JPH0285263A - アルキルアミノピリミジン誘導体、その製造法ならびに該誘導体を有効成分とする殺虫剤、殺ダニ剤および殺菌剤 - Google Patents

アルキルアミノピリミジン誘導体、その製造法ならびに該誘導体を有効成分とする殺虫剤、殺ダニ剤および殺菌剤

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JPH0285263A
JPH0285263A JP24981688A JP24981688A JPH0285263A JP H0285263 A JPH0285263 A JP H0285263A JP 24981688 A JP24981688 A JP 24981688A JP 24981688 A JP24981688 A JP 24981688A JP H0285263 A JPH0285263 A JP H0285263A
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Haruo Yoshiya
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Kiyoshi Tsutsumiuchi
堤内 清志
Shoji Shikita
庄司 敷田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、アルキルアミノピリミジン誘導体、その製造
法並びに該誘導体を有効成分とする殺虫剤、殺ダニ剤及
び殺菌剤に関するものである。
(従来の技術及び解決しようとする課題)本発明のアル
キルアミノピリミジン誘導体は文献等未記載の新規化合
物であり、したがって、その生物活性についても全く知
られておらず、類縁化合物として特開昭59−1700
77号公報に次の一般式で示されるアルキルアミノキナ
ゾリン誘導体が開示されているのみである。
(式中、Rはn−ノニル、n−デシル、2−デシルまた
は2−ウンデシル基を表す) 上記キナゾリン誘導体は殺虫・殺ダニ活性を有するが、
その効力は殺虫・殺ダニ剤として充分なものとはい大な
い。
本発明者等は、上記公知化合物よりも更に優れた殺虫・
殺ダニ・殺菌活性を有する化合物を得るために鋭意検討
の結果、本発明を完成するに至った。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、 次式(■): (式中、R7は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、ハロゲン化低級
アルキル基又は置換もしくは非置換のフェニル基を表し
;R1はハロゲン原子を表し;R1は水素原子、低級ア
ルキル基又は炭素数3〜6のシクロアルキル基を表し:
R1は1〜3gAのハロゲン原子、炭素数1〜15のア
ルコキシ基、炭素数4〜8のシクロアルキルアルコキシ
基、ジオキソラニル基、低級アルコキシアルコキシ基、
水酸基、メトキシカルボニル基、炭素数3〜6のシクロ
アルキルL 2− [2−(低級アルコキシ)エトキシ
1エトキシ基、置換もしくは非置換のベンジルオキシ基
、ピラニルオキシ基、イミダゾール−1−イル基、トリ
アゾール−1−イル基、ピラゾール−1−イル基、もし
くは置換基Qで置換されてもよい炭素数1〜20の直鎖
状又は分枝状アルキル基を表わす、ここで、置換基Qは
−A−B−R,を表わし、Aは酸素原子又はイミノ基を
表し、Bはカルボニル基、チオカルボニル基又はスルホ
ニル基を表し、R,は低級アルキル基、炭素数3〜6の
シクロアルキル基。
ハロゲン化低級アルキル基、炭素数1〜5のアルコキシ
基、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは非
置換のフェノキシ基、置換もしくは非置換のアニリノ基
、2.6−ジメチルモルホリン−4−イル基、4−メチ
ルビペラジン−1−イル基、イミダゾール−1−イル基
、トリアゾール−1−イル基、ピラゾール−1−イル基
又は1〜2個の低級アルキル基で置換されたアミノ基を
表す) で示される化合物又はその酸付加塩、それらの製造法並
びに該化合物を有効成分とする殺虫剤、殺ダニ剤及び殺
菌剤を提供するものである。
前記式(1)において、ハロゲン原子としては、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
低級アルキル基とは、炭素数1〜5の直鎖状又は°分枝
状のアルキル基をいう、かかるアルキル基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、5ec−ブチル基、t−ブチル基
、アミル基、イソアミル基、 5ee−アミル基、5e
c−イソアミル基(l、2−ジメチルプロピル基)及び
t−アミル基(1,1−ジメチルプロピル基)等が挙げ
られる。
低級アルコキシ基とは炭素数1〜5の直鎖状又は分枝状
のアルキル−オキシ基をいい、例えば、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ
基、インブトキシ基、5ec−ブトキシ基、t−ブトキ
シ基、アミルオキシ基、インアミルオキシ基等が挙げら
れる。
炭素数3〜6のシクロアルキル基としては、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基及びシクロ
ヘキシル基等が挙げられる。
ハロゲン化低級アルキル基としては上記の低級アルキル
基の水素原子の1個または2個以上が上述のハロゲン原
子で置換されているものであり、例えば、モノクロロメ
チル基、ジクロロメチル基、トリクロロメチル基、フル
オロメチル基等が挙げられる。
置換されているフェニル基の置換基としては、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、炭素数1〜5の
直鎖状又は分枝状アルキル基、炭素数1〜5の直鎖状又
は分枝状アルコキシ基、ニトロ基、トリフルオロメチル
基等が挙げられる。
炭素数1〜20の直鎖状もしくは分枝状アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル基、te
rt−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、5ee
−ペンチル基、ヘキシル基、3−メチルヘキシル基、5
−メチルヘキシル基。
ヘプチル基、5−メチルへブチル基、6−メチルへブチ
