JPH0281827A - 果実キャッチャの掴み状態確保装置 - Google Patents

果実キャッチャの掴み状態確保装置

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JPH0281827A
JPH0281827A JP23228888A JP23228888A JPH0281827A JP H0281827 A JPH0281827 A JP H0281827A JP 23228888 A JP23228888 A JP 23228888A JP 23228888 A JP23228888 A JP 23228888A JP H0281827 A JPH0281827 A JP H0281827A
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JP
Japan
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fruit
cylindrical member
rod
catcher
grasping
Prior art date
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Pending
Application number
JP23228888A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Iwasaki
岩崎 保隆
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NIPPON MUJINKA SYST KK
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NIPPON MUJINKA SYST KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数本の掴み爪を備えた果実キャッチャに係
り、特に、水平に搬送されている果物を把持して持ち上
げる構造の、メカニカルな駆動手段を有する果物キャッ
チャにおいて、把持した果物を脱落させないように保持
する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
水平に搬送されている果物を掴み上げるキャッチャとし
て、例えば、第3図のような構成(試案)が考えられる
同図において、果物1a、lbはコンベア2の上に載せ
られ、矢印aの如く搬送されている。
キャッチャは、図示の位置3aから爪4を広げ矢印す、
の如く斜に下降し、3b位置で爪4を閉じて果物を掴み
、矢印b2の如く斜に上昇して果物を斜に10位置へ持
ち上げる。
この場合、曲線状をなす矢印す、、b2の動きは、その
水平分速がコンベア2の水平方向速度と等しくなるよう
に制御されている。
第4図は前記試案に係るキャッチャの1例を示す平面図
である。この例においてはキャッチャ3は回転アーム5
の先端に設けられ、矢印b′の如く円弧を描いている。
この場合、矢印b′の周速の水平方向分速がコンベア2
の速度(矢印a)と略等しくなるように設定される。
第3図から容易に理解できるように、キャッチャが果物
を掴み上げるためには、本体部の上下動と爪の開閉動と
を連動させる必要が有る。
キャッチャ本体の上下動と爪の開閉動とを連動させるこ
とは公知技術を適用して行うことがでる。
例えば本体上下駆動用のシリンダと爪開閉駆動用のシリ
ンダとを設け、上記双方のシリンダをシーケンスバルブ
で制御することも考えられる。
マタ、キャッチャ本体の上下駆動用のモータと爪の開閉
駆動用のモータとを設け、これら双方のモータを電子制
御することも考えられる。しかしこれらの方法では構成
が複雑になるので、最も簡単な構造としては、強弱2種
類のバネの場合を利用する連動機構がある。
この種のメカニカルな連動機構を有するキャッチャとし
ては、 複数の掴み爪を回動自在に吊持して上下に駆動される垂
直な杆状部材と、 咳杆状部材と摺動可能に外嵌された筒状部材と、前記複
数の掴み爪のそれぞれと上記筒状部材とを連結するリン
クと、 前記杆状部材に対して筒状部材を上方に向けて付勢する
掴みバネと、 前記杆状部材が下降して、これに外嵌された筒状部材が
一緒に下降したとき、該筒状部材の下降ストロークエン
ド近傍で筒状部材の下降を阻止する方向に作用して、該
筒状部材を杆状部材に対して相対的に上昇せしめる開き
バネとを設けた構造が考えられる。
第5図乃至第7図は上記のバネ式メカニカル果物キャッ
チャの説明図である。
第5図は、バネを除いたリンク機構を模式的に描いた説
明図である。
杆状部材5′は、アーム6によって垂直に保持され、上
下駆動フされる。
上記杆状部材5′には筒状部材8′が摺動自在に外嵌さ
れている。
一方、上記杆状部材5′の下端には複数個の爪4が回動
自在に軸着されている。
前の筒状部材8′と爪4とはリンク9で連結されている
このような構造において、筒状部材8′が杆状部材5′
に対して相対的に上昇すると爪4が開き、相対的に下降
すると爪4は閉じる。
第6図は上記メカニカルな果物キャッチャの断面図であ
る。
杆状部材5には上下に長い長孔5aが穿たれ、筒状部材
8と直交して貫通固着されたビン10が上記の長孔5a
に挿通されている。
このようにして、杆状部材5と筒状部材8との摺動スト
ロークが制限されている。
そして、上記筒状部材8の底部8aと、杆状部材5に形
成された段付面5bとの間にバネ11が圧縮介装され、
杆状部材5に対して筒状部材8を押し上げている。杆状
部材5に対する筒状部材8の相対的な下降動は、第5図
で説明したように爪4を閉じさせる。このため、前記の
バネ11を掴みバネと呼ぶ。
前記のビン10の両端は筒状部材8′の外周面から両側
に突出している。
上記のビン10よりも下方に、筒状部材8に対して緩や
かに嵌合する環12が配設され、アーム12を介して柱
14により上下方向に案内されている。上記の環12は
、フォークであってもよい。
上記のアーム13は、バネ15により下降動を弾性的に
阻止されるようになっている。そのバネ15は後述の如
く筒状部材の下降動に抗力を与えて爪4を開かせるので
開きバネと呼ぶ。
前記のアーム6の下降動に伴って杆状部材5が下降する
と、これに外嵌された筒状部材8も一緒に下降する。
筒状部材8が下降して環(又はフォーク)12に当接し
た状態を第7図に示す。
筒状部材8の下降動が開きバネ15によって弾性的に阻
止されるので、杆状部材5は掴みバネ11を圧縮しつつ
更に下降する。このため、筒状部材8は杆状部材5に対
して相対的に押し上げられ、爪4が開く。
つまり、このキャッチャが下降してストロークエンド付
近に達すると爪4が開く。そして、このキャッチャが上
昇すると爪4は閉じる。この状態で、環又はフォーク1
2の上昇を、図示しない口・ツク手段(本例においては
カムとカムフォロワとよりなるロック手段)で、所定の
期間だけ阻止してお(。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のメカニカル果物キャッチャは、要するに第6図の
姿勢で下降し、下降端付近で第7図のように爪が開き、
再び上昇する際に第6図の如く爪が閉じて果物を掴み取
る。
この操作を、例えば1サイクルに数秒をかけて比較的緩
徐に行わせれば確実に果物が掴み上げられる。
しかし乍ら、作業能率を上げるため1秒以下の短周期で
作動させると、−度掴んだ果物を取り落とすという不具
合を生じる。
その理由は、例えばリンゴの場合、300グラム程度の
自重を有しているので、これを急激に掴み上げようとす
ると相当の慣性力を受けるからである。更に、掴み上げ
作動の際に、圧縮されていた開きバネ15が急に開放さ
れて筒状部材8を18ね上げて躍らせるように作用する
ことも悪影響を与えるものと考えられる。
上記の不具合を解消して果物を確実に掴み上げるには、 (イ)掴みバネ11を強くすること、及び(0)作動サ
イクルを下げること、 が有効である。
しかし、掴みバネ11を強くすると、爪で把持した果物
を傷つける虞れが有る。また、作動サイクルを下げると
作業能率が低下する。
本発明は上述の事情に鑑みて為され、果物を損傷させる
虞れが無く、しかも作動速度を高くしても、把持した果
物の掴み状態を確保し得る装置を提供しようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために創作した本発明の基本的原
理について、前掲の第6図を参照しつつ説明すると次の
如くである。
爪4で果物を掴み終えて上昇する際、杆状部材5の上の
任意の1点P1は矢印b2の如く斜に上iする。この矢
印b2については第3図について述べた如(である。
この場合に、筒状部材8の上の任意の一点P2が矢印C
の如く、矢印b2よりも急勾配で上昇すると爪4が開き
気味になって果物の把持が不確実になる。
そこで、本発明の装置は、爪4が果物を把持し終えた時
、即ち下降したキャッチャが上昇に転じた直後から暫時
の間(果物を掴み上げる為に働く加速度が略零となるま
での間)、筒状部材8が矢印Cの如く急角度で上昇しな
いよう、上昇角度の制限手段を設ける。
上記の上昇角度制限は、筒状部材8の上昇軌跡が矢印d
の如く、前記の矢印b2と平行となるよう (上昇角度
を等しからしめるよう)に制限することが望ましい。
本発明を実施する際、上記の上界角度を制限する手段と
しては、カムとカムローラを適用することや、ローラと
案内レールを適用することが好適である。
〔作用〕
上に述べたようにして、杆状部材5と筒状部材8とが平
行に上昇するように案内すると、上昇行程の途中におい
て杆状部材5と筒状部材8とが相対的に静止する。
第5図に示したリンク機構図を参照するに、杆状部材5
′と筒状部材8′との摺動が係止されて相対的に静止す
ると、爪4の回動が停止することが理解される。
爪4の回動が停止せしめられると、既に把持している果
物の掴み状態が確保される。
〔実施例〕 第1図は本発明の1実施例を示す。
本実施例は、筒状部材8の上昇角度を制限する手段とし
てローラ21と案内部材22とを設けた。
上記の案内部材22は、斜面22aを有し、筒状部材8
に固着されている。
上記斜面の傾斜角θは、前記矢印bz(杆状部材5の上
昇軌跡)の傾斜角θと等しく設定しである。
ローラ21は、ベース部材Bに対して定位置で回転する
ように支持されている。
これにより、杆状部材5が上昇角度θで矢印b2方向に
上昇する際、筒状部材8の上昇角度がθを越えないよう
に制限され、結果的には上昇行程の途中で杆状部材5に
対して筒状部材8が相対的に静止し、爪4の姿勢を一定
に維持する。従って既に把持されている果物(図示省略
)の掴み状態が確保され、該果物を脱落させる虞れが無
い。
第2図は上記と異なる実施例を示す。
本例においても、筒状部材8の上昇角度を角θに制限す
るという基本構成は前例(第1図)と同様である。
本例(第2図)においては、筒状部材8にローラ21′
を回転自在に軸着すると共に、上記ローラに転触するレ
ール部材23を構成し、このレール部材23の傾斜角が
角eとなるようにベース部材(図示省略)に固定する。
本例によっても、前例と同様の作用、効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、水平に搬送されている果物を掴み
上げる構造のメカニカル形果物キャッチャに本発明を通
用すると、掴みバネを強くする必要が無いので果物を傷
つける虞れが無く、しかも−旦把持した果物の掴み状態
を確保して取り落とす虞れが無いという優れた実用的効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ本発明に係る果実キャッ
チャの掴み状態確保装置の1実施例を示す側面図である
。 第3図及び第4図は、本願発明の適用対象であるところ
の、水平で搬送されている果物を掴み上げる果物キャッ
チャの説明図である。 第5図乃至第7図はメカニカル形果実キャッチャの説明
図である。 2・・・コンベア、3.3a、3b、3c・・・キャッ
チャ、4・・・掴み爪、5・・・杆状部材、6・・・ア
ーム、8.8′・・・筒状部材、9・・・リンク、10
・・・ピン、11・・・掴みバネ、12・・・環又はフ
ォーク、13・・・アーム、14・・・柱、15・・・
開きバネ、21.21’・・・ローラ、22・・・案内
部材、22a・・・斜面、23・・・レール部材。 特許出願人  日本無人化システム株式会社代理人 弁
理士  秋 本 正 実 (外1名)第 ブ 図 第 図 第 図 第 図 6(アーム)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の掴み爪を回動自在に軸着されて上下に駆動さ
    れる垂直な杆状部材と、 該杆状部材と摺動可能に外嵌された筒状部材と、 前記複数の掴み爪のそれぞれと上記筒状部材とを連結す
    るリンクと、 前記杆状部材に対して筒状部材を下方に向けて付勢する
    掴みバネと、 前記杆状部材が下降して、これに外嵌された筒状部材が
    一緒に下降したとき、該筒状部材の下降ストロークエン
    ド近傍で筒状部材の下降を阻止する方向に作用して、該
    筒状部材を杆状部材に対して相対的に上昇せしめる開き
    バネとを有し、 水平なコンベア上を速度Vで搬送されている果実の上方
    から斜に、水平方向分速Vで下降し、水平に搬送されて
    いる果実を前記複数の掴み爪で把持し、水平方向分速V
    で斜に上昇する構造の果実キャッチャにおいて、 前記の杆状部材が下降した後に斜に上昇し、該杆状部材
    に外嵌された筒状部材が杆状部材と共に上昇する際、こ
    の筒状部材の上昇角度を制限する案内手段を設けたこと
    を特徴とする、果実キャッチャの掴み状態確保装置。 2、前記の筒状部材の上昇角度を制限する案内手段は、
    前記の杆状部材が斜の上昇を開始して前記の掴み爪が果
    実を掴む方向に閉じた後、前記筒状部材の斜上昇角度を
    杆状部材の斜上昇角度と略等しからしめるように案内す
    る構造であることを特徴とする、請求項1に記載した果
    実キャッチャの掴み状態確保装置。 3、前記の筒状部材の上昇角度を制限する案内手段は、
    上記筒状部材に設けられた斜面と、該斜面に転触するロ
    ーラとよりなり、上記ローラの軸はベース部材に対して
    静止していることを特徴とする、請求項1又は、同2に
    記載した果実キャッチャの掴み状態確保装置。 4、前記の筒状部材の上昇角度を制限する案内手段は、
    上記筒状部材に軸支されたローラと、このローラを案内
    するガイドレールとよりなり、上記ガイドレールはベー
    ス部材に対して固定されたものであることを特徴とする
    、請求項1又は同2に記載した果実キャッチャの掴み状
    態確保装置。
JP23228888A 1988-09-19 1988-09-19 果実キャッチャの掴み状態確保装置 Pending JPH0281827A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5082177A (ja) * 1971-12-20 1975-07-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5082177A (ja) * 1971-12-20 1975-07-03

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