JP2014014542A - 揮散装置 - Google Patents

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恭一 下村
Susumu Yoshitome
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Abstract

【課題】収納容器内の液状薬剤を使い切ることができる揮散装置を提供することを目的とする。
【解決手段】開口部40aと開口部40aを塞ぐ蓋部41とを有して内部に液状の液状薬剤50を密封する収納容器40と、収納容器40から供給される液状薬剤50を溜める受皿部10と、受皿部10に溜めた液状薬剤50に底部が浸漬される含浸体30とを備えた揮散装置1において、受皿部10が底面と開口部40aとの間に隙間を有して収納容器40を倒立した状態で保持する保持部14と、保持部14内に立設する突出部14cとを有し、収納容器40を保持部14により保持した際に突出部14cが蓋部41の一部を破断して受皿部10に液状薬剤50が流出する。
【選択図】図7

Description

本発明は含浸体が吸い上げた液状の芳香剤、消臭剤などの揮発性を有する薬剤を気化して周囲に有効成分を揮散させる揮散装置に関する。
従来の揮散装置が特許文献1に開示される。この収納容器は上部に開口部を有し、内部に液状の液状薬剤が充填されている。また、開口部から収納容器の内部に下方に延びる芯材を有し、芯材の下端は液状薬剤に浸漬している。これにより、芯材が毛細管現象により液状薬剤を容器上部に吸い上げて、容器外部に液状薬剤が揮散する。
特開2006−282238号公報
しかしながら、上記従来の揮散装置によると、収納容器内の液状薬剤が減って液状薬剤の水面が芯材の下端より下がった場合、収納容器の下部に液状薬剤が残る問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、収納容器内の液状薬剤を確実に使い切ることができる揮散装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、開口部と前記開口部を塞ぐ蓋部とを有して内部に液状の液状薬剤を密封する収納容器と、前記収納容器から供給される液状薬剤を溜める受皿部と、前記受皿部に溜めた液状薬剤に底部が浸漬される含浸体とを備えた揮散装置において、前記受皿部が底面と前記開口部との間に隙間を有して前記収納容器を倒立した状態で保持する保持部と、前記保持部内に立設する突出部とを有し、前記収納容器を前記保持部により保持した際に前記突出部が前記蓋部の一部を破断して前記受皿部に液状薬剤が流出することを特徴としている。
この構成によると、収納容器を保持部にセットする際に突出部が蓋部の一部を破断して受皿部の内部に液状薬剤が注入される。受皿部に溜まった液状薬剤の一部は含浸体に含浸されるとともに一部は受皿部に溜まる。保持部にセットされた収納容器の開口部は支持板の上面との間に所定幅の隙間が形成され、受皿部の内部に注入された液状薬剤の水位は開口部の高さまで上昇する。このとき、溜まった液状薬剤が開口部(蓋部の破断部分)を塞いで収納容器の内部に入る空気を遮断する。これにより、開口部から受皿部への液状薬剤の注入が停止される。含浸体は液状薬剤を揮散させながら毛細管現象により受皿部に溜まる液状薬剤を吸い上げる。これにより、受皿部に溜まった液状薬剤の水位が低下して開口部と液状薬剤の水面との間に隙間が形成される。そして、隙間から収納容器の内部に空気が送り込まれて液状薬剤の水位が開口部の高さに上昇するまで収納容器から液状薬剤が注入される。これにより、収納容器の液状薬剤が無くなるまで受皿部に液状薬剤が常に補充され続ける。
また本発明は、上記構成の揮散装置において、前記収納容器が前記開口部を開口する筒状の注出部を先端に有し、前記保持部が前記注出部に嵌合する周壁と、底面から突出して前記開口部の周縁が載置される凸部とを有することを特徴としている。この構成によると、開口部を下方に向けて収納容器を倒立させた状態で注出部を保持部に挿入することにより、開口部の周縁が凸部の上面に当接する。これにより、受皿部の底面と開口部との間に隙間が形成される。
また本発明は、上記構成の揮散装置において、前記蓋部はバリア層を含む積層体から成るとともに前記開口部が円形に形成され、前記突出部の先端は前記保持部を形成する前記周壁に囲まれる領域の中心点からずれて配されることを特徴としている。この構成によると、使用者が保持部に挿嵌された収納容器を周方向に回転すると蓋部に環状の切れ込みが入って蓋部が大きく開裂する。これにより、収納容器内に多くの空気が送り込まれて受皿部に注入される液状薬剤の流量が増加する。したがって、収納容器の開封から含浸体に液状薬剤が含浸されるまでの時間が短縮される。
また本発明は、上記構成の揮散装置において、前記蓋部はバリア層を含む積層体から成るとともに前記突出部は先端が尖状に形成されることを特徴としている。この構成によると、収納容器を保持部にセットする際、突出部の先端が積層体を貫通して蓋部を破断する。また、蓋部がバリア層を含む積層体から成るため、蓋部が開封される前、収納容器内部に密封された液状薬剤の酸化及び劣化が防止される。
また本発明は、上記構成の揮散装置において、前記蓋部は樹脂成型品から成り、厚み方向に一部を薄肉とした薄肉部を有することを特徴としている。この構成によると、収納容器を保持部にセットする際、突出部に蓋部を押圧することにより、蓋部が容易に破断する。
また本発明は、上記構成の揮散装置において、前記受皿部の底面は傾斜して形成され、前記含浸体が配される側が前記保持部側より低い位置に配されることを特徴としている。この構成によると、受皿部に注入された液状薬剤が含浸体側に流れる。
