JPH0284215A - 線材加工機の停止方法および停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ′本発明は力ａ熱によって軟化する線材の線材加工機の
停止方法および停止装置１ｔに関するものである。

〔従来の技術およびその課題〕

従来の伸線機、圧延機等の線材加工機の線材停止方法お
よび装置は、線材繰出機ｆ１１より繰出された線材（３
）を線材の張力とバネを利用して検出し、第３図に示す
ように停止する装置や、第４図のように上記装置にキャ
プスタンローラー（７）を追加し九停止装ｖｔ等がある
。

第８図のように単に線材（３）の張力とバネ（６）を利
用したものは、捲取速度と繰出速度の差が小さい時、操
出部の線材がなくなり、ローラー（１句が下に落ちリミ
ットスイッチが働き停止検出器（４）が作動しても線材
が線材加工機（６）内に引き込塘れてしまい、線材の終
端を次の線材と溶接することができなかった。

そこで次の線材を線材加工機へ線通しする作業を追加し
なければカらないが、＠通し作業に時間がかかるため、
巻き終りに近づくと作業者が設備の傍で監視して停止装
置を働かせており自動化のネックになっていた。

又％線材が引き込まれてしまうのを防ぐためｍ４図のよ
うにキャプスタンローラー（７）を使用した場合１作業
毎にキャプスタンローラーに線材を巻きつけねばならな
いことと、線材をキャプスタンローラーに巻きつけるた
め、線材にキンクが入ることが避けられなく品質状の欠
陥が生じるという問題がある。

又、操出部に線材検出センサーをつける方法は、振動や
、異物を検出する等の誤動作が生じ易いという問題点が
あった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記課題を解決するためになされたものである
。即ち、線材加工機の操出部に線材を巻きつける的に、
線材の適宜の位置において線材を加熱することにより、
線材の内部組ａＫ変化を与え、その後に上記線材の位か
を渦電流績磁気抵抗検知センサーにて検出し、線材を停
止させる線材加工機の停止方法を提供するものである。

更に線材加工機においてあらかじめ線材の適宜の位置を
加熱する加熱装置を設けると共に線材操出部に繰出線材
に近接して設けた渦電流損磁気抵抗検知センサーと、上
記センサーの信号をＪ！′ａ幅する増＠器と、上記信号
を受ける電気制御回路と、線材加工機の停止プレー中と
を設けた線材加工機停止装置を提供する屯のである。

〔実施例〕

以下本発明の１実施例を図面を用いて詳しく説明する。

第１図は線材をカロ熱する加熱装置の″＃施例である。

線材加工機Ａ（８）から出たピアノ線材（３）は先端１
０＋ｌ＋の位置で加熱装置（９）により約６５０℃で約
１００１程度の長さに数秒間加熱され、捲取機（１１）
に捲き取られる。

上記捲取られた線材束【１０）は次の線材加工機Ｂ（６
１の操出部ｆｌ＋にセットされ１ｍ材加工機Ｂ　ｆ８１
　Ｋより加工される。繰出された線材（３）が終りに近
づき、加熱部が渦電流損磁気抵抗検出センサー（１２）
を通過する時、加熱部は軟化した組織の抗張力の差によ
り検出され、検出信号が増幅器（１埠を通、り電気制御
回路（Ｉ→に送られ、＠材加工機Ｂ（６１は停止ブレー
キによむ徐々に停止させる。

なお、＃！材加熱部を線材加工機Ａ（８）の巻き終６ｔ
ｏｍとしたが、この位置は線材加工機Ｂ（６）の処理速
度（上記例においては約６０　ｍ４ｉｎ　）と停止に必
要な距離をあらかじめ計算し、適宜な位はを決めれば良
い。又、上記例において停止距離の関係で線材加熱部が
線材加工機内に入り込んでも加熱部は軟化しているので
加工攪ローラーやダイスを傷つけたり断線することがな
い。

又、加熱部はａｔ流損磁気抵抗検出セ／チーにより検知
されるような内部組織にする七め、ピアノ線材において
は約６００〜７８０℃に加熱される。

′又、伸ｍ機の場合？ｉ操出部の速度と巻取部の速度の
差が小さい時、本発明の効果が大きいが上記速度差が大
きい時はリミットスイッチ等の他の停止装置を用いるこ
とができる。

〔発明の効果〕

本発明は渦電流損磁気抵抗検出センサーが線材組織や抗
張力の差を検出することに着目したもので、積極的に線
材を加熱し上記の構成よりなるので、線材を停止すべき
位置を上記センサーにより容易に検知し、自動的に停止
させることができる。

ス、従来のごとく作業者が常時設備を監視する必要もな
く、安価な装置で自動化が可能となる等の優れた効果を
有する発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図、第８図は本発明の１実施例を示し、第１図は線
材加熱装置部の要部正面図、第２図は同停止装置の要部
正面図、第８図、第４図は各々従来の停止装置の要部正
面図である。 ｆｌ＋・・・線材繰出機　　　　（２１（＋ｏ）・・・
線材束（３）・・・線材　　　　　　　（４）・・・停
止検出器（６）・・・バネ　　　　　　　＋６１　（８
）・・・線材加工機ｆｉ＋・・・中ヤフスタンローラー （９）・・・加熱装置　　　　　（ロ）・・・捲取機（
１′４・・・渦電流損磁気抵抗検知センサー（Ｉ３）・
・・増幅器　　　　　　θ４）・・・電気制御回路（１
荀・・・ローラー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）線材の適宜の位置をあらかじめ加熱することによ
   り上記位置の線材の内部組織に変化を与え、その後に上
   記線材の位置を渦電流損磁気抵抗検知センサーにより検
   出し、線材を停止させることを特徴とする線材加工機の
   停止方法。
2. （２）線材加工機においてあらかじめ線材の適宜の位置
   を加熱する加熱装置を設けると共に、線材操出部近傍に
   渦電流損磁気抵抗検知センサーと、上記センサーよりの
   信号を増幅する増幅器と、上記信号を受ける電気制御回
   路と、線材加工機の停止ブレーキとを設けたことを特徴
   とする線材加工機の停止装置。