JPH07180190A - 背圧保償油圧回路 - Google Patents
背圧保償油圧回路Info
- Publication number
- JPH07180190A JPH07180190A JP34748393A JP34748393A JPH07180190A JP H07180190 A JPH07180190 A JP H07180190A JP 34748393 A JP34748393 A JP 34748393A JP 34748393 A JP34748393 A JP 34748393A JP H07180190 A JPH07180190 A JP H07180190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilot
- valve
- traveling
- back pressure
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パイロット油圧操作式油圧パワーショベル
の、油圧モータキャビテーション防止用背圧保償弁の消
費動力を低減し、省エネルギを図る。 【構成】 走行用パイロットバルブと旋回用パイロット
バルブのパイロット回路に、シャトル弁からなるパイロ
ット油圧検出装置を介装し、背圧保償弁のＣポートに接
続する。走行用油圧モータ旋回用油圧モータは、それぞ
れのスプールバルブの中立状態で背圧保償弁のＡポート
に接続する。走行、旋回操作時にはパイロット油圧はパ
イロット油圧検出装置を介して背圧保償弁に加わり、高
い背圧を発生して油圧モータのキャビテーションを防止
し、作業機操作時には低い背圧を発生して消費動力を低
減する。
の、油圧モータキャビテーション防止用背圧保償弁の消
費動力を低減し、省エネルギを図る。 【構成】 走行用パイロットバルブと旋回用パイロット
バルブのパイロット回路に、シャトル弁からなるパイロ
ット油圧検出装置を介装し、背圧保償弁のＣポートに接
続する。走行用油圧モータ旋回用油圧モータは、それぞ
れのスプールバルブの中立状態で背圧保償弁のＡポート
に接続する。走行、旋回操作時にはパイロット油圧はパ
イロット油圧検出装置を介して背圧保償弁に加わり、高
い背圧を発生して油圧モータのキャビテーションを防止
し、作業機操作時には低い背圧を発生して消費動力を低
減する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パイロット油圧操作式
の油圧回路を備えた油圧ショベルの、油圧モータのキャ
ビテーション防止用の背圧保償弁を有する背圧保償油圧
回路に関する。
の油圧回路を備えた油圧ショベルの、油圧モータのキャ
ビテーション防止用の背圧保償弁を有する背圧保償油圧
回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】油圧ショベルのオープンセンタタイプの
油圧回路においては、通常、走行用モータおよび旋回用
モータのブレーキ時のキャビテーションを防止するため
にメインバルブのタンクポート回路に背圧を発生させる
背圧保償弁が設けられている。図５は従来の油圧ショベ
ルの油圧回路図であり、１、２はエンジン３により駆動
される可変容量型油圧ポンプである。４はメインバルブ
（１）で、４ａは右走行用スプールバルブ、４ｂは作業
機用スプールバルブ（１）であり、５はメインバルブ
（２）で、５ａは旋回用スプールバルブ、５ｂは作業機
用スプールバルブ（２）、５ｃは左走行用スプールバル
ブである。油圧ポンプ１の吐出回路６はメインバルブ
（１）４を通り、背圧保償弁５０ａのポートＡ、ポート
Ｂを経てオイルタンク８に至り、油圧ポンプ２の吐出回
路７はメインバルブ（２）５を通り、背圧保償弁５０ｂ
のポートＡ、ポートＢを経てオイルタンク８に至る。
油圧回路においては、通常、走行用モータおよび旋回用
モータのブレーキ時のキャビテーションを防止するため
にメインバルブのタンクポート回路に背圧を発生させる
背圧保償弁が設けられている。図５は従来の油圧ショベ
ルの油圧回路図であり、１、２はエンジン３により駆動
される可変容量型油圧ポンプである。４はメインバルブ
（１）で、４ａは右走行用スプールバルブ、４ｂは作業
機用スプールバルブ（１）であり、５はメインバルブ
（２）で、５ａは旋回用スプールバルブ、５ｂは作業機
用スプールバルブ（２）、５ｃは左走行用スプールバル
ブである。油圧ポンプ１の吐出回路６はメインバルブ
（１）４を通り、背圧保償弁５０ａのポートＡ、ポート
Ｂを経てオイルタンク８に至り、油圧ポンプ２の吐出回
路７はメインバルブ（２）５を通り、背圧保償弁５０ｂ
のポートＡ、ポートＢを経てオイルタンク８に至る。
【０００３】右走行用パイロットバルブ２０は右走行用
スプールバルブ４ａに接続しており、左走行用パイロッ
トバルブ２１は左走行用スプールバルブ５ｃに接続して
おり、旋回用パイロットバルブ２２は旋回用スプールバ
ルブ５ａに接続している。油圧ポンプ１と右走行用モー
タ２３とは右走行用スプールバルブ４ａを介して接続し
