JPH0278224A - 有機物除去装置及び有機物除去方法 - Google Patents

有機物除去装置及び有機物除去方法

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JPH0278224A
JPH0278224A JP22868288A JP22868288A JPH0278224A JP H0278224 A JPH0278224 A JP H0278224A JP 22868288 A JP22868288 A JP 22868288A JP 22868288 A JP22868288 A JP 22868288A JP H0278224 A JPH0278224 A JP H0278224A
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organic substance
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川澄 建一
Akio Inada
稲田 暁男
Akihiro Takanashi
高梨 明紘
Toshiaki Fujito
藤戸 利昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有機物に活性酸素原子を反応させて灰化除去
する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭62−274727号に記載され
ているように、オゾンガスの供給は、被処理物の中央部
付近から供給されるか、横から供給するのみであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、オゾンを、被処理物上の中心近く又は
、被処理物の表面上のいくつかの点から周辺方向にむけ
て流す方法により供給していた。
このため、オゾンの供給位置から離れるに従って、被処
理物表面上の単位面積当りのオゾンの濃度が低下し9周
辺部はど除去速度が低下し、除去の均一性が悪く、従っ
てスループットが低いという問題があった。
本発明は、有機物の均一な除去を目的とし、さらに、全
体の除去時間を短縮し高スループツトの有機物灰化除去
装置を提供することを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明においてはオゾンの
供給を被処理物の周辺部から行い、オゾンの流れを周辺
部から中央に向って流れるようにしたものである。
また、供給したオゾンを活性酸素原子に変えるために、
特に25Onm付近に強い光を放射する紫外線ランプを
使用したものである。
さらに、灰化除去を効率よく行うために被処理物を加熱
するようにしたものである。
さらにまた、紫外線が被処理物表面によく到達するよう
にオゾンを流すフローギャップすなわち被処理物表面上
のオゾンのフローの厚さを0.51以下とするようにし
たものである。
〔作用〕
オゾンは、紫外線や熱によって分解し励起酸素原子にな
る。該励起酸素原子は、有機物構成原子の炭素や水素と
反応して、Cot、co、HzO等を生成し、有機物を
気化させる働きがある。
また紫外線は、有機物の化学結合を切断する働きがある
供給するオゾンは、供給口から遠くなるに従って消費さ
れるために次第にその濃度が低下するので、オゾンを被
処理物周辺から中央に向かつて流れるようにすることに
より、表面全体にわたってオゾンの濃度を均一化するさ
せる。
また、オゾンを流すギャップを狭くすることにより、表
面上のオゾンの流速が速くなり1表面上に来るオゾンの
単位時間当りの個数が増加する。
これらによって、灰化処理の均一化がはかられかつ、除
去速度を高めることができる。
〔実施例〕
以上、本発明の一実施例を第1図により説明する。ウェ
ーハ等の被処理物5は、上下、回転可能な加熱源付ステ
ージ11上に真空吸着によって固定されており、被処理
物5の表面の上側には、紫外線を透過させる合成石英等
のガラス板3が配置され、該ガラス板3には、被処理物
の中心もしくは中心近くに排気用のパイプ4が接続され
ている。
上記ガラス板3の下で、被処理物5の周辺部には、オゾ
ンを吹き出す多数個の穴を有した水冷されたオゾン供給
器10が配置され、該供給器10には、1ケ所以上のオ
ゾン供給口、7,8から、オゾンが供給される。前記ガ
ラス板3のウェーハ5の反対側には、紫外線ランプが配
置されている。起票外線ランプを収納しているランプハ
ウス1内はN2ガス等によりパージされている。オゾン
の流れるウェーハ5とガラス板3との間のギャップは。
0.5漏以下となるようにコントロールされる。
本発明の具体的な実施例の内容とその結果について以下
に記す。
直径6インチのウェーハの表面に、ホトレジスト1μm
を塗布して、90℃×20分間のプリベークしたレジス
トをサンプルとした。ステージ11の湿度を250℃と
して、オゾンの濃度を110g/Nrn’、オゾンのキ
ャリアガスとして酸素を5Q/分流した。ウェーハ5周
辺に配設したオゾンの吹き出し口の直径は、0.2〜0
.3mで。
ウェーハ5周辺にほぼ均等な間隔に20ケ設けた。
ステージ11は、毎分15回転した。オゾンフローギャ
ップは、0.2mとして、オゾンは、強制的に排気管4
より排気した。このときの、ウェーハ5の半径方向に対
するレジストの除去速度分布は、第2図の曲線Bであっ
た。
従来方法では、ガラス板3に設けたオゾン供給用ノズル
3ケ(図示路、ウェーハ半径上、中心から15.40.
53m)からオゾンを供給した場合のウェーハ半径方向
のレジスト除去速度分布は第2図のAであった。
〔従来の効果〕
本発明によれば、第2図の効果に示したようにウェーハ
半径方向に対する、レジスト除去分布速度が大幅に改善
されるので除去の均一化の効果がある。
また、最終除去時間が早くなるので装置のスループット
の大幅な向上が達成できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施の装置の概念的断面図、第2
図は、本発明の効果を示すレジスト除去速度分布を示す
図である。 2・・・紫外線ランプ、3・・・石英板、4・・・排気
筒、5・・・ウェーハ、9・・・オゾン吹き出し穴。 代理人 弁理士 小川勝馬と−) 、乞1明5゜ ん、・、:’、Lj

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オゾンを供給して、このオゾンを活性酸素原子に変
    える手段を有し、該オゾンを被処理物の周辺から中央に
    向かつて流れるように構成したことを特徴とする有機物
    灰化除去装置。 2、オゾンを活性酸素原子に変える手段が紫外線と熱で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有機
    物灰化除去装置。 3、オゾンを流すフローギャップが0.5mm以下であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の有機物
    灰化除去装置。
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