JPH04123856A - ダイカスト鋳物の鋳造装置 - Google Patents
ダイカスト鋳物の鋳造装置Info
- Publication number
- JPH04123856A JPH04123856A JP24193790A JP24193790A JPH04123856A JP H04123856 A JPH04123856 A JP H04123856A JP 24193790 A JP24193790 A JP 24193790A JP 24193790 A JP24193790 A JP 24193790A JP H04123856 A JPH04123856 A JP H04123856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- mold
- die
- pressure
- local
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 title claims abstract description 40
- 238000004512 die casting Methods 0.000 title claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 89
- 238000007711 solidification Methods 0.000 claims abstract description 21
- 230000008023 solidification Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 16
- 238000005204 segregation Methods 0.000 abstract description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 28
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 28
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 28
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 235000002918 Fraxinus excelsior Nutrition 0.000 description 1
- 101100162020 Mesorhizobium japonicum (strain LMG 29417 / CECT 9101 / MAFF 303099) adc3 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000002956 ash Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000010698 whale oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、溶湯を湯口を通して型空間内に射出するとと
もに、湯口以外の箇所からも型空間内の溶湯を加圧する
ことが可能なダイカスト鋳物の鋳造装置に関する。
もに、湯口以外の箇所からも型空間内の溶湯を加圧する
ことが可能なダイカスト鋳物の鋳造装置に関する。
[従来の技術]
従来より、第3図に示すように、射出プランジャ101
によって溶湯を湯口102を通して、固定型103と可
動型104とが密着して形成される型空間105内に射
出するとともに、湯口102以外の箇所に配設された局
部加圧プランジャ106によって型空間105内の溶湯
を局部加圧することができる鋳造装置(特公昭60−2
947号公報など)100が存在する。
によって溶湯を湯口102を通して、固定型103と可
動型104とが密着して形成される型空間105内に射
出するとともに、湯口102以外の箇所に配設された局
部加圧プランジャ106によって型空間105内の溶湯
を局部加圧することができる鋳造装置(特公昭60−2
947号公報など)100が存在する。
この鋳造装置100は、型空間105内に溶湯が充填し
たときに、型空間105内の溶湯を局部加圧プランジャ
106によって鋳造圧力の2倍〜3倍の加圧力で局部加
圧(押し湯)して、固定型103と可動型104との密
着力により型空間105内の溶湯が凝固することにより
形成されるタイカスト鋳物の巣の発生を防止している。
たときに、型空間105内の溶湯を局部加圧プランジャ
106によって鋳造圧力の2倍〜3倍の加圧力で局部加
圧(押し湯)して、固定型103と可動型104との密
着力により型空間105内の溶湯が凝固することにより
形成されるタイカスト鋳物の巣の発生を防止している。
[発明が解決しようとする課題1
ところが、従来の鋳造装置100においては、前述のよ
うに、溶湯の充填時に@造圧カの2倍〜3倍の加圧力で
型空間105内の溶湯を局部加圧しているので、型空間
105内の初期凝固(溶融)状態の溶湯が湯口102が
らランナー107に逆流してしまい、型空間105内の
溶湯に充分な局部加圧力が加わらない可能性があった。
うに、溶湯の充填時に@造圧カの2倍〜3倍の加圧力で
型空間105内の溶湯を局部加圧しているので、型空間
105内の初期凝固(溶融)状態の溶湯が湯口102が
らランナー107に逆流してしまい、型空間105内の
溶湯に充分な局部加圧力が加わらない可能性があった。
