JPH0281925A - 副室式ガス機関 - Google Patents

副室式ガス機関

Info

Publication number
JPH0281925A
JPH0281925A JP23459988A JP23459988A JPH0281925A JP H0281925 A JPH0281925 A JP H0281925A JP 23459988 A JP23459988 A JP 23459988A JP 23459988 A JP23459988 A JP 23459988A JP H0281925 A JPH0281925 A JP H0281925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
sub
gas engine
type gas
subchamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23459988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2736659B2 (ja
Inventor
Toru Nakazono
徹 中園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP63234599A priority Critical patent/JP2736659B2/ja
Publication of JPH0281925A publication Critical patent/JPH0281925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2736659B2 publication Critical patent/JP2736659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば発電機の駆動用に使用される副室式ガ
ス機関の副室の形状に関するものである。
(従来技術及びその問題点) この種の副室式ガス機関は第5図に示すように、主燃焼
室10に連続して副室12を設け、主燃焼室10には吸
気通路14から流通する稀薄混合気を供給し、副室12
にはガス管18から供給されるガス燃料で濃厚混合気を
形成し、点火プラグ20でまず副室12内の濃厚混合気
に点火して主燃焼室10内の稀薄混合気をも燃焼し、低
燃費と低公害を両立するようにしている。
なお、15はガスレギュレーター 16はスロットル弁
、17はミキサー 19は点火装置、21は潤滑油バイ
ブ、23はポンプ、25は吸気弁、26は排気弁である
。ガス管18の途中には副室12内の負圧で開弁し、正
圧で閉弁するチエツク弁24が介装されている。このチ
ー’c ツク弁24については本件出願人による特願昭
82−37946号に詳しく3己載してある。
ところで、以上のような副室式ガス機関を大型化して行
くと、機関の大型化に伴って副室12内の混合気の流速
が速すぎて、副室12内の混合気に点火し難くなる。
本件に関連する先行技術としては、特公昭55−147
49号がある。
(発明の目的) 本発明は、副室式ガス機関において、副室内の混合気の
点火性を改善できる副室式ガス機関の副室の形状を提供
することを目的としている〇(発明の11隻成) (1)技術的手段 本発明は、主燃焼室に連続して副室を設け、主燃焼室に
稀薄11シ合気を供給する吸気通路を設け、副室にガス
燃料による濃厚混合気を形成するガス管を設け、点火プ
ラグで先に副室内の濃厚混合気に点火した後に主燃焼室
内の稀薄混合気をも燃焼するようにした副室式ガス機関
において、副室の断面積を主燃焼室側に向かって漸次狭
めるように形成したことを特徴とする副室式ガス機関で
ある。
(2)作用 副室の断面積が主燃焼室側に向かって漸次狭められるよ
うになっているので、副室内の混合気の流れで循環域が
生じることによって、良好な混合気が形成され、点火性
が向上する。
(実施例) 本発明を採用したシリンダ径が100mm以上の大型副
室式ガス機関の要部を示す第1図において、第5図と同
一の符号で示した部分は同一または相当部分を示す。
第1図中で、シリンダヘッド30には副室本体31がパ
ツキン32を介して螺合している。副室本体31の上端
にはスリーブ33が溶接してあり、スリーブ33には前
記点火プラグ20、チエツクバルブ24を設けである。
チエツクバルブ24で開閉されるガス通路18の下端部
34は副室本体31の中心線に対して傾斜して12に連
通している。副室本体31の周囲には冷却水通路35を
形成してあり、冷却水通路35は副室本体31の通路3
6に連通している。
副室12を形成する副室本体31の内面40の形状は、
円筒面41、テーパー而42からなる略逆円錐形をなし
ている。テーパー而42の下端は円形断面の通路43に
連続し、通路43は例えば3木の孔44に連通している
副室12の高さ(長さ)をL1円筒面41の直径をD1
テーパー面42の下端の直径をdとすると、内面40の
形状は、 d/D−0,3・・・(1) L/D−1,5〜2.0 −(2) に設定してある。(1)式は圧縮行程時に副室12内の
ガスと主室10の稀薄41合気が良好に混合するための
条件であり、(2)式は副室12内でのガス燃料と吸気
との混合および燃焼、火炎伝播を良好にするための条件
である。
なお、本発明の副室12は第1図の場合に限らず、円筒
面41の高さは適宜に調整できるし、円筒面41を設け
ずに副室12のLにわたってテーパー而42を形成する
こともできる。
以上の構成によると、副室式ガス機関の吸入行程では主
室10の負圧で副室12内にガス管18からガス燃料が
流れ込む。次に圧縮行程に移ると、主室10内の稀薄混
合気が圧縮されて孔44、通路43を逆流して副室12
へ流れ込み、副室12内に充満しているガス燃料と稀薄
混合気が混合する。稀薄混合気の流れは流速v mis
で通路43がら副室12へ流れ込む。
この流速vIl/sは燃焼状態に影響を与える。流速v
 tagsに対する燃費f MJ/KWhの変化を示す
第2図に示すように、v m ll30m/s以上では
吹き消えのために石火せず、v = 30m/s以ドで
は燃焼変動が大きく燃焼が続かない。第2図の特性X1
がらV−90m/s程度の領域で燃費f MJ/KWh
が最もよくなる。
以上のように通路43から流速v ffl/sで流れ込
む圧縮行程での稀薄混合気の流れは噴流と見なすことが
でき、この噴流で副室12内に良好なl層厚混合気を形
成し得るように詳しくは後述する形状に副室12の内面
40を形成してある。
まず、副室12内の全域にわたって通路43からの噴流
