JP3002809U - 芳香剤用の容器 - Google Patents

芳香剤用の容器

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JP3002809U
JP3002809U JP1994003443U JP344394U JP3002809U JP 3002809 U JP3002809 U JP 3002809U JP 1994003443 U JP1994003443 U JP 1994003443U JP 344394 U JP344394 U JP 344394U JP 3002809 U JP3002809 U JP 3002809U
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JP
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container body
inner container
fragrance
opening
container
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JP1994003443U
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Inventor
友博 森川
Original Assignee
株式会社リフレ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、使用後の容器が場所を取ることなく
容易に廃棄することができ、しかも環境を汚染すること
なく廃棄処理することができる芳香剤用の容器を提供す
ることを目的とする。 【構成】本考案は、紙製の容器本体3と、該容器本体3
内に収納され、且つゲル状の芳香剤を充填可能な内容器
本体5とからなり、しかも該内容器本体5は耐熱性及び
耐薬品性のフィルムで形成されてなることにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、芳香剤用の容器に関し、さらに詳しくは、例えば家庭用及び業務用 に使用されるゲル状の芳香剤の充填される芳香剤用の容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の芳香剤用の容器は、図5に示すように全体が略円筒状で上部に 開口部14の形成されたポリプロピレン性の容器15が使用されてなる。
【0003】 即ち、上記従来の芳香剤用の容器15は、ゲル状の芳香剤11を直接該容器15に充 填し、開口部14をポリプロピレン性のフィルム16で閉塞することで前記芳香剤11 が充填され、使用に際しては、該開口部14を閉塞したフィルム16を剥離すること で前記開口部14より芳香剤11の香りを放散させて使用するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の芳香剤用の容器は、ゲル状の芳香剤を直接充填して使 用すべく一定の厚みを有するために、芳香剤を使用した後も容器の形状が維持さ れ廃棄にスペースを取るという欠点があった。
【0005】 しかも、容器全体がポリプロピレンで構成されてなるために、該容器の廃棄を 燃えないゴミとして処理しなければならずその処理が不便であるとともに、環境 汚染につながるという問題点があった。
【0006】 それ故に、本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもので、使用後の容器が場 所を取ることなく容易に廃棄することができ、しかも環境を汚染することなく廃 棄処理することのできる芳香剤用の容器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案はこのような課題を解決するために、紙製の容器本体3と、該容器本体 3内に収納され、且つゲル状の芳香剤を充填可能な内容器本体5とからなり、し かも該内容器本体5が耐熱性及び耐薬品性のフィルムで形成されてなることにあ る。
【0008】
【作用】
上記構成を特徴とする芳香剤用の容器は、先ずゲル状の芳香剤を内容器本体5 に充填した後該内容器本体5を容器本体3に収納せしめ、その後該内容器本体5 の開口部4より充填された芳香剤の香りを放散すべく使用する。 この際、前記内容器本体5が耐熱性及び耐薬品性のフィルムで形成されてなる ために、ゲル状の芳香剤を適切に充填することができる。
【0009】 その後、前記内容器本体5内の芳香剤がなくなると、前記容器本体3に該内容 器本体5を収納した状態で廃棄する。 この際、前記容器本体3が紙で形成されるとともに、前記内容器本体5が耐熱 性及び耐薬品性のフィルムで形成されてなるために、潰して燃えるゴミとして焼 却廃棄することができるのである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の芳香剤用の容器の一実施例を図面に従って説明する。
【0011】 図1及び2において、1は略円筒状で上部に開口部2を有する紙製の容器本体 3と、該容器本体3に収納され略円筒状で上部に開口部4を有する耐熱性及び耐 薬品性に富むポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂フィルムで形成された 内容器本体5とからなる芳香剤用の容器を示す。
【0012】 6は前記容器本体3の開口部2近傍を外方向に略直角に折曲することで形成さ れた円形状の係止用鍔部を示し、7は前記内容器本体5の開口部4近傍を外方向 に略直角に折曲することで形成された円形状の係止用鍔部を示す。
【0013】 8は前記内容器本体5の底面9より開口部4側近傍に向って波形状に形成され た外周面を示し、開口部4側近傍で前記容器本体3の内周面10と密着すべく構成 されてなる。
【0014】 次に、上記のように構成された芳香剤用の容器1に芳香剤11を充填する場合は 、図3に示すように、先ず内容器本体5の開口部4より熱で溶解されたゲル状の 芳香剤11を充填せしめ、その後芳香剤11の充填された前記内容器本体5の開口部 4をポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂のフィルム12を該開口部4に設 けられた鍔部7に沿って熱シ−ルすることで密閉して芳香剤11を充填する。 この際、前記内容器本体5が耐熱性及び耐薬品性に富むポリエステル(PET )樹脂のフィルムで構成されてなるために該ゲル状の芳香剤11の熱により変形等 することなく容易に充填することができるとともに、前記内容器本体5の外周面 8が波形状に形成されてなるために、該内容器本体5に充填されたゲル状の芳香 剤11の冷却を早く行うことができることとなる。
