JPH0288260A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

Info

Publication number
JPH0288260A
JPH0288260A JP63241392A JP24139288A JPH0288260A JP H0288260 A JPH0288260 A JP H0288260A JP 63241392 A JP63241392 A JP 63241392A JP 24139288 A JP24139288 A JP 24139288A JP H0288260 A JPH0288260 A JP H0288260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
light
exposure
photosensitive material
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63241392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonobu Nishio
朋宣 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63241392A priority Critical patent/JPH0288260A/ja
Publication of JPH0288260A publication Critical patent/JPH0288260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドラム外周へ巻き付けた感光材料へ発光素子
を用いて走査露光し、感光材料上へ画像を形成する画像
形成方法に関する。
〔従来技術〕
感光材料として熱現像感光材料を用い、この熱現像感光
材料へ画像を露光し、この熱現像感光材料を加熱現像し
た後に受像材料と重ね合わせて加圧し、これによって受
像材料に画像が転写されて画像を得る画像形成装置が知
られている。
熱現像感光材料は、高速で回転する露光ドラムに巻き付
けられ、この露光ドラムに対応配置された露光ヘッドに
取り付けられた発光素子からの光線によって露光される
。露光の手段は、走査露光であり、露光ドラムの回転に
より主走査を行い、露光ヘッドが露光ドラムの軸方向へ
移動することにより副走査を行っている。すなわち4主
走査が終了すると、露光ヘッドが1ステツプ副走査され
て次のラインの主走査が行われ、これを繰り返すことに
より、熱現像感光材料上へ画像を形成することができる
ところで、熱現像感光材料は、露光ドラムの外周の全周
に亘り巻き付けられているのではなく、露光ドラムの外
周の2/3強に亘り巻き付けられるようになっている。
このため、発光素子は画像が形成される範囲のみ発光さ
れ、それ以外の露光ドラムの外周と対応しているときは
、発光させないようにしている。なお、画像が形成され
る範囲は、熱現像感光材料の巻付は方向両縁部が熱現像
感光材料を露光ドラムに巻き付けた状態で保持するため
に用いられるので、露光ドラムの外周の2/3以下とさ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、画像の1ライン分の主走査が終了してか
ら次のラインへ副走査される時間と、このラインの画像
データを読み込む時間とが必ずしも一致しておらず、先
に副走査が終了した場合には、画像データの読み込み終
了まで、露光ドラムを空回り (アイドル回転)させて
待機しなければならない。この待機中発光素子は、発光
しておらず発光素子自体の温度が低下していくことにな
る。
この温度低下の度合いは、前記アイドル回転数に比例し
て大きくなり、第4図(B)に示される如く、アイドル
回転時に発光素子の温度が急激に低下して次の主走査時
に安定した光量を得ることができないという問題点があ
る。
本発明は上記事実を考慮し、感光材料への発光素子によ
る露光の際の発光素子の温度の変化を抑制し、露光量を
安定させることができる画像形成方法を得ることが目的
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る画像形成方法は、ドラム外周へ巻き付けた
感光材料へ発光素子を用いて走査露光し、感光材料上へ
画像を形成する画像形成方法であって、前記発光素子が
前記画像の形成される範囲に対応していないときにおい
ても必要に応じて発光素子を発光させることを特徴とし
ている。
〔作用〕
本発明によれば、発光素子を画像の形成される範囲以外
と対応しているときにおいても発光させるので、例えば
感光材料へ走査すべき画像のデータを読み込むまでの時
間が比較的長時間に及んでも発光素子自体の温度が低下
することがなく、露光時には安定した露光量を得ること