ており、図示しない作業機用アクチュエータとは作業機
用スプールバルブ（１）４ｂを介して接続している。油
圧ポンプ２と左走行用モータ２４とは左走行用スプール
バルブ５ｃを介して接続しており、図示しない作業機用
アクチュエータとは作業機用スプールバルブ（２）５ｂ
を介して接続している。右走行用モータ２３は中立位置
における右走行用スプールバルブ４ａを介して回路２８
により背圧保償弁５０ａのＡポートに接続しており、左
走行用モータ２４は中立位置における左走行用スプール
バルブ５ｃを介して回路２９により背圧保償弁５０ａの
Ａポートに接続している。油圧ポンプ２と旋回用モータ
アッセンブリ２５とは旋回用スプールバルブ５ａを介し
て接続しており、旋回用モータアッセンブリ２５の安全
弁２６のドレン回路２７は背圧保償弁５０ｂのポートＡ
に接続している。
スプールバルブ４ａに接続しており、左走行用パイロッ
トバルブ２１は左走行用スプールバルブ５ｃに接続して
おり、旋回用パイロットバルブ２２は旋回用スプールバ
ルブ５ａに接続している。油圧ポンプ１と右走行用モー
タ２３とは右走行用スプールバルブ４ａを介して接続し
ており、図示しない作業機用アクチュエータとは作業機
用スプールバルブ（１）４ｂを介して接続している。油
圧ポンプ２と左走行用モータ２４とは左走行用スプール
バルブ５ｃを介して接続しており、図示しない作業機用
アクチュエータとは作業機用スプールバルブ（２）５ｂ
を介して接続している。右走行用モータ２３は中立位置
における右走行用スプールバルブ４ａを介して回路２８
により背圧保償弁５０ａのＡポートに接続しており、左
走行用モータ２４は中立位置における左走行用スプール
バルブ５ｃを介して回路２９により背圧保償弁５０ａの
Ａポートに接続している。油圧ポンプ２と旋回用モータ
アッセンブリ２５とは旋回用スプールバルブ５ａを介し
て接続しており、旋回用モータアッセンブリ２５の安全
弁２６のドレン回路２７は背圧保償弁５０ｂのポートＡ
に接続している。
【０００４】図６は背圧保償弁５０ａ、ｂの断面図であ
り、ボデイ５１にはポンプポートであるＡポートとタン
クポートであるＢポートとが設けられている。ボデイ５
１にはポペット５２が摺動可能に嵌入され、ばね５３に
よりボデイ５１のＡポート側に設けられたシート５４に
当接してＡ−Ｂ回路を閉じている。Ａポートに加わる油
圧が所定の値Ｌ１（例えば４〜６Ｋｇ／ｃｍ2 ）に達す
るとポペット５２はばね５３の力に抗して左に移動し、
シート５４から離脱してＡ−Ｂ回路を開くようになって
いる。
り、ボデイ５１にはポンプポートであるＡポートとタン
クポートであるＢポートとが設けられている。ボデイ５
１にはポペット５２が摺動可能に嵌入され、ばね５３に
よりボデイ５１のＡポート側に設けられたシート５４に
当接してＡ−Ｂ回路を閉じている。Ａポートに加わる油
圧が所定の値Ｌ１（例えば４〜６Ｋｇ／ｃｍ2 ）に達す
るとポペット５２はばね５３の力に抗して左に移動し、
シート５４から離脱してＡ−Ｂ回路を開くようになって
いる。
【０００５】上記構成においてオペレータは左右走行用
パイロットバルブ２０、２１、旋回用パイロットバルブ
２２および図示しない作業機用パイロットバルブを操作
して各スプールバルブを作動させ、走行、旋回および作
業機用の各アクチュエータを制御する。いま、右走行用
パイロットバルブ２０を操作して右走行用スプールバル
ブ４ａを走行位置から図５に示す中立位置に切り換え、
車両を停止させようとすると右走行用モータ２３は慣性
によって回されキャビテーションを発生しょうとする
が、モータ回路には回路２８を介し、背圧保償弁５０ａ
によって所定の圧力の背圧Ｌ１が発生しているため、キ
ャビテーションの発生は防止される。これは、左走行用
モータ２４、旋回用モータアッセンブリ２５についても
同様である。
パイロットバルブ２０、２１、旋回用パイロットバルブ
２２および図示しない作業機用パイロットバルブを操作
して各スプールバルブを作動させ、走行、旋回および作
業機用の各アクチュエータを制御する。いま、右走行用
パイロットバルブ２０を操作して右走行用スプールバル
ブ４ａを走行位置から図５に示す中立位置に切り換え、
車両を停止させようとすると右走行用モータ２３は慣性
によって回されキャビテーションを発生しょうとする
が、モータ回路には回路２８を介し、背圧保償弁５０ａ
によって所定の圧力の背圧Ｌ１が発生しているため、キ
ャビテーションの発生は防止される。これは、左走行用
モータ２４、旋回用モータアッセンブリ２５についても
同様である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のように旋回およ
び走行用の油圧モータを作動させる回路においてはキャ
ビテーションを防止するために回路に背圧を発生させる
必要があるが、作業機操作のように油圧シリンダを作動
させる場合にはその必要はない。しかしながら、上記構
成によれば、油圧ポンプ１、２の吐出回路６、７には背
圧保償弁５０ａ、５０ｂにより、機械が稼働している間
はそのアクチュエータの如何にかかわらず、常に背圧Ｌ
