JPH11269021A - 虫避け・脱臭剤 - Google Patents
虫避け・脱臭剤Info
- Publication number
- JPH11269021A JPH11269021A JP10092510A JP9251098A JPH11269021A JP H11269021 A JPH11269021 A JP H11269021A JP 10092510 A JP10092510 A JP 10092510A JP 9251098 A JP9251098 A JP 9251098A JP H11269021 A JPH11269021 A JP H11269021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insect repellent
- ingredient
- deodorizer
- deodorant
- insect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 脱臭機能を有した虫避け剤とし、しかも揮散
量を自在に調節可能とする。 【解決手段】 少なくとも虫忌避成分と脱臭成分を含む
虫避け・脱臭剤を、多孔質材に担持する。
量を自在に調節可能とする。 【解決手段】 少なくとも虫忌避成分と脱臭成分を含む
虫避け・脱臭剤を、多孔質材に担持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は虫を寄せ付けない
ための虫避け剤に関し、より詳細には脱臭機能を有する
虫避け・脱臭剤に関する。
ための虫避け剤に関し、より詳細には脱臭機能を有する
虫避け・脱臭剤に関する。
【0002】
【従来の技術】虫避け剤としては除虫菊エキスであるピ
レスロイドからなる香取線香や電気香取、或いは虫忌避
剤を成分として有する防虫キャンドルが公知である。
レスロイドからなる香取線香や電気香取、或いは虫忌避
剤を成分として有する防虫キャンドルが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の虫避け剤は何れも燃焼させたり、或いは加熱する煩
わしさがあり、安全上も配慮を要するものであった。例
えば、室内で使用する場合は勿論、草刈り等の庭仕事や
アウトドアーレジャーに携帯したい場合でも、高熱を発
するので二重三重の配慮をしなくてはならない不便さが
あった。
術の虫避け剤は何れも燃焼させたり、或いは加熱する煩
わしさがあり、安全上も配慮を要するものであった。例
えば、室内で使用する場合は勿論、草刈り等の庭仕事や
アウトドアーレジャーに携帯したい場合でも、高熱を発
するので二重三重の配慮をしなくてはならない不便さが
あった。
【0004】又、従来技術の虫避け剤は、単に虫を寄せ
付けない作用しかなかった。
付けない作用しかなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は従来技術の虫
避け剤に対して一歩進んだ作用を有する虫避け剤を提供
することを目的として創作されたものであり、虫避け剤
を少なくとも虫忌避成分と脱臭成分を含むゲル状とした
ことを特徴とする。
避け剤に対して一歩進んだ作用を有する虫避け剤を提供
することを目的として創作されたものであり、虫避け剤
を少なくとも虫忌避成分と脱臭成分を含むゲル状とした
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】虫忌避成分としては、合成剤では
デイート、又、天然剤では例えば除虫菊エキスであるピ
レスロイドの他、シソ、ワサビ、ユーカリ、シダーウッ
ド、ヒノキ等の植物から抽出したエッセンスが挙げられ
る。この場合、シソ、ワサビ、ユーカリ、シダーウッ
ド、ヒノキ等の植物から抽出したエッセンスはデイート
ほどの虫忌避作用は有しない反面、天然の芳香及び脱臭
効果を有するのでデイートと併用して使用されることが
望ましい。
デイート、又、天然剤では例えば除虫菊エキスであるピ
レスロイドの他、シソ、ワサビ、ユーカリ、シダーウッ
ド、ヒノキ等の植物から抽出したエッセンスが挙げられ
る。この場合、シソ、ワサビ、ユーカリ、シダーウッ
ド、ヒノキ等の植物から抽出したエッセンスはデイート
ほどの虫忌避作用は有しない反面、天然の芳香及び脱臭
効果を有するのでデイートと併用して使用されることが
望ましい。
【0007】又、脱臭成分としては茶抽出物が挙げられ
る。従来、茶抽出物に脱臭作用があることが知られてお
り、これを脱臭剤に使用する多数の発明が提案されてい
る(例えば特開平6−269489号、特開平7−25
5826号等)。茶抽出物は緑茶、紅茶、ウーロン茶を
含む茶類のいずれからか抽出されるものを指すが、緑茶
から抽出されるものが最適である。
る。従来、茶抽出物に脱臭作用があることが知られてお
り、これを脱臭剤に使用する多数の発明が提案されてい
る(例えば特開平6−269489号、特開平7−25
5826号等)。茶抽出物は緑茶、紅茶、ウーロン茶を
含む茶類のいずれからか抽出されるものを指すが、緑茶
から抽出されるものが最適である。
【0008】この発明の虫避け・脱臭剤の特徴はこれを
多孔質材に担持したことにある。これにより、虫避け・
脱臭剤を容器等に充填し任意の場所で成分を揮散させる
