JPH028133A - シート搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形
成装置及び原稿搬送装置用いられるシート搬送装置に係
り、詳しくはシートを分離・搬送する分離搬送手段等の
第１の搬送手段と軸方向に移動し得る第２の搬送手段と
しての横レジストローラ対とを備えるシート搬送装置に
関する。

（ロ）従来の技術 従来、分離搬送手段と軸方向に移動し得る横レジストロ
ーラ対とを備えるシート搬送装置が知られているが、こ
のものにあっては分離搬送手段により１枚ずつ分離した
シートを横レジストローラ対へ搬送し、該横レジストロ
ーラ対により該シートを挟持した状態で該横レジストロ
ーラ対を軸方向に移動してシートの横レジストを行って
いる。

（ハ）発明が解決しようとする課組 しかし、上述したシート搬送装置では、シートを横レジ
ストローラ対のみにより挟持するため、分離搬送手段と
横レジストローラ対との間隔は最小サイズシートの長さ
より僅かに狭い距離を必要として小型化の障害となって
いた。この欠点を解消するものとして、分離搬送手段と
横レジストローラ対との間にてシートにループを形成し
てシートに加わる力を吸収するシート搬送装置が案出さ
れているが、このものでは、シートがループを形成する
空間を必要として小型化の障害となるという欠点があっ
た。特に、該シート搬送装置を原稿搬送装置に用いた場
合、ループを形成する空間を十分数れない、搬送路が屈
曲している、搬送されるシートの種類が多種多様である
等の理由からシートに無理な力が加わり横レジストを行
うことか困難であった。

そこで、本発明は、第１の搬送手段を構成する複数の回
転体のうち少なくとも１個の回転体を、対抗する回転体
から離間し、もって上述課題を解消したシート搬送装置
を提供することを目的とするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図及び第２図を参照して示すと、軸方向へ直線状
に配置された複数の回転体からなる第１の搬送手段（９
，１０）と、第１の搬送手段（９，１０）により搬送さ
れるシート（Ｍ）を挟持・搬送すると共に軸方向へ移動
し得る第２の搬送手段（１１）と、を備え、前記第１の
搬送手段（９，１０）と第２の搬送手段（１１）との間
にてシート（Ｍ）にループを形成してなるシート搬送装
置（Ａ）において、前記第１の搬送手段（９，１０）の
うち少なくとも１個の回転体を、対抗する回転体から離
間する移動手段（３５）を配設した、ことを特徴とする
ものである。

（ホ）作用 上述構成に基づき、シート（Ｍ）は、第１の搬送手段（
９，１０）により停止している第２の搬送手段（１１）
へ搬送されてループを形成し、そして該第２の搬送手段
（１１）によりその先端を挟持される。それから、第１
の搬送手段（９，１０）のうち少なくとも１個の回転体
を移動手段（３５）により対抗する回転体から離間して
挟持力を低下し、第２の搬送手段（］１）を軸方向に移
動してシート（Ｍ）の横レジストを行う。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

シート搬送装置Ａは、第２図に示すように、原稿搬送装
置１に配設されており、該原稿搬送装置１は、複写機２
３のプラテン３に臨んで開閉自在に支持されている。そ
して、該原稿搬送袋Ｗ１は、原稿Ｍを積載する原稿トレ
イ５を有しており、該トレイ５には、原稿Ｍの１循環を
検知するリサイクルセンサ６と、該トレイ５より原稿Ｍ
を給送する給紙ローラ７か配設されている。また、該ロ
ーラ７の下流には、出没自在なストッパ８が配設されて
おり、該ストッパ８の下流には、該ローラ７により給送
される原稿Ｍを１枚ずつ分離する軸方向に複数個配置さ
れた分離搬送手段としての分離ベルト９と搬送ローラ１
ｏとが配設されており、該ローラ１０の下流には横レジ
ストローラ対１１及びシート端センサＳを備える搬送パ
ス１２が配設されている。更に、該パス１２の下流には
、原稿Ｍを前記プラテン３の所定位置に搬送する搬送ベ
ルト１３か駆動ローラ１５と従動ローラ１６とに巻回さ
れて配設されており、該ベルト１３の各位置には該ベル
ト１３を前記プラテン３へ押圧する押圧ローラ１７が配
設されている。そして、該搬送ベルト１３の左方には、
前記プラテン３から原稿Ｍを排出する正面視Ｕ字形の排
紙パス１９が配設されており、該パス１９の屈曲部内側
案内面は反転ローラ２０により構成されており、更に該
パス１９の下流端には、原稿Ｍを前記原稿トレイ５へ排
出する排紙ローラ対２１か配設されている。また、該排
紙バス１９から前記搬送パス１２の横レジストローラ対
１１の上流側へ反転パス２２か連通されており、該パス
２２と排紙バス１９との分岐点には回動自在なフラッパ
２３が配設されている。