ル基、オクチル基、6−メチルオクチル基、7−メチル
オクチル基、6−エチルオクチル基、ノニル基、7−メ
チルノニル基、8−メチルノニル基、7−ニチルノニル
基、デシル基、8−メチルデシル基、9−メチルデシル
基、8−エチルデシル基、ウンデシル基、9−メチルウ
ンデシル基、10−メチルウンデシル基、9−エチルウ
ンデシル基、ドデシル基、9−メチルドデシル基、lO
−メチルドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、
ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オ
クタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基等が挙げら
れる。
炭素数1〜15のアルコキシ基としては、メトキシ基、
エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキ
シ基、イソブトキシ基、5ec−ブトキシ基、t−ブト
キシ基、アミルオキシ基、イソアミルオキシ基、ヘキシ
ルオキシ基、3−メチルへキシルオキシ基、2−エチル
へキシル才キシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ
基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基、ウンデシルオキ
シ基、ドデシルオキシ基、トリデシルオキシ基、テトラ
デシルオキシ基、ペンタデシルオキシ基等が挙げられる
炭素数4〜8のシクロアルキルアルコキシ基としては、
シクロプロピルメトキシ基、シクロプロピルエトキシ基
、シクロブチルメトキシ基、シクロブチルエトキシ基、
シクロペンチルメトキシ基、シクロペンチルエトキシ基
、シクロへキシルメトキシ基、シクロへキシルエトキシ
基等が挙げられる。
低級アルコキシアルコキシ基としては、メトキシメトキ
シ基、エトキシメトキシ基、l−エトキシエトキシ基、
2−エトキシエトキシ基、2−プロポキシエトキシ基、
2−インプロポキシエトキシ基、2−ブトキシエトキシ
基、2−アミルオキシエトキシ基、3−メトキシプロポ
キシ基、4−メトキシブトキシ基、5−メトキシペンチ
ルオキシ基等が挙げられる。
R3は水素原子、塩素原子又はメチル基が好ましい。
R2は塩素原子又は臭素原子が好ましい。
R3が低級アルキル基である場合には、メチル基、エチ
ル基、プロピル基又はイソプロピル基が好ましく、炭素
数3〜6のシクロアルキル基である“場合にはシクロプ
ロピル基が好ましい。
R4は置換基を有していない場合には、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、8−メ
チルノニル基又はデシル基が好ましく、置換基を有して
いる場合には、6−クロルヘキシル基、6.6−ジフル
オロヘキシル基、6−ヒドロキシヘキシル基、7−ヒド
ロキシヘプチル基、6−メトキシブキシ基、6−インプ
ロポキシヘキシル基、6−シクロプロピルメトキシヘキ
シル基、7−メトキシへブチル基、6−(2−エトキシ
エトキシ)ヘキシル基、6−(l−エトキシエトキシ)
ヘキシル基、7−(2−エトキシエトキシ)へブチル基
、7−(l−エトキシエトキシ)ヘプチル基、5− (
1,3−ジオキソラン−2−イル)ペンチル基、6−ア
セチルオキシヘキシル基、6−(ビラン−2−イルオキ
シ)ヘキシル基、6− (N。
N−ジメチルカルバモイルオキシ)ヘキシル基、6−(
N、N−ジメチルチオカルバモイルオキ不斉炭素である
ときは、個々の光学異性体及びラセミ化合物のいずれも
本発明に含まれる。
本発明の化合物(I)は、例えば、以下に示すそれ自体
公知の方法により容易に製造される。
裂盗」A 等が好ましい。
前記式(1)から理解されるように、本発明の化合物は
、アミノ基を有しており、容易に酸付加塩を形成し、そ
のような塩も、また本発明に包含される。
塩を形成する酸は、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫
酸、リン酸のような無機酸、ギ酸、シュウ酸、フマル酸
、アジピン酸、ステアリン酸、オレイン酸、アコニット
酸のようなカルボン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、p−1−ルエンスルホン酸のような有機スル
ホン酸等が挙げられる。
前記式(I)において、いずれかの炭素原子が拘 (式中、R1、R1、R3及びR4は前記と同義であり
:Xは脱離基を表す、) 前述のとおり、この反応はそれ自体公知であり、それ故
、脱離基Xについては何ら限定はなく、例えば、塩素原
子、臭素原子又はヨウ素原子のようなハロゲン原子、メ
チルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ブチルチ
オ基等のアルキルチオ基、メタンスルホニルオキシ基、
エタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ基のようなハロゲン原子で置換されていても
よいアルカンスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニル
オキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等のアレー
ンスルホニルオキシ基ならびにメルカプト基及び水酸基
等が挙げられる。
前記反応式から明らかなように、本反応では化合物H−
Xが離脱するので、これを捕捉し円滑に反応を行うため
、塩基の存在下に反応を行うことが好ましい0反応は通
常、溶媒の存在下に行われるが、無溶媒で、式(II)
及び式(Ill )の化合物を加熱して行うこともでき
る。
溶媒としては1本反応に関与しないものであれば特に制
限はなく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、メチ
ルナフタリン、石油エーテル、リグロイン、ヘキサン、
クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、塩化メチレン、ク
ロロホルム、ジクロルエタン、トリクロルエチレン、シ
クロヘキサンのような塩素化されたあるいはされていな
い芳香族、脂肪族、脂環式の炭化水素類ニジエチルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、アセトン
