JPH0279988A - 光学活性ケトン類の製造方法 - Google Patents

光学活性ケトン類の製造方法

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JPH0279988A
JPH0279988A JP23087188A JP23087188A JPH0279988A JP H0279988 A JPH0279988 A JP H0279988A JP 23087188 A JP23087188 A JP 23087188A JP 23087188 A JP23087188 A JP 23087188A JP H0279988 A JPH0279988 A JP H0279988A
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JP
Japan
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methoxybenzyloxy
methoxymethoxy
group
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enol
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JP23087188A
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English (en)
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Hiromichi Ota
博道 太田
Kazutsugu Matsumoto
一嗣 松本
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Yuki Gosei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Yuki Gosei Kogyo Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エノールカルボキシラート類に面選択的不斉
加水分解能を有するピチア(Pichia)属に属する
微生物を作用させて、一般式(1)(式中、R1は炭素
数1〜5の分枝を有することもあるアルキル基を、R2
は保護基を有することもある水酸基を、R3は水素原子
または保護基を有することもある水酸基を、*は不斉炭
素原子を、nは1〜5の整数を表わす)で示される光学
活性ケトン類の製造方法に関するものであり、更に詳し
くは基質として一般式%式%) び(E)一体エノール類の炊11’J共1工忰Cある一
般式(n)−b (式中、R4は炭素数1〜3の分枝を有することもある
アルキル基またはアルコキシ基を、R1、R* 、 R
sおよびnは前記と同一の意味を表わす) で示される(E)−エノールカルボキシラート類(以下
、(E)一体エノール類と称する)を不斉加水分解して
一般式(1) −a R+ (式中、R1、Rl 、 Rlおよびnは前記と同一の
意味を表わす) で示される光学活性(R)−ケトン類(以下、(R)一
体ヶトン類と称する)を製造する方法、およ(式中、R
L 、 R2、R3、R4およびnは前記と同一の意味
を表わす) で示される(Z)−エノールカルボキシラート類(以下
、(Z)一体エノール類と称する)を不斉加水分解して
、(R)一体ヶトン類と逆の立体配置を有する一般式(
1)−b (式中、R1、R2、R3およびnは前記と同一の意味
を表わす) で示される光学活性(S)−ケトンM(以下、(S)一
体ヶトン類と称する)を製造する方法に関する。
(従来の技術) α位に水酸基を有する光学活性ケトン類の製造法として
は、光学活性α−ヒドロキシ酸アミドとグリニヤール試
薬との反応による方法〔ブレティン・オブ・ザ・ケミカ
ル・ソサイエティ・オブ・ジャパン(Bulletin
 of the ChemicalSociety o
f Japan )、第60巻、第1027頁(198
7年)等〕、また生物化学的方法としてはジケトンの還
元による方法〔アグリカルチュラル・アンド・バイロジ
カル・ケミストリー(Agricul−tural a
nd Biological Chemistry )
+第51巻、第2421頁(1987年)等〕やヒドロ
キシケトンのラセミ体のエステルを酵素で不斉加水分解
する方法〔ケミストリー・レターズ(Chemistr
yLettars )、第1169頁(1986年)〕
等が知られている。
(発明が解決すべき問題点) しかし、これらの方法のうち光学活性α−ヒドロキシ酸
アミドを用いる方法では、原料である光学活性α−ヒド
ロキシ酸の入手が困難であす、また生物化学的方法では
、いずれも使用できる基質が限定されていたり、ラセミ
体の動的光学分割であるため化学収率が50%以下であ
るという欠点を有しており、工業的製造法としては最適
の方法とは云えない。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、生物化学的方法を用いて前記の一般式(
1)で示される光学活性ケトン類を製造する手段として
、基質であるエノールカルボキシラート類の幾何異性体
に特定の微生物を作用させることにより面選択的不斉加
水分解することに着目し、面選択的不斉加水分解能を有
する微生物を探索した結果、公知菌であるピチア属に属
する微生物を作用させることにより、下記式の如く、一
般式(II)−aで示される(E)−体エノール類を基
質とするときは一般式〔■〕−aで示される(R)一体
ヶトン類が、一般式(n)−すで示される(Z)一体エ
ノール類を基質とするときは一般式(1)−すで示され
る(S)一体ヶトン類がそれぞれ得られることを見い出
し、本発明を完成したものである。
(II)−a (1) −a (上記の式中、R1,R”、R”、R’およびnは前記
と同一の意味を表わす) 本発明の基質であるエノールカルボキシラート類の水酸
基は、保護基で保護されているのが好ましく、通常はメ
トキシメチル基、エトキシエチル基、ベンジル基、メト
キシベンジル基などが用いられるが、特にメトキシメチ
ル基、p−メトキシベンジル基が適している0本発明で
用いるエノールカルボキシラート類としては、酢酸(E
)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメ
トキシ−2−ペンテン−3−イル、酢酸(Z)−1−p
−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−2
−ペンテン−3−イル、酪酸(E)−1−p−メトキシ
ベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−2−ペンテン
−3−イル、プロピオン酸(E)−1−p−メトキシベ
ンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−2−ペンテン−
3−イル、(E)−3−メトキシカルボニルオキシ−1
