JPH0278866A - 吸収式冷凍機 - Google Patents
吸収式冷凍機Info
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- JPH0278866A JPH0278866A JP63229747A JP22974788A JPH0278866A JP H0278866 A JPH0278866 A JP H0278866A JP 63229747 A JP63229747 A JP 63229747A JP 22974788 A JP22974788 A JP 22974788A JP H0278866 A JPH0278866 A JP H0278866A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B15/00—Sorption machines, plants or systems, operating continuously, e.g. absorption type
- F25B15/008—Sorption machines, plants or systems, operating continuously, e.g. absorption type with multi-stage operation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、吸収式冷凍機に係り、特に、例えば地域冷暖
房用など大形吸収式冷凍機の需要に対応し、多段、高効
率化に好適な吸収式冷凍機に関するものである。
房用など大形吸収式冷凍機の需要に対応し、多段、高効
率化に好適な吸収式冷凍機に関するものである。
[従来の技術]
従来の装置は、例えば特開昭59−49465号公報記
載のように、蒸発器に通水する冷水を低温熱源とし、吸
収器と凝縮器に通水する冷却水を温水とし、熱を外部へ
取出すようにしたヒートポンプ式吸収冷温水機において
、蒸発器、吸収器、再生器および凝縮器をそれぞれ隔壁
を介して少なくとも2分割し、これらの分割された各機
器を組合せて独立した吸収溶液サイクルを少なくとも2
個構成させ、冷水を温度の高い方から第1の蒸発器、第
2の蒸発器の順序に通水し、前記冷却水を温度の低い方
から第1の吸収器、第2の吸収器の順序に通水したのち
に、第2の凝縮器を経て第1の凝縮器から最も加熱され
た冷却水を流出るすようにした技術が知られている。
載のように、蒸発器に通水する冷水を低温熱源とし、吸
収器と凝縮器に通水する冷却水を温水とし、熱を外部へ
取出すようにしたヒートポンプ式吸収冷温水機において
、蒸発器、吸収器、再生器および凝縮器をそれぞれ隔壁
を介して少なくとも2分割し、これらの分割された各機
器を組合せて独立した吸収溶液サイクルを少なくとも2
個構成させ、冷水を温度の高い方から第1の蒸発器、第
2の蒸発器の順序に通水し、前記冷却水を温度の低い方
から第1の吸収器、第2の吸収器の順序に通水したのち
に、第2の凝縮器を経て第1の凝縮器から最も加熱され
た冷却水を流出るすようにした技術が知られている。
[発明が解決しようとする課題]
吸収式冷凍機の規模が大きくなると、当然、冷水量、冷
却水量が増えて、搬送用ポンプ、配管のサイズ、さらに
はクーリングタワー等の機器、設備が大形化する。
却水量が増えて、搬送用ポンプ、配管のサイズ、さらに
はクーリングタワー等の機器、設備が大形化する。
一方、規模の大きい冷凍機は、地域冷暖房用に使用する
場合が多く、据付スペース、建物や地所内でのスペース
に制限を受けることが多い。
場合が多く、据付スペース、建物や地所内でのスペース
に制限を受けることが多い。
冷水については、例えば、冷水温度が従来の一般的な吸
収式冷凍機において、12℃(入口)〜7℃(出口)で
あったものを、13℃(入口)〜6℃(出口)と温度差
を1.4倍にすることによって、水量を70%に低下す
ることを考慮し、また、冷却水については、例えば、冷
却水温度が従来の一般的な吸収式冷凍機において、32
℃(入口)〜37.4℃(出口)であったものを、32
℃(入口)〜38℃(出口)と温度差を1.1倍にする
ことによって、水量を90%に低下することなどが考慮
されている。
収式冷凍機において、12℃(入口)〜7℃(出口)で
あったものを、13℃(入口)〜6℃(出口)と温度差
を1.4倍にすることによって、水量を70%に低下す
ることを考慮し、また、冷却水については、例えば、冷
却水温度が従来の一般的な吸収式冷凍機において、32
℃(入口)〜37.4℃(出口)であったものを、32
℃(入口)〜38℃(出口)と温度差を1.1倍にする
ことによって、水量を90%に低下することなどが考慮
されている。
水量を減らすことは、ポンプの電力消費を少なくして省
エネルギーになるが、−面前記温度差が増えることによ
って冷凍サイクルの効率が低下するという問題があった
。
エネルギーになるが、−面前記温度差が増えることによ
って冷凍サイクルの効率が低下するという問題があった
。
上記の特開昭59−49465号公報記載の技術によっ
ても、地域冷暖房用の特に規模の大きい冷凍機では、冷
凍サイクルの効率が不満足であった。
ても、地域冷暖房用の特に規模の大きい冷凍機では、冷
凍サイクルの効率が不満足であった。
本発明は、具体的に冷水温度は、13℃(入口)〜6℃
(出口)として、冷却水温度を32℃(入口)〜41℃
(出口)の温度差を、従来と同レベルの機械で達成した
ものであり、これにより、冷却水温度差は1.7倍とな