、メチルエチルケトンのようなケトン類、メタノール、
エタノール、エチレングリコールのようなアルコール類
もしくはそれらの含水物:N、N−ジメチルホルムアミ
ド(DMF)、N、N−ジメチルアセトアミドのような
アミド類:ビリジン、N、N−ジエチルアニリンのよう
な有機塩基:及び上記溶媒の混合物等が挙げられる。
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、N、N−
ジエチルアニリン等の有機塩基、ナトリウムメトキシド
、ナトリウムエトキシドのようなアルカリ金属アルコキ
シド、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム等の無機塩基が挙げられる。
反応温度は特に限定はないが、通常室温以上、使用する
溶媒の沸点以下であり、反応時間を短縮するために加温
することが好ましい。
袈泣抹1 前記式N)において、R4が炭素数1〜15のアルコキ
シ基で置換された炭素数1〜20の直鎮状もしくは分枝
状アルキル基である場合、次の公知の方法によっても製
造することができる。
R。
(I’)          (IV)(式中、R3は
前記と同義であり、R′4は水酸基で置換された炭素数
1〜20の直鎖状もしくは分枝状アルキル基を表し、R
5は炭素数1〜15のアルキル基を表し、X′は脱離基
を表す) 前述の通りそれ自体公知であり、それゆえ、脱離基X′
については同等限定はなく、例えば、塩素原子、臭素原
子又はヨウ素原子の基のようなハロゲン原子、メタンス
ルホニルオキシ基、エタンスルホニルオキシ基、トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ基のようなハロゲン原子
で置換されていても良いアルカンスルホニルオキシ基、
およびベンゼンスルホニルオキシ基、p−1−ルエンス
ルホニルオキシ基等のアレーンスルホニルオキシ基等が
挙げられる。
前記反応式から明らかなように、本反応では化合物H−
X’が脱離するので、これを補足し円滑に反応を行うた
め、塩基の存在下に反応を行うのが好ましい。
反応は通常、溶媒の存在下に行われるが、無溶媒で、式
(■′)及び式(1■)の化合物を加熱して行うことも
できる。
溶媒としては、本反応に関与しないものであれば特に限
定はなく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、メチ
ルナフタリン、石油エーテル、リグロイン、ヘキサン、
クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、シクロヘキサンの
ような塩素化されたあるいはされていない芳香族、脂肪
族、脂環式の炭化水素二ジエチルエーテル、エチレング
リコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサンのようなエーテル類;N、N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)、N、N−ジメチルアセトアミドのよう
なアミド類:および上記溶媒の混合物があげられる。
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジンなどの有機
塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドの
ようなアルカリ金属アルコキシド、水素化ナトリウム、
ナトリウムアミド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基が挙げら
れる。
反応温度は特に限定はないが、通常室温以上、使用する
溶媒の沸点以下であり、反応時間を短縮するために加熱
することが望ましい。
裂泣抹工 前記式(1)において、R4が1個のハロゲン原子で置
換された炭素数1〜20の直鎖状もしくは分枝状アルキ
ル基である場合、次の方法によっても製造することがで
きる。
R。
(1”)          (V) (式中、R1は前記と同義であり、R″4は1個水酸基
で置換された炭素数1〜20の直鎮状もしくは分枝状ア
ルキル基を表し、Yはハロゲン化剤を表す) 前述の通りそれ自体公知であり、それゆえ、ハロゲン化
剤として特に限定はなく、例えば、塩化チオニル、臭化
チオニル、三塩化リン、三臭化リン、オキシ塩化リン、
オキシ臭化リン、五塩化リン、五臭化リン、塩化水素、
臭化水素、フッ化水素、ジエチルアミノサルファートリ
フルオライド(DAST)等が挙げられる。
本反応は、塩基が存在しなくても進行するが、円滑に反
応を行うために塩基を使用しても良い。
反応は通常、溶媒の存在下に行われるが、無溶媒で、式
(I″)及び式(ν)の化合物を加熱して行うこともで
きる。
溶媒としては、本反応に関与しないものであれば特に限
定はなく、例えば上述した製造法Aで使用される溶媒を
使用することができる。
塩基としては、トリエチルアミン、ピリジンなどの有機
塩基が好ましい。
反応温度は特に限定はないが、通常室温以上、使用する
溶媒の沸点以下であり1反応時間を短縮するために加熱
することが望ましい。
裂逍迭1 前記式(1)において、R4が2個のフッ素原子で置換
された炭素数1〜20の直鎖状もしくは分枝状アルキル
基である場合、次の方法によっても製造することができ
る。
拘 (I”’) (式中、R3は前記と同義であり、R″′は1個ホルミ
ル基で置換された炭素数1〜20の直鎖状もしくは分枝
状アルキル基を表し、DASTはジエチルアミノサルフ
ァートリフルオライドを表す) 反応は通常、溶媒の存在下に行われるが、無溶媒で、式
(I−′)の化合物及びDASTを加熱して行うことも
できる。
溶媒としては、本反応に関与しないものであれば特に限
定はなく1例えばベンゼン、トルエン。
キシレン、メチルナフタリン、石油エーテル、リグロイ
ン、ヘキサン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、塩
化メチレン、クロロホルム、ジクロルエタン、トリクロ
ルエチレン、シクロヘキサンのような塩素化されたある
いはされていない芳香族、脂肪族、脂環式の炭化水素二
ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類および上記溶媒の混合物があげられる。
反応温度は特に限定はないが、通常室温以上、使用する