−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ
−2−ペンテン、酢酸(E)−1−p−メトキシベンジ
ルオキシ−2−メトキシメトキシ−2−ブテン−3−イ
ル、酢酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2
−メトキシメトキシ−2−ヘキセン−3−イル、酢酸(
E)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシ
メトキシ−2−へブテン−3−イル、酢酸(E)−1−
p−メトキシベンジルオキシ−2−オクテン−3−イル
、酢酸(E)−1−P−メトキシベンジルオキシ−2−
メトキシメトキシ−2,6−へブタジェン−3−イルな
どが例示されるが、これらの例示化合物に限定されるも
のではない。
本発明で用いられる微生物は、ピチア虞に属する酵母で
あって、東大微生物研で容易に入手できるものでエノー
ルカルボキシラート類を面選択的不斉加水分解する能力
を有するものである0代表的なものとしてはピチア・ミ
ソ(Picha m1so ) IAM 4585.ピ
チア・ミソIAM 4629、ビチア・ミソ1.AM 
4682等が挙げられるが、特にピチア・ミソIAM 
4682が優れた面選択的不斉加水分解能を有する。な
お、ピチアの一般的な性状は、次のとおりである。
子のう胞子は球状、山高帽子形、土星形で。
通常1個の油滴がある。子のう胞子は子のう中に1〜4
個形成する。
硝酸カリウムを同化しない。
本発明で用いる培地は、菌が良好に増殖し得る培地であ
れば特に制限はないが、通常はグルコース、ポリペプト
ン、酵母エキス等を炭素源。
窒素源とした培地が良好である。
本発明の面選択的不斉加水分解反応は、種菌を培地に接
種し増殖した後に基質を添加して培養する方法、増殖し
た菌体を一旦集菌した後に弱酸性の緩衝液中で基質を加
えて培養する方法、増殖した菌体から分離した加水分解
酵素を基質に加えて培養する方法などいずれの方法でも
よい、不斉加水分解の培養時間は基質の種類や濃度、培
養温度によっても異るが、通常は3時間〜3日間位を要
する。培養温度は菌の増殖が可能な温度なら特に制限さ
れないが、通常は15〜40℃が好適である。また、基
質の濃度は一般には0.1〜10%程度であるが、特に
0.1〜1%が好ましい。
本発明の方法によって得られた光学活性ケトン類の培養
液からの単離は、遠心分離またはセライトを用いる炉別
により菌体を除いたのち、または菌体を除くことなく培
養液をジエチルエーテル、酢酸エチルなどの有機溶媒で
抽出し、次いで蒸留、再結晶またはシリカゲルなどを用
いたカラムクロマトグラフィーなどの通常の精製方法に
より精製する。
(発明の効果) 従来の微生物による不斉加水分解反応では、光学異性体
の一方のみを優先的に加水分解するものであるため、目
的とする光学活性体の化学収率が基質に対して最高でも
50%しか達成できなかったのに対し、本発明の面選択
的不斉加水分解反応では基質の二重結合面に対して一方
向から優先的にプロトン付加が起こるため、(E)一体
エノール類を基質とするときは(R)一体ヶトン類が、
(Z)一体二ノール類を基質とするときは(S)一体ヶ
トン類がいずれも仕込みの基質に対して100%の化学
収率を可能とするものであり、光学収率も優れ、工業的
製造法としても優れた効果を有するものである。
本発明で得られる光学活性ケトン類は、種々の生理活性
物質の合成中間体たとえばマクロラッド抗生物質の一種
であるマイジノリド■合成のための出発物質としてきわ
めて有用な化合物である。
(実施例) 以下、実施例により説明する。なお、実施例における光
学純度は次のようにして決定した。
得られた光学活性ケトンを水素化アルミニウムリチウム
により還元してジオール誘導体としたのち、これを(R
)−(+)−α−メトキシ−α−トリフルオロメチル−
α−フェニル酢酸のエステルとすることにより4種類の
ジアステレオマーの混合物を得る。この混合物を液体の
クロマトグラフィ (カラム: Develosil 
 OD S −5、溶媒:メタノール/水=70/30
)により4種類のジアステレオマーのピークを分離し、
その比から光学純度を決定した。
実施例1 オートクレーブ滅菌した培地(グルコース10g、ポリ
ペプトン7g、酵母エキス5gをリン酸緩衝液(リン酸
二水酸ナトリウムニ水塩15.9g、リン酸水素二ナト
リウムー二水塩35. Igを蒸留水9’15m fl
に溶解)1Ωに溶解340m氾(PH6,8)を乾熱減
菌済500ra m容坂ロフラスコに入れ、スラントか
らピチア・ミソIAM4682を白金耳で植菌した。こ
れを30℃で2日間振どう培養して増殖した菌を、種培
養液として用いる。
別の、乾熱減菌済500m n容坂ロフラスコに減菌し
た前記培地35IIQを入れ、これに前記種培養液5m
Qを接種し、30℃で2日間振とうした。
これに基質として酢酸(E)−1−p−メトキシベンジ
ルオキシ−2−メトキシメトキシ−2−ペンテン−3−
イル77.0.μQ (85,4mg)を加え、30℃
で24時時間上う培養した。培養液を酢酸エチルで抽出
(50mQX4)L、抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣を薄層クロマトグ
ラフィー(展開溶液ヘキサン/酢酸エチル=2/1)に
より分離し、油状物の(R)−1−p−メトキシベンジ
ルオキシ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン64
 、5mgを得た。
収率87%。
・基質 酢酸(E )−1−p−メトキシベンジルオキ
シ−2−メトキシメトキシ−2−ペンテン−3−イル 赤外スペクトル(neat、cm−1)2925.17
50.1605.1580.1510.1460.13
65.1300.1240.121O11150,10
70,1030,1000,920,820,750,
1H−核磁気共鳴スペクトル(CCQ、、δppm)0
.98(t、J=7.8)!z、3)り、1.95(s
、3H)、2.43(q、Jニア、8Hz、2)1)、
3.40(s、3H) 。
3.74(s、3H)、3.97(s、2H)、4.2
8(s、2H)、4.88(s、2H)、 6.74(
d、J=8.7Hz、2H)。
7.15(d、J=8.7Hz、2H)、”C−核’f
a気共鳴Xベクトル(CDCQ、、δppm)11.7
.21.2.22.2.56.2.57.4.64.4
.72.3.97.0.115.0.130.2.13
1.7.142.1,144.3,160.5,169
.5マススペクトル(m/Z、rel 1ntensi
ty)121(100)、137(2,0)、175(
0,1)、189(2,4)、219(0,2)。
264(3,9、(M−AcO)1)”]・生成物 (
R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシ
メトキシ−3−ペンタノン赤外スペクトル(neat、
cm−1)2900.1720.1600.1580.
1510.1450.1400、1350.1300.
1240.1170.1150.1100.1030.
