
次にステップS17ではドツトの順番iが24未満であ
るか否かを判別し、1が24未満のときは当該ラインL
、に於けるドツト処理が終了していないため、ステップ
318へ移行してiの値を1だけインクリメントして、
ステップS3へ戻る。また前記ステップ317に於いて
、iの値が24未満でないと判別したときは、当該ライ
ンL、に於ける全てのドツト処理が終了したことになる
ため、次のラインのドツト処理へ移るため、ステップ3
19へ移行する。
ステップ319では処理ラインLjが最終ラインか否か
を判別し、最終ラインでなく、更に次のラインのデータ
が存在する場合には、ステップS20へ移行してカウン
タjの値を1だけインクリメントしてステップS2へ戻
る。一方、ステップS19で処理ラインL、が最終ライ
ンであったときは処理を終了する。
前述の9口くして制御される通電エネルギーを第4図の
D、からD24に於けるライン方向の演算結果で示すと
第19回のようになる。尚、この第19図に於いて、ハ
ツチングを施しである部分は、前述のアルゴリズムの(
2)に該当してパルス幅が1.Qmsecとなる部分で
あD、格子状の印が施しである部分は、アルゴリズム(
3)に該当してパルス幅が0.6m5ecとなる部分で
ある。
前述の如く第4図のrR,パターンを記録するに当たっ
て、ドツト構成上での段差の突出部に該当するドツト(
第4図に於ける■、■、■のドツト)への通電エネルギ
ーを小さくすることで、これらの輪郭線を滑らかに記録
することが出来る。
尚、第19図ではi;1起筆4図のドツト■〜■に該当
するパルス部分に同し符号を記している。この第19図
からも画像の斜線部や曲線部の端部に於けるドツト構成
上の突出部にあっては、通電エネルギーが他の画像端部
よりも小さくなっていることが確認出来る。
〔比較例〕
前述した第一実施例のように、画像の斜線部或いは曲線
部の検出を行わず、従来の如く、単に発熱しようとする
ドツトが黒か白か、また発熱しようとするドツトが男で
、記録ヘッドの走行方向での先頭ドツトか否かのみでパ
ルス幅を決定し、パルス幅tを以下の如く設定するよう
にして第4図に示すrR」パターンを記録した。
白ドツトの場合       t = Om5ec先頭
黒ドツトの場合     t=1゜5m5ec先頭以外
の黒ドア)の場合  L =0.8m5ec得られた画
像は、黒の先頭ドツトは全て同じ通電エネルギーで記録
されたため、みな同じように転写し、そのために画像の
斜線部や曲線部に於いてドツトの段差が強調され、この
部分が階段状となって滑らかなものでなかった。
また記録ヘッドの走行方向の連続した黒の終了ドツトに
於いても、何も考慮していないため、同じように画像の
斜線部や曲線部の輪郭が滑らかでなく、更には尾引き等
も発生していた。
従って、画像の記録品位としては好ましいものでなかっ
た。
〔他の実施例〕
前述した実施例では、通電エネルギーを制御nするため
の画信号の検出範囲を、第5図に示す如く通電しようと
するドツトの周囲8個に設定したが、この検出範囲は第
5図の範囲に限定する必要はなく、必要に応じて更に広
い範囲に設定しても良い。
また画像の斜線部或いは曲線部の端部に於ける突出部の
ドツトを不明瞭にして、画像の輪郭を滑らかにするため
には、前記ドツトに通電するパルスをパルス周期の始ま
りから出さず、第20図(A)に示すようにパルス周期
内での途中から出したD、第20図(B)に示すように
パルス周期内の終わりの方に寄せて出したD、或いは第
20図(C)に示すようにパルス幅の途中をオフするよ
うにすると、より効果的である。特に、画像の開始の突
出ドツトに対しては前記第20図の如きパルスによって
通電すると効果がある。
更に前述した実施例では通電エネルギーの制御をパルス
幅を変えることで行う例を示したが、パルス幅を一定に
したまま印加電圧■を変えるようにしても同様な制御を
することが出来る。この印加電圧■を変える場合は、第
3図のパルス幅を電圧値に置き換え、ストローブ信号で
なく、駆動電流制御器12cに電圧制御n信号を送出し
て電圧値を変調するようにすれば良い。
また他の実施例として、黒の開始ドツトの転写状態を調
節するために、黒の開始ドツトの直前にプレヒートを加
えるようにしても良い。
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、記録媒体に対する相対的な記録