溶媒の沸点以下であり、反応時間を短縮するために加熱
することが望ましい。
製造法E 前記式(1)において、R4が置換基Qで置換された炭
素数1〜20の直鎖状又は分枝状アルキル基である場合
、次の方法によっても製造することができる。
(式中、R4、R2、R3,Ro及びBは、nii紀と
同義であり、R4″は1個のA I−1基で置換された
炭素数1〜20の直鎖状又は分枝状アルキルを表し、八
は前記と同義であり、X″は脱離基を表す) 前述の通りそれ自体公70であり、脱離基X″について
は、同等制限はなく、製造法Aで示した例があげられる
前記反応式から明らかなように1本反応では、化合物H
−X″が脱離するので、これを補足し円滑に反応を行う
ため、塩基の存在下に反応を行うのが好ましい。
反応は通常、溶媒の存在下に行われるが、無溶媒で、式
(■−″)及び式(Vl)の化合物を加熱して行うこと
もできる。
溶媒としては、本反応に関与しないものであれば特に限
定はなく、例えば上述した製造法Aで使用される溶媒を
使用することができる。
塩基としては、製造法Aで使用される塩基が好ましい。
反応温度は特に限定はないが、通常0℃以上、使用する
溶媒の沸点以下である。
さらに、反応速度を上げるため、4−N、Nジメチルア
ミノピリジン及び4−ピロリジノピリジン等の4−N、
N−ジアルキルアミノピリジン類を触媒量添加すること
が好ましい。
なお、前記製造法において、原料として用いる式(II
I )の化合物は、例えば以下に示すそれ自体公知の方
法により製造することができる。
C式中、R1及びR4は前記と同義であり、2はハロゲ
ン原子を表す) 前記の各方法によって得られる目的物(1)は、再結晶
、各f重りロマトグラフィー等の公知の手段で適宜精製
することができる。
酸付加塩は、例えば、反応終了後の反応液中に酸を導入
し、次いで溶媒を除去することにより容易に得ることが
できる。
本発明の化合物は、半翅目、例えば、ウンカ類、ヨコバ
イ類、アブラムシ類、コナジラミ類等、鱗翅目、例えば
、ヨトウムシ類、コナガ、ハマキムシ類、メイガ類、モ
ンシロチョウ等、鞘翅目、例えば、ダウムシ類、ハムシ
類等のほか、ダニ目、例えば、ミカンハダニ、ナミハダ
ニ等の農園芸害虫に優れた効果を示す。また、ハエ、力
、ゴキブリ等の衛生害虫の防除にも極めて有効であり、
その他の貯穀害虫等にも有効である。
更に1本発明の化合物は、土壌中の根こぶ線虫、マツノ
ザイセンチュウ、ネダニに対しても効力を有する。また
、本発明の化合物は農園芸用病害にも有効であり、例え
ば、稲いもち病、大麦うどん扮病のほか、キュウリベと
病、トマト疫病等に活性がある。
このように、本発明の化合物の用途、適用場面は極めて
広範で、効力高く、各種剤型で実用に供し得るものであ
る。
本発明の殺虫・殺ダニ・殺菌剤は一般式(I)の化合物
の一種又は数種を有効成分として含有してなる。−服代
(I)の化合物をそれ自体で用いてもよいが、通常は普
通の担体、界面活性剤、分散剤又は補助剤等を配合して
常法により、例えば粉剤、水和剤、乳剤、微粒剤、粒剤
、水又は油性懸濁液、エアゾールなどの組成物に調製さ
れて使用される。
好適な担体は、例えばタルク、ベントナイト、クレー、
カオリン、ケイソウ土、ホワイトカーボン、バーミュキ
ュライト、消石灰、ケイ砂、硫安、尿素等の固体担体、
ケロシン、鉱油等の炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、クロロホルム、四塩化炭素
等の塩素化炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロフラン
等のエーテル類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホ
ロン等のケトン類、酢酸エチル、エチレングリコールア
セテート、°マレイン酸ジブチル等のエステル類、メタ
ノール、n−ヘキサノール、エチレングリコール等のア
ルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド等の極性溶媒又は水等の液体担体が挙げられる。ま
た、気体担体としては空気、窒素、炭酸ガス、フレオン
等を用い、混合噴射することもできる。
また、本則の動植物への付着、吸収の向上、薬剤の分散
、乳化、展着等の性能の向上をはかるための界面活性剤
、分散剤としては、例えばアルコール硫酸エステル類、
アルキルスルホン酸塩、ノグニンスルホン酸塩、ポリオ
キシエチレングリコールエーテル等が用いられる。
更に、製剤の性状を改善するために、補助剤として、例
えばカルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコ
ール、アラビアゴム等が用いられる。
上記の担体、界面活性剤1分散剤及び補助剤は、それぞ
れの目的に応じ、各々単独に、あるいは組合わせて使用
される。
本発明化合物を製剤化した場合の有効成分濃度は、乳剤
では通常lないし50重量%、粉剤では通常0,3ない
し25重量%、水和剤では通常工ないし90重量%、粒
剤では通常0.5ないし5重1%、油剤では通常0.5
ないし5重量%、エアゾールでは通常0.1ないし5重
量%である。
これらの製剤を適当な濃度に希釈して、植物茎葉、土壌
、水田の水面に散布するが、又は直接施用するなどして
、それぞれの目的に応じ、各種用途に供しうる。
(発明の実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
5−ジクロロ−6−エチルビリミジン 1.3gをトルエン40−に溶解し、トリエチルアミン
3gと1−メチルオクチルアミン1.4gを加え、撹拌
下10時間還流した6反応終了後、酢酸エチルで抽出し
、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒
を留去した。得られた油状物をカラムクロマトグラフィ
ー(ワコーゲルC−200,トルエン:酢酸エチル=8
:l溶出)により単離し、無色油状液体である目的物0
.7gを得た。
n2”61 、 5125 4.5−ジクロロ−6−エチルビリミジン1.5gをエ
タノール401dlに溶解し、トリエチルアミン3gと
l−エチルノニルアミン13gを加^、撹拌下10時間
還流した0反応終了後、酢酸エチルで抽出し、水洗し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した
