JPH027416Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027416Y2 JPH027416Y2 JP12008382U JP12008382U JPH027416Y2 JP H027416 Y2 JPH027416 Y2 JP H027416Y2 JP 12008382 U JP12008382 U JP 12008382U JP 12008382 U JP12008382 U JP 12008382U JP H027416 Y2 JPH027416 Y2 JP H027416Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler
- cover
- fins
- cooler cover
- pipe
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、冷却器自体が貯蔵庫となる例えばロ
ールボンドタイプの冷却器において冷媒パイプと
冷却器の冷媒通路との接続部に、冷却器の切り起
こし等により生じる隙間を断熱材側と貯蔵庫側と
に密閉遮閉する冷却器カバーに関するものであ
る。
ールボンドタイプの冷却器において冷媒パイプと
冷却器の冷媒通路との接続部に、冷却器の切り起
こし等により生じる隙間を断熱材側と貯蔵庫側と
に密閉遮閉する冷却器カバーに関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点
第7図にて従来の冷却器カバーについて説明す
る。1は冷却器であり、2は断熱材側、3は庫内
側である。又、冷却器1の一部は長方形に切り起
こされて、断熱材側2と庫内側3との間に即ち、
冷却器1を貫通する開口4を形成している。5は
冷媒通路、6は冷却パイプであり、切り起し端部
7で両者溶接接合されている。8は開口4を覆ぐ
冷却器カバーであり、金属製材料よりなり前部に
切り欠き9、後部に切り起こされた爪10を有す
る。切り欠き9は、冷却器1の切り起こしの根元
11に引つ掛けられ係合し、爪10は、前記冷却
器1に形成された角穴12にかしめられ冷却器カ
バー8は冷却器1に固定されている。又13はパ
イプクランプであり、前記冷却器1の一部を切り
起こし端部を半円形状に曲げたものであり、冷却
パイプ6が冷却器1から浮き上がらないようにす
るものである。
る。1は冷却器であり、2は断熱材側、3は庫内
側である。又、冷却器1の一部は長方形に切り起
こされて、断熱材側2と庫内側3との間に即ち、
冷却器1を貫通する開口4を形成している。5は
冷媒通路、6は冷却パイプであり、切り起し端部
7で両者溶接接合されている。8は開口4を覆ぐ
冷却器カバーであり、金属製材料よりなり前部に
切り欠き9、後部に切り起こされた爪10を有す
る。切り欠き9は、冷却器1の切り起こしの根元
11に引つ掛けられ係合し、爪10は、前記冷却
器1に形成された角穴12にかしめられ冷却器カ
バー8は冷却器1に固定されている。又13はパ
イプクランプであり、前記冷却器1の一部を切り
起こし端部を半円形状に曲げたものであり、冷却
パイプ6が冷却器1から浮き上がらないようにす
るものである。
ところで、この従来の冷却器カバー8では、開
口のシール性が悪く、断熱材を発泡させた場合、
流動性に富んだ断熱材は、冷却器カバー8の全周
から庫内側にもれる可能性があり、このため、ポ
リエチレンフオームテープ及びシーラ等で幾重に
もシールする必要があり、作業性の面からもコス
トの面からも合理的でない等の欠点があつた。
又、冷却器カバーの固定の面からもかしめ作業が
必要であり工数が多い等の欠点があつた。
口のシール性が悪く、断熱材を発泡させた場合、
流動性に富んだ断熱材は、冷却器カバー8の全周
から庫内側にもれる可能性があり、このため、ポ
リエチレンフオームテープ及びシーラ等で幾重に
もシールする必要があり、作業性の面からもコス
トの面からも合理的でない等の欠点があつた。
又、冷却器カバーの固定の面からもかしめ作業が
必要であり工数が多い等の欠点があつた。
考案の目的
本考案は、合成樹脂材にて冷却器カバーを形成
し、シール性の向上とカバーの組込み作業性を向
上さすことを目的としている。
し、シール性の向上とカバーの組込み作業性を向
上さすことを目的としている。
考案の構成
この目的を達成するために、カバーを固定する
ための爪と、シール用のヒレをカバーの周縁に形
成し、かつ冷却パイプにそつてこのカバーを摺動
できるパイプクランプを一体に形成したものであ
り、パイプクランプを利用してカバーを開口方向
に導びくことによりその取付作業性を良好とし、
又、ヒレの密着によりそのシール性を向上するも
のである。
ための爪と、シール用のヒレをカバーの周縁に形
