JPH0281801A - 合成樹脂製袋体 - Google Patents
合成樹脂製袋体Info
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- JPH0281801A JPH0281801A JP23306688A JP23306688A JPH0281801A JP H0281801 A JPH0281801 A JP H0281801A JP 23306688 A JP23306688 A JP 23306688A JP 23306688 A JP23306688 A JP 23306688A JP H0281801 A JPH0281801 A JP H0281801A
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- JP
- Japan
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- bag
- deodorant
- polyethylene
- synthetic resin
- deodorizer
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はポリエチレンを主成分とした合成樹脂製袋体で
あり、特にはオートクレーブ用ディスポバッグ等に使用
される＃熱性、＃寒性及び脱臭性を有する合成樹脂製袋
体ド関する。
あり、特にはオートクレーブ用ディスポバッグ等に使用
される＃熱性、＃寒性及び脱臭性を有する合成樹脂製袋
体ド関する。
（従来の技術）
一般に大学を始め各研究機関に於る実験動物舎や研究室
での動物実験の解剖後の汚物或いは生物学的危険物等を
処理する場合には、それらを袋体に入れた後、オートク
レーブ等に掛けて高温殺菌してから破棄されている。こ
のオートクレーブ用に使用される袋体は、前記汚物等か
ら多量に発生する悪臭を除去するために脱臭剤を混入さ
せたポリエチレン製の内袋（２）と、その周囲を被覆す
るポリプロピレン製の外袋（３）との二重構造に成した
ものが大半である（第２図参照）。
での動物実験の解剖後の汚物或いは生物学的危険物等を
処理する場合には、それらを袋体に入れた後、オートク
レーブ等に掛けて高温殺菌してから破棄されている。こ
のオートクレーブ用に使用される袋体は、前記汚物等か
ら多量に発生する悪臭を除去するために脱臭剤を混入さ
せたポリエチレン製の内袋（２）と、その周囲を被覆す
るポリプロピレン製の外袋（３）との二重構造に成した
ものが大半である（第２図参照）。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし、この二重構造の袋体は、汚物等を入れた後、殺
菌のためにオートクレーブにかけて１２５℃前後に加熱
されると、ポリエチレンの溶融温度以上になった内袋（
２）は溶けて下方で固まってしまい（第３図参照）、袋
内の脱臭作用が袋全体ではなく下方のみに集中する結果
となり、従って脱臭効果が激減して悪臭を放ち、周囲の
住民に迷惑を掛ける恐れがある。またポリエチレン製の
内袋（２）が溶けてしまうので内袋（２）から汚物がは
み出てポリプロピレン製の外袋（３）で汚物を収納する
結果となり、ポリプロピレンは耐寒性が非常に悪いので
袋体（１）の取扱いが悪いと、袋体（１）が簡単に破れ
て汚物が出る恐れもある。しかも二重構造の袋体（１）
であるので製造コストが高い等の問題点があった。
菌のためにオートクレーブにかけて１２５℃前後に加熱
されると、ポリエチレンの溶融温度以上になった内袋（
２）は溶けて下方で固まってしまい（第３図参照）、袋
内の脱臭作用が袋全体ではなく下方のみに集中する結果
となり、従って脱臭効果が激減して悪臭を放ち、周囲の
住民に迷惑を掛ける恐れがある。またポリエチレン製の
内袋（２）が溶けてしまうので内袋（２）から汚物がは
み出てポリプロピレン製の外袋（３）で汚物を収納する
結果となり、ポリプロピレンは耐寒性が非常に悪いので
袋体（１）の取扱いが悪いと、袋体（１）が簡単に破れ
て汚物が出る恐れもある。しかも二重構造の袋体（１）
であるので製造コストが高い等の問題点があった。
このため近年に於ては、ポリプロピレンに脱臭剤を混入
させた一枚ものが検討されているが、脱臭剤を混入して
シート状に形成した後、これを乾燥すると表面にしみが
必ず発生するので、これを商品化させることは極めて困
難であった。尚、耐熱性、耐寒性及び脱臭性を有する樹
脂組成物が無いのが現状である。
させた一枚ものが検討されているが、脱臭剤を混入して
シート状に形成した後、これを乾燥すると表面にしみが
必ず発生するので、これを商品化させることは極めて困
難であった。尚、耐熱性、耐寒性及び脱臭性を有する樹
脂組成物が無いのが現状である。
本発明は製造コストが安価で、且つ耐熱性、耐寒性及び
脱臭性を有する一枚ものの合成樹脂製袋体を提供するこ
とを目的とする。
脱臭性を有する一枚ものの合成樹脂製袋体を提供するこ
とを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本発明はポリエチレンに、ポリプロピレンを５重量％以
上混入すると共に消臭剤又は脱臭剤を０．５重量％以上
混入して成る樹脂製の一枚もので耐熱性、耐寒性及び脱
臭性を有した合成樹脂製袋体を得る。尚、好ましくはポ
リプロピレンを１５重量％以上、脱臭剤を ３重量％以
上混入すると良い。
上混入すると共に消臭剤又は脱臭剤を０．５重量％以上
混入して成る樹脂製の一枚もので耐熱性、耐寒性及び脱
臭性を有した合成樹脂製袋体を得る。尚、好ましくはポ
リプロピレンを１５重量％以上、脱臭剤を ３重量％以
上混入すると良い。
（実施例）
以下本発明の実施例について説明すると、ポリエチレン
に、ホモポリマー２０！ｉ量％と、消臭剤としてトリポ
リリン酸二水素アルミニウムを ５重量％とを混入させ
て成る合成樹脂製袋体（１）を得る。尚、混入時、消臭
剤或いは脱臭剤のどちらか一方を選ぶ際は用途によって
決定し、また消臭剤の代りに脱臭剤を用いる時は、脱臭
剤として活性炭、ゼオライト、その他を用いる。
に、ホモポリマー２０！ｉ量％と、消臭剤としてトリポ
リリン酸二水素アルミニウムを ５重量％とを混入させ
て成る合成樹脂製袋体（１）を得る。尚、混入時、消臭
剤或いは脱臭剤のどちらか一方を選ぶ際は用途によって
決定し、また消臭剤の代りに脱臭剤を用いる時は、脱臭
剤として活性炭、ゼオライト、その他を用いる。
次に合成樹脂製袋体（１）の耐熱試験を行う。
先ず前記袋体（１）を温度調節可能なオートクレーブに
入れ、加熱温度を １２０℃から５℃ずつ上昇して加熱
させ、前記袋体（１）が溶融し始めた温度を測定した。
入れ、加熱温度を １２０℃から５℃ずつ上昇して加熱
させ、前記袋体（１）が溶融し始めた温度を測定した。
その結果、袋体（１）の溶融温度は １４０℃であった
。又、このポリエチレン（溶融温度約 １２０℃）に、
ポリプロピレン（溶融温度約 １５５℃）の混入比を変