り、水量は60%に低下することになるようにしたもの
である。
(出口)として、冷却水温度を32℃(入口)〜41℃
(出口)の温度差を、従来と同レベルの機械で達成した
ものであり、これにより、冷却水温度差は1.7倍とな
り、水量は60%に低下することになるようにしたもの
である。
本発明の第1の目的は、吸収式冷凍機の大形化に対応し
て、冷水、冷却水量をそれぞれ温度幅(入口、出口の温
度差)をつけることによって減少させても、従来機のレ
ベルの機械を用いて冷凍サイクルが充分成り立つ吸収式
冷凍機を提供することがある。
て、冷水、冷却水量をそれぞれ温度幅(入口、出口の温
度差)をつけることによって減少させても、従来機のレ
ベルの機械を用いて冷凍サイクルが充分成り立つ吸収式
冷凍機を提供することがある。
また、本発明の第2の目的は、蒸発器、吸収器。
凝縮器、再生器からなる本体シェルからの放熱量をほと
んどなくし、サイクル効率を改善するとともに、シェル
の保温を不要として原価低減した吸収式冷凍機を提供す
ることにある。
んどなくし、サイクル効率を改善するとともに、シェル
の保温を不要として原価低減した吸収式冷凍機を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的、特に第2の目的を達成するために。
本発明に係る吸収式冷凍機の構成は、蒸発器、吸収器、
凝縮器、再生器、溶液熱交換器、溶液ポンプ、冷媒ポン
プ、およびこれらを作動的に接続する配管系を備え、蒸
発器に冷水を通水し、吸収器および凝縮器に冷却水を通
水するようにしてなる吸収式冷凍機において、前記蒸発
器、吸収器、凝縮器および再生器を、それぞれ断面方向
で2分割するものとし、2分割した第1.第2の吸収器
によって、2分割した第1.第2の蒸発器を包み込むよ
うに配置し、前記第1の吸収器と前記第1の蒸発器、お
よび前記第2の吸収器と前記第2の蒸発器とを組み合わ
せるようにし、2分割した第1゜第2の凝縮器によって
、2分割した第1.第2の再生器を包み込むように配置
し、前記第1の凝縮器と前記第1の再生器、および前記
第2の凝縮器と前記第2の再生器とを組み合わせるよう
にしたものである。
凝縮器、再生器、溶液熱交換器、溶液ポンプ、冷媒ポン
プ、およびこれらを作動的に接続する配管系を備え、蒸
発器に冷水を通水し、吸収器および凝縮器に冷却水を通
水するようにしてなる吸収式冷凍機において、前記蒸発
器、吸収器、凝縮器および再生器を、それぞれ断面方向
で2分割するものとし、2分割した第1.第2の吸収器
によって、2分割した第1.第2の蒸発器を包み込むよ
うに配置し、前記第1の吸収器と前記第1の蒸発器、お
よび前記第2の吸収器と前記第2の蒸発器とを組み合わ
せるようにし、2分割した第1゜第2の凝縮器によって
、2分割した第1.第2の再生器を包み込むように配置
し、前記第1の凝縮器と前記第1の再生器、および前記
第2の凝縮器と前記第2の再生器とを組み合わせるよう
にしたものである。
より詳しくは、特に第1の目的を達成するために、本発
明に係る吸収式冷凍機は、上記の構成にするとともに、
冷水を温度の高い方から第2の蒸発器、第1の蒸発器の
順序に通水し、冷却水を分岐させ、それぞれ温度の低い
方から第2の吸収器と第2の凝縮器とに通水し、前記第
2の吸収器、第2の凝縮器通過後、いったん合流させて
から再び分岐させて、第1の吸収器と第1の凝縮器とに
通水し、さらに合流させて機外へ流れるように流路構成
したものである。
明に係る吸収式冷凍機は、上記の構成にするとともに、
冷水を温度の高い方から第2の蒸発器、第1の蒸発器の
順序に通水し、冷却水を分岐させ、それぞれ温度の低い
方から第2の吸収器と第2の凝縮器とに通水し、前記第
2の吸収器、第2の凝縮器通過後、いったん合流させて
から再び分岐させて、第1の吸収器と第1の凝縮器とに
通水し、さらに合流させて機外へ流れるように流路構成
したものである。
[作用]
上記の技術的手段による働きは、次のとおりである。
蒸発器、吸収器、凝縮機および再生器を2分割し、再生
器(高温部)を凝縮器(外気温度に近い)が包み込み、
蒸発器(低温部)を吸収器が包み込む構造となっている
ので、放熱ロスがほとんどなくなり、全体の効率向上と
保温不要による原価低減との両面で効果を出している。
器(高温部)を凝縮器(外気温度に近い)が包み込み、
蒸発器(低温部)を吸収器が包み込む構造となっている
ので、放熱ロスがほとんどなくなり、全体の効率向上と
保温不要による原価低減との両面で効果を出している。
次に、冷水は、温度の高い方から第2の蒸発器、第1の
蒸発器の順序に2段(2パス)に通水される。一方、冷
却水は、温度の低い方から、一部は吸収器へ、残りは凝
縮器へ流され、それぞれ吸収器、凝縮器を2段(2パス
)に通水されたのち合流して機外に出る。
蒸発器の順序に2段(2パス)に通水される。一方、冷
却水は、温度の低い方から、一部は吸収器へ、残りは凝
縮器へ流され、それぞれ吸収器、凝縮器を2段(2パス
)に通水されたのち合流して機外に出る。
このとき、1段目(1パス目)の第2の吸収器と、第2
の蒸発器、および2段目(2パス目)の第1の吸収器と
第1の蒸発器をそれぞれ組合せ、また、1段目(1パス
目)の第2の凝縮器と第2の低温再生器、および2段目
(2パス目)の第1の凝縮器と第1の低温再生器をそれ
ぞれ組合せることによってサイクルの対向流を完全に実
現し、効率向上の効果をもたらすことができる。
の蒸発器、および2段目(2パス目)の第1の吸収器と