また本発明は、上記構成の揮散装置において、前記受皿部、前記収納容器、前記含浸体を覆うカバーを備え、前記カバーには揮散した液状薬剤を外部に放出する窓部を備えることを特徴としている。この構成によると、受皿部及び含浸体に埃などが付着するのを防止される。
本発明によると、収納容器を保持部にセットする際に突出部が蓋部の一部を破断して周壁に囲まれた受皿部の内部に液状薬剤が注入される。注入された液状薬剤の揮発により、受皿部に溜まった液状薬剤の水位が低下して開口部と液状薬剤の水面との間に隙間が形成される。そして、隙間から収納容器の内部に空気が送り込まれて液状薬剤の水位が開口部の高さに上昇するまで収納容器から液状薬剤が注入される。これにより、収納容器の液状薬剤が無くなるまで受皿部に液状薬剤が常に補充され続ける。したがって、収納容器に充填された液状薬剤を無駄なく確実に使い切ることができる。
本発明の第1実施形態に係る揮散装置の斜視図 本発明の第1実施形態に係る揮散装置を分解した状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態に係る揮散装置に含まれる受皿部の上面図 図3のA−A線断面図 本発明の第1実施形態に係る揮散装置に含まれる収納容器の斜視図 本発明の第1実施形態に係る揮散装置に含まれる蓋部の断面図 本発明の第1実施形態に係る揮散装置の使用状態を示す断面図 本発明の第2実施形態に係る揮散装置の一部を示す断面図
<第1実施形態>
以下に本発明の第1実施形態に係る揮散装置を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態に係る揮散装置1の斜視図であり、図2は揮散装置1を分解した状態を示す斜視図である。
揮散装置1は受皿部10とカバー20を備え、受皿部10の上部はカバー20で覆われている。受皿部10の上部には収納容器40と含浸体30とが設けられている。受皿部10は支持板11と周壁12とで構成され、周壁12は支持板11の上面から起立して内部に液状薬剤50が溜められる。
図3は受皿部10の上面図であり、図4は図3のA−A線断面図である。受皿部10は保持部14と挟持部16と連結部15とに分けられる。保持部16は収納容器40を倒立した状態で保持する。挟持部16は含浸体30を挟持して固定する。連結部15は保持部14と挟持部16とを連結する。周壁12の内側において保持部14と連結部14と挟持部16はそれぞれ連通している。なお、図示しないが支持板11の上面(受皿部10の底面)は傾斜して形成され、挟持部16の底面は保持部14の底面より低い位置に配される。
保持部14は収納容器40の筒状の注出部43の外形に沿って周壁12の一部が略円形に形成される。また、保持部14を形成する周壁12の内側には支持板11の上面(受皿部10の底面)から突出する凸部14aが2箇所設けられ、凸部14aの間に溝部14bが形成される。溝部14bは連結部15に連通するとともに溝部14bの底面(支持板11の上面)から突出部14cが上方に突出している。このとき、凸部14aの上面は溝部14bの底面より高く、周壁12の上端より低い位置に形成される。また、突出部14cの先端は鋭状に形成されるとともに先端が凸部14aの上面より上方に延びている。また、突出部14cの先端は保持部14を形成する周壁12に囲まれる領域の中心点Pからずれて配されている。なお、凸部14aを周壁12から径方向に突出させて形成してもよい。
図5は収納容器40の斜視図であり、収納容器40は正立状態において上部に筒状の注出部43、下部に有底筒状の胴体部42を有する。注出部43は胴体部42より内径が小さく先端に円形の開口部40aを有する。開口部40aは蓋部41により塞がれており、収納容器40の内部に液状薬剤50を密封する。
図6は蓋部41を構成する積層体の断面図を示している。蓋部41はバリア層61と熱接着性樹脂層63とを配した積層体により形成される。なお、バリア層61の上面には未延伸ナイロン等の公知の樹脂を任意に積層してもよい。
バリア層61は、例えば、外部から収納部10の内部に水蒸気や酸素が浸入することを防止して収納容器40の内部の液状薬剤50が劣化するのを防止する。バリア層61としては、例えば、アルミニウム、ニッケルなどの金属箔、又は、無機化合物、例えば、酸化珪素、アルミナ等を蒸着した積層体などが挙げられる。
熱接着性樹脂層63は熱によって溶融して対向する開口部40aの周縁と融着して熱接着する。熱接着性樹脂層63として、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等から選ばれた樹脂を使用することができる。好ましいものとしては、直鎖状低密度ポリエチレンを挙げることができる。
液状薬剤50は揮発性を有する溶液を用いることができ、液状薬剤50が含有する有効成分として、例えば、芳香成分、消臭成分、除菌成分、抗菌成分、防カビ成分、防腐成分、殺虫成分、精神安定成分等を含有させることができる。これにより、液状薬剤50が揮発した時に各種有効成分が大気に揮散される。
含浸体30は液体吸収性を有するものであれば、その材料は特に限定されない。例えば、不織布、フェルト、脱脂綿、ポリエステル、アクリル、ナイロン、ポリオレフィン等を用いることができる。
図7は揮散装置1の使用状態を示す断面図である。使用者が収納容器40の注出部43を保持部14にセットすると、開口部40aを塞ぐ蓋部41に突出部14cの先端が貫通して、蓋部41の一部を破断する。これにより、収納容器40の内部に密封されていた液状薬剤50が開口部40aから溝部14bに注入される。
このとき、支持板11の上面は傾斜して形成され、挟持部16の底面は保持部14の底面より低い位置に配されるため、溝部14bに注入された液状薬剤50は溝部14bから連結部15を通り、挟持部16に流入する。挟持部16に流入した液状薬剤50は挟持部16に挟持される含浸体30に含浸されて毛細管現象により含浸体30の上部に吸い上げられて液状薬剤50に含まれる各種有効成分が空気中に揮散する。揮散した有効成分はカバー20に設けられた窓部21から揮散装置1の外部に放出される。