ができる。また、この発光素子の予備発光は画像が形成
される範囲以外の部分であるので、感光材料に形成され
る画像に影響を与えることはない。
本発明の画像形成方法において、使用することのできる
感光材料としては、像様露光して得られる潜像を現像、
転写、定着等の処理をして可視像を得ることが出来るも
のであればどのようなものであってもよい。例えば、カ
ラーペーパ、カラー反転ペーパ、直接ポジカラー感光材
料、カラー拡散転写感光材料、熱現像カラー感光材料を
挙げることができる。
上記カラー感光材料のハロゲン化銀乳剤としては塩化銀
、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀などのいず
れも用いることができるが、カラーペーパ、カラー反転
ペーパ、直接ポジカラーペーパなどのプリント用の場合
は塩臭化銀乳剤(迅速処理のためには塩化銀が90モル
%以上)が好ましい。
ハロゲン化銀粒子としては球状、立方体、8面体、21
2面体、14面体、高アスベスト比の平板状などのいず
れでもよい。これらの粒子は均一な相からなる粒子であ
っても、多層構造からなる粒子であってもよい。
ハロゲン化銀乳剤は表面潜像型でも、内部潜像型でもよ
い。内部潜像型乳剤の場合は処理工程において光または
造核剤を作用させることにより直接ポジ画像を得ること
ができる。
ハロゲン化銀乳剤の粒子サイズ分布としては多分散でも
単分散(好ましくは標準偏差/平均粒子サイズ≦15%
)でもよいが、後者のほうが好ましい。これらのハロゲ
ン化銀乳剤は単独で用いてもよいが目的に応じて混合し
て用いてもよい。
上記写真乳剤は、リサーチ・ディスクロージャ(RD)
 vol、176 Item No、17643  (
L II、■)項(1978年12月)に記載された方
法を用いて調製することができる。
また、乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成及び分光増感
を行ったものを使用する。このような工程で使用される
添加剤はリサーチ・ディスクロージャ第176巻、Nα
17643 (1978年12月)および同第187巻
、Nα18716 (1979年11月)に記載されて
おり、その該当個所を後掲の表にまとめた。
さらに、使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクドロージャに記載されており、以下
に示す表にその記載個所を示した。
また、上記カラー感光材料には、種々のカラーカプラー
を含有させることができ、その具体例は前出のリサーチ
・ディスクドロージャ(RD)No、 17643.■
−C−Gに記載された特許に記載されている。色素形成
カプラーとしては、減色法の三原色(すなわち、イエロ
ー、マゼンタ及びシアン)を発色現像で与えるカプラー
が重要であり、耐拡散性の、4当量または2当量カプラ
ーの具体例は前述RD17643.■−C及びD項記載
の特許に記載されたカプラーの外、下記のものを好まし
く使用できる。
使用できるイエローカプラーとしては、公知の酸素原子
離脱側のイエローカプラーあるいは窒素原子離脱型のイ
エローカプラーがその代表例として挙げられる。α−ピ
バロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢性
、特に光堅牢性が優れており、一方α−ベンゾイルアセ
トアニリド系カプラーは高い発色濃度が得られる。
使用できるマゼンタカプラーとしては、バラスト基を有
し疎水性の、5−ピラゾロン系およびピラゾロアゾール
系のカプラーが挙げられる。5ピラゾロン系カプラーは
3−位が了り−ルアミノ基もしくはアシルアミノ基で置
換されたカプラーが、発色色素の色相や発色濃度の観点
で好ましい。
使用できるシアンカプラーとしては、疎水性で耐拡散性
のナフトール系およびフェノール系のカプラーがあり、
好ましくは酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カプラ
ーが代表例として挙げられる。また、湿度および温度に
対し堅牢なシアン色素を形成しうるカプラーは、好まし
く使用され、その典型例を挙げると、米国特許第3.7
72.002号に記載されたフェノール核のメクー位に
エチル基以上のアルキル基を有するフェノール系シアン
カプラー、2.5−ジアシルアミノ置換フェノール系カ
プラー 2−位にフェニルウレイド基を有しかつ5−位
にアシルアミノ基を有するフェノール系カプラー、欧州
特許第161626A号に記載の5−アミドナフトール
系シアンカプラーなどである。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなカプラーは、
米国特許第4.366、237号などにマゼンタカプラ