第1の蒸発器をそれぞれ組合せ、また、1段目(1パス
目)の第2の凝縮器と第2の低温再生器、および2段目
(2パス目)の第1の凝縮器と第1の低温再生器をそれ
ぞれ組合せることによってサイクルの対向流を完全に実
現し、効率向上の効果をもたらすことができる。
[実施例]
以下、本発明の各実施例を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る二重効用吸収式冷凍
機のサイクル系統図である。
機のサイクル系統図である。
本実施例における二重効用吸収式冷凍機は、蒸発器、吸
収器、凝縮器、低温再生器をそれぞれ第1図に示す断、
面方向で2分割した構成のもので、蒸発器に通水する冷
水の流れと、吸収器および凝縮器に通水する冷却水の流
れとの組合せが、溶液サイクルと対向流になるよう構成
したものである。
収器、凝縮器、低温再生器をそれぞれ第1図に示す断、
面方向で2分割した構成のもので、蒸発器に通水する冷
水の流れと、吸収器および凝縮器に通水する冷却水の流
れとの組合せが、溶液サイクルと対向流になるよう構成
したものである。
図中、白い太線は冷水、黒い太線は冷却水の流路を示し
ている。
ている。
第1図において、1−1は第1の蒸発器、1−2は第2
の蒸発器、2−1は第1の吸収器、2−2は第2の吸収
器、3−1は第1の凝縮器、3−2は第2の凝縮器、4
−1は第1の低温再生器、4−2は第2の低温再生器、
5は高音再生器、6は高温熱交換器、7は低温熱交換器
、8−1は第1の溶液ポンプ、8−2は第2の溶液ポン
プ、9−1は第1の冷媒ポンプ、9−2は第2の冷媒ポ
ンプである。
の蒸発器、2−1は第1の吸収器、2−2は第2の吸収
器、3−1は第1の凝縮器、3−2は第2の凝縮器、4
−1は第1の低温再生器、4−2は第2の低温再生器、
5は高音再生器、6は高温熱交換器、7は低温熱交換器
、8−1は第1の溶液ポンプ、8−2は第2の溶液ポン
プ、9−1は第1の冷媒ポンプ、9−2は第2の冷媒ポ
ンプである。
第1図に示すように、蒸発器、吸収器、凝縮器、低温再
生器はそれぞれ図に示す断面方向で第1゜第2の2段に
分かれた構成(2分割した構成)となっている。
生器はそれぞれ図に示す断面方向で第1゜第2の2段に
分かれた構成(2分割した構成)となっている。
そして、2段に分かれた第1.第2の吸収器2−1.2
−2によって、2段に分かれた第1.第2の蒸発器を両
側からはさむように配置し、前記第1の吸収器2−1と
前記第1の蒸発器1−1とが組み合わさり、前記第2の
吸収器2−2と前記第2の蒸発器1−2が組み合わさっ
た構成となっている。
−2によって、2段に分かれた第1.第2の蒸発器を両
側からはさむように配置し、前記第1の吸収器2−1と
前記第1の蒸発器1−1とが組み合わさり、前記第2の
吸収器2−2と前記第2の蒸発器1−2が組み合わさっ
た構成となっている。
また、2段に分かれた第1.第2の凝縮器3−1.3−
2によって、2段に分かれた第1.第2の低温再生器を
左と左上、右と右上から包みむように配置し、前記第1
の凝縮器3−1と前記第1の低温再生器4−1とが組み
合わさり、前記第2の凝縮器3−2と前記第1の低温再
生器4−2とが組み合わさった構成となっている。
2によって、2段に分かれた第1.第2の低温再生器を
左と左上、右と右上から包みむように配置し、前記第1
の凝縮器3−1と前記第1の低温再生器4−1とが組み
合わさり、前記第2の凝縮器3−2と前記第1の低温再
生器4−2とが組み合わさった構成となっている。
このようにして、第1図の例では、第1の蒸発器1−1
、第1の吸収器2−1、第1の凝縮器3−1、第1の低
温再生器4−1でシェルが構成され、第2の蒸発器1−
2、第2の吸収器2−2、第2の凝縮機3−2、第2の
低温再生器4−2でシェルが構成されている。
、第1の吸収器2−1、第1の凝縮器3−1、第1の低
温再生器4−1でシェルが構成され、第2の蒸発器1−
2、第2の吸収器2−2、第2の凝縮機3−2、第2の
低温再生器4−2でシェルが構成されている。
1oは、冷水を温度の高い方から第2の蒸発器1−2、
第1の蒸発器1−1の順序に通水する流路に係る冷水配
管である。
第1の蒸発器1−1の順序に通水する流路に係る冷水配
管である。
11は、吸収器および凝縮器に冷却水を通水する流路に
係る冷却水配管で、冷却水配管11は、A点で冷却水配
管11−1.および11−2に分岐し、それぞれ温度の
低い方から冷却水配管11−1によって第2の吸収器2
−2に通水し、冷却水配管11−2によって第2の凝縮
器3−2に通水したのち、いったんB点で合流し、再び
0点で分岐させて、冷却水配管11−3によって第1の
吸収器2−1に通水し、冷却水配管11−4によって第
1の凝縮器3−1に通水したのち0点で合流して機外へ
流れるようになっている。
係る冷却水配管で、冷却水配管11は、A点で冷却水配
管11−1.および11−2に分岐し、それぞれ温度の
低い方から冷却水配管11−1によって第2の吸収器2
−2に通水し、冷却水配管11−2によって第2の凝縮
器3−2に通水したのち、いったんB点で合流し、再び
0点で分岐させて、冷却水配管11−3によって第1の
吸収器2−1に通水し、冷却水配管11−4によって第
1の凝縮器3−1に通水したのち0点で合流して機外へ
流れるようになっている。
12−1は第1の冷媒スプレ配管、12−2は第2の冷
媒スプレ配管、13−1は、第1の凝縮器3−1から導
かれ第1の冷媒スプレ配管工2−1に合流する第1の液