で良好な濃厚混合気が発生するための条件、すなわち前
記(1)式の根拠を説明する。文献TURBLILIE
NT JIETS(N、Rajaratnam著、 I
Elservler5elsntiric  Pubi
lshlng  CoLlpany、Am5terda
lQ。
1976年発行)によると、噴流の流ff1Wは、噴流
が円筒状の管路を流れると仮定すると、 μ:夫i V−ねり、k>”1シしへ〇ラメーラ 日 1才になり
、係数Ctによって高領域の大きさが決定することにな
る。なお、mは係数CtとともにCurted and
 Rlconが1964年に定義した係数で、無次元パ
ラメータHが(3)式に変型されるように設定した係数
である。この係数CLは噴流で生じる再循環域の大きさ
を決定する係数である。前述の文献によると、CL−0
,3で高領域が管内−杯になる。
一方1ngersol 1−Rand社が1984年A
SM[E paperに発表した論文によると、無限長
管における再循環に要する流量M「は、 5A ミ、せ、に時罪 8DC−1万L−g 1;゛ こ 廖)F;ノi ぬ置スo−)−Σえべ 色土 で表現でき、(4)式で係数Ctは、 2    −1/2 CL −[(D/d)   l/2 ]として、簡略化
して表現できる。したがって、Ct−0,3としてd/
Dの値を求めると、d/D→0.3 を得る。
第1図の副室式ガス機関(シリンダ径100mm以上)
による実験では、係数Ctに対する燃費fMJ/KWh
のグラフである第3図に示すように、特性X2のように
Ct−0,3で燃費fが最小になる。
次に、(2)式の条件について説明する。文献TUI?
BULENT JETSによると第4図に示すように直
径りの円筒状管路で軸対称管内流によって高領域が発生
する長さをLとすると、Bcckcr at atの実
験による特性X 3 、Curtet and Bar
chjlonによる特性X4 、Hil+による特性X
5の領域Rで高領域になることが解る。ここで、係数C
t−0,3の場合には、前記特性X3との交点P1のL
/D−1,5から特性X5との交点P2のL/D−2,
0迄の範囲で高領域が発生することになる。したがつて
、L / D −1,5〜2.0の範囲で良好な混合気
が得られ、それ以外の範囲では混合不良になることが解
る。
また、本件発明者による実験によると、L/Dの値が1
.5以下では混合不良になり、L/Dの値が2.0以上
では副室12の火炎が主室10に到達する迄に時間がか
かり過ぎ、燃焼不良が発生する。
したがって、シリンダ径が100mm以上の大型機関で
も前記(2)式の範囲で燃焼が良好になる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明による副室式ガス機関では次
の効果を奏する。
第1.濱求項では、副室12の断面積を主燃焼室側に向
かって漸次狭めるように形成したので、副室12内に流
れ込む噴流の流速が適当になり、シリンダ径が100m
m以上の大型機関でも、副室12の燃焼状態が良好にな
る。その理由は、副室12を円筒形にすると、高速、大
型機関では噴流が流入するスロート部での流速が速くな
り、吹き消えが起こる。しかし、副室12の断面積を主
燃焼室側に向かって漸次狭めるように形成すると、副室
容積が小さくなって、スロート部の噴流速度が遅くなり
、吹き消えが発生しない。なお、副室12を主燃焼室側
に向かって漸次狭めるように形成しても、混合気の形成
が良好であることは本件発明者による実験で確認されて
いる。
第2請求項では、第1図に示すように、d / D −
0,3・・・(1) L/D−1,5〜2.0  ・・・(2)に設定したの
で、(1)式によって副室12内の濃厚混合気と主室1
0の稀薄混合気を良好に混合することができ、(2)式
によって副室12内でのガス燃料と吸気との混合および
燃焼、火炎伝播を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した副室式ガス機関の要部を示す
縦断面部分図、第2図は噴流の流速−燃費のグラフ、第
3図は係数Ct−燃費のグラフ、第4図は係数Ct−係
数L/Dのグラフ、第5図は従来例の構造略図である。 10・・・主室、12・・・副室、14・・・吸気通路
、18・・・ガス管、20・・・点火プラグ、40・・
・内面、41・・・円筒面、42・・・テーパー面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主燃焼室に連続して副室を設け、主燃焼室に稀薄
    混合気を供給する吸気通路を設け、副室にガス燃料によ
    る濃厚混合気を形成するガス管を設け、点火プラグで先
    に副室内の濃厚混合気に点火した後に主燃焼室内の稀薄
    混合気をも燃焼するようにした副室式ガス機関において
    、副室の断面積を主燃焼室側に向かって漸次狭めるよう
    に形成したことを特徴とする副室式ガス機関。
  2. (2)副室の長さをL、副室の最大直径をD、最小直径
    をdとした時に、d/Dの値を略0.3に設定し、且つ
    L/Dの値を1.5〜2.0に設定してある特許請求の
    範囲第1項記載の副室式ガス機関。
JP63234599A 1988-09-19 1988-09-19 副室式ガス機関 Expired - Fee Related JP2736659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63234599A JP2736659B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 副室式ガス機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63234599A JP2736659B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 副室式ガス機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0281925A true JPH0281925A (ja) 1990-03-22
