JPH0280997A - 偏心表示モジュール付き時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、ケースと、クロックムーブメソ１−（Ｃ１ｏ
ｃｋ　ｍｏｖｅｍｅｎｔ）と、時刻を表示するためのモ
ジ−。 −ルとを備えた型の時計に関する。上記クロックムーブ
メントは、上記ケース内に据え付番１らイ１、該りａツ
クムーブメントの軸を構成４゛る出力軸をｅｆする。ま
た、上記表示モノコールは、ケース及びムーブメントド
と：よ独立しノこ１つのユニットに４−８）て構成され
、該表示ｃノ、Ｊ−ルの軸の回りｊ、ニムーブメントの
出力軸（こよ」て回転部１１シな回転部（１を少なくと
も１つ備えでいる。

【従来の技術・発明が解決しＪ、）と４゛る課題】上述
の型式の時ＡＩは、添イ・１図面の第１図に示志れてい
る。この図を参照して以下の説明を行う。 すなわち、この時計はケースｌを備えている。このケー
スｌ内には、図中に破線で輪郭が示されたスペースを占
め、任意の時刻に時及び分を示す２つの針４，５を駆動
しかつ軸３を有する出力軸を有するクロックムーブメン
ト２が据え付けられている。また、ケースｌには時刻を
調節するための装置６が設けられている。また、日付を
示すために文字盤上に窓７が設けられていてもよい。第
１図に示した型式の従来の時計においては、クロックム
ーブメント２の軸３は上記ケースｌの中心軸に一致して
いる。それと共に、針４．５を支持する表示モジュール
１０は、該針４，５の回転中心となりかつ上記ケースｌ
の軸にも一致する軸を有している。 添付図面の第２図は、ムーブメント２の軸３が同様に表
示モジュール１０の軸に一致する時計を示している。し
かしながら、この場合には、これらの軸は、ケースＩの
中心軸ｌ！から距離ｅだけ離れて配置されている。以前
では、美的感覚上の理由により表示モジュールをケース
に対して偏心的に配置したい場合には、第２図に示した
型式のものが常に用いられていた。これは以下の２つの
主な欠点を有している。１つ目は、針を調節するための
部材６は、ケースの主直径のうちの１つから常にずれて
（ｏｆＴｓｅｔ）おり、ケースを所定の形状に製造する
のを妨げるということである。２つ目は、もしこのよう
なものが、もともと第１図に示された型式のものを意図
した時計構造に生産されるべきならば、所望の偏心はあ
る１つの位置関係でのみ達成され、同一のムーブメント
と共に生産されることができる異なるモデルの数を大き
く制限するということである。

【課題を解決するための手段】

上述の問題点を解決するために、本発明は、本明細書の
最初に示した型式でかつ以下の特徴の組み合わせによっ
て特徴付けられる時計を提供する。 即ち、クロックムーブメントの軸はケースの中心軸に一
致し、 表示モジュールの軸は上記ケースの中心軸から離れて配
置され、 上記表示モジュールは連結部品によって上記時計ケース
に連結され、該連結部品は、該表示モジュールの軸が上
記ケースの中心軸の回りの複数の可能な偏心位置に配置
され得るように、上記ケースの中心軸の回りに対称的に
配置される。 本発明のその他の特徴及び効果は、これに限定されるも
のではない一例として単に提示された添付図面を参照し
た以下の説明より明らかになる。