冷媒配管、13−2は、第2の凝縮器3−2から導かれ
第2の冷媒スプレ配管12−2に合流する第2の液冷媒
配管、14は、第2の吸収器2−2と高温再生器5とを
接続する稀溶液配管、15−1は、高温再生器5から第
1の低温再生器4−1を経て第1の凝縮器3−1に至る
第1の冷媒蒸気配管、15−2は、高温再生器5から第
2の低温再生器4−2を経て第2の凝縮器3−2に至る
第2の冷媒蒸気配管、16aは、高温再生器5と第1の
吸収器2−1とを結ぶ濃溶液配管、16bは、第1の吸
収器2−1と第2の吸収器2−2とを結ぶ中間濃溶液配
管、17aは、稀溶液配管14から分岐し第1の低温再
生器4−1に接続する稀溶液配管、17bは、第1の低
温再生器4−1と第2の低温再生機4−2を接続する中
間稀溶液配管、18は、第2の低温再生器4−2から濃
溶液配管16aに合流する濃溶液配管である。
媒スプレ配管、13−1は、第1の凝縮器3−1から導
かれ第1の冷媒スプレ配管工2−1に合流する第1の液
冷媒配管、13−2は、第2の凝縮器3−2から導かれ
第2の冷媒スプレ配管12−2に合流する第2の液冷媒
配管、14は、第2の吸収器2−2と高温再生器5とを
接続する稀溶液配管、15−1は、高温再生器5から第
1の低温再生器4−1を経て第1の凝縮器3−1に至る
第1の冷媒蒸気配管、15−2は、高温再生器5から第
2の低温再生器4−2を経て第2の凝縮器3−2に至る
第2の冷媒蒸気配管、16aは、高温再生器5と第1の
吸収器2−1とを結ぶ濃溶液配管、16bは、第1の吸
収器2−1と第2の吸収器2−2とを結ぶ中間濃溶液配
管、17aは、稀溶液配管14から分岐し第1の低温再
生器4−1に接続する稀溶液配管、17bは、第1の低
温再生器4−1と第2の低温再生機4−2を接続する中
間稀溶液配管、18は、第2の低温再生器4−2から濃
溶液配管16aに合流する濃溶液配管である。
これらの冷水、冷却水、冷媒、溶液系の構成は、従来の
二重効用吸収式冷凍機を2組機能的に組合せ、それらに
一つの変則的な冷媒、溶液サイクルを効率的に組合せた
ものである。
二重効用吸収式冷凍機を2組機能的に組合せ、それらに
一つの変則的な冷媒、溶液サイクルを効率的に組合せた
ものである。
このような第1図の吸収式冷凍機の作用を次に説明する
。
。
冷水配管10により蒸発器に通水される冷水は、第2の
蒸発器1−2へ入口温度13℃で通水され、管外には第
2の冷媒ポンプ9−2によって第2の冷媒スプレ配管1
2−2のノズルから冷媒が散布され、その蒸発潜熱によ
って冷水から熱を奪う。
蒸発器1−2へ入口温度13℃で通水され、管外には第
2の冷媒ポンプ9−2によって第2の冷媒スプレ配管1
2−2のノズルから冷媒が散布され、その蒸発潜熱によ
って冷水から熱を奪う。
第2の蒸発器1−2の出口温度9.0℃となった冷水は
第1の蒸発器1−1へ通水され、管外には第1の冷媒ポ
ンプ9−1によって第1の冷媒スプレ配管12−1のノ
ズルから冷媒が散布され、冷媒は蒸発し、冷水は出口温
度6℃となって機外へ流れる。
第1の蒸発器1−1へ通水され、管外には第1の冷媒ポ
ンプ9−1によって第1の冷媒スプレ配管12−1のノ
ズルから冷媒が散布され、冷媒は蒸発し、冷水は出口温
度6℃となって機外へ流れる。
一般に、臭化リチウム水溶液は同じ温度の水よりも蒸気
圧が著しく低く、かなり低い温度で発生する水蒸気を吸
収できる。すなわち、第1.第2の吸収器2−1.2−
2では、第1.第2の蒸発器1−1.1−2で蒸発した
冷媒蒸気が冷却水配管外面に散布される臭化リチウム水
溶液(吸収液)に吸収され、このとき発生する吸収熱は
管内を通る冷却水によって冷却されたことになる。
圧が著しく低く、かなり低い温度で発生する水蒸気を吸
収できる。すなわち、第1.第2の吸収器2−1.2−
2では、第1.第2の蒸発器1−1.1−2で蒸発した
冷媒蒸気が冷却水配管外面に散布される臭化リチウム水
溶液(吸収液)に吸収され、このとき発生する吸収熱は
管内を通る冷却水によって冷却されたことになる。
冷却水配管11から11−1を経て第2の吸収器2−2
に通水される冷却水の入口温度は32℃出口温度は37
.2℃となる。第2の吸収器2−2を経た冷却水は冷却
水配管11−3により入口温度37.2℃で第1の吸収
器2−1に通水され。
に通水される冷却水の入口温度は32℃出口温度は37
.2℃となる。第2の吸収器2−2を経た冷却水は冷却
水配管11−3により入口温度37.2℃で第1の吸収
器2−1に通水され。
出口温度は41℃となる。
第1.第2の吸収器2−1.2−2で冷媒を吸収して濃
度が低下した稀溶液は吸収力が弱くなる。
度が低下した稀溶液は吸収力が弱くなる。
そこで、その稀溶液は、第2の溶液ポンプ8−2により
、それぞれ稀溶液配管14、および稀溶液配管17a、
中間稀溶液配管17bを介して一部は高温再生器5へ、
一部は第1.第2の低温再生器4−1.4−2へ送られ
る。
、それぞれ稀溶液配管14、および稀溶液配管17a、
中間稀溶液配管17bを介して一部は高温再生器5へ、
一部は第1.第2の低温再生器4−1.4−2へ送られ
る。
高温再生器5へ送られた稀溶液は熱源により加熱され、
高温の冷媒蒸気を蒸発分離し、溶液は濃縮され、濃溶液
は濃溶液配管16a、中間濃溶液配管16bにより第1
.第2の吸収器2−1.2−2に戻る。
高温の冷媒蒸気を蒸発分離し、溶液は濃縮され、濃溶液
は濃溶液配管16a、中間濃溶液配管16bにより第1
.第2の吸収器2−1.2−2に戻る。
第1.第2の低温再生器4−1.4−2に送られた稀溶