ーの具体例が、また欧州特許第96570号などにはイ
エロー、マゼンタもしくはシアンカプラーの具体例が記
載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい。ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許第3.451.82
0号などに記載されている。ポリマー化マゼンタカプラ
ーの具体例は、米国特許第4、367、282号などに
記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた好ましく使用できる。現像抑制剤を放出す
るDIRカプラーは前述のRD17643、■〜F項に
記載された特許のカプラーが有用である。
さらにまた、上記カラー感光材料には、現像時に画像状
に造核剤もしくは現像促進剤またはそれらの前駆体を放
出するカプラーを使用することができる。このような化
合物の具体例は、英国特許第2.097.140号、同
第2.131.188号に記載されている。その他、特
開昭60−185950号などに記載のDARレドック
ス化合物放出カプラー、欧州特許第173、302A号
に記載の離脱後後色する色素を放出するカプラーなどを
使用することができる。
カラー拡散転写感光材料の場合、色素現像薬、拡散性色
素放出カプラー、拡散性色素放出レドックス化合物の、
ハロゲン化銀の現像に対応または逆対応して拡散性の色
素画像を係止することのできる化合物(色材〉を用いる
。使用に適した色材は、例えばリサーチ・ディスクドロ
ージャ17630号(1976)、同誌16475号(
1977)、欧州特許公開220746A2号に記載さ
れている。
上述したカプラーを用いたカラー感光材料は、代表的に
は以下に示す処理工程を経て画像を形成する。
(1) 発色現像→漂白定着→水洗〈または安定化)→
乾燥 (2) 黒白現像→水洗→反転→発色現像→漂白定着→
水洗(または安定化)→乾燥 (3) 光かぶらせ→発色現像→漂白定着→水洗(また
は安定化)→乾燥 (4) 発色現像と光かぶらせ→発色現像→漂白定着→
水洗(または安定化)→乾燥 上記において、漂白定着は漂白工程と定着工程に分割し
てもよい。
上記の(3)、(4)の処理工程は内部潜像型乳剤を用
いて直接ポジ画像を得るためのものであるが、造核剤を
感光材料に内蔵させた場合には光かぶらせは不可欠では
なく、(1)の処理工程で直接ポジ画像を得ることがで
きる。
各処理工程で用いる処理液については、リサーチ・ディ
スクドロージャ17643号(1978)、笹井明著「
最新写真処方便覧(写真工業別冊)」(写真工業出版者
、昭和58年刊)等に記載されている。
カラー拡散転写の場合には粘性現像液を用いることが好
ましい。この粘性現像液はハロゲン化銀の現像と拡散転
写色素像の形成に必要な処理成分を含有した液状組成物
であって、溶媒の主体は水であり、他に親水性溶剤、親
水性ポリマーを含んでいる。この粘性現像液力よびそれ
を収納する破壊可能なポンドについては、例えば米国特
許第2543181号、同第3152515号に記載さ
れている。
次に、熱現像カラー感光材料について説明する。
熱現像カラー感光材料は、熱現像により拡散性色素を放
出する色素供与性化合物を含有するもので、基本的には
、支持体上に感光性ハロゲン化銀、バインダ、色素供与
性化合物、還元剤(色素供与性化合物が還元剤を兼ねる
場合もある)を有するものであり、更に必要に応じて有
機銀塩その他の添加剤を含有させることができる。
上記の熱現像感光材料は露光に対してネガの画像を与え
るものでも、ポジの画像を与えるものでもよい。ポジの
画像を与える方式にはハロゲン化銀乳剤として直接ポジ
乳剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式の2種があ
る)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を放出する
色素供与性化合物を用いる方式のいずれもが採用できる
なお、拡散性色素を転写する方式には種々あり、例えば
水などの水性溶媒により受像材料(色素固定要素)に転
写する方法、高沸点有機溶剤により色素固定要素に転写
する方法、親水性熱溶剤により色素固定要素に転写する
方法、拡散性の色素の熱拡散性または昇華性を利用して
色素受容性のポリマーを有する色素固定要素に転写する
方式が提案されている。また、拡散性の色素の受像材料
への転写は、熱現像と同時に行ってもよく、また熱現像
の後に連続してもしくは時間間隔をおいて行ってもよい
。熱現像はごく微量の水の存在下で行ってもよい。
以下に熱現像カラー感光材料および色素固定要素(受像
材料)を具体的に記述した文献を掲げる。
米国特許第4.463.079号、同第4.474.8
67号、同第4.478.927号、同第4.507.
