JP4759926B2 - 液体芳香剤容器 - Google Patents

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本発明は、液体芳香剤容器に関するものであり、特には、薄型で簡単な操作で内容液を揮散フィルム面へ導き、芳香・消臭効果を発揮する液体芳香剤容器に関する。
従来、液体タイプの芳香・消臭剤は、ガラスびん、プラスチック容器等に充填されて、容器内の芳香・消臭剤を紙、不織布等からなる含浸体に浸透させながら容器上部に吸い上げ揮散させる構造をとるものが多い。
例えば、含浸体として不織布による芯材を挿入させ先端を僅かに容器開口部に突出させ、下端を芳香・消臭剤液中に潜らせ、突出させた先端部を覆うように揮散防止のためにシール等による中蓋により密封し、さらにオーバーキャップ等により密封して流通している。使用時にはこのオーバーキャップを外しシール等の中蓋を剥がすことにより、液体状の芳香・消臭剤が空中に揮散して無くなるまで効果を発揮する(例えば、特許文献1参照)。
上記先行技術文献を示す。
特開2003−205986号公報(請求項1) しかし、この方法は、オーバーキャップを取り付けたりするため形状に制約を受け易く、容積も大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、液体芳香剤容器に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、オーバーキャップを取り付ける必要がなく比較的コンパクトで使用方法も簡便な液体芳香剤容器を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央にリングのリブが嵌合可能な環状凸起が形成されると共に、下端の内側面に係合凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップを上から押さえると前記嵌合壁の下端に前記係合凸起が係合することを特徴とする、液体芳香剤容器である。
このように請求項1記載の発明によれば、上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央にリングのリブが嵌合可能な環状凸起が形成されると共に、下端の内側面に係合凸起が形成された構成からなり、前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、前記キャップを上から押さえると前記嵌合壁の下端に前記係合凸起が係合するので、キャップの天面を上から押さえると、キャップの内面に嵌め込まれたリングの切断刃がフランジ付きトレーを密封している封止フィルムを突き破って封止フィルムは開口し、そこから液体芳香剤の成分が揮発して芳香が外界に漂う。また、キャップの周壁がフランジ付きトレーの嵌合壁と係合するので、キャップがフランジ付きトレーから外れることはない。
また、請求項2の発明は、上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成されると共に、該周壁の内側には螺子溝が刻設され、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設され、該嵌合の外側にはキャップの螺子溝と螺合する螺子が凸設されていることを特徴とする、液体芳香剤容器である。
このように請求項2記載の発明によれば、上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられてなり、
前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成されると共に、該周壁の内側には螺子溝が刻設され、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設され、該嵌合の外側にはキャップの螺子溝と螺合する螺子が凸設されているので、キャップとトレーとは螺合によりしっかりと固定される。
また、請求項3の発明は、上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部を封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁から中央方向に突出して張出板が設けられ、該張出板の下面には鋭角凸起を形成させ、また、上面には台形状に突出した凸部が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記揮散フィルムは、前記凸部を露出させる開口穴が設けられてなり、
前記キャップは、下面にリングの凸部を押し込み可能な付き押し棒が形成された天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央に環状凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップをフランジ付きトレーに載置すると、前記リブと前記嵌合壁とで嵌合し、かつ、前記リブより内側で張出板を除くリングの下面とフランジに熱融着された封止フィルムの部分とで嵌合することで、キャップとフランジ付きトレーとが嵌合し、