ことが可能となり、又、揮散量の調整も可能となる。
尚、多孔質材としては、セルロース多孔質材、ゼオライ
ト、スポンジ等が挙げられる。
多孔質材に担持したことにある。これにより、虫避け・
脱臭剤を容器等に充填し任意の場所で成分を揮散させる
ことが可能となり、又、揮散量の調整も可能となる。
尚、多孔質材としては、セルロース多孔質材、ゼオライ
ト、スポンジ等が挙げられる。
【0009】
【実施例】この虫避け・脱臭剤の虫忌避成分と脱臭成分
の一例を挙げれば次の通りである。 デイート 1〜8% シソ又はユーカリ精油 1〜5% 緑茶エキス(カテキン) 2〜4%
の一例を挙げれば次の通りである。 デイート 1〜8% シソ又はユーカリ精油 1〜5% 緑茶エキス(カテキン) 2〜4%
【0010】ここでは、以上の成分をセルロース多孔質
材を微小な球状(ビーズ状)にした担体に担持させて虫
避け・脱臭剤とする。この球体はビスコースに発泡剤を
混合して、ノズルより押し出して製造する公知の方法に
より得られるものである。
材を微小な球状(ビーズ状)にした担体に担持させて虫
避け・脱臭剤とする。この球体はビスコースに発泡剤を
混合して、ノズルより押し出して製造する公知の方法に
より得られるものである。
【0011】又、多孔質材としてゼオライトを使用する
場合は、粉砕したゼオライトを結合剤を用いてやはり微
小な球状に成型して担体とする。
場合は、粉砕したゼオライトを結合剤を用いてやはり微
小な球状に成型して担体とする。
【0012】図1はこの虫避け・脱臭剤1を容器Aに充
填した例を示すものである。この容器入りの虫避け・脱
臭剤は任意箇所に置かれるか、或いは携帯され、成分が
周囲に揮散することにより虫避け・脱臭効果が生じるこ
ととなる。又、虫避け・脱臭剤を容器から取り出し、任
意箇所に直接撒布してもよい。
填した例を示すものである。この容器入りの虫避け・脱
臭剤は任意箇所に置かれるか、或いは携帯され、成分が
周囲に揮散することにより虫避け・脱臭効果が生じるこ
ととなる。又、虫避け・脱臭剤を容器から取り出し、任
意箇所に直接撒布してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の構成からなるこの発明の虫避け・
脱臭剤は次の特有の効果を奏する。 虫避け・脱臭剤を多孔質材に担持させることにより、
虫避け・脱臭剤を容器等に充填し任意の場所で成分を揮
散させることが可能となり、揮散量の調整も可能とな
る。即ち、多孔質材に担持された虫避け・脱臭剤は一時
に急激に揮散することがなく、緩慢に揮散するものであ
り、特に多孔質材を微小な球状に成型した場合は使用者
において虫避け・脱臭剤を担持した多孔質材を任意量選
択することにより揮散量を容易に調整することが可能と
なる。よって、使用場所に応じて揮散量を急速或いは緩
慢に設定することにより最適の虫避け・脱臭効果を得る
ことが可能となる。
脱臭剤は次の特有の効果を奏する。 虫避け・脱臭剤を多孔質材に担持させることにより、
虫避け・脱臭剤を容器等に充填し任意の場所で成分を揮
散させることが可能となり、揮散量の調整も可能とな
る。即ち、多孔質材に担持された虫避け・脱臭剤は一時
に急激に揮散することがなく、緩慢に揮散するものであ
り、特に多孔質材を微小な球状に成型した場合は使用者
において虫避け・脱臭剤を担持した多孔質材を任意量選
択することにより揮散量を容易に調整することが可能と
なる。よって、使用場所に応じて揮散量を急速或いは緩
慢に設定することにより最適の虫避け・脱臭効果を得る
ことが可能となる。
【0014】虫避け・脱臭剤を多孔質材に担持させる
ことにより、特に多孔質材を微小な球状に成型した場合
は、虫避け・脱臭剤を直接撒布することが可能となり、
例えば家具の隙間等容器を置けないような場所にも有効
に使用することが可能となる。
ことにより、特に多孔質材を微小な球状に成型した場合
は、虫避け・脱臭剤を直接撒布することが可能となり、
例えば家具の隙間等容器を置けないような場所にも有効
に使用することが可能となる。
【0015】従来技術の防虫剤のように直火を使用し
たり、高熱を発しないのでどこでも安心して使用するこ
とができ、しかも熱源を要しないので手軽に使用でき
る。
たり、高熱を発しないのでどこでも安心して使用するこ
とができ、しかも熱源を要しないので手軽に使用でき
る。
【0016】直火を使用したり、高熱を発しないので
気軽に携帯でき、乳幼児の近くで使用するのにも最適で
ある。
気軽に携帯でき、乳幼児の近くで使用するのにも最適で
ある。
【0017】虫避け効果と脱臭効果を同時に実現する
ので、家庭内の悪臭と害虫の飛来が複合する箇所には最
適の効果が得られる。例えば、台所にこの発明の虫避け
・脱臭剤を置いた場合、生ゴミの悪臭の除去と共に、生
ゴミにたかるゴキブリやハエ等の忌避が同時に実現され
る。又、トイレにこの発明の虫避け・脱臭剤を置いた場
合、排泄臭の除去と共に、浄化槽や下水から飛来する蚊
の忌避が同時に実現される。又、ペットの近くにこの発
明の虫避け・脱臭剤を置いた場合、ペットの体臭や排泄
臭の除去と共に、ペットにたかるノミの忌避が同時に実
現される。
ので、家庭内の悪臭と害虫の飛来が複合する箇所には最
適の効果が得られる。例えば、台所にこの発明の虫避け