【実施例】

第１及び第２図に示した従来の時計については既に述べ
たので、以下に本発明の実施例について説明する。 第３図は、中心軸１２を有するケースｌと、軸が上記中
心軸１２に一致するクロックムーブメント２とを備える
本発明に係る時計を示している。 表示モジュール１０は、ケースｌとムーブメント２とに
連結され、該ケースｌ及び該ムーブメント２とは独立し
たｌっのユニットを構成している。 この表示モジュールＩＯは、２つの針４．５を軸３の回
りに回転可能に支持している。表示モジュール１０の軸
３は、上記ケース１の中心軸１２から距離ｅだけ離れて
配置されている。図示された実施例においては、分針５
は、上記中心軸１２に同心に配置されたギヤ１５によっ
て伝達ギヤ１４を介して順に駆動されるギヤ１３により
駆動される。時針４は、従来の伝達機構（図示せず）を
介して分針５によって順に駆動される。 本明細書中及び添付の図面中には、上記クロックムーブ
メント２、及び、該クロックムーブメント２と上記表示
モジュールＩＯとの間の機械的な伝達機構の構造的な詳
細は示していない。なぜなら、これらの詳細は、公知の
いかなる型のものであってもよく、また、本発明の範囲
外であるからである。それと共に、図面からこれらの詳
細を省略すれば、図面を理解するのがより難無くかつ容
易になるからである。 上記表示モジュール１０は、上記ケースｌ内に据え付け
られ、かつ、該モジュール１０を該ケース１に連結する
ための部品を構成する４本のビン２０．２０，２０．２
０によって上記ムーブメント２に連結されている。これ
らの連結部品は、上記表示モジュール１０が図示した位
置にでも、あるいは、上記軸３が、上記中心軸１２に対
してそれぞれ南側、北側、東側、あるいは、西側に配置
されるように互いに９０°だけずれた他の３つの位置の
いずれの位置にでら据え付けられ得るように、上記ケー
スｌの中心軸１２の回りに対称に配置されている。従っ
て、異なる外観を有する時計の複数の型が容易に生産さ
れ得る。ところが、調節部材６は、上記ケース１の中心
軸１２に対して位置は不変であり、そのため、該ケース
１の形状か限定されることはない。 もちろん、本発明の原理はそのままで、実施例の形状及
び構成の詳細は、単に一例として説明しまた図示したし
のに対して大きく変えることができる。 従って、連結部品２０の数は、上記表示モジュール１０
が所定の数の異なる位置に据え付けられ得るように、図
示されたものとは異なっていてもよい。さらに、連結部
品２０の構造は、いかなる型式のものであってもよいの
で、詳細には示されていない。それと共に、本発明の目
的のためには、個々の連結部品の構造は重要ではなくて
、上記ケースｌの中心軸１２の回りの複数の連結部品の
対称的な配置が重要であるのは明らかである。 以上で、上述しかつ図示したように、また、本発明の目
的のために、概ねすべてのことを記載した。

【図面の簡単な説明】

第１及び第２図は２つの従来の時計の概略平面図、第３
図は本発明に係る時計の概略平面図である。 Ｉ・・・ケース、２・・・クロックムーブメント、３・
・・表示モジュールの軸、５・・・回転部材（分針）、
１０・・・表示モジュール、１２・・・ケースの中心軸
、２０・・・連結部品（ピン）。 特許出願人　ジャニ・ブルガリ・ソシエタ・ベル・アヂ
オーニ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケース（１）とクロックムーブメント（２）と時
   刻を表示するためのモジュール（１０）とを備え、上記
   クロックムーブメント（２）が、上記ケース（１）内に
   据え付けられ、該クロックムーブメント（２）の軸を構
   成する出力軸を有し、 上記表示モジュール（１０）が、上記ケース（１）及び
   上記クロックムーブメント（２）とは独立した１つのユ
   ニットによって構成され、該表示モジュール（１０）の
   軸（３）の回りに上記出力軸によって回転可能な回転部
   材（５）を少なくとも１つ備えるようにした時計におい
   て、 上記クロックムーブメント（２）の軸は上記ケース（１
   ）の中心軸（１２）に一致し、 上記表示モジュール（１０）の軸（３）は上記ケース（
   １）の中心軸（１２）から離れて配置され、 上記表示モジュール（１０）は連結部品（２０、・・・
   、２０）によって上記ケース（１）に連結され、該連結
   部品（２０、・・・、２０）は、該表示モジュール（１
   ０）の軸（３）が上記ケース（１）の中心軸（１２）の
   回りの複数の可能な偏心位置に配置され得るように、該
   ケース（１）の中心軸（１２）の回りに対称的に配置さ
   れてなることを特徴とする時計。