この結果、ダイカス1〜鋳物の充分な巣防止効果が得ら
れないという課題があった。
れないという課題があった。
さらに、第4図のグラフのように、溶湯を型空間105
内に充填してから局部加圧開始まで長いタイムラグTを
設けた場合には、型空間105内の溶湯の凝固がかなり
進行している。この結果、型空間105内の溶湯の急激
な圧力上昇により凝固中の溶湯がかなり移動して偏析が
発生するという課題があった。また、型空間105内の
溶湯の凝固がかなり進行するとひけ巣(収縮巣)がかな
り成長する。このかなり成長したひけ巣を潰す必要があ
るので、局部加圧プランジャ106による局部加圧力を
増大させる必要がある。この結果、固定型103や可動
型104等の型破損が生じるという課題があった。
内に充填してから局部加圧開始まで長いタイムラグTを
設けた場合には、型空間105内の溶湯の凝固がかなり
進行している。この結果、型空間105内の溶湯の急激
な圧力上昇により凝固中の溶湯がかなり移動して偏析が
発生するという課題があった。また、型空間105内の
溶湯の凝固がかなり進行するとひけ巣(収縮巣)がかな
り成長する。このかなり成長したひけ巣を潰す必要があ
るので、局部加圧プランジャ106による局部加圧力を
増大させる必要がある。この結果、固定型103や可動
型104等の型破損が生じるという課題があった。
本発明は、ダイカスト鋳物の巣防止効果が充分に期待で
き、且つ偏析の発生や型破損の発生を防止できるダイカ
スト鋳物のat装置の提供を目的とする。
き、且つ偏析の発生や型破損の発生を防止できるダイカ
スト鋳物のat装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明のダイカスト鋳物の鋳造装置は、固定された固定
型と、この固定型に密着した際に、前記固定型との間に
製品用型空間を形成する可動型と、前記型空間内に向か
って所定の鋳造圧力で溶湯を射出して、前記型空間内に
湯口を通して溶湯を充填する充填手段と、前記型空間内
の溶湯を前記湯口以外の箇所から局部的に加圧する加圧
手段と、この加圧手段の加圧力を制御する制御手段とを
備え、 前記制御手段は、前記型空間内への溶湯の充填が完了し
た際に、前記加圧手段の加圧力を前記所定の鋳造圧力程
度に設定し、前記湯口の溶湯の凝固が完了した際に、前
記加圧手段の加圧力を前記所定の鋳造圧力の2倍以上に
増加させる技術手段を採用した。
型と、この固定型に密着した際に、前記固定型との間に
製品用型空間を形成する可動型と、前記型空間内に向か
って所定の鋳造圧力で溶湯を射出して、前記型空間内に
湯口を通して溶湯を充填する充填手段と、前記型空間内
の溶湯を前記湯口以外の箇所から局部的に加圧する加圧
手段と、この加圧手段の加圧力を制御する制御手段とを
備え、 前記制御手段は、前記型空間内への溶湯の充填が完了し
た際に、前記加圧手段の加圧力を前記所定の鋳造圧力程
度に設定し、前記湯口の溶湯の凝固が完了した際に、前
記加圧手段の加圧力を前記所定の鋳造圧力の2倍以上に
増加させる技術手段を採用した。
[作用]
固定型と可動型とが密着したときに固定型と可動型との
間に形成される製品用型空間内に、充填手段によって所
定の鋳造圧力で溶湯を射出することにより溶湯を充填す
る。
間に形成される製品用型空間内に、充填手段によって所
定の鋳造圧力で溶湯を射出することにより溶湯を充填す
る。
そして、型空間内への溶湯の充填が完了したときに、加
圧手段によって所定の鋳造圧力程度の局部加圧力で型空
間内の溶湯を湯口以外の箇所がら局部的に加圧する。こ
のため、型空間内の初期凝固状態の溶湯が湯口から逆流
することはない。よって、型空間内の溶湯が初期凝固状
態であっても、局部加圧力が型空間内の溶湯に充分に加
わり、巣の発生が防がれる。
圧手段によって所定の鋳造圧力程度の局部加圧力で型空
間内の溶湯を湯口以外の箇所がら局部的に加圧する。こ
のため、型空間内の初期凝固状態の溶湯が湯口から逆流
することはない。よって、型空間内の溶湯が初期凝固状
態であっても、局部加圧力が型空間内の溶湯に充分に加
わり、巣の発生が防がれる。
その後、湯口の溶湯の凝固が完了したときに、加圧手段
によって所定の鋳造圧力の2倍以上に増加した局部加圧
力で型空間内の溶湯を湯口以外の箇所から局部的に加圧
する。
によって所定の鋳造圧力の2倍以上に増加した局部加圧
力で型空間内の溶湯を湯口以外の箇所から局部的に加圧
する。
このように、型空間内への溶湯の充填が完了してから型
空間内の溶湯が凝固するまで、常に適正な局部加圧力を
型空間内の溶湯に加えることによって、型空間内の末期
凝固中の溶湯に急激な圧力上昇を生じさせない。このた
め、末期凝固状態における型空間内の凝固中の溶湯の移
動が最小限となり、偏析の発生が防がれ、且つ固定型や
可動型等の型破損が防がれる。また、常に適正な局部加
圧力が浴湯に加えられているため、ひけ巣の成長が抑え
られるので、局部加圧力をかなり増大させる必要がなく
、かつ切削巣不良も低減できる。
空間内の溶湯が凝固するまで、常に適正な局部加圧力を
型空間内の溶湯に加えることによって、型空間内の末期
凝固中の溶湯に急激な圧力上昇を生じさせない。このた
め、末期凝固状態における型空間内の凝固中の溶湯の移
動が最小限となり、偏析の発生が防がれ、且つ固定型や
可動型等の型破損が防がれる。また、常に適正な局部加
圧力が浴湯に加えられているため、ひけ巣の成長が抑え
られるので、局部加圧力をかなり増大させる必要がなく
、かつ切削巣不良も低減できる。