31!10号、同第4.500゜626号、同第4.4
83.914号、特開昭58−149046号、同58
−149047号、同59−152440号、同59−
154445号、同59−165054号、同59−1
80548号、同59−168439号、同59−17
4832号、同59−174833号、同59−174
834号、同59−174835号、同62−6503
8号、同6に23245号、欧州特許公開210゜66
0A2号、同220.746A2号など。
〔実施例〕
第1図には本実施例に係る画像形成装置10が示されて
いる。
画像形成装置10は機台12へ収容されるマガジン14
ヘロール状の感光材料16が収容されている。この感光
材料16はその外周から引き出されカッタ18で所定長
さに切断された後に露光ドラム20の外周へ矢印六方向
へと巻き付けられるようになっている。この露光ドラム
20の外周に対応して露光ヘッド22が配置されており
、露光ドラム20を高速回転させ、巻き付けられた感光
材料16へ画像を露光するようになっている。
露光後の感光材料16は露光ドラム20の逆転により(
第1図矢印B方向)、スクレーパ24で露光ドラム20
から剥離され、水塗布部26で画像形成用溶媒としての
水が付与された後に、内部が加熱部とされる熱現像転写
部28へと送られるようになっている。
熱現像転写部28は加熱ドラム34と無端圧着ベルト3
6とによって構成されており、さらに加熱ドラム34内
にはヒータとしてのハロゲンランプ38が配置されてい
る。感光材料16は加熱ドラム34と無端圧着ベルト3
6との間で挟持搬送されて熱現像されるようになってい
る。またこの加熱ドラム34はハロゲンランプ38によ
って所定温度に加熱されている。
一方、熱現像転写部28の下方に配置されたトレイ30
内には、所定長さに切り揃えられた複数枚の受像材料3
2が収容されており、さらに側部に配置された供給ロー
ラ39によって順次−枚づつ取出され感光材料16と重
ね合わせた状態で熱現像転写部28へと送られるように
なっている。
熱現像転写部28の側方には剥離手段48が配置されて
おり、熱現像転写部28から送り出される感光材料16
と受像材料32を分離して送り出すようになっている。
分離された感光材料16は廃棄感光材料収容箱59へ送
り出されるようになっており、一方受像材料32は乾燥
装置52で乾燥された後に機台12の頂部に形成される
取出トレイ54上へ送り出されるようになっている。
第2図に示される如く、露光ドラム20はその内部が中
空の円筒形状とされており、端部から突出する一方の軸
40には、図示しないモータが取り付けられ、回転され
るようになっている。露光ドラム20の端部から突出す
る他方の軸42は、露光ドラム20の内部と連通ずる管
路が形成されており、露光ドラム20の内部を負圧にす
る真空ポンプ44が取り付けられている。これにより、
露光ドラム20内は負圧とされ、露光ドラム20の外周
に設けられた複数の小孔(図示省略)により感光材料1
日を吸着するようにしている。
第3図に示される如く、感光材料16の先端部が巻き付
けられる部分は平面状の段差が形成され、この段差の高
位部56には案内板58が複数のビス60を介して固定
されている。従って、カッタ18で所定長さに切断され
た感光材料16が露光ドラム20へと至ると、その先端
部が段差の低位部62と案内板58との間に挿入される
ようになっている。また、露光ドラム20における感光
材料16の後端と対応する部分も平面とされ、吸着力を
増強し、かつ露光ドラム20と感光材料16との間に気
泡を生じさせないようにしている。
また、露光ヘッド22は、露光ドラム20の軸と平行に
配置されたガイドバー64に案内されて露光ドラム20
の軸方向と平行に移動されるようになっている。露光ヘ
ッド22には、3個の発光素子66 (IR(赤外光)
、R(赤光)、Y(イエロー光))が取り付けられてお
り、これらの発光素子66の発光により、感光材料16
をIRはシアンに、Rはマゼンタに、Yはイエローにそ
れぞれ発色させるようになっている。
第4図(A)に示される如く、発光素子66は、画像が
形成される範囲(第3図及び第4図(A)の矢印Cの範
囲)で発光され、感光材料16を露光するようになって
いるが(例えば、第4図(A)では露光ドラム20の1
回転目と3回転目)、1ライン分の画像データが読み込
まれていないときは、副走査が終了しても発光はされず
、待機するようになっている(第4図(A)の2回転目
と4回転目アイドル回転時参照)。なお、前記矢印Cの
範囲は、感光材料16の全長よりも若干短く露光ドラム
16の全周の2/3とされている。
ここで、本実施例では、画像が形成される範囲以外の範
囲(第3図及び第4図(A)の矢印りの範囲)に右いて
、各回転毎に発光素子66を発光させるようにしている
。このため、発光素子66が発光されていないときに生
じる発光素子自体の温度低下が防止されるようになって
いる。
次に本実施例の作用を説明する。
マガジン14から引き出された感光材料16がカッタ1
8で切断された後に露光ドラム20の外周へ巻き付けら
れると、露光ドラム20は高速で回転し、露光ヘッド2
2の発光素子66が発光され、画像が露光される。この
画像が露光される範囲は、第3図及び第4図(A)に示
される如く、矢印Cの範囲とされる。1ライン分の主走
査が終了すると、露光ヘッド22は露光ドラム20の軸
方向に移動され、副走査が行われる。ここで、次の1ラ
インの画像データの読取りが終了していない場合は、露
光ドラム22は第4図(A)の2回転目又は4回転目の
ようにアイドル回転され発光素子66は画像を形成する
範囲であっても発光されない。画像データの読取が終了
すると、発光素子66は発光され、第4図(A)の2回
転目及び4回転目のように画像が形成される範囲で発光
される。これを繰り返すごとにより、感光材料16へ画
像が露光される。
露光後の露光ドラム20は、第1図矢印B方向に回転さ
れ、この結果感光材料16はスクレーバ24で剥離され
、水塗布部26で水塗布されて熱現像転写部28へと送
られる。
一方トレイ30内の受像材料32は供給ローラ38によ
って順次−枚づつ取出され、感光材料16と密着された
状態で熱現像転写部28へと送られる。熱現像転写部2
8へと送られた感光材料16と受像材料32とは、密着
された状態のままでハロゲンランプ38によって所定温
度に加熱された加熱ドラム34と無端圧着ベルト36と
の間に挟持搬送されて熱現像されると共に熱現像された
画像が受像材料32へ転写される。
転写後は剥離手段48によって感光材料16と受像材料
32とが剥離され、感光材料16は廃棄感光材料収容箱
59へ送り出され、受像材料32は乾燥装置52を経て
取出トレイ54へと取り出される。
ここで、本実施例では、第3図及び第4図(A)の矢印
りの範囲である、画像が形成される範囲以外の範囲で、
アイドル回転時を含む全ての回転毎に発光素子66を発
光させる。この発光素子66の予備発光により、1ライ
ン分の画像データが読み込まれるまでの待機時間中であ
っても発光素子66の温度の低下を抑制することができ
、第4図(A)に示される如く、それぞれの主走査開始
時の温度をほぼ均一とすることができる。従って、感光
材料16へ露光する際に安定した露光量を得ることがで
き、画像むら等の不都合を防止することができる。
なお、本実施例では、主走査時の第4図(A)の矢印り
の範囲での発光量とアイドル回転時の前記矢印りの範囲
での発光量とを同値かつ一定としたが、アイドル回転時
の矢印りの範囲での発光量を主走査時の矢印りの範囲で
の発光量よりも常に多くするようにしてもよい。また、
主走査時の矢印りの範囲での発光を省略してもよい。
また、本実施例では発光素子66の予備発光をアイドル
回転を含む全ての回転毎に第3図及び第4図(A)の矢
印りの範囲の全域で行うようにしたが、1回転中の発光
素子66の積分発光量が所定量となるように制御しても
よい。すなわち、画像露光時の発光素子66の発光量が
多ければ前記矢印りの範囲での発光量を少なくし、アイ
ドル回転中のときは前記矢印りの範囲での発光素子66
の発光量のみで前記所定量となるように発光量を多くす
る。これにより、1回転中の発光素子66の発光量をよ
り均一とすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る画像形成方法は、感光材
料への発光素子による露光の際の発光素子の温度の変化
を抑制し、露光量を安定させることができるという優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る画像形成装置を示す概略断面図
、第2図は露光ドラム及びその周辺を示す斜視図、第3
図は露光ドラムの側面図、第4図(A)は本実施例に係
る発光素子の発光量と発光素子の温度変化度合いを各回
転毎に示した特性図、第4図(B)は従来の発光素子の
発光量と発光素子の温度変化度合いを各回転毎に示した
特性図である。 10・・ 16・・ 20・・ 22・・ 32・・ 66・・ ・画像形成装置、 ・感光材料、 ・露光ドラム、 ・露光ヘッド、 ・受像材料、 ・発光素子。 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドラム外周へ巻き付けた感光材料へ発光素子を用
    いて走査露光し、感光材料上へ画像を形成する画像形成
    方法であって、前記発光素子が前記画像の形成される範
    囲に対応していないときにおいても必要に応じて発光素
    子を発光させることを特徴とした画像形成方法。
JP63241392A 1988-09-27 1988-09-27 画像形成方法 Pending JPH0288260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63241392A JPH0288260A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63241392A JPH0288260A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0288260A true JPH0288260A (ja) 1990-03-28

Family

ID=17073600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63241392A Pending JPH0288260A (ja) 1988-09-27 1988-09-27 画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0288260A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9331468B2 (en) 2007-03-21 2016-05-03 Nkt Cables Ultera A/S Termination unit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9331468B2 (en) 2007-03-21 2016-05-03 Nkt Cables Ultera A/S Termination unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10307376A (ja) ハロゲン化銀感光材料および画像形成方法
JP3718023B2 (ja) 画像形成方法
JPH0288260A (ja) 画像形成方法
JPH11109581A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料およびカラー画像形成方法
JP2881055B2 (ja) 画像形成方法
JPH1090853A (ja) 熱現像ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びカラー画像形成方法
JP3654382B2 (ja) 画像形成方法
JP2511509B2 (ja) 露光制御装置およびそれを用いる画像記録装置
JP3782190B2 (ja) 熱現像カラー感光材料
JPH1152528A (ja) カラー画像形成方法
JPH1152525A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びカラー画像形成方法
JP2004245929A (ja) ハロゲン化銀乳剤およびハロゲン化銀写真感光材料
JPH1124223A (ja) カラー画像形成方法
JPH10207028A (ja) 画像作成システム
JPH10239811A (ja) 熱現像カラー感光材料
JP2000171961A (ja) サ―マルフィルム現像用コンパクト装置及びサ―マルフィルム現像方法
JPH0289072A (ja) 画像記録装置
JPH09244206A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JPH10198011A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH11133533A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料およびカラー画像形成方法
JPH10228084A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料及びカラー画像形成方法
JPH10301247A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料およびカラー画像形成方法
JPH10213890A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料およびカラー画像形成方法
JPH1138571A (ja) 熱現像感光材料
JPH0197939A (ja) 複写装置