前記キャップを上から押さえると前記リングのリブは前記キャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されることを特徴とする、液体芳香剤容器である。
このように請求項3記載の発明によれば、上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部を封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
前記リングは、内側縁から中央方向に突出して張出板が設けられ、該張出板の下面には鋭角凸起を形成させ、また、上面には台形状に突出した凸部が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
前記揮散フィルムは、前記凸部を露出させる開口穴が設けられてなり、
前記キャップは、下面にリングの凸部を押し込み可能な付き押し棒が形成された天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央に環状凸起が形成された構成からなり、
前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
前記キャップをフランジ付きトレーに載置すると、前記リブと前記嵌合壁とで嵌合し、かつ、前記リブより内側で張出板を除くリングの下面とフランジに熱融着された封止フィルムの部分とで嵌合することで、キャップとフランジ付きトレーとが嵌合し、
前記キャップを上から押さえると前記リングのリブは前記キャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されるので、キャップの天面や水平環を上から押さえると、リングのリブはキャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されると同時に、キャップの付き押し棒がリングの凸部を押し潰すようにして鋭角凸起が封止フィルムを破り、封止フィルムが開口する。そこから液体芳香剤の成分が揮発して芳香が外界に漂う。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の発明において、前記キャップの傾斜壁及び水平環には方向成分を通過させる複数の貫通孔が穿設されていることを特徴とする、液体芳香剤容器である。
このように請求項4記載の発明によれば、キャップの傾斜壁及び水平環には方向成分を通過させる複数の貫通孔が穿設されているので、封止フィルムが破壊されれば直ぐに芳香成分が外界に立ちのぼり素早く芳香消臭効果を発揮する。
このように本発明の液体芳香剤容器は、流通保存時には芳香剤は封止フィルムで密封された状態にあり、使用時には押し込むという簡単な操作で芳香剤を揮散フィルム面へ導き、芳香・消臭を開始するので、コンパクトで形状の自由度の高い液体芳香剤容器を提供できる。
本発明の液体芳香剤容器を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の液体芳香剤容器は、例えば、図1、図2、図3に示すように、上面に揮散フィルム(20)が熱融着されたリング(30)を内面に嵌め込んだキャップ(10)を、液体芳香剤(2)を充填して開口部が封止フィルム(40)で熱融着されたフランジ付きトレー(50)の上面に載置した液体芳香剤容器(1)である。
そして、キャップ(10)、リング(30)、フランジ付きトレー(50)は、一般的にはポリエチレン、ポリプロピレンのような剛性のある熱可塑性樹脂を射出成形することにより作製される。
また、揮散フィルム(20)は、芳香成分を透過する厚さ15〜30μm程度の低密度ポリエチレンフィルムが好ましく使用できる。
封止フィルム(40)は、ガスバリア性に優れ、かつ、プラスチック製の切断刃により容易に切断可能で、フランジ付きトレー(50)のフランジ(51)に熱融着可能な、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、一軸ないし二軸延伸されたポリエステルフィルムの表面に、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により20〜100nm程度の厚さに設けた無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミニウム箔などとポリエチレン樹脂フィルムを貼り合わせた複合フィルム等が好ましく使用できる。
リング(30)には、内側縁に複数個の切断刃(31)が下向きに形成されており、また、リングの外側縁には下方に向けて補強用のリブ(32)が周設されている。
キャップ(10)は、天面(11)の周縁より斜め下外方に向けて傾斜壁(12)が形成され、この傾斜壁(12)の先端縁より外方に天面(11)と平行なリング(30)より略狭幅の水平環(13)が形成されている。