成し、かつ冷却パイプにそつてこのカバーを摺動
できるパイプクランプを一体に形成したものであ
り、パイプクランプを利用してカバーを開口方向
に導びくことによりその取付作業性を良好とし、
又、ヒレの密着によりそのシール性を向上するも
のである。
実施例の説明
以下、本考案の一実施例について第1図〜第6
図により説明する。なお従来例と同一のものにつ
いては同一番号を付記し、詳しい説明は省略す
る。第1図〜第3図で8はポリプロピレン等の合
成樹脂より形成した冷却器カバーであり、前端部
を除く3辺の周縁にはヒレ14を、またヒレ14
の裏面側には爪15を有する。16は前端部に設
けられた前部ヒレである。第4図は、ヒレ14お
よび爪15の要部詳細図であり、冷却器1と冷却
器カバー8がヒレ14と爪15により密着係合し
た状態を示す。図中実線は、冷却器カバー8単体
時(冷却器1と密着係合していない時)のヒレ1
4の形状であり、ヒレ14の先端17は爪15の
先端18より下方に位置するものである。冷却器
1と冷却器カバー8が密着係合した状態において
は点線にて示す如く、ヒレ14の先端17は冷却
器1に押し上げられて爪15の先端18より上方
に位置する。逆にヒレ14は元の形状(実線)に
戻ろうとし、冷却器1を押し下げる力が作用す
る。このため、冷却器カバー8と冷却器1は爪1
5を当たりにしてヒレ14部で密着係合する。
図により説明する。なお従来例と同一のものにつ
いては同一番号を付記し、詳しい説明は省略す
る。第1図〜第3図で8はポリプロピレン等の合
成樹脂より形成した冷却器カバーであり、前端部
を除く3辺の周縁にはヒレ14を、またヒレ14
の裏面側には爪15を有する。16は前端部に設
けられた前部ヒレである。第4図は、ヒレ14お
よび爪15の要部詳細図であり、冷却器1と冷却
器カバー8がヒレ14と爪15により密着係合し
た状態を示す。図中実線は、冷却器カバー8単体
時(冷却器1と密着係合していない時)のヒレ1
4の形状であり、ヒレ14の先端17は爪15の
先端18より下方に位置するものである。冷却器
1と冷却器カバー8が密着係合した状態において
は点線にて示す如く、ヒレ14の先端17は冷却
器1に押し上げられて爪15の先端18より上方
に位置する。逆にヒレ14は元の形状(実線)に
戻ろうとし、冷却器1を押し下げる力が作用す
る。このため、冷却器カバー8と冷却器1は爪1
5を当たりにしてヒレ14部で密着係合する。
第5図は前部ヒレ16の要部詳細図であり、冷
却器1と冷却器カバー8が密着係合した状態を示
す。又、実線は、冷却器カバー8単体時(冷却器
1と密着係合していない時)のヒレ16の形状で
ある。冷却器1と冷却器カバー8が密着係合した
状態においては点線に示すヒレ16は冷却器1に
押し下げられる。逆にヒレ16は元の形状(実
線)に戻ろうとし冷却器1を押し上げる力が作用
する。このため冷却器カバー8と冷却器1はヒレ
16部で密着する。
却器1と冷却器カバー8が密着係合した状態を示
す。又、実線は、冷却器カバー8単体時(冷却器
1と密着係合していない時)のヒレ16の形状で
ある。冷却器1と冷却器カバー8が密着係合した
状態においては点線に示すヒレ16は冷却器1に
押し下げられる。逆にヒレ16は元の形状(実
線)に戻ろうとし冷却器1を押し上げる力が作用
する。このため冷却器カバー8と冷却器1はヒレ
16部で密着する。
ところで、19はパイプクランプであり、冷却
パイプ6と係合できるよう断面が半円形状のガイ
ド部19aを一対有する。又パイプクランプ19
はリブ20により上下方向に補強され、冷却器カ
バー8の本体及びヒレ14部にわたつて取り付け
られている。第6図に示すように、パイプクラン
プ19は冷却器カバー8に対して、ある一定の角
度で取り付けられている。つまり、前記冷却器1
と冷却器カバー8が密着係合した状態において
は、ヒレ14は、冷却器1に押し上げられるわけ
であるが、この状態で、パイプクランプ19のガ
イド部19aが冷却パイプ6とが、平行となるよ
う、あらかじめ押し上げられて、傾斜する分だけ
角度をつけてある。
パイプ6と係合できるよう断面が半円形状のガイ
ド部19aを一対有する。又パイプクランプ19
はリブ20により上下方向に補強され、冷却器カ
バー8の本体及びヒレ14部にわたつて取り付け
られている。第6図に示すように、パイプクラン
プ19は冷却器カバー8に対して、ある一定の角
度で取り付けられている。つまり、前記冷却器1
と冷却器カバー8が密着係合した状態において
は、ヒレ14は、冷却器1に押し上げられるわけ
であるが、この状態で、パイプクランプ19のガ
イド部19aが冷却パイプ6とが、平行となるよ
う、あらかじめ押し上げられて、傾斜する分だけ
角度をつけてある。
次に、冷却器カバー8の取り付け方法について
第1図で説明する。まず、パイプクランプ19の