１が発生している。この圧力は機械として仕事をするも
のではなく、単に熱損失としてポンプの仕事（エンジン
の動力）を消費するものであり、燃料消費を悪くし、非
省エネルギ的であるとともに、大容量のオイルクーラを
必要とし、コストも高くなる。
び走行用の油圧モータを作動させる回路においてはキャ
ビテーションを防止するために回路に背圧を発生させる
必要があるが、作業機操作のように油圧シリンダを作動
させる場合にはその必要はない。しかしながら、上記構
成によれば、油圧ポンプ１、２の吐出回路６、７には背
圧保償弁５０ａ、５０ｂにより、機械が稼働している間
はそのアクチュエータの如何にかかわらず、常に背圧Ｌ
１が発生している。この圧力は機械として仕事をするも
のではなく、単に熱損失としてポンプの仕事（エンジン
の動力）を消費するものであり、燃料消費を悪くし、非
省エネルギ的であるとともに、大容量のオイルクーラを
必要とし、コストも高くなる。
【０００７】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、必要な場合にのみ背圧を発生させる省エネルギ
的で、経済的な背圧保償油圧回路を提供することを目的
としている。
もので、必要な場合にのみ背圧を発生させる省エネルギ
的で、経済的な背圧保償油圧回路を提供することを目的
としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため本
発明に係る背圧保償油圧回路の第１の発明においては、
旋回、走行および作業機用パイロットバルブによりメイ
ンバルブを操作し、旋回、走行および作業機用のアクチ
ュエータの操作を行う油圧ショベルの油圧回路におい
て、旋回および走行用油圧モータのキャビテーション防
止用の背圧保償弁と、旋回および走行操作時にパイロッ
ト油圧を検出し、前記背圧保償弁に圧力油を供給するパ
イロット油圧検出装置とを具備したことを特徴としてお
り、第２の発明においては、前記パイロット油圧検出装
置を、旋回および左右走行用パイロットバルブのパイロ
ット回路上に介装した複数個のシャトル弁により構成
し、前記パイロット油圧検出装置を介して前記旋回およ
び左右走行用パイロットバルブと前記背圧保償弁とを接
続したことを特徴としており、第３の発明においては、
前記背圧保償弁が、ポペットと、前記ポペットを付勢す
るばねと、前記パイロット油圧検出装置よりの圧力油を
受けて作動し、前記ばねを所定の荷重まで圧縮するピス
トンとを具備したことを特徴としている。
発明に係る背圧保償油圧回路の第１の発明においては、
旋回、走行および作業機用パイロットバルブによりメイ
ンバルブを操作し、旋回、走行および作業機用のアクチ
ュエータの操作を行う油圧ショベルの油圧回路におい
て、旋回および走行用油圧モータのキャビテーション防
止用の背圧保償弁と、旋回および走行操作時にパイロッ
ト油圧を検出し、前記背圧保償弁に圧力油を供給するパ
イロット油圧検出装置とを具備したことを特徴としてお
り、第２の発明においては、前記パイロット油圧検出装
置を、旋回および左右走行用パイロットバルブのパイロ
ット回路上に介装した複数個のシャトル弁により構成
し、前記パイロット油圧検出装置を介して前記旋回およ
び左右走行用パイロットバルブと前記背圧保償弁とを接
続したことを特徴としており、第３の発明においては、
前記背圧保償弁が、ポペットと、前記ポペットを付勢す
るばねと、前記パイロット油圧検出装置よりの圧力油を
受けて作動し、前記ばねを所定の荷重まで圧縮するピス
トンとを具備したことを特徴としている。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、パイロット油圧操作式油圧
ショベルの油圧回路に、旋回、走行用油圧モータのキャ
ビテーション防止用の背圧保償弁と、旋回、走行操作時
にパイロット油圧を検出し、背圧保償弁に圧力油を供給
するパイロット油圧検出装置とを備えた。そして、パイ
ロット油圧検出装置を旋回、走行用パイロットバルブの
パイロット回路上に介装した複数個のシャトル弁により
構成し、パイロットバルブと背圧保償弁とをパイロット
油圧検出装置を介して接続した。また、背圧保償弁にポ
ペットと、ポペットを付勢するばねと、圧力油を受けて
ばねを所定の荷重まで圧縮するピストンとを備えた。そ
のため、旋回、走行用パイロットバルブを操作したとき
のみパイロット油圧検出装置はパイロット油圧を検出し
て圧力油を背圧保償弁に供給し、ばねを圧縮して所定の
背圧を発生し、作業機用パイロットバルブを操作したと
きには圧力油は背圧保償弁に作用しないため、背圧は所
定の圧力よりも低くなる。
ショベルの油圧回路に、旋回、走行用油圧モータのキャ
ビテーション防止用の背圧保償弁と、旋回、走行操作時
にパイロット油圧を検出し、背圧保償弁に圧力油を供給
するパイロット油圧検出装置とを備えた。そして、パイ
ロット油圧検出装置を旋回、走行用パイロットバルブの
パイロット回路上に介装した複数個のシャトル弁により
構成し、パイロットバルブと背圧保償弁とをパイロット