水平環(13)の外周縁より下方に周壁(14)が形成され、該周壁(14)の内側面の略中央にリングのリブ(32)が嵌合可能な環状凸起(15)が形成されている。また、下端の内側面には係合凸起(16)が形成されている。
なお、キャップの周壁(14)の内側に螺子溝(17)を刻設し、後記するフランジ付きトレー(50)の嵌合壁(52)の外側にキャップの螺子溝(17)と螺合する螺子(53)を凸設する構造としても良い(図4(a)、(b)参照)。
さらには、図5(a)、(b)に示すようにフランジ(51)の先端から下方に嵌合壁を設けず、キャップの周壁の内面側に凹溝(26)を周設し、この凹溝(26)にフランジ(51)を嵌合させる構造としても良い。
また、キャップ(10)の傾斜壁(12)及び水平環(13)には芳香成分を通過させる複数の貫通孔(18、19)を穿設させても良い。
フランジ付きトレー(50)には、フランジ(51)の先端縁から下方に向けて嵌合壁(52)が周設されている。
上面に揮散フィルム(20)が熱融着されたリング(30)を水平環(13)に密着させてキャップ(10)の内側に嵌め込み、該リングが嵌め込まれたキャップ(10)を、液体芳香剤(2)が適量充填され、封止フィルム(40)で密封シールしたフランジ付きトレー(50)に被せるように嵌合状態にして本発明の液体芳香剤容器(1)とする(図2参照)。この状態にあっては、液体芳香剤は封止フィルムにより外界と完全に遮断されており芳香剤が匂い出すことはない。
使用時には、液体芳香剤容器(1)を上から押さえる。すると、キャップの内面に嵌め込まれたリングの切断刃(31)が、フランジ付きトレー(50)の開口部を密封している封止フィルム(40)を突き破り、そこから液体芳香剤の芳香成分が揮発して芳香が外界に漂う。また、キャップの周壁(14)がフランジ突きトレーの嵌合壁(52)と係合するので、キャップ(10)がフランジ付きトレー(50)から外れることはない(図3参照)。
図1、図2、図3に示す、本発明の液体芳香剤容器(1)は、切断刃(31)がリング(30)の内側縁に形成されているため、使用時に切断刃で封止フィルム(40)を破壊して放置しておくとき、液体の芳香剤がトレーのフランジ(51)とリングの間に浸透してキャップの周壁(14)とトレーの嵌合壁(52)の間を通って外部にしみだす可能性がある。
図6、図7、図8は、上記の問題を解決した別の実施形態の液体芳香剤容器(1a)である。
すなわち、この液体芳香剤容器(1a)は、図1と同様に上面に揮散フィルム(20)が熱融着されたリング(30)を内面に嵌め込んだキャップ(10)を、液体芳香剤(2)を充填して開口部が封止フィルム(40)で熱融着されたフランジ付きトレー(50)の上面に載置した構成からなる。
そして、リング(30)は、内側縁から中央方向に突出して張出板(33)が設けられ、張出板(33)の下面には鋭角凸起(34)を形成させ、上面には台形状に突出した凸部(35)が形成されている。
また、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブ(32)が形成されている。
揮散フィルム(20)には、揮散フィルムをリング(30)に熱融着させた際、リングの張出板(33)が揮散フィルム(20)から抵抗なく突出できるように開口穴(21)が設けられている。
キャップ(10)は、下面にリングの凸部(35)を押し込み可能な付き押し棒(25)が形成された天面(11)の周縁より斜め下外方に傾斜壁(12)が形成されている。傾斜壁(12)の先端縁より外方に天面(11)と平行なリング(30)より略狭幅の水平環(13)が設けられている。水平環の外周縁より下方には周壁(14)が形成されている。周壁の内側面の略中央には、リングのリブ(32)が嵌合可能な環状凸起(15)が形成されている。
フランジ付きトレー(50)は、フランジ(51)の先端縁から下方に向けて嵌合壁(52)が周設されている。
先の実施形態と同様に、上面に揮散フィルム(20)が熱融着されたリング(30)を水平環(13)に密着させてキャップ(10)の内側に嵌め込み、該リングが嵌め込まれたキャップ(10)を、液体芳香剤(2)が適量充填され、封止フィルム(40)で密封シールしたフランジ付きトレー(50)に被せるように嵌合状態にして本発明の液体芳香剤容器(1a)とする(図7参照)。この状態にあっては、液体芳香剤は封止フィルムにより外界と完全に遮断されており芳香剤が匂い出すことはない。
使用にあたっては、液体芳香剤容器(1a)を上から押さえる。すると、リングのリブ(32)はキャップの周壁の水平環(13)と環状凸起(15)の間に嵌合状態に固定されると同時に、キャップの付き押し棒(25)がリングの凸部(35)を押して、凸部は反転して鋭角凸起(34)が封止フィルム(40)を破り、封止フィルムは開口する(図8参照)。そこから液体芳香剤の成分が揮発して芳香が外界に漂いだす。封止フィルムの破壊箇所が封止フィルム(40)とリング(30)の熱融着箇所から離れているので、液体芳香剤(2)がフランジ(51)の上を通って外にしみだす恐れはない。
