JPH028560Y2 - - Google Patents

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JPH028560Y2
JPH028560Y2 JP2754481U JP2754481U JPH028560Y2 JP H028560 Y2 JPH028560 Y2 JP H028560Y2 JP 2754481 U JP2754481 U JP 2754481U JP 2754481 U JP2754481 U JP 2754481U JP H028560 Y2 JPH028560 Y2 JP H028560Y2
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transistor
transistors
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Description

【考案の詳細な説明】 こ考案は電気時計用有極信号増幅器に関し、特
に負荷から発生する逆起電力を小さい電圧に抑え
ることができる有極信号増幅器を提供しようとす
るものである。
電気時計では周知のように親時計から30秒毎に
パルス信号が出力され、そのパルス信号を有極信
号増幅器によつて正負の有極信号に変換しその有
極信号を子時計群に供給して子時計を駆動するよ
うにしている。
一般に有極信号増幅器は互に相補動作するよう
に接続された一対の出力トランジスタによる直列
回路が二つ用意され、この二つの相補接続回路の
接続点間に負荷を接続し、その二つの相補接続回
路の各一方のトランジスタをたすきがけに導通さ
せて負荷に一方の極性のパルス信号を与え、相補
接続回路の各他方のトランジスタをたすきがけに
導通させて負荷に他方の極性のパルス信号を与え
るように構成される。
従来は電力消費量を軽減する目的で無信号状態
ではこれら相補接続された出力トランジスタの全
てをオフに保持するように構成している。このよ
うに出力トランジスタの全てをオフに保持してお
くときは負荷側から見て信号線インピーダンスが
高く見える。よつて子時計群への配線が長い場合
等において、その配線に誘導雑音等が誘起される
と、その誘導雑音が有極信号増幅器の出力回路に
大きく発生し、これが増幅器の回路を逆流して例
えば親時計の基準発振器の動作に妨害を与えたり
する不都合が発生する。
また負荷が子時計の駆動コイルのようにインダ
クタンス成分を持つ場合には有極信号が断になる
毎にその負荷から大きな電圧を持つ逆起電力が発
生する。従来はこの逆起電力を吸収するために各
出力トランジスタのエミツターコレクタ間にダイ
オードを並列接続し、このダイオードを通じて逆
起電力により電流を流し吸収するようにしてい
る。然し乍ら従来は逆起電力による電流は電源回
路を介して上述のダイオードを流れる。よつて負
荷の両端は少なくとも電源の電圧に相当する逆向
の電圧が発生し、この逆向の電圧が例えば中継器
に供給されることによつて有極信号の外に逆起電
力による不要な信号を中継してしまうこととなり
子時計が誤動作してしまう欠点もある。
この考案の第1の目的は負荷側からの誘導雑音
による影響を軽減することができる有極信号増幅
器を提供するにある。
この考案の第2の目的は負荷から発生する逆起
電力を充分小さい値の電圧に抑えることができる
時計用有極信号増幅器を提供するにある。
以下にこの考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
図はこの考案の一実施例を示す。図中1a,1
bは入力端子を示す。この入力端子1a,1bに
は、親時計(特に図示しない)に設けられたスイ
ツチ素子2a,2bが接続され、スイツチ素子2
aが例えば正分時オンとされ、2bが30秒時にオ
ンに操作されるように構成されているものとす
る。入力端子1a,1bには抵抗器3a,3b及
び4a,4bを通じて第1、第2制御トランジス
タのベースが接続される。
つまり、5a,5bはここでは第1制御トラン
ジスタと称することとし、6a,6bを第2制御
トランジスタと称することとする。これら第1制
御トランジスタ5a,5bと、第2制御トランジ
スタ6a,6bは互に導電形を異にするトランジ
スタを用いる。この例では第4制御トランジスタ
5a,5bをPNP形トランジスタとし、第2制
御トランジスタ6a,6bをNPN形トランジス
タとした場合を示す。第1制御トランジスタ5
a,5bは共に無信号時にオフに保持され入力端
子1a,1bに供給される信号によつて各別にオ
ンに制御される。第2制御トランジスタ6a,6
bは無信号時オンに保持される。つまり第2制御
