JPH0281169A - 現金自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現金自動取引装置に関し、特に顧客が所有する
取引媒体の記録情報が消失して、読取れない場合に好適
な現金自動取引装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の、この種の現金自動取引装置としては。

例えば、特開昭６２−１９４５７６号公報に開示されて
いる装置が知られている。この装置は、取引動作中に何
等かの障害が発生した場合に、係員の手を煩わすことな
しに、取引媒体を利用者に返却する如く構成されている
ものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、上記取引媒体中の記録情報が消失して
使用不能になった場合にも、単に当該取引媒体を係員の
手を煩わすことなしに、利用者に返却するのみで、取引
処理を継続させることに関しては配慮されていないとい
う問題があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、取引媒体中の記録情報が消失して使用不能になっ
た場合にも、これに代る方法で取引処理を継続させるこ
とを可能とする現金自動取引装置を提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、顧客が所有する取引媒体を用いて
入出金取引を行う現金自動取引装置において、前記取引
媒体上の記録情報が機械的に読取れない場合に、当該取
引媒体を一旦顧客に返却する手段と、顧客に対して返却
した取引媒体上の目視可能な情報の入力を指示する入力
指示手段と、前記入力情報を上位装置に送信して上位装
置から当該入力情報に対応する前記読取れなかった媒体
情報を受信した上で、取引処理を再開する制御手段を設
けたことを特徴とする現金自動取引装置によって達成さ
れる。

〔作用〕

本発明に係る現金自動取引装置においては、取引媒体中
の記録情報が機械的に読取れなかった場合には、当該取
引媒体を一旦顧客に返却し、返却取引媒体上の目視でき
る情報（例えば１口座番号）を顧客に入力させて、この
入力情報をホストに送信し、ホストが記憶している当該
媒体中に記録してあった情報および顧客の本人確認のた
めの情報を受信して、これと顧客に入力させた暗証番号
等とから本人確認を行い、取引処理を再開するものであ
る。これにより、取引媒体中の記録情報が消失して使用
不能になった場合にも、これに代る方法で取引処理を継
続させることが可能となる。

また、取引処理に引続いて、取引媒体中の消失した記録
情報の修復を行うことも可能である。例えば、取引媒体
への書込み手段を利用して、当該記録情報の消失した取
引媒体に、記録情報の再書込みを行う方式、または、別
の（新たな）取引媒体に、記録情報の書込みを行って発
行する方式等が実行可能である。なお、新たな取引媒体
を発行する場合には、記録情報の消失した取引媒体は回
収するようにする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は、本発明の一実施例を示す現金自動取引装置の
ブロック構成図である０図において、１は媒体情報の読
取りおよび書込みを行う媒体読取り／書込み装置、２は
全体の制御を行う主制御装置、３は顧客が暗証番号、取
引金額等を入力するための顧客入力装置、６は紙幣・硬
貨等の人出を行う入出金装置、７は必要に応じて取引媒
体の発行を行うための媒体発行装置を示している。４は
ホスト、５は本現金自動取引装置とホストとを接続して
いる通信回線を示している。

以下５上述の如く構成された本実施例の現金自動取引装
置の動作を、第１図に従って説明する。

第１図は、本実施例の現金自動取引装置の動作の一例を
示すフローチャートである。

主制御装置２は、取引媒体が挿入されると、媒体読取り
／書込み装置１に取引媒体の読取りを行わせるが、この
際、リードエラー発生等を検知することにより、媒体情
報の読取りが不可能であることを検知した場合（ステッ
プ１１）には、主制御装置２は媒体読取り／書込み装置
１を使用して顧客に当該取引媒体を一旦返却する（ステ
ップ１２）。

そして、顧客に、返却媒体上の人間が目視できる情報の
うちの口座番号を、顧客入力装置３を使用して入力させ
（ステップ１３）、入力された口座番号をステップ１４
で０通信回線５を介してホスト４に送信する。ホスト４
は、受信した口座番号をキーとして、前記媒体中の記録
情報と本人を確認するための暗証番号とを検索して、主
制御装置２に送信する（ステップ１５）。

主制御装置２は、顧客に、顧客入力装置３を使用して暗
証番号を入力させ、上述のホスト４がら受信した暗証番
号との比較を行い（ステップ１６）、一致した場合には
媒体読取り／書込み装置１を使用して、−旦返却した媒
体をステップ１７で再度挿入させ、ホスト４から受信し
た情報に基づいて、前記入出金装置６を使用して人出金
取引を続ける（ステップ１８）。