本発明の液体芳香剤容器を構成する各要素それぞれの一実施例を示す、斜視説明図である。 図1の各要素を液体芳香剤容器に組み立てた状態を示す、部分断面説明図である。 図2の液体芳香剤容器の使用状態での部分断面説明図である。 本発明の液体芳香剤容器のフランジ付きトレーとキャップの、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後の別の実施例を示す、部分断面説明図である。 本発明の液体芳香剤容器のフランジ付きトレーとキャップの、(a)は嵌合前、(b)は嵌合後のさらに別の実施例を示す、部分断面説明図である。 本発明の液体芳香剤容器を構成する各要素それぞれの別の実施例を示す、斜視説明図である。 図6の各要素を液体芳香剤容器に組み立てた状態を示す、部分断面説明図である。 図7の液体芳香剤容器の使用状態での部分断面説明図である。
1‥‥液体芳香剤容器
1a‥液体芳香剤容器
2‥‥液体芳香剤
10‥‥キャップ
11‥‥天面
12‥‥傾斜壁
13‥‥水平環
14‥‥周壁
15‥‥環状凸起
16‥‥係合凸起
17‥‥螺子溝
18‥‥貫通孔
19‥‥貫通孔
20‥‥揮散フィルム
21‥‥開口穴
25‥‥突き押し棒
26‥‥凹溝
30‥‥リング
31‥‥切断刃
32‥‥リブ
33‥‥張出板
34‥‥鋭角凸起
35‥‥凸部
40‥‥封止フィルム
50‥‥フランジ付きトレー
51‥‥フランジ
52‥‥嵌合壁
53‥‥螺子

Claims (4)

  1. 上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
    前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられ、リングの外端縁には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
    前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央にリングのリブが嵌合可能な環状凸起が形成されると共に、下端の内側面に係合凸起が形成された構成からなり、
    前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
    前記キャップを上から押さえると前記嵌合壁の下端に前記係合凸起が係合することを特徴とする、液体芳香剤容器。
  2. 上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部が封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
    前記リングは、内側縁に複数個の下向きに形成された切断刃が設けられてなり、
    前記キャップは、天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成されると共に、該周壁の内側には螺子溝が刻設され、
    前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設され、該嵌合の外側にはキャップの螺子溝と螺合する螺子が凸設されていることを特徴とする、液体芳香剤容器。
  3. 上面に揮散フィルムが熱融着されたリングを内面に嵌め込んだキャップを、液体芳香剤を充填して開口部を封止フィルムで熱融着されたフランジ付きトレーの上面に載置した液体芳香剤容器であって、
    前記リングは、内側縁から中央方向に突出して張出板が設けられ、該張出板の下面には鋭角凸起を形成させ、また、上面には台形状に突出した凸部が設けられ、リングの外端縁
    には下方に向けて補強用のリブが形成されてなり、
    前記揮散フィルムは、前記凸部を露出させる開口穴が設けられてなり、
    前記キャップは、下面にリングの凸部を押し込み可能な付き押し棒が形成された天面の周縁より斜め下外方に傾斜壁が形成され、該傾斜壁の先端縁より外方に天面と平行な前記リングより略狭幅の水平環が設けられ、該水平環の外周縁より下方に周壁が形成され、該周壁の内側面の略中央に環状凸起が形成された構成からなり、
    前記フランジ付きトレーは、フランジの先端縁から下方に向けて嵌合壁が周設された構成からなり、
    前記キャップをフランジ付きトレーに載置すると、前記リブと前記嵌合壁とで嵌合し、かつ、前記リブより内側で張出板を除くリングの下面とフランジに熱融着された封止フィルムの部分とで嵌合することで、キャップとフランジ付きトレーとが嵌合し、
    前記キャップを上から押さえると前記リングのリブは前記キャップの周壁の水平環と環状凸起の間に嵌合状態に固定されることを特徴とする、液体芳香剤容器。
  4. 前記キャップの傾斜壁及び水平環には芳香成分を通過させる複数の貫通孔が穿設されていることを特徴とする、請求項1、2又は3記載の液体芳香剤容器。
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