油圧検出装置を介して接続した。また、背圧保償弁にポ
ペットと、ポペットを付勢するばねと、圧力油を受けて
ばねを所定の荷重まで圧縮するピストンとを備えた。そ
のため、旋回、走行用パイロットバルブを操作したとき
のみパイロット油圧検出装置はパイロット油圧を検出し
て圧力油を背圧保償弁に供給し、ばねを圧縮して所定の
背圧を発生し、作業機用パイロットバルブを操作したと
きには圧力油は背圧保償弁に作用しないため、背圧は所
定の圧力よりも低くなる。
【００１０】
【実施例】以下に本発明に係る背圧保償油圧回路の実施
例について、図面を参照して詳述する。図１は油圧回路
図であり、１、２は油圧ポンプ、３はエンジン、４はメ
インバルブ（１）、４ａは右走行用スプールバルブ、４
ｂは作業機用スプールバルブ（１）、５はメインバルブ
（２）、５ａは旋回用スプールバルブ、５ｂは作業機用
スプールバルブ（２）、５ｃは左走行用スプールバルブ
である。油圧ポンプ１の吐出回路６はメインバルブ
（１）を通り、背圧保償弁１０ａのＡ−Ｂポートを経て
オイルパン８に至り、油圧ポンプ２の吐出回路７はメイ
ンバルブ（２）を通り、背圧保償弁１０ｂのＡ−Ｂポー
トを経てオイルタンク８に至る。右走行用パイロットバ
ルブ２０のパイロット回路３０、３１と、右走行用スプ
ールバルブ４ａとは接続しており、左走行用パイロット
バルブ２１のパイロット回路３２、３３と、左走行用ス
プールバルブ５ｃとは接続しており、旋回用パイロット
バルブ２２のパイロット回路３４、３５と旋回用スプー
ルバルブ５ａとは接続している。
例について、図面を参照して詳述する。図１は油圧回路
図であり、１、２は油圧ポンプ、３はエンジン、４はメ
インバルブ（１）、４ａは右走行用スプールバルブ、４
ｂは作業機用スプールバルブ（１）、５はメインバルブ
（２）、５ａは旋回用スプールバルブ、５ｂは作業機用
スプールバルブ（２）、５ｃは左走行用スプールバルブ
である。油圧ポンプ１の吐出回路６はメインバルブ
（１）を通り、背圧保償弁１０ａのＡ−Ｂポートを経て
オイルパン８に至り、油圧ポンプ２の吐出回路７はメイ
ンバルブ（２）を通り、背圧保償弁１０ｂのＡ−Ｂポー
トを経てオイルタンク８に至る。右走行用パイロットバ
ルブ２０のパイロット回路３０、３１と、右走行用スプ
ールバルブ４ａとは接続しており、左走行用パイロット
バルブ２１のパイロット回路３２、３３と、左走行用ス
プールバルブ５ｃとは接続しており、旋回用パイロット
バルブ２２のパイロット回路３４、３５と旋回用スプー
ルバルブ５ａとは接続している。
【００１１】右走行用パイロットバルブ２０のパイロッ
ト回路３０と３１との間にはシャトル弁４２が介装さ
れ、左走行用パイロットバルブのパイロット回路３２と
３３との間にはシャトル弁４３が介装され、シャトル弁
４２と４３との間にはシャトル弁４４が介装されてシャ
トル装置４１を構成している。また、旋回用パイロット
バルブ２２のパイロット回路３４と３５との間にはシャ
トル弁４５が介装され、シャトル装置４１とシャトル弁
４５との間にはシャトル弁４６が介装されてパイロット
油圧検出装置４０を構成している。パイロット油圧検出
装置４０のシャトル弁４６と背圧保償弁１０ａおよび１
０ｂのＣポートとはパイロット回路４７により接続して
いる。
ト回路３０と３１との間にはシャトル弁４２が介装さ
れ、左走行用パイロットバルブのパイロット回路３２と
３３との間にはシャトル弁４３が介装され、シャトル弁
４２と４３との間にはシャトル弁４４が介装されてシャ
トル装置４１を構成している。また、旋回用パイロット
バルブ２２のパイロット回路３４と３５との間にはシャ
トル弁４５が介装され、シャトル装置４１とシャトル弁
４５との間にはシャトル弁４６が介装されてパイロット
油圧検出装置４０を構成している。パイロット油圧検出
装置４０のシャトル弁４６と背圧保償弁１０ａおよび１
０ｂのＣポートとはパイロット回路４７により接続して
いる。
【００１２】油圧ポンプ１と右走行用モータ２３とは右
走行用スプールバルブ４ａを介して接続しており、油圧
ポンプ２と左走行用モータ２４とは左走行用スプールバ
ルブ５ｃを介して接続している。右走行用モータ２３と
背圧保償弁１０ａのＡポートとは中立位置における右走
行用スプールバルブ４ａを介し、回路２８により接続し
ており、左走行用モータ２４と背圧保償弁１０ｂとは中
立位置における左走行用スプールバルブ５ｃを介し、回
路２９により接続している。油圧ポンプ２と旋回用モー
タアッセンブリ２５とは旋回用スプールバルブ５ａを介
して接続しており、旋回用モータアッセンブリ２５の安
全弁２６のドレーン回路２７は背圧保償弁１０ｂのＡポ
ートと接続している。
走行用スプールバルブ４ａを介して接続しており、油圧
ポンプ２と左走行用モータ２４とは左走行用スプールバ
ルブ５ｃを介して接続している。右走行用モータ２３と
背圧保償弁１０ａのＡポートとは中立位置における右走
行用スプールバルブ４ａを介し、回路２８により接続し
ており、左走行用モータ２４と背圧保償弁１０ｂとは中
