JPH0288317A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
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- JPH0288317A JPH0288317A JP24123288A JP24123288A JPH0288317A JP H0288317 A JPH0288317 A JP H0288317A JP 24123288 A JP24123288 A JP 24123288A JP 24123288 A JP24123288 A JP 24123288A JP H0288317 A JPH0288317 A JP H0288317A
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- vehicle
- pressure
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- hydraulic
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 75
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 4
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/30—Propulsion unit conditions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/20—Stationary vehicle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車体と車輪との間に架設されたシリンダを備
え、該シリンダに対し作動流体を給排制御することによ
りサスペンション特性を変え得る様に構成された車両の
サスペンション装置に関する。
え、該シリンダに対し作動流体を給排制御することによ
りサスペンション特性を変え得る様に構成された車両の
サスペンション装置に関する。
(従来の技術)
車両のサスペンション装置の中には、例えば欧州(E
P C)出願公開第0114757号公報に示されてい
るように、車体と車輪との間にシリンダを架設し、この
シリンダに対する作動流体の供給、排出を制御すること
により、車高や硬軟等のサスペンション特性を0在に変
更可能としたいわゆるアクティブサスペンション装置が
存在する。
P C)出願公開第0114757号公報に示されてい
るように、車体と車輪との間にシリンダを架設し、この
シリンダに対する作動流体の供給、排出を制御すること
により、車高や硬軟等のサスペンション特性を0在に変
更可能としたいわゆるアクティブサスペンション装置が
存在する。
かかるアクティブサスペンション装置の一例として、車
両のエンジンにより駆動されて上記作動流体を吐出する
流体ポンプを備え、該流体ポンプから上記シリンダへ作
動流体を供給する高圧通路に蓄圧手段を設け、流体ポン
プによってこの蓄圧手段に常時所定の高圧作動流体を蓄
積せしめ、上記シリンダへの作動流体の供給は基本的に
この蓄圧手段から行なうように構成したものが考えられ
る。
両のエンジンにより駆動されて上記作動流体を吐出する
流体ポンプを備え、該流体ポンプから上記シリンダへ作
動流体を供給する高圧通路に蓄圧手段を設け、流体ポン
プによってこの蓄圧手段に常時所定の高圧作動流体を蓄
積せしめ、上記シリンダへの作動流体の供給は基本的に
この蓄圧手段から行なうように構成したものが考えられ
る。
(発明が解決しようとする課WI)
しかしながら、上記の如く構成されたアクティブサスペ
ンション装置においては、上記流体ポンプを駆動して上
記蓄圧手段に向けて高圧の作動流体を送り込もうとする
と該流体ポンプの駆動源であるエンジンの負荷が大きく
なり、燃費が低下するあるいはクランキング時のエンジ
ンの始動性が悪くなる等の問題がある。
ンション装置においては、上記流体ポンプを駆動して上
記蓄圧手段に向けて高圧の作動流体を送り込もうとする
と該流体ポンプの駆動源であるエンジンの負荷が大きく
なり、燃費が低下するあるいはクランキング時のエンジ
ンの始動性が悪くなる等の問題がある。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、エンジンにより常時
駆動される流体ポンプを備えたものにおいて、上記の如
き燃費の低下やエンジンの始動性悪化を改善し得る車両
のサスペンション装置を提供することにある。
駆動される流体ポンプを備えたものにおいて、上記の如
き燃費の低下やエンジンの始動性悪化を改善し得る車両
のサスペンション装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る車両のサスペンション装置は、上記目的を
達成するため、 車体と車輪との間に架設されたシリンダに対して作動流
体を供給、排出することによりサスペンション特性を変
え得るように構成された車両のサスペンション装置にお
いて、 エンジンにより駆動されて上記作動流体を吐出する流体
ポンプと、該流体ポンプによって吐出された高圧作動流
体を蓄える蓄圧手段と、上記流体ポンプの吐出側とリザ
ーブタンクとを連通させるリターン通路と、該リターン
通路に設けられた開閉弁と、該開閉弁を停車時あるいは
低速走行時に開成する制御手段と、該開閉弁の開成時に
上記蓄圧手段から上記開閉弁への作動流体の流出を阻止
する流出阻止手段とを備えて成ることを特徴とする。
達成するため、 車体と車輪との間に架設されたシリンダに対して作動流