910.820.750、核磁気共鳴スペクトル(CC
Q4.TMS、δppm)0.97(t、J=7.2H
z、3H) 。
2.54(q、J=7.2)1z、2H)、3.30(
s、3H)、3.60(d、J=4.5Hz、2H)、
3.75(s、3H)、4.02(t、J=4.5)1
z、IH)、4.37(s、2)1)、4.5〜4J(
m、2H)、 6.75(d、J=8.4Hz、2H)
、7.12(d、J=8.4Hz、2H)マススペクト
ル(m/Z、rel 1ntensity)121(1
00)、137(16)、181(8,9)、237(
0,8)、264(2,8)、282(0,5,M”)
比旋光度〔α〕も’ + 14.7°(C=1.21.
CHCら)光学純度 85%e、e。
実施例2 乾熱減菌済5001党容坂ロフラスコに実施例1記載の
培地45mQおよび種培養液5mflを加え、30℃で
2日間振とうした。これに実施例1と同一の基質38.
5μm2(42,7mg)を加え、30℃で3時間振と
う培養した。培養液を実施例1と同様に抽出し5次いで
分離操作を行い、油状物の(R)−1−p−メトキシベ
ンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン
34 、7mgを得た。収率93%。
・基質のスペクトルデーターは実施例1と同一・生成物
(R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキ
シメトキシ−3−ペンタノン赤外スペクトル(neat
、cm−”)2900.1720.1600.1580
.1510.1450.1400%1350.1300
.1240.1170.115o、1100.1030
.910.820.750核磁気共鳴スペクトル(CC
Q4. TMS 、δppm)0.97(t、J=7.
2Hz、3)1)、2.54(q、J=7.2Hz、2
H)、3.30(s、38)、3.60(d、J=4.
5Hz、2H)、3.75(s、3)1)、4.02(
t、J=4.5)1z、1)り、 4.37(s、2H
)、4.45〜4.8(鳳、2H)、 6.75(d、J=8.4Hz、2H)、7.12(d
、J=8.4)1z、2)1)マススペクトル(+++
/Z、rel 1ntensity)121(100)
、137(16)、1g! (8,9)、237(0,
8)、264(2,8)、282(0,5,M”)比旋
光度(α)′D’ +14.6°(Cm2.74 、 
CHCfl、 )光学純度 83%e、e。
実施例3 実施例1記載の培地40aQ(pH6,8)を乾熱減菌
法500mfi容坂ロフラスコに入れ、スラントからビ
チア・ミソIAM4585を白金耳で植菌した。これを
30℃で2日間振どう培養して増殖した菌を、種培養液
として用いる。
別に、乾熱減菌済500mfl容坂ロフラスコに実施例
1記載の培地35IIIQを加え、これに前記種培養液
5mQを接種し、30℃で2日間振とうした。
これに実施例1と同一の基質77.0μΩ(85,4I
I1g)を加え、30℃で48時時間上う培養した。培
養液を実施例1と同様に抽出し、次いで分離操作を行い
、油状物の(R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−
2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン54゜lll1
gを得た。収率73%。
・基質のスペクトルデーターは実施例1と同一・生成物
(R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキ
シメトキシ−3−ペンタノン赤外スペクトル(neat
、Cm−”)2900.1720.1600.1580
.1510.1450.1400.1350.1300
.1240.1170.1150.1100.1030
.910.820.750核磁気共鳴スペクトル(CC
I24.TMS、δppm)0.97(t、J=7.2
Hz、3H)、2.54(q、J=7.2Hz、2H)
、3.30(s、3B)、3.60(d、J=4.5H
z、2H)、3.75(s、3H) 。
4.02(t、J:4.5Hz、LH)、4.37(s
、2H)、4.5〜4.8(m、2H)、 6.75(d、J:8.4)1z、2H)、7.12(
d、J=8.4Hz、2H)マススペクトル(m/Z、
rel 1ntensity)121 (100)、1
37(16)、181 (8,9)、237(0,8)
、264(2,8)、282(0,5,M”)比旋光度
〔α)2゜+ 14.6°(Cm114.CHCQ3)
光学純度 85%a、e。
実施例4 実施例1記載の培地40■n(pH6,8)を乾熱減菌
済500mQ容坂ロフラスコに入れ、スラントからピチ
ア・ミソIAM4629を白金耳で植菌した。これを3
0℃で2日間振どう培養して増殖した菌を、種培養液と
して用いる。
別に、乾熱減菌済500mQ容坂ロフラスコに実施例1
記載の培地35mQを加え、これに前記種培養液5m1
2を接種・し、30℃で2日間振とうした。
これに実施例1と同一の基質38.5 p ff1(4
2,7mg)を加え、30℃で24時時間上う培養した
。培養液を実施例1と同様に抽出し、次いで分離操作を
行い、油状物の(R)−1−p−メトキシベンジルオキ
シ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン30゜8m
gを得た。収率83%。
・基質のスペクトルデーターは実施例1と同一・生成物
(R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキ
シメトキシ−3−ペンタノン赤外スペクトル(neat
、cm−”)2900.1720.1600.1580
.1510.1450.1400.1350. 130
0.1240. 1170.1150.1100.10
30.910.820.750核磁気共鳴スペクトルC
CCn4.TMS、δppm)0.97(t、Jニア、
2Hz、311)、2.54(q、、C7,2Hz、2
H)、 3.30(s、3H)、3.60(d、J=4
.5Hz、2日)、3.75(s、3H)、4.02(
t、J=4.5Hz、LH)、 4.37(s、2B)
、4.5〜4.8(+a、2)1)、 6.75(d、J=8.4Hz、2H)、7.12(d
、J=8.4Hz、2H)マススペクトル(a+/Z、
rel 1ntensity)121(100)、13
7(16)、181 (8,9)、237(0,8)、
264(2,8)、282(0,5,M”)比旋光度〔
α);’ + 14.2@(Cm1.28.CtICら
)光学純度 83%e、e。
実施例5 乾熱減菌済500mQ容坂ロフラスコに実施例1記載の
培地35−Qを加え、これに実施例1記載の種培養液5
mQを接種し、30℃で2日間振とうした。これに基質
として酪酸(E)−1−p−メトキジベンジルオキシ−
2−メトキシメトキシ−2−ペンテン−3−イル38.