立位置における左走行用スプールバルブ５ｃを介し、回
路２９により接続している。油圧ポンプ２と旋回用モー
タアッセンブリ２５とは旋回用スプールバルブ５ａを介
して接続しており、旋回用モータアッセンブリ２５の安
全弁２６のドレーン回路２７は背圧保償弁１０ｂのＡポ
ートと接続している。
【００１３】図２は背圧保償弁１０ａ、ｂの断面図であ
り、ボデイ１１にはポンプポートであるＡポート、タン
クポートであるＢポートおよびパイロットポートである
Ｃポートが設けられている。ボデイ１１にはポペット１
２が摺動自在に嵌入されており、ばね１３により付勢さ
れてボデイ１１のＡポート側に設けられたシート１４に
当接しＡ−Ｂポートを閉じている。ボデイ１１のＣポー
ト側にはピストン１５が摺動自在に嵌入されており、Ｃ
ポートからパイロット圧が加わった場合にはパイロット
室１６に圧油が流入し、ピストン１５を右に移動してば
ね１３を圧縮するようになっている。Ａポートに加わる
油圧が所定の値に達するとポペット１２は開口し、Ａ−
Ｂポートは開く。
り、ボデイ１１にはポンプポートであるＡポート、タン
クポートであるＢポートおよびパイロットポートである
Ｃポートが設けられている。ボデイ１１にはポペット１
２が摺動自在に嵌入されており、ばね１３により付勢さ
れてボデイ１１のＡポート側に設けられたシート１４に
当接しＡ−Ｂポートを閉じている。ボデイ１１のＣポー
ト側にはピストン１５が摺動自在に嵌入されており、Ｃ
ポートからパイロット圧が加わった場合にはパイロット
室１６に圧油が流入し、ピストン１５を右に移動してば
ね１３を圧縮するようになっている。Ａポートに加わる
油圧が所定の値に達するとポペット１２は開口し、Ａ−
Ｂポートは開く。
【００１４】図２はＣポートからパイロット圧がパイロ
ット室１６に加わった場合を示しており、ピストン１５
はストロークＳ２だけ右に移動してばね１３を圧縮して
いる。この場合ばね１３のセット荷重は大きくなり、ポ
ペット１２の開口圧力（ポペット作動圧力）は高くな
る。このときのピストン１５の最大ストロークはＳ１で
ある。Ｃポートにパイロット圧が加わらない場合には図
３に示すようにピストン１５はストロークＳ２だけ左に
移動し、ばね１３の取付長さはＳ２だけ長くなり、セッ
ト荷重は小さくなってポペット１２の開口圧力は低くな
る。このときピストン１５の最大ストロークはＳ１＋Ｓ
２となる。ポペット作動圧力とポペットストロークとの
関係をグラフで表すと図４のようになる。縦軸はポペッ
ト作動圧力、横軸はポペットストロークであり、パイロ
ット室１６にパイロット圧が加わるとポペット１２の作
動開始圧力はＬ１（例えば４〜６Ｋｇ／ｃｍ2 ）とな
り、Ａポートには流量に見合った背圧Ｌ１＋αが発生す
ることとなる。パイロット室１６にパイロット圧が加わ
らない場合にはポペット１２の作動開始圧力はＬ３（例
えばＬ１の１／４程度）となり、Ａポートには流量に見
合った背圧Ｌ３＋αが発生する。
ット室１６に加わった場合を示しており、ピストン１５
はストロークＳ２だけ右に移動してばね１３を圧縮して
いる。この場合ばね１３のセット荷重は大きくなり、ポ
ペット１２の開口圧力（ポペット作動圧力）は高くな
る。このときのピストン１５の最大ストロークはＳ１で
ある。Ｃポートにパイロット圧が加わらない場合には図
３に示すようにピストン１５はストロークＳ２だけ左に
移動し、ばね１３の取付長さはＳ２だけ長くなり、セッ
ト荷重は小さくなってポペット１２の開口圧力は低くな
る。このときピストン１５の最大ストロークはＳ１＋Ｓ
２となる。ポペット作動圧力とポペットストロークとの
関係をグラフで表すと図４のようになる。縦軸はポペッ
ト作動圧力、横軸はポペットストロークであり、パイロ
ット室１６にパイロット圧が加わるとポペット１２の作
動開始圧力はＬ１（例えば４〜６Ｋｇ／ｃｍ2 ）とな
り、Ａポートには流量に見合った背圧Ｌ１＋αが発生す
ることとなる。パイロット室１６にパイロット圧が加わ
らない場合にはポペット１２の作動開始圧力はＬ３（例
えばＬ１の１／４程度）となり、Ａポートには流量に見
合った背圧Ｌ３＋αが発生する。
【００１５】つぎに作用について説明する。オペレータ
は走行用パイロットバルブ２０、２１、旋回用パイロッ
トバルブ２２および図示しない作業機用パイロットバル
ブを操作して走行、旋回および作業機の各アクチュエー
タの作動を制御する。いま、走行用パイロットバルブ２
０または２１、あるいは旋回用パイロットバルブ２２を
操作すると、それぞれのパイロット回路３０、３１、３
２、３３、３４、および３５のいずれかに発生したパイ
ロット圧は、シャトル弁４２、４３、４４、４５および
４６により構成されたパイロット油圧検出装置４０によ
り検出され、背圧保償弁１０ａおよび１０ｂのＣポート
に加えられる。したがってポペット１２の作動開始圧力
はＬ１となる。そのため、右走行操作用スプールバルブ
４ａを操作して右走行用モータ２３を作動させ、右走行
用スプールバルブ４ａを中立位置にした場合、右走行モ
ータの油圧回路には背圧Ｌ１＋αが加わった状態とな