なお、突出部14cの先端は保持部14を形成する周壁12に囲まれる領域の中心点Pからずれて配されている。このため、使用者は保持部14に挿嵌された収納容器40を周方向に回転すると蓋部41に環状の切れ込みが入って蓋部41が大きく開裂する。これにより、収納容器40内に多くの空気が送り込まれて受皿部10に注入される液状薬剤50の流量が増加する。したがって、収納容器40の開封から含浸体30に液状薬剤50が含浸されるまでの時間が短縮され、使用者の利便性を向上することができる。
また、保持部14に挿入された収納容器40の開口部40aの周縁は凸部14aの上面に当接して係止する。このため、開口部40aと溝部14bの底面との間に所定幅hだけ隙間が形成される。これにより、受皿部10に注入されて溜まった液状薬剤50の水位は溝部14bにおいて開口部40aの高さまで上昇して開口部40aを塞ぐ。このとき、収納容器40の内部に入る空気が遮断されて開口部40aから溝部14bへの液状薬剤50の注入が停止される。
含浸体30に含浸された液状薬剤50が揮散されると、含浸体30は受皿部10に溜まる液状薬剤50を新たに吸い上げる。これにより、受皿部10に溜まった液状薬剤50の水位が低下して開口部40aと液状薬剤50の水面との間に隙間が形成される。この隙間から収納容器40の内部に空気が送り込まれて収納容器40から溝部14bへ液状薬剤50が新たに注入される。そして、液状薬剤50の水位が開口部40aの高さまで上昇したとき液状薬剤50の注入が再び停止される。これにより、収納容器40の液状薬剤50が無くなるまで受皿部10に液状薬剤50が常に補充され続ける。したがって、収納容器40に充填された液状薬剤50を無駄なく使い切ることができる。また、使用者は使い切った収納容器40を保持部14から抜き取って新しい収納容器40を挿入するのみで新たに液状薬剤50を補充することができる。このため、収納容器40の交換作業においても揮散装置1は利便性に優れる。
本実施形態によると、収納容器40を保持部14にセットする際に突出部14cが蓋部41の一部を破断して周壁12に囲まれた受皿部10の内部に液状薬剤50が注入される。注入された液状薬剤50の揮発により、受皿部10に溜まった液状薬剤50の水位が低下して開口部40aと液状薬剤50の水面との間に隙間が形成される。そして、隙間から収納容器40の内部に空気が送り込まれて液状薬剤50の水位が開口部40aの高さに上昇するまで収納容器40から液状薬剤50が注入される。これにより、収納容器40の液状薬剤50が無くなるまで受皿部10に液状薬剤50が常に補充され続ける。したがって、収納容器40に充填された液状薬剤50を無駄なく使い切ることができる。
また、収納容器40が開口部40aを開口する筒状の注出部43を先端に有し、保持部14が注出部43に嵌合する周壁12と、底面から突出して開口部40aの周縁が載置される凸部14aとを有する。これにより、開口部40aを下方に向けて収納容器40を倒立させた状態で注出部43を保持部14に挿入することにより、開口部40aの周縁が凸部14aの上面に当接する。これにより、受皿部10の底面と開口部40aとの間に隙間が形成される。
また、蓋部41はバリア層61を含む積層体から成るとともに開口部40aが円形に形成され、突出部14cの先端は保持部14を形成する周壁12に囲まれる領域の中心点Pからずれて配されるため、使用者が保持部14に挿嵌された収納容器40を周方向に回転すると蓋部14に環状の切れ込みが入って蓋部41が大きく開裂する。これにより、収納容器40内に多くの空気が送り込まれて受皿部10に注入される液状薬剤50の流量が増加する。したがって、収納容器40の開封から含浸体30に液状薬剤50が含浸されるまでの時間が短縮される。
また、蓋部41はバリア層61を含む積層体から成るとともに突出部14cは先端が尖状に形成されるため、収納容器40を保持部14にセットする際、突出部14cの先端が積層体を貫通して蓋部41を破断する。また、蓋部41がバリア層61を含む積層体から成るため、蓋部41が開封される前、収納容器40内部に密封された液状薬剤50の酸化及び劣化が防止される。
また、受皿部10の底面は傾斜して形成され、含浸体30の下端が保持部14の底面より低い位置に配されるため、受皿部10に注入された液状薬剤50が含浸体30側に流れて収納容器40に充填された液状薬剤50を無駄なく使い切ることができる。
[第2実施形態]
図8は第2実施形態に係る揮散装置1の一部を示す断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略している。本実施形態の収納容器40の開口部40aは樹脂成型品から成る蓋部41により塞がれている。蓋部41は厚み方向に一部薄肉となった薄肉部41aが設けられている。収納容器40の開口部40aを保持部14にセットすると、開口部40aを塞ぐ蓋部41に突出部14cの先端が当たり、蓋部41が薄肉部41aから破断する。これにより、収納容器40の内部に密封されていた液状薬剤50が開口部40aから溝部14bに注入される。
蓋部41を樹脂成型品で形成することにより、収納容器40を強固に蓋栓することができる。なお、突出部14bは径を大きく形成して樹脂成型品の圧力により屈曲しない部材を用いることが好ましい。
本発明は、液状薬剤に含まれた有効成分を室内等の空間に安定的に拡散させることができる揮散装置に利用可能である。
1 揮散装置
10 受皿部
11 支持板
12 周壁
14 保持部
14a 凸部
14b 溝部
14c 突出部
15 連結部
16 挟持部
20 カバー
21 窓部
30 含浸体
40 収納容器
40a 開口部
41 蓋部
41a 薄肉部
42 胴体部
43 注出部
50 液状薬剤
61 バリア層
63 熱接着性樹脂層