液は、高温再生器5で発生し、第1.第2の冷媒蒸気配
管15−1.15−2を通る高温冷媒蒸気により加熱濃
縮され、濃縮した溶液は濃溶液配管18を経て濃溶液配
管16’aと合流し第1、第2の吸収器2−1.2−2
に戻る。
液は、高温再生器5で発生し、第1.第2の冷媒蒸気配
管15−1.15−2を通る高温冷媒蒸気により加熱濃
縮され、濃縮した溶液は濃溶液配管18を経て濃溶液配
管16’aと合流し第1、第2の吸収器2−1.2−2
に戻る。
このとき、吸収器から高、低温再生器に向う低温の稀溶
液を、高、低温再生器から吸収器に戻る高温の濃′溶液
によって予熱し、熱交換率を高めるように、第1図に示
す高温熱交換器6.低温熱交換器7が溶液熱交換器とし
て作用する。
液を、高、低温再生器から吸収器に戻る高温の濃′溶液
によって予熱し、熱交換率を高めるように、第1図に示
す高温熱交換器6.低温熱交換器7が溶液熱交換器とし
て作用する。
第1.第2の冷媒蒸気配管15−1.15−2を流れる
高温冷媒蒸気は、前述のように第1.第2の低温再生器
4−1.4−2でその熱の一部を放出して第1.第2の
凝縮器3−1.3−2に入り、ここで冷却水配管11−
4.11−2を流れる冷却水によって冷却されて凝縮液
化し、第1゜第2の液冷媒配管13−1.13−2によ
って第1、第2の蒸発器1−1.1−’2に戻る。
高温冷媒蒸気は、前述のように第1.第2の低温再生器
4−1.4−2でその熱の一部を放出して第1.第2の
凝縮器3−1.3−2に入り、ここで冷却水配管11−
4.11−2を流れる冷却水によって冷却されて凝縮液
化し、第1゜第2の液冷媒配管13−1.13−2によ
って第1、第2の蒸発器1−1.1−’2に戻る。
ここで、第1図に示すように、冷却水配管11−2を流
れる冷却水は入口温度32℃で第2の凝縮器3−2に通
水し出口温度37.2℃となり、B、C1点を経て冷却
水配管11−4により入口温度37.2℃で第1の凝縮
器3−1に通水され、出口温度41℃となって機外へ流
れる。
れる冷却水は入口温度32℃で第2の凝縮器3−2に通
水し出口温度37.2℃となり、B、C1点を経て冷却
水配管11−4により入口温度37.2℃で第1の凝縮
器3−1に通水され、出口温度41℃となって機外へ流
れる。
本実施例によれば冷水配管10と冷却水配管系11は、
その冷水、冷却水の流れの組合せと冷媒、溶液サイクル
との組合せが対向流となっているので冷凍サイクル効率
を改善することができる。
その冷水、冷却水の流れの組合せと冷媒、溶液サイクル
との組合せが対向流となっているので冷凍サイクル効率
を改善することができる。
すなわち、例えば、高温再生器5と第2の低温再生器4
−2からの高濃度溶液(62,5%)は、第1の吸収器
2−1で高温の冷却水(出口41℃)との組合せにより
、第1の吸収器2−1内での溶液(61%、45℃)、
第1の蒸発器1−1での冷媒(3,5℃、6aaHg)
の条件下で6℃の冷水を作り出し、第1の吸収器2−1
を出た中間濃度溶液(61%、45℃)と低温の冷却水
(出口37.2℃)との組合せにより、第2の蒸発器2
−2での冷媒(58%、42℃)、第2の蒸発器1−2
での冷媒(5,5℃、7mmHg)の条件下で9℃の冷
水を作り出す、つまり、第1の蒸発器。
−2からの高濃度溶液(62,5%)は、第1の吸収器
2−1で高温の冷却水(出口41℃)との組合せにより
、第1の吸収器2−1内での溶液(61%、45℃)、
第1の蒸発器1−1での冷媒(3,5℃、6aaHg)
の条件下で6℃の冷水を作り出し、第1の吸収器2−1
を出た中間濃度溶液(61%、45℃)と低温の冷却水
(出口37.2℃)との組合せにより、第2の蒸発器2
−2での冷媒(58%、42℃)、第2の蒸発器1−2
での冷媒(5,5℃、7mmHg)の条件下で9℃の冷
水を作り出す、つまり、第1の蒸発器。
吸収器と第2の蒸発器、吸収器のように分割されていな
い場合と比較すると吸収器内での冷却水と溶液との平均
温度差が約4℃はど大きくとれることになり、通常37
.4℃である冷却水出口温度を41℃に上げても余分な
伝熱管を必要としないことになる。
い場合と比較すると吸収器内での冷却水と溶液との平均
温度差が約4℃はど大きくとれることになり、通常37
.4℃である冷却水出口温度を41℃に上げても余分な
伝熱管を必要としないことになる。
同様に低温再生器と凝縮器との組合せにおいても、第1
の低温再生器4−1.第1の凝縮器3−1で低濃度溶液
(58%)と高温の冷却水(出口41℃)を受持ち、第
2の低温再生器4−2、第2の凝縮器3−2で中間濃度
溶液(59,5%)と低温の冷却水(出口37.2℃)
を受持ち、やはり分割しない場合に比較して平均温度差
を約4°Cはど大きくとれるため、余分な伝熱管を必要
としないで高温再生器5の圧力を大気圧から充分真空側
(550mmHg)に保つことができる。
の低温再生器4−1.第1の凝縮器3−1で低濃度溶液
(58%)と高温の冷却水(出口41℃)を受持ち、第
2の低温再生器4−2、第2の凝縮器3−2で中間濃度
溶液(59,5%)と低温の冷却水(出口37.2℃)
を受持ち、やはり分割しない場合に比較して平均温度差
を約4°Cはど大きくとれるため、余分な伝熱管を必要
としないで高温再生器5の圧力を大気圧から充分真空側
(550mmHg)に保つことができる。
次に、第2図は、本発明の他の実施例に係る吸収式冷凍
機要部の略示すイクル系統図である。
機要部の略示すイクル系統図である。
第2図は、第1図に示した二重効用吸収式冷凍機の冷水