り、右走行用モータ２３がキャビテーションを発生する
ことはないが、背圧に見合った油圧ポンプ１および２の
消費動力が必要になる。以上の作用は左走行操作および
旋回操作を行った場合にも同様である。
は走行用パイロットバルブ２０、２１、旋回用パイロッ
トバルブ２２および図示しない作業機用パイロットバル
ブを操作して走行、旋回および作業機の各アクチュエー
タの作動を制御する。いま、走行用パイロットバルブ２
０または２１、あるいは旋回用パイロットバルブ２２を
操作すると、それぞれのパイロット回路３０、３１、３
２、３３、３４、および３５のいずれかに発生したパイ
ロット圧は、シャトル弁４２、４３、４４、４５および
４６により構成されたパイロット油圧検出装置４０によ
り検出され、背圧保償弁１０ａおよび１０ｂのＣポート
に加えられる。したがってポペット１２の作動開始圧力
はＬ１となる。そのため、右走行操作用スプールバルブ
４ａを操作して右走行用モータ２３を作動させ、右走行
用スプールバルブ４ａを中立位置にした場合、右走行モ
ータの油圧回路には背圧Ｌ１＋αが加わった状態とな
り、右走行用モータ２３がキャビテーションを発生する
ことはないが、背圧に見合った油圧ポンプ１および２の
消費動力が必要になる。以上の作用は左走行操作および
旋回操作を行った場合にも同様である。
【００１６】オペレータが図示しない作業機用パイロッ
トバルブのみを操作した場合にはパイロット油圧検出装
置はパイロット油圧を検出しないため、背圧保償弁１０
ａおよび１０ｂにはパイロット圧が加わらない。そのた
め、油圧モータ回路の背圧はＬ３＋αとなり、油圧ポン
プ１および２の消費動力は旋回、走行操作時よりも小さ
く（１／４程度）なる。
トバルブのみを操作した場合にはパイロット油圧検出装
置はパイロット油圧を検出しないため、背圧保償弁１０
ａおよび１０ｂにはパイロット圧が加わらない。そのた
め、油圧モータ回路の背圧はＬ３＋αとなり、油圧ポン
プ１および２の消費動力は旋回、走行操作時よりも小さ
く（１／４程度）なる。
【００１７】
【発明の効果】以上詳述したごとく、本発明は油圧パワ
ーショベルのパイロット油圧操作式油圧回路において、
旋回および走行用油圧モータのキャビテーション防止用
の背圧保償弁と、旋回および走行操作時にパイロット油
圧を検出し、背圧保償弁に圧力油を供給するパイロット
油圧検出装置とを具備した。そして、パイロット油圧検
出装置は、旋回および走行用パイロットバルブと背圧保
償弁とを接続する回路上に介装した複数個のシャトル弁
により構成した。また、背圧保償弁にポペットと、ポペ
ットを付勢するばねと、パイロット油圧検出装置からの
圧力油を受けてばねを所定の荷重まで圧縮するピストン
とを備えた。そのため、旋回、走行操作時にはパイロッ
ト油圧検出装置はパイロット油圧を検出して背圧保償弁
に圧力油を供給し、油圧モータ回路に所定の圧力の背圧
を発生させて旋回、走行用油圧モータのキャビテーショ
ンを防止する。作業機操作時には背圧保償弁に圧力油は
供給されず、したがって、背圧は低くなり燃料消費が少
なく省エネルギ的であり、オイルクーラ装置も小型でコ
ストの安い背圧保償油圧回路が得られる。
ーショベルのパイロット油圧操作式油圧回路において、
旋回および走行用油圧モータのキャビテーション防止用
の背圧保償弁と、旋回および走行操作時にパイロット油
圧を検出し、背圧保償弁に圧力油を供給するパイロット
油圧検出装置とを具備した。そして、パイロット油圧検
出装置は、旋回および走行用パイロットバルブと背圧保
償弁とを接続する回路上に介装した複数個のシャトル弁
により構成した。また、背圧保償弁にポペットと、ポペ
ットを付勢するばねと、パイロット油圧検出装置からの
圧力油を受けてばねを所定の荷重まで圧縮するピストン
とを備えた。そのため、旋回、走行操作時にはパイロッ
ト油圧検出装置はパイロット油圧を検出して背圧保償弁
に圧力油を供給し、油圧モータ回路に所定の圧力の背圧
を発生させて旋回、走行用油圧モータのキャビテーショ
ンを防止する。作業機操作時には背圧保償弁に圧力油は
供給されず、したがって、背圧は低くなり燃料消費が少
なく省エネルギ的であり、オイルクーラ装置も小型でコ
ストの安い背圧保償油圧回路が得られる。
【図１】本発明の油圧パワーショベルの油圧回路図であ
る。
る。
【図２】本発明の背圧保償弁のパイロット圧が作用した
場合の断面図である。
場合の断面図である。
【図３】本発明の背圧保償弁のパイロット圧が作用しな
い場合の断面図である。
い場合の断面図である。
【図４】本発明の背圧保償弁のポペットの作動圧とスト
ロークとの関係を示すグラフである。
ロークとの関係を示すグラフである。
【図５】従来の油圧パワーショベルの油圧回路図であ
る。
る。
【図６】従来の背圧保償弁の断面図である。
１，２…油圧ポンプ、４…メインバルブ（１）、４ａ…
右走行スプールバルブ、４ｂ…作業機スプールバルブ
（１）、５…メインバルブ（２）、５ａ…旋回スプール
バルブ、５ｂ…作業機スプールバルブ（２）、５ｃ…左
走行スプールバルブ、１０ａ，１０ｂ…背圧保償弁、１