一方、軸方向に複数個配置された分離ベルト９のうち少
なくとも１個の分離ベルト９は、第１図に示すように、
原稿搬送装置１の機体側板１ａにより駆動軸２５が回動
自在に支持されており、該軸２５にはローラ２６が固定
されると共に支持板２７か揺動自在に支持されている。

そして、該支持板２７の一端には軸２９か回動自在に支
持されており、該軸２９にはローラ３０か固定されてお
リ、該ローラ３０と前記ローラ２６とには分離ベルト９
か巻回して配設されている。また、該支持板２７の右上
端部には、機体側板１ａに１端を固定したバネ３１が連
結されており、該バネ３１により支持板２７は反時計方
向に揺動付勢されるようになっている。史に、該支持板
２７の左上端部には、機体側板１ａに固定された軸３２
により揺動自在に支持されたコの字状のアーム３３の一
端か係合しており、該アーム３３の他端は、機体側板１
ａに固定されたソレノイド３５に連結されている。

そして、前記横レジストローラ対１１は、第３図及び第
４図に示すように、互いに押圧接触する上ローラｌｌａ
と下ローラｌｌｂとからなり、該上ローラ］、　１　ａ
か上ローラ軸３６に回転のみ自在に軸支され、また該下
ローラｌｌｂが下ローラ軸３７に一体に固定されていて
、これら上ローラ軸３６と下ローラ軸３７はそれぞれ軸
受３９・・・を介して機体側板１ａに回転かつ摺動可能
に軸支されていて、各軸受３９・・・と各軸３６．３７
上に設けられたカラー４０・・・どの間に配設された圧
縮スプリング４１・・・により軸方向左側に付勢される
ようになっている。また、上記軸３６と３７とは夫々ブ
ロック体４２に対して回転のみ自在に挿通されていて、
該ブロック体４２はその上方部分に配設されたコロ部材
４２ａを介してカム部材４３に当接されるようになって
いる。そして、該カム部材４３は円筒体の端部円周上に
傾斜カム面を有し、バネクラッチ４５か図示しないソレ
ノイドによってオン作動されると、駆動ギヤ４６の回転
力がクラッチ４５を介して軸４７に伝達されてカム部材
４３が回転するようになっており、該カム部材４３が一
回転することによってブロック体４２を介して上ローラ
ｌｌａと下ローラｌｌｂとがスプリング４１・・・に抗
して左右Ｂ、Ｃ方向（第４図参照）に移動されるように
なっており、通常時は軸４７の端部に設けられた遮光板
４９と光センサ５０とによる位置規制作用によってカム
部材４３の傾斜面の中央部分４３ａがコロ部材４２ａに
当接され、上ローラｌｌａと下ローラｌｌｂとは左右移
動行程の中央位置即ちホームポジションに停止されるよ
うになっている。また、下ローラｌｌｂの軸３７にはギ
ヤ５１が固設されており、該ギア５１は、軸３７と略々
平行に軸支された軸５２の一端に固定されたギア５３と
噛合している。更に、該軸５２の他端には、電磁クラッ
チ５５を介して駆動ギア５６か連結されており、該クラ
ッチ５５の接続・切断により駆動ギア５６の駆動力か軸
５２へ伝達・切断されるようになっている。なお、搬送
ローラ１０は回転方向に摩擦係数か高くかつ軸方向には
摩擦係数か低くなっている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、図示しない
スタートキーか押されると、給紙ローラ７が回転を開始
すると共にストッパ８が開放され、原稿トレイ５上に積
載されている原稿Ｍは、給紙ローラ７により分離ベルト
９と搬送ローラ１０とのニップ部へ給送され、該ベルト
９と該ローラ１０とにより１枚ずつ分離されて最下位の
原稿Ｍのみ搬送バス１２へ搬送される。この際、フラッ
パ２３は実線て示す位′Ｗ（第２図参照）へ移動してお
り、該原稿Ｍは、該フラッパ２３により横レジストロー
ラ対１１へ案内される。そして、該原稿Ｍは、横レジス
トローラ対１１の直前に配置された図示しないセンサに
より検知されてから所定時間たけ搬送され、該ローラ対
１１のニップに当接してループを形成する。この際、フ
ラッパ２３は、原稿Ｍのループ形成を許容する鎖線で示
す位置（第２図参照）へ移動している。それから、ルー
プ形成、中に電磁クラッチ５５が接続され、駆動ギア５
６の回転は軸５２、ギア５３、ギア５１を介して軸３７
へ伝達される。更に、該軸３７の回転により横レジスト
ローラ対１１は回転を開始し、該ローラ対１１は講ツブ
に当接している原稿Ｍを挟持してループを保持しつつ矢
印六方向（第４図参照）へ搬送し、前記所定時間経過後
、横レジストローラ対１１、搬送ローラ１０及び分離ベ
ルト９は駆動を停止され、これにより原稿Ｍはループを
保持したままその先端を横レジストローラ対１１に挟持
されると共にその後端を分離ベルト９と搬送ローラ１０
に挟持された状態となる。そして、ソレノイド３５がＯ
Ｎされ、該ソレノイド３５のＯＮによりアーム３３は鎖
線で示す位置（第１図参照）へ揺動する。それから該ア
ーム３３の揺動により、支持板２７及び少なくとも１本
の分離ベルト９′か鎖線で示す位置（第１図参照）へ移
動する。これにより、分離ベルト９と搬送ローラ１０と
の原稿Ｍ挟持力が低下する。更に、シート端センサＳが
原稿Ｍを検知していない場合、バネクラッチ４５が接続
され、駆動ギア４６の回転は軸４７を介してカム部材４
３へ伝達される。

そして、該カム部材４３の回転はコロ部材４２ａを介し
てブロック体４２へ伝達され、これによりブロック体４
２はホームポジションからＣ方向（第４図参照）へ移動
する。それから、該ブロック体４２の移動により、横レ
ジストローラ対１１は原稿Ｍを挟持したままＣ方向へ移
動し、原稿Ｍの端部がシート端センサＳにより検知され
、該センサＳ　＃＜　ＯＦ　Ｆするとバネクラッチ４５
が切断されて横レジスト作業を終了する。この際、原稿
Ｍは、ループ、及び分離ベルトｐと搬送ローラ１０との
挟持力の低下により、その先端が幅方向に移動して無理
な力が原稿Ｍに加わった場合、原稿Ｍ後端が、先端が移
動した方向へずれて無理な捩れを解消する。

また、横レジストローラ対１１が挟持した原稿Ｍの端部
が既にシート端センサＳにより検知されている場合、レ
ジストローラ対１１は、該センサＳが原稿Ｍを検知しな
くなるまでＢ方向へ移動した後にＣ方向へ該センサＳが
原稿Ｍを検知するまで移動される。

そして、横レジスト終了後、横レジストローラ対１１、
搬送ローラ１０が回転を開始し、原稿Ｍは、搬送基準に
修正された状態でループを形成したまま搬送され、該ロ
ーラ対１１によりプラテン３と搬送ベルト１３との間へ
搬送され、該ベルト１３によりプラテン３上の原稿載置
位置へ搬送・載置される。それから、レジストローラ対
１１直前の図示しないセンサが原稿の通過を検知すると
、ソレノイド３５がＯＦＦされて少なくとも１本の分離
ベルト９は実線位置（第１図参照）へ戻されると共に、
横レジストローラ対１１は回転を停止されて軸方向中央
のホームポジションへ戻される。更に、原稿Ｍは、複写
機２の複写部（図示せず）により画像を読取られ、図示
しない給紙部から給送されるシートに画像を複写される
。この際、原稿トレイ５に載置されている２枚目の原稿
Ｍが前述同様の動作により横レジストを終了した状態で
１枚目の原稿Ｍの複写処理が終了するまで待機している
。そして、１枚目の原稿Ｍの複写処理が終了し、該原稿
Ｍは搬送ベルト１３により排紙バス１９へ搬送され、該
パス１９内を反転ローラ２０により排紙ローラ対２１へ
搬送され、該ローラ対２１により原稿トレイ５に積載さ
れている原稿Ｍの最上部へ排出される。それから、２枚
目の原稿Ｍは前述同様の動作により複写され、再び原稿
トレイ５に積載される。息子同様の動作により原稿トレ
イ５に積載されている原稿Ｍは順次にプラテン３へ搬送
されて複写され、再び原稿トレイ５に積載される。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、第１の搬送手段の
うち少なくとも１個の回転体を対抗する回転体から離間
するように構成したので、第１の搬送手段のシート挟持
力を低下し、シートの無理な捩れを解消して、小さなル
ープで横レジストを行うことがてき、これにより、装置
を小型化することかできる。また、シートのループ量を
少なくして、厚紙、腰の強い紙等の多様なシートの横レ
ジストを行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート搬送装置の要部を示す正面
図である。また、第２図は本発明を備える原稿搬送装置
を示す正面断面図であり、第３図及び第４図はその要部
を示す図である。 ９．１０−・・第１の搬送手段　　　１１・・・第２の
搬送手段　　　３５・・・移動手段　　　Ａ・・・シー
ト搬送装置　、　Ｍ・・・シート

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、軸方向へ直線状に配置された複数の回転体からなる
   第１の搬送手段と、第１の搬送手段により搬送されるシ
   ートを挟持・搬送すると共に軸方向へ移動し得る第２の
   搬送手段と、を備え、前記第１の搬送手段と第２の搬送
   手段との間にてシートにループを形成してなるシート搬
   送装置において、 前記第１の搬送手段のうち少なくとも１個の回転体を、
   対抗する回転体から離間する移動手段を配設した、 ことを特徴とするシート搬送装置。