。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコー
ゲルC−200,トルエン、酢酸エチル=81溶出)に
より単離し、無色油状液体である目的物0.8gを得た
n22”1 、 5057 4.5−ジクロロ−6−エチルビリミジン14gをトル
エン40−に溶解し、ピリジン5gと1−エチル−9−
メチルデシルアミン1.1gを加え、撹拌下10時間還
流した0反応終了後、酢酸エチルで抽出し、水洗し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。
得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(フコ−ゲ
ルC−200,l−ルエン 酢酸エチル8+1溶出)に
より単離し、無色油状液体である目的物0.7gを得た
n o  1 、 5002 炎嵐血−ユ dR−5−りoo−6−エチ)L、−4−1−4,5−
ジクロロ−6−エチルビリミジン28gをトルエン40
−に溶解し、トリエチルアミン5gと1−シクロプロピ
ルデシルアミン3° 3gを加λ、撹拌下、10時間還
流した0反応終了後、酢酸エチルで抽出し、水洗し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した
。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコー
ゲルC−200,トルエン゛酢酸エチル=8:l溶出)
により単離し、無色油状液体である目的物1.1gを得
た。
n25°11.5098 支血炭j 実施例1〜4と同様に処理することにより、第1表に化
合物番号1〜9.11,12.14〜16.18〜20
.22〜39として示す化合物を得た。
1籠用−1 dシー5−クロロ−6−ニチルー4−1−エ4.5−ジ
クロロ−6−エチルビリミシン37gをトルエン50−
に溶解し、トリエチルアミン5iと1−エチル−7−(
1−エトキシエトキシ)へブチルアミン48gを加え、
攪拌下10時間加熱還流した。反応終了後、ろ過し、減
圧下に過剰のトリエチルアミン、溶媒を留去した。得ら
れた油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC
−200,トルエン:酢酸エチル=31溶出)により単
離し、無色油状液体である目的物5.7gを得た。
n2”21.4970 アミノビリ永ジン47gをエタノール5o−に溶解し、
IN−HCn  10−を加え、撹拌下1時間加熱還流
した。減圧下にエタノールを留去した後、水酸化ナトリ
ウム水溶液でアルカリ性とし、酢酸エチルで抽出した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を
留去した。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー
(ワコーゲルC−200,トルエン:酢酸エチル=2.
1溶出)により単離し、淡黄色油状液体である目的物3
.8gを得た。
n23°01.5263 4℃−5−り四ロー6−ニチルー4−[1−エチル−7
−(1−エトキシエトキシ)へブチル]dI2−5−ク
ロロ−6−ニチルー4−(1−エチル−7−ヒドロキシ
ヘプチル)アミノピリミジン09gとピリジン0.28
gの混合物に、−10〜−5°Cに冷却下、塩化チオニ
ル042gをゆっくり滴下した0滴下後、60〜70°
Cで1時間加熱し、放冷した後、炭酸ナトリウム水溶液
で中性にし、酢酸エチルで抽出した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を
留去した。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー
(フコ−ゲルC−200,I−ルエン:酢酸エチル=I
O+1溶出〕により単離し、淡黄色油状液体である目的
物0.55gを得た。
nD  1.5246 で乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた油状
物をカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200
、トルエン:酢酸エチル=10:1溶出)により単離し
、淡黄色油状液体である目的物0.4gを得た。
n”01.5027 6℃−5−クロロ−6−ニチルー4−(1−エチル−7
−ヒドロキシノニル)アミノピリミジン0.7gをジク
ロロメタン20−に溶解し撹拌下、ジエチルアミノサル
ファートリフルオライド(DAST)0.9gを加え、
室虐でl0FJ″j間1せ拌した0反応終了後、氷水中
に注加し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫
酸ナトリウムdf2−5−クロロ−6−ニチルー4−(
1−エチル−7−ヒドロキシへブチル)アミノピリミジ
ン0.56gを無水テトラヒドロフラン20−に溶解し
、水素化ナトリウム(60wt%)0.15gを加えた
。室温で30分間撹拌した後、ヨウ化メチル0.43g
を加え、攪拌下5時間加熱還流した。放冷後、塩化アン
モニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し
た。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコ
ーゲルC−200,トルエン、酢酸エチル=lO:l溶
出)により単離し、淡黄色油状液体である目的物019
gを得た。
no  1.5094 4.5−ジクロロ−6−エチルビリミシン3.7gをト
ルエン20−に溶解し、トリエチルアミン5−とl−エ
チル−6−(1,3−ジオキソラン−2−イル)ヘキシ
ルアミン4.2gを加え、攪拌下、12時間加熱還流し
た1反応終了後、ろ過し、減圧下に過!11のトリエチ
ルアミンと溶媒を留去した。得られた油状物をカラムク
ロマトグラフィー(ワコーゲルC−200,トルエン 
酢酸エチル=3・1溶出)により単離し、淡黄色油状液
体である目的物1.7gを得た。
no  1 、 5079 実]fll  Lヱ d2−5−クロロ−6−ニチルー4−[lエチル−6−
(1,3−ジオキソラン−2−イル)へキシルコアミノ
ピリミジン12gをエタノール10−に(容解し、l 
N−H(121−を加え、撹拌下20時間加熱還流した
。減圧下にエタノールを留去し、炭酸ナトリウム水溶液