、冷却水配管系の他の実施例を示すものであるが、−型
動用吸収式冷凍機にも適用できる。
、冷却水配管系の他の実施例を示すものであるが、−型
動用吸収式冷凍機にも適用できる。
図中、第1図と同一符号のものは同等部分であるから、
その説明を省略する。また、第1図と同様、白い太線は
冷水、黒い太線は冷却水の流路を示している。
その説明を省略する。また、第1図と同様、白い太線は
冷水、黒い太線は冷却水の流路を示している。
第2図の実施例では、冷水の流れは第1図の実施例と同
じである。冷却水配管系は、冷却水配管11のP点で分
岐された冷却水配管11aによって、温度の低い方から
第2の吸収器2−2、第1の吸収器2−1の順序に通水
したのち0点で合流する。一方、P点で分岐された冷却
水配管11bによって、温度の低い方から第2の凝縮器
3−2、第1の凝縮器3−1の順序に通水したのち0点
で合流し機外へ流れるようになっている。
じである。冷却水配管系は、冷却水配管11のP点で分
岐された冷却水配管11aによって、温度の低い方から
第2の吸収器2−2、第1の吸収器2−1の順序に通水
したのち0点で合流する。一方、P点で分岐された冷却
水配管11bによって、温度の低い方から第2の凝縮器
3−2、第1の凝縮器3−1の順序に通水したのち0点
で合流し機外へ流れるようになっている。
第2図の冷水、冷却水流路構成によれば、先の第1図の
実施例と同様の効果が期待される。
実施例と同様の効果が期待される。
次に、第3図は、本発明のさらに他の実施例に係る二重
および一重効用吸収式冷凍機の要部の略示構成図である
。
および一重効用吸収式冷凍機の要部の略示構成図である
。
第3図の実施例では、2段に分かれた第1.第2の吸収
器2−1’ 、2−2’は、隔壁によって2分割された
第1.第2の蒸発器1−1’ 、1−2′を両側からは
さみ、図で左と左下、右と右下から包み込むように配置
されている。そして、第1の吸収器2−1′と第1の蒸
発器1−1′とが組み合わさり、第2の吸収器2−2′
と第2の蒸発器1−2′とが組み合わさった構成となっ
ている。
器2−1’ 、2−2’は、隔壁によって2分割された
第1.第2の蒸発器1−1’ 、1−2′を両側からは
さみ、図で左と左下、右と右下から包み込むように配置
されている。そして、第1の吸収器2−1′と第1の蒸
発器1−1′とが組み合わさり、第2の吸収器2−2′
と第2の蒸発器1−2′とが組み合わさった構成となっ
ている。
また、2段に分かれた第1.第2の凝縮器3−1’
3−2’は、隔壁によって2分割された第1゜第2の再
生器4−1’ 、4−2’ を、図で左と左上、右と右
上から包み込むように配置されている。
3−2’は、隔壁によって2分割された第1゜第2の再
生器4−1’ 、4−2’ を、図で左と左上、右と右
上から包み込むように配置されている。
そして、第1の凝縮器3−1′と第1の再生器4−′と
が組み合わさり、第2の凝縮器3−2′と第2の再生器
4−2′とが組み合わさり全体として本体シェルが構成
されている。
が組み合わさり、第2の凝縮器3−2′と第2の再生器
4−2′とが組み合わさり全体として本体シェルが構成
されている。
第3図の実施例によれば、再生器(高温部)を凝縮器(
外気温度に近い)が包み込み、蒸発器(低温部)を吸収
器が包み込む構造となっており、放熱ロスがほとんどな
くなり、全体の効率向上とシェルの保温不要による原価
低減との両面で効果をあげている。
外気温度に近い)が包み込み、蒸発器(低温部)を吸収
器が包み込む構造となっており、放熱ロスがほとんどな
くなり、全体の効率向上とシェルの保温不要による原価
低減との両面で効果をあげている。
第3図では、冷水、冷却水の流路については図示を省略
しているが、先の第2図と同様構成のものであり、先の
実施例と同様の効果が期待される。
しているが、先の第2図と同様構成のものであり、先の
実施例と同様の効果が期待される。
[発明の効果コ
以上述べたように、本発明によれば、吸収式冷凍機の大
形化に対応して、冷水、冷却水量をそれぞれ温度@(入
口、出口の温度差)をつけることによって減少させても
、従来機のレベルの機械を用いて冷凍サイクルが十分成
り立つ吸収式冷凍機を提供することができる。
形化に対応して、冷水、冷却水量をそれぞれ温度@(入
口、出口の温度差)をつけることによって減少させても
、従来機のレベルの機械を用いて冷凍サイクルが十分成
り立つ吸収式冷凍機を提供することができる。
また、蒸発器、吸収器、凝縮器、再生器からなる本体シ
ェルからの放熱量をほとんどなくし、サイクル効率を改
善するとともに、シェルの保温を不要とCて原価低減し
た吸収式冷凍機を提供することができる。
ェルからの放熱量をほとんどなくし、サイクル効率を改
善するとともに、シェルの保温を不要とCて原価低減し
た吸収式冷凍機を提供することができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る二重効用吸収式冷凍
機のサイクル系統図、第2図は、本発明の他の実施例に
係る吸収式冷凍機部の略示すイクル系統図、第3図は、
本発明のさらに他の実施例に係る二重および一重効用吸
収式冷凍機の要部の略示構成図である。 1−1.1−1’・・・第1の蒸発器、1−2.1−2
′・・・第2の蒸発器、2−1.2−1’・・・第1の
吸収器、2−2.2−2’・・・第2の吸収器、3−1
.3−1’・・・第1の凝縮器、3−2.3−2′・・
・第2の凝縮器、4−1・・・第1の低温再生器、4−