１…ボデイ、１２…ポペット、１３…ばね、１４…シー
ト、１５…ピストン、１６…パイロット室、２０…右走
行用パイロットバルブ、２１…左走行用パイロットバル
ブ、２２…旋回用パイロットバルブ、２３…右走行油圧
モータ、２４…左走行油圧モータ、２５…旋回油圧モー
タアッセンブリ、２６…安全弁、２７…ドレン回路、３
０，３１，３２，３３，３４，３５，４７…パイロット
回路、４０…パイロット油圧検出装置、４１…シャトル
装置、４２，４３，４４，４５，４６…シャトル弁。
右走行スプールバルブ、４ｂ…作業機スプールバルブ
（１）、５…メインバルブ（２）、５ａ…旋回スプール
バルブ、５ｂ…作業機スプールバルブ（２）、５ｃ…左
走行スプールバルブ、１０ａ，１０ｂ…背圧保償弁、１
１…ボデイ、１２…ポペット、１３…ばね、１４…シー
ト、１５…ピストン、１６…パイロット室、２０…右走
行用パイロットバルブ、２１…左走行用パイロットバル
ブ、２２…旋回用パイロットバルブ、２３…右走行油圧
モータ、２４…左走行油圧モータ、２５…旋回油圧モー
タアッセンブリ、２６…安全弁、２７…ドレン回路、３
０，３１，３２，３３，３４，３５，４７…パイロット
回路、４０…パイロット油圧検出装置、４１…シャトル
装置、４２，４３，４４，４５，４６…シャトル弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１６Ｋ 17/30 Ａ
Claims (3)
- 【請求項１】 旋回、走行および作業機用パイロットバ
ルブによりメインバルブを操作し、旋回、走行および作
業機用のアクチュエータの操作を行う油圧ショベルの油
圧回路において、旋回および走行用油圧モータのキャビ
テーション防止用の背圧保償弁と、旋回および走行操作
時にパイロット油圧を検出し、前記背圧保償弁に圧力油
を供給するパイロット油圧検出装置とを具備したことを
特徴とする背圧保償油圧回路。 - 【請求項２】 前記パイロット油圧検出装置を、旋回お
よび左右走行用パイロットバルブのパイロット回路上に
介装した複数個のシャトル弁により構成し、前記パイロ
ット油圧検出装置を介して前記旋回および左右走行用パ
イロットバルブと前記背圧保償弁とを接続したことを特
徴とする請求項１の背圧保償油圧回路。 - 【請求項３】 前記背圧保償弁が、ポペットと、前記ポ
ペットを付勢するばねと、前記パイロット油圧検出装置
よりの圧力油を受けて作動し、前記ばねを所定の荷重ま
で圧縮するピストンとを具備したことを特徴とする請求
項１の背圧保償油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34748393A JPH07180190A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 背圧保償油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34748393A JPH07180190A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 背圧保償油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180190A true JPH07180190A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18390532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34748393A Pending JPH07180190A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 背圧保償油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07180190A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1584822A2 (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic control system and construction machine |
| CN102535575A (zh) * | 2012-02-03 | 2012-07-04 | 山重建机(济宁)有限公司 | 履带式液压挖掘机液控节能装置 |
| CN103062464A (zh) * | 2013-01-28 | 2013-04-24 | 饶杰 | 供耐空蚀和冲蚀磨损调节阀使用的阀芯组件 |
| WO2014091684A1 (ja) | 2012-12-13 | 2014-06-19 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP34748393A patent/JPH07180190A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1584822A2 (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic control system and construction machine |
