JP4759926B2 - 液体芳香剤容器 - Google Patents
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前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央にリングのリブが嵌合可能な環状凸起が形成されると共に、下端の内側面に係合凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップを上から押さえると前記嵌合壁の下端に前記係合凸起が係合することを特徴とする、液体芳香剤容器である。
前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成されると共に、該周壁の内側には螺子溝が刻設され、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設され、該嵌合壁の外側にはキャップの螺子溝と螺合する螺子が凸設されていることを特徴とする、液体芳香剤容器である。
前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成されると共に、該周壁の内側には螺子溝が刻設され、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設され、該嵌合壁の外側にはキャップの螺子溝と螺合する螺子が凸設されているので、キャップとトレーとは螺合によりしっかりと固定される。
前記リングは、内側縁から中央方向に突出して張出板が設けられ、該張出板の下面には鋭角凸起を形成させ、また、上面には台形状に突出した凸部が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記揮散フィルムは、前記凸部を露出させる開口穴が設けられてなり、
前記キャップは、下面にリングの凸部を押し込み可能な付き押し棒が形成された天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央に環状凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップをフランジ付きトレーに載置すると、前記リブと前記嵌合壁とで嵌合し、かつ、前記リブより内側で張出板を除くリングの下面とフランジに熱融着された封止フィルムの部分とで嵌合することで、キャップとフランジ付きトレーとが嵌合し、
前記キャップを上から押さえると前記リングのリブは前記キャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されることを特徴とする、液体芳香剤容器である。
前記リングは、内側縁から中央方向に突出して張出板が設けられ、該張出板の下面には鋭角凸起を形成させ、また、上面には台形状に突出した凸部が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記揮散フィルムは、前記凸部を露出させる開口穴が設けられてなり、
前記キャップは、下面にリングの凸部を押し込み可能な付き押し棒が形成された天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央に環状凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップをフランジ付きトレーに載置すると、前記リブと前記嵌合壁とで嵌合し、かつ、前記リブより内側で張出板を除くリングの下面とフランジに熱融着された封止フィルムの部分とで嵌合することで、キャップとフランジ付きトレーとが嵌合し、
前記キャップを上から押さえると前記リングのリブは前記キャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されるので、キャップの天面や水平環を上から押さえると、リングのリブはキャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されると同時に、キャップの付き押し棒がリングの凸部を押し潰すようにして鋭角凸起が封止フィルムを破り、封止フィルムが開口する。そこから液体芳香剤の成分が揮発して芳香が外界に漂う。
本発明の液体芳香剤容器は、例えば、図1、図2、図3に示すように、上面に揮散フィルム(20)が熱融着されたリング(30)を内面に嵌め込んだキャップ(10)を、液体芳香剤(2)を充填して開口部が封止フィルム(40)で熱融着されたフランジ付きトレー(50)の上面に載置した液体芳香剤容器(1)である。
封止フィルム(40)は、ガスバリア性に優れ、かつ、プラスチック製の切断刃により容易に切断可能で、フランジ付きトレー(50)のフランジ(51)に熱融着可能な、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、一軸ないし二軸延伸されたポリエステルフィルムの表面に、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により20〜100nm程度の厚さに設けた無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミニウム箔などとポリエチレン樹脂フィルムを貼り合わせた複合フィルム等が好ましく使用できる。
すなわち、この液体芳香剤容器(1a)は、図1と同様に上面に揮散フィルム(20)が熱融着されたリング(30)を内面に嵌め込んだキャップ(10)を、液体芳香剤(2)を充填して開口部が封止フィルム(40)で熱融着されたフランジ付きトレー(50)の上面に載置した構成からなる。
1a‥液体芳香剤容器
2‥‥液体芳香剤
10‥‥キャップ
11‥‥天面
12‥‥傾斜壁
13‥‥水平環
14‥‥周壁
15‥‥環状凸起
16‥‥係合凸起
17‥‥螺子溝
18‥‥貫通孔
19‥‥貫通孔
20‥‥揮散フィルム
21‥‥開口穴
25‥‥突き押し棒
26‥‥凹溝
30‥‥リング
31‥‥切断刃
32‥‥リブ
33‥‥張出板
34‥‥鋭角凸起
35‥‥凸部
40‥‥封止フィルム
50‥‥フランジ付きトレー
51‥‥フランジ
52‥‥嵌合壁
53‥‥螺子
Claims (4)
- 上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央にリングのリブが嵌合可能な環状凸起が形成されると共に、下端の内側面に係合凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップを上から押さえると前記嵌合壁の下端に前記係合凸起が係合することを特徴とする、液体芳香剤容器。 - 上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成されると共に、該周壁の内側には螺子溝が刻設され、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設され、該嵌合壁の外側にはキャップの螺子溝と螺合する螺子が凸設されていることを特徴とする、液体芳香剤容器。 - 上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部を封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁から中央方向に突出して張出板が設けられ、該張出板の下面には鋭角凸起を形成させ、また、上面には台形状に突出した凸部が設けられ、リングの外端縁
には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記揮散フィルムは、前記凸部を露出させる開口穴が設けられてなり、
前記キャップは、下面にリングの凸部を押し込み可能な付き押し棒が形成された天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央に環状凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップをフランジ付きトレーに載置すると、前記リブと前記嵌合壁とで嵌合し、かつ、前記リブより内側で張出板を除くリングの下面とフランジに熱融着された封止フィルムの部分とで嵌合することで、キャップとフランジ付きトレーとが嵌合し、
前記キャップを上から押さえると前記リングのリブは前記キャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されることを特徴とする、液体芳香剤容器。 - 前記キャップの傾斜壁及び水平環には芳香成分を通過させる複数の貫通孔が穿設されていることを特徴とする、請求項1、2又は3記載の液体芳香剤容器。
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