[発明の効果]
常に局部加圧力が加わった状態で型空間内の溶湯を凝固
させることができるので、ダイカスト釧物の巣の発生を
防止できる。また、型空間内の凝固中の溶湯の局部加圧
による移動を最小限とすることができるので、局部加圧
による偏析の発生を防止できる。さらに、型空間内への
溶湯の充填が完了してから常時局部加圧力を型空間内の
溶湯に加えることができるので、ひけ巣の成長を抑制で
きる。よって、固定型や可動型等の型破損の発生を防止
できる。
させることができるので、ダイカスト釧物の巣の発生を
防止できる。また、型空間内の凝固中の溶湯の局部加圧
による移動を最小限とすることができるので、局部加圧
による偏析の発生を防止できる。さらに、型空間内への
溶湯の充填が完了してから常時局部加圧力を型空間内の
溶湯に加えることができるので、ひけ巣の成長を抑制で
きる。よって、固定型や可動型等の型破損の発生を防止
できる。
[実施例]
本発明のダイカスト鋳物の鋳造装置を第1図および第2
図に示ず一実施例に基づき説明する。
図に示ず一実施例に基づき説明する。
第1図はダイカスト鋳物の鋳造装置を示す。
この鋳造装置1は、型2、溶湯射出装置4および局部加
圧装置5を有する。
圧装置5を有する。
型2は、固定プラテン21に固定された固定型22、お
よび可動プラテン23に固定され′C図示左右方向に移
動する可動型24からなる。この型2は、可動型24が
図示左方向に変位し゛C固定型22と可動型24とが密
着したときに固定型22と可動型24との間に充填され
た溶湯を固定型22と可動型24との密着力によって凝
固させて、所定の形状のダイカスト(例えばADC12
、ADC3、ADClo、ADC14等のアルミニウム
ダイカスト)鋳物を形成するものである。
よび可動プラテン23に固定され′C図示左右方向に移
動する可動型24からなる。この型2は、可動型24が
図示左方向に変位し゛C固定型22と可動型24とが密
着したときに固定型22と可動型24との間に充填され
た溶湯を固定型22と可動型24との密着力によって凝
固させて、所定の形状のダイカスト(例えばADC12
、ADC3、ADClo、ADC14等のアルミニウム
ダイカスト)鋳物を形成するものである。
これらの固定型22と可動型24との間には、ダイカス
ト鋳物の製品用型空間3およびランナー25が形成され
る。この型空間3内には、湯口31を通って溶湯が充填
される。なお、可動型24には、湯口31と別の位置に
図示左右方向の加圧通路26が形成されている。また、
可動型24には、製造されたダイカスト鋳物を型2から
取り外すための押出しプレート27が配設されている。
ト鋳物の製品用型空間3およびランナー25が形成され
る。この型空間3内には、湯口31を通って溶湯が充填
される。なお、可動型24には、湯口31と別の位置に
図示左右方向の加圧通路26が形成されている。また、
可動型24には、製造されたダイカスト鋳物を型2から
取り外すための押出しプレート27が配設されている。
溶湯射出装置4は、本発明の充填手段であって、射出プ
ランジャ41および射出スリーブ42を有する。
ランジャ41および射出スリーブ42を有する。
射出プランジャ41は、油圧制御装置(図示せず)によ
り図示左右方向に往復変位させられ、射出スリーブ42
内の溶湯を所定の鋳造圧力(例えば1000kg /
tyA )で射出することによって、湯口31を通して
型空間3内に溶湯を充填するものである。
り図示左右方向に往復変位させられ、射出スリーブ42
内の溶湯を所定の鋳造圧力(例えば1000kg /
tyA )で射出することによって、湯口31を通して
型空間3内に溶湯を充填するものである。
射出スリーブ42内には、一端がランナー25および湯
口31を介して型空間3内に連通する射出通路43が形
成されている。この射出通路43の他端には、保持炉(
図示せず)から給湯装置のラドル44によって汲み上げ
られた溶湯が注湯される給湯口45が形成されている。
口31を介して型空間3内に連通する射出通路43が形
成されている。この射出通路43の他端には、保持炉(
図示せず)から給湯装置のラドル44によって汲み上げ
られた溶湯が注湯される給湯口45が形成されている。
局部加圧装置5は、本発明の加圧手段であって、局部加
圧プランジャ51および局部加圧シリンダ52を有し、
駆動機1’@53により駆動される。
圧プランジャ51および局部加圧シリンダ52を有し、
駆動機1’@53により駆動される。
局部加圧プランジャ51は、駆動機構53により図示左
右方向に往復変位させられ、図示左方向に変位したとき
に先端で型空間3内の溶湯を局部的に加圧するものであ
る。この局部加圧プランジャ51の一端部は、可動型2
4に形成された加圧通路26内に嵌め込まれ、可動型2
4内を摺動自在に変位する。
右方向に往復変位させられ、図示左方向に変位したとき
に先端で型空間3内の溶湯を局部的に加圧するものであ
る。この局部加圧プランジャ51の一端部は、可動型2
4に形成された加圧通路26内に嵌め込まれ、可動型2
4内を摺動自在に変位する。
局部加圧シリンダ52は、局部加圧プランジャ51の後
端部を左右方向に摺動自在に支持するとともに、内部に
局部加圧プランジャ51の後端部により区画された第1
油室、54および第2油室55を有する。
端部を左右方向に摺動自在に支持するとともに、内部に
局部加圧プランジャ51の後端部により区画された第1
油室、54および第2油室55を有する。
この第1油室54内に低圧の作動油が供給されたときに
は、局部加圧プランジャ51の先端が型空間3内の溶湯
を低圧(射出プランジャ41の所定の鋳造圧力の8割程
度の加圧力)で加圧する。また、第1油室54内に高圧
の作動油が供給されたときには、局部加圧プランジャ5
1の先端が型空間3内の溶湯を低圧(射出プランジャ4
1の所定の@遺灰力の2倍程度の加圧力)で加圧する。
は、局部加圧プランジャ51の先端が型空間3内の溶湯
を低圧(射出プランジャ41の所定の鋳造圧力の8割程
度の加圧力)で加圧する。また、第1油室54内に高圧
の作動油が供給されたときには、局部加圧プランジャ5
1の先端が型空間3内の溶湯を低圧(射出プランジャ4
1の所定の@遺灰力の2倍程度の加圧力)で加圧する。
駆動機[53は、本発明の制御手段であって、油圧制御
袋W6および電気回路7から構成される。
袋W6および電気回路7から構成される。
油圧制御袋W6は、油圧ポンプ60、第1ソレノイド弁
61、第2ソレノイド弁62、低圧側リリーフ弁63、
高圧側リリーフ弁64、逆市弁65および油圧回路66
を有する。
61、第2ソレノイド弁62、低圧側リリーフ弁63、
高圧側リリーフ弁64、逆市弁65および油圧回路66
を有する。
油圧ポンプ60は、電動モータにより回転駆動され、所
定の油圧を油圧回路66内に発生させる。
定の油圧を油圧回路66内に発生させる。
第1ソレノイド弁61は、局部加圧シリンダ52の第1
油室54に低圧の作動油を供給する低圧側通路67と局
部加圧シリンダ52の第1油室54に高圧の作動油を供
給する高圧側通路68とを切り替える切替弁である。こ
の第1ソレノイド弁61は、通電(オン)されると、弁
体が図示も方向(図示の位置)に移動して油圧ポンプ6
0と高圧側通路68とを連通ずる。また、第1ソレノイ
ド弁61は、通電が停止(オフ)されると、弁体が図示
左方向に移動して油圧ポンプ60と低圧側通路67とを
連通ずる。
油室54に低圧の作動油を供給する低圧側通路67と局
部加圧シリンダ52の第1油室54に高圧の作動油を供
給する高圧側通路68とを切り替える切替弁である。こ
の第1ソレノイド弁61は、通電(オン)されると、弁
体が図示も方向(図示の位置)に移動して油圧ポンプ6
0と高圧側通路68とを連通ずる。また、第1ソレノイ
ド弁61は、通電が停止(オフ)されると、弁体が図示
左方向に移動して油圧ポンプ60と低圧側通路67とを
連通ずる。
第2ソレノイド弁62は、電気信号に応じて3段階に切
り替えることによって、局部加圧シリング52の第1油
室54と第2油室55とをそれぞれ油圧ポンプ60とド
レーン油路69とに接続するものである。
り替えることによって、局部加圧シリング52の第1油
室54と第2油室55とをそれぞれ油圧ポンプ60とド
レーン油路69とに接続するものである。
この第2ソレノイド弁62は、第1オン信号を入力する
と、弁体が図示右方向に移動して第1油室54と油圧ポ
ンプ60とを連通し、第2油室55とドレーン油路69
とを連通する。また、第2ソレノイド弁62は、第2オ
ン信号を入力すると、弁体が図示左方向に移動して第1
油室54とドレーン油路69とを連通し、第2油室55
と油圧ポンプ60とを連通ずる。
と、弁体が図示右方向に移動して第1油室54と油圧ポ
ンプ60とを連通し、第2油室55とドレーン油路69
とを連通する。また、第2ソレノイド弁62は、第2オ
ン信号を入力すると、弁体が図示左方向に移動して第1
油室54とドレーン油路69とを連通し、第2油室55
と油圧ポンプ60とを連通ずる。
そして、第2ソレノイド弁62は、オフされると、弁体
が中間位置く図示の位置)に移動して第1油室54まな
は第2油室55と油圧ポンプ60またはトレーン油路6
9との連通を遮断する。
が中間位置く図示の位置)に移動して第1油室54まな
は第2油室55と油圧ポンプ60またはトレーン油路6
9との連通を遮断する。
低圧側リリーフ弁63は、低圧側通路61内の油圧が低
圧側設定値に達したときに、弁体が図示左方向に移動し
て作動油をドレーンして、低圧側通路67内の油圧を低
圧に保つものである。
圧側設定値に達したときに、弁体が図示左方向に移動し
て作動油をドレーンして、低圧側通路67内の油圧を低
圧に保つものである。
高圧側リリーフ弁64は、油圧回路66内の油圧が高圧
側設定値に達したときに、弁体が図示左方向に移動して
作動油をドレーンして、油圧回路・66内の油圧を高圧
に保つものである。
側設定値に達したときに、弁体が図示左方向に移動して
作動油をドレーンして、油圧回路・66内の油圧を高圧
に保つものである。
逆止弁65は、作動油が第1油室54から低圧側通路6
7に流れる逆流を防止するものである。
7に流れる逆流を防止するものである。
電気回路7は、熱電対71、変換器72およびマイクロ
コンピュータ73を有する。
コンピュータ73を有する。
熱電対71は、型2の固定型22内に埋設され、型温が
設定値以上に上昇したときに変換器72にオン信号を送
る。
設定値以上に上昇したときに変換器72にオン信号を送
る。
変換器72は、熱電対71の出力を例えば1.0mVか
ら1.0■に昇圧するものである。
ら1.0■に昇圧するものである。
マイクロコンピュータ73は、タイマーを有し、変換器
72を経て送られてくる熱電対71の出力に応じて、第
1ソレノイド弁61および第2ソレノイド弁62を通電
制御する。
72を経て送られてくる熱電対71の出力に応じて、第
1ソレノイド弁61および第2ソレノイド弁62を通電
制御する。
このマイクロコンピュータ73は、熱電対71がら電気
信号を入力していないとき、第1ソレノイド弁61およ
び第2ソレノイド弁62をオフする。また、マイクロコ
ンピュータ73は、熱電対71から電気信号を入力する
と、型空間3内への溶湯の充填が完了したと判断して、
第1ソレノイド弁61をオフし、第2ソレノイド弁62
に第1オン信号を送るとともに、タイマーのカウントを
開始する。そして、マイクロコンピュータ73は、タイ
マーのカウントを開始してから第1所定時間1゛1が経
過したときに、湯口31の溶湯の凝固が完了したと判断
して、第1ソレノイド弁61をオンし、第2ソレノイド
弁62に第1オン信号を送る。さらに、マイクロコンピ
ュータ73は、タイマーのカウントを開始してから第2
所定時間T2が経過したときに、型空間3内の溶湯の凝
固が完了したと判断して、第1ソレノイド弁61および
第2ソレノイド弁62をオフするとともに、タイマーの
カウントを終了する。そして、マイクロコンピュータ7
3は、スイッチ(図示せず)よりリセット信号を入力す
ると、第2ソレノイド弁62に第2オン信号を送る。
信号を入力していないとき、第1ソレノイド弁61およ
び第2ソレノイド弁62をオフする。また、マイクロコ
ンピュータ73は、熱電対71から電気信号を入力する
と、型空間3内への溶湯の充填が完了したと判断して、
第1ソレノイド弁61をオフし、第2ソレノイド弁62
に第1オン信号を送るとともに、タイマーのカウントを
開始する。そして、マイクロコンピュータ73は、タイ
マーのカウントを開始してから第1所定時間1゛1が経
過したときに、湯口31の溶湯の凝固が完了したと判断
して、第1ソレノイド弁61をオンし、第2ソレノイド
弁62に第1オン信号を送る。さらに、マイクロコンピ
ュータ73は、タイマーのカウントを開始してから第2
所定時間T2が経過したときに、型空間3内の溶湯の凝
固が完了したと判断して、第1ソレノイド弁61および
第2ソレノイド弁62をオフするとともに、タイマーの
カウントを終了する。そして、マイクロコンピュータ7
3は、スイッチ(図示せず)よりリセット信号を入力す
ると、第2ソレノイド弁62に第2オン信号を送る。
なお、第1所定時間T1は、例えばダイカスト鋳物の厚
みによっても異なるがTI = 0.017〜0034
t2sec (t :ダイカスト鋳物の厚み(薗))
から算出した。また、第2所定時間T2は、型空間3内
の溶湯が凝固する時間を測定しておき、この測定により
求めた時間に所定の付加時間(例えば1.2秒程)を加
えた時間に設定されている。
みによっても異なるがTI = 0.017〜0034
t2sec (t :ダイカスト鋳物の厚み(薗))
から算出した。また、第2所定時間T2は、型空間3内
の溶湯が凝固する時間を測定しておき、この測定により
求めた時間に所定の付加時間(例えば1.2秒程)を加
えた時間に設定されている。
本実施例のダイカスト鋳物の鋳造方法を第1図および第
2図に基づき説明する。
2図に基づき説明する。
(第1工程)
図示しない駆動装置により可動プラテン23を図示左方
向に移動させることにより、可動型24を固定型22に
密着させて、ダイカスト鋳物の型空間3およびランナー
25を形成して型締めを行う。
向に移動させることにより、可動型24を固定型22に
密着させて、ダイカスト鋳物の型空間3およびランナー
25を形成して型締めを行う。
(第2工程)
給湯装置のラドル44によって保持炉から汲み上げられ
た溶湯を、図示のように給湯口45から射出スリーブ4
2の射出通路43内に注湯する。
た溶湯を、図示のように給湯口45から射出スリーブ4
2の射出通路43内に注湯する。
(第3工程)
油圧制御装置により、所定の速度で射出プランジャ41
を図示右方向に変位させて、射出通路43内に注湯され
た溶湯を型空間3方向に射出する。このため、射出通路
43内に注湯された溶湯がランナー25を通り、湯口3
1の通過時に加速し゛C型空間3内に充填される。この
ときの射出プランジャ41の加圧力は、所定の鋳造圧力
(例えば1000kg/ Q()に設定されている。
を図示右方向に変位させて、射出通路43内に注湯され
た溶湯を型空間3方向に射出する。このため、射出通路
43内に注湯された溶湯がランナー25を通り、湯口3
1の通過時に加速し゛C型空間3内に充填される。この
ときの射出プランジャ41の加圧力は、所定の鋳造圧力
(例えば1000kg/ Q()に設定されている。
(第4工程)
その後に、型温を常にモニターしているマイクロコンピ
ュータ73に型温が設定値以上に」−昇して、変換器7
2を介して熱電対71からオン信号を入力すると、マイ
クロコンピュータ73が型空間3内への溶湯の充填が完
了したと判断する(第2図のグラフ参照)。
ュータ73に型温が設定値以上に」−昇して、変換器7
2を介して熱電対71からオン信号を入力すると、マイ
クロコンピュータ73が型空間3内への溶湯の充填が完
了したと判断する(第2図のグラフ参照)。
このとき、マイクロコンピュータ73は、第1ソレノイ
ド弁61をオフし、第2ソレノイド弁62に第1オン信
号を供給する。すると、局部加圧シリンダ52の第1油
室54内に低圧側リリーフ弁63により設定される低圧
の作動油が供給され、局部加圧プランジャ51が図示左
方向に変位する。このときの局部加圧プランジャ51の
加圧力は、第1油室54内に供給された低圧の作動油に
よって、所定のa造圧力の8割程度(例えば800kg
/cl)の局部加圧力に設定されている。よって、局部
加圧力が射出プランジャ41の加圧力より小さいため、
未だ凝固が進行していない初期凝固状態の型空間3内の
溶湯が湯口31からランナー25に逆流することはない
。
ド弁61をオフし、第2ソレノイド弁62に第1オン信
号を供給する。すると、局部加圧シリンダ52の第1油
室54内に低圧側リリーフ弁63により設定される低圧
の作動油が供給され、局部加圧プランジャ51が図示左
方向に変位する。このときの局部加圧プランジャ51の
加圧力は、第1油室54内に供給された低圧の作動油に
よって、所定のa造圧力の8割程度(例えば800kg
/cl)の局部加圧力に設定されている。よって、局部
加圧力が射出プランジャ41の加圧力より小さいため、
未だ凝固が進行していない初期凝固状態の型空間3内の
溶湯が湯口31からランナー25に逆流することはない
。
したがって、局部加圧力が型空間3内の溶湯に充分に加
わることによって、巣の防止効果が低下することはない
。
わることによって、巣の防止効果が低下することはない
。
なお、マイクロコンピュータ73は、型空間3内への溶
湯の充填が完了したと判断したと同時に、タイマーのカ
ウントを開始する。
湯の充填が完了したと判断したと同時に、タイマーのカ
ウントを開始する。
(第5工程)
マイクロコンピュータ73は、第2図のグラフに示すよ
うに、タイマーのカウントを開始してから第1所定時間
T1が経過すると、湯口31の溶湯の凝固が完了したと
判断する。このとき、マイク1ココンピユータ73は、
第1ソレノイド弁61をオンし、第2ソレノイド弁62
に第1オン信号を供給する。
うに、タイマーのカウントを開始してから第1所定時間
T1が経過すると、湯口31の溶湯の凝固が完了したと
判断する。このとき、マイク1ココンピユータ73は、
第1ソレノイド弁61をオンし、第2ソレノイド弁62
に第1オン信号を供給する。
すると、局部加圧シリンダ52の第1油室54内に高圧
側リリーフ弁64により設定される高圧の作動油か供給
され、局部加圧プランジャ51がさらに図示左方向に変
位する。このときの局部加圧プランジャ51の加圧力は
、第1油室54内に供給された高圧の作動油によって、
所定の@造圧力の2倍程度(例えば2000kg /
aa )の局部加圧力に設定されている。
側リリーフ弁64により設定される高圧の作動油か供給
され、局部加圧プランジャ51がさらに図示左方向に変
位する。このときの局部加圧プランジャ51の加圧力は
、第1油室54内に供給された高圧の作動油によって、
所定の@造圧力の2倍程度(例えば2000kg /
aa )の局部加圧力に設定されている。
(第6エ程)
マイクロコンピュータ73は、第2図のグラフに示すよ
うに、タイマーのカウントを開始してから第2所定時間
T2が経過すると、型空間3内の溶湯の凝固が完了した
と判断する。このとき、マイクロコンピュータ73は、
第1ソレノイド弁61および第2ソレノイド弁62をオ
フするとともに、タイマーのカウントを終了する。
うに、タイマーのカウントを開始してから第2所定時間
T2が経過すると、型空間3内の溶湯の凝固が完了した
と判断する。このとき、マイクロコンピュータ73は、
第1ソレノイド弁61および第2ソレノイド弁62をオ
フするとともに、タイマーのカウントを終了する。
また、駆動装置により可動プラテン23を図示右方向に
移動させることにより、可動型24を固定型22から離
間させて、所定の形状に形成されたダイカスト鋳物を押
出しプレート27により型2から取り出す。
移動させることにより、可動型24を固定型22から離
間させて、所定の形状に形成されたダイカスト鋳物を押
出しプレート27により型2から取り出す。
したがって、型空間3内への溶湯の充填が完了してから
溶湯が凝固するまで、常に適止な局部加圧力により溶湯
を加圧することによって、末期凝固中の溶湯が急激な圧
力上昇を生起しない。この結果、末期凝固状態における
型空間3内の凝固中の溶湯の移動が最小限となるので、
ダイカスト鋳物の偏析の発生を防止でき、且つ型2の破
損を防止できる。また、常に適止な局部加圧力が浴湯に
加えられているため、ダイカスト鋳物のひけ巣の成長が
抑えられるので、局部加圧力をかなり増大させる必要が
なく、切削巣不良も低減できる。
溶湯が凝固するまで、常に適止な局部加圧力により溶湯
を加圧することによって、末期凝固中の溶湯が急激な圧
力上昇を生起しない。この結果、末期凝固状態における
型空間3内の凝固中の溶湯の移動が最小限となるので、
ダイカスト鋳物の偏析の発生を防止でき、且つ型2の破
損を防止できる。また、常に適止な局部加圧力が浴湯に
加えられているため、ダイカスト鋳物のひけ巣の成長が
抑えられるので、局部加圧力をかなり増大させる必要が
なく、切削巣不良も低減できる。
(第7エ程)
ダイカスト鋳物を型2から取り出した後に、型2の表面
に離型剤を塗布し、スイッチを操作する。
に離型剤を塗布し、スイッチを操作する。
マイクロコンピュータ73は、スイッチからリセット信
号が送られてくると、第2ソレノイド弁62に第2オン
信号を供給する。すると、局部加圧シリンダ52の第1
油室54がドレーン油路69と連通して、局部加圧プラ
ンジャ51が図示右方向に変位して初期状態に戻る。同
時に、油圧制御装置により射出プランジャ41も図示左
方向に変位し゛C初期状態に戻される。
号が送られてくると、第2ソレノイド弁62に第2オン
信号を供給する。すると、局部加圧シリンダ52の第1
油室54がドレーン油路69と連通して、局部加圧プラ
ンジャ51が図示右方向に変位して初期状態に戻る。同
時に、油圧制御装置により射出プランジャ41も図示左
方向に変位し゛C初期状態に戻される。
したがって、近年のダイカスト鋳物の複雑化、薄肉化、
気密部品の増加、材料の多用化等の高度な要求に対して
も、ダイカスト鋳物の巣防止効果が充分に期待でき、且
つ局部加圧による偏析の発生を防止できる最適な局部加
圧タイミング、および最適な局部加圧力を得ることがで
きる。
気密部品の増加、材料の多用化等の高度な要求に対して
も、ダイカスト鋳物の巣防止効果が充分に期待でき、且
つ局部加圧による偏析の発生を防止できる最適な局部加
圧タイミング、および最適な局部加圧力を得ることがで
きる。
(変形例)
本実施例では、型空間内への溶湯の充填完了時を熱電対
等の温度センサにより判断したが、圧力センサにより型
空間内の内部圧力、あるいは射出通路内の内部圧力が所
定値に達した際に型空間内への溶湯の充填完了時である
と判断しても良い。
等の温度センサにより判断したが、圧力センサにより型
空間内の内部圧力、あるいは射出通路内の内部圧力が所
定値に達した際に型空間内への溶湯の充填完了時である
と判断しても良い。
本実施例では、湯口の溶湯の凝固完了時を溶湯の充填完
了時から第1所定時間経過後としたが、温度センサによ
り射出通路内の温度、あるいは圧力センサにより射出通
路内の内部圧力が所定値に達しな際に湯口の溶湯の凝固
完了時であると判断しても良い。
了時から第1所定時間経過後としたが、温度センサによ
り射出通路内の温度、あるいは圧力センサにより射出通
路内の内部圧力が所定値に達しな際に湯口の溶湯の凝固
完了時であると判断しても良い。
本実施例では、型空間内への溶湯の充填完了時の加圧力
を所定の鋳造圧力の8割程度としたが、所定の鋳造圧力
の8割程度以上(ランナー内圧力+α(湯口抵抗))以
内の範囲内であれば良い。
を所定の鋳造圧力の8割程度としたが、所定の鋳造圧力
の8割程度以上(ランナー内圧力+α(湯口抵抗))以
内の範囲内であれば良い。
例えば、(ランナー内圧力士α〉は所定の鋳造圧力の1
.1倍である。
.1倍である。
本実施例では、局部加圧力を2段階制御したが、局部加
圧力を3段階以上の多段階制御しても良く、連続的に増
加させても良い。
圧力を3段階以上の多段階制御しても良く、連続的に増
加させても良い。
本実施例では、射出プランジャおよび局部加圧プランジ
ャを油圧制御と電気制御とにより駆動したが、射出プラ
ンジャおよび局部加圧プランジャを電磁弁で構成すれば
電気制御のみで駆動できる。
ャを油圧制御と電気制御とにより駆動したが、射出プラ
ンジャおよび局部加圧プランジャを電磁弁で構成すれば
電気制御のみで駆動できる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す。
第1図はダイカスト鋳物の鋳造装置とその油圧制御装置
を示す断面図、第2図は局部加圧力および鋳造圧力と射
出開始からの経過時間との関係を表すグラフである。 第3図は従来のダイカスト鋳物の鋳造装置を示す断面図
、第4図は従来の局部加圧力および鋳造圧力と射出開始
からの経過時間との関係を表すグラフである。 図中 1・・・鋳造装置 3・・・製品用型空間 4・・・溶
湯射出袋W(充填手段) 5・・・局部加圧装置(加
圧手段)22・・・固定型 24・・・可動型 31・
・・湯口 53・・・駆動機構(制御手段)
を示す断面図、第2図は局部加圧力および鋳造圧力と射
出開始からの経過時間との関係を表すグラフである。 第3図は従来のダイカスト鋳物の鋳造装置を示す断面図
、第4図は従来の局部加圧力および鋳造圧力と射出開始
からの経過時間との関係を表すグラフである。 図中 1・・・鋳造装置 3・・・製品用型空間 4・・・溶
湯射出袋W(充填手段) 5・・・局部加圧装置(加
圧手段)22・・・固定型 24・・・可動型 31・
・・湯口 53・・・駆動機構(制御手段)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)固定された固定型と、 この固定型に密着した際に、前記固定型との間に製品用
型空間を形成する可動型と、 前記型空間内に向かって所定の鋳造圧力で溶湯を射出し
て、前記型空間内に湯口を通して溶湯を充填する充填手
段と、 前記型空間内の溶湯を前記湯口以外の箇所から局部的に
加圧する加圧手段と、 この加圧手段の加圧力を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記型空間内への溶湯の充填が完了した際に、前記加圧
手段の加圧力を前記所定の鋳造圧力程度に設定し、 前記湯口の溶湯の凝固が完了した際に、前記加圧手段の
加圧力を前記所定の鋳造圧力の2倍以上に増加させる ことを特徴とするダイカスト鋳物の鋳造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24193790A JP2961846B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | ダイカスト鋳物の鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24193790A JP2961846B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | ダイカスト鋳物の鋳造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123856A true JPH04123856A (ja) | 1992-04-23 |