5μ2(37゜8B)を加え、30℃で24時間振とう
培養した。培養液を実施例1と同様に抽出し、次いで分
離操作を行い、油状物の(R)−1−p−メトキシベン
ジルオキシ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン1
3.6mgを得た。
収率45%。
・基質 酪酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−2−ペンテン−3−イル 赤外スペクトル(neat、cl”) 2950.1750.1630.1610.1585.
1515.1450.1360.1300.1240.
1205.1150.1070.1030.1000.
920.820.750゜1H−核磁気共鳴スペクトル
(CCQ4.δppm)0.9〜1.9(+++、3H
)、0.91(t、、C7,5Hz、2H)、0.96
(t、、l=8.1Hz、3H)、2.17(t、Jニ
ア、5Hz、2H)、2.40(q、J−8,1Hz、
 2H)、3.38(s、3H)、3.73(s、3)
1)、3.95(s、2H)。
4.27(s、2H)、4.87(s、2tl)、6.
74(d、J=8.7Hz、2H)、7.14(d、J
=8.7Hz、2H)マススペクトル(+a/Z、re
l 1ntensity)121(100)、137(
2,0)、170(1,0)、189(4,3)、26
4(5,9,(M−C,)I、Co2H)勺・生成物 
(R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキ
シメトキシ−3−ペンタノン赤外スペクトル(neat
、am−1)2900、1720.1600.1580
.1510.1450゜1400.1350.1300
.1240.1170.1150゜1100.1030
.910.820,750、核磁気共鳴スペクトル(C
Cfl 4.TMS、δppm)0.97(t、J=7
.2Hz、3H)、2.54(q、J=7.2)1z、
2t()、3.30(s、3B)、3.60(d、J=
4.5Hz、2H)、3.75(s、3H)、4.02
(t、J=4.5Hz、18)、4.37(s、2M)
、4.5〜4.8(a、’2H)、6.75(d、J=
8.4Hz、2)1)、7.12(d、J=8.4Hz
、2)1)マススペクトル(m/Z、rel 1nte
nsity)121(100)、137(16)、18
1(8,9)、237(0,8)、264(2,8)、
282(0,5,M”)比旋光度〔α)5’+5.29
°(C=0.68.CHCL )光学純度 45%e、
e。
実施例6 乾熱減菌済500mQ容坂ロフラスコに実施例1記載の
培地35mQを加え、これに実施例1記載の種培養液5
IIIPを接種し30℃2日間振とうした。
これに基質としてプロピオン酸(E)−1−p−メトキ
シベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−2−ペンテ
ン−3−イル38.5μQ(41,6+ng)を加え。
30℃で24時間振どう培養した。培養液を実施例1と
同様に抽出し、次いで分離操作を行い、油状物の(R)
−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メドキシメト
キシ−3−ペンタノン27.1mgを得た。収率78%
・基質 プロピオン酸(E)−1−p−メトキシベンジ
ルオキシ−2−メトキシメトキシ−2−ペンテン−3−
イル 赤外スペクトル(neat、cm−’)2900.17
50.1610.1580.1510.145.0.1
350.1300.1240.1150.1060.1
000.920.800.750 ”H−核m気共鳴スペt;tトル(CCQl、δppm
)1.07(t、J=7.8Hz、3H)、2s23(
q、Jニア、5Hz、2)1)、2.41(q、J=7
.8Hz、2H)、2.87(t、J=7.5Hz、3
H)、3.37(s、3H)、3.71(s、3H)、
3.94(s、2H)、4.27(s、2H)、4.8
6(s、2)1)、6.72(d、J==7.8Hz、
2H)。
7.13(d、J=8.7)1z、2)りマススペクト
ル(m/Z、rel 1ntensity)57(6,
8)、121(100)、137(2,3)、219(
0,3)、264(5,0,(M−C,)l、Co2H
)す・生成物 (R)−1−p−メトキシベンジルオキ
シ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン赤外スペク
トル(neat、Cm−’)2900.1720.16
00.1580.1510.1450.1400.13
50.1300.1240.1170.1150、11
00.1030.910.820.750、核磁気共鳴
スペクトルCCC,Q 、 、TMS、δppm)0.
97(t、Jニア、2Hz、3)1)、2.54(q、
J=7.2Hz、2)1)、3.30(s、3H)、3
.60(d、J=4.5)1z、2)1)、3.75(
s、3H)、4.02(t、J=4,5)1z、1B)
、4.37(s、2H)、4.5〜4.8(m、2)1
)、 6.75(d、J=8.4Hz、2)1)、7.12(
d、J=8.4Hz、2H)マススペクトル(m/Z、
rel 1ntensity)121(100)、13
7(16)、181 (8,9)、237(0,8)、
264(2,8)、 282(0,5,M”)比旋光度
(c )o’ + 13.4°(C=1.OO,C)I
CFI、 )光学純度 82%e、e。
実施例7 乾熱減菌済500mfl容坂ロフラスコに実施例1記載
の培地35mnを加え、これに実施例3記載の種培養液
5mQを接種し、30℃で2日間振とうした。これに実
施例6と同一の基質77.0μQ(83,2mg)を加
え、30℃で96時時間上う培養した。培養液を実施例
1と同様に抽出し、次いで分離操作を行い、油状物の(
R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシ
メトキシ−3−ペンタノン55.0+ngを得た。収率
66%。
・基質のスペクトルデーターは実施例6と同一・生成物
 (R)−t−p−メトキシベンジルオキシ−2−メト
キシメトキシ−3−ペンタノン赤外スペクトル(nea
t、cm−’)2900、 lフ20、1600、15
80、1510、1450.1400.1350.13
00.1240.1170.1150.1100、10
30.910.820.750核磁気共鳴スペクトル(
CCQ、、TMS、δppm)0.97(t、J=7.