体を供給、排出することによりサスペンション特性を変
え得るように構成された車両のサスペンション装置にお
いて、 エンジンにより駆動されて上記作動流体を吐出する流体
ポンプと、該流体ポンプによって吐出された高圧作動流
体を蓄える蓄圧手段と、上記流体ポンプの吐出側とリザ
ーブタンクとを連通させるリターン通路と、該リターン
通路に設けられた開閉弁と、該開閉弁を停車時あるいは
低速走行時に開成する制御手段と、該開閉弁の開成時に
上記蓄圧手段から上記開閉弁への作動流体の流出を阻止
する流出阻止手段とを備えて成ることを特徴とする。
上記流出阻止手段は、少なくとも上記開閉弁の開成時に
上記蓄圧手段から上記開閉弁に向けての作動流体の流出
を阻止し得るものであれば良い。
上記蓄圧手段から上記開閉弁に向けての作動流体の流出
を阻止し得るものであれば良い。
なお、この流出阻止手段は、上記蓄圧手段から上記シリ
ンダへの作動流体の流入は阻止しないものであることが
必要である。
ンダへの作動流体の流入は阻止しないものであることが
必要である。
上記停車時とは、エンジンは回転しているけれども車両
は停止している時を言い、該エンジンが回転していると
はエンジン自身が完爆状態で自から回転している場合の
外クランキング時即ちセルモータ等で回転せしめられて
いる場合も含む意味である。
は停止している時を言い、該エンジンが回転していると
はエンジン自身が完爆状態で自から回転している場合の
外クランキング時即ちセルモータ等で回転せしめられて
いる場合も含む意味である。
(作 用)
上記構成のサスペンション装置によれば、停車時もしく
は低速走行時には上記開閉弁は開成され、従って流体ポ
ンプから吐出される流体は該開閉弁を介して直接リザー
ブタンクに向けて流れ、流体ポンプの運転は無負荷運転
となる。
は低速走行時には上記開閉弁は開成され、従って流体ポ
ンプから吐出される流体は該開閉弁を介して直接リザー
ブタンクに向けて流れ、流体ポンプの運転は無負荷運転
となる。
一般に、停車時もしくは低速走行時においてロール等の
車両姿勢変化はあまり無く、従ってサスペンションを制
御する、つまりシリンダに対し作動流体を給排する必要
性はあまり存在しない。よって、停車時もしくは低速走
行時におけるサスペンション制御は、一般に蓄圧手段内
に蓄えられた作動流体によって行なうことが十分可能で
ある。
車両姿勢変化はあまり無く、従ってサスペンションを制
御する、つまりシリンダに対し作動流体を給排する必要
性はあまり存在しない。よって、停車時もしくは低速走
行時におけるサスペンション制御は、一般に蓄圧手段内
に蓄えられた作動流体によって行なうことが十分可能で
ある。
これに対し、停車時もしくは低速走行時にも蓄圧手段内
の圧が所定値より低下した場合には該蓄圧手段に高圧作
動流体を送り込もうとすると、流体ポンプの駆動源であ
るエンジンの負荷が増大し、例えばアイドリング時には
アイドルアップを必要とし燃費が悪くなったり、あるい
はクランキング時にはエンジンが回りにくくなってエン
ジンの始動性が低下する等の問題が生じる。
の圧が所定値より低下した場合には該蓄圧手段に高圧作
動流体を送り込もうとすると、流体ポンプの駆動源であ
るエンジンの負荷が増大し、例えばアイドリング時には
アイドルアップを必要とし燃費が悪くなったり、あるい
はクランキング時にはエンジンが回りにくくなってエン
ジンの始動性が低下する等の問題が生じる。
本発明に係る車両のサスペンション装置は、上記の如き
停車時もしくは低速走行時には、蓄圧手段に作動流体を
送り込む必要性は非常に少なくかつもし作動流体を送り
込もうとすると上述の如き燃費やエンジン始動性の悪化
という問題が生じることに着目して構成されたものであ
り、停車時もしくは低速走行時には上記開閉弁が開成さ
れて流体ポンプが無負荷運転となり、それによって少な
くとも停車時もしくは低速走行時における流体ポンプの
駆動によるエンジン負荷の増大が防止されて燃費やエン
ジンの始動性の改善が図゛られるものである。
停車時もしくは低速走行時には、蓄圧手段に作動流体を
送り込む必要性は非常に少なくかつもし作動流体を送り
込もうとすると上述の如き燃費やエンジン始動性の悪化
という問題が生じることに着目して構成されたものであ
り、停車時もしくは低速走行時には上記開閉弁が開成さ
れて流体ポンプが無負荷運転となり、それによって少な
くとも停車時もしくは低速走行時における流体ポンプの
駆動によるエンジン負荷の増大が防止されて燃費やエン
ジンの始動性の改善が図゛られるものである。
(実 施 例)
以下、図面に示す実施例を参照しながら本発明の詳細な
説明する。
説明する。
第1図および第2図は本発明に係る車両のサスペンショ
ン装置の一実施例を示し、第1図は該実施例の油圧回路
図、第2図は該実施例の全体構成図である。
ン装置の一実施例を示し、第1図は該実施例の油圧回路
図、第2図は該実施例の全体構成図である。
なお、図中、右前輪、左前輪、右後輪および左後輪に対
応した主な要素についてはそれぞれ付番にrFRJ
rFLJ rRRJおよびrRLJの符号を付加して
示すが、以下の説明においては特に必要の有る場合だけ
それらの符号を付する。
応した主な要素についてはそれぞれ付番にrFRJ
rFLJ rRRJおよびrRLJの符号を付加して
示すが、以下の説明においては特に必要の有る場合だけ
それらの符号を付する。
第2図に示す様に、車体2と各車輪4との間にはそれぞ
れ液圧シリンダ6が架設されており、各液圧シリンダ6
は、それぞれシリンダ本体8、該シリンダ本体8内に摺
動可能に嵌挿されたピストン10および該ピストンlO
と一体化されたピストンロッドI2とを備えて成り、上
記シリンダ本体8内には上記ピストン10により液圧室
14が画成され、上記ピストンロッド12の上端部は車