トランジスタ6a,6bの各ベースには常時バイ
アス供給用抵抗器3c−3a−3bと4c−4a
−4bを通じてベース電流が供給されオンに保持
される。
ここでスイツチ素子2aがオンになるとトラン
ジスタ5aがオンとなりトランジスタ6bがオフ
に制御される。このときトランジスタ5b,6b
には変化がない。一方30秒時にスイツチ素子2b
がオンになるとトランジスタ5bがオンとなり、
トランジスタ6bがオフに制御される。このとき
はトランジスタ5a,6aには変化がない。
第2制御トランジスタ6a,6bによつて第
1、第2出力トランジスタ7と8が制御され、第
1制御トランジスタ5a,5bによつて第3、第
4出力トランジスタ9及び10が制御さる。これ
ら各出力トランジスタ7,8,9,10はこの例
ではエミツタホロワ形の二段増幅回路によつて構
成した場合を示すが、それぞれ1本のトランジス
タで構成することもできる。第1、第2出力トラ
ンジスタ7及び8はPNP形トランジスタで構成
されそのエミツタが正極電源線11に接続され
る。これら出力トランジスタ7と8は無信号時は
第2制御トランジスタ6a,6bにより活性状態
に保持される。
第3、第4出力トランジスタ9と10はNPN
形トランジスタで構成され、そのエミツタは共通
電位側12に接続される。これら第3、第4出力
トランジスタ9と10は第1、第2出力トランジ
スタ7と8のそれぞれと直列接続される。つまり
この例では第1出力トランジスタ7と第3出力ト
ランジスタ9を直列接続し、第2出力トランジス
タ8と第4出力トランジスタ10を直列接続した
場合を示す。尚ここで各出力トランジスタ7〜1
0の各前後のトランジスタ7a,8a,9a,1
0aに関しては第1出力トランジスタ7の前段の
トランジスタ7aは第4出力トランジスタ10の
前段のトランジスタ10aと直列接続し、第2出
力トランジスタ8の前段のトランジスタ8aは第
3出力トランジスタ9の前段のトランジスタ9a
と直列接続するようにたすきがけに接続している
が、出力電流に関して見れば出力トランジスタ7
と9及び8と10が相補動作するように直列接続
されているものとして見ることができる。第3、
第4出力トランジスタ9と10は第1制御トラン
ジスタ5a,5bによつて無信号時はオフに保持
される。よつて無信号時に第1、第2出力トラン
ジスタ7と8が活性状態に制御されていてもこれ
ら第1、第2出力トランジスタ7と8に電流が流
れることはない。
第1及び第3出力トランジスタ7と9の接続点
Aと第2及び第4出力トランジスタ8と10の接
続点Bの間に負荷13を接続する。この負荷は一
般には子時計群であり主に子時計の駆動コイルが
複数並列接続されて構成される。また場合によつ
ては子時計群の他に中継増幅器等が接続される場
合もある。
このように構成することにより無信号時は第
1、第2出力トランジスタ7と8は第2制御トラ
ンジスタ6a,6bの導通電流により活性化され
ているが、第3、第4トランジスタ9と10がオ
フに保持されているため出力電流は流れない状態
に保持される。ここで入力端子1aがスイツチ素
子2aのオンにより共通電位に接続されるとトラ
ンジスタ6aがオフとなつて第1トランジスタ7
をオフに制御しトランジスタ5aがオンとなつて
第3トランジスタ9をオンに制御する。よつてこ
のときは第2と第3出力トランジスタ8と9がた
すきがけにオンとなり負荷13にはB点からA点
に向つて電流が流れ負荷13を一方の状態に駆動
する。尚このとき第2出力トランジスタ8の前段
のトランジスタ8aのコレクタ電流はトランジス
タ9aを通じて流すようにしている。スイツチ2
aがオンしている時間はごくわずかである。スイ
ツチ素子2aがオフに戻ると出力トランジスタ9
がオフとなり、また出力トランジスタ7はオンの
状態に復帰する。スイツチ素子2bがオンとなる
とトランジスタ6bがオフとなり、これにより第
2出力トランジスタ8をオフに制御すると共にト
ランジスタ5bがオンとなつて第4トランジスタ
10をオンに制御する。よつて今度は負荷13に
はA点からB点に向う電流が流れ負荷13を他方
の状態に駆動する。尚このとき第1出力トランジ
スタ7の前段のトランジスタ7aのコレクタ電流
は第4出力トランジスタ10の前段のトランジス
タ10aを通じて流れる。このようにしてスイツ
チ素子2a,2bが交互にオンとなることにより
負荷13に正と負の有極信号を与えことができ
る。
このような有極信号増幅器においてこの考案に
よれば第1、第2出力トランジスタ7と8が無信
号時活性化されていることによつて負荷13の両
端はほぼ短絡されている状態として見ることがで
きる。よつて負荷13側で雑音等が誘起されても