ヘッドの走行方向に於ける画像の開始及び終了ドア)が
、画像の斜線部或いは曲線部を形成しているか否かを周
囲の画信号を検出することで判別し、前記斜線部や曲線
部を形成しているときに、特定のドツトの通電エネルギ
ーを一定比率で落とすようにしたので、複雑な駆動制御
をしなくても、画像の斜線部や曲線部が滑らかな記録品
位の良い画像を得ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を実施するための熱転写記録
装置の斜視説明図、第2図は記録ヘッドの発熱素子の配
列を示す説明図、第3図は制御系のブロック図、第4図
は記録パターンの一例を示す説明図、第5図は発熱素子
への通電エネルギーを制御するための画新香の検出範囲
の例を示す説明図、第6図乃至第17図は画像の任意ド
ツトに於いて周囲の発熱信号を検出したときの各種の例
を示す説明図、第18図は記録ヘッドの駆動を示すフロ
ーチャート、第19図は記録パターンを記録するときの
通電パルスを示す説明図、第20図(A)〜(C)は他
の通電方法を示す説明図である。 lはインクリボン、2はカセット、3はギャリンジ、4
a  4bはプーリ、4cはベルト、4dはキャリッジ
モーター、5はガイド軸、6は記録ヘッド、6aはヘッ
ド基板、6bは発熱素子、7はプラテン、8は記録シー
ト、9aは供給リール、9bは巻取リール、10は搬送
ローラ、11は搬送モーター、12aは画信号バッファ
、12bはシーケンス制御器、12cは駆動電流制御器
、12dは発熱素子駆動電源、12eはパルス幅演算器
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 通電により発熱する複数の発熱素子を一列に配してなる
    記録ヘッドを用いて、ドットマトリクス状に画像を形成
    する熱記録の際に、記録しようとするドットを中心にし
    て所定範囲の画信号を検出し、その検出結果に応じて発
    熱素子への通電エネルギーを制御する記録ヘッドの駆動
    方法に於いて、前記ドットマトリクスを、通電しようと
    するドットをEとしたとき、前記記録ヘッドの記録媒体
    に対する相対的な走行方向に向かって前記ドットEに対
    し、斜め左後方のドットをA、左側のドットをB、斜め
    左前方のドットをC、後方のドットをD、前方のドット
    をF、斜め右後方のドットをG、右側のドットをH、斜
    め右前方のドットをIとし、少なくとも前記ドットマト
    リクスの発熱信号及び非発熱信号を検出し、前記ドット
    マトリクスの夫々のドットが、発熱信号に該当するとき
    は1、非発熱信号に該当するときは0としたとき、 前記画信号の検出結果に基づき、前記記録ヘッドの走行
    方向に沿って少なくとも1ドット以上の連続した発熱信
    号の開始ドットに与える通電エネルギーのうち、 @A@・@B@・@D@・E・F・H・(C+G)=1
    B・@D@・E・F・@G@・@H@・(A+I)=1
    の何れかの論理式が成立するときの通電エネルギーを、
    前記検出範囲内に於いて、前記2つの論理式が成立しな
    い他の連続した発熱信号の開始ドットに与える通電エネ
    ルギーの50%以上90%以下に設定し、 前記画信号の検出結果に基づき、前記記録ヘッドの走行
    方向に沿って少なくとも1ドット以上の連続した発熱信
    号の終了ドットに与える通電エネルギーのうち、 @B@・@C@・D・E・@F@・H・(A+I)=1
    B・D・E・@F@・@H@・@I@・(C+G)=1
    の何れかの論理式が成立するときの通電エネルギーを、
    前記検出範囲内に於いて、前記2つの論理式が成立しな
    い他の連続した発熱信号の終了ドットに与える通電エネ
    ルギーの30%以上90%以下に設定すること、 を特徴とした記録ヘッドの駆動方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476088B1 (ko) * 2002-11-04 2005-03-11 삼성전자주식회사 컴퓨터

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