体2に連結され、上記シリンダ本体8は車輪4に連結さ
れている。
れ液圧シリンダ6が架設されており、各液圧シリンダ6
は、それぞれシリンダ本体8、該シリンダ本体8内に摺
動可能に嵌挿されたピストン10および該ピストンlO
と一体化されたピストンロッドI2とを備えて成り、上
記シリンダ本体8内には上記ピストン10により液圧室
14が画成され、上記ピストンロッド12の上端部は車
体2に連結され、上記シリンダ本体8は車輪4に連結さ
れている。
上記液圧室14には、液圧通路を介してガスばね16が
連通されている。このガスばねIBは、ダイヤフラム等
の可動隔壁18により画成されたガス室20と液室22
とを有し、この液室22が上記液圧室14に連通されて
いる。
連通されている。このガスばねIBは、ダイヤフラム等
の可動隔壁18により画成されたガス室20と液室22
とを有し、この液室22が上記液圧室14に連通されて
いる。
第1図に示すように、ガスばね16は前輪用に3個ずつ
後輪用に2個ずつ設けられ、それらは互いに並列の関係
で各液圧シリンダ6に、液圧通路24を介して連通され
ている。そして、これらガスばね16のそれぞれに連通
する液圧通路24には、各々開口面積の異なるオリフィ
ス26が設けられている。
後輪用に2個ずつ設けられ、それらは互いに並列の関係
で各液圧シリンダ6に、液圧通路24を介して連通され
ている。そして、これらガスばね16のそれぞれに連通
する液圧通路24には、各々開口面積の異なるオリフィ
ス26が設けられている。
このような液圧シリンダ6、ガスばねlBおよびオリフ
ィス26の組合わせからなるユニットは、ガスばね16
の緩衝作用と、オリフィス26の減衰作用とで、サスペ
ンション装置としての基本的な機能を備えることとなる
。
ィス26の組合わせからなるユニットは、ガスばね16
の緩衝作用と、オリフィス26の減衰作用とで、サスペ
ンション装置としての基本的な機能を備えることとなる
。
第2図に示す様に、上記各液圧シリンダ6は高圧配管2
8および還流配管30を介して油圧ポンプやリザーブタ
ンク等から成る油圧源32に接続され、これらの配管2
8.80に設けられた比例流量制御弁34によってこれ
らの配管28.30を通して各液圧シリンダ6に対する
作動油液の供給、排出がなされ、そうすることによって
サスペンション特性が適宜に変更せしめられる。
8および還流配管30を介して油圧ポンプやリザーブタ
ンク等から成る油圧源32に接続され、これらの配管2
8.80に設けられた比例流量制御弁34によってこれ
らの配管28.30を通して各液圧シリンダ6に対する
作動油液の供給、排出がなされ、そうすることによって
サスペンション特性が適宜に変更せしめられる。
次に、上記各液圧シリンダ6に対する作動油液の給排を
行なう油圧回路について、第1図を参照しながら説明す
る。
行なう油圧回路について、第1図を参照しながら説明す
る。
上記作動油液を供給する油圧ポンプ36は、リザーブタ
ンク38から作動油液を汲み上げ、共通高圧配管28を
通して該作動油液を前輪用、後輪用の各高圧配管28F
、28Hに圧送する。この共通高圧配管28には上流側
から順にフィルター40、チエツク弁42、蓄圧作用を
果たすメインアキュムレータ44、およびシステム油圧
計46が設けられている。また上記油圧ポンプ36内に
は、吐出側圧力が異常上昇したとき、吐出した作動油液
を吸込側に還流させるポンプ内リリーフ弁48が設けら
れている。さらに、このサスペンション装置用油圧ポン
プ36はパワーステアリング装置50用の油圧ポンプ5
2とで2連ポンプを構成し、かつ油圧ポンプ3Bの方が
例えばエンジン等の駆動1X54側に位置している。
ンク38から作動油液を汲み上げ、共通高圧配管28を
通して該作動油液を前輪用、後輪用の各高圧配管28F
、28Hに圧送する。この共通高圧配管28には上流側
から順にフィルター40、チエツク弁42、蓄圧作用を
果たすメインアキュムレータ44、およびシステム油圧
計46が設けられている。また上記油圧ポンプ36内に
は、吐出側圧力が異常上昇したとき、吐出した作動油液
を吸込側に還流させるポンプ内リリーフ弁48が設けら
れている。さらに、このサスペンション装置用油圧ポン
プ36はパワーステアリング装置50用の油圧ポンプ5
2とで2連ポンプを構成し、かつ油圧ポンプ3Bの方が
例えばエンジン等の駆動1X54側に位置している。
前輪用の高圧配管28Fは右前輪用高圧配管28FR1
左前輪用高圧配管28FLに分岐され、これらの各配管
28F R,28F Lはそれぞれ右前輪用液圧シリン
ダ6FR,左前輪用液圧シリンダ6FLの各液圧室14
に連通されている。後輪用についても全く同様である。
左前輪用高圧配管28FLに分岐され、これらの各配管
28F R,28F Lはそれぞれ右前輪用液圧シリン
ダ6FR,左前輪用液圧シリンダ6FLの各液圧室14
に連通されている。後輪用についても全く同様である。
また上記各高圧配管28F、 28Rからはパイロット
通路56F、 56Rが分岐され、これらパイロット通
路58F、 58Rは電磁切換弁58にそれぞれ接続さ
れている。上記各高圧配管28FR。
通路56F、 56Rが分岐され、これらパイロット通
路58F、 58Rは電磁切換弁58にそれぞれ接続さ
れている。上記各高圧配管28FR。
28FL、28RR,28RLには、上流側から順次、
圧力保障弁BOを内蔵した上記比例流量制御弁34、加
圧作動型開閉弁64、リリーフ弁6B、油圧計68が設
けられている。そして上記各リリーフ弁66のリリーフ
口は、還流配管30Fあるいは3QRに接続されている
。また圧力保障弁60および電磁切換弁58の各作動油
液還流口も、上記還流配管30Fあるいは30Rに接続