信号源インピーダンスが低いからその雑音は低イ
ンピーダンスの信号線で吸収されA点とB点間に
大きな雑音電圧が発生することはない。よつて負
荷13側から到来した雑音が増幅回路を逆流して
親時計側に混入することを阻止することができ
る。
ところで上述においてはスイツチ素子2a,2
bがオンとなるとき第1又は第2出力トランジス
タ7又は8がオフとなり、これと共に第4又は第
3出力トランジスタ10又は9がオンとなるもの
として説明した。然し乍ら実際には例えばスイツ
チ素子2aがオンとなつたとき第1出力トランジ
スタ7が完全にオフに戻らない状態において第3
出力トランジスタ9がオンとなつてしまう。また
他方のスイツチ素子2bがオンとなつたときは第
2出力トランジスタ8がオフに戻らないうちに第
4出力トランジスタ10がオンとなつてしまい何
れの状態でも互に直列接続された出力トランジス
タ7と9及び8と10が同時にオンとなりわずか
な時間であるが短絡電流が流れてしまう欠点があ
つた。このため出力トランジスタ7〜10は電流
容量の大きいものを使用してその短絡電流によつ
てトランジスタが破損しないようにしていた。こ
のためコスト高となる欠点がある。またこの有極
信号増幅器をIC化する場合にはこの短絡電流に
よる出力トランジスタの破損が大きな障害となつ
ている。
このためこの実施例では第3、第4出力トラン
ジスタ9又は10がオンになる前に第1、第2出
力トランジスタ7又は8をオフに制御するための
手段を設けるものである。この手段としては抵抗
器3a,3b及び4a,4bとコンデンサ14,
15とから成る時定数回路16,17によつて構
成することができる。この時定数16,17を設
けることによりスイツチ素子2a,2bがオンと
なつたときトランジスタ5a,6a及び5b,6
bの各ベース共通接続点CとDの電位変化に時定
数を持たせることができる。このようにトランジ
スタ5a,6a及び5b,6bのベース共通接続
点CとDの電位変化に時定数を持たせることによ
り例えばスイツチ素子2aがオンとなつたときC
点の電位は抵抗器3a,3bの抵抗値とコンデン
サ14の時定数に従つて漸次低下する。よつて
NPN形のトランジスタ6aが先にオフとなつて
後、C点の電位がそのときの電位から更に約0.7
×2ボルト分だけ低下するとPNP形トランジス
タ5aがオンとなる。従つて第1出力トランジス
タ7がオフとなつた後に第3出力トランジスタ9
がオンとなり短絡電流が流れることはない。スイ
ツチ素子2bがオンとなつたときも同様にしてD
点の電位が時定数回路17の時定数に従つて漸次
低下するからトランジスタ6bが先にオフとな
り、その後トランジスタ5bがオンとなるから第
2出力トランジスタ8がオフとなつて後に第4出
力トランジスタ10がオンとなりこの直列回路に
短絡電流が流れることはない。
以上説明したようにこの考案による実施例に示
すように構成すれば互に相補動作するように直列
接続された有極信号増幅器の出力トランジスタ回
路において、その直列接続された出力トランジス
タ間に短絡電流が流れることを阻止することがで
きる。よつて出力トランジスタ7,8,9,10
としては負荷13を駆動するに充分な電流容量を
持てばよく、それ以上の電流容量のトランジスタ
を用いなくてよい。また短絡電流が全く流れない
から出力トランジスタが破損することはない。よ
つてIC化しても信頼性の高いICを得ることがで
きる利点が得られる。
ところで第3、第4出力トランジスタ9及び1
0がオフに戻り第1、第2出力トランジスタ7及
び8がオンに戻るとき負荷13に逆起電力が発生
する。この逆起電力は従来は各出力トランジスタ
7,8,9,10に並列接続したダイオード2
7,28,31,32を通じて負荷13に帰路さ
せている。つまり第1出力トランジスタ7と第4
出力トランジスタ10がオンとなりA点からB点
に向つて出力電流が流れ、その電流が断になる
と、その電流を流し続けようとして負荷13にB
点側が正でA点側が負とする逆起電力−Eが発生
する。この逆起電力による電流I1はダイオード2
8−正電源線11−電源33−共通電位12−ダ
イオード31−負荷13の経路で流れる。この電
流I1はA点とB点間の電圧が電源33の電圧を越
えたとき流れ始める。よつてA−B点間には少な
くとも電源33の電圧以上の逆起電圧が発生す
る。この逆起電圧が負荷13に供給されると負荷
13が誤動作するおそれがある。つまり負荷13
に中継器が含まれていると、中継器は電圧入力形
回路であるためその逆起電圧を増幅して中継出力
してしまうためその中継器に接続された子時計群
が誤動作するおそれがある。
またこのとき第1出力トランジスタ7がオンに
戻つていればこれを通じて逆起電力を流すことが
できるが、特に第1〜第4出力トランジスタ7〜
10の各後段のトランジスタ7b,8b,9b,
10bは電力用の大形トランジスタであるため応
答が遅い。よつて負荷13に逆起電力が発生して
いる間にこれらのトランジスタ、特に第1、第2
出力トランジスタ7b,8bがオンとなることが
ない。然もこれらのトランジスタ7b,8bに電
源33の電圧に相当する逆電圧が与えられるか
ら、これら出力トランジスタ7b,8bは逆耐電
圧が高いトランジスタを用いなければならない。
この考案ではこのような不都合を一掃すべく、
これら第1、第2出力トランジスタ7と8の制御
電流通路とコレクタの間にダイオード29と30
を接続したものである。この実施例では第1、第
2出力トランジスタ7と8の前段のトランジスタ
7a及び8aのコレクタと後段のトランジスタ7
b,8bのコレクタ間にダイオード29,30を
接続した場合を示す。つまり前後のトランジスタ
7a,8aは後段のトランジスタ7b,8bの制
御電流通路を構成するものである。従つてこれら
前段のトランジスタ7a,8aは電流容量が小さ
い従つて応答速度が速いトランジスタを用いるこ
とができる。よつて第2制御トランジスタ6a又
は6bがオンの状態に戻るとこれら前段のトラン
ジスタ7a,8aは直ちにオンとなる。この結果
これら前段のトランジスタ7a,8aとダイオー
ド29,30を通じて負荷13に発生する逆起電
力を流すことができるため負荷13の両端間には
大きな逆電圧が発生することがない。
つまりA−B点間に図示のように−Eの逆起電
力が発生したとすると、この考案によればダイオ
ード29の存在によつて逆起電力はダイオード2
8−正電源線11−トランジスタ7aのエミツタ
−コレクタ−ダイオード29−負荷の経路を通じ
て電流I2として示すように流れる。よつてその電
流通路における電圧降下はダイオード28,29
の電圧降下とトランジスタ7aの電圧降下とその
エミツタ抵抗の電圧降下の和の値である。トラン
ジスタ7a,8aのエミツタ抵抗器の抵抗値は数
百オーム程度であるからその電圧降下は充分小さ
い。よつて逆起電力によつてA−B間に発生する
逆電圧は高々数ボルト程度とすることができる。
従つてこの考案によれば負荷13の両端に大き
な逆起電圧が発生することがないから負荷13に
中継器が接続されていても誤動作することがな
い。またA−B点間に発生する逆起電圧の値が数
ボルト程度に抑えることができるから出力トラン
ジスタ7及び8の後段のトランジスタ7b,8b
に大きな逆電圧が与えられることがない。よつて
これらのトランジスタ7b,8bとして大きな逆
耐電圧を持つトランジスタを用いなくてよくコス
トダウンが期待でき、また逆電圧によつてこれら
トランジスタ7b,8bが破損することもないか
ら信頼性の高い増幅回路を提供できる。
尚図示の実施例において18はこの有極信号増
幅器が異常になつたことを知らせるための警報信
号出力端子である。増幅器の異常とはここでは出
力トランジスタ7〜10が導通状態から戻らなく
なつたことを指す。従つて出力トランジスタ9及
び10の共通接続点と共通電位点12の間に電流
検出用抵抗器19を接続し、この抵抗器19に流
れる電流によつてトランジスタ21をオンにさせ
警報信号を出力させるようにしている。ここでト
ランジスタ22は入力信号によつてオンに制御さ
れ、入力信号が有る状態ではトランジスタ21の
ベースを共通電位に落し入力信号がある間警報信
号が出されないようにしている。無信号時におい
て出力トランジスタ7〜10の何れかに導通電流
が流れるとトランジスタ21がオンとなり響報信
号を出力すると共にトランジスタ23をオンに
し、発光ダイオード24を点灯させる。これと共
にダイオード25,26を通じてトランジスタ5
a,6a及び5b,6bのベースに正電圧を与
え、これにより第1制御トランジスタ5a,5b
をオフに、第2制御トランジスタ6a,6bをオ
ンに保持し、爾後は入力信号によつて増幅器が動
作することを阻止するようにしている。
尚上述では出力トランジスタ7,8,9,10
をそれぞれ2段増幅回路で構成したが1本のトラ
ンジスタで構成することもできる。このように1
本のトランジスタで出力トランジスタを構成した
場合にはダイオード29と30はその出力トラン
ジスタのベースとコレクタ間に接続すればよい。
また上述のように2本のトランジスタ7a,7b
及び8a,8bで出力トランジスタ7と8を構成
した場合においてもダイオード29と30を後段
のトランジスタ7bと8bの各ベースとコレクタ
間に接続してもよい。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実例を示す接続図である。 1a,1b:入力端子、5a,5b:第1制御