で中1生にした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。
得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコーゲ
ルC−200、I−ルエン、酢酸エチル=51溶出)に
より単離し、無色油状液体であるdI2−5−クロロ−
6−ニチルー4−(l−エチル7−オキツヘブチル)ア
ミノピリミジン0.8gを得た。この化合物065gを
ジクロロメタン20−に、−8解し、撹拌下、ジエチル
アミノサルファートリフルオライド(DAST)Igを
加え、室温で10時間撹拌した。反応終了後、氷水中に
注加し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得
られた油状物をカラムクロマトグラフィー(フコ−ゲル
C−200,l−ルエン8酢酸エチル=lO:1溶出)
により単離し、淡黄色油状液体である目的物0.1gを
得た。
n23°01.4983 ムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた油
状物をカラムクロマトグラフィー(ワコゲルC−200
: l−ルエン:酢酸エチル=41溶出)により単離し
、淡黄色油状物である目的物0.70gを得た。
n19”1.5228 dシー5−り四ロー6−ニチルー4−(6−ヒドキジヘ
キシル)アミノピリミジン1.OOgとアセチルクロリ
ド0.40gをジクロロメタン10Wd!に溶解し、攪
拌下トリエチルアミン0.50gを加え室温で30分間
攪拌した0反応終了後、炭酸ナトリウム水溶液で中和し
、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウd℃−5−クロロ−6−ニチルー4−(6−ヒドキジ
ヘキシル)アミノピリミジン0.70gとクロロギ酸エ
チル0.30gをジクロロメタン10−に溶解し、撹拌
下トリエチルアミン0.40gと触媒量の4−ジメチル
アミノピリジンを加え室温で10時間撹拌した。反応終
了後ジクロロメタンで抽出し、水洗後有磯層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去した。得
られた油状物をカラムクロマトグラフィ(ワコーゲルC
−200: I−ルエン、酢酸エチルる目的物0.30
gを得た。
n18“71.5138 出)により単離し、淡黄色油状物である目的物025g
を得た。
n”21 、 5164 実施例 16 6℃−5−クロロ−6−ニチルー4−(1−エチル−7
−ヒドロキシヘプチル)アミノピリミジン0.80gを
無水テトラヒドロフラン10dに溶解し、水素化ナトリ
ウム(60重量%)0.13gを加えた。室温で30分
撹拌した後、N、N−ジメチルカルバモイルクロリド0
.35gを加え、撹拌下10時間加熱還流した。
放冷後、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧下に溶媒を留去した。得られた油状物をカラムクロ
マトグラフィー(ワコーゲルC−200: トルエン、
酢酸エチル=3・1ン容dR−5−クロロ−6−ニチル
ー4−[l−エチル−7−(クロロカルボニルオキシ)
へブチルコアミノピリミジン1.00gをトルエン2〇
−に溶解し、トリエチルアミン0.50gとイミダゾー
ル0.22gを加え、室温で1時間撹拌した。反応終了
後ろ過し、減圧下に過剰のトリエチルアミン及び溶媒を
留去した。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー
(ワコーゲルC−200: I−ルエン;酢酸エチルー
3.1溶出)により単離し、淡黄色油状物である目的物
080gを得た。
21.9 no   1.5332 n18”1.5209 成 6℃−5−クロロ−6−ニチルー4−(l−エチル−7
−ヒドロキシペンチル)アミノピリミジン1.00gを
メタンスルホニルクロリド0.40gをジクロロメタン
15−に溶解し、水冷下トリエチルアミン0.50gを
加え1時間攪拌した。反応終了後、炭酸水素ナトリウム
水溶液を加え、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去し
た。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(ワコ
ーゲルC−200; トルエン:酢酸エチル=4;1溶
出)により単離し、淡黄色油状物である目的物0.70
gを得た。
dI2−5−クロロ−6−ニチルー4−(1−エチル−
7−アミツヘブチル)アミノピリミジン0.55gとト
リエチルアミン0.25gをクロロホルム10−に溶解
し、水冷下にアセチルクロリド0.18gを加え1時間
撹拌した0反応終了後、クロロホルムで抽出、有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去
した。
得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(フコ−ゲ
ルC−200:酢酸エチル溶出)により単離し、淡黄色
油状物である目的物0.20gを得た。
n22°’1.5296 尖J旦 d2−5−り四ロー6−ニチルー4−1−二チルー7−
 イミダゾール−1−イル ヘプチ成 イミダゾール0.32gをジメチルホルムアミド10−
に溶解し、水素化ナトリウム(60重量%)0.30g
を加えた。室温で、1o分撹拌した後、dJ2−5−ク
ロロ−6−ニチルー4−(l−エチル−7−クロロへブ
チル)アミノピリミジ:/1.OOgを加え、攪拌下1
oo〜11゜℃で加熱した。
放冷後、塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧下に溶媒を留去した。得られた油状物をカラムクロ
マトグラフィー(ワコーゲルC−200: I−ルエン
;酢酸エチル=3・1溶出)により単離し、淡黄色油状
物である目的物0.55gを得た。
25.6 no  1.5342 夫血皿−lユ 実施例6〜19と同様に処理することにより第1表に化
合物番号41〜44.48〜5355〜61.63〜6
5.67〜71.73〜88.90.91.93〜97
.99.101゜103.104.106〜108とし
て示す化合物を得た。
尖茄1↓ 化合物番号7の化合物5重量部、ベントナイト35重量
部、タルク57重量部、ネオペレックスパウダー(商品
名:正正アトラス製)1重量部及びリグニンスルホン酸
ソーダ2重量部とを均一に混合し、次いで、少量の水を
添加し混練した後、造粒、乾燥して粒剤を得た。
寒嵐皿−lス 化合物番号54の化合物10重量部、カオリン70重量
部、ホワイトカーボン18重量部、ネオペレックスパウ
ダー(商品名:正正アトラス製)1.5重量部およびデ
モール(商品名:正正アトラス製)0.5重量部とを均
一に混合し、ついで、粉砕して水和剤を得た。
1皿皿−λ1 化合物番号17の化合物20重量部、キシレン70重量
部にトキサノン(商品名:三洋化成工業製)10重量部
を加え均一に混合、溶解して乳剤を得た。
1痰困−24 化合物番号19の化合物5重量部、タルク50重量部及
びカオリン45部とを均一に混合して粉剤を得た。
施例25 ハスモンヨトウに する効力試験第1表に示
した化合物を実施例21に準じて調剤し、界面活性剤(
0,03%)を含む水で希釈し、3ooppmとした。
一方、直径10cmのプラスチックカップに大豆の葉を
敷き、葉上にハスモンヨトウ2令幼虫を10頭を供試し
た。先に調製した薬液を、噴霧塔で5−ずつ散布した。
その後、25°Cの定温室に放置し、2日後の生死山数
を調査し殺虫率を求めた。結果を第2表に示す。
効果の判定は殺虫率が100%ものを5.99−80%
のものを4として表示し、以下の試験においても同様に
表示した。
第2表 直径loamのプラスチックカップにキャベツ葉片(5
cmx 5 cm)をいれ、一方、第1表に示した化合
物を実施例22に準じて調剤し、界面活性剤(0,03
%)を含む水で300ppmとした薬液を、噴霧塔で5
−ずつ散布した。風乾後、コナガ3令幼虫を10頭供試
し、25℃の定温室に放置し、2日後の生死山数を調査
し、殺虫率を求めた。結果を第3表に示す。
第3表 第4表 27 トビイロウンカに する・ 第1表に示した化合物を実施例22に準じて調剤し、界
面活性剤(0,03%)を含む水で300ppmとした
薬液中に、イネ稚苗を30秒間浸漬し、風乾後、ガラス
円筒に挿した。トビイロウンカ3令幼虫を10頭放ち、
多孔質の栓をして、25°Cの定温室に放置した。2日
後に生死車数を調査し、殺虫率を求めた。結果を第4表
に示す。
28 ツマグロヨコバイ  機リン 抵第1表に示した
化合物を実施例22に準じて調剤し、界面活性剤(0,
03%)を含む水で300ppmとした薬液中に、イネ
稚苗を30秒間浸漬し、風乾後、ガラス円筒に挿した。
ツマグロヨコバイ4令幼虫を10頭放ち、多孔質の栓を
して、25℃の定温室に放置した。2日後に生死車数を
調査し、殺虫率を求めた。結果を第5表に示す。
第5表 第6表 29 ナミハダニ雌 虫   リン 水で浸した濾紙上に直径20mmのインゲン葉片を置き
、ナミハダニ雌成虫10頭を接種した。その葉片を第1
表に示した化合物を実施例22に準じて調剤し、界面活
性剤(0,03%)を含む水で300ppmとした薬液
中に、15秒間、浸漬した。風乾後、25℃の定温室に
放置した。3日後に生死車数を調査し、殺ダニ率を求め
た。結果を第6表に示す。
効果の判定は殺ダニ率が100%のものを5.99−8
0%のものを4として表示した。
30 ナミハダニ    リン  抗 )水で浸したン
戸紙上に直径20mmのインゲン葉片を置き、ナミハダ
ニ雌成虫5頭を接種し、1日間、産卵させた0次に、雌
成虫を取り除き、卵が度付されたインゲン葉片ごと、第
1表に示した化合物を実施例22に準じて調剤し、界面
活性剤(0,03%)を含む水で300ppmとした薬
液中に、15秒間、浸漬した。風乾後、25°Cの定温
室に放置した。処理後、8日目に、未ふ化卵数を調査し
、殺卵率を求めた。結果を第7表に示す。
効果の判定は殺卵率が100%のものを5.99〜80
%のものを4として表示した。
第7表 第8表 31 ミカンハダニ 成   機リン 水で浸した清紙上に直径20mmのクワ葉片を置き、ミ
カンハダニ雌成虫10頭を接種した。
方、第1表に示した化合物を実施例22に準じて調剤し
、界面活性剤(0,03%)を含む水で300ppmと
した薬液を、噴霧塔で5−ずつ散布した。処理後、25
℃の定温室に放置し、3日後の生死重数を調査し、殺成
虫率を求めた。結果を第8表に示す。
効果の判定は殺ダニ率が100%のものを5.99〜8
0%のものを4として表示した。
32 ミカンハダニ   機リン 低 水で浸した2戸紙上に直径20mmのクワ葉片を置き、
ミカンハダニ雌成虫5頭を接種し、1日間、産卵させた
。一方、第1表に示した化合物を実施例22に準じて調
剤し、界面活性剤(0,01%)を含む水で300pp
mとした薬液を、噴霧塔で5−ずつ散布した。処理後、
25°Cの定温室に放置し、10日後の未ふ化卵数を調
査し、殺卵率を求めた。結果を第9表に示す。
効果の判定は殺卵率が100%のものを5.99〜80
%のものを4として表示した。
第9表 第10表 33 イネのいもち  除動 プラスチック製ポットに培土を入れ、イネをはん種した
。温室で栽培し、本葉が35葉に展開した幼苗に、表1
で示した化合物を実施例22及び24に準じて調剤し、
界面活性剤(0,01%)を含む水で200ppmに希
釈した薬液を充分量散布した。散布後、48時間目に、
イネいもち病菌(piricularia oriza
e)の胞子懸濁液を噴霧接種し、温度25℃、湿度10
0%の発病庫に、4日間、放置したのち、病斑数を測定
した。
無処理区の病斑数と比較して薬剤効果を判定した。評価
は、病斑のないものは5、無処理区と比較して病斑面積
10%以下は4で示し、全体が罹病したものは0で示し
た。結果を第1O表に示す。
[発明の効果] 本発明によれば、優れた殺虫効果、殺ダニ効果及び殺菌
効果を有する新規アルキルアミノピリミジン誘導体を提
供することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
    ル基、炭素数3〜6のシクロアルキル基、ハロゲン化低
    級アルキル基又は置換もしくは非置換のフェニル基を表
    し;R_2はハロゲン原子を表し;R_3は水素原子、
    低級アルキル基又は炭素数3〜6のシクロアルキル基を
    表し;R_4は1〜3個のハロゲン原子、炭素数1〜1
    5のアルコキシ基、炭素数4〜8のシクロアルキルアル
    コキシ基、ジオキソラニル基、低級アルコキシアルコキ
    シ基、水酸基、メトキシカルボニル基、炭素数3〜6の
    シクロアルキル基、2−[2−(低級アルコキシ)エト
