JPH0282028A

JPH0282028A - 一体型空気調和機の据付け具および据付け装置

Info

Publication number: JPH0282028A
Application number: JP63233926A
Authority: JP
Inventors: Shoji Mori; 森　荘次; Tatsuhiro Kobayashi; 達弘小林
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-09-19
Filing date: 1988-09-19
Publication date: 1990-03-22
Anticipated expiration: 2009-11-30
Also published as: JPH0697104B2; CA1320639C; US5027614A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、Ｌ型に形成された一体型空気調和機および、
その据付けに使用する据付は具、さらに、その両者にお
いて構成される一体型空気調和機の据付は装置に関する
ものである。

従来の技術従来のこの種のＬ型に形成された一体型空気調和機の構
造および、据付は構造としては、例えば特公昭４７−２
４２２２号公報に示されている。

発明が解決しようとする課題しかし、上記従来の技術による構成において、略し型に
形成された一体型空気調和機を家屋の窓枠等に据付ける
とき、その構造上、室内側から据付けることは大きな困
難を伴うため、室外側より容易に据付けられる構成が求
められていた。

又、かかる構成の一体型空気調和機は、窓枠等に据付け
た後、その左右へのドレン排水のための傾き調整が困難
であった。

さらには、高層家屋等にかかる構成の一体型空気調和機
を据付ける場合は、室外側より据付けることが難しく、
室内側より据付ける必要があるが、室内側より窓枠へ据
付ける作業時、一体型空気浦和機が誤って室外側へ落下
する恐れが強く、その安全策が求められている。

さらには、一体型空気調和機の据付けは１人でその作業
を行うことが多く、一体型空気調和機及び、その据付は
具の軽量化が求められていた。

さらには、一体型空気調和機を、事前に窓枠等へ据付け
られた据付は具へ装着する場合、誤って一体型空気調和
機を落下させないよう、両者の保合の容易化及び確実化
が求められ、又、手等を両者の間にはさまれないような
作業上の安全対策も同時に求められていた。

本発明は、上記従来の課題に鑑み、その目的とするとこ
ろはＬ型に形成された一体型空気調和機の窓枠への仮止
めを可能にし、据付は作業の容易化をはかることにある
。

また本発明の目的は、Ｌ型に形成された一体型空気調和
機を係合する据付は具の取付けおよびドレン排水の調整
の容易化、および軽量化をはかることにある。

さらに本発明の目的は、Ｌ型に形成された一体型空気調
和機とその据付は具における係合の容易化と確実化およ
び据付は作業の安全化をはかることにある。

課題を解決するための手段上記課題を解決するために本発明は、Ｌ型に形成された
一体型空気調和機の室内側風回路部の下面に、窓枠への
仮止めを行う突出係止片を設けたものである。

また本発明は、かかる構成の一体型空気調和機の据付は
具を、窓枠に固定される枠固定部と、下方案内部と、上
部案内部、および据付は具と、家屋壁面の間隔を調整す
る調整手段より構成したものである。

さらに本発明は、上記据付は具に、一体型空気調和機の
両側面と対向する規制片を、据付は具の枠固定部の両側
部に設けたものである。

さらに本発明は、据付は具の上部案内部及び下方案内部
の各外側縁を内側へ延出させたものである。

さらに本発明は、据付は具の上部案内部および下方案内
部をレール状に形成したものである。

さらに本発明は、据付は具に、前記規制片に対向してガ
イド片を設けたものである。

さらに本発明は、一体型空気調和機に、据付は具と係合
する係合突起を設けたものである。

さらに本発明は、一体型空気調和機における室外ユニッ
ト部に、据付は具の下方案内部と接触するブレーキパッ
ドを設けたものである。

作用この技術的手段による作用は次のようになる。

一体型空気調和機の室内側風回路より直角下方に突出し
た突出係止片により、窓枠と仮止めができ、−人でも安
全、確実な据付は作業が可能となる。さらには据付は具
を窓枠等に据付は固定し、その後に一体型空気調の保合
突起を、据付は具の上部案内部に係合させて固定するも
のであり、断面略し型の空気調和機を家屋の高層階に取
付ける場合でも安全、確実に装着できる。