トランジスタ、6a,6b:第2制御トランジス
タ、7,8,9,10:第1、第2、第3、第4
トランジスタ、13:負荷、29,30:逆起電
力吸収用ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 入力信号が与えられる毎に一対の入力端子を
    交互に共通電位点に接続する一対のスイツチ素
    子と、 B このスイツチ素子がオフの状態で上記入力端
    子にバイアス電圧を与える一対のバイアス供給
    用抵抗器と、 C この一対のバイアス供給用抵抗器が供給する
    バイアス電圧によつてそれぞれオフに保持さ
    れ、上記入力端子が上記スイツチ素子を介して
    共通電位点に接続される毎にオンの状態に制御
    される一対の第1制御トランジスタと、 D エミツタが上記第1制御トランジスタのエミ
    ツタと共通接続されて第1制御トランジスタと
    相補動作するように第1制御トランジスタの導
    電型式と異なる導電型式のトランジスタによつ
    て構成され、上記バイアス供給用抵抗器が供給
    するバイアス電圧によつてオンの状態に制御さ
    れ、上記スイツチ素子の一方が入力信号の供給
    によつてオンになる毎にこのスイツチ素子に接
    続された側がオフの状態に制御される一対の第
    2制御トランジスタと、 E ベース側に電流容量が小さく高速動作が可能
    なトランジスタが接続されてダーリントン接続
    構造とされ、ダーリントン接続された後段のト
    ランジスタのエミツタが電源の一方の端子に接
    続され、前段のトランジスタのベースが上記第
    2制御トランジスタのコレクタに接続され、無
    信号時に上記第2制御トランジスタを通じて順
    方向バイアス電流が与えられて活性状態にに維
    持され、上記第2制御トランジスタの一方と他
    方がオフに制御されるのと連動してそれぞれオ
    フに制御される第1、第2出力トランジスタ
    と、 F ベース側に電流容量が小さく高速動作が可能
    なトランジスタが接続されてダーリントン接続
    構造とされ、後段のトランジスタのエミツタが
    共通電位側に接続され、この後段のトランジス
    タと第1出力トランジスタの後段のトランジス
    タとが直列接続され、上記第1制御トランジス
    タの一方によつて第1出力トランジスタと相補
    的にオン、オフ制御される第3出力トランジス
    タと、 G ベース側に電流容量が小さく高速動作が可能
    なトランジスタが接続されてダーリントン接続
    構造とされ、このダーリントン接続された後段
    のトランジスタのエミツタが共通電位側に接続
    され、この後段のトランジスタと上記第2出力
    トランジスタの後段のトランジスタとが直列接
    続され、上記第1制御トランジスタの他方によ
    つて第2出力トランジスタと相補的にオン、オ
    フ制御される第4出力トランジスタと、 H これら第1、第2及び第3、第4出力トラン
    ジスタによつて構成される直列回路の接続点間
    に接続された負荷と、 I 上記第1、第2、第3、第4出力トランジス
    タのエミツタとコレクタ間に並列接続され、上
    記負荷に発生する逆起動を放出させる4個のダ
    イオードと、 J 上記第1、第2出力トランジスタのそれぞれ
    を構成する前段と後段のトランジスタのそれぞ
    れのコレクタ間に接続され、無信号状態に戻さ
    れたとき上記負荷に発生する逆起電力を上記第
    1、第2出力トランジスタを構成する前段の各
    トランジスタを通じて高速度に放出させる2個
    のダイオードと、 K 上記第1出力トランジスタと第4出力トラン
    ジスタを構成する前段のトランジスタのコレク
    タの相互間を接続する接続回路と、 L 上記第2出力トランジスタと第3出力トラン
    ジスタを構成する前段のトランジスタのコレク
    タの相互間を接続する接続回路と、 M 上記第1制御トランジスタ及び第2制御トラ
    ンジスタの各ベースに接続され、上記第1出力
    トランジスタ及び第2出力トランジスタがオフ
    になつて後に上記第3出力トランジスタ及び第
    4出力トランジスタをオンに制御する一対の時
    定数回路と、 によつて構成した電気時計用有極信号増幅器。
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