JP2000318775A - 担体封入袋 - Google Patents

担体封入袋

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JP2000318775A
JP2000318775A JP11127665A JP12766599A JP2000318775A JP 2000318775 A JP2000318775 A JP 2000318775A JP 11127665 A JP11127665 A JP 11127665A JP 12766599 A JP12766599 A JP 12766599A JP 2000318775 A JP2000318775 A JP 2000318775A
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克己 三枝
Tetsuya Chiba
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(57)【要約】 【課題】 開封部を切断して十分な大きさの揮散開口を
容易に形成できると共に、収納した担体を露出させるこ
となく容易に保持できる担体封入袋を提供する。 【解決手段】 本発明の担体封入袋10は、揮散成分を
担持した担体11を封入したものであり、シート状の表
面材12と裏面材13とからなり、開封部15を切断し
て開口を形成することにより、この開口を介して揮散成
分を揮散させる。開封部15よりも担体11が収納され
た収納部18側において、表面材12と裏面材13との
接合により担体移動制限部19を設ける。この移動制限
部19によって収納された担体11の移動を規制し、開
口から担体11が露出するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、担体封入袋に関
し、特に揮散成分を担持した担体を封入し、開封部を切
断して開口を形成することにより揮散成分を揮散させる
封入袋に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】芳香剤
や消臭剤等の揮散成分を担持した担体を封入した封入袋
が提案されている。この封入袋によれば、はさみで切っ
たり手で引き裂くことにより開封部を切断して開口を形
成し、この開口を介して担体に担持された揮散成分を揮
散させる。
【0003】開封部を切断して揮散開口を形成すると、
当該開口から担体がはみ出したり、担体が封入袋から露
出する場合があり、露出した担体と接触する衣類や肌
面、日用品等を汚したり損傷させたりする場合がある。
担体の露出を防止するには、例えば封入袋の角部を切り
取って担体がはみ出さない大きさで揮散開口を形成する
ことが考えられるが、開口面積が過小になって揮散効果
を十分に発揮できなくなる。複数の角部を切り取って大
きな開口面積を確保しようとすると作業が繁雑となる。
【0004】本発明は、開封部を切断して十分な大きさ
の揮散開口を容易に形成できると共に、収納した担体を
露出させることなく容易に保持できる担体封入袋の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の担体封入袋は、
揮散成分を担持した担体を封入したものであり、シート
状の表面材と裏面材とからなり、開封部を切断して開口
を形成することにより、この開口を介して揮散成分を揮
散させる。前記開封部よりも担体が収納された収納部側
において、前記表面材と前記裏面材との接合により担体
移動制限部を設ける。移動制限部によって収納された担
体の移動を規制し、前記開口から前記担体が露出するの
を防止する。
【0006】収納した担体を露出させないために、封入
袋を形成する際に当該封入袋の周縁部に設けられるシー
ル部とは別個に、点状の接合部を設けることを目的とし
て、表面材と裏面材とを溶着や接着等により互いに接合
させる。上記接合部の位置は、収納した担体が露出でき
ない場所であればよく、好ましくは、封入袋の開封部側
の辺の長さの中心部、あるいは、中心部近傍等である。
また、接合部は1つとは限らず、複数個でもよい。な
お、上記記載における担体が収納された収納部とは、担
体封入袋の内部に形成される担体の大きさより大きな担
体収容空間のうち、担体が配置されている領域を意味す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態に係る担体
封入袋10は、図1に示すように、揮散成分を含む液体
芳香剤を含浸担持した担体11を内部に収容した、縦5
cm、横8cm程度の大きさの矩形扁平状のカードタイ
プの封入袋であって、表面シート部材12と裏面シート
部材13の周縁部を、袋を形成するための周縁シール部
14としてヒートシールして、内部に縦横30mm程度
の大きさの正方形形状の担体11を封入したものであ
る。
【0008】また、第1実施形態の担体封入袋10によ
れば、表面シート部材12の長手方向の中央より片側
(図1の左側)に寄った部位には、周縁シール部14の
外側に突出するようにして摘み片16が設けられてい
る。摘み片16を摘んで、図1の下方に引くことによ
り、表面シート部材12が引き裂かれるようにして切断
され、引き裂き切断線15に沿った揮散開口が形成され
る。
【0009】さらに、第1実施形態の担体封入袋10に
よれば、周縁シール部14の内方に形成された担体の収
容空間17うち、図1の右半分を収納部18として担体
11が配置される。引き裂き切断線15より収納部18
側の、収納部18と引き裂き切断線15との間の担体1
1の遊び領域には、その中央部分に、表面シート部材1
2と裏面シート部材13とをスポットシールすることに
よって、長形が10mm程度の大きさの楕円形状の移動
制限部19が設けられている。
【0010】なお、担体11は例えばろ紙からなる。ま
た、表面シート部材12及び裏面シート部材13は、例
えば複数のフィルムを積層して形成される揮発物不透過
性のシート部材である。すなわち、例えば揮発遮断層を
構成するアルミフィルムあるいはアルミ蒸着フィルム
と、最外層を構成する強延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルムとを含む積層構造を備える。