取引処理が完了した時点で、媒体を顧客に返却する際に
、主制御装置２は媒体読取り／書込み装置１を使用して
、ホスト４から受信した情報を当該媒体に再書込みを行
い（ステップ１９）、再読取りを行って、上述の再書込
みが正常に行われているか否かをチエツクする（ステッ
プ２０）、再書込みが正常に行われている場合は、媒体
を顧客に返却しくステップ２１）、正常に行われていな
い場合番こけ。

前述の媒体発行装置７を使用して、新しい媒体を発行す
る（ステップ２２）。なお、この新たな媒体の発行につ
いては、通常の書留郵便による送達に備えて、住所等を
記載した封筒に挿入するようにすることも可能である。

上記実施例によれば、取引媒体中の記録情報が機械的に
読取れない場合でも、これに代る情報を顧客に入力させ
ることにより、取引処理を中断することなく継続させ、
場合によっては、媒体返却時に、ホストから受信した、
機械的に読取れなかった情報を媒体に再書込みしたり、
これに代る新たな媒体を再発行したりする機能を備える
ことが可能となり、新規な現金自動取引装置を実現でき
るものである。また、修復済みまたは新たに発行された
取引媒体を返却された顧客は、次回からは正常な取引が
可能になるという効果もある。

上記実施例中の処理ステップは、適宜順序を変更したり
、省略したりすることも可能である。例えば、第１図中
のステップ１７とステップ１８とを入替えることが可能
である。また、ステップ１９における再書込みを省略し
て、事情を説明するコメントのみを表示することも可能
である。

上述の説明においては、取引媒体の記録情報が読取り不
可能である場合に、媒体を一旦、顧客に返却しているが
、これは、当該媒体上に目視可能に記録されている口座
番号等を、顧客に入力させるための処理である。従って
、これに代る方式として、取引媒体上に目視可能に記録
されている口座番号等を、装置側で、光学的方法等によ
り読取る方式も可能であり、この場合には、媒体を顧客
に返却する必要はなくなる。

また、上記実施例においては、暗証番号が一致するか否
かのチエツクを現金自動取引装置で行う例を示したが、
これについては、ホスト側で行うようにしても良いこと
は言うまでもない。更に。

記録情報が読取り不可能であった取引媒体を顧客に返却
するに際しては、その状況を説明して今後同様の事故が
発生しないように注意を与える表示等を行うことも可能
である。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、取引媒体中の記録情
報が機械的に読取れない場合でも、これに代る情報を顧
客に入力させることにより、取引処理を継続させること
を可能とする現金自動取引装置を実現できるという顕著
な効果を奏するものである。

また、取引処理の継続のみならず、取引媒体中の消失し
た記録情報の修復を行うことも可能である。すなわち、
取引媒体への書込み手段を利用して当該記録情報の消失
した取引媒体に記録情報の再書込みを行う方式、または
、別の（新たな）取引媒体に記録情報の書込みを行って
発行する方式等の機能を備えた現金自動取引装置を実現
できるという効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である現金自動取引装置の動
作の一例を示すフローチャート、第２図は実施例の現金
自動取引装置のブロック構成図である。 １：媒体読取り／書込み装置、２：主制御装置、３：顧
客入力装置、４：ホスト、５：通信回線、６：入出金装
置、７：媒体発行装置、１１〜２２：処理ステップ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、顧客が所有する取引媒体を用いて入出金取引を行う
   現金自動取引装置において、前記取引媒体上の記録情報
   が機械的に読取れない場合に、当該取引媒体を一旦顧客
   に返却する手段と、顧客に対して返却した取引媒体上の
   目視可能な情報の入力を指示する入力指示手段と、前記
   入力情報を上位装置に送信して上位装置から当該入力情
   報に対応する前記読取れなかった媒体情報を受信した上
   で、取引処理を再開する制御手段を設けたことを特徴と
   する現金自動取引装置。 ２、前記各手段に加えて、前記取引処理を再開するに際
   し、顧客に対して返却した取引媒体の再挿入を指示する
   指示手段を設けて、取引処理終了後に、当該取引媒体に
   媒体情報を再書込みする如く構成したことを特徴とする
   請求項１記載の現金自動取引装置。 ３、前記取引処理終了後における当該取引媒体への媒体
   情報の再書込みが不可能である場合に、媒体情報を書込
   んだ新たな取引媒体を発行する手段を設けたことを特徴
   とする請求項２記載の現金自動取引装置。