ガイド部19aを冷却パイプ6の21部に引つかけ
て懸垂させておく。そして矢印方向に滑走させ冷
却器カバー8の前部の切り欠き9を冷却器1の切
り起こしの根元11に引つ掛ける。次に冷却器カ
バー8を上から押すと、爪15が開口4の縁を越
えて第2図の如く下縁に係合し、よつてヒレ14
が冷却器上に密接して冷却器1に密着係合させる
ものである。
第1図で説明する。まず、パイプクランプ19の
ガイド部19aを冷却パイプ6の21部に引つかけ
て懸垂させておく。そして矢印方向に滑走させ冷
却器カバー8の前部の切り欠き9を冷却器1の切
り起こしの根元11に引つ掛ける。次に冷却器カ
バー8を上から押すと、爪15が開口4の縁を越
えて第2図の如く下縁に係合し、よつてヒレ14
が冷却器上に密接して冷却器1に密着係合させる
ものである。
考案の効果
上述のように本考案は、冷媒パイプと冷却器の
冷媒通路との接続部に形成された開口をこの開口
に密着係合するヒレ及び爪を有し、冷却パイプに
懸垂、滑走できるガイド部を有するパイプクラン
プを一体に形成したもので、ヒレと爪によりシー
ル性が良好となり、従来のシール作業が不必要か
又は極く簡単であり、更にガイド部により冷却器
カバーの組込み作業性の向上を計れる等の効果を
有するものである。
冷媒通路との接続部に形成された開口をこの開口
に密着係合するヒレ及び爪を有し、冷却パイプに
懸垂、滑走できるガイド部を有するパイプクラン
プを一体に形成したもので、ヒレと爪によりシー
ル性が良好となり、従来のシール作業が不必要か
又は極く簡単であり、更にガイド部により冷却器
カバーの組込み作業性の向上を計れる等の効果を
有するものである。
第1図は本考案の冷却器カバーを有する冷蔵庫
の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図の−
′線における断面図、第3図は平面図、第4図,
5,6図は要部詳細の断面図、第7図は従来例を
示す斜視図である。 6……冷媒パイプ、5……冷媒通路、4……開
口、14……ヒレ、15……爪、19a……ガイ
ド部、19……パイプクランプ、8……冷却器カ
バー。
の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図の−
′線における断面図、第3図は平面図、第4図,
5,6図は要部詳細の断面図、第7図は従来例を
示す斜視図である。 6……冷媒パイプ、5……冷媒通路、4……開
口、14……ヒレ、15……爪、19a……ガイ
ド部、19……パイプクランプ、8……冷却器カ
バー。
Claims (1)
- 冷媒パイプと冷却器の冷媒通路との接続部に形
成された開口に密着係合するヒレ及び爪を有し、
かつ前記冷却パイプに懸垂し、滑走可能なガイド
部を有するパイプクランプを合成樹脂で一体に形
成した冷却器カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12008382U JPS5925070U (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | 冷却器カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12008382U JPS5925070U (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | 冷却器カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5925070U JPS5925070U (ja) | 1984-02-16 |
JPH027416Y2 true JPH027416Y2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=30275341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12008382U Granted JPS5925070U (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | 冷却器カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925070U (ja) |
-
1982
- 1982-08-07 JP JP12008382U patent/JPS5925070U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5925070U (ja) | 1984-02-16 |
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