JPH0287554A - 半導体装置の多層配線 - Google Patents

半導体装置の多層配線

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JPH0287554A
JPH0287554A JP23851388A JP23851388A JPH0287554A JP H0287554 A JPH0287554 A JP H0287554A JP 23851388 A JP23851388 A JP 23851388A JP 23851388 A JP23851388 A JP 23851388A JP H0287554 A JPH0287554 A JP H0287554A
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JP
Japan
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layer wiring
wiring
film
hole
insulating film
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JP23851388A
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Inventor
Shuji Kishi
岸 修司
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は集積回路装置(IC)及び大規模集積回路装置
(LS I )等に使用される半導体装置の多層配線に
関する。
U従来の技術] 第3図は従来の半導体装置の2層金属配線構造を示す断
面図である。
所定の素子及び絶縁m<いずれも、図示せず)が作り込
まれた半導体基板1上に第1層配線2が形成されている
。そして、この第1層配線2を覆うようにして、層間絶
縁膜3が形成されており、この層間絶縁膜3の第1層配
線2上の適所にはスルーホール4が設けられている。そ
して、この層間絶縁膜3上に第2層配線5が形成されて
おり、この第2層配線5はスルーホール4内に埋め込ま
れてこの第1層配線2と電気的に接続されている。
そして、この全面にカバー絶縁M6が被着されている。
このように、構成された従来の半導体装置の多層金属配
線においては、−i的に、第1層配線3及び第2層配線
5の材質として、加工性及び導電率等の特性が適してい
ることから、アルミニウム又はアルミニウム合金が使用
されている。この第1層配線及び第2層配線は、スパッ
タリング又は蒸着等の物理的手段により被着されている
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の半導体装置の多層金属配
線においては、第2層配線5を形成した後、カバー絶縁
膜6を形成するとき及びこの半導体装置を封止材により
パッケージングするときに、この半導体装置は熱処理を
受ける。このために、第4図(a)に示すように、第1
層配線2と第2層配線5との界面において剥離部7が発
生し、このスルーポール4内において両者が電気的に断
線することがある。
即ち、従来の下層金属配線と上層金属配線とは、す1に
機械的に接触しているだけであり、熱ストレス及びカバ
ー絶縁膜から加わる応力により配線金属中の原子がマイ
グレーションするため、下層金属配線と上層金属配線と
の界面において剥離が発生しやすい。
また、第4図(b)に示すように、前述の熱処理により
、比抵抗が極めて高いシリコンの析出物8が第1層配線
2と第2層配線5との間の界面に生成し、このためにこ
のスルーホール4における配線接続抵抗がシリコン析出
前の数倍乃至数百倍に上昇してしまうことかある。
このように、従来の半導体装置の多層金属配線には、半
導体装置の信頼性を損なう極めて大きな問題点があった
。そして、この剥離部7の発生及びシリコンの析出物8
の生成は半導体の熱処理の際の温度が高いほど、また、
処理時間が長いほど顕著に発生するようになる。このな
め、この従来の多層配線の形成工程においては、加熱温
度及び加熱時間に細心の注意を払う必要があった。また
、使用できるパッケージが制限され、更に、スルーブツ
ト等の生産性が低下する等の問題点かあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
第1層配線と第2層配線との界面における剥離及びシリ
コンの析出を防止し、これにより半導体装置の信頼性を
高めると共に、1史用可能なパッケージの制約を解消し
、且つ、生産性を向上させることができる半導体装置の
多層配線を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る半導体装置の多層配線は、シリコンの含有
量が0.1重量%以下である金属又は合金により形成さ
れた下層配線と、この下層配線上に形成された層間絶縁
膜と、この層間絶縁膜上にシリコン含有量が0.1重量
%以下の金属又は合金により形成され、前記層間絶縁膜
に設けられたスルーホールを介して前記下層配線に電気
的に接続された上層配線と、前記スルーホール内にて前
記下層配線と上層配線との間にそれらの構成元素と合金
を形成する元素により形成された接続膜とを有すること
を特徴とする。
[作用] 本発明においては、下層配線と上層配線との間に下層配
線及び上層配線の構成元素と合金を形成する元素により
形成された接続膜を有している。
これにより、下層配線と接続膜との間、及び接続膜と上
層配線との間は夫々化学的に結合して合金化し、強固に
結合されるため、下層配線と上層配線との接続面での剥
離が防止される。
一方、前記下層配線及び上層配線中のシリコンの含有量
は0,1重量%以下であるため、後工程の熱処理工程で
加熱されても、両者の接続界面にシリコンが析出するこ
とはない。
このように、本発明においては第1層配線と第2層配線
との界面における剥離及びシリコン析出物の発生を防止
できる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の実施例を示す断面図である。
素子及び絶縁膜くいずれも、図示せず)が形成されてい
る半導体基板1上にシリコン含有量が0.1重量%以下
であるアルミニウムにより第1N配線2が形成されてい
る。この第1層配線2及び第1層配線形成領域以外の半
導体基板1上には、適所にスルーホール4が開口されて
いる層間絶縁膜3が形成されている。
この層間絶縁膜3上にはシリコン含有量が0.1重量%
以下であるアルミニウムにより第2層配線5が形成され
ており、スルーホール4内に自己整合的に配置されてい
る接続膜としてのチタン膜9を介して第2層配線5と第
1M配線2とが電気的に接続されている。このチタンp
A9の厚さは100乃至500人である。そして、チタ