Claims (7)

  1. 開口部と前記開口部を塞ぐ蓋部とを有して内部に液状の液状薬剤を密封する収納容器と、前記収納容器から供給される液状薬剤を溜める受皿部と、前記受皿部に溜めた液状薬剤に底部が浸漬される含浸体とを備えた揮散装置において、前記受皿部が底面と前記開口部との間に隙間を有して前記収納容器を倒立した状態で保持する保持部と、前記保持部内に立設する突出部とを有し、前記収納容器を前記保持部により保持した際に前記突出部が前記蓋部の一部を破断して前記受皿部に液状薬剤が流出することを特徴とする揮散装置。
  2. 前記収納容器が前記開口部を開口する筒状の注出部を先端に有し、前記保持部が前記注出部に嵌合する周壁と、底面から突出して前記開口部の周縁が載置される凸部とを有することを特徴とする請求項1に記載の揮散装置。
  3. 前記蓋部はバリア層を含む積層体から成るとともに前記開口部が円形に形成され、前記突出部の先端は前記保持部を形成する前記周壁に囲まれる領域の中心点からずれて配されることを特徴とする請求項2に記載の揮散装置。
  4. 前記蓋部はバリア層を含む積層体から成るとともに前記突出部は先端が尖状に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の揮散装置。
  5. 前記蓋部は樹脂成型品から成り、厚み方向に一部を薄肉とした薄肉部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の揮散装置。
  6. 前記受皿部の底面は傾斜して形成され、前記含浸体が配される側が前記保持部側より低い位置に配されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の揮散装置。
  7. 前記受皿部、前記収納容器、前記含浸体を覆うカバーを備え、前記カバーには揮散した液状薬剤を外部に放出する窓部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の揮散装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021006072A (ja) * 2019-06-27 2021-01-21 小林製薬株式会社 消臭装置

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