又、壁面との間隔調整装置を有する据付は具により、据
付けが容易となり、かつドレン排水も確実となる。

さらには、据付は具に設けられた規制片、ガイド片によ
り空気調和機が確実に、据付は具へ装着できる。

さらには据付は具の上部案内部及び下方案内部の内側へ
突出した各外側縁により、一体型空気調和機がその装着
時において、左右に振れることがなく、又ずれることも
ない。

さらには、一体型空気調和機に設けられた係合突起によ
り据付は具と確実に固定される。

さらには、一体型空気調和機におＬｊる室外ユニント部
に設けたブレーキ用パッドにより、一体型空気調和機の
落下荷重を緩和し、強い衝撃を防止しながら空気調和機
の据付は具への装着が行なえる。

実施例以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図は、本発明による空気調和機の斜視図である。

同図において１は本体で、側面より見て略し型となるよ
うに形成されている。

１１は前面グリル、１２は据付は状態において室内側に
突出する室内側風回路部、１３は室外側ユニット部であ
る。１４は前記室内側風回路部１２の下面に設けられた
突出係止片であり、断面り型の金具により構成されてい
る。１５は家屋壁面との対向面に設けられた据付は具に
係合する保合突起であり、その先端は軸部１５°より広
く縁が設けられている。

向、この係合突起１５は、室外側ユニット部１３の両側
面に設けてもよい。１６は摩擦係数の大きいゴムにより
構成されるブレーキバンドであり、前記係合突起１５の
上部に、据付は具の下方案内部２７（第２図）と接触す
るように設けられている。１７は上下スライド窓の下端
に係合させるＬ型突出片であり、空気調和機の据付完了
後、雨水等の侵入を防止する。

次に、第２図により、第１図に示す一体型空気調和機の
据付は具について説明する。

同図において、２は据付は具である。２１は前記据付は
具２を窓枠に確実に固定するため、下方に略し型に曲げ
た固定部である。２２は上部案内部で、前記固定部２１
より室外側に向かって水平に断面角型のレール状に構成
されており、その上面にはスリット２３が上部案内部２
２の延出方向に向かって設けられている。２４は前記上
部案内部２２の室内側端部に突設して設けられた１対の
規制片であり、その間隔は一体型空気講和機の幅に適合
する。２５は前記規制片２４に対向して設けられたガイ
ド片で、上部案内部２２の延出方向に向けて、規制片２
４との間隔が徐々に狭くなる様に傾斜して突設しており
、空気調和機の係合突起１５のさそい込み部２６を形成
している。２７は家屋の壁面に添って下方に延びる下方
案内部であり、断面形状は水平案内部２２と同一であり
、又、スリット２３も連続して設けられている。２８は
家屋壁面との水平及びドレン水処理の調整を行う調整ボ
ルトであり、回転させることにより、ネジ作用によって
その突出寸法を変更することができる。

第３図は一体型空気調和機の据付は具の他の実施例を示
す斜視図である。

同図において、３２は一体型空気調和機の係合突起１５
に係合する間隔で据付は具２の両側縁部３】の内側に突
出するよう設けられた抜け止め防止片である。

なお、上部案内部２２と下方案内部２７は円弧状部３３
により一体に結ばれている。

又、固定部２１、上部案内部２２、下方案内部２７、抜
け止め防止片等は一体に構成されており、その構造は非
常に簡素化されている。

第４図は、本発明によるＬ型に形成された一体型空気調
和機の据付は状況を示すものであり、第４図（ａ）は一
体型空気調和機を据付は具２にまさに係合させようとし
ている状態を示す。

又、第４図［有］）は前記、両者の保合が完了した据付
は状態を示し、４１は窓枠下部であり、据付は具２が固
定される部分である。

さらに第４図（ｃ）は一体型空気調和機の係合突起４２
を側面に設けた場合の据付は係合の開始状態を示してい
る。

第５図は、一体型空気調和機を、据付は具２を使用せず
に窓枠４１に仮止めした状態を示し、一体型空気調和機
の突出係止片１５により、窓枠４１の室内側部分に係止
され、手をはなしても、空気調和機が落下する恐れがな
い。

上記構成において、Ｌ型一体型空気調和機は、第５図に
示されるように窓枠４１に仮に乗せられた時、室内側風
回路部１２の下面に下方に突出し、かつ窓の下枠４１と
係合する突出係止片１４が窓枠室内側部分に係止される
ため、一体型空気調和機は手をはなしても落下すること
がない。