21(z、3)1) 。
2.54(q、J=7.2Hz、2)1)、3.30(
s、3)1)、3.60(d、J:4.5Hz、2)1
)、3.75(s、3H)、4.02(t、J=4.5
)1z、 IH)、4.37(s、2)1)。
4.5〜4.8(m、2)1)、6.75(d、J=8
.4Hz、2H)7.12(d、J=8.4Hz、2)
1)マススペクトル(m/Z、rel 1ntensi
ty)121(100)、137(16)、181(8
,9)、237(0,8)、254(2,8)、282
(0,5,M”)比旋光度(a )io’ +11−2
@(C:1−24 、CHCQs )光学純度 65%
e、e。
実施例8 乾熱減菌済500mQ容坂ロフラスコに実施例1記載の
培地35mMを加え、これに実施例1記載の種培養液5
mQを接種し、30℃で2日間振とうした。これに基質
として(E)−3−メトキシカルボニルオキシ−1−p
−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−2
−ペンテン38.5μρ(43゜1m()を加え、30
℃で24時間振どう培養した。培養液を実施例1と同様
に抽出し、次いで分離操作を行い、油状物の(R)−1
−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ
−3−ペンタノン29.4Bを得た。収率82%。
・基質 (E)−3−メトキシカルボニルオキシ−1−
P−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−
2−ペンテン 赤外スペクトル(neat、am−’)2950.17
60.1610.1580.151O11440゜13
50.1280.1240.1200.1160.10
60゜1000.920.820.780 1H−核磁気共鳴スペクトル(CCL、δppm)1.
02(t、J=7.5)1z、3H)、2.46(q、
J=7.5Hz。
2H)、3.38(s、3H)、3.70(s、3H)
、3.73(s、3)1)、4.05(s、2)1)、
4.28(s、2H)、4.88(s、2H)、6.7
2(d、J=8.7)1z、2t()、7.13(d、
J=8.7)1z、2H)、マススペクトル(m/Z、
rel 1ntensity)121(100)、13
7(3,9)、219(2,9)、264(6,2)、
279(3,3)、281(1,2,(M−CH,0C
O)勺・生成物 (R)−1−p−メトキシベンジルオ
キシ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン赤外スペ
クトル(neat、cm−”)2900.1720.1
600.1580.1510.1450.1400.1
350.1300.1240.1170.1150.1
100.1030.910.820.750、核磁気共
鳴スペクトル(CCR,、TMS、δppm)0.97
(t、J:=7.2Hz、3H)、 2.54Cq、J
=1.2Hz。
2)1)、3.30(s、3)1)、3.60(d、J
=4.5Hz、2H)、3.75(s、3)1)、 4
.02(t、、C4,5Hz、IH)、4.37(s、
2H)、 4.5〜4.8(m、2H)、 6.75(
d、J=8.4)1z、2)1)、7.12(d、J=
8.4)1z、 2H)マススペクトル(+m/Z、r
el 1ntensity)121(100)、137
(16)、  181(8,9)、237(0,8)、
264(2,8)、282(0,5,M’)比旋光度(
α)V+ 12.9°(C=1.10.CH(、Q、 
)光学純度 81%e、e。
実施例9 乾熱減菌済500+a4容坂ロフラスコに実施例1記載
の培地35+sQを加え、これに実施例3記載の種培養
液5IIIfiを接種し、 30℃で2日間振とうした
。これに実施例8と同一の基質77.0μQ(86,2
mg)を加え、30℃で18時間振どう培養した。培養
液を実施例1と同様に抽出し1次いで分離操作を行い、
油状物の(R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2
−メトキシメトキシ−3−ペンタノン51.0mgを得
た。収率71%。
・基質のスペクトルデーターは実施例8と同一・生成物
 (R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メト
キシメトキシ−3−ペンタノン赤外スペクトル(nea
t、cm”’)2900.1720.1600.158
0.1510.1450.1400.1350.130
0.1240.1170.1150.1100.103
0.910.820.750、核磁気共鳴スペクトル(
CCU、、TMS、δppm)0.97(t、J=7.
2Hz、3)1)、2.54(q、Jニア、2Hz、2
)1)、3.30(s、38)、3.60(d、J=4
.5Hz、2)1)、3.75(s、3■)、4.02
(t、J=4.5Hz、1)1)、4.37(s、2)
1)、4.5〜4.8(m、2H)、6.75(d、J
=8.4Hz、2H)7.12(d、J=8.4Hz、
2H)、マススペクトル(m/Z、rel 1nten
sity)121(100)、137(16)、181
(8,9)、237(0,8)、264(2,8)、2
82(0,5,M’)比旋光度〔α〕♂+12.5@(
C=1.lO,CHCl2.)光学純度 73%e、e
実施例1O 乾熱減菌済500m12容坂ロフラスコに実施例1記載
の培地35mNを加え、これに実施例1記載の種培養液
5■aを接種し、30”Cで2日間振とうした。これに
基質として酢酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキ
シ−2−メトキシメトキシ−2−ブテン−3−イ/L7
3g、5 p n(43,9tag)を加え、30℃テ
18時間振とう培養した。培養液を実施例1と同様に抽
出し、次いで分離操作を行い、油状物の(R)−4−p
−メトキシベンジルオキシ−3−メトキシメトキシ−2
−ブタノン19.0mgを得た。収率50%。
・基質 酢酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メ
トキシメトキシ−2−ブテン−3−イル 赤外スペクトル(naattcm−”)2900.17
50.1610.1580.1510.1450.13
60、1300.1240.1200.1160.11
00.1060.1030.990.920.850,
820゜760.690 1H−核磁気共鳴スペクトル(CCn4.δppm)1
.90(s、3)1)、1.93(s、3)1)、3.
39(s、31()、3.73(s、3H)、3.98
(s、2H)、4.27(s、2)1)、4.87(s
、2H)、6.73(d、J=8.7Hz、21()、
?、14(d、J=8.7)1z、2)1)、マススペ
クトル(m/Z、rel 1ntensity)121
(100)、137(62)、249(0,7)、25
1 (0,3)、266(0,9,(M−^cH)”)
・生成物 (R)−4−p−メトキシベンジルオキシ−
3−メトキシメトキシ−2−ブタノン赤外スペクトル(
neat、cm−’)2900.1720.161o、
1580.1510.1460.1350.1300.
1240.1170.115o、1100.1030.
910,820.750、 核磁気共鳴スペクト/L/(CCU4.TMS、 5 
ppm)2.10(s、3H)、3.30(s、38)
、3.56(d、J:4.5Hz、2H)、3.73(
s、3H)。
3.96(t、J:4.5Hz、IH)、4.35(s
、2H)、4.53(d、J=6.3)1z)and4
.53(d、J=6.3Hz)(2H)、6.73(d
、J=8.7Hz、2H)、7.12(d、J=8.7
Hz、2H)マススペクトル(+w/Z、rel 1n
ter+sity)121(100)、181(7,0
)、223(15)、250(2,0)、253(0,
7)、268(0,4,M”)比旋光度〔α)′D’+
11.15@(C=0.95.ClICΩ、)光学純度
 55%e、e。
実施例11 乾熱減菌済500mQ容坂ロフラスコに実施例1記載の
培地35n+Rを加え、これに実施例3記載の種培養液
5m+2を接種し、30℃で2日間振とうした。これに
実施例10と同一の基質38.5μfl(43,9mg
)を加え、30℃で24時時間上う培養した。培養液を
実施例1と同様に抽出し、次いで分離操作を行い、油状
物の(R)−4−p−メトキシベンジルオキシ−3−メ
トキシメトキシ−2−ブタノン22.1mHを得た。収
率58%。
・基質のスペクトルデーターは実施例1Oと同一・生成
物 (R)−4−p−メトキシベンジルオキシ−3−メ
トキシメトキシ−2−ブタノン赤外スペクトル(nea
ttcm−1)2900.1720.1610.158
0.1510.1460.1350.1300.124
0.1170.1150.1100.1030.910
.820.750 核磁気共鳴スペクトル(CCら、 TMS 、δppm
)2.10(s、38)、3.30(s、3)1)、3
.56(d、J=4.51(z、2H)、3.73(s
、3H)、3.96(t、J=4.5Hz、1M)、4
.35(s、2N)、4 、53 (d 、 J=6 
、3Hz)and4 、53 (d 、 J=6 、3
)1z)(2H)、6.73(d、J=8.7Hz、2
H)、7.12(d、J=8.7Hz、2H) マススペクトル(+++/Z、rel 1ntensi
ty)121(100)、181(7,0)、223(
15)、250(2,0)、253(0,7)、268
(0,4,M”)比旋光度〔α〕も1+11.2’ (
C=1.11.C)IO2,)光学純度 58%e、e
実施例12 乾熱減菌済500+nQ容坂ロフラスコに実施例1記載
の培地35mQを加え、これに実施例1記載の種培養液
5mQを接種し、30℃で2日間振とうした。これに基
質として酢酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−2−ヘキセン−3−イル3g
、5 p Q(41,6mg)を加え、30℃で24時
時間上う培養した。培養液を実施例1と同様に抽出し、
次いで分離操作を行い、油状物の(R)−1−p−メト
キシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−3−へキ
サノン31.3+agを得た。
収率86%。
・基質 酢酸(E )−1−p−メトキシベルジルオキ
シ−2−メトキシメトキシ−2−ヘキセン−3−イル 赤外スペクトル(+veat、cm−’)2950.1
750.1605.1580.1510.1450゜1
360.1300.1240.1210.1150.1
070.1030.990.920.820.750.
680iH−核磁気共鳴スペクトル(CCf14.δp
pm)0.91(t、J=7.5Hz、3H)、1.2
〜1.7(m、2H)、1.92(s、3H)、2.3
5(t、J=6.6Hz、2H)、3.38(s、3H
)、3.72(s、3H)、3.97(s、2)1)、
4.27(s、2H)、4.87(s、2H)、6.7
3(d、J=8゜7Hz、2H)、7.14(d、J=
8.7Hz、2H)−マススペクトル(m/Z、rel
 1ntensity)121(100)、127(1
゜O)、137(5,3)、203(10)、 278
(12)、307(0,2,(M−Neo)”)・生成
物 (R)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メ
トキシメトキシ−3−ヘキサノン赤外スペクトル(ne
at 、 c+n−” )2900、1720.161
O11580,1510,1460,1400、136
0,1300,1240,1170,1150,110
0,1030,920,820,750、核磁気共鳴ス
ペクトル(COCら、 TMS 、δppm)0.91
(t、J=6.8)1z、3)1)、1.2〜1.9(
m、2)1)、2.55(t、J=7.2Hz、2H)
、3.39(s、3H)、3.69(d、J:4.7H
z、2H)、3.81(s、3)1)、4.18(t、
J=4.7Hz、LH)、4.47(s、2H)、4.
64(d、J=6.0Hz)and4.77(d、J:
6.0Hz)(2B)、 6.84(d、J:8.3H
z、2H)、7.21 (d、J=8.3Hz、 2H
)マススペクトル(m/Z、rel 1ntensit
y)121(100)、137(12)、181(9,
2)、251(22)、27g (3,3)、296(
0,6,M”)比旋光度〔α〕も’ + 10.5°(
C=1.69.CHCQ、)光学純度 87%e、e。
実施例13 乾熱減菌済500mQ容坂ロフラスコに実施例1記載の
培地35mfiを加え、これに実施例1記載の種培養液
5mQを接種し、30℃で2日間振とうした。これに基
質として酢酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−2−へブテン−3−イル38
.5μQ(40,4mg)を加え、30℃で24時間振
どう培養した。培養液を実施例1と同様に抽出し、次い
で分離操作を行い、油状物の(R)−1−p−メトキシ
ベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−3−ヘプタノ
ン19.3o+gを得た。
収率54%。
・基質 酢酸(E )−1−p−メトキシベンジルオキ
シ−2−メトキシメトキシ−2−ヘプテン−3−イル 赤外スペクトル(neat、em−″)2950.17
60.1610.1580.151O11460゜13
70.1300.1240.1200.1150.10
70゜1030.1000.920,820.740,
6901H−核磁気共鳴スペクトル(CCU、、δpp
m)0.90(t、J=6.0)!z、3)1)、1.
1〜1.5(m、4H)、1.91(s、3B)、2.
35(t、J=6.3Hz、2H)、3.37(s、3
H)、3.72(s、3)1)、3.94(s、2H)
4.26(s、2H)、4.86(s、2H)、6.7
3(d、J=9゜01(z、2H)、7.15(d、J
=9.0f(z、28)、マススペクトル(m/Z、r
el 1ntensity)121(100)、137
(2,2)、15g(1,1)、180(0,7)、2
1?(4,2)、292(4,3,(M−AcOH)”
)・生成物 (R)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−3−へブタノン赤外スペクト
ル(neat、cm−1)2950.1720.161
0.1580.1510.1460゜1400.136
0.1300.1240.1170.1150.111
0.1030.910.820.750、核磁気共鳴ス
ペクトJL/(CDCQ、 、TMS、 5 ppm)
0.87(t、J=6.3)1z、3)1)、1.0〜
1.8(m、4H)、2.55(t、J=6.6Hz、
2H)、 3.36(s、3H)、3.69(d、J=
4.5Hz、2t+)、3.78(s、3)1)、4.
20(t、J=4.5)1z、1N)、4.43(s、
2H)、4 、60 (d 、 J=6 、0Hz)a
nd4 、74 (d 、 J:6 、0)!z)(2
H)、 6.85(d、J=8.4Hz、2)1)、7
.22(d、J=8.4)1z、2H)マススペクトル
(m/Z、rel 1ntensity)121(10
0)、137(13)、181(7,8)、265(1
9)、 292(3,0)、310(0,4,M”)比
旋光度(cc)”+10.36’ (C=1.93.C
)lcff、)光学純度 90%a、e。
実施例14 乾熱減菌済500mfl容坂ロフラスコに実施例1記載
の培地35wallを加え、これに実施例1記載の種培
養液5mRを接種し、30”Cで2日間振とうした。こ
れに基質として酢酸(E)−1−p−メトキシベンジル
オキシ−2−メトキシメトキシ−2−オクチン−3−イ
/Lz38.5μQ(40,4+g)を加え、30”C
で24時間振どう培養した。培養液を実施例1と同様に
抽出し、次いで分離操作を行い、油状物の(R)−1−
P−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−
3−オクタノン9.1mgを得た。
収率26%。
・基質 酢酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−2−オクテン−3−イル 赤外スペクトル(neat、cm−″)2950.17
60.1610.1580.1510.1460.13
70.1300.124o、1200.115o、10
70.1030.990.920.820.760,6
901H−核磁気共鳴スペクトル(cDc123.δp
pm)0.87(t、J=6.2)1z、3)1)、1
.1〜1.8(m、6H)、2.03(s、3H)、2
.43(t、J=6.2)!z、2H)、3.45(s
、3H)、3.79(s、3H)、4.04(st2)
1)、4.37(s、2H)、4.93(s、2)1)
、6.75(d、J=8゜1Hz、2H)、7.25(
d、J=8.1Hz、2H)マススペクトル(+++/
Z、rel 1ntensity)121(100)、
137(11)、229(78)、231 (28)、
306(24)、321(0,1)、323(0,2)
、335[1,3,(M−Neo)”]・生成物 (R
)−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメ
トキシ−3−オクタノン赤外スペクトル(neat、c
m−1)2900.1720.1610.158o、1
51o、146o、1400.1360.1300.1
240.1170.1150.1100.1030.9
20.820.750、核磁気共鳴スペクトル(coc
Q、3.TMS、δppm)0.88(t、j=5.4
)1z、3H)、0.9〜1.9(m、6H)、2.5
4(t、J=7.6Hz、2)1)、3.37(s、3
)1)、3.68(d、J=4.01(z、2)1)、
3.80(s、3)1)、4.17(t、J=4.OH
z、IH)、4.45(s、2H)、4.63(d、J
=7.2Hz)and4.76(d、J=7.2Hz)
(2H)、6.83(d、J=8.6Hz、2H)、7
.20(d、J=8.6Hz、2H)マススペクトル(
m/Z、rel 1ntensity)121(100
)、137(16)、171(1,7)、181 (9
,3)、236(2,8)、279(13)。
306(1,6,(M−H,0)”) 比旋光度〔α35’ +9.45°(C=o、91 、
cocQ、 )光学純度 84%e、e。
実施例15 乾熱減菌法500+++Q容坂ロフラスコに実施例1記
載の培地35mmを加え、これに実施例1記載の種培養
液5m12を接種し、30℃で2日間振とうした。これ
に基質として酢酸(E )−1−p−メトキシベンジル
オキシ−2−メトキシメトキシ−2,6−へブタジェン
−3−イル38.5 u Q(42,0mg)を加え、
30℃で24時間振どう培養した。培養液を実施例1と
同様に抽出し、次いで分離操作を行い、油状物の(R)
−1−p−メトキシベンジルオキシ−2−メトキシメト
キシ−6−ヘブテンー3−オン30.9mgを得た。収
率84%。
・基質 酢酸(E)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−2,6−へブタジェン−3−
イル 赤外スペクトル(neat、am’″′)2900.1
760.1640.1610.15g0.1510.1
450.1370.1300.1240.1200.1
150.1060.1030.990.910.820
.750゜1H−核磁気共鳴スペクトル(CCI24.
δppm)2.05(s、3H)、2.20(t、J−
”7.2Hz、2H)、2.4〜2.8(m、2H)、
3.46(s、3H)、3.80(s、3H)、4.0
7(s、2)1)、4.39(s、2H)。
4.7〜5.3(m、2H)、4.97(s、2H)、
5.5〜6..1(m、18)、6.86(d、J=8
.6Hz、2H)、7.25(d、J=8.6Hz、2
)1)、マススペクトル(m/Z、rel 1nten
sity)121(100)、137(2,4)、  
215(3,4)、230(0,1)、290(3,2
,(M−AcOH)”)・生成物 (R)−1−p−メ
トキシベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−6−へ
ブテン−3−オン 赤外スペクトル(neat、cm−”)2900.17
20.1640.1610.1580.1510.14
50.1400.1360.1300.1240.11
70゜1150.1100.1030.910.820
,750核磁気共鳴スペクトルCCCQ、 、 TMS
 、δppm)2.1〜2.4(++、2H)、2.6
0(t、J=7.2Hz、2H)、3.30(s、3H
)、3.58(d、J=4.5Hz、2H)、3.74
(s、3H)、4.00(t、J=4.5)1z、IH
)、4.37(s、2H)、4.55(d、J=6.3
Hz)and4.67(d、J=6.3Hz) (2H
)、4.8〜5.2(m、2H)、5.5〜6.1(a
+、IH)、  6.76(d、J=8.7Hz、2)
1)、7.13(d、J=8.7Hz、2H)マススペ
クトル(m/Z、rel 1ntensity)121
(100)、137(14)、181 (7,3)、2
63(12)、 30g(1,0,M”)比旋光度〔α
〕も’+11.6°(C=1.36.CHCQ、 )光
学純度 86%e、e、・ 実施例16 乾熱減菌済500rMQ容坂ロフラスコに実施例1記載
の培地35mQを加え、これに実施例1記載の種培養液
5muを接種し、30℃で2日間振とうした。これに基
質として酢酸(Z)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−2−ペンテン−3−イル38
.5μ党(42,7mg)を加え、30℃で24時間振
とう培養した。培養液を実施例1と同様に抽出し、次い
で分離操作を行い、油状物の(S)−1−p−メトキシ
ベンジルオキシ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノ
ン30.2mgを得た。
収率80%。
・基質 酢酸(Z)−1−p−メトキシベンジルオキシ
−2−メトキシメトキシ−2−ペンテンー3−イル 赤外スペクトル(neat、cm−’)2925.17
50.1605.1580.1510.1460.13
65.1300.1240.1210.1150.10
70.1030.1000.920,820,750.
1H−核磁気共鳴スペクトル(CCQ4.δppa+)
0.96(t、J=7.5Hz、3H)、2.07(s
、3H)、2.12(q、J=7.5Hz、2)1)、
3.33(s、3H)、3.73(s、3H)、4.0
6(s、2H)、4.36(s、2H)。
4.80(s、2H)、6.75(d、J=8.7Hz
、2)1)、7.18(d、J=8.7Hz、2)1)
、マススペクトル(m/Z、rel 1ntensit
y)121(100)、137(37)、175(0,
2)、202(0,4)、219(0,4)、249(
0,3)、263(2,9)、293(1,9,(M−
MeO)”)・生成物 (S)−1−p−メトキシベン
ジルオキシ−2−メトキシメトキシ−3−ペンタノン赤
外スペクトル(neat、cm−1)2900.172
0.1600.1580.151O11450,140
0,1350,1300,1240,1170,115
0,1100,1030,910,820,750、核
磁気共鳴スペクトルCCCQ、、TH8,δppm)0
.97(t、J=7.2Hz、3H)、2.54(q、
J=7.2)1z、7H)、3.30(s、3)1)、
3.60(d、J=4.5Hz、2)1)、3.75(
s、3)1)、4.02(t、J=4.5Hz、IH)
、4.37(s、2H)、4.5〜4.8(m、2)1
)、6.75(d、J=8.4Hz2H)、7.12(
d、J=8.4Hz、2tl)マススペクトル(m/Z
、rel 1ntensity)121(100)、1
37(16)、181 (8,9)、237(0,8)
、264(2,8)、282(0,5,8”)比旋光度
(a)o  6.12” (C:1.24.CHCf1
3)光学純度 39%e、e。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エノールカルボキシラート類に、面選択的不斉加水
    分解能を有するピチア(Pichia)属に属する微生
    物を作用させて、エノールカルボキシラート類の不斉加
    水分解反応を行うことを特徴とする一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^1は炭素数1〜5の分枝を有することもあ
    るアルキル基を、R^2は保護基を有することもある水
    酸基を、R^3は水素原子または保護基を有することも
    ある水酸基を、*は不斉炭素原子を、nは1〜5の整 数を表わす) で示される光学活性ケトン類の製造方法。 2、一般式〔II〕−a ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕−a (式中、R^1は炭素数1〜5の分枝を有することもあ
    るアルキル基を、R^2は保護基を有することもある水
    酸基を、R^3は水素原子または保護基を有することも
    ある水酸基を、R^4は炭素数1〜3の分枝を有するこ
    ともあるアルキル基またはアルコキシ基を、nは1〜5
    の整数を表わす) で示される(E)−エノールカルボキシラート類に、面
    選択的不斉加水分解能を有するピチア(Pichia)
    属に属する微生物を作用させて、(E)−エノールカル
    ボキシラート類の不斉加水分解反応を行うことを特徴と
    する一般式 〔 I 〕−a ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕−a (式中、R^1、R^2、R^3およびnは前記と同一
    の意味を表わす) で示される光学活性(R)−ケトン類の製造方法。 3、一般式〔II〕−b ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕−b (式中、R^1は炭素数1〜5の分枝を有することもあ
    るアルキル基を、R^2は保護基を有することもある水
    酸基を、R^3は水素原子または保護基を有することも
    ある水酸基を、R^4は炭素数1〜3の分枝を有するこ
    ともあるアルキル基またはアルコキシ基を、nは1〜5
    の整数を表わす) で示される(Z)−エノールカルボキシラート類に、面
    選択的不斉加水分解能を有するピチア(Pichia)
    属に属する微生物を作用させて、(Z)−エノールカル
    ボキシラート類の不斉加水分解反応を行うことを特徴と
    する一般式 〔 I 〕−b ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕−b (式中、R^1、R^2、R^3およびnは前記と同一
    の意味を表わす) で示される光学活性(S)−ケトン類の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054437A1 (ja) * 2004-11-16 2006-05-26 Takasago International Corporation 光学活性化合物の製造方法

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WO2006054437A1 (ja) * 2004-11-16 2006-05-26 Takasago International Corporation 光学活性化合物の製造方法

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