    キシ]エトキシ基、置換もしくは非置換のベンジルオキ
    シ基、ピラニルオキシ基、イミダゾール−1−イル基、
    トリアゾール−1−イル基、ピラゾール−1−イル基、
    もしくは置換基Qで置換されてもよい炭素数1〜20の
    直鎖状又は分枝状アルキル基を表わす、ここで、置換基
    Qは−A−B−R_Qを表わし、Aは酸素原子又はイミ
    ノ基を表し、Bはカルボニル基、チオカルボニル基又は
    スルホニル基を表し、R_Qは低級アルキル基、炭素数
    3〜6のシクロアルキル基、ハロゲン化低級アルキル基
    、炭素数1〜5のアルコキシ基、置換もしくは非置換の
    フェニル基、置換もしくは非置換のフェノキシ基、置換
    もしくは非置換のアニリノ基、2,6−ジメチルモルホ
    リン−4−イル基、4−メチルピペラジン−1−イル基
    、イミダゾール−1−イル基、トリアゾール−1−イル
    基、ピラゾール−1−イル基又は1〜2個の低級アルキ
    ル基で置換されたアミノ基を表す) で示される化合物又はその酸付加塩。
  2. (2)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は請求項1と同義であり、X
    は脱離基を表す) で示される化合物を、 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_3及びR_4は請求項1と同義である) で示される化合物と反応させることを特徴とする 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びR_4は前記と同
    義である) で示される化合物又はその酸付加塩の製造法。
  3. (3)請求項1に記載の化合物を有効成分とする殺虫剤
  4. (4)請求項1に記載の化合物を有効成分とする殺ダニ
    剤。
  5. (5)請求項1に記載の化合物を有効成分とする殺菌剤
JP63249816A 1988-01-07 1988-10-05 アルキルアミノピリミジン誘導体、その製造法ならびに該誘導体を有効成分とする殺虫剤、殺ダニ剤および殺菌剤 Expired - Fee Related JPH0745481B2 (ja)

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US07/289,626 US4931455A (en) 1988-01-07 1988-12-22 Alkylaminopyrimidine derivative and insecticide, acaricide and fungicide containing the same as active ingredient
EP88312414A EP0323757B1 (en) 1988-01-07 1988-12-29 Alkylaminopyrimidine derivative, process for producing the same, and insecticide, acaricide and fungicide containing the same as active ingredient
DE3853771T DE3853771T2 (de) 1988-01-07 1988-12-29 Alkylaminopyrimidin-Derivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese als aktive Bestandteile enthaltende Insektizide, Akarizide und Fungizide.
CA000587438A CA1337525C (en) 1988-01-07 1989-01-03 Alkylaminopyrimidine derivative, process for producing the same, and insecticide, acaricide and fungicide containing the same as active ingredient

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JP66288 1988-01-07
JP63-662 1988-06-27
JP63-156684 1988-06-27
JP15668488 1988-06-27

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JP63249816A Expired - Fee Related JPH0745481B2 (ja) 1988-01-07 1988-10-05 アルキルアミノピリミジン誘導体、その製造法ならびに該誘導体を有効成分とする殺虫剤、殺ダニ剤および殺菌剤

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07506347A (ja) * 1992-03-14 1995-07-13 ヘキスト・シェーリング・アグレボ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 置換ピリミジン類,それらの製造方法およびそれらの害虫防除剤および殺菌剤としての用途
WO1998014434A1 (fr) * 1996-10-04 1998-04-09 Ube Industries, Ltd. Composes 5-chloro-6-alkylpyrimidine a quadruple substitution, procedes de production de ces composes et compositions insecticides ou acaricides les contenant
JP2005520821A (ja) * 2002-03-15 2005-07-14 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 4−アミノピリミジン及び表面の抗菌処理のためのその使用

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JPH0745481B2 (ja) 1995-05-17

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