【0011】第1実施形態の担体封入袋10によれば、
引き裂き切断線15に沿って表面シート部材12を切断
することにより、図1における上下方向の幅の全域に亘
って、揮散成分を効果的に揮散させるのに十分な大きさ
の開口が容易に形成される。また、収容空間17内にお
ける担体11の移動が、遊び領域に形成された移動制限
部19により規制されるので、形成された揮散開口から
担体11が露出することがない。
【0012】したがって、担体封入袋10と接触する衣
類や肌面、日用品等を汚したり損傷させたりすることが
なく、例えばバック等に入れた状態で使用することもで
き、使用用途が拡大する。
【0013】図2(a)〜(c)は、本発明の第2〜第
4実施形態の担体封入袋20,30,40を示すもので
ある。(a)に示す第2実施形態の担体封入袋20は、
縦5cm、横6cm程度の大きさの第1実施形態と略同
様の矩形扁平状のカードタイプの封入袋であって、図2
における右側端部を開封部として、はさみや手で切取線
21に沿って表面シート部材12及び裏面シート部材1
3を切断することにより揮散開口を形成するようにした
ものである。また、内部の担体収容空間22のうち、左
半分を収納箇所23として長径が30mm,短径が20
mm程度の大きさの楕円形状の担体24が配置されると
共に、収納部23と引き裂き切断線21との間の担体2
4の遊び領域には、その中央部分に、直径が10mm程
度の大きさの円形の移動制限部25が設けられている。
【0014】(b)に示す第3実施形態の担体封入袋3
0は、縦6cm、横7cm程度の大きさの第1実施形態
と略同様の矩形扁平状のカードタイプの封入袋であっ
て、図2における左右の端部を開封部として、はさみや
手で切取線31に沿って表面シート部材12及び裏面シ
ート部材13を切断することにより、左右両端部に揮散
開口を形成するようにしたものである。また、内部の担
体収容空間32のうち、中央部分を収納部33として長
径が45mm,短径が35mm程度の大きさの楕円リン
グ形状の担体34が配置されると共に、このリング形状
の担体34の内方中央部分に直径が10mm程度の大き
さの円形の移動制限部35が設けられている。
【0015】(c)に示す第4実施形態の担体封入袋4
0は、縦8cm、横4cm程度の大きさの第1実施形態
と略同様の矩形扁平状のカードタイプの封入袋であっ
て、図2における左右の端部を開封部として、はさみや
手で切取線41に沿って表面シート部材12及び裏面シ
ート部材13を切断することにより、左右両端部に揮散
開口を形成するようにしたものである。また、内部の担
体収容空間42のうち、中央部分を収納箇所43として
長径が40mm,短径が20mm程度の大きさの楕円形
状の担体44が配置される。さらに、左右両側の周縁シ
ール部46の中央部分から切取線41の内側にかけて、
長さが15mm,幅がが10mm程度の大きさの矩形形
状の移動制限部45が設けられ、切取線41に沿って担
体封入袋40を切断した際に、切取線41から担体44
の収納箇所43側に残された部分の移動制限部45によ
って、担体44の移動を規制できるようになっている。
【0016】上記第2〜第4実施形態の担体封入袋2
0,30,40によっても、上記第1実施形態の担体封
入袋10と同様に、切取線21,31,41に沿って開
封部を切断して十分な大きさの揮散開口を容易に形成で
きると共に、移動制限部25,35,45により移動を
規制して、収納した担体24,34,44を露出させる
ことなく容易に保持することができる。
【0017】なお、本発明の担体封入袋は、必ずしも矩
形形状のカードタイプの封入袋である必要はなく、袋の
外形形状を担体よりも大きく設計しつつ、デザインの自
由度を高めて種々の形状の封入袋として用いることがで
き、また揮散開口の面積をより大きく確保することもで
きる。また、担体封入袋は、必ずしもその全周に周縁シ
ール部を設けて担体の収容部を形成したものである必要
はなく、周縁部の一部のみをシール部としたものであっ
ても良い。さらに、担体に担持される物質は、必ずしも
液体芳香剤である必要ななく、揮散成分を含むものであ
れば、液体に限定されることなくその他の種々の物質を
担持させて用いることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明の担体封入袋によれば、開封部を
切断して十分な大きさの揮散開口を容易に形成できると
共に、収納した担体を露出させることなく容易に保持す
ることがでできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る担体封入袋を示す
正面図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の第2〜第4実施形
態に係る担体封入袋を示す正面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40 担体封入袋 11,24,34,44 担体 12 表面シート部材 13 裏面シート部材 14 周縁シール部 15 引き裂き切断線 17,22,32,42 担体収容空間 18,23,33,43 収納部 19,25,35,45 移動制限部 21,31,41 切取線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮散成分を担持した担体を封入し、開封
    部を開口することにより揮散成分を揮散させる、表面材
    と裏面材とからなる担体封入袋であって、前記開封部よ
    りも担体の収納部側において、前記表面材と前記裏面材
    との接合により担体移動制限部を設けた担体封入袋。
  2. 【請求項2】 前記担体移動制限部は、前記収納部と前
    記開封部との間に形成される請求項1記載の担体封入
    袋。
  3. 【請求項3】 前記担体がリング形状であって、前記移
    動制限部は、前記収納部における前記リング形状の担体
    の内方に形成される請求項1記載の担体封入袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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