2・・・第2の低温再生器、4−1′・・・第1の再生
器、4−2′・・・第2の再生器、5・・・高温再生器
、6・・・高温熱交換器、7・・・低温熱交換器、8−
1・・・第1の溶液ポンプ、8−2・・・第2の溶液ポ
ンプ。 9−1・・・第1の冷媒ポンプ、9−2・・・第2の冷
媒ポンプ、10・・・冷水配管、11.11−1.11
−2.11−3.11−4.lla、1lb−冷却水配
管。
機のサイクル系統図、第2図は、本発明の他の実施例に
係る吸収式冷凍機部の略示すイクル系統図、第3図は、
本発明のさらに他の実施例に係る二重および一重効用吸
収式冷凍機の要部の略示構成図である。 1−1.1−1’・・・第1の蒸発器、1−2.1−2
′・・・第2の蒸発器、2−1.2−1’・・・第1の
吸収器、2−2.2−2’・・・第2の吸収器、3−1
.3−1’・・・第1の凝縮器、3−2.3−2′・・
・第2の凝縮器、4−1・・・第1の低温再生器、4−
2・・・第2の低温再生器、4−1′・・・第1の再生
器、4−2′・・・第2の再生器、5・・・高温再生器
、6・・・高温熱交換器、7・・・低温熱交換器、8−
1・・・第1の溶液ポンプ、8−2・・・第2の溶液ポ
ンプ。 9−1・・・第1の冷媒ポンプ、9−2・・・第2の冷
媒ポンプ、10・・・冷水配管、11.11−1.11
−2.11−3.11−4.lla、1lb−冷却水配
管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、蒸発器、吸収器、凝縮器、再生器、溶液熱交換器、
溶液ポンプ、冷媒ポンプ、およびこれらを作動的に接続
する配管系を備え、蒸発器に冷水を通水し、吸収器およ
び凝縮器に冷却水を通水するようにしてなる吸収式冷凍
機において、前記蒸発器、吸収器、凝縮器および再生器
を、それぞれ断面方向で2分割するものとし、 2分割した第1、第2の吸収器によって、2分割した第
1、第2の蒸発器を包み込むように配置し、前記第1の
吸収器と前記第1の蒸発器、および前記第2の吸収器と
前記第2の蒸発器とを組み合わせるように構成し、 2分割した第1、第2の凝縮器によって、2分割した第
1、第2の再生器を包み込むように配置し、前記第1の
凝縮器と前記第1の再生器、および前記第2の凝縮器と
前記第2の再生器とを組み合わせるように構成したこと
を特徴とする吸収式冷凍機。 2、蒸発器、吸収器、凝縮器、再生器、溶液熱交換器、
溶液ポンプ、冷媒ポンプ、およびこれらを作動的に接続
する配管系を備え、蒸発器に冷水を通水し、吸収器およ
び凝縮器に冷却水を通水するようにしてなる吸収式冷凍
機において、前記蒸発器、吸収器、凝縮器および再生器
を、それぞれ断面方向で2分割するものとし、 2分割した第1、第2の吸収器によって、2分割した第
1、第2の蒸発器を包み込むように配置し、前記第1の
吸収器と前記第1の蒸発器、および前記第2の吸収器と
前記第2の蒸発器とを組み合わせるようにし、 2分割した第1、第2の凝縮器によって、2分割した第
1、第2の再生器を包み込むように配置し、前記第1の
凝縮器と前記第1の再生器、および前記第2の凝縮器と
前記第2の再生器とを組み合わせるようにするとともに
、 冷水を温度の高い方から第2の蒸発器、第1の蒸発器の
順序に通水し、 冷却水を分岐させ、それぞれ温度の低い方から第2の吸
収器と第2の凝縮器とに通水し、前記第2の吸収器、第
2の凝縮器通過後、いったん合流させてから再び分岐さ
せて、第1の吸収器と第1の凝縮器とに通水し、さらに
合流させて機外へ流れるように流路構成したことを特徴
とする吸収式冷凍機。 3、蒸発器、吸収器、凝縮器、再生器、溶液熱交換器、
溶液ポンプ、冷媒ポンプ、およびこれらを作動的に接続
する配管系を備え、蒸発器に冷水を通水し、吸収器およ
び凝縮器に冷却水を通水するようにしてなる吸収式冷凍
機において、前記蒸発器、吸収器、凝縮器および再生器
を、それぞれ断面方向で2分割するものとし、 2分割した第1、第2の吸収器によって、2分割した第
1、第2の蒸発器を包み込むように配置し、前記第1の
吸収器と前記第1の蒸発器、および前記第2の吸収器と
前記第2の蒸発器とを組み合わせるようにし、 2分割した第1、第2の凝縮器によって、2分割した第
1、第2の再生器を包み込むように配置し、前記第1の
凝縮器と前記第1の再生器、および前記第2の凝縮器と
前記第2の再生器とを組み合わせるようにするとともに
、 冷水を温度の高い方から第2の蒸発器、第1の蒸発器の
順序に通水し、 冷却水を分岐させ、一部は温度の低い方から第2の吸収
器、第1の吸収器の順序に通水し、残りは第2の凝縮器
、第1の凝縮器の順序に通水したのち合流させて機外へ
流れるように流路構成したことを特徴とする吸収式冷凍
機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63229747A JPH0730970B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 吸収式冷凍機 |
US07/404,787 US5044174A (en) | 1988-09-16 | 1989-09-08 | Absorption type refrigerating machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63229747A JPH0730970B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 吸収式冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278866A true JPH0278866A (ja) | 1990-03-19 |