JP2736659B2 JP2736659B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=16973559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63234599A Expired - Fee Related JP2736659B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 副室式ガス機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2736659B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046533U (ja) * 1990-04-24 1992-01-21
WO2004099584A1 (ja) * 2003-05-09 2004-11-18 Yanmar Co. Ltd. 副室式ガス機関の燃焼室構造及び副室式ガス機関
JP2005090381A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Niigata Power Systems Co Ltd パイロット油着火ガスエンジン
JP2015063991A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 ゲーエー ジェンバッハー ゲーエムベーハー アンド コー オーゲー シリンダヘッドと副燃焼室システムを含んだ構造体
WO2021153275A1 (ja) * 2020-01-29 2021-08-05 株式会社デンソー 点火システム
JP2021116805A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 株式会社デンソー 点火システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6385216A (ja) * 1986-09-16 1988-04-15 アデアバテイクス インコ−ポレ−テツド サ−マルイグニツシヨン燃焼システム及びその運転方法
JPS63162922A (ja) * 1986-12-24 1988-07-06 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 副室式ガス機関の副室構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6385216A (ja) * 1986-09-16 1988-04-15 アデアバテイクス インコ−ポレ−テツド サ−マルイグニツシヨン燃焼システム及びその運転方法
JPS63162922A (ja) * 1986-12-24 1988-07-06 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 副室式ガス機関の副室構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046533U (ja) * 1990-04-24 1992-01-21
WO2004099584A1 (ja) * 2003-05-09 2004-11-18 Yanmar Co. Ltd. 副室式ガス機関の燃焼室構造及び副室式ガス機関
JP2005090381A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Niigata Power Systems Co Ltd パイロット油着火ガスエンジン
JP2015063991A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 ゲーエー ジェンバッハー ゲーエムベーハー アンド コー オーゲー シリンダヘッドと副燃焼室システムを含んだ構造体
WO2021153275A1 (ja) * 2020-01-29 2021-08-05 株式会社デンソー 点火システム
JP2021116805A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 株式会社デンソー 点火システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2736659B2 (ja) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5222993A (en) Ignition system for water-cooled gas engines
JP3073118B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関
JPS63162922A (ja) 副室式ガス機関の副室構造
JP2001003753A (ja) ガスエンジンの副室システム
JPH0281925A (ja) 副室式ガス機関
JPS62233416A (ja) 内燃機関の撹拌流発生装置およびその方法
US4489686A (en) Torch ignition type internal combustion engine
JPS5845572B2 (ja) 内燃機関の燃焼室
JPS5851215A (ja) 渦流室式デイ−ゼルエンジンの燃焼室
WO2004099584A1 (ja) 副室式ガス機関の燃焼室構造及び副室式ガス機関
JP2005232987A (ja) 副室式エンジン
JPH02153221A (ja) 火花点火ガスエンジン
US4116234A (en) Internal combustion engine with an auxiliary combustion chamber
JP3150481B2 (ja) 火花点火ガス内燃機関
JP2019082168A (ja) 吸気の運動方向に直接燃料噴射を行う内燃機関
JP3080079B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関の制御装置
JPH0630433U (ja) ガスエンジンのトーチ点火装置
JPS57203818A (en) Spark-ignition type internal-combustion engine
KR820001327B1 (ko) 내연기관의 연소실
JP2526324Y2 (ja) トーチ点火式ガスエンジンのトーチ点火装置
KR810001660B1 (ko) 내연기관
JPH04187815A (ja) 筒内直接噴射式火花点火機関
JP4394974B2 (ja) 気体燃料を筒内噴射する内燃機関と内燃機関の点火方法
KR200154442Y1 (ko) 내연기관의 흡기 포트
JPH08312348A (ja) 希薄燃焼ガスエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees