JPH0275458A - 自動開放湯口ゲートを有する金型装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、アルミ等の非鉄金属溶湯を内部キャビティ
に充填せしめて製品を鋳造するためにダイカスト機等に
取付装備される金型装置の改良に関する。

〈従来の技術とその問題点〉 一般に、此種の金型装置において特にダイカスト機に取
付装備される金型装置は固定型に形成された鋳込口、即
ちこの鋳込口に接続された射出スリーブ内から固定型に
対する可動型の型締めによって該両型間に形成される湯
道を通り、この湯道とキャビティとの境界に形成される
湯口ゲートより該キャビティ内に溶湯が射出充填される
構造となっている。

しかし乍ら、上述した様な射出径路を通ってキャビティ
内に溶湯が充填される際に、射出スリーブ内に流入停滞
するガス（空気）が溶湯と共に射出スリーブ内から押し
出されて湯道を通り、キャピテイ内に巻き込みガスとな
って流入し、その結°果、キャビティ内の背圧が後から
流入する溶湯の流入に伴い高くなって充填率がさまたげ
られるといったキャビティ内における溶湯の湯回り不良
原因になったり、或いは巻き込みガスが溶湯の充填終了
時点においてキャビティ周りに形成されたガス抜きベン
トより外部に抜けずにキャピテイ内に残留した場合、即
ら溶湯の凝固中にキャビティ内に残っている場合には製
品の内部に入り込んで該内部に気泡状に残り、所謂鋳巣
が発生するといった内部欠陥の原因及び製品の表面にち
り上がり（膨れ）となって残り、所謂ピンホールが多く
発生ずるといった表面欠陥の原因になるなど品質の向上
を図る上において大きな問題仁なり、その改良が望まれ
ていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 本発明が解決しようとする技術的課題は、溶湯の充ｔ１
ｗ開始時に該溶湯と共に、鋳込口から１道に押し込まれ
て流入してきたガス（空気）を前記湯道にて金型の外部
に排除できる様に改良した金型装置を提供して、上記ガ
スが湯道ゲートを通ってキャビティ内に入り込まない様
にすることである。

く技術的課題を達成するための手段〉 上記課題を達成するために本発明が講じる技術的手段は
、鋳込口からキャピテイに亘り形成される湯道の１乃至
数箇所に金型の外部に通じるガス抜きベントを形成し、
前記湯道とキャビティとの境界に形成される湯口ゲート
を開放及び閉鎖するゲート開閉ブロックを金型に進退動
自在に組込み、該ゲート開閉ブロックを金型に取付けた
ブロック動作機構に連結すると共に、該ブロック動作機
構をゲート開閉制御回路に連結せしめ、且つ前記ゲート
開閉ブロックに溶湯圧受圧面を形成し、鋳造過程におい
て上記湯道内が溶湯によつ満たされて該湯道内に設定溶
湯圧が立つことによって後退する上記ゲート開開ブロッ
クの後退動作により湯口ゲートが自動に開放されること
である。

また、鋳込口からキャビティに亘り形成される湯道の１
乃至数箇所に金型の外部に通じるガス抜きベントを形成
し、前記湯道とキャビティとの境界に形成される湯口ゲ
ートを開放及び閉鎖するゲート開閉ブロックを金型に進
退動自在に組込み、該ゲート開閉ブロックを金型に取付
けたブロック動作機構に連結すると共に、該ブロック動
作機構をゲートｒｌＩＵ閏制御回路に連結せしめ、且つ
該ゲート開開υｊｉｌｔ回路に連結せしめた溶湯到達検
知センサーを上記湯道内に臨ま往で組込み配備し、鋳造
過程において上記湯道内が溶湯によって満たされて該湯
道内に設定溶湯圧又は設定溶ｍ温度が立つことによって
後退する上記ゲート開閉ブロックの後退動作により湯口
ゲートが自動に開放されることである。

く作　用〉 而して、上記した本発明第１請求項記載の技術的手段に
よれば、鋳造過程で溶湯の射出開始に伴い鋳込口から湯
道内に溶湯と共に押し込まれて流入してきたガスは、溶
湯に押されて前記湯道の金型外部に通じるガス抜きベン
トより外部に排除される。そして、継続流入せる溶湯に
よって前記湯道内が満たされて該湯道内に予め設定され
た溶湯圧が立つと、湯口ゲートを閉鎖せるゲート開開ブ
ロックの溶湯圧受圧面が前記設定溶湯圧を受け、ゲート
開閉ブロックは設定溶湯圧により微小ｈ１後退させられ
る。前記ゲート開閉ブロックが微小量侵退すると、ブロ
ック動作機構がゲートｒＭＩｌｌ　＆１１　ｔｉｌｌ回
路に制御されて作動し、ゲート開開ブロックを後退動作
させる。それにより、湯口ゲートは自動に開放され溶湯
は湯口ゲートよりキャビティ内に流入充填される。

また、第２請求項記載の技術的手段によれば、上記第１
請求項にて詳）ホした作用と同様に、鋳造過程で鋳込口
から湯道内に溶湯と共に押し込まれて流入してぎたガス
は、該湯道の金型外部に通じるガス抜きベントより外部
に排除される。そして、前記湯道内に設定された溶湯圧
又は溶ｍ潟度が立つと、その設定溶湯圧又は設定溝３ｉ
！温度を溶湯到達検知センサーが検知してゲート［１’
ｔｌ［！１ｍ訓御回路に信号を送る。すると、ブロック
動作機構がゲート開閉１１１１１ｍ回路に制御されて作
動し、湯口ゲートを閉鎖するゲート開閉ブロックを優退
勤作させる。

それにより、湯口ゲートは自動に１ｍ放され溶湯は湯口
ゲートよりキャビティ内に流入充填される。

〈実施例〉 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第１図乃
至第４図は第１請求項を具体化した実施例であり、図中
（Ａ）は固定型（ａｌ）と可動型（ａｌ）とからなる金
型、（１）は射出スリーブ（Ｂ）を嵌挿接続した前記固
定型（ａｌ）に開設された鋳込口、（２）（３）（４）
は前記固定型（ａｌ）に対する可動型（ａｌ）の型締め
によりその固定、可動両型（ａ＋　＞（ａＺ　）に形成
される潟道２編ロゲート及びキＶビティであり、前記湯
道（２）は鋳込口（１）からキャビティ（４）に向けて
広がりをもたせて形成し、キャビティ（４）の下辺縁に
沿って左右方向に広がる湯道（２）の左右位置２箇所に
は金型（Ａ）の外部に抜けるガス抜きベント（６）を形
成すると共に、該ガス抜きベント（６）の基部には湯溜
り部（７）を設ける（第２図参照）。

そして、上記湯口ゲート（３）の一部若しくは°湯口ゲ
ート（３）の湯道（２）測子前で該湯口ゲート（３）を
開放及び閉鎖するゲート１ＦｉｌｒｊＩブロツク（８）
を上記金型（Ａ）１図面にあっては可動型（ａｌ）に進
退動自在に組込む。

上記ゲート開閉ブロック（８）は、射出スリーブ（Ｂ）
内に給湯された溶１　（Ｍ）がプランジャーチップ（Ｃ
）の射出動作（前進動作）により前記射出スリーブ（Ｂ
）内から押し出される射出開始からその射出開始に伴い
湯道（２）内に押し込まれ流入してきた前記溶８！　（
Ｍ）によって該湯道（２）内が満たされて設定溶湯圧が
湯道（２）内に立つまで上記湯口ゲート（３）を閉鎖せ
しめると共に、湯道（２）内に設定溶湯圧が立った所で
前記湯口ゲート（３）を開放せしめる動きをなすもので
、適当な厚さで湯口ゲート（３）の開口幅に相当する幅
をもった平板状に形成すると共に、湯口ゲート（３）の
閉鎖時においてｍ道（２）側に対面するその先端辺下部
には溶湯圧受圧面（９）を形成し、湯口ゲート（３）か
ら可動型（ａｌ）の背面に亘って水平に貫通させた取付
孔（１０）に進！！動自在に嵌大組込み、可動型（ａｌ
）の背面より突出せるゲート開閉ブロック（８）の突出
後端部を可動型（ａｌ）の背面に取付設置したブロック
動作機構（Ｄ）に連結する。

尚、上記設定溶湯圧とは溶湯（Ｍ）が湯口ゲート（３）
を通過する際に減圧される流動圧の圧力変化のバラツキ
及びキャビティ（４）内における溶！！　（Ｍ）の流動
抵抗により大きく変化する圧力変化のバラツキによって
発生する溶１　（Ｍ）の不完全充填等を防止し得る最も
良好な条件のもとで、溶＋！　（Ｍ）を湯口ゲート（３
）よりキャビティ（４）内に送り込み充填することがで
きる充填速度の安定性と充填密度を確保する最適な鋳造
圧力（射出圧）のことである。

上記ブロック動作機構（Ｄ）は、ゲート開開ブロック（
８）をその前進動作限、即ち湯口ゲート（３）の閉鎖状
態を上記設定溶湯圧域まで保持し得る能力を後述するゲ
ートｎ１１１１１１１１１１回路（Ｅ）のリリーフパル
プ（１６）のリリーフ圧によって備える例えば作動油の
供給により作動させる油圧機構であり、このブロック動
作機構（Ｄ）の送り側シリンダー室（１１）と戻り側シ
リンダー室（１２）をゲート［ＦＩＩ　Ｅｌ　ｆ＃ｊ　
１０回路（Ｅ）に配管連結する。

上記ゲート開閉制御回路（Ｅ）は、第１．第２ソレノイ
ドパルプ（１３）　（１４）　、チェックバルブ（１５
）　、リリーフバルブ（１６）、油圧ポンプ（１７）、
油タンク（１８）からなる油圧式回路であり、前記第１
．第２ソレノイドバルブ（１３）　（１４）の電磁コイ
ル（１９）　　（２０）を夫々ダイカスト機の制御電気
回路に連結して可動型（ａｌ）の型締め開始鋳造過程、
若しくは可動型（ａｌ）の固定型（ａｌ）に対する型締
め終了鋳造過程にて前記両電磁コイル（１９）　（２０
）を同時に励磁させ、油圧ポンプ（１７）からの作動油
が上記ブロック動作機構（Ｄ）の送り側シリンダー室（
１１）に供給される様に、即ちブロック動作機構（Ｄ）
を作動させてゲート開閉ブロック（８）を前進動作させ
、湯口ゲート（３）が閉鎖される様にその動作時期をダ
イカスト機の鋳造サイクルに連繋させる。

次に、以上の如き構成した本実施例の鋳造法を説明する
と、ダイカスト機の型締め開始、若しくは型締め終了鋳
造過程にて第１．第２ソレノイドバルブ（１３）　　（
１４）の電磁コイル（１９）　　（２０）が励磁してブ
ロック動作機構（Ｄ）を作動させ、ゲート９１１ｍブロ
ック（８）を前進動作させて該ブロック（８）により湯
口ゲート（３）を閉鎖しめる（第１図参照）。この際、
第２ソレノイドバルブ（１４）の電磁コイル（２０）の
励磁により該バルブ（１４）内に作られたスプールバイ
パスを通過してきた油圧ポンプ（１７）からの作動油に
よってチエツクバルブ（１５）は開弁され、それによっ
て電磁コイル（１９）の励磁により第１ソレノイドバル
ブ（１３）内に作られたスプールバイパスを通過してき
た油圧ポンプ（１７）からの作動油はブロック動作機構
（Ｄ）の送り側シリンダー室（１１）に供給され、ゲー
ト開ｎブロック（８）を前進動作する。

固定型（ａｌ）と可動型（ａｌ）との型締め終了と略同
時に射出スリーブ（Ｂ）内に給湯された溶湯（Ｍ）がプ
ランジャーチップ（Ｃ）の低速前進による射出開始と略
同時に上記両電磁コイル（１９）　　（２Ｇ＞はｍじら
れて上記第１．第２ソレノイドバルブ（１３）　　（１
４）のスプールバイパスが切換えられると共に、射出開
始に伴い射出スリーブ（８）内から潟″ａ（２）内に溶
！！　（Ｍ）と共に押し込まれ流入してきたガスは溶１
　（Ｍ）に押されてガス抜きベント（６）を通じて外部
に排除される。

そして、高速前進に切換えられて射出前進するプランジ
ャーデツプ（Ｃ）の前進により継続流入せる溶１　（Ｍ
）によって上記湯道（２）内が満たされて該Ｓ道（２）
内に設定溶蘭圧が立つと、潟ロゲート（３）を閉鎖する
ゲート開ｎブロック（８）の溶湯圧受圧面（９）が前記
設定溶湯圧を受け（第３図参照）、該設定溶湯圧に押さ
れてゲート開閉ブロック（８）が微小給後退してブロッ
ク動作機構（Ｄ）の送り側シリンダー室（１１）の油圧
が上昇し、前記設定溶湯圧と略同圧に設定されたリリー
フ圧を備えたリリーフバルブ（１６）に該リリーフ圧を
越えた油圧がチエツクバルブ（１５）を開弁せしめて掛
ると、リリーフバルブ（１６）内に第１ソレノイドバル
ブ（１３）の電磁コイル（２１）に繋がるバイパスが作
られる。すると、該電磁コイル（２１）が励磁され第１
ソレノイドバルブ（１３）のスプールバイパスが切換え
られて油圧ポンプ（１１）から７０ツク動作機構（Ｄ）
の戻り側シリンダー室（１２）に作動油が供給され、該
ブロック動作機構（Ｄ）を作動させてゲート開閉ブロッ
ク（８）を後退動作させる。それにより、潟ロゲート（
３）は自動的に開放され濃過（２）内の溶湯（Ｍ）は揚
ロゲート（３）よりキｔＩビティ（４）内に流入充填さ
れる（第４図参照）。

第５図乃至第８図は本発明第２請求項を具体化した実施
例を示し、斯る実施例にお１ノる金型（Ａ）の湯道（２
）及びガス抜きベント、（６）の構成形態は上記第１１
Ｉ求項の実施例において詳述した構成と同じであり、ま
た湯道（２）とキｐヒティ（４）との境界に形成される
瀾ロゲート（３）を開放及び閉鎖するゲート開ｎブロッ
ク（２２）はその先端辺の構成形態を除いた他の構成及
びブロック動作機構（Ｄ）の構成形態は上記第１請求項
の実施例において詳述した構°成と同じであるため説明
は省略する。

上記ブロック動作機構（Ｄ）に連結されその進退動作を
制御するゲート開閉１ＩＩＩＩＩ１１回路（Ｆ）は、ソ
レノイドバルブ（１３）　、油圧ポンプ（１７）　、油
タンク（１８）からなる油圧回路（Ｆ＋　）と、この油
圧回路（Ｆｌ）の前記ソレノイドパルプ（１３）に連結
され該ソレノイドパルプ（１３）の電磁コイル（２１）
を励磁させる処理装ｆ！ｆ　（２３＞　、アンプ（２４
）からなる電気回路（Ｆ２）とから構成し、前記ソレノ
イドパルプ（１３）の電磁コイル（１９）をダイカスト
機のυ１１ａ電気回路に連結して可動型（ａ２）の型締
め開始鋳造過程、若しくは可動型（ａ２）の固定型（ａ
ｔ　）に対する型締め終了鋳造過程にて前記電磁コイル
（１９）を同時に励磁させ、油圧ポンプ（１７）からの
作動油が上記ブロック動作機構（Ｄ）の送り側シリンダ
ー室（１１）に供給される様に、即ちブロック動作機構
（Ｄ）を作動させてゲート開閉ブロック（２２）を前進
動作させ、湯口ゲート（３）がｒｒ１鎖される様にその
動作時期をダイカスト機の鋳造サイクルに連繋させる。

そして、上記電気回路〈Ｆ２）のアンプ（２４）に配線
連結させた溶湯到達検知センサー（２５）を上記金型（
Ａ＞の湯道（２）内に臨ませて組込み配備する。

上記溶湯到達検知センサー（２５）は、金型（Ａ）の鋳
込口（１）に嵌挿接続された射出スリーブ（Ｂ）内に給
温された溶ｍ　（Ｍ）がプランジャーチップ（Ｃ）の射
出動作（前進動作）により前記射出スリーブ（８）内か
ら押し出される射出開始からその射出開始に伴い湯道（
２）内に押し込まれ流入してきた前記溶湯（Ｍ）によっ
て咳湯道（２）内が満たされて設定溶湯圧が湯道（２）
内に立つことによって動作する圧力センサーであり、上
記潟＊（２）の中央部における湯道構成壁面に面一に臨
ませて可動型（ａ２）に組込み配備され、前記設定溶湯
圧に押されて動作しゲートｒｌＡＩｎ　ＩＩＩ　ｉ１１
回路（Ｆ）の電気回路（Ｆ２）の作動信号を送る。

次に、以上の如き構成した本実施例の＃１！造法を説明
すると、ダイカスト機の型締め開始、若しくは型締め終
了鋳造過程にてソレノイドパルプ（１３）の電磁コイル
（１９）が励磁してブロック動作機構（Ｄ）を作動させ
、ゲート開閉ブロック（２２）を前進動作させて該ブロ
ック（２２）により湯口ゲート（３）を閉鎖せしめる（
第５図参照）。

固定型（ａりと可動型（ａ２）との型締め終了と略同時
に射出スリーブ（Ｂ）内に給温された溶Ｗ　（Ｍ）がプ
ランジャーチップ（Ｃ）の低速前進による射出開始と略
同時に上記電磁コイル（１９）は閉じられて上記ソレノ
イドパルプ（１３）のスプールバイパスが切換えられる
と共に、射出開始に伴い射出スリーブ（Ｂ）内からＩｎ
（２）内に溶′／ａ（Ｍ）と共に押し込まれ流入してき
たガスは溶１ｉ！　（Ｍ）に押されてガス抜きベント（
６）を通じて外部に排除される。

そして、高速前進に切換えられて射出前進するプランジ
ャーチップ（Ｃ）の前進により継続流入せる溶湯（Ｍ）
によって上記４遇（２）内が満たされて該湯道（２）内
に設定溶湯圧が立つと（第７図参照）、その設定溶湯圧
によって溶湯圧検知センサー（２５）が押されて動作し
、ゲート制御回路（Ｆ）の電気回路（Ｆ２）に作動信号
が送られ、該電気回路（Ｆ２）の処理装置（２３）によ
って上記ソレノイドパルプ（１３）のｌｔｌコイル（２
１）が励磁される。すると、前記ソレノイドパルプ（１
３）のスプールバイパスが切換えられて油圧ポンプ（１
７）からブロック動作機構（Ｄ）の戻り側シリンダー室
（１２）に作動油が供給され、該ブロック動作機構（Ｄ
）を作動させてゲートｌ＃１ｌｌｌブロック（２２）を
後退動作させる。それにより、湯口ゲート（３）は自動
的に開放され湯道（２）内の溶湯（Ｍ）は湯口ゲート（
３）よりキャビティ（４）内に流入充填される（第８図
参照）。

尚、斯る実施例にあっては金型（Ａ）の湯道（２）内に
臨ませて組込み配備する溶湯到達検知センサー（２５）
として圧力センサーを用いた構成で詳述したが、この溶
湯圧検知センサー（２５）に変えてＳ道（２）内が溶１
　（Ｍ）によって満たされ、該湯道（２）内に設定溶１
ｇ温度が立つ（発生する）ことによって動作する溶湯温
度検知センサー（２Ｇ）として同じ形態にて金型（Ａ）
に、組込み配備し且つ電気回路（Ｆ２）のアンプ（２４
）に配線連結させ、湯口ゲート（３）の開放動作を湯道
（２）内に立つ溶Ｓ温度の検知によるブロック動作動機
構（Ｄ）の作動により行なう構成とするも勿論可能であ
る。

〈発明の効果〉 本発明の金型装置は叙上の如く構成して自動開放湯口ゲ
ートを有する金型装置としたから、下記の作用効果を奏
する。

■　鋳造過程で鋳込口から湯道内に溶湯と共に押し込ま
れて流入してきたガス（空気）は、金型に進退動自在に
組込まれ湯口ゲートを開放及び閉鎖するゲート開閉ブロ
ックによる前記湯口ゲートの閉鎖によってキャビティ内
に入り込むことなく前記湯道の・１乃至数箇所に形成さ
れた金型の外部に通じるガス抜ぎベントより外部に排除
されると共に、ｒＡｔＩ４された前記湯口ゲートはゲー
ト開閉ＩＩ　ｍ　Ｉｉ！ｌ路に連結されて金型に取付け
られたブロック動作機構に連結され、上記湯道内に設定
溶湯圧が立つことによって後退する溶湯圧受圧面を有す
る上記ゲート開閉ブロックのゲートｒＩｒＩｍ糾ｍ回路
に制御された後退動作により自動に開放される。

従って、鋳造過程で溶湯と共に湯道内に流入してきたガ
スは該湯道にて金型の外部に排除されるため、湯口ゲー
トを通ってキャビティ内に入り込むことなく、溶湯のみ
がキャビティ内に流入充填される。

■　ゲート開閉！制御回路に連結させた溶湯到達検知セ
ンナ−を湯道内に臨ませて組込み配備し、該湯道内の設
定溶湯圧又は設定溶湯温度を電気的に検知して湯口ゲー
トを１１］　ｇｌ　Ｔるゲート開閉ブロックを連結支持
さＵだブロック動作機構を＠御作動させて前記ゲートＩ
ＩＩ閉ブロックを後退動作させ、湯口ゲートが自動に開
放される様にしたから、溶湯と共に湯道内に押し込まれ
て流入してきたガスが金型の外部に通じるガス抜きベン
トより排除されることによって、前記湯道内に立つ設定
溶湯圧を正確且つ迅速に検知して湯口ゲートを自動開放
させ、キャピテイ内へのガスの入り込みを阻止して溶湯
のみの流入充填を可能にした金型装置を提供出来た。

■　湯道内に設定溶湯圧又は設定溶湯温度が立つことに
よって湯口ゲートが自動に開放されて溶湯がキャビティ
内に流入充填される様にしたから、鋳込口に嵌挿接続さ
れた射出スリーブ内に給湯される溶湯の５ｆｆｉに若干
の変動、即ち溶湯の給Ｉｌｌが多い、少ないといった変
動が生じても常に安定させた射出条件でもって溶湯をキ
ャビティ内に充填出来る。

依って、所期の目的を達成し得た。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明第１ｗ４求項に係る金型装置
の実施例を示し、第１図は模式図、第２図は金型の可動
型を示す正面図、第３図は湯道内が溶湯によって満たさ
れた状態を示すｌ１ｌＩｉ側面図、第４図は湯口ゲート
が開放された状態を示す同縦断側面図、第５図乃至第８
図は第２請求項に係る金型装置の実施例を示し、第５図
は模式図、第６図は金型の可動型を示す正面図、第７ｆ
！Ｊはｓ’ａ内が溶湯によって満たされた状態を示す縦
断側面図、第８図は湯口ゲートが開放された状態を示す
同縦断側面図である。 尚、図中 （Ａ）：金　型　　　〈１）：鋳込口 （２）：潟　１ｉ　　　　（３）：湯口ゲート（４）：
キャビティ　（６）：ガス抜きベント（８）　　（２２
）　：ゲートｒｐａｗｉブロック（９）：溶湯圧受圧面 （２５）　　（２６）　：溶湯到達検知ヒンサー（溶湯
圧検知センサー又は溶湯温 度検知セン号−ン （Ｄ）ニブロック動作機構 （Ｅ）　　（Ｆ）　：ケーＨＦｌｌｒｌｌｔｌｌｆｌＩ
Ｏａｍ特許出願人　　　扶桑軽合金株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）鋳込口からキャビティに亘り形成される湯道の１
   乃至数箇所に金型の外部に通じるガス抜きベントを形成
   し、前記湯道とキャビティとの境界に形成される湯口ゲ
   ートを開放及び閉鎖するゲート開閉ブロックを金型に進
   退動自在に組込み、該ゲート開閉ブロックを金型に取付
   けたブロック動作機構に連結すると共に、該ブロック動
   作機構をゲート開閉制御回路に連結せしめ、且つ前記ゲ
   ート開閉ブロックに溶湯圧受圧面を形成し、鋳造過程に
   おいて上記湯道内が溶湯によつ満たされて該湯道内に設
   定溶湯圧が立つことによつて後退する上記ゲート開閉ブ
   ロックの後退動作により湯口ゲートが自動に開放される
   ことを特徴とした自動開放湯口ゲートを有する金型装置
   。
2. （２）鋳込口からキャビティに亘り形成される湯道の１
   乃至数箇所に金型の外部に通じるガス抜きベントを形成
   し、前記湯道とキャビティとの境界に形成される湯口ゲ
   ートを開放及び閉鎖するゲート開閉ブロックを金型に進
   退動自在に組込み、該ゲート開閉ブロックを金型に取付
   けたブロック動作機構に連結すると共に、該ブロック動
   作機構をゲート開閉制御回路に連結せしめ、且つ該ゲー
   ト開閉制御回路に連結せしめた溶湯到達検知センサーを
   上記湯道内に臨ませて組込み配備し、鋳造過程において
   上記湯道内が溶湯によつて満たされて該湯道内に設定溶
   湯圧又は設定溶湯温度が立つことによつて後退する上記
   ゲート開閉ブロックの後退動作により湯口ゲートが自動
   に開放されることを特徴とした自動開放湯口ゲートを有
   する金型装置。