えた場合の本発明品の溶融温度を測定し、その結果を下
記に示す。
。又、このポリエチレン（溶融温度約 １２０℃）に、
ポリプロピレン（溶融温度約 １５５℃）の混入比を変
えた場合の本発明品の溶融温度を測定し、その結果を下
記に示す。
（発明の作用効果）
本発明は耐寒性を有するポリエチレンに、耐熱性を有す
るポリプロピレンを ５重量％混入すると溶融温度が
１２８℃に、ポリプロピレンを４０重量％混入すると溶
融温度が １５５℃になったが、それ以上加えても溶融
温度は １５５℃であった。従って本発明品の溶融温度
が １２８℃〜 １５５℃となり、少量のポリプロピレ
ンの混入量でも予想以上の耐熱性が向上された。更に消
臭剤或いは脱臭剤を ０．５重量％以上混入させること
により消臭性或いは脱臭性が備わると共にポリエチレン
の特性である耐寒性（−２０″Ｃ使用可）も備わる。し
かも本発明品は従来の如き二重構造の袋体（１）でなく
、−枚もので形成されるのでコストダウンが可能となり
、また袋体（１）全体で常時脱臭作用が行われ、その効
果は著しく向上する等の効果を奏するのである。
るポリプロピレンを ５重量％混入すると溶融温度が
１２８℃に、ポリプロピレンを４０重量％混入すると溶
融温度が １５５℃になったが、それ以上加えても溶融
温度は １５５℃であった。従って本発明品の溶融温度
が １２８℃〜 １５５℃となり、少量のポリプロピレ
ンの混入量でも予想以上の耐熱性が向上された。更に消
臭剤或いは脱臭剤を ０．５重量％以上混入させること
により消臭性或いは脱臭性が備わると共にポリエチレン
の特性である耐寒性（−２０″Ｃ使用可）も備わる。し
かも本発明品は従来の如き二重構造の袋体（１）でなく
、−枚もので形成されるのでコストダウンが可能となり
、また袋体（１）全体で常時脱臭作用が行われ、その効
果は著しく向上する等の効果を奏するのである。
第１図は本発明の実施例を示す要部断面図、第２図は従
来品を示す要部断面図、第３図は従来品の内袋が溶けて
下方で固まった状態を示す説明図である。 （１）１・袋体 以 上
来品を示す要部断面図、第３図は従来品の内袋が溶けて
下方で固まった状態を示す説明図である。 （１）１・袋体 以 上
Claims (1)
- ポリエチレンに、ポリプロピレンを５重量％以上混入す
ると共に消臭剤或いは脱臭剤を０．５重量％以上混入し
て成る合成樹脂製袋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23306688A JPH0281801A (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 合成樹脂製袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23306688A JPH0281801A (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 合成樹脂製袋体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0281801A true JPH0281801A (ja) | 1990-03-22 |
Family
ID=16949269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23306688A Pending JPH0281801A (ja) | 1988-09-17 | 1988-09-17 | 合成樹脂製袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0281801A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7629036B2 (en) | 2002-01-02 | 2009-12-08 | Playtex Products, Inc. | Odor control cassette |
| JP2013035187A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 消臭性能を有する積層体およびそれを用いた包装体 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56142154A (en) * | 1980-03-26 | 1981-11-06 | Mitsui Toatsu Chemicals | Bag for housing in polypropylene film |
| JPS59199465A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-12 | 島田 春行 | 犬の忌避剤を含有するポリ袋 |
| JPS6226313A (ja) * | 1985-07-20 | 1987-02-04 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関の廃ガスから可燃性固体粒子を除去する装置 |
| JPS6359102B2 (ja) * | 1981-12-22 | 1988-11-17 |
-
1988
- 1988-09-17 JP JP23306688A patent/JPH0281801A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56142154A (en) * | 1980-03-26 | 1981-11-06 | Mitsui Toatsu Chemicals | Bag for housing in polypropylene film |
| JPS6359102B2 (ja) * | 1981-12-22 | 1988-11-17 | ||
| JPS59199465A (ja) * | 1983-04-27 | 1984-11-12 | 島田 春行 | 犬の忌避剤を含有するポリ袋 |
| JPS6226313A (ja) * | 1985-07-20 | 1987-02-04 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関の廃ガスから可燃性固体粒子を除去する装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7629036B2 (en) | 2002-01-02 | 2009-12-08 | Playtex Products, Inc. | Odor control cassette |
| JP2013035187A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 消臭性能を有する積層体およびそれを用いた包装体 |
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