【0015】 その後、前記内容器本体5を容器本体3に収納して該内容器本体5の鍔部7と 該容器本体3の鍔部6とを溶着することで、芳香剤11の充填された芳香剤用の容 器1を構成することができることとなる。 この際、前記内容器本体5の開口部4側近傍の外周面8が前記容器本体3の内 周面10と密着すべく構成されてなるために、該容器本体3内での内容器本体5の 移動が阻止され好適な状態で前記鍔部7と鍔部6との溶着を行なうことができる 。
【0016】 次に、前記芳香剤11の充填された芳香剤用の容器1を使用する場合は、先ず内 容器本体5の開口部4を密閉したフィルム12を前記鍔部7より剥離することで該 開口部4より香りを放散して使用することができる。
【0017】 次に、芳香剤11を使用した後、前記芳香剤用の容器1を廃棄する場合は、先ず 前記芳香剤用の容器1を押し潰した後に通常のゴミとして廃棄する。 この際、前記容器本体3は紙で形成され、しかも前記内容器本体5がポリエチ レンテレフタレート(PET)樹脂のフィルムで形成されてなるために、容易に 前記容器1を押し潰すことができるとともに、燃えるゴミとして焼却処理するこ とができることとなる。
【0018】 尚、上記実施例では、容器本体3及び内容器本体5を上部開口型の略円筒状に 形成したが、本考案の容器本体3及び内容器本体5の形状はこれに限定されるも のでなく、例えば全体が略矩形状に形成されていてもよく、また略三角形状であ ってもよい。要は、容器本体3に内容器本体5を収納することができるなら容器 本体3及び内容器本体5の形状は問うものでない。
【0019】 又、上記実施例では、内容器本体5の外周面8を波形状に形成することで、充 填された芳香剤11の温度の冷却に適すべく形成したが、前記内容器本体5の外周 面8を波形状に形成することは本考案の必須の条件でない。
【0020】 更に、上記実施例では、内容器本体5をポリエチレンテレフタレート(PET )樹脂のフィルムで構成したが、本考案の内容器本体5の材質はこれに限定され るものでなく、ポリエチレン、ポリプロピレンであってもよい。要は、耐熱及び 耐薬品性のフィルムで形成されていれば内容器本体5の材質は問うものではない 。
【0021】 又、上記実施例では、容器本体3を略円柱状の紙で形成したために内部の芳香 剤10の残量を開口部より覗いて見なければ判断できなかったが、例えば図4に示 すように容器本体3に略矩形状の窓部13を設けることで該窓部13より芳香剤11の 残量を確認することも可能である。
【0022】 更に、上記実施例では、容器本体3の開口部2側近傍及び内容器本体5の開口 部4側近傍を外方向に折曲してそれぞれ鍔部6,7を形成したが、鍔部6,7を 設けることは本考案の必須の条件ではない。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案の芳香剤用の容器は、容器本体が紙で形成され内容器本 体が耐熱性及び耐薬品性のフィルムで形成されてなるために、従来のように使用 後も容器の形状を維持し廃棄にスペースを取るとともに、該容器の廃棄を燃えな いゴミとして処理しなければならないような手間がかかることなく、容器を押し 潰して場所を取ることがなく廃棄することができるとともに、燃えるゴミとして 焼却処理を行なうことができ、また紙部分とフィルム部分が容易に分別可能でそ れぞれ再成が可能であるという特別顕著な効果を得た。
【0024】 また、容器本体と内容器本体とが上部開口型に形成されてなるために該内容器 本体を容易に容器本体に収納することができ、また内容器本体の開口部に鍔部を 設けることにより、容器本体内で内容器本体を係止させて該内容器本体の開口部 を上方に支持できるので適切な状態で芳香剤の香りを放散することができるとい う利点がある。
【0025】 さらに、内容器本体の外周面を波形状に形成し外周面の面積を拡大することに より開口部より充填された芳香剤をより早く冷却することができるという利点が ある。
【0026】 また、内容器本体の開口部側外周面を拡径に形成することで、容器本体の内周 面と密着すべく構成することにより収納された該内容器本体が容器本体の内周面 で移動を阻止された状態となりガタツキ等なく最適に収納することができるとい う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の芳香剤用の容器を示す一部
断面側面図。
【図2】(イ)は容器本体、(ロ)は内容器本体を示す
斜視図。
【図3】芳香剤の充填された内容器本体を容器本体に嵌
入する状態を示す断面図。
【図4】容器本体の他実施例を示す斜視図。
【図5】芳香剤用の容器の他実施例を示す一部切り欠き
斜視図。
【符号の説明】
3…容器本体 4…開口部 5…内容器本体 7…鍔部 8…外周面 10…内周面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製の容器本体(3) と、該容器本体(3)
    内に収納され、且つゲル状の芳香剤を充填可能な内容器
    本体(5) とからなり、しかも該内容器本体(5)が耐熱性
    及び耐薬品性のフィルムで形成されてなることを特徴と
    する芳香剤用の容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体(3) と内容器本体(5) とが
    上部開口型に形成され、しかも前記内容器本体(5) の開
    口部(4) には、該内容器本体(5) を前記容器本体(3) 内
    で係止するための係止用鍔部(7) が設けられてなる請求
    項1記載の芳香剤用の容器。
  3. 【請求項3】 前記内容器本体(5) の外周面(8) が、波
    形状に形成されてなる請求項1又は2記載の芳香剤用の
    容器。
  4. 【請求項4】 前記内容器本体(5) の開口部(4) 側の外
    周面(8) を拡径に形成することにより、該内容器本体
    (5) 外周面(8) が、前記容器本体(3) の内周面(11)に密
    着してなる請求項1乃至3何れかに記載の芳香剤用の容
    器。
JP1994003443U 1994-04-06 1994-04-06 芳香剤用の容器 Expired - Lifetime JP3002809U (ja)

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