JPH0284075A - 電力変換回路の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力回生動作を行う電力変換回路の制御方法
に関する。

（従来の技術〕 第３図は、例えば、特開昭６１−７３５８４号公報に示
された従来の電力回生回路を示したものである０図にお
いて、１は３相の商用電源、２は限流用リアクトル、３
は変流器、４はＰ　Ｗ　Ｍ　ＩＩ御される電力回生回路
、６は平滑用の電解コンデンサ、７はインバータ、８は
誘導電動機である。電力回生回路４は６個のトランジス
タＴｒをブリッジ接続してなり、各トランジスタＴｒに
ゲイトオードＤが逆並列接続されている。インバータ７
も６個のトランジスタＴｒをブリッジ接続してなり、各
トランジスタＴｒにダイオードＤが逆並列接続されてい
る。１０ば電力回生回路４０制御回路であって、直流電
圧指令器１１、電圧調整器１２、正弦波作成器１３、電
流調整器１４、ＰＷＭ信号作成器１５、搬送波発生器１
６、駆動回路１７を備えている。なお、インバータ７の
制御回路は図示を省いである。

この構成において、カ行運転時は、電力回生回路４は整
流回路として動作し、交流電源１からの交流を６個のダ
イオードＤからなる整流回路を通して直流に変換する。

インバータ７はこの直流を指令された電圧・周波数の交
流電力に変換して誘導電動機８に供給する。誘導電動機
８が駆動する負荷の状態が変化して該誘導電動機８が発
電動作に移行した場合、発生電力はインバータ７、電力
回生回路４を通して交流電源ｌ側へ回生される。

Ｃ発明が解決しようきする課題〕 ところで、回生電力の有無はインパーク７の運転状態に
より左右されるので、従来は回生電力が無い場合も、電
力回生回路４は運転され、その間は、回生電流が平均し
て零になるように制御されているので、電力回生回路４
の構成するスイッチング素子のスイッチング損失が発生
し、また、交流電源１側へ高調波電流を流すことになり
、ｉｉｉ源電圧電圧波形ませるので、他系統に悪影響を
与える。

本発明は上記問題を解消するためになされたもので、回
生電力の有無を判別して回生電力の無い場合は回生動作
の運転を休止し、スイッチング損失、他系統への悪影響
を防止することができる電力回生回路の制御方法を提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、回生電力の有無を判
別して判別信号を送出する判別回路を設け、該判別回路
の回生電力「無し」の判別信号を、上記スイッチング素
子の駆動回路にベースカット指令信号として供給する構
成としたものである。

〔作用〕

本発明では、回生電力が無くなると、電力回生回路のス
イッチング素子に与えられる駆動信号が遮断され、（ベ
ースカットされ）、電力回生回路は休止する６回生電力
が発生すると、上記ベースカットが解かれ、電力回生回
路は、速やかに、回生動作を開始する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１８は判別回路（比較回路）であって
、電圧調整器１２の出力である直流電圧指令値ＥＰＩｌ
とコデンサの電圧Ｅｏとの偏差εを導入され、ＥＤ＜Ｅ
Ｐｌｌである間は、回生電力「無し」の判別信号Ｈを、
また、ＥＤ　＞ＥＰＤである間は、回生電力「有り」の
判別信号りを駆動回路Ｉ７へ送出する。駆動回路１７は
判別信号Ｈをベースカット指令信号として受け、電力回
生回路４のトランジスタＴｒへのベース信号を遮断する
。

この構成において、誘導電動機８が発電動作に移行し、
回生電力が生じると、インバータ７からコンデンサ６へ
電流が流入し、コンデンサ６の電圧Ｅ、が上昇する。コ
ンデンサ６の電圧Ｅ、が直流電圧指令値ＥＰｏより上昇
すると、電圧調整器１２が偏差ε　（＝０）を出力する
ので、判別回路１８は判別信号りを送出し、駆動回路１
７は偏差εが零になるようにパルス巾変調されたベース
信号を電力回生回路４のトランジスタＴｒのベースに供
給する。誘導電動機８が通常の電動機動作に移行し、上
記回生電力が無くなると、判別回路１８の出力は判別信
号Ｈとなり、この信号はベースカット指令信号として駆
動回路１７に供給されるので、該駆動回路１７は上記ベ
ース信号の送出を停止し、電力回生回路４のトランジス
タＴｒはスイッチング動作を停止する。

このようにして、回生電力が無い間は、電力回生回路４
へのベース信号の供給は遮断されているので、電力回生
回路４を構成するトランジスタＴｒはスイッチング動作
をせず、スイッチング損失は発生しない０回生電力が発
生すると、上記したように、判別回路１８が判別信号り
を送出するので、上記トランジスタＴｒのベースカット
は解かれ、速やかに、スイッチング動作を開始する。

上記実施例では、電圧調整器１２の出力を判別回路１８
で監視しているが、正弦波作成器１３の出力を判別回路
１日で監視するようにしても良いことは勿論である。

また、第２図に示すように、インバータ８の直流側電流
を変流器１９で検出し、この変流器１９の出力を比較回
路２０で監視するようにしてもよい、この場合、比較回
路２０はインバータ８からコンデンサ６へ流入する電流
が生じた場合に、ベースカット指令信号を駆動回路１７
に供給する構成とする。

（発明の効果〕 本発明は以上説明した通り、回生電力が無い場合には、
電力回生回路は休止するので、従来に比して電力損失（
スイッチング損失）を低減することができる上、他系統
への高調波による悪影響を防止することができる利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は本
発明の他の実施例の一部を示すブロック図、第３図は従
来の電力回生動作を行う電力変換回路を備えた装置のブ
ロック図である。 １・−商用電源、２・−リアクトル、４−電力変換回路
（電力回生回路）、６・−・コンデンサ、７−・インバ
ータ、１１−・直流電圧指令作成器、工２−電圧調整器
、１７・・〜駆動回路、１８．２０・・−判別回路とな
る比較回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）逆並列ダイオードを有する複数個のスイッチング
   素子をブリッジ接続してなり、直流側端子間にコンデン
   サを有し、交流側がリアクトルを介して交流電源に接続
   される電力変換回路において、回生動作時、回生電力の
   有無を判別して判別信号を送出する判別回路を有し、該
   判別回路の回生電力「無し」の判別信号を、上記スイッ
   チング素子の駆動回路にベースカット指令信号として供
   給することを特徴とする電力変換回路の制御方法。
2. （２）判別回路が、コンデンサの電圧の値が直流電圧指
   令値以下である場合に回生電力「無し」の判別信号を出
   力する比較回路であることを特徴とする請求項１記載の
   電力変換回路の制御方法。
3. （３）判別回路が、コンデンサに該コンデンサの負荷側
   から流入する電流の有無を判別する比較回路であること
   を特徴とする請求項１記載の電力変換回路の制御方法。