JP2961846B2 JP2961846B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17081790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24193790A Expired - Fee Related JP2961846B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | ダイカスト鋳物の鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961846B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105903922A (zh) * | 2016-06-16 | 2016-08-31 | 中信戴卡股份有限公司 | 一种用于高压铸造的局部挤压装置 |
JP2016196009A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | 株式会社デンソー | 鋳造製品の製造方法 |
CN114173959A (zh) * | 2019-07-24 | 2022-03-11 | 芝浦机械株式会社 | 压铸机 |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP24193790A patent/JP2961846B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016196009A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | 株式会社デンソー | 鋳造製品の製造方法 |
CN105903922A (zh) * | 2016-06-16 | 2016-08-31 | 中信戴卡股份有限公司 | 一种用于高压铸造的局部挤压装置 |
US10201850B2 (en) | 2016-06-16 | 2019-02-12 | Citic Dicastal Co., Ltd. | Local extrusion device for high-pressure casting |
CN114173959A (zh) * | 2019-07-24 | 2022-03-11 | 芝浦机械株式会社 | 压铸机 |
US11813668B2 (en) | 2019-07-24 | 2023-11-14 | Shibaura Machine Co., Ltd. | Die casting machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2961846B2 (ja) | 1999-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107350449B (zh) | 压铸机及固液共存态金属的成形方法 | |
JP2011131225A (ja) | ダイカストマシンの射出装置および射出制御方法 | |
JP2008105055A (ja) | ダイカストマシン及びダイカスト鋳造法 | |
CN113677456A (zh) | 压铸机、带模具的压铸机、压铸机用控制装置以及压铸方法 | |
JP4258044B2 (ja) | 無孔質ダイキャスト装置 | |
JP2961218B2 (ja) | 加圧鋳造方法およびその装置 | |
JPS591059A (ja) | ダイカストマシンの射出速度制御方法 | |
JPH0236346B2 (ja) | ||
JPH04123856A (ja) | ダイカスト鋳物の鋳造装置 | |
JP2009131868A (ja) | ダイカストマシンの昇圧アキュムレータ用ブースタ及び制御方法 | |
JP2010201436A (ja) | ダイカストマシン及びダイカスト鋳造方法 | |
JPS6021225A (ja) | 射出圧縮成形方法 | |
JP6421679B2 (ja) | 鋳造製品の製造方法 | |
JP3141507B2 (ja) | ダイキャスト用の鋳造装置及び鋳造方法 | |
JP2021169111A (ja) | ダイカスト製造方法および装置 | |
JP5372626B2 (ja) | 射出成形装置及び射出成形方法 | |
JPH07227667A (ja) | ダイカスト鋳造法 | |
JP2959594B2 (ja) | 局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法 | |
JPH08215824A (ja) | 高圧鋳造機等の製品押出し方法及び装置 | |
JP2985516B2 (ja) | 鋳造装置 | |
JP2982493B2 (ja) | 鋳造装置 | |
JP2953195B2 (ja) | 鋳造装置 | |
JPH0531564A (ja) | 局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法 | |
JPS588942B2 (ja) | ヨウトウタンゾウオオコナイウルダイカストカナガタソウチ | |
JPH08281408A (ja) | ダイカスト方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |