JPH0288188A - ワーク移載ロボットの制御方法 - Google Patents

ワーク移載ロボットの制御方法

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JPH0288188A
JPH0288188A JP23938888A JP23938888A JPH0288188A JP H0288188 A JPH0288188 A JP H0288188A JP 23938888 A JP23938888 A JP 23938888A JP 23938888 A JP23938888 A JP 23938888A JP H0288188 A JPH0288188 A JP H0288188A
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Fumitomo Takano
文朋 高野
Masatomo Uchida
内田 雅智
Manabu Tsuchida
学 土田
Kunikazu Negishi
久仁一 根岸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワーク移載ロボットの制御方法に関し、−層詳
細には、ワーク移載ロボットの動作加速度を制御するこ
とにより所定の移載地点にロボットを停止させることな
く高速でワークを効率的且つ高精度に位置させることを
可能としたワーク移載ロボットの制御方法に関する。
[発明の背景] 例えば、プレスマシン等により製造されたワークをエア
による吸着盤で保持して所定のラインまで移動した後、
その保持状態を解除することでワークを所定の移載地点
に位置させるワーク移載ロボットがある。この場合、当
該ロボットではワークの移載作業の効率を高めるためサ
イクルタイムを可能な限り短縮することが要求される。
そこで、サイクルタイムを短縮する方法としてロボット
を停止させることなく連続的に且つ高速で動作させるこ
とが考えられる。然しなから、ロボットをこのように動
作させた場合、種々の問題が生じる。
すなわち、ワークの保持状態をロボットの動作を停止さ
せることなく解除した場合、吸着盤の残圧やワークへの
風圧、ワークへの加速度のためワークの離脱タイミング
に幅が出来、ワークの落下方向が定まらず、ワークが所
定の移載地点に正確に位置決めされなくなる虞がある。
また、前記の問題点を考慮しロボットより離脱したワー
クの軌跡を予測して前記保持状態の解。
除地点を設定するようにした場合であっても、上記要因
により、あるいはクランプ状態、形状等が微妙に変化す
るためワークの移載地点が変動し、場合によってはワー
クが変形する虞がある。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ワークを保持したロボットを所定の加速度で移
載地点近傍まで移動させた後、当該ロボットの加速度を
前記加速度よりも小さい加速度に変更すると同時にワー
クの保持状態を解除することにより、当該ワークを所望
の移載地点に正確に位置させることが出来、しかも、移
載作業を効率的に行い得るワーク移載ロボットの制御方
法を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はワークの吸着保
持機構を有しティーチングポイント毎に加速度が可変で
あるワーク移載ロボットを連続動作させることでワーク
の移載作業を行う際、前記吸着保持機構によりワークを
保持した状態で所定移載位置に指向して所定加速度で移
動し、次いで、ワークが前記所定移載地点に近接した地
点に到達した時点で前記所定加速度を減少させると同時
に、前記吸着保持機構によるワークの保持状態を解除す
ることにより前記ワークを吸着保持機構より離脱させ、
当該離脱時における速度ベクトル方向にワークを移動さ
せることにより前記ワークを所定移載地点に位置決めす
ることを特徴とする。
[実施態様コ 次に、本発明に係るワーク移載ロボットの制御方法につ
いて好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
第1図および第2図において、参照符号10は本発明に
係る°ワーク移載ロボットの制御方法が適用されるワー
ク仕分装置を示す。このワーク仕分装置10は枠体12
によって支持されるワーク移載ロボット14を有し、プ
レス装置161ごよって。
製造された2種類のワークW、 、W2を第1のコンベ
ア18と第2のコンベア20とに夫々仕分けして移載す
るものである。なお、第2コンベア20にはワークW2
の収納されるパレット22が載置される。
ワーク移載ロボット14は3軸制御ロボツトからなり、
枠体12に固定された一対のガイドレール24a、24
bに沿ってX軸モータ26により矢印X方向に移動可能
な本体部28と、本体部28に固定され鉛直下方向に延
在する第1のアーム30と、第1アーム30に一端部が
軸着しZ軸モータ32によって矢印Z方向に回動可能な
第2のアーム34と、第2アーム34の他端部に軸着し
U軸モータ36により矢印U方向に回動可能なワーク吸
着保持機構38とを含む。この場合、ワーク吸着保持機
構38には矢印X方向と直交する方向に指向して両側方
に延在する二対のビーム40a、40bおよび42a、
42bが取着される。そして、これらのビーム40a、
40bおよび42a、42bには図示しない空圧機構に
よりワークW1およびW2を吸着保持する吸着盤44a
乃至44dおよび46a乃至46dが装着される。
一方、プレス装置16と第1コンベア18との間には矢
印X方向に延在するガイドレール48a148bが配設
されており、このガイドレール48a、48bにはワー
クW+ 、W2を載置した状態で図示しない駆動機構に
より矢印X方向に移動可能な搬送台50が装着される。
ここで、ワーク移載ロボット14の制御機構は第3図に
示すように構成される。すなわち、この制御機構はシー
ケンサを含むマスク摸作盤52と、ワーク移載ロボット
14の動作制御を行うロボットコントローラ54と、ワ
ーク移載ロボット14のティーチングを行うためのティ
ーチングボックス56とを含む。この場合、ティーチン
グボックス56ではティーチングポイント毎に速度、加
速度を設定することが出来、また、各ティーチングポイ
ントに後述するソレノイド等の駆Iを行うためのインス
トラクションを設定することが出来る。ロボットコント
ローラ54はワーク。
移載ロボット14を構成する各モータ26.32.36
の駆動制御、これらのモータ26.32.36の駆動停
止を行うメカブレーキ58の動作制御および吸着盤44
a乃至44d、46a乃至46dによるワークW+ 、
W2の吸着作用を制御するソレノイド60の動作制御を
行う。なお、各モータ26.32および36によるワー
ク移載ロボット14の動作はアブソリュートエンコーダ
62によって検出され、ロボットコントローラ54にフ
ィードバックされる。
本実施態様に係るワーク移載ロボットの制御方法が適用
されるワーク仕分装置は基本的には以上のように構成さ
れるものであり、次にその作用並びに効果について第4
図に示すフローチャートおよび第5図に示す各モータ2
6.32.36の動作状態に基づき説明する。
先ず、プレス装置16によって製造されたワークW+ 
SW2は図示しない移載装置によって後退端A(第2図
参照)に位置する搬送台50上にセットされる(STP
I)。次いで、前記搬送台50は図示しない駆動機構の
作用下にガイドレール48a、48bに沿って矢印X方
向に移動した後、第1コンベア18上の前進端Bに到達
する(SrF2)。
次に、マスク操作盤52はロボットコントローラ54に
対してスタート指令を出力する。この場合、ワーク移載
ロボット14のワーク吸着保持機構38はパターン原点
Cに待機している。そこで、ロボットコントローラ54
は前記スタート指令に基づきX軸モータ26、Z軸モー
タ32およびU軸モータ36を第5図に示す割合で夫々
マイナス方向に回転させる。ワーク吸着保持機構38は
パターン原点Cから前進端已に指向して移動し、吸着盤
44a乃至44dおよび46a乃至46dが搬送台50
上のワークW1およびW2に当接するに至る。
次いで、ロボットコントローラ54はソレノイド60に
対して駆動信号を出力し、図示しない空圧機構の作用下
にワークW1、W2が冬服着盤44a乃至44d、46
a乃至46dに吸着される(SrF3)。続いて、ロボ
ットコントローラ54は各モータ26.32および36
を夫々プラス方向に回転させワーク吸着保持機構38を
パターン原点Cに速やかに復帰させる。
一方、空き状態となった搬送台50は図示しない駆動機
構の作用下にガイドレール48a、48bに沿って後退
端Aまで移動した後、次のワークW+ 、W2をプレス
装置16より受は取るための待機状態となる(SrF4
)。
ロボットコントローラ54は再び各モータ26.32お
よび36に対し駆動信号を出力し、これによってワーク
吸着保持機構38がワークW+ 、W2を吸着した状態
でパターン原点Cより所定の加速度で徐々に増速しなが
ら下降する(SrF2)。次いで、ワーク吸着保持機構
38が所定量下降した地点でロボットコントローラ54
は各モータ26.32および36を減速運転に切り換え
、さらに、所定の加速度で下降動作を継続させる。
そして、ワーク吸着保持機構38が下降端りに近接した
地点dに到達した時(第6図参照)、ロボットコントロ
ーラ54は各モータ26.32および36に対し再び減
速のための駆動信号を出力する。
従って、ワーク吸着保持機構38は下降端りの近傍にお
いてその加速度が減少する(SrF2)。
この時、ロボットコントローラ54は、さらに、ソレノ
イド60に対して駆動信号を出力し吸着盤44a乃至4
4dによるワークW、の吸着を解除させる(SrF2)
この場合、ワークWIは吸着盤44a乃至44dによる
吸着作用が解除される直前の加速度で第1コンベア18
側に降下を継続する一方、ワーク吸着保持機構38は前
記直前の加速度よりも減少した加速度で下降端りに指向
して降下する。ここで、下降端りの近傍の地点dにおい
て加速度を変化させない場合、ワークW1は吸着作用の
解除後においても吸着盤44a乃至44dに引きずられ
ることになり、これによってワークW1は第6図の矢印
a方向に降下することになる。これに対して、ワーク吸
着保持機構38の加速度を地点dにおいて減少させた場
合、ワークW、とワーク吸着保持機構38とは前記加速
度の差によって強制的に離脱され、当該ワークWIは吸
着解除時におけるワーク吸着保持機構38の移動方向の
接線方向である矢印す方向に降下する。この結果、ワー
クW1はワーク吸着保持機構38の次の動作に影響され
ることなく第1コンベア18上の所定の移載地点に正確
に位置決めされることになる(SrF2)。そして、第
1コンベア18上に載置されたワークW、は所定の作業
ステーションへと搬送される(SrF2)。
一方、ワークWIを第1コンベア18側に離脱させたワ
ーク吸着保持機構38はその動作を停止させることなく
、ロボットコントローラ54からの駆動信号に基づき再
び増速しく5TPIO)、各モータ26.32および3
6の駆動作用下に前進端B1パターン原点C1上昇端E
を経由して前進端Fまで移動する(STPII)。そし
て、2軸モータ32のみをマイナス方向に回転させて第
2コンベア20上に載置されたパレット22に指向して
下降端Gまで移動し停止する。次いで、ロボットコント
ローラ54はソレノイド60に対し駆動信号を出力し、
これによって吸着盤46a乃至46dによるワークW2
の吸着作用が解除される(SrF12)。この場合、ワ
ークW2はパレット22内に移載され(SrF13) 
、第2コンベア20によって所定の作業ステーションへ
と搬送される(SrF14)。
一方、ワーク吸着保持機構38よりワークW2の離脱し
たワーク移載ロボット14は再びパターン原点Cまで復
帰し、次のワークW+ 、W2を移載する作業のために
待機する(SrF15)。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、ワーク保持手段により
ワークを保持した状態で所定地点近傍まで所定加速度で
移動した後、前記加速度を減少させると共に、ワークの
保持状態を解除することでロボットを停止させることな
く速やかに当該ワークを前記所定地点に移載するように
している。この場合、加速度の減少によってワークとワ
ーク保持手段との離脱を確実に行うことが出来ると共に
、ワークはワーク保持手段の移動方向に影響されること
なく離脱時における速度ベクトルの方向に移動し、所定
地点に正確に移載されることになる。また、ワーク保持
手段の動作が保持状態の解除されたワークに対して影響
を与えることがないため、前記ワーク保持手段を次の作
業地点へ迅速に移動させることが出来、これによってサ
イクルタイムを短縮し、作業効率を向上させることも可
能となる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るワーク移載ロボットの制御方法が
適用されるワーク仕分装置の構成斜視図、 第2図は第1図に示すワーク仕分装置の動作説明図、 第3図は第1図に示すワーク移載ロボットの制御機構の
概略構成ブロック図、 第4図は第1図に示すワーク仕分装置の動作手順を示す
フローチャート、 第5図は第1図に示すワーク移載ロボットを駆動するモ
ータの動作説明図、 第6図はワークの離脱地点におけるロボットの軌跡およ
びワークの軌跡の説明図である。 10・・・ワーク仕分装置   12・・・枠体14・
・・ワーク移載ロボット 16・・・プレス装置18.
20・・・コンベア    26.32.36・・・モ
ータ38・・・ワーク吸着保持機構 44 a 〜44 d、46 a 〜46 d −・・
吸着盤50・・・搬送台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワークの吸着保持機構を有しティーチングポイン
    ト毎に加速度が可変であるワーク移載ロボットを連続動
    作させることでワークの移載作業を行う際、前記吸着保
    持機構によりワークを保持した状態で所定移載位置に指
    向して所定加速度で移動し、次いで、ワークが前記所定
    移載地点に近接した地点に到達した時点で前記所定加速
    度を減少させると同時に、前記吸着保持機構によるワー
    クの保持状態を解除することにより前記ワークを吸着保
    持機構より離脱させ、当該離脱時における速度ベクトル
    方向にワークを移動させることにより前記ワークを所定
    移載地点に位置決めすることを特徴とするワーク移載ロ
    ボットの制御方法。
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Cited By (3)

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