されている。これら還流配管30F。
圧力保障弁BOを内蔵した上記比例流量制御弁34、加
圧作動型開閉弁64、リリーフ弁6B、油圧計68が設
けられている。そして上記各リリーフ弁66のリリーフ
口は、還流配管30Fあるいは3QRに接続されている
。また圧力保障弁60および電磁切換弁58の各作動油
液還流口も、上記還流配管30Fあるいは30Rに接続
されている。これら還流配管30F。
30Rには、蓄圧作用を果たすリターンアキュムレ−夕
70がそれぞれ取り付けられている。
70がそれぞれ取り付けられている。
前輪側の還流配管30Fと、後輪側の還流配管30Rは
、冷却回路72を経てリザーブタンク38に至る共通還
流配管30に接続されている。そして、この共通還流配
管30と共通高圧配管28とはリリーフ配管74および
7Bによって連通され、これらリリーフ配管74および
7Gにはアンロードリリーフ弁78およびイグニッショ
ンキ一連動弁80がそれぞれ介設されている。上記リリ
ーフ配管74および7Bと共通高圧配管28との接続は
、チエツク弁42の上流側および下流側においてそれぞ
れなされている。
、冷却回路72を経てリザーブタンク38に至る共通還
流配管30に接続されている。そして、この共通還流配
管30と共通高圧配管28とはリリーフ配管74および
7Bによって連通され、これらリリーフ配管74および
7Gにはアンロードリリーフ弁78およびイグニッショ
ンキ一連動弁80がそれぞれ介設されている。上記リリ
ーフ配管74および7Bと共通高圧配管28との接続は
、チエツク弁42の上流側および下流側においてそれぞ
れなされている。
次に上記構成のサスペンション装置の作動について説明
する。
する。
アンロードリリーフ弁78、イグニッションキー連動弁
80、電磁切換弁58および比例流量制御弁34の作動
は、例えばマイクロコンピュータからなるコントロール
ユニット82(第2図参照)によって制御される。この
コントロールユニット82には、前記システム油圧計4
8.各液圧シリンダ6毎に設けられた油圧計68、各車
輪4FR,4FL、4RR,4RL毎にばね上加速度を
検出する加速度センサ84、同じく各車輪4FR,4F
L、4RR。
80、電磁切換弁58および比例流量制御弁34の作動
は、例えばマイクロコンピュータからなるコントロール
ユニット82(第2図参照)によって制御される。この
コントロールユニット82には、前記システム油圧計4
8.各液圧シリンダ6毎に設けられた油圧計68、各車
輪4FR,4FL、4RR,4RL毎にばね上加速度を
検出する加速度センサ84、同じく各車輪4FR,4F
L、4RR。
4RL毎に車高(つまりシリンダストローク)を検出す
る車高センサ86およびエンジン回転数センサ88の出
力が人力される(第2図では、左後輪4RLに対応する
油圧計68、加速度センサ84、車高センサ86および
エンジン回転数センサ88のみを示しである)。そして
、コントロールユニット82は、上記油圧計68、加速
度センサ84および車高センサ8Bがそれぞれ示すシリ
ンダ内圧、ばね上加速度および車高に基づいて、作動油
液の供給、排出を制御する。
る車高センサ86およびエンジン回転数センサ88の出
力が人力される(第2図では、左後輪4RLに対応する
油圧計68、加速度センサ84、車高センサ86および
エンジン回転数センサ88のみを示しである)。そして
、コントロールユニット82は、上記油圧計68、加速
度センサ84および車高センサ8Bがそれぞれ示すシリ
ンダ内圧、ばね上加速度および車高に基づいて、作動油
液の供給、排出を制御する。
すなわち、まず上記コントロールユニット82により電
磁切換弁58がリターン側(図示の加圧作動型開閉弁B
4の作動圧受入口64aを還流配管30に連通せる状態
)に位置せしめられている場合、油圧ポンプ3B等が正
常に作動していても、パイロット通路56内の作動油液
の加圧作動型開閉弁64への供給が断たれる。パイロッ
ト通路5Bに接続された加圧作動型開閉弁64は、常時
は閉状態を保ち、作動圧受入口64aに所定の作動圧を
受けたときのみ開くものである。したがって上述のよう
にして作動圧受入口84aへの作動油液の供給が断たれ
たときは、閉状態となる。こうして加圧作動型開閉弁6
4が閉じられている場合、サスペンション装置は、ガス
ばね16の弾性率と、オリフィス2Bの絞り抵抗に基づ
く特性を示す。すなわち、このときサスペンション装置
は、いわゆるパッシブサスペンションとなる。
磁切換弁58がリターン側(図示の加圧作動型開閉弁B
4の作動圧受入口64aを還流配管30に連通せる状態
)に位置せしめられている場合、油圧ポンプ3B等が正
常に作動していても、パイロット通路56内の作動油液
の加圧作動型開閉弁64への供給が断たれる。パイロッ
ト通路5Bに接続された加圧作動型開閉弁64は、常時
は閉状態を保ち、作動圧受入口64aに所定の作動圧を
受けたときのみ開くものである。したがって上述のよう
にして作動圧受入口84aへの作動油液の供給が断たれ
たときは、閉状態となる。こうして加圧作動型開閉弁6
4が閉じられている場合、サスペンション装置は、ガス
ばね16の弾性率と、オリフィス2Bの絞り抵抗に基づ
く特性を示す。すなわち、このときサスペンション装置
は、いわゆるパッシブサスペンションとなる。
一方油圧ボンブ3B等が正常に作動しているときに、コ
ントロールユニット82により電磁切換弁58が圧力供
給側(上記加圧作動型開閉弁の作動圧受入口64aをパ
イロット通路5Bに連通させる状態)に位置せしめると
、加圧作動型開閉弁64の作動圧受入口84aに作動油
液の圧力が加えられる。それにより該開閉弁64が開く
。こうして加圧作動型開閉弁B4が開かれている状態に