・脱臭剤を置いた場合、生ゴミの悪臭の除去と共に、生
ゴミにたかるゴキブリやハエ等の忌避が同時に実現され
る。又、トイレにこの発明の虫避け・脱臭剤を置いた場
合、排泄臭の除去と共に、浄化槽や下水から飛来する蚊
の忌避が同時に実現される。又、ペットの近くにこの発
明の虫避け・脱臭剤を置いた場合、ペットの体臭や排泄
臭の除去と共に、ペットにたかるノミの忌避が同時に実
現される。
【図1】この発明の虫避け・脱臭剤の実施例の斜視図。
1 虫避け・脱臭剤 A 容器
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも虫忌避成分と脱臭成分を含む
虫避け・脱臭剤が、多孔質材に担持されていることを特
徴とする虫避け・脱臭剤。 - 【請求項2】 ディート、シソ又はユーカリ精油、及び
緑茶エキスを成分中に含む請求項1記載の虫避け・脱臭
剤。 - 【請求項3】 多孔質材はセルロース多孔質材を微小な
球状に成型したものである請求項1又は2記載の虫避け
・脱臭剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092510A JPH11269021A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 虫避け・脱臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092510A JPH11269021A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 虫避け・脱臭剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11269021A true JPH11269021A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14056321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10092510A Pending JPH11269021A (ja) | 1998-03-22 | 1998-03-22 | 虫避け・脱臭剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11269021A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005281153A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Waapu:Kk | 高機能多孔質物質 |
WO2010122956A1 (ja) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | 花王株式会社 | 植物ストレス耐性付与剤組成物 |
WO2012008042A1 (ja) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | 花王株式会社 | 植物ストレス耐性付与方法、ならびに植物ストレス耐性付与剤組成物およびその使用 |
-
1998
- 1998-03-22 JP JP10092510A patent/JPH11269021A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005281153A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Waapu:Kk | 高機能多孔質物質 |
WO2010122956A1 (ja) * | 2009-04-20 | 2010-10-28 | 花王株式会社 | 植物ストレス耐性付与剤組成物 |
WO2012008042A1 (ja) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | 花王株式会社 | 植物ストレス耐性付与方法、ならびに植物ストレス耐性付与剤組成物およびその使用 |
US8841236B2 (en) | 2010-07-16 | 2014-09-23 | Kao Corporation | Method for imparting stress tolerance to plant, plant stress tolerance imparting composition and use thereof |
AU2010357294B2 (en) * | 2010-07-16 | 2014-12-04 | Kao Corporation | Method for imparting stress tolerance to plant, composition for imparting stress tolerance to plant and utilization thereof |
JP5643823B2 (ja) * | 2010-07-16 | 2014-12-17 | 花王株式会社 | 植物ストレス耐性付与方法、ならびに植物ストレス耐性付与剤組成物およびその使用 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |