JPH0279607A - マイクロ波増幅器 - Google Patents

マイクロ波増幅器

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JPH0279607A
JPH0279607A JP23155888A JP23155888A JPH0279607A JP H0279607 A JPH0279607 A JP H0279607A JP 23155888 A JP23155888 A JP 23155888A JP 23155888 A JP23155888 A JP 23155888A JP H0279607 A JPH0279607 A JP H0279607A
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JP
Japan
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strip conductor
circuit
microwave
reactance
thin metal
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Pending
Application number
JP23155888A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Mochizuki
満 望月
Kiyoharu Kiyono
清春 清野
Sunao Takagi
直 高木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、マイクロ波集積回路で構成したマイクロ波
帯の低雑音FETを有する増幅器に関するものである。
[従来の技術] 第4図(a)は例えば特開昭61−181208号公報
に示された従来のマイクロ波FET増幅器を示す構成図
である。公知資料では多段増幅器について示しているが
、ここでは説明を簡単にするためにFETのソース端子
を接地端子としている1段増幅器の場合について示す。
第4図(a)において、1はFET(電界効果トランジ
スタ)、2.4は誘電体基板、3!5は金属膜、6は接
地金属板、7〜9は金属細線、10は入力整合回路、1
1は出力整合回路である。
この増幅器は、接地金属板6上にFETIと、エンチッ
グ等を用いてそれぞれ金属膜3.5を形成した誘電体基
板2.4とを装着し、FETIのゲート端子と金属膜3
、FETIのド、レイン端子と金属膜5、FETIのソ
ース端子と接地金属板6間を金属細線7,8.9でそれ
ぞれ接続した構造となっている。金属細線8,9は波長
に比べ十分短い長さに選ばれ、また金属細線7は適当な
長さに選ばれており、この金属細線7を介してFET1
のソース端子が接地されている。入力整合回路10は誘
電体基板2と金属膜3と接地金属板6とで形成され、F
ET1の入力インピーダンスと電源インピーダンスとを
整合させるように設計されている。また出力整合回路1
1は誘電体基板4と金属膜5と接地金属板6とで形成さ
れ、FET1の出力インピーダンスと負荷インピーダン
スとを整合させるように設計されている。このマイクロ
波FET増幅器は以上の様に構成されているため、入力
整合回路10の左端から入射したマイクロ波は入力整合
回路10、FET1、出力整合回路11の方向に伝播し
、出力整合回路11の右端より出力される。
第4図(a)のマイクロ波FET増幅器は、第4図(b
)の等価回路で表すことができる。この図において、1
2は金属細線7によるインダクタであり、FETIのソ
ース端子に直列に接続された誘導性リアクタンス回路と
なる。この回路は、直列帰還回路の働きを有する。
このインダクタ12の値を変える事により、FETIの
入力インピーダンスを変える事ができる。
このため、FET1の入力インピーダンスと雑音指数が
最小となる電源インピーダンスの共役値とが最も近づく
ようなインダクタ12の値になるように金属細線7の長
さを選ぶことにより、入力VSWR(電圧定在波比)特
性も良好となるマイクロ波FET増幅器が得られること
が一般に知られている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のマイクロ波FET増幅器では、FETのソース端
子に接続する誘導性リアクタンス回路を所望の長さの金
属細線で構成しており、その金属細線の配線はボンディ
ング等により行っているため金属細線を所定の長さに保
つことが難しく、したがって特性がばらつくという問題
点があった。
また、この従来の増幅器ではFET製作時に生じる動作
層のキャリヤ濃度および形状のばらつき等によるFET
自体の特性ばらつきを補償するのに誘導性リアクタンス
回路のりアクタンスを変える場合、長さの違う金属細線
をボンディング等によりFETに配線し直して調整しな
ければならず、製作時間が多大になりかつ信頼性が低下
し、最悪の場合にはFETの劣化や破損が生じるという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、トランジスタの接地端子に接続される誘導性
リアクタンス回路のりアクタンスを容易に可変としてト
ランジスタの特性を容易に調整できるようにし、これに
より特性のばらつきを抑え、更に、製作時間の短縮化を
図ることができるマイクロ波増幅器を得る事を目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係るマイクロ波増幅器は、トランジスタ(F
ETI)の接地端子に接続される誘導性リアクタンス回
路16を、誘電体基板2上にマイクロ波の伝播方向と垂
直に設けられるストリップ導体15と金属細線13.1
4とを含み構成したことを特徴とするものである。
[作用] 上記誘導性リアクタンス回路16はストリップ導体15
と金属細線13.14とを含み構成される。誘導性リア
クタンス回路16のリアクタンスは金属細線13などを
切断することによって変化し、これによりトランジスタ
(FETI)の特性が調整できる。
[発明の実施例コ 第1図(a)はこの発明の一実施例に係るマイクロ波増
幅器を示す構成図である。第1図(a)において15は
ストリップ導体、13.14は金属細線である。ストリ
ップ導体15は、金属膜3とともに誘電体基板2上にエ
ツチング等を用いてマイクロ波の伝播方向と垂直に形成
される。FET1のソース端子は金属細線14により、
ストリップ導体15に接続され、ストリップ導体15は
金属細線13により接地金属板6に接続されている。従
ってこの実施例においてFET1の接地端子としている
ソース端子は金属細線13.14とストリップ導体15
とを介して接地される。
第1図(b)は第1図(a)の等価回路である。
この図において17は金属細線14によるインダクタ、
1つは金属細線13によるインダクタ、18はストリッ
プ導体15によるリアクタンスである。FETIのソー
ス端子はインダクタ17゜1つとリアクタンス18との
直列接続回路で構成される誘導性リアクタンス回路16
を介して接地される。誘導性リアクタンス回路16を構
成する金属細線14.13は波長に比べ十分短く選ばれ
るため、誘導性リアクタンス回路16のリアクタンスは
ストリップ導体15で決定される。ストリップ導体15
はエツチング等により再現性よく形成されるため、誘導
性リアクタンス回路16のリアクタンスを一定にする事
ができ、特性ばらつきの少ないマイクロ波FET増幅器
を得る事ができる。また、FETI自体の特性ばらつき
を補償する手法として誘導性リアクタンス回路16のリ
アクタンスを変えるような場合、接地金属板6とスi・
リップ導体15間の何箇所かをあらかじめ接続しておき
、それを適宜切断することにより容易に所望のリアクタ
ンスを得る事ができる。
このようにリアクタンス回n16のリアクタンスを調整
する場合、従来性われていたFETの接地端子に対する
ボンディングし直しの必要がなく、ストリップ導体15
と接地金属板6間を接続する金属細線13を適宜切断す
ることで容易に行えるため、製作時間の短縮が図れ、か
つリアクタンス調整時の信頼性の低下が無くなる。
第2図はこの発明のマイクロ波FET増幅器の池の実施
例を示す構成図である。この増幅器では、1枚の誘電体
基板2上に入力整合回路10及び出力整合回路11をそ
れぞれ構成するための金属膜3及び金属膜5と、マイク
ロ波の伝播方向と垂直に設けられたストリップ導体15
とが形成されている。FETIはこの誘電体基板2上に
装着され、接地端子であるソース端子とストリップ導体
15とが金属細線14によって接続されている。またス
トリップ導体15と接地金属板6とを接続するために貫
通孔21が設けられており、FETIのソース端子は金
属細線14,20、ストリップ導体15及び貫通孔21
を介して接地される。この実施例ではりアクタンスを調
整する場合、ストリップ導体15間の金属細線20の接
続位置を調整する事によって行う事ができる。
上記実施例ではFETIのソース端子が誘導性リアクタ
ンス回路16を介して接地される場合について述べた。
この実施例における構成ではFET1の接地端子がソー
ス端子に限らず、ゲート端子またはトレイン端子であっ
てもよい。
次にFETIのゲート端子が誘導性リアクタンス回路1
6を介して接地される場合について述べる。第3図(a
)はこの発明のマイクロ波F E i’増幅器の更に他
の実施例を示す構成図である。第3図(a)においてF
ETIのソース端子が金属細線8により金属膜3に、F
ETIのゲート端子が金属細線14によりストリップ導
体15にそれぞれ接続され、ストリップ導体15は金属
細線13によって、接地金属板6に接続されている。
第3図(b)は第3図(a)の等価回路である。
この図においてFETIのゲート端子は金属細線14 
によるインダクタ17と金属細線13によるインダクタ
19とストリップ導体15によるリアクタンス1gとに
よって構成される誘導性リアクタンス回ff1f 16
を介して接地される。
このようにこの実施例ではFETIの接地端子かゲート
端子であっても金属細線18.14の配線位置を変える
だけで構成を変える必要がなく経済的である。また同様
にFETIの接地端子がドレイン端子であっても同じ構
成で実現できる。
なお、以上の実施例ではチップ状のFETIと、誘電体
基板2.4上の入力整合回路10及び出力整合回路11
とをマイクロ波集積回路で構成した場合について述べた
が、半導体基板上にFETIと入力整合回路10と出力
整合回路11とを一体構成したモノリシック集積回路で
構成したものであってもよい。
以上のように本実施例によれば、FETIの接地端子に
接続する誘導性リアクタンス回路を、入力整合回路また
は出力整合回路が形成されている誘電体基板上にマイク
ロ波の伝播方向と垂直に形成されたストリップ導体と、
非常に短い金属細線とで構成するため、この誘導性リア
クタンス回路のリアクタンスは、エツチング等により再
現性よく形成できるストリップ導体でほぼ決定される。
このため、リアクタンスを一定にする事ができ、特性ば
らつきの少ないマイクロ波FET増幅器が得られる。
また、FET自体の特性ばらつきを補償するために誘導
性リアクタンス回路のりアクタンスを調整するような場
合、ストリップ導体と接地金属板間にあらかじめ何箇所
かにボンディングした金属細線を適宜切断して行うこと
ができるため、FETへのボンディングし直しが必要な
くなり、マイクロ波FET増幅器の製作時間が短縮でき
、また調整時の信頼性の低下を妨げる効果もある。
さらにソース接地、ゲート接地、トレイン接地等を、増
幅器の構成を変えることなくボンディング等の配線位置
を変えるだけで行うことができるため、製作費が経済的
になる。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、トランジスタの接地端子
に接続される誘導性リアクタンス回路を、誘電体基板上
にマイクロ波の伝播方向と垂直に設゛ けられるストリ
ップ導体と金属細線とを含み構成しなので、金属細線を
切断すると誘導性リアクタンス回路のりアクタンスは変
化し、これによりl・ランジスタの増幅特性を容易に調
整でき、したがって特性のばらつきが抑えられ、信頼性
が向上し、更に製作時間が短縮し、コストダウンを図れ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例に1系るマイクロ波
増幅器を示すJ/4成図、第1図(b)は第1図(a)
の等価回路図、第2図はこの発明の池の実施例に係るマ
イクロ波増幅器を示ず構成図、第3図(a)はこの発明
の更に他の実施例に係るマイクロ波増幅器を示す構成図
、第3図(b)は第3図(a)の等価回路図、第4図(
a)は従来のマイクロ波増幅器を示す構成図、第4図(
b)は第4図(a)の等価回路図である。 1・・・・・・PET、2,4・・・・・・誘電体基板
、8,9゜13.14.20・・・・・・金属細線、1
0・・・・・・入力整合回路、11・・・・・・出力整
合回路、15・・・・・・ストリップ導体、17.19
・・・・・・インダクタ、16・・・・・・誘導性リア
クタンス回路、18・・・・・・リアクタンス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 誘電体基板上に形成された入力整合回路および出力整合
    回路と、上記入力整合回路からの信号を増幅して、上記
    出力整合回路へ出力するトランジスタとを有する集積回
    路のマイクロ波増幅器において、上記トランジスタの接
    地端子に接続される誘導性リアクタンス回路を、上記誘
    電体基板上にマイクロ波の伝播方向と垂直に設けられる
    ストリップ導体と金属細線とを含み構成したことを特徴
    とするマイクロ波増幅器。
JP23155888A 1988-09-16 1988-09-16 マイクロ波増幅器 Pending JPH0279607A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007215247A (ja) * 2007-05-25 2007-08-23 Sharp Corp 周波数逓倍器
US11336241B2 (en) 2017-11-30 2022-05-17 Sony Semiconductor Solutions Corporation High-frequency amplifier, electronic device, and communication device

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