おいて上記コントロールユニット82により流量制御弁
34を適宜操作して各液圧シリンダ6に対する作動油液
の給排を行ない、即ち流量制御弁34によって高圧配管
28を液圧シリンダ6に連通させることにより上記メイ
ンアキュムレータ44内の高圧作動油液をその高圧でも
って液圧シリンダの液圧室14内に供給し、流量制御弁
34によって還流配管30を液圧シリンダ6に連通させ
ることにより液圧シリンダの液圧室14内の作動油液を
ガスばね16のばね力をもって上記リザーブタンク38
に向けて排出させ、その様な作動油液の給排によってサ
スペンション特性を適宜に変更する制御が行なわれる。
ントロールユニット82により電磁切換弁58が圧力供
給側(上記加圧作動型開閉弁の作動圧受入口64aをパ
イロット通路5Bに連通させる状態)に位置せしめると
、加圧作動型開閉弁64の作動圧受入口84aに作動油
液の圧力が加えられる。それにより該開閉弁64が開く
。こうして加圧作動型開閉弁B4が開かれている状態に
おいて上記コントロールユニット82により流量制御弁
34を適宜操作して各液圧シリンダ6に対する作動油液
の給排を行ない、即ち流量制御弁34によって高圧配管
28を液圧シリンダ6に連通させることにより上記メイ
ンアキュムレータ44内の高圧作動油液をその高圧でも
って液圧シリンダの液圧室14内に供給し、流量制御弁
34によって還流配管30を液圧シリンダ6に連通させ
ることにより液圧シリンダの液圧室14内の作動油液を
ガスばね16のばね力をもって上記リザーブタンク38
に向けて排出させ、その様な作動油液の給排によってサ
スペンション特性を適宜に変更する制御が行なわれる。
例えば、ピストンlOがシリンダ本体8に対して相対的
に下方(第1図中左方)に変位する場合に、コントロー
ルユニット82により指定する開度に流量制御弁34が
開かれて液圧シリンダ6の液圧室14に作動油液が供給
されると、この供給された作動油液によってピストンl
Oの変位が抑制される結果、サスペンション装置の動ば
ね定数が大となる方向に変化する。こうして液圧シリン
ダ6内に作動油液を給排することにより、オリフィス2
Bの絞り抵抗およびガスばね16の弾性率を変化させた
のと同じ作用が得られ、サスペンション装置はいわゆる
アクティブサスペンション装置として機能する。また、
液圧シリンダ6の液圧室14の作動油液量を制御して、
車高を各輪毎に制御することも可能である。なお、本実
施例では上記作動油液の給排を上記シリンダ内圧、ばね
上船速度および車高に基づいて行なっているが、さらに
車速、舵角、横G等を加味して給排制御を行なうように
しても良い。
に下方(第1図中左方)に変位する場合に、コントロー
ルユニット82により指定する開度に流量制御弁34が
開かれて液圧シリンダ6の液圧室14に作動油液が供給
されると、この供給された作動油液によってピストンl
Oの変位が抑制される結果、サスペンション装置の動ば
ね定数が大となる方向に変化する。こうして液圧シリン
ダ6内に作動油液を給排することにより、オリフィス2
Bの絞り抵抗およびガスばね16の弾性率を変化させた
のと同じ作用が得られ、サスペンション装置はいわゆる
アクティブサスペンション装置として機能する。また、
液圧シリンダ6の液圧室14の作動油液量を制御して、
車高を各輪毎に制御することも可能である。なお、本実
施例では上記作動油液の給排を上記シリンダ内圧、ばね
上船速度および車高に基づいて行なっているが、さらに
車速、舵角、横G等を加味して給排制御を行なうように
しても良い。
上記システム油圧計4Bが示す高圧配管28内の圧力が
上限設定値例えば180kg/c−を超えると、コント
ロールユニット82によりアンロードリリーフ弁78が
開かれ、下限設定値例えば120 kg/cjより下に
なると、アンロードリリーフ弁78が閉じられ、これに
よってメインアキ−ムレ−。夕44内には常に120〜
160kg/cシの高圧作動油液が蓄えられると共に該
メインアキュムレータ44や高圧配管28内の圧力異常
上昇が防止される。
上限設定値例えば180kg/c−を超えると、コント
ロールユニット82によりアンロードリリーフ弁78が
開かれ、下限設定値例えば120 kg/cjより下に
なると、アンロードリリーフ弁78が閉じられ、これに
よってメインアキ−ムレ−。夕44内には常に120〜
160kg/cシの高圧作動油液が蓄えられると共に該
メインアキュムレータ44や高圧配管28内の圧力異常
上昇が防止される。
また、コントロールユニット82は、イグニッションキ
ーがオンのときのみイグニッションキ一連動弁80を閉
じ、イグニッションキーがオフのときには該弁80を開
く制御を行い、これにより、イグニッションキーをオフ
にしてエンジンを停止させた後はイグニッションキ一連
動弁80が開かれてメインアキュムレータ44内の高圧
作動油液が上記リリーフ配管76等から成るリターン通
路を介してリザーブタンク38に排出され、それによっ
てメインアキュムレータ44および高圧配管28内の高
圧状態が解除される。
ーがオンのときのみイグニッションキ一連動弁80を閉
じ、イグニッションキーがオフのときには該弁80を開
く制御を行い、これにより、イグニッションキーをオフ
にしてエンジンを停止させた後はイグニッションキ一連
動弁80が開かれてメインアキュムレータ44内の高圧
作動油液が上記リリーフ配管76等から成るリターン通
路を介してリザーブタンク38に排出され、それによっ
てメインアキュムレータ44および高圧配管28内の高
圧状態が解除される。
また、例えば高圧配管28が破損する等して、流量制御
弁62よりも上流側の油圧(供給圧)が異常低下すると
、たとえ電磁切換弁58が圧力供給側に位置せしめられ
ていても、加圧作動型開閉弁64には所定の作動圧が加