ンM9と第1M配線2及び第2層配線5との界面におい
ては、夫々アルミニウム原子とチタン原子とが相互拡散
して反応し、A、(−Ti合金を形成している。なお、
全面にはカバー絶縁膜6が被着されている。
上述の如く構成された本実施例において、第1層配線2
及び第2層配線5はチタン膜9との界面でAρ−Ti合
金を生成して化学的に結合しているため、第1層配線2
と第2層配線5とが極めて強固に接合されている。この
ため、熱ストレス又はカバー絶縁膜6からの応力を受け
ても、アルミニウム原子のマイグレーションは抑制され
る。このため、第1層配線2と第2層配線5との剥離は
発生せず、スルーホール4における断線を回避すること
ができる。
また、アルミニウム第1層配線2及び第2層配線5のシ
リコン含有量を0.1重量%以下に限定しているから、
熱処理を受けても固溶限以上のSiが析出してしまうと
いう事態が回避され、シリコンの析出物8の発生も防止
される。
次に、本実施例の半導体装置の多層金属配線の形成方法
について説明する。
第2図はこの多層金属配線の形成工程の途中の状態を示
す断面図である。先ず、シリコン含有量が0.1ffi
量%以下のアルミニウムからなるターゲットを使用して
、半導体基板上上に第1層配線2をスパッタリング等に
より形成する。次いで、全面に層間絶縁M 3を被着す
る。この層間絶縁膜3上にレジスト膜10を被着し、レ
ジスト膜10におけるスルーホール4の形成領域上の部
分を開口する。そして、このレジスト膜]0をエツチン
グマスクとして層間絶縁膜3をエツチングし、スルーホ
ール4を開口する。このとき、レジスト膜】0の開口部
に比してスルーポール4の直径が大きくなるように層間
絶縁膜3をサイドエツチングさせてレジスト膜10をオ
ーバーハング形状にする。
次に、チタン板をターゲットとするスパッタリング等に
より、チタンを全面に被着してチタン膜9を形成する。
前述の如くレジスト膜10はオーバーハング形状に形成
されているため、このチタン膜9はレジスト膜10の縁
部において段切れし、スルーホール4の側壁面には被着
されず、その底面の第1層配線2上に被着される。
次いで、リフトオフ法によりレジスト膜10及びレジス
ト膜10上のチタン膜9を同時に除去する。その後、シ
リコン含有量が0.1重量%以下のアルミニウムをター
ゲットとしてスパッタリングすることにより、第1図に
示すように第2層配線5を形成した後、全面にカバー絶
縁膜6を被着する。
なお、上述のアルミニウム第1層配線2及び第2層配線
5のパターニングは公知のフォトリンクラフィ及び反応
性イオンエツチングにより行えばよく、また、絶縁膜3
の形成も化学気相成長法等により行えばよい。
このようにして、第1図に示す層構成を形成した後、最
後に、約450乃至500°Cの温度て熱処理する。こ
れにより、チタン膜9と第1層配線2及び第2層配線5
との界面において、チタン原子及びアルミニウム原子を
相互拡散させることにより、Aρ−Ti合金を形成する
。このようにして、半導体装置の多層金属配線が形成さ
れる。
なお、チタン膜9の膜厚が厚いとスルーホール抵抗が大
きくなるため、チタンylA9の厚さは1000Å以下
、好ましくは500Å以下にするのが望ましい。一方、
チタン膜9は上述の如くいわば接着剤の役割りを果たす
ものであり、このためには1゜0Å以上の膜厚を有する
ことが好ましい。
な、お、E述の合金化熱処理工程又はパッケージングの
熱処理工程において、チタン膜9の全量が配線2.5の
アルミニウムと合金化してしまってもよい。
また、第1層配線2及び第2層配線5を形成するために
、通常、使用されるアルミニウム又はアルミニウム合金
ターゲットはシリコンを特には含有しないものを使用す
る。これにより、第1層配線2及び第2層配線5のシリ
コン含有量を0.01重量%以下にすることができる。
しかしながら、本発明の効果を達成するためには、第1
層配線2及び第2層配線5のシリコン含有量を0.1重
量%以下にすれば十分である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、下層配線と上層配
線との間に接続膜を設けると共に、両者のシリコン含有
量を規制したから、両配線間の剥離を防止すると共に、
シリコン原子の析出を回避することができる。これによ
り、スルーホールにおける断線及び抵抗値の増加という
問題を解消することができる。
このため、本発明に係る半導体装置は極めて信頼性か高
く、また、その製造歩留が高い。更に、本発明に係る半
導体装置は半導体装置組立工程において、その使用パッ
ケージに制約を受けることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は同じく
その製造工程の途中の状態を示す断面図、第3図は従来
の半導体装置における多層金属配線を示す断面図、第4
図(a)は従来の配線接続界面における剥離を示す断面
図、第4図(b)は同じくそのシリコンの析出を示す断
面図である。 1;半導体基板、2;第1層配線、3;層間絶縁膜、4
;スルーホール、5;第2.N配線、6;カバー絶縁膜
、7;剥離部、8;シリコンの析出物、9;チタン膜、
10;レジスト膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコンの含有量が0.1重量%以下である金属
    又は合金により形成された下層配線と、この下層配線上
    に形成された層間絶縁膜と、この層間絶縁膜上にシリコ
    ン含有量が0.1重量%以下の金属又は合金により形成
    され、前記層間絶縁膜に設けられたスルーホールを介し
    て前記下層配線に電気的に接続された上層配線と、前記
    スルーホール内にて前記下層配線と上層配線との間にそ
    れらの構成元素と合金を形成する元素により形成された
    接続膜とを有することを特徴とする半導体装置の多層配
    線。
JP23851388A 1988-09-22 1988-09-22 半導体装置の多層配線 Pending JPH0287554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066930A (ja) * 1995-01-03 2006-03-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 軟金属導体およびその形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066930A (ja) * 1995-01-03 2006-03-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 軟金属導体およびその形成方法

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