JPH0730970B2 JPH0730970B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=16897054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63229747A Expired - Lifetime JPH0730970B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 吸収式冷凍機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5044174A (ja) |
JP (1) | JPH0730970B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001165520A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 吸収冷凍機 |
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US5255534A (en) * | 1992-06-25 | 1993-10-26 | Gas Research Institute | System and process for operating and absorption cycle around a crystallization curve of the solution |
US5421173A (en) * | 1992-11-03 | 1995-06-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Absorption heating and cooling device |
JP2897587B2 (ja) * | 1993-04-07 | 1999-05-31 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷凍機 |
US5946937A (en) * | 1998-01-14 | 1999-09-07 | Gas Research Institute | Dual loop triple effect absorption chiller utilizing a common evaporator circuit |
JP3414249B2 (ja) | 1998-03-19 | 2003-06-09 | 株式会社日立製作所 | 吸収冷凍機 |
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KR101972542B1 (ko) * | 2017-12-08 | 2019-04-26 | 한국에너지기술연구원 | 흡수식 냉동 시스템 |
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JPS58150754U (ja) * | 1982-04-03 | 1983-10-08 | ダイキン工業株式会社 | 吸収式冷凍機 |
JPS58224279A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-26 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷凍機 |
Family Cites Families (2)
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US4732008A (en) * | 1986-11-24 | 1988-03-22 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Triple effect absorption chiller utilizing two refrigeration circuits |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63229747A patent/JPH0730970B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-09-08 US US07/404,787 patent/US5044174A/en not_active Expired - Fee Related
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JPS58224279A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-26 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷凍機 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730970B2 (ja) | 1995-04-10 |
US5044174A (en) | 1991-09-03 |
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