わらないことになる。それにより該開閉弁64は自動的
に閉状態となり、このときサスペンション装置は前述の
パッシブ状態となる。勿論、この状態でもサスペンショ
ン装置としての基本的な機能は維持されるから、車両の
走行上は同等問題がない。また車両駐車時にエンジンが
停止されると、油圧ポンプ36が停止し、しかもイグニ
ッションキ一連動弁80が開くので、加圧作動型開閉弁
64の作動圧受入口84aには所定の作動圧が加わらな
い。したがってこの場合、たとえ電磁切換弁58が故障
して圧力供給側に位置せしめられたままになっていても
、加圧作動型開閉弁64は閉状態となるので、液圧シリ
ンダ6から比例流量制御弁34を通って作動油液が少し
ずつ流出して車高が低くなってしまうというような事態
が確実に防止される。
弁62よりも上流側の油圧(供給圧)が異常低下すると
、たとえ電磁切換弁58が圧力供給側に位置せしめられ
ていても、加圧作動型開閉弁64には所定の作動圧が加
わらないことになる。それにより該開閉弁64は自動的
に閉状態となり、このときサスペンション装置は前述の
パッシブ状態となる。勿論、この状態でもサスペンショ
ン装置としての基本的な機能は維持されるから、車両の
走行上は同等問題がない。また車両駐車時にエンジンが
停止されると、油圧ポンプ36が停止し、しかもイグニ
ッションキ一連動弁80が開くので、加圧作動型開閉弁
64の作動圧受入口84aには所定の作動圧が加わらな
い。したがってこの場合、たとえ電磁切換弁58が故障
して圧力供給側に位置せしめられたままになっていても
、加圧作動型開閉弁64は閉状態となるので、液圧シリ
ンダ6から比例流量制御弁34を通って作動油液が少し
ずつ流出して車高が低くなってしまうというような事態
が確実に防止される。
上記の如く構成されたサスペンション装置においては、
流体ポンプである上記油圧ポンプ36はエンジン(図示
せず)に連結されて該エンジンにより常時駆動せしめら
れ、作動流体である作動油液を吐出する。また、上記油
圧ポンプ36の吐出側はリリーフ配管74と該リリーフ
配管74に接続している高圧配管28および還流配管3
0の一部とで構成されるリターン通路を介してリザーブ
タンク38に連通し、該リターン通路には開閉弁である
アンロードリリーフ弁78が配設され、かつ上述のチエ
ツク弁42はアンロードリリーフ弁78の開成特高圧作
動油液を蓄える蓄圧手段であるメインアキュムレータ4
4から該アンロードリリーフ弁7Bへの作動油液の流出
を阻止する流出阻止手段を構成している。
流体ポンプである上記油圧ポンプ36はエンジン(図示
せず)に連結されて該エンジンにより常時駆動せしめら
れ、作動流体である作動油液を吐出する。また、上記油
圧ポンプ36の吐出側はリリーフ配管74と該リリーフ
配管74に接続している高圧配管28および還流配管3
0の一部とで構成されるリターン通路を介してリザーブ
タンク38に連通し、該リターン通路には開閉弁である
アンロードリリーフ弁78が配設され、かつ上述のチエ
ツク弁42はアンロードリリーフ弁78の開成特高圧作
動油液を蓄える蓄圧手段であるメインアキュムレータ4
4から該アンロードリリーフ弁7Bへの作動油液の流出
を阻止する流出阻止手段を構成している。
上記リターン通路に設けられたアンロードリリーフ弁7
8は、制御手段であるコントロールユニット82によっ
て停車時(エンジンは回転しているが車両は停止してい
る時)もしくは低速走行時望ましくは停車時および低速
走行時の双方に開成すべく制御される。
8は、制御手段であるコントロールユニット82によっ
て停車時(エンジンは回転しているが車両は停止してい
る時)もしくは低速走行時望ましくは停車時および低速
走行時の双方に開成すべく制御される。
本実施例においては、第2図に示す様にエンジン回転数
センサ88からエンジン回転数がコントロー/lzユニ
ット82に入力され、該コントロールユニット82によ
りエンジン回転数が所定値以下の場合、即ち車速が所定
値以下の低速走行時および完爆停車時(エンジンは完爆
状態で自分で回転しているが車両は停止している時)に
はアンロードリリーフ弁78を開成すべく制御が行なわ
れる。
センサ88からエンジン回転数がコントロー/lzユニ
ット82に入力され、該コントロールユニット82によ
りエンジン回転数が所定値以下の場合、即ち車速が所定
値以下の低速走行時および完爆停車時(エンジンは完爆
状態で自分で回転しているが車両は停止している時)に
はアンロードリリーフ弁78を開成すべく制御が行なわ
れる。
アンロードリリーフ弁78は上記制御の他に前述のメイ
ンアキュムレータ44内の圧を所定範囲に維持するため
の制御も行なわれ、その双方を加味したアンロードリリ
ーフ弁78の制御の一例を第3図に示す。
ンアキュムレータ44内の圧を所定範囲に維持するため
の制御も行なわれ、その双方を加味したアンロードリリ
ーフ弁78の制御の一例を第3図に示す。
第3図において、まずSlでエンジン回転数Nが所定値
である1500rp−以下であるか否かが判別され、以
下である場合即ち完爆停車時および低速走行時にはS2
に進んでアンロードリリーフ弁78が開成される。15
00rplより大である場合にはS3に進み、そこでメ
インアキュムレータ44内の圧力、即ちシステム油圧計
46が示す圧力Pが120 Kfl/d以下か否かが判
別され、以下の場合にはS4でフラグをセットし、S5
でアンロードリリーフ弁78を閉成してメインアキュム
レータ44内に作動油液を送り込ませて蓄圧を行なう。
である1500rp−以下であるか否かが判別され、以
下である場合即ち完爆停車時および低速走行時にはS2
に進んでアンロードリリーフ弁78が開成される。15
00rplより大である場合にはS3に進み、そこでメ
