JPH0285591A - 燃料ホース - Google Patents

燃料ホース

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Publication number
JPH0285591A
JPH0285591A JP23732288A JP23732288A JPH0285591A JP H0285591 A JPH0285591 A JP H0285591A JP 23732288 A JP23732288 A JP 23732288A JP 23732288 A JP23732288 A JP 23732288A JP H0285591 A JPH0285591 A JP H0285591A
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JP
Japan
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layer
fuel hose
inner tube
imidazole
adhesion
Prior art date
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Pending
Application number
JP23732288A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sato
茂 佐藤
Yuji Kato
雄二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamashita Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yamashita Rubber Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0285591A publication Critical patent/JPH0285591A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、自動車のエンジンルーム内等において、主と
して金属燃料パイプとの接続用に使用されるゴム製の燃
料ホースに関するものである。
[従来の技術] ゴム製の燃料ホースとして、ゴム製の内・外管からなる
二重構造をなし、内管がアクリロニトリル−フタジエン
ゴム(以下NBRという)の配合物からなる第1層と、
フッ素ゴムの配合物(以下FKMという)からなる第2
層とから構成されている燃料ホースは公知である(特開
昭58−162335号公報参照)。この従来例には、
第1層のNBRl又は、第2層のFKMの少なくともい
ずれか一方に、カルボン酸の1・8−ジアザビシクロ[
5・4・O]ラウンセン−7塩(以下、DBU−7塩と
いう)を配合している。これにより、NBRとFKMと
の間における接着性を著しく向上させることができる。
[従来技術の問題点] ところで、燃料ホースは過酷な温度環境下で使用される
ことが多く、特に、エンジンの運転中には高温となり勝
ちである。そのため、かかる用途におけるNBRとFK
Mとの接着性は、常態だけでなく、熱間時におけるもの
が重要となる。さらに、加工性のよいことも重要な条件
となる。具体的には、常態時及び熱間時の各接着性が、
それぞれ5.OKgf/cm及び2.OKgf/cm以
上で、かつ、ムーニースコーチタイムか15分以上であ
ることが望ましい。また、DBtJ−7塩は比較的高価
なため、できるだけ安価な配合を得たい。
そこで本発明は、かかる燃料ホースにおいて、内管を構
成するNBR層とFKM層との熱間時における接着性を
向上でき、かつ、加工性がよく、安価にできるものの提
供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明は、燃料ホースをゴム
類の内・外管からなる二重構造とし、かつ、内管をNB
Rの第1層と、FKMの第2Rとて構成すると共に、少
なくとも前記第り層又は第2層のいずれか一方に、エポ
キシ系樹脂とイミダゾールを配合したことを特徴とする
イミダゾールは、下記一般式 で示される種々のものを使用可能である。特に、置換基
R1がCH,(2−メチルイミダゾール、以下2MZと
いう)、又は、R1がC1□H23(2−ウンデシルイ
ミダゾール)等が好ましい。
なお、イミダソール配合量は、NBR5又は、FKMの
100重量部に対して0.2〜5重量部、好ましくは1
〜2重量部が良い。少なすぎると熱間時の居間接着力が
なく、多すぎると接着力が良好な反面、耐ガソリン性等
が低下してくるからである。
エポキシ系樹脂としては、例えば、エピコート828(
商品名ニジニル化学■製)などのような樹脂材料が適宜
使用される。
なお、イミダゾール及びエポキシ系樹脂は、加工性等の
点からNBR側へ配合した方が良い。
本発明において用いられるNBRは、結合アクリロニト
リルの含有量にあまり関係しないが、熱老化後の耐寒性
を考慮すると、老化防止剤との共重合タイプのものが好
ましい。例えば、DN1205(日本ゼオン■製、結合
アクリロニトリルの含有量33%)がある。また、FK
M層との接着強化手段として、NBR中にM、O等の金
属酸化物等を適宜配合可能である。
さらに、本発明において用いられるFKMは、前記従来
例に記載されているような公知のものが利用可能である
。また、目的に応じて公知の副資材がNBR又はFKM
中に配合される。
[発明の作用] 内管を構成するNBRの第1層と、FKMの第2層のう
ち、少なくともいずれか一方に、エポキシ系樹脂とイミ
ダゾールが配合されているので、NBRとFKMの界面
で、イミダゾールとエポキシ系樹脂とのエポキシ反応に
よる架橋が促進されるものと推定される。また、イミダ
ゾールを用いることにより、リターダを配合することな
く、ムーニースコーチが適正レベルになる。
[発明の効果] 本発明によれば、エポキシ系樹脂とイミダゾールの存在
により、FKM層とNBR層との熱間時における接着性
を向上させることができ、温度条件の厳しい燃料ホース
に好適なものとなる。しかも、ムーニースコーチが適正
レベルとなるため、リターダや高価なりBU−7塩等を
省略でき、加工性よく、かつ、安価にできる。
[実施例] 添付の図面は、本発明に係る自動車用燃料ホースの実施
例を示したものである。この燃料ホースは、エピクロル
ヒドリンゴム製の外管1と、その内側に、繊維の補強層
2を介して積層される内管3とからなる二重構造をなす
。さらに、内管3はNBRからなる第1層4と、FKM
からなる第2層5とから構成されている。また、第1層
4又は第2層5の少なくともいずれか一方に、エポキシ
系樹脂とイミダゾールが配合され、これら二層は強固に
接着している。この燃料ホースの製造方法は、公知の押
出成形等によって成形し、その後加硫接着する。以下、
各層の処方例及び試験結果を示す。
まず、FKM層の配合例を表−1に示し、NBR層の配
合例を表−2に示す。
なお、表−2におけるDBU−M塩とは、下記一般式で
示される2−メルカプトベンツチアゾール、l・8−ジ
アザシクロ[5・4・O]ウンデセン塩をいう。
これらDBU−M塩、エポキシ系樹脂及びイミダゾール
等は、NBR層側へ配合されている。
表−1[FKMの配合例] !−2[NBR配合911]            
     (tlall)次に、試験方法を説明する。
まず、試験片はFKM層とI! B R層を各々2mm
厚のシート状にロール分出したものを重ね合せ、170
’Cで30分間加硫して調整した。この試験片を用いて
、常態時、老化後、ガソリン浸漬後、熱間時の各接着性
試験を行った。なお、常態時及びガソリン浸漬後の各接
着性試験は、180度剥離試験により接着強度を測定し
、測定条件等はJIS  K  6301に準拠した。
また、老化後の接着性試験は、100℃で70時間経過
状態で、ガソリン浸漬試験は40°Cて70時間ガソリ
ン中へ浸漬後、それぞれ行ったものである。
表−3にこの接着性試験結果及びムーニースコーチを示
す。
【図面の簡単な説明】
図は実施例に係る燃料ホースの一部分を示す図である。 (符号の説明) 1・・・外管、2・・・補強層、3・・・内管、4・・
・第1層、5・・・第2層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゴム製の内・外管からなる二重構造をなし、内管がアク
    リロニトリル−ブタジエンゴムの配合物からなる第1層
    と、フッ素ゴムの配合物からなる第2層とから構成され
    ている燃料ホースにおいて、少なくとも前記第1層又は
    第2層のいずれか一方に、エポキシ系樹脂とイミダゾー
    ルが配合されていることを特徴とする燃料ホース。
JP23732288A 1988-09-20 1988-09-20 燃料ホース Pending JPH0285591A (ja)

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