| EP1584822A3 (en) * | 2004-03-31 | 2006-01-04 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic control system and construction machine |
| US7174711B2 (en) | 2004-03-31 | 2007-02-13 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic control system and construction machine |
| CN100373014C (zh) * | 2004-03-31 | 2008-03-05 | 神钢建设机械株式会社 | 液压控制装置和建筑机械 |
| EP2273132A1 (en) | 2004-03-31 | 2011-01-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic control system and construction machine |
| CN102535575A (zh) * | 2012-02-03 | 2012-07-04 | 山重建机(济宁)有限公司 | 履带式液压挖掘机液控节能装置 |
| WO2014091684A1 (ja) | 2012-12-13 | 2014-06-19 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
| JP2014118686A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の油圧制御装置 |
| US10041228B2 (en) | 2012-12-13 | 2018-08-07 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
| CN103062464A (zh) * | 2013-01-28 | 2013-04-24 | 饶杰 | 供耐空蚀和冲蚀磨损调节阀使用的阀芯组件 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8510000B2 (en) | Hybrid construction machine | |
| US5063742A (en) | Method of controlling swing motion of a revolving superstructure and hydraulic control system for carrying out same | |
| CA2202523A1 (en) | Hydraulic press drive | |
| JP5028729B2 (ja) | 油圧ショベルのブームシリンダ回路の制御方法 | |
| JPH07180190A (ja) | 背圧保償油圧回路 | |
| KR100838813B1 (ko) | 유압모터의 배출 오일 회수 방법 및 그 장치 | |
| JPH0914215A (ja) | 冷却器を備えた油圧回路装置 | |
| JPS63138026A (ja) | 油圧シヨベルの油圧回路 | |
| KR200333340Y1 (ko) | 굴삭기의붐비상하강장치 | |
| JP2505717B2 (ja) | 圧力制御弁 | |
| JPH0433449Y2 (ja) | ||
| JPH08177086A (ja) | 旋回用油圧モータの油圧回路 | |
| JP2555499B2 (ja) | 土木・建設機械の油圧駆動装置 | |
| JPH09119404A (ja) | 冷却ファンの油圧駆動装置 | |
| KR960008717Y1 (ko) | 블도저 블레이드 유압식 작동기 | |
| JPH0681806A (ja) | 流体ブレーキ装置 | |
| JPH0529200Y2 (ja) | ||
| KR950007891Y1 (ko) | 건설중장비의 전자제어 비상유압회로 | |
| JP2530270Y2 (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
| JPH10183693A (ja) | 作業機械の油圧回路 | |
| JPS594164Y2 (ja) | 圧力制御弁装置 | |
| JPH02225145A (ja) | トラックミキサーのドラム駆動用油圧回路 | |
| KR100221588B1 (ko) | 별도의 가변재생 유닛트를 이용한 가변재생 유압회로 | |
| JP3992611B2 (ja) | バックホウの油圧回路構造 | |
| JPS5935663Y2 (ja) | 油圧式掘削機 |