一方、据付は具２は、第２図及び第３図に示されるよう
に空気調和機とは分離して、窓枠４１に据付けられる構
造となっており、左右への傾き調整及び前後への傾き調
整等を、空気調和機を乗せる前に行うことができる。

尚、前後への傾き調整は、調整ボルト２８により行うこ
とができる。

また、調整を行った後、据付は具２は、釘、ねじ等によ
り強固に芯枠４１に固定される。

次に、窓枠４１等へ固定された据付は具２へのし型一体
型空気調和機の保合について説明する。

まず、Ｌ型一体型空気調和機の係合突起１５を据付は具
２のさそい込み部２６に嵌合させる必要があるが、空気
調和機の室外側側面が、据付は具２の両側面の規制片２
４により挟持されるため、節単に上部案内部２２のスリ
ット２３にさそい込むことができる。

又、上記係合突起】５は上記規制片２４に対向して設け
られた、ガイド片２５によっても上部案内部２２のスリ
ット２３に同様にさそい込まれる。

上記規制片２４及びガイド片２５は、同時に構成されて
も、又、それぞれ単独に構成されても同様の効果を出す
ことができる。

そして、保合突起１５が据付は具２のさそい込み部２６
よりスリット２３へ係合された後は、空気調和機を室外
側へ移動させることができる。この時、空気調和機の保
合突起１５は、たえず据付は具２を保持しており、手を
はなしても、空気調和機が落下してしまう恐れがない。

さらに、空気調和機を室外側へ押し、円弧状部３３に達
すると空気調和機は下方案内部２７に添って急激に下方
へ落下することになる。しかし、空気調和機を室内側へ
引きつけることにより、室外側ユニット部の据付は真下
方案内部２７に対向する部分に設けられた、ブレーキパ
ッド１６が、据付は具２の円弧状部３３又は下方案内部
２７に接触し、その摩擦により、下方への移動速度を調
整することができ、家屋、空気調和機、据付は具等をｔ
員傷することがない。

発明の効果上記実施例より明らかなように本発明は、Ｌ型に形成さ
れた一体型空気調和機の室内側、風回路部下面に窓枠へ
の仮止め用の金具透設けたものであり、仮止めが可能と
なることにより、１人での据付は作業が可能となり、か
つ安全な据付は作業が行なえる。

また、一体型空気調和機の据付は具を枠固定部。

下方案内部、上部案内部および間隔調整手段により構成
したことにより据付は具のみ空気調和機と分離して据付
けることが可能となり、又、ドレン排水を行うための傾
斜調整も容易となる。

さらには、据付は具へ一体型空気調和機を装着する場合
において、規制片または、ガイド片により空気調和機の
係止突起が非常に簡単にかつ確実に、据付は具の案内部
にさそい込まれることになり、その装着作業が１人でも
可能となり、かつ安全、確実な据付は具を提供できる。

さらには、据付は具の上部案内部および、下方案内部の
各外側縁を内側へ突出させたことにより、一体型空気調
和機の係止片が据付は具に挿入係合される全工程にわた
り確実に両者を保持するため、安全な据付は作業が行な
えるものであり、がっ外側縁を内側へ突出させたことに
より、据付は具の強度も増大することとなる。

さらには、据付は具の上部案内部及び下方案内部を一体
のスリットを有するレール構造としたことにより、大幅
な軽量化を行うことができる。

さらに、ブレーキパッドにより、一体型空気調和機と据
付は具の保合動作、特に下方向への動作（落下）速度を
調整することが可能となったため、その衝撃により家屋
等を損傷することがなく、又、誤って手をはさまれる等
の危険も排除することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一体型空気調和機の斜
視図、第２図は本発明の第１の実施例を示す据付は具の
斜視図、第３図は本発明の第２の実施例を示す据付は具
の斜視図、第４図は空気調和機と据付は具の係合状態を
示し、同図（ａ）は保合の最初の状態を示す側面一部断
面図、同図ら）は係合動作の完了した据付状況を示す側
面一部断面図、同図（Ｃ）は本発明の他の実施例による
係合の最初の状態を示す側面一部断面図、第５図は同一
体型空気調和機の仮止め状況を示す一部側面断面図であ
る。１・・・・・・本体、２・・・・・・据付は具、１５・
・・・・・係合突起、１６・・・・・・ブレーキパッド
、２２・・・・・・上部案内部、２３・・・第　１　図／　−一一木４本１６−−−　フ゛ν　−守　ノザ・ソド・・・スリット
、２８・・・・・・調整ボルト、４１・・・・・・係合
突起。岨職工第図口第

Claims

【特許請求の範囲】

（１）室内に突出する室内側風回路部と、その室内側風
回路部後端より直角下向に突出した室外側ユニット部に
より、略Ｌ型に構成された一体型空気調和機において、
前記室内側風回路の下面下方に突出し、かつ窓の下枠と
係合する突出係止片を設けた一体型空気調和機。
（２）窓の下枠に固定される枠固定部と、家屋の外壁面
に沿って延びる下方案内部と、この下方案内部の上部と
前記枠固定部とを連結する上部案内部と、下方案内部と
家屋外壁との間隔調整を行う調整手段より構成した一体
型空気調和機の据付け具。
（３）室内に突出する室内側風回路と、その室内側風回
路部後端より直角下向に突出した室外側ユニット部によ
り略Ｌ型に構成された一体型空気調和機において、前記
室内側風回路部の下面下方に突出し、かつ窓の下枠と係
合する略Ｌ型の固定金具を設けた一体型空気調和機と、
窓の下枠に固定される枠固定部と、家屋の外壁面に沿っ
て延びる下方案内部と、この下方案内部の上部と前記枠
固定部とを連結する上部案内部と、下方案内部と家屋外
壁との間隔調整を行う調整手段を備えた据付け具とを具
備し、前記据付け具における枠固定部の両側部に、前記
一体型空気調和機の両側面と対向する規制片を垂直方向
に設けた一体型空気調和機の据付け装置。
（４）下方案内部と、上部案内部の接続部分を円弧状と
し、さらに前記下方案内部及び上部案内部の各外側縁部
に、内側へ突出する抜け止め防止片を設けた特許請求の
範囲第２項記載の一体型空気調和機の据付け具。
（５）下方案内部と、上部案内部の接続部分を円弧状と
し、さらに前記下方案内部及び上部案内部の各外側縁部
に、内側へ突出する抜け止め防止片を設けた特許請求の
範囲第３項記載の一体型空気調和機の据付け装置。
（６）下方案内部及び上部案内部をそれぞれ連続した一
対のレールより構成した特許請求の範囲第２項または第
４項記載の一体型空気調和機の据付け具。
（７）下方案内部及び上部案内部をそれぞれ連続した一
対のレールより構成した特許請求の範囲第３項または第
５項記載の一体型空気調和機の据付け装置。
（８）上部案内部の室内側先端に、規制片と対向するガ
イド片を設け、このガイド片を、前記上部案内部の延出
方向に向けて延出しかつ規制片との間隔が徐々に狭くな
るよう傾斜した特許請求の範囲第２項、第４項または第
６項のいずれかに記載の一体型空気調和機の据付け具。
（９）上部案内部の室内側先端に、規制片と対向するガ
イド片を設け、このガイド片を、前記上部案内部の延出
方向に向けて延出しかつ規制片との間隔が徐々に狭くな
るよう傾斜した特許請求の範囲第３項、第５項または第
７項のいずれかに記載の一体型空気調和機の据付け装置
。
（１０）室外側ユニット部の家屋壁面との対向面あるい
は、室外側ユニット部の両側面に、据付け具の上部案内
部及び下方案内部に係合する係合突部を設けた特許請求
の範囲第２項、第４項、第６項または第８項のいずれか
に記載の一体型空気調和機の据付け具。
（１１）室外側ユニット部の家屋壁面との対向面あるい
は室外側ユニット部の両側面に、据付け具の上部案内部
及び下方案内部に係合する係合突部を設けた特許請求の
範囲第３項、第５項、第７項または第９項のいずれかに
記載の一体型空気調和機の据付け装置。
（１２）一体型空気調和機における室外側ユニット部に
、据付け具の下方案内部と接触するブレーキパッドを設
け、このブレーキパッドを、摩擦係数が大きい材料より
形成した特許請求の範囲第３項、第５項、第７項、第９
項または第１１項のいずれかに記載の一体型空気調和機
の据付け装置。