インアキュムレータ44内の圧力、即ちシステム油圧計
46が示す圧力Pが120 Kfl/d以下か否かが判
別され、以下の場合にはS4でフラグをセットし、S5
でアンロードリリーフ弁78を閉成してメインアキュム
レータ44内に作動油液を送り込ませて蓄圧を行なう。
また、12ONg/dより大である場合には、S6に進
み、そこで160Kg/cIi以上であるか否かが判別
され、未だ180に9/7より小である場合にはS7で
フラグがセットされているか否かを判別し、セットされ
ている場合にはS5に進み引き続きアンロードリリーフ
弁78を閉成したままとしてメインアキュムレータ44
への蓄圧を行なう。そして、160 KtJ/ci以上
となったら、S6から88に進み、フラグをリセットし
てS2でアンロードリリーフ弁78を開成し、メインア
キュムレータ44内の作動油液の排出を行なう。排出開
始後160 Kg/cdより小となっても120に9/
d以下になって84でフラグをセットするまではS3→
S6→S7→S2と進んでアンロードリリーフ弁78を
開成し続ける。
み、そこで160Kg/cIi以上であるか否かが判別
され、未だ180に9/7より小である場合にはS7で
フラグがセットされているか否かを判別し、セットされ
ている場合にはS5に進み引き続きアンロードリリーフ
弁78を閉成したままとしてメインアキュムレータ44
への蓄圧を行なう。そして、160 KtJ/ci以上
となったら、S6から88に進み、フラグをリセットし
てS2でアンロードリリーフ弁78を開成し、メインア
キュムレータ44内の作動油液の排出を行なう。排出開
始後160 Kg/cdより小となっても120に9/
d以下になって84でフラグをセットするまではS3→
S6→S7→S2と進んでアンロードリリーフ弁78を
開成し続ける。
また、本実施例においては、アンロードリリーフ弁78
をノーマルオーブン(無通電時開)型電磁開閉弁として
構成し、そのソレノイドの励磁はオルタネータ(図示せ
ず)から電圧を用いて行なうように構成されている。か
かる構成により、上記オルタネータはエンジンが完爆状
態で自から回転するようになって始めて電圧が発生しク
ランキング時には電圧を発生しないものであるので、ク
ランキング停車時(エンジンはセルモータによって回転
しているが車両は停止している時)にはコントロールユ
ニット82による制御如何に拘らずアンロードリリーフ
弁78は自動的に開成状態となる。
をノーマルオーブン(無通電時開)型電磁開閉弁として
構成し、そのソレノイドの励磁はオルタネータ(図示せ
ず)から電圧を用いて行なうように構成されている。か
かる構成により、上記オルタネータはエンジンが完爆状
態で自から回転するようになって始めて電圧が発生しク
ランキング時には電圧を発生しないものであるので、ク
ランキング停車時(エンジンはセルモータによって回転
しているが車両は停止している時)にはコントロールユ
ニット82による制御如何に拘らずアンロードリリーフ
弁78は自動的に開成状態となる。
上記の如く停車時(完爆停車時およびクランキング停車
時)および低速走行時にアンロードリリーフ弁78を開
成すれば、油圧ポンプ3Bの運転は無負荷運転となり、
よって停車時および低速走行時におけるエンジン負荷の
増大を回避することができ、その分燃費の改善およびク
ランキング時の始動性の改善が図られる。また、その様
にしても、停車時および低速走行時においてはサスペン
ション制御の必要性は極めて小さいので、メインアキュ
ムレータ内に蓄えられた作動油液により十分なサスペン
ション制御を行なうことができ、該制御に支障を来たす
恐れは殆んどない。
時)および低速走行時にアンロードリリーフ弁78を開
成すれば、油圧ポンプ3Bの運転は無負荷運転となり、
よって停車時および低速走行時におけるエンジン負荷の
増大を回避することができ、その分燃費の改善およびク
ランキング時の始動性の改善が図られる。また、その様
にしても、停車時および低速走行時においてはサスペン
ション制御の必要性は極めて小さいので、メインアキュ
ムレータ内に蓄えられた作動油液により十分なサスペン
ション制御を行なうことができ、該制御に支障を来たす
恐れは殆んどない。
なお、上記停車時もしくは低速走行時にアンロードリリ
ーフ弁78を開成するにあたっては、エンジン回転数も
しくはそれ以外の適当なパラメータに基づく低速走行状
態検出手段、停車状態検出手段、完爆停車状態検出手段
、クランキング停車状態検出手段等を用い、それらによ
ってアンロードリリーフ弁78の開閉を制御するように
構成しても良い。
ーフ弁78を開成するにあたっては、エンジン回転数も
しくはそれ以外の適当なパラメータに基づく低速走行状
態検出手段、停車状態検出手段、完爆停車状態検出手段
、クランキング停車状態検出手段等を用い、それらによ
ってアンロードリリーフ弁78の開閉を制御するように
構成しても良い。
また、必ずしも停車時および低速走行時の双方において
アンロードリリーフ弁78を開成するように構成する必
要はなく、例えばクランキング停車時のみアンロードリ
リーフ弁78を開成するように構成しても良い。その場
合には、例えば第3図のフローチャートの82において
「N≦1500rps Jの代わりに「クランキング中
?」としたアンロードリリーフ弁78の制御を行なえば
良い。
アンロードリリーフ弁78を開成するように構成する必
要はなく、例えばクランキング停車時のみアンロードリ
リーフ弁78を開成するように構成しても良い。その場
合には、例えば第3図のフローチャートの82において
「N≦1500rps Jの代わりに「クランキング中
?」としたアンロードリリーフ弁78の制御を行なえば
良い。
(発明の効果)
本発明に係る車両のサスペンション装置は、上述の様に
停車時もしくは低速走行時に開閉弁を開成して流体ポン
プを無負荷運転とするので、少なくとも停車時もしくは
低速走行時においては流体ポンプ駆動によるエンジン負
荷の増大を回避でき、よって燃費もしくはエンジン始動
性の改善を図ることができる。
停車時もしくは低速走行時に開閉弁を開成して流体ポン
プを無負荷運転とするので、少なくとも停車時もしくは
低速走行時においては流体ポンプ駆動によるエンジン負
荷の増大を回避でき、よって燃費もしくはエンジン始動
性の改善を図ることができる。
また、上記開閉弁を開成しても蓄圧手段内の作動流体は
上記流出阻止手段によって阻止され、かつ停車時もしく
は低速走行時におけるサンペンション制御の制御開度、
制御時の作動流体消費流量は少ないので、蓄圧手段内の
作動流体゛により十分にサスペンション制御を実行する
ことが可能である。
上記流出阻止手段によって阻止され、かつ停車時もしく
は低速走行時におけるサンペンション制御の制御開度、
制御時の作動流体消費流量は少ないので、蓄圧手段内の
作動流体゛により十分にサスペンション制御を実行する
ことが可能である。
第1図および第2図は本発明に係る車両のサスペンショ
ン装置の一実施例を示す図であり、第1図は該実施例の
油圧回路図、第2図は該実施例の全体構成図、 第3図は開閉弁の制御手順を示す図である。
ン装置の一実施例を示す図であり、第1図は該実施例の
油圧回路図、第2図は該実施例の全体構成図、 第3図は開閉弁の制御手順を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車体と車輪との間に架設されたシリンダに対して作動流
体を供給、排出することによりサスペンション特性を変
え得るように構成された車両のサスペンション装置にお
いて、 エンジンにより駆動されて上記作動流体を吐出する流体
ポンプと、該流体ポンプによって吐出された高圧作動流
体を蓄える蓄圧手段と、上記流体ポンプの吐出側とリザ
ーブタンクとを連通させるリターン通路と、該リターン
通路に設けられた開閉弁と、該開閉弁を停車時あるいは
低速走行時に開成する制御手段と、該開閉弁の開成時に
上記蓄圧手段から上記開閉弁への作動流体の流出を阻止
する流出阻止手段とを備えて成ることを特徴とする車両
のサスペンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63241232A JP3040111B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 車両のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63241232A JP3040111B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0288317A true JPH0288317A (ja) | 1990-03-28 |
| JP3040111B2 JP3040111B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17071167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63241232A Expired - Fee Related JP3040111B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3040111B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03281408A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-12 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用サスペンション制御装置 |
| JPH0474108U (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-29 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63251313A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用油圧供給装置 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP63241232A patent/JP3040111B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63251313A (ja) * | 1987-04-06 | 1988-10-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用油圧供給装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03281408A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-12 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用サスペンション制御装置 |
| JPH0474108U